牧瀬里穂
《誠に勝手ながら、当店は'21年1月31日を持ちまして、営業を終了することになりました》
「昨年12月に京都のタピオカ店が閉店。さらに、1月に入ってから都内に3店舗あったカレー店のうち、2店舗が閉まったんです」(芸能プロ関係者)
「'90年に公開された映画『東京上空いらっしゃいませ』と『つぐみ』で毎日映画コンクール新人賞など、各映画賞の新人賞を総なめに。清純派のイメージでCMにも多数出演し、当時のCM契約本数は10社以上になりました」(スポーツ紙記者)
超セレブ生活に落ちた影
「“デートのお迎えはロールスロイス”“夫は前歯にダイヤモンドを埋め込んでいる”といったセレブぶりが話題に。当時、NIGOさんの年収は5億円と報じられ、“玉の輿婚”と言われましたね」(同・スポーツ紙記者)
「'11年にBAPEを手がけていたNIGOさんの会社『ノーウェア』が、香港の大手アパレル会社に買収されたんです。ノーウェアは'09年、'10年と2年連続で2億円前後の赤字を出し、金融機関への借入金や賃料などと合わせて、負債総額は40億円にのぼったそう。NIGOさんは負債を担保するため、ブランドを売却しました」(前出・芸能プロ関係者)
「'10年に『カリーアップ』原宿店をオープンし、'17年に新宿店、'18年には中目黒店を出店しました。'19年には、“タピオカブーム”に乗って、京都にタピオカ店『オツモパール』を開きました。どのお店も、すごい人気でしたよ」(同・芸能プロ関係者)
「'16年に出演したバラエティー番組では、東京の街並みが一望できる都内の高級タワーマンションに住んでいることや、2000万円のダイニングテーブルや1脚200万円のイスを使っていることが話題に。京都には、牧瀬さん専用の茶室をそなえた別荘もあるんですよ」(同・芸能プロ関係者)
「このお店は'19年5月にオープンしました。10~20代の若い人を中心に人気で、連日大行列ができていましたよ。でも、気がついたらお店に張り紙がされていたのでビックリしました」(タピオカ店近隣の店舗スタッフ)
出前を続けていくのも難しいのでは……
「昨年4月に新型コロナウイルスで“緊急事態宣言”が発令されたことを受けて、4月16日から5月7日まで営業を自粛しました。営業再開後は、入店するお客さんの数を制限したり、営業時間を短縮していて、以前より明らかに客足が減っているように見えました」(同・近隣の店舗スタッフ)
『カリーアップ』の2店舗が営業できなくなったのも、コロナの影響が大きかったようだ。
「1か月間、営業を自粛していました。自粛明けはお客さんの数が減っていましたね。結局、1月17日をもって閉店。今後は、ウーバーイーツを中心にやっていくようですが、スタッフの間では“出前を続けていくのも難しいのでは?”という声があがっています」(『カリーアップ』関係者)
「ルミネは、緊急事態宣言が解除されるまで1か月臨時休館になりました。休業中もテナント料を負担しなければならなかったので、NIGOさんのお店にとってはかなり痛手だったといいます。ルミネに入っているほかの飲食店の中には、コロナの影響で閉店したお店もあったので、“あのお店もそうなのかな?”とウワサになっていました」(近隣の店舗スタッフ)
「10年前に、NIGOさんの会社が負債を抱えたときのことを思い出しているのでしょう。当時は、夫婦で住んでいた都内の豪邸と衣装部屋として使っていた六本木ヒルズのペントハウスを手放すことになりました。彼女は生活が一転したことに戸惑っていたので、もうあのときのような思いをしたくないのでしょう」(牧瀬の知人)
「コロナが原因ではありません。閉店ではなく、次の事業を始めるための準備として一時的に閉めたと聞いています」
「NIGOさんは、昨年6月にルイ・ヴィトンともコラボしています。本業であるデザイナーの仕事が順調なので、今回の飲食店の閉店は、夫婦の生活にはそこまで影響しないと思いますよ」(前出・牧瀬の知人)
“セレブエクスプレス”は止まらない!?