米誌『SHAPE』11月号にて、ドラマ『リバーデイル』でヴェロニカ・ロッジを演じる女優カミラ・メンデス(24)が、自身が抱える過食症の症状や公に話すことの大切さについて語った。
カミラ・メンデスは高校時代から摂食障害に苦しんでおり、芸能界に入ってからも食べ物との付き合いには常に不安がつきまとっていたという。
「常に自分を罰していたの。健康食品を口に入れるのさえ不安を感じていたわ。自分が食べていたものを全て把握することにエネルギーを費やしていたし、何か間違ったことをしているのではないかっていつも不安だった」とカミラは語る。
以前は炭水化物を摂取すると太るという不安に駆られ、パンやご飯を1週間ほど我慢しては大量に食べ、その後吐くことを繰り返していた。しかし1年ほど前からセラピストや栄養士に会うようになり、バランスのとれた食事が長い目で見て最も彼女を健康にしてくれることを学んだという。
カミラは昨年秋にSNSで摂食障害との闘いを公表しているが、これはとても難しい決断だったと認めたうえで次のように述べている。
「自分にはSNSというプラットフォームがあると気付いたの。自分に憧れるたくさんの若い女性や男性らの声を前向きに捉えて活かしたら、ものすごいパワーになるでしょう。1200万のフォロワーにありのままの自分を晒すのは決して容易いことではない。でもこれがありのままの私なの。」
今年のはじめには、SNSでダイエットを完全にやめたと宣言したカミラ。心を強く持ち、集中し、幸せでいるために心がけていることや、時に自己否定的になってしまう時の対処法があるという。
「心から楽しむことができる時間を作ること。私の場合はヨガやピラティスね。必要なら助けを求めること。そして何よりも、不安に打ち勝つ自信と強さを身につけること。自分が太っているとか醜いとか…頭の中の声は完全には消えないわ。とても静かになっただけね。だから鏡の中の自分が気に入らないこともあるけど、もう考えないようにするの。自分を批判するのは自然なことだと思う。でも乗り越えられるかも、自分次第よ。そういう時は、自分に『すごい素敵よ。今が最高な時、楽しみなさい』って言ってあげるの。」
若いセレブの間で自然な体型を受け入れる動きが広がっているなか、今回のメッセージでその運動に賛同する形となったカミラ。今後もこういったポジティブなメッセージをセレブが発信することで、体型の捉え方に関する良いイメージが広がることを願いたい。
画像は『camila mendes 2018年10月11日付Instagram「november issue of @shape on stands 10/16!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ミカ・シスラー)