甲府公演のあと、スタッフに守られ足早にタクシーに向かう海老蔵
3月1日からスタートした市川海老蔵特別公演『源氏物語 第二章 ~朧月夜より須磨・明石まで~』。北海道から九州までの全国23都市を回る公演は、4月7日まで続く。
そんな中、3月22日は長男の勸玄くんの誕生日パーティーのため、東京・八王子公演が終わると急いで帰宅。子どもたちのためにスペシャルゲストまで用意するほどの気合の入れようだった。
しかも、翌日には手作りのカレーを振る舞うなど、素敵なパパぶりをブログにアップしている。
そんな子どもたちも、春からは新たなスタートを切る。
「4月からは長女の麗禾ちゃんが小学校に入学します。そのため、海老蔵さんをはじめとして、母親の希実子さんや麻央さんの姉である麻耶さんとそのお母さままで、家族一丸となってお受験を支えたそうです」(芸能レポーター)
私立の名門小学校に娘を入れることは、亡き妻である麻央さんからのたっての願い。
'17年11月1日付の彼のブログにも、
《麗禾のお受験があり麻央から2年前からこの時期はお休みしてね。と言われていました。麗禾のお受験、一緒にしたかったろうな、、》
と、思いをつづっている。
「麻央さんは麗禾ちゃんだけでなく、成田屋の跡取り息子の勸玄くんも1歳半のころから、ご自宅から車で15分ほどのセレブ託児所に預けていました。
ここはお受験に特化し、1日10時間ほどの保育で授業料は年間200万円ほど。未来の團十郎になることが決まっていても、子どもたちの教育のことを彼女は真剣に考えてらっしゃったんでしょうね」(芸能プロ関係者)
昨年11月上旬、そんな麻央さんの思いを胸に、海老蔵は有名私立小学校のお受験に姿を現している。
「ここは海老蔵さんが幼稚園から高校の途中まで過ごした、ゆかりのある学校。しかも、歌舞伎役者の子どもが多く通うことで知られています。
また、この学校の卒業生などで作られた成田屋の後援会もあるほどです。そんな事情を考え、麻央さんもこの学校を望んでいたという話がありますよ」(テレビ局関係者)
実は麗禾ちゃんは、幼稚園のお受験ではこの系列校に合格していたという。しかし、麻央さんががんの闘病中ということもあり、結局は別の幼稚園へ通った経緯があるのだ。
「この系列の幼稚園や小学校は、バザーや学芸会など、お母さんが何かと参加しなければならない行事が多いんです。もちろん、おばあさまなどが代理で来られても問題ないのでしょうが、そうなるとお子さんが肩身の狭い思いをすることもあるでしょう。そのため、幼稚園は辞退したのかもしれませんね」(この学校へ通わせる保護者のひとり)
ブログも貴重な「収入源」
それ以外にも、この有名私立小学校には、海老蔵を悩ませるハードルがあるという。
「実は海老蔵が頻繁に更新しているブログについて、学校側は快く思っていないようなんです。子どもの私生活を出すような内容については、幼稚園受験のときにも注意されたとか。それを海老蔵は“それは命令ですか?”と答えたそうですよ」(スポーツ紙記者)
そんな彼が娘の進学先として思いをめぐらせた別の学校があるという。盟友である市川右團次の息子・右近くんが通う難関私立小学校だ。
「右團次さんも右近くんのことをブログに頻繁にアップしていますが、学校からのおとがめはまったくないようです。
優秀な麗禾ちゃんは実はその学校も、大学までエスカレーターで進学できますし、メリットは大きい。海老蔵さんも娘の進学先として真剣に悩んでいるようでしたね」(別のスポーツ紙記者)