阿部寛・吉川晃司の対照的な私生活

(左から)吉川晃司、阿部寛
「すれ違っても挨拶をしませんし、目も合わせてくれません。マスクや帽子で顔を隠して、オドオドしているようにも見えますね。ドラマの役柄とは大違いですよ……」
都内にある高級マンションの近隣住民がそう声をひそめるのは阿部寛のことだ。日曜劇場『下町ロケット』(TBS系)の“佃社長”のイメージとはまったく違うという。
「同作は池井戸潤原作で、'15年10月にドラマ化。18・5%という高視聴率を受けて、昨年10月から続編が放送されました。宇宙科学研究開発機構の元研究員が中小企業『佃製作所』の社長となり、社員たちとロケット作りの夢を追いかける物語です。
阿部さんは主演の佃航平社長役で、大企業に臆せず立ち向かいながら、ときに人間くさい弱さも見せる男を好演。阿部さんのほか、安田顕さんや立川談春さん、竹内涼真さん、土屋太鳳さんなど、豪華なキャストが出演しましたよ」(テレビ誌ライター)
社員にアツく語る阿部の熱演に魅了された人は多いが、私生活では違うらしい。
コソコソしても逆に目立つ
「プライベートをあまり語りませんが、阿部さんは'08年2月に15歳年下の一般女性と結婚し、'11年6月に長女が、翌年11月に次女が誕生しました。仕事の合間を縫って子どもの学校の行事にも参加するなど、よきパパのようです」(スポーツ紙記者)
'15年11月に『女性自身』で、現在暮らすマンションに引っ越ししたことが報道された。
「阿部さんの長女が都内の有名私立幼稚園に入園したので、通いやすい場所にあるマンションに移ったんです」(芸能プロ関係者)
それから4年がたつが、近所の人たちと付き合いがない。
「エレベーターで誰かと乗り合わせると、後ろを向いてしまうそうです。エントランスなどで住人とすれ違いそうになると、引き返してしまうことも。でも、あんなに大きい身体でコソコソしても逆に目立ってしまいますけどね」(前出・近隣住民)
有名人だけに、周囲から騒がれたくないのかもしれない。
「このあたりは芸能人もたくさん住んでいる地域なので、みんな慣れっこですよ。騒いだりサインを求めたりすることもありません。そこまで神経質になることはないと思うんですけどね」(同・近隣住民)
一方、阿部の妻は近所付き合いに積極的なようだ。
「奥さまはご近所の方やママ友とも仲よくされていますよ。阿部さんも奥さまのお友達との食事会についてくることがあるそうです。でも、彼はほとんど会話には加わらないんだとか」(阿部の知人)
これだけ聞くと、なんだか彼が無愛想なように思えてしまうけど……。
「そんなことはありません。そもそも彼は無口なのですが、それに加えて極度の人見知りなんです。昨年1月25日に放送されたTBS系の『櫻井・有吉THE夜会』でも、相手の目を見て話すことができない悩みを打ち明けていました。
演技中は役に入り込んでいて大丈夫みたいなのですが、プライベートでは周囲の人と打ち解けられないようです。彼が演じる役柄は熱血漢が多いので、事情を知らない人からは誤解されてしまいますよね」(テレビ局関係者)
妻の友人との食事会には、勇気を振り絞って参加しているのだろう。
阿部とは対照的な吉川
「彼は家庭を大事にしていて、遅くまで飲み歩くこともありません。夫の自分が奥さま同士の付き合いに顔を出さないことで彼女の評判が悪くならないよう気遣っているのでしょう」(前出・阿部の知人)
阿部にとっては食事会も“試練”なのだ。'04年に出演したドラマ『アットホーム・ダッド』(フジテレビ系)で主夫役を演じたが、当時の雑誌のインタビューでも近所付き合いに不安を抱いていると語っていた。
《僕はね、最初のうちは頑張ってやると思うんですよ。料理もできるようになるかもしれないし、洗濯も好きだし。ただ、近所づきあいでくじけるだろうなって思う》
189cmの長身で、男らしい濃い顔立ちとは裏腹に、内面はシャイで気弱なのだ。見た目とのギャップという点では、『下町ロケット』で共演した吉川晃司も負けていない。
実は、運命のいたずらなのか、吉川の自宅は阿部が暮らす自宅と同じ都内のエリアにある。だが、彼の私生活は阿部とは対照的だ。
