(右)Snow ManデビューCDに収録されたセクシーになったラウールと、わずかその1年前のラウール(左)あか抜け感がすごい
「本当に16歳なの!?」
「彼のいちばんの武器は、いまや185センチまで成長したという身長ですね。Snow Manは比較的ジャニーズとしては平均身長が高めのグループですが、その中ではもちろん、ジャニーズ内でも、もっとも背が高い子になります」
「リップスティックやグロスといった女性向けの商品です。そのビジュアルの色気に、“本当に16歳なの!?”と驚きの声があがり、大きな話題を集めました」(前出の記者)
「もともとラウールは、『ジュニアBOYS』という期間限定ユニットのメンバーとして登場したのが最初だったと思います。当時はまだ普通のあどけない少年で、入所したてのJr.たちを中心にしたユニットで、アニメの『忍たま乱太郎』の主題歌を歌ったり、その曲がファミリーマート予約限定という、特殊な流通形式でシングルを出したこともありました。
まだまだいる、ハーフ&クオーター
「ラウールと同じSnow Manの向井康二は母親がタイ人です。同時デビューしたSixTONESのジェシーは父親がアメリカ人。そしてSexy Zoneにはドイツ人の父親を持つマリウス葉がいます。向井はダンスやトーク、ジェシーは歌、マリウスはインテリ性がある一方で天然キャラが愛され、みんなそれぞれの魅力を発揮しています」
「ジャニーズWESTの中間淳太の父親は台湾人で、関西ジャニーズJr.のAぇ!groupの草間リチャード敬太はアメリカ人とのハーフです。ほかにも過去現在問わず、何人かハーフのJr.はいます。また、東山紀之がロシア系のクオーターだと公表したことがありました。A.B.C-Zの橋本良亮や、Sexy Zoneの中島健人もクオーターのようです」
「ダイバーシティーの時代ですからね。本格的な海外進出もジャニーさんの夢でしたから、今後、これまでにいなかったアジア系を含め、各グループにハーフやクオーターの子がいるのは当たり前の時代になるかもしれません。ただし、ジャニーさん亡きいま、今後の成長や活躍を見抜けるかどうかわかりませんが……」
<取材・文/渋谷恭太郎>