【写真を見る】「超絶かわいい」と話題にもなったツインテール姿の今田美桜
神尾葉子原作の人気漫画で、2005年、2007年に連続ドラマ、その後映画も公開され社会現象を巻き起こした「花より男子」。その新たな恋の物語「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週火曜夜10:00-11:07、TBS系)が放送中。“花男”のF4が卒業してから10年後の英徳学園を舞台に、主人公の江戸川音(杉咲花)と神楽木晴(平野紫耀)と馳天馬(中川大志)の恋模様が描かれる痛快青春ラブコメディー。その英徳学園を牛耳るC5の紅一点で小悪魔な真矢愛莉を演じるのが、今田美桜だ。かわいらしい見た目と声、作品によってまったく異なる雰囲気を醸し出して見る者を驚かし、魅了する彼女に、ドラマやプライベートのことなどたっぷり語ってもらった。
――今回演じる愛莉はどんな役ですか?
今までクールな役を演じたことはありましたが、こんな役は初めてというくらい小悪魔で意地悪な子です(笑)。初めて演じる役柄で難しさはあるかもしれませんが、原作漫画がありますし、キャラクターの表情が見れますから、そこに寄せていけたらと思っています。原作は何度も読み返していますね。
――第1話で見せた小悪魔ぶり、素晴らしかったです!
本当ですか!? 監督さんにアドバイスをいただきながら、楽しんで小悪魔な愛莉を演じているんですが、不安もあったのでうれしいです!
――原作漫画では、愛莉がレンガを投げつけるシーンが印象的でした。そのシーンも劇中に盛り込まれるとか。
そうなんです! まだ今お話している時点では撮影してないんですけど。私、あまり運動が得意ではないので、レンガをちゃんとコントロールできるかが心配で(笑)。野球とか練習しておいた方がいいですかね?
――重いものを投げる練習をした方がいいと思いますよ。
確かにそうですね。愛莉はドラマのなかでも、ふとした瞬間に怪力さを見せないといけないので、「漫画の愛莉そのままだ」と思ってもらえるように頑張ります!
――役に共感できる部分はありますか?
共感できる部分はなかなかありませんが、私自身、漫画を読んでいてすごく大好きになったキャラクターなんです。最初はめちゃくちゃ意地悪ですけど、晴を一途に思い続けていたり…初恋の人をずっと思い続けるってとてもロマンチックですよね。音ちゃんに対する意地悪も、晴が好きだからこそで。誰かを一途に思えるところはすごくステキだなと思います。漫画では、音ちゃんと出会って意地悪な性格も徐々に変化していきますし、本当に魅力的なキャラクターなんです。見てくださる皆さんにも、そんな愛莉の魅力を伝えていけたらいいなと思っています。
[PAGE]愛莉の後ろ姿にも注目!
――愛莉はビジュアルも印象的ですね。
そうなんです! 後ろ姿を見てください! 髪形は毎回編みこんでもらっているので、ヘアメークさんが大変だと思いますけど、かわいいですよね。あと、C5の制服は採寸をして作っていただいたオーダーメードなんです。F4は私服でしたけど、C5はブラックジャケットがトレードマークということで、着崩さず、ピシッと着ています。でも、アクセサリーはキラキラしたものをつけていて、靴もヒールですし、ネイルにはパールをつけていたりして。他の生徒とはケタ違いのお金持ち感が出ていると思います(笑)。
――C5というメインキャラクターを演じることや、紅一点、男性陣のなかに入って演じることの大変さはありますか?
“花男”は私も大好きで見ていたので、F4の意思を引き継ぐC5のメンバーに自分がいることに少し不安を感じていました。しかも紅一点で、私自身が人見知りでもあるので、現場でうまくやれるかなという不安もあって。でも、皆さん同世代ですし、本当に気さくな方々ばかりで、毎回笑いが絶えないんです。今日の撮影合間も海斗役の濱田龍臣さんが持っている小道具のタブレットで、面白い写真を撮ってみんなで遊んでいました(笑)。
――そんな和気あいあいとした現場で作りだされる本作の見どころは?