「吉川さんはいつも笑顔で挨拶してくれますね。顔を隠したりしないで堂々と歩いています。ドラマでは渋くて重厚なイメージでしたが、実際はとても気さくな方ですよ」(近隣住民)
吉川が『下町ロケット』で演じた帝国重工の“財前部長”は、最初は佃社長の前に立ちふさがる最大の敵だった。
「佃製作所を毛嫌いして、下請けなのだから帝国重工に従うのが当然という態度でした。でも、佃の技術力の高さを知って社長の人柄に惚れ込み、彼をサポートするようになりました」(前出・テレビ誌ライター)
大企業の論理と佃社長との友情の間で悩みながら、正義を貫く姿が感動を呼んだ
「コンサートで大暴れしていたころとは大違いですよね。'85年末のNHK紅白歌合戦では、白組なのに真っ赤な衣装を着て登場。客席に向けてシャンパンをまき散らし、ギターに火をつけてステージに叩きつけて壊しました。
もともと派手なパフォーマンス好きではありましたが、さすがに紅白でやるのはまずかった。それから10年以上、NHKには出入り禁止となりましたよ」(レコード会社関係者)
ロックミュージシャンとしてのハードなスタイルから、武闘派でコワモテなイメージを持たれがちだが、近所付き合いは苦にしていない。
「早朝にジョギングするとき地元の人たちと一緒に走るそうです。近所のお祭りにも毎年、顔を出しているみたいです。準備で忙しい住民の方たちを気遣い、ねぎらいの意味もこめて中華料理などを差し入れしてくれることも。人とのつながりを大切にしているのでしょうね」(吉川の知人)
素で近所の人と触れ合う吉川と、人付き合いが苦手でも妻のために努力する阿部。2人の私生活は対照的だが、まっすぐに向き合う姿勢はドラマと同じようにアツい!
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《千葉・10人大家族4人殺傷》背景に“家族内格差”と「元教会」の不吉な家
Aさんが18年前に購入した「元教会」の一軒家
「長年、一緒に暮らしていたし、ハウスクリーニングの仕事も一緒にやっていた仲のいい兄弟だったのに。こんな凄惨な事件になるとは……」
近所の住民は焼け焦げた一戸建てを見ながら、そうつぶやいた。
15日午前3時44分ごろ、千葉県君津市の民家から、1本の119番通報があった。
「刃物で刺された!」
救急車とパトカーが駆けつけると、世帯主のAさん(43)、その弟の坂上卓さん(40)、Aさんの長男(22)、次男(15)の4人が血まみれ状態だった。通報したのは、Aさんの妻(40)。
卓さんは首周辺に傷を負っていたが、血のついた包丁を手にしていたという。4人はすぐさま病院に搬送されたが、卓さんは死亡。Aさんとその長男、次男は重傷だったが、命に別状はないようだ。
それと同時に、火事も起きていた。彼らは10人で暮らす大家族。事件に巻き込まれた4人のほか、Aさんの妻と三男、長女、次女、三女と 祖父(Aさん兄弟の父)の計10人が同居していて、
「4時ごろ気づいたが、2階の窓からものすごい煙があがっていたね。ふと見ると、家の横の道路に子ども2人がうずくまっていて、Aさんの奥さんがその背中をしきりにさすっていた」(近所の別の住民)
事件当日は午前0時ごろから、家の中から怒鳴り声が響いていて、家族間で何かしらの揉め事があったようだ。この一連の殺傷と火事の原因はいまのところ不明で、千葉県警君津署の捜査が続いている。
「現在までのところ、外部からの侵入者による犯行説は出ていません。兄弟間で口論があって、弟の卓さんがAさんを刺して、それを止めようとした子ども2人が巻き添えになったというのが大方の見方ですが、事件の全貌はいまだにわかっていません」(全国紙社会部記者)
“金銭問題が根底にあるはず”と話すのは、冒頭の住民だ。
外車、レクサス、ドーベルマン
「この大家族が一軒家を購入して引っ越してきたのは、約18年前。Aさんと卓さんがハウスクリーニングの下請け業を一緒にやっていた。そこまで儲かってないような感じだったけど、Aさんはイカつい外車、奥さんもレクサスに乗っていたね。でも、なぜか弟の卓さんは軽自動車で……。
