(写真左上から時計回り)田原俊彦、郷ひろみ、さだまさし、氷川きよし、松田聖子、柏木由紀
業界内は絶望的な状況
「毎年開催している東京プリンスホテルさんと打ち合わせをしているのは事実ですが、現時点で開催するかどうかも決まっていません」
「今年もディナーショーを開催する予定ですが、情報公開はまだでして、どなたのショーを開催するのかなど、細かいことはお話しできません」
今年68歳でも“なによりもファンのために活動”
「レギュラー番組もありますし、がむしゃらに稼ぐ必要はないはずです。そんな彼がやり続けるのは、なによりもファンのためでしょう。ファンが来てくれるから。ファンのおかげで自分がある。そういった気持ちが強い人なのです」
「コロナ禍で全国ツアーの開催は来年に延期することになりました。この状況がいつまで続くかわからないので、あくまで予定。開催できればいいのですが……」
「'78年から42年間、毎年1~3月はレコーディング、そのあとに全国ツアーを行い、最後にクリスマスディナーショーというスケジュールをずっとやらせていただいてきました。本人は楽しんでやっていたのですが、移動も大変ですし、ずっと緊張感を持ってやってきたので、全国ツアーだけ、今回でお休みさせていただければとのつもりでした」
「ディナーショーはホテル側からお話があれば、来年もやらせていただきたいです。毎年各地で開催していましたが、ホテル側が“今年はやらない”という決定をしたので、今年はニューオータニさんだけで開催することになりました。今年は旅行に行けない人も多かったでしょうから、クリスマスぐらいはおいしい食事とお酒を楽しんでいただければ」
意地をかけても……
「彼女にとって40周年はとっても大切な時期。でもコロナでライブも開催できない。そこで彼女が“最後の砦”に据えるのはディナーショーのはず。彼女のディナーショーのチケットは一瞬で完売してしまうほど人気があるんです。毎年ファンが楽しみにしているディナーショーだけは、意地をかけても開催すると私は見ています。きっと聖子ちゃんらしいディナーショーが今年も見られると思いますよ」
「年末になったらやっていたというだけで、彼の場合は聖子ちゃんと違い、ディナーショーへのこだわりはそこまで強くない。50周年という特別な年は来年だし、ライブの中でファンとの絆をつなげるし、特別な演出でぶち上げればいい。特別なライブにはなると思いますよ」(川内さん)
「彼はカーレースに夢中なんですよ。それでも、ライブツアーやディナーショーを毎年行っていました。後輩に“俺はまだ現役だぞ”とアピールするためなんでしょうが、コロナで開催は難しいのかもしれませんね」(川内さん)
ファンと触れ合うようなことも難しい
「今年は開業130周年を迎えることから、宿泊がセットとなった特別プランを企画しました。宿泊は前泊か、ディナーショーが行われる当日泊のどちらかをお選びいただけます。前泊してショーに備えていただいてもいいですし、ディナーショーの後に夜景を見て余韻に浸っていただいても。特別な日にしてほしい」(帝国ホテル広報)
「谷村新司さん、由紀さおりさんの単独ディナーショー以外にも、谷村さんとバイオリニストのNAOTOさん、井上芳雄さんとクミコさんの共演ディナーショーも開催を予定しています。当ホテルで最も広い『孔雀の間』で、各公演130名限定で行います。ゆったりとしたスペースで、フランス料理のフルコースを楽しんでいただければ。
「例年300名分を少し超えるぐらいの席を用意させていただいていますが、今年は160席ほど……。それでも毎年楽しみにして来てくださる方もいらっしゃいますし、開催することに決めました。例年のような抽選会や客席を回ってファンのみなさまと触れ合うようなことも難しいかもしれません。それでも特別なショーになるよう、これから打ち合わせをしていく予定です」
「本当にギリギリ……。それでもファンのみなさまのためにも、赤字覚悟でやらせていただくことを決めました」
“大人の女”として路線変更を狙っている?
今年ディナーショー初参戦となるのは国民的アイドルグループ『AKB48』の柏木由紀。グループ最年長の29歳となる彼女について、前出の川内さんは、
「クイズ番組で珍回答を連発したり大丈夫かなぁ……という印象でしたから、ずっとそのキャラでいくのは厳しい。来年は30歳になりますから、ディナーショーで“大人の女”として路線変更を狙っているのではないでしょうか」
「今年の開催はないと聞いています」(芸能プロ関係者)