3月中旬に自宅前で話を聞くと、丁寧に答えた今井
「トリノ五輪前の'04 -'05 シーズンではワールドカップで優勝し、世界ランキングの1位に躍り出ます。当然、メダル獲得を期待されてオリンピックに臨みましたが、結果はケガの影響とプレッシャーで予選落ち。期待が大きかっただけに、帰国後はバッシングにさらされました」(スポーツ紙記者)
《オリンピック後、1年くらいは家からほとんど出られずに引きこもっていました。それから母ともケンカして、家を飛び出してしまいました》(『週刊女性』'12年10月2日号)
都内のマンションにすでに引っ越し
「トリノ五輪の翌年、彼女が客の待つホテルなどに派遣されて性的サービスをするデリバリーヘルスに勤めていたことを、週刊誌などが報じました。また、22歳のときに長男を出産しましたが、すぐに離婚。その翌年に再婚し第2子になる女児を出産するも、結婚生活は1年ほどで破綻。シングルマザーとして、今まで2人の子どもを育ててきたのです」(芸能レポーター)
「小学校に通う2人のお子さんが今年1月に都内に転校されたんです。なんでも、メロさんが再々婚されるそうで、新しくお父さんになる方の職場近くに住むために引っ越されたそうですよ。そういう費用なども、その男性が用意したそうなので、お金に余裕のある方なんじゃないかって、近所では話題になっていましたね」(小学校の保護者のひとり)
「彼女は親しいお母さん友達には、『児童扶養手当』を受給していると話していたそうなんです。シングルマザーだから不思議ではないんですが、彼女は外車に乗ったりして、生活状況はとてもお金に困っている感じではなかった。もしかしたら不正受給しているんじゃないかって疑う人もいましたね」(過去に住んでいた自宅の近隣住民)
「'17年に今井さんはセクシービデオに出演しましたが、そのときに支払われた出演料は2本で2000万円でした。これを一括ではなく、毎月100万円ずつ20回にわたって払っていましたからね。
「彼女は'16年から今の事務所に所属していて、初めは事務所の顧問税理士さんに確定申告を任せていたんです。ですが、セクシービデオのギャラが入ると、“税金は自分で申告するから”と言って、税理士さんを断ったんですよ。
今井さんに税金の知識があるとは思えないし、そのときは何でそんなことをするのかわからなかったんですが、児童扶養手当の不正受給が本当だとしたら、そういうことだったんだって感じですね」(同・元事務所スタッフ)
「今井メロと弊社との専属契約は'21年10月まで残っており、セクシービデオ2作品のギャラとして2000万円を支払ったのは事実です。ただ支払いの仕方などはお答えできません。また、児童扶養手当の不正受給に関してはいっさい聞いていません」
「プライバシーの問題で、個別のことに答えることはできません。住民税の申告を基準に支給を判断していますが、虚偽の申告だとしたら、それは別の部署の問題となります。そのうえで手当が過払いだとわかれば、われわれはご返金を求めることになると思います」
「仮に確定申告をせず所得を隠していた場合(かつそれが調査でも発覚しなかった場合)は、児童扶養手当を受給することができてしまいます。もっとも、これが不正受給になることは言うまでもありません。
─こちらに引っ越されたということは、ご結婚の準備が進んでいると?
「そうですね。公表するかどうかも考えていまして……」
(あっさり再々婚を認める)
─すでに入籍されて?
「してません。してません」
─今回はどんな方ですか?
「一応、企業の社長さんです」
─いつごろから交際に?
「4年くらい前に知り合い、友人として普通に相談ごとなどをする仲だったんです。交際が始まった時期については、相手があることなので詳しくは話せませんが、子どもたちが自然に彼と話しているなって。
世間的には不正と思われても
─今まで児童扶養手当を受給されていましたよね?
「そうですね。シングルマザーでずっと生活をしてきているので」
(そう言うと、不審そうに記者の顔を見る)
─昨年くらいまで受給されていた?
「ちょっと、それについては詳しくはごめんなさい。何も言うことができません」
─シングルマザーでも、年収が基準を超えると不正受給になるのはご存じでしたか?
「はいはい。でも、今は何も言うことができないんです。すみません。今は時間がないので、すみません……」
─児童扶養手当はもらってはいたが、収入が基準を超えていたときはもらっていない?
「はい。手当に関しては、収入があった……、いつの時期に、どうしていたかはお答えしたくないのですが……。収入は確かにありました。申告したうえで、もらえる額というのは決まっています。ただ、いろんな債務に追われていて……」
─年間1000万円ほど収入があっても、大部分を借金返済に充て、生活費は国が定めた268万円以下だった?
「情けない話ですが、そうなんです。月々の返済額もそうですし、そういった証明もあるんです。それを身近な人は知っているんですが、世間的に見れば“不正しているんじゃないの?”って思われてもしかたないのかなあって思いますね。事実はそういうことなんです。債務はすべて返すことはできたんです。本当にリアルな話ですみません」
─借金を返済して、新たなパートナーも見つけて、再スタートを切るということ?
「今後は、自分が取得しているスノーボードの審判員と指導員の資格を生かした活動をしていきたいです。芸能活動は考え中です。セクシーな仕事に関しては結婚後はもちろんするつもりはありません」