犬も以前は2頭のドーベルマンを飼っていたし、いまもボルゾイを2頭。どちらも高額な犬だからね。」
ところが昨年、Aさんが脳血栓で倒れて大家族の家計は一変する。Aさんと卓さんはともに仕事を失って、現在に至っているという。
「Aさんはまだリハビリ中だし、弟はほとんど見かけなくなった。祖父の年金で暮らしていたのかもしれないけど、家族10人で食べていけるのかと心配でしたよ」(同・近所の住民、以下同)
収入がなくなって、兄弟の関係もギスギスしていったのか。
「Aさんは顔を合わせたら挨拶してくれるごく普通の人だったけど、弟の卓さんはちょっと暗い感じのする人でした。Aさん一家の家にずっと居候していたから、肩身も狭かったと思うよ」
税金の滞納で差し押さえられそうになったこともあったという大家族が住む一軒家。独特な外観をしているが、どうやら“曰く付き”の物件だという。
「元教会」の不吉な一軒家
「ここは元々、教会だったのよ。スイス人一家が住んでいたんだけどその後、建設会社の寮になった。ところが、そこの社長さんが変な死に方をしちゃって……。競売にかけられたあの家を18年前に購入したのがAさん。引っ越してきた時はおばあちゃんも一緒にいたんだけど、1週間もしないうちに病気で亡くなってね。それでこの事件だから、なんだか呪われているみたいよね……」(近所の主婦)
大家族に一体何が起きていたのか。捜査の行方を見守っていきたい。
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「峯岸はぶす」炎上のあやなん、“丸刈り謝罪”もイジっていた
峯岸みなみ、あやなん(公式インスタグラムより)
《峯岸はただのぶすじゃん!(笑)》
8月16日、元AKB48の峯岸みなみと、ユーチューバーグループ『東海オンエア』メンバー・てつやが入籍を発表した。彼が峯岸ファンだったことから“推しと結婚”も話題になり、2人には多方から祝福の声が届けられていた。
そんなおめでたい雰囲気に水を刺したのが冒頭のツイート。主は同じく東海オンエアメンバー・しばゆーの妻でユーチューバーの「あやなん」。
《みぃちゃんのオレンジのドレス可愛すぎない?? てつやみいちゃん結婚本当におめでとうございます にやにやするわぁ》
本来は2人の結婚にお祝いツイートをしていたのだが、彼女が過去につぶやいていた冒頭の“悪口”までも掘り起こされてしまったのだ。間も無く、炎上ーー。
「とは言え、あやなんが同ツイートを投稿したのは2012年8月と10年も前のことで、彼女が峯岸と、同じく元AKBメンバーの河西智美に似ている、との話題からリプライに対して面白おかしく応えたものとみられています。
そのためか、大きくなった騒動にネット上では“さすがに10年前掘り返されんのはかわいそう”などと同情の声が多く聞こえていました」(スポーツ紙記者)
峯岸もまたその1人なのだろう。あやなんは8月18日にツイッターを更新し、《本人様とは連絡を取り合い解決しております。笑いに変えて私を励まし許してくれた優しさに感謝しています》と、わだかまりなく和解したことを報告。
これで丸く収まった、ように見えたのだが、「あやなんさんが炎上した理由は“過去ツイ”だけではなさそう」とはユーチューバー事情に詳しいITライター。どいうこうことだろうか……。
「たびたび炎上騒動を起こしてきた彼女ですが、2016年にしばゆーとの馴れ初めを明かした動画で、浮気を正当化するような物言いをして多くの批判に晒されました。さらに同時期に彼女の裏アカウントが発覚し、その中でファンや、交友があったワタナベマホトらへの悪口も発掘されて炎上。
すると自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を配信したのですが、彼女は開き直ったような態度で、謝罪どころかさらに視聴者を煽るような物言いを繰り返したのです」
頭を丸めて謝罪動画を投稿したあやなん
油を注いで大炎上すると、さすがにマズイと思ったのか、彼女は当該動画に対する謝罪動画を投稿する。そこに映っていたのは薄明かりの中で神妙な面持ちを浮かべた、頭を丸めたあやなんだった。
