一緒にいた妻が「そんなこと言っちゃダメ」というのを制して週刊女性に語った梅宮辰夫
都心から車で1時間半。のどかな温泉地に建てられた白亜の豪邸は、眼下に相模湾が広がり、夜になると満天の星を見上げることができる。
「都心の一等地に建てられたマンションに38年間、暮らしていました。部屋はメゾネットタイプの156平方メートル。今でも1億5000万円くらいの価値はあります。居心地のよい部屋で、思い出も深い土地を離れるというのは、そうとうな決断だったと思いますよ」(芸能事務所関係者)
「自宅マンションは4月に売却し、妻のクラウディアさんと別荘で隠居暮らしをしています。最近の梅宮さんは体調面に不安がありましたから、引退を考えているとしても不思議ではないですよね」(同・芸能事務所関係者)
「僕は今の世の中に通用しない」
─芸能界は引退された?
「芸能界にまったく魅力がないんですよ! 昭和育ちの僕からすれば、今の芸能界なんて見れたもんじゃない」
─どういう部分がダメ?
「芸能界っていうのはね、大衆からしたら“キラキラしたところ”“ステキな人ね”という憧れの対象でないと存在する意味はないんですよ」
─梅宮さんが銀幕スターとしての“背中”を見せればいいのでは?
「僕はね、いまの世の中には通用しないんです。オーラがあっちゃいけないの」
─芸能界には復帰せずに、ここでずっと暮らす?
「たぶんそうなるでしょう」
─昨年、松方弘樹さんが亡くなられたことも大きい?
「それもありますね。山城新伍も渡瀬恒彦も菅原文太も、僕の親友は全員死んじゃった。仲間がいなくて、ヤル気も起きない。でも、いつか“いいね、こういった仕事を待っていたんだよ”というのがあればやりますけど……」
「先月も来て、1泊しました。月1で来てくれて、お客さんをもてなしてくれるので助かります」(焼き肉店の社長)
「たしかに梅宮は、今の芸能界に不満を持っていますが、それは以前から言っている口グセみたいなもの。引退と報道されて困っています。事務所は、ひと言も引退とは申していません。実際、年末のバラエティー番組の出演も決まっており、本人はヤル気になっています」
「梅宮さんはダウンタウンの浜田雅功さんと仲がよくて、仕事面で信頼もしています。年末バラエティーというのは、いくつかあるダウンタウンの冠番組のどれかじゃないですか?」(テレビ誌記者)