このふたりと一緒で楽しめた? 熊本県阿蘇への旅行でのこづえ容疑者と由鶴乎園長(白丸)
「逮捕から1週間以上たっても、容疑者は“園児を殴ってはいない。触れただけ”などと容疑を否認し続けているようです。それだけのことで2週間のケガになるものなんですかね」
しつけと称する虐待
「今年6月26日、こづえ容疑者が、園児たちにブリッジ歩きをさせている最中に、当時6歳だった男児の顔面を殴打。全治2週間のケガを負わせたとされています」(同・記者)
「園児が園庭を泣きながら走っとる。授業じゃろうけど、見とってかわいそうになってくるとよ。それに園児が、園児を大声で叱っとってね。先生がそういう厳しい指導をしとるからじゃろう」
「副園長は指示どおりにできない子がいると、暴言、泣かすだけではなくて、殴ったり引きずり回すんです。しつけと称する虐待ですよ。
厳しい指導ができない保育士に対しては洗脳、マインドコントロールしていくんですね。それが効かないとパワハラざんまいなので、どんどん辞めていくんです。私も悩んで落ち込んで、自分を責めて眠れなくて、お腹が痛くなって、ボロボロになって、心を病んでしまい4年ほどで辞めてしまいました」
見栄っ張りでプライドが高い
「プロゴルファーの横峯さくらさんの伯父さんが開発した『ヨコミネ式教育法』という幼児の指導方法を取り入れてました。ヨコミネ式は幼児教育では有名な指導方法ですが、それがエスカレートしたのだと思います」(Aさん)
「子どもたちは腕をプルプルさせて頑張る。もちろん、泣き出す子もいますので、かわいそうに思えてくるんです」(Aさん)
「副園長は、留学の経験や海外勤務を自慢していましたね。英語はペラペラで、園内ではこれ見よがしに英字新聞を読んでいることもありました」
「こづえさんは、プライドが高く見栄っ張りのところもありました。わざわざ宗像市から離れた福岡市の中心部の若者に人気があるエリアの高級賃貸マンションに暮らしていましたから。宗像市内に住めば家賃もかなり安くすんだはずです」
「ご主人の話は聞いたことがないので、離婚か死別したのではないでしょうか。かつては母娘で同居していたんだと思いますが、仲たがいをして別々に暮らすようになったのかもしれません」(Aさん)
「夏も長袖の服を着なさい」
「そんなに露出したいのなら、そういう店で働きなさい!」
「園長はふだん事務室にいて、そこには6つの教室とひとつのホールを監視するモニターが7台設置してあります。副園長の暴言、暴力はそこに映っていたはずで、園長がそのことを知らないなんて、ありえないことなんです」
独裁的な経営者
「その結果、8年前から3年前までの5年間で、23件の苦情がありました。独裁的な経営者が君臨することによって起きた問題だと思います。市などが運営する公的な幼稚園や保育園では、園長も保育士も定期的に入れ替わるので、独裁が長く続くことはありえないのですが」
「子どもたちが好きだし、あれほど悪い保育園はなかなかないのはわかっているので、いずれは保育士として復帰したい。だけど、あのときのトラウマがまだ残っていて、いまでも通院しているので、それが癒えないと……」
「副園長の保育方針に賛同される保護者もおられました」