《私なりの精一杯の反省の気持ちを表しました》と“丸刈り”になった理由を説明すると、ひと通りの反省の弁を述べて、《これからはネット上でそのような行為をしないと、ここに誓います》と炎上の“封印”宣言をしてみせた。
「しかし、この謝罪方法のシチュエーションが“似ている”と気づいた視聴者も多かったことでしょう。この“丸刈り謝罪”は2013年、熱愛スキャンダルを謝罪した峯岸さんのソレにソックリなんです。
衣装まで白いVネックのトップスを揃えたあやなんさんの姿は、見る人から見れば完全に峯岸さんを“ネタにした・イジった”と思われても仕方がない。それこそ過去ツイにあった“峯岸さんに似ている”から実行したのかも」(前出・ITライター)
この丸刈り謝罪をした後、彼女の姿を見て心配したファンに反応してか、こんなツイートをしていたあやなん。
《なんかみんな悲しんでるけど私めっちゃすっきりしてるから!!最高〜 ウィッグ生活を楽しむのみ、髪なんかすぐ生えてくるわ。》
5月に初の著書『炎上白書』を出版した彼女にとって、炎上は起きるものではなく、起こすものなのかもしれない。
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上半期にヒット曲なし!「売れた曲」と「知っている曲」がまるで別モノ
SnowMan、SixTONES
もしかして2022年の国民的ヒット曲って、今のところゼロ!?
売れたCDとダウンロードされた曲の違い
8月中旬現在、今年発売された“みんなが知っている曲”といえば何があるのだろうか。また、すぐに思い浮かぶ曲はなんだろうか。参考までに、オリコン22年上半期のCDセールスランキングは、以下のとおりだ。
1.『ブラザービート』Snow Man
2.『I(CALL 199/We Are)』INI
3.『The Answer/サチアレ』なにわ男子
4.『Actually...』乃木坂46
5.『Lovi’n you/踊るように人生を。』King & Prince
6.『わたし』SixTONES
7.『僕なんか』日向坂46
8.『WANDERING(僕らの季節/Prologue)』JO1
9.『共鳴』SixTONES
10.『元カレです』AKB48
今をときめくアイドルたちがランクインしているが、ファン以外の人が「知ってる!」となる曲は、いくつあるのだろうか。
ちなみに、ダウンロード数やラジオのオンエア数、動画再生数など、CD売上以外の指標も加えられるBillboard JAPANの上半期ランキングだと、以下のような顔ぶれにガラリと変わる。
1.『残響散歌』Aimer
2.『ベテルギウス』優里
3.『一途』King Gnu
4.『ドライフラワー』優里
5.『なんでもないよ』マカロニえんぴつ
6.『逆夢』King Gnu
7.『シンデレラボーイ』Saucy Dog
8.『水平線』back number
9.『Butter』BTS
10.『Cry Baby』Official髭男dism
いかがだろうか。
「CDセールスが基準のオリコンは、購買力のあるファンを抱えたアイドルグループの楽曲がどうしても上位を占めてしまうことは、今年に限ったことではありません。ビルボード上位にランクインしている優里の『ドライフラワー』やBTSの『Butter』は、耳にする人も多い曲だと思いますが、『ドライフラワー』は2020年発売でヒットのピークが昨年、その余波のようなものが今も続いています。『Butter』も昨年リリースのロングヒットです。
純粋に今年リリースした最新ヒットは『鬼滅の刃 遊郭編』の主題歌『残響散歌』で、耳にしたことのある人は多いかもしれませんが、やはりLiSAの『紅蓮華』『炎』ほどの浸透度はない気もします」
と、あるスポーツ紙記者。
上半期ヒット曲がたくさんあった過去3年
近年、毎年のように「最近は国民的ヒット曲が全然生まれない」と言われてきているが、昨年の『ドライフラワー』や『Butter』、そして鬼滅関連曲のように、サビや曲名でピンとくる曲は、それなりに生み出されている気がする。
過去3年のBillboard上半期ベスト5は、以下のとおりだ。
