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柚希ちゃんが転落した公園にはたくさんのお菓子や花が供えられて
「敷地内の幼児用公園のそばで救急隊員3人が2~3分話し合っているんです。急病人かケガ人か知らんけど、はよ搬送せんでええんかなと思って、後部ハッチが開いていた救急車を覗き込むと、毛布でお団子みたいにくるまったものが担架に乗せられていた。それが転落した赤ちゃんで、かわいそうに、ほぼ即死だったんじゃないかって……」
「育児に悩んでいた」
「私が手を離したから、落ちて死んだのは間違いないが、突き落としたりしたことはない」
「容疑者の供述によると、子どもをあやそうと思ったらしい。高いところから景色を見せれば泣きやむのではないかと思い、9階付近の階段の踊り場で高さ約1・2メートルの手すりにお座りさせたが泣きやまず、パニックになり片手を離してしまったそうだ」
「育児に悩んでいた」
「手を離したあとで思い直して支えようとしたが、間に合わなかった」
姑との関係も良好だった
「近所の家族が昨年6月に自宅前で花火をしていたら、臨月の瞳容疑者が旦那さんと一緒に通りかかって“最近引っ越してきたんです”と挨拶されたそう。お互いに子どもの話をして“一緒のクラスになるかもね”と笑い合ったらしい。仲のいいご夫婦なのに、どうしてこんなことになったのか」(近所の男性)
「とにかく仲のいい家族ですよ。おばあちゃんは嫁さん(瞳容疑者)を気に入っていたし、大事にしていた。いわゆる嫁姑問題は全くなかったはずです」(別の近所の住民)
「瞳さんはぶっきらぼうに見えるところがあるけれども、自分なりに4人の子どもに愛情を注いでいた。お姑さんとも何でも言い合える関係だった。柚希ちゃんには障害のあるお姉ちゃんがいて、いつも嫁姑コンビで施設に送り迎えしたり、瞳さんが愛情たっぷりのお弁当を作って持たせてあげていた。事件は信じられない」
容疑者の夫に話を聞く
「まだ心の整理がついてなくて、人にお話しできる状態ではないんです」
─奥さんが子育てに悩んでいる様子はありましたか?
「報道されているとおりです」
─悩んでいたということですか?
「……。ただ、このくらいの子を持つ親はみなさん、大なり小なりそういう悩みや苦しみを抱えていると思うんです。そうしたほかのご家庭と比べてうちはどうだったかというと、まだ冷静に考えられず、お話しできる状態ではありません」