もちろん晴と音ちゃんと天馬くんの三角関係は見逃せませんが、愛莉としては、音ちゃんに出会ったことで見せる成長が見どころですね。原作のように、意地悪をし続けていた相手の恋を応援してあげる展開になったら…泣けちゃうんじゃないかな(笑)。でも、その心の奥にある優しさとか、感情の変化はしっかりと見せていけたらいいなと思っています。
[PAGE]「後悔しなきゃ成長もできない」
――昨年は「僕たちがやりました」や「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(2017年、共にフジテレビ系)など注目作に多数出演されていました。印象がどの役も違っていて、愛莉を演じる今田さんがあの2作品に出ていた方だと気付きませんでした…。
本当ですか!? そう言っていただけるのはうれしいです! 私は元々女優になるのが夢で、福岡から1年半前に上京してきました。そんなふうに言っていただけるくらい、いろいろな役を演じられるように育ててくださった事務所の方々にはすごく感謝しています。これからもたくさん作品に出て、いいお芝居をして、恩返しをしてきたいです。
――その1年半で携わった作品でたくさんの方々に出会っているかと思いますが、印象的な方はいましたか?
思ったようにうまく表現ができなくて、悔しくて現場で泣きそうになったことがあったんですが、そんなとき、ある監督さんから「こういう仕事は一生後悔し続けるものだ」「後悔は一生忘れないし、後悔しなきゃ成長もできない」「その後悔をバネにできるように頑張りなさい」という言葉をいただいて。それは確かにそうだなと思って。もしできなかったことがあっても、「次はできるように」と気持ちが切り替えられるようになりました。これからは後悔をバネにして、憧れている満島ひかりさんのような、演技に幅のある女優さんになることが目標です。
――アクションや乗馬のレッスンもされているそうですね? 演技の幅を広げるという意味でも今後生きてきそうでしょうか?
そうですね。アクションや乗馬は、最初は自分には難しいと思っていたのですが、やらせていただくうちに好きになりました。最近はあまりレッスンに行けていないので、もっとしっかりスキルを上げて、いつかお仕事に生かせたらいいなと思っています。
――今回の愛莉は馬に乗っていそうなキャラクターですよね。
確かに! 白馬に乗ってそう(笑)。もしかしたら、今後そういうシーンが出てくるかもしれないので、少しでも時間が空いたら乗馬教室に行っておきます!(笑)
[PAGE]今、ハマっていることは…?
――レッスン以外でハマっていることはありますか?
フィルムのハーフカメラにハマっています。たまたま見つけたカメラのビジュアルがめっちゃかわいくて、「これ何ですか?」とお店の方に聞いたら、それがハーフカメラだったんです。実際に撮影をしてみたら、仕上がりもすごくかわいくて。元々フィルムの写真のテイストが好きだったこともありますが、ハマっちゃいました。
――写真はどんなものを撮るんですか?
何でも撮ります。でも、特に…ビルとビルの間とか、狭い道を撮るのが好きです。もっと細かく言うと、ビルとビルの間の抜けの感じがすごく好きで(笑)。ちょっと散歩に出かけて「あ、ここ!」と思って撮ったりすることがあります。あとは、お花も撮りますね。
――かわいらしい!
よかった(笑)。
――普段からカメラを持ち歩いているんですか?
持ち歩くときは、ハーフカメラかインスタントカメラですね。軽さ重視で(笑)。フィルムカメラを使って撮影をされる奥山由之さんというカメラマンさんがいらっしゃって。奥山さんの写真展を見に行ったことがあるんですが、作品がすごくキレイでかわいかったんです。いつか撮っていただきたいなと思っています。
――カメラの他にハマっていることはありますか?
最近はお料理もしています。友達がすごく褒めてくれたのは、チンゲンサイとサケのクリーム煮と、ダイコンとがんもどきの煮物ですね。
――おぉ!
「おぉ」って言ってもらえた!(笑)
――「最近料理始めたんだ」と言って、その2品が出てきたら驚きますよ!
本当ですか? 実は結構、簡単なんですけどね(笑)。これまで全く料理をしたことがなかったので、まだまだ初心者ですが、これからレパートリーを増やしていく予定です!(ザテレビジョン・平野智枝子)