<2021年>
1.『ドライフラワー』優里
2.『炎』LiSA
3.『Dynamite』BTS
4.『夜に駆ける』YOASOBI
5.『うっせぇわ』Ado
<2020年>
1.『Pretender』Official髭男dism
2.『I LOVE…』Official髭男dism
3.『白日』King Gnu
4.『紅蓮華』LiSA
5.『宿命』Official髭男dism
<2019年>
1.『Lemon』米津玄師
2.『マリーゴールド』あいみょん
3.『U.S.A.』DA PUMP
4.『今夜このまま』あいみょん
5.『Flamingo』米津玄師
楽曲の浸透度や捉え方は、人それぞれ異なるが「よく流れてたな」「よく耳にしたな」と思える曲は、過去数年を振り返ってみると上半期だけで複数存在していた。
「下半期も含め年間でみると、2019年はFoorinの『パプリカ』、20年には瑛人の『香水』などが出てきたりしていました。でも、やはり“誰もが知っているヒット曲”は上半期に出そろうことが多く、それが紅白歌合戦に直結してきています。そういう意味で今年は、まだそのようなヒット曲は出ていないように感じます」(同前)
流行曲に限らず、国民的ヒットが生まれづらい背景には“趣味嗜好の細分化”が理由と言われているが、ある音楽ライターは「生活の中心がテレビや雑誌からスマホになったことで、より“個”の重視傾向は強まっています」という。
つまり、これまでの対面での“つながる文化”よりも、SNSで“広がる文化”にシフトチェンジしているというわけだ。前出のライターが続ける。
「個人個人の好きなものをより濃く、深くという流れもあります。コロナ禍で“集まる”という機会も激減したことも、それを加速させたかもしれません。カラオケも大勢で盛り上がるより“ひとりカラオケ”の注目度が高く、動画サイトなどの“歌ってみた文化”の浸透などもあり、盛り上がり系のカラオケヒットも生まれにくい。
誰もが口ずさめるよりも、個性強めな難易度高めの曲のほうが注目される流れもあります。リアルの仲間との流行り、街で流れている曲というよりも、自分のタイムライン上に出てくるものが馴染みになっていく。TikTokでみんなが使っているものが一番“いいもの”になっていく。今年はまだガツンとくる大きなものが見つかっていないということでしょう」
ドラマや映画がヒットしたからといって、それらの主題歌もヒットするとは限らない。CMきっかけも然り……。
とはいえ、2022年はまだ3分の1残っている。「22年は◯◯の年だったな」という、思いもしないメガヒットがこの先登場する可能性を信じたい。
〈取材・文/渋谷恭太郎〉
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トークがうまいと思うジャニーズランキング、1位は中居正広の跡を継ぐ存在
村上信五と櫻井翔と二宮和也
歌やダンスなどのアイドル業以外にも、近年活躍の場を大きく広げているジャニーズタレントたち。情報番組のMCやコメンテーター、音楽番組の司会などに抜擢される機会もますます増加し、持ち前の「しゃべり」を武器に存在感を放つメンバーも多い。
そこで今回は、ジャニーズ事務所所属タレントで「トークがうまい」のは誰なのか、アンケートを実施。20代~50代の女性1200名の回答をもとにランキングを作成。
嵐から離れてますます磨きが
堂々の1位を飾ったのが、関ジャニ∞の村上信五(40)。「関西弁のテンポのよさと、いい意味でジャニーズらしくないトーク展開が最高」(31歳・会社員)、「共演者との距離感がちょうどよく、切り返しも抜群にうまい」(44歳・専業主婦)など、全世代から断トツの支持を獲得。特に『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でのマツコ・デラックスとの軽快な掛け合いや、多様な番組の司会歴についての評価の声が多く寄せられた。
芸能コメンテーターの木村隆志さんによると。
「一般人とこれだけうまく絡めるジャニーズも珍しく、退所した中居正広さんの跡を継ぐ存在としても期待されています。MCとしての脂が乗りきった年代でもあり、この評価は納得の結果といえそうです」(木村さん、以下同)
