5月29日、ホテルから出てバスに乗り込んだ松井
5月下旬のある夜、都心に構える某ホテルのエントランスに姿を現したのは、女優の石橋杏奈。マスクをつけているものの、そのスタイルのよさからあふれ出る芸能人オーラは完全に消えてはいない。
白いフリルつきブラウスとスキニージーンズ姿で、黒いリュックを背負ったラフな服装でロビーのソファに腰かけ、誰かを待っている様子。手には水のペットボトル2本が入ったビニール袋と、小さな紙袋を提げていた。石橋がロビーに着いた数分後、彼女を迎えに来たのは東北楽天ゴールデンイーグルスの若手選手・松井裕樹投手だった─。
「石橋さんと松井選手は、すでに1年以上、交際が続いています。実は石橋さんは大の野球好きで、松井さんは年上の女性がタイプなんです。
そんなふたりがとある会で出会ってすぐに意気投合したそうで、それからほどなくしてお付き合いが始まったんだとか」(スポーツ紙記者)
この日、楽天選手たちは、翌日から始まる横浜DeNAベイスターズとの『セ・パ交流戦』のため、都内のホテルに宿泊し、松井も帯同していた。
ふたりはお互いの姿を確認すると、まず石橋がエレベーターホールに向かい、その数秒後に松井が彼女のあとを追ってホールへ。同じエレベーターに乗り込んだところで、“やっと会えたね”と言わんばかりの笑顔で言葉を交わしながら、急いでドアを閉め、高層階の部屋に消えていった。
その翌日……
その翌日の昼過ぎ、髪型が少し変わっていたが、昨晩とまったく同じ服装の石橋が、少し眠たそうな様子でホテルをあとに。慣れた様子で地下鉄に乗り込み、帰路についた。実に、16時間にものぼるふたりの“密会愛”を目撃したのだった。
「福岡県出身の石橋さんは、'06年の『ホリプロスカウトキャラバン』で、グランプリを受賞して芸能界入りしました。'11年までファッション誌『セブンティーン』の専属モデルを務め、若い女性から絶大な支持を得ています。
女優業では、今年1月クールのテレビドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)で嫉妬に狂う演技が注目を集め、昨年は4本の映画に出演するなど、めざましい活躍を見せています。ポスト・石原さとみとの呼び声も高いですよ」(テレビ誌ライター)
女優として輝く中で、'12年から出演していたバラエティー番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)では、身体を張ったコントに全力で挑んでいくギャップが話題を呼んだ。
一方で、松井も負けてはいない。
「神奈川県の野球の名門校・桐光学園高校を卒業後、'13年のプロ野球ドラフト会議で5球団から1位指名を受けて、楽天に入団しました。昨年行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)の日本代表でも活躍するなど、日本野球界が誇る若手投手です」(スポーツジャーナリスト)
どちらも若手有望株でお似合いのカップルに見えるが、交際に発展するにあたり、石橋が公言している筋金入りの“野球愛”も関係しているにちがいない。
「お兄さんと弟さんが野球をやっていた影響で、小学生のときには男子に交じってチームに入っていたんです。甲子園のポスターにモデルとして載ったこともあるんですよ。
今でも仕事の合間には、スマートフォンで試合結果をチェックするほど。仕事が早く終わった日には、弟さんと一緒にお忍びで、都内の球場へプロ野球観戦に出かけているそうです」(テレビ局関係者)
'17年には、地元チームである福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの開幕戦の始球式で“快投”したことも。
「石橋さんは始球式でマウンドに上がることがずっと夢で、当日は見事に“ノーバウンド投球”を披露し、会場を沸かせました。プロ野球選手の中では、ソフトバンクの今宮健太内野手のファンだそうですよ」(同・テレビ局関係者)
各所でデートするふたり
しかし実際、恋に落ちた相手は、地元・ソフトバンクの選手ではなく、楽天の松井投手だったのだ。交際も順調のようで、
「今年の3月中旬の夕方、JR新宿駅付近でおふたりがデートしているところを見かけました。おふたりともマスクをつけていて、松井さんは帽子もかぶっていましたが、明らかに体格がよく、目立っていましたよ。
松井さんはスウェット、石橋さんはラフな服装だったので、気を遣わないほど関係がすでに築けているんだなと感じました」(目撃した女性)
この日は、松井は試合がない休養日。カレの休みに合わせてデートをするあたり、石橋は松井にゾッコンなのかも。
さらにこの翌日にも、こんな目撃情報が。
「東京ドームで行われた楽天対巨人のオープン戦を見に行ったら、バックネット裏で石橋さんが試合を観戦していました。
この日は最終回に松井さんも登板し、1失点したものの結果的に抑えて勝利しました。石橋さんも、うれしそうな様子に見えましたね」(目撃した男性)
石橋も多忙な中、全国各地に遠征する松井が東京に戻ってくるタイミングで逢瀬を重ね、少しずつ愛を育んでいるようだ。
《付き合う人とは対等でいたいです。ささいなことなら『うん、いいよ』って言ってくれるような心が広い人とお互い心を乱すこともなく、穏やかに過ごせたらいいですね》
今年2月に夕刊紙の取材にこう答えていた石橋。理想の関係を築ける“パートナー”が見つかった!?