続く2位、3位には嵐の櫻井翔(40)と二宮和也(39)が揃ってランクイン。
櫻井は2006年から『news zero』(日本テレビ系)のキャスターを務め、ジャニーズに報道番組出演への道を切り開いた存在で、「知識が豊富で的確なコメントでまとめる能力に秀でている」(28歳・会社員)など、キャスター業での活躍を評価する声が多かった。一方、二宮は「ツッコミのワードセンスがよく、芸人さんとの相性がいい」(35歳・パート)と、バラエティー番組でうまく切り込んでいくトーク力が評価された。
「櫻井さんは知性をウリにしたコメント力以外でも、共演する芸人さんの話力を着実に吸収していて、当意即妙な切り返しも抜群にうまい。また、二宮さんの脱力感やヌケ感のある独特のセンスと、求められている役割を確実に果たす職人のようなトーク力は、業界でもかなり評価されていています。いずれも嵐というグループから離れた環境において、ますます磨き上げられてきていると思いますね」
4位は、『ZIP!』(日本テレビ系)の月曜メインパーソナリティーなど、俳優業以外でもレギュラーを増やして活躍している風間俊介(39)。「コメントが誠実だし、共演者への心遣いも感じられる」(53歳・専業主婦)、「ディズニーなどについてのマニアックな知識もおもしろい」(35歳・パート)など、各世代から好感度の高さが伺われた。
モノマネで爪痕を残すJ
また、約8年に渡り『あさイチ』(NHK総合)で朝の顔として活躍していた井ノ原快彦(46)は6位タイに。「コメント、ゲストとの絡み、ハプニング対応など、視聴者に不快な思いをさせず、完璧だったと思うから」(45歳・パート)と、穏やかで安心感のあるトークに評価が集まった。
「風間さんはひとり喋りも掛け合いもうまく、プロデューサーからの信頼も厚い。どんなシーンでも優しい言葉選びを外さないことも愛される理由のひとつだと思います。同様に、井ノ原さんもテンションは高くないのに楽しそうな雰囲気で番組をまとめる安定感があり、年齢を重ねた方からも支持を得ていますね」
ベテラン勢に割り込んで上位にランクインしたのは、5位のA.B.C-Z・河合郁人(34)と、6位タイのSexyZone・菊池風磨(27)。河合は近年、千葉テレビ、名古屋テレビ放送など地方局においての露出も増えており、「ジャニーズものまねだけでなく、必ずオチのあるトークも最高」(43歳・専業主婦)と、応援の声も多く寄せられた。一方、菊池は「先輩後輩関係なく発言できるし、バラエティーでも全力で盛り上げられる」(30歳・自営業)と、その実力に期待が集まった。
「河合さんは本当に謙虚な方で、今はものまねなどで爪痕を残そうと全力投球している感じがします。菊池さんも『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)でのリアクション芸などで一気に認知度が高まり、どちらもトップに食い込む入口としては十分に成功しています。グループのライブなど、ジャニーズのホームでのMC力は十分なので、そのトーク力を一般向けにどれだけ磨いていけるか、楽しみな存在です」
7位は嵐の相葉雅紀(39)。「共演者の力をうまく借りながら、優しさが滲み出たトークで安心して観ていられる」(24歳・会社員)と、おっとりとした雰囲気を武器とした癒しのトーク力が人気だ。
「東日本大震災以降、誰も傷つけないMCの在り方が求められる傾向がありますが、相葉さんはまさにその需要に応えられる存在。話がうまいだけではなく、人柄のよさや共感ベースの語りができることも大きな意味でのトーク力に含まれるのだろうと思います」
続く8位には堂本剛(43)、9位タイには堂本光一(43)が名前を連ねる。「先日の『LOVE LOVEあいしてる』の最終回を観て、大物とも対等に話せる力はさすがだと思いました」(37歳・会社員)と、今年デビュー25周年を迎えたKinKi Kidsはトーク力でもベテランの貫禄を見せつける結果となった。
ほかのJには出せない落ち着きと安定感
「近年はトーク番組への出演などは減っていますが、それぞれ独特のトーク力があり、今も根強い人気があるのだと思います。個々の力はもちろんですが、ライブでのMCや『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)など、ふたりが揃ったときのトークの面白さに魅了される人は多いでしょうね」
堂本光一と並んで9位タイにはTOKIOの国分太一(47)とKing&Princeの平野紫耀(25)が滑り込んだ。国分は「ナチュラルな語り口に親近感があっていい」(56歳・専業主婦)、平野は「素の天然ボケトークについ笑ってしまう」(28歳・会社員)と、どちらも自然体すぎる(!?)トークに引き込まれる人が多いようだ。
また、1票差で10位に入ったのが東山紀之(55)。「ほかのジャニーズには出せない落ち着きと安定感」(39歳・会社員)と、『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)や『バース・デイ』(TBS系)での活躍も票に繋がった。
ランキングを見ると、トーク力といってもその個性や強みは様々。この先どんなトークでお茶の間を楽しませてくれるのか、期待は尽きない。
◎トーク力が高いジャニーズタレントランキング
1位 村上信五(関ジャニ∞) 226票
2位 櫻井翔 146票
3位 二宮和也 91票
4位 風間俊介 52票
5位 河合郁人(A.B.C-Z)46票
6位 井ノ原快彦(20thCentury) 36票
6位 菊池風磨(Sexy Zone) 36票
7位 相葉雅紀 35票
8位 堂本剛(Kinki Kids) 20票
9位 国分太一(TOKIO) 16票
9位 堂本光一(Kinki Kids) 16票
9位 平野紫耀 (King & Prince) 16票
10位 東山紀之 15票
木村隆志 テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト、コンサルタント。エンタメを中心に、人間関係、時事などをテーマに出演・寄稿。夫婦関係から職場まで、さまざまな悩みにまつわるコンサルも行っている。
取材・文/吉信 武
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2000人が選ぶ『好きな男性 局アナ』ランキング
(左から)国山ハセンアナ、安住紳一郎アナ、軽部真一アナ
ニュース番組はもちろん、情報・バラエティー番組のMCやナレーターなど、テレビ番組においてアナウンサーは欠かせない存在だ。
いま、人気のある男性“局アナ”は誰なのか。今回は、情報バラエティ番組での活躍も話題になることが多い民放4局、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、フジテレビに所属するアナウンサーを対象にアンケートを実施。10代〜90代の男女2000人に回答してもらった。さっそく1位から結果を見ていく。
◇ ◇ ◇
第1位:安住紳一郎(TBS)/674票
・1973年8月3日(49歳) 1997年入社
2000人からの回答のうち、なんと全体の1/4を上回る674票を集めて1位に輝いたのはTBSアナウンサーの安住紳一郎(49)だった。'97年にTBSに入社した安住アナは、早くから情報番組やバラエティー番組にも出演し人気を獲得。'21年10月からは朝の情報番組『THE TIME,』の月~木曜日MCに就任するなど、まさにTBSを代表する存在と言っていいだろう。
そんな彼には、様々な番組をこなす「バランスの良さ」を好きな理由に挙げる人が多い。
「アナウンサーとしての力量が高い。バラエティーもこなせる」(50代・男性)
「政治、社会問題などのニュースからバラエティー等、広い分野で柔軟に対応できるから」(70代・女性)
「バラエティーもニュースも何でもうまく伝えてくれているけれど、嫌みもなく分かりやすいように思うから」(40代・女性)
「売れっ子芸人並みのトーク術に、しっかりとした日本語等の知識を持っているから」(50代・男性)
バラエティー番組などで垣間見られる、人柄の良さに触れる声も。
「経験があるし、お茶の間で愛されるキャラクターだと思うから」(40代・女性)
「見るからに優しそうで人柄の良さがにじみでているから」(10代・女性)
「『ぴったんこカン・カン』などで自分のキャラクターを出している点に好感を持ったから」(20代・男性)
「昔からテレビによく出ていて温かみの感じる人間だと知っていて印象が良いから」(20代・男性)
第2位:藤井貴彦(日本テレビ)/204票
・1971年12月3日(50歳) 1994年入社
第2位となったのは、日本テレビの藤井貴彦(50)だ。今回のアンケートでは安住アナと藤井アナの2人のみが100票以上を獲得する結果に。広くその名が知れ渡っている男性アナウンサーの1人と言っていいだろう。
藤井アナは、夕方のニュース・報道番組『news every.』のメインキャスターを2010年以来長きにわたって担当。同番組での姿に好感を抱く声が多数見られた。
「『news every.』での進行が、とても落ち着いていて、安心して見ていられるから」(60代・女性)
「夕方のニュースの時は視聴者の目線に立って発言してくれる。ユーモアもあってノリが良い」(30代・女性)
「視聴者が正しくニュースを理解するように心配りができる。極めて偏りのないアナウンサー」(50代・女性)
自身の言葉で伝えるメッセージに共感を覚える人も多いようだ。
「人柄は温厚で優しそうだけど言うべきことはちゃんと発言する人だと思うからです」(60代・女性)
「視聴者に向けて発信されるメッセージが心を打つ」(30代・女性)
「優しく穏やかな語り口調が素晴らしい。誠実さと優しさが滲み出ているので」(50代・女性)
第3位:軽部真一(フジテレビ)/68票
・1962年10月8日(59歳) 1985年入社
第3位には、'85年にフジテレビに入社したベテランアナウンサーの軽部真一(59)がランクイン。軽部アナの代表番組といえば、何と言っても'94年からエンタメコーナーのキャスターを担当している『めざましテレビ』だろう。
「朝の『めざましテレビ』で、楽しくて好感度の高い人なので、毎朝楽しく見ています」(70代・男性)
「朝の顔だから」(40代・女性)
トレードマークの蝶ネクタイ、優しそうな笑顔……軽部アナのキャラクターに関するコメントが広い年代の視聴者から集まった。
「いつもニコニコしてるから」(70代・女性)
「蝶ネクタイが可愛い」(50代・女性)
「ほっこりする」(20代・女性)
「親近感を感じるからです」(50代・男性)
第4位:上重聡(日本テレビ)・辻岡義堂(日本テレビ)/各54票
上重聡・1980年5月2日(42歳) 2003年入社
辻岡義堂・1986年6月28日(36歳) 2009年入社
TOP3はベテラン勢が占めたが、4位には2000年代に入社した日本テレビのアナウンサー2人が同票でランクイン。
上重聡アナウンサー(42)は、'03年入社。PL学園のエース投手として活躍し、「第70回選抜高等学校野球大会」では松坂大輔を擁する横浜高校と対戦した経験を持ち、入社当時から注目を集めた人物で、'10年から『ズームイン!!サタデー』5代目総合司会、'15年から『スッキリ!!』サブ司会を務めるなど活躍した。
'15年には、無利息での利益供与が『週刊文春』によって報道されたこともあったが、そのイメージも払しょく。スポーツ実況などでの姿が好印象を与えているようで、特に男性からの得票があった。
「松坂大輔さんと1998年夏の甲子園で延長17回の投げ合いをしてるうえ、箱根駅伝中継でも分かりやすく選手の情報を伝えてくれるから」(10代・男性)
「元アスリートとして、違う職で頑張ってるから」(30代・男性)
「野球実況がいい」(50代・男性)
「爽やかなイメージがあるから」(10代・女性)
辻岡義堂アナウンサーは'09年入社で、現在36歳。TOP5では唯一30代だ。'15年から『ズームイン!!サタデー』6代目総合司会を務めたほか、『ヒルナンデス!』や『メレンゲの気持ち』などバラエティ番組への出演も多いことから、愛嬌ある人柄に対する意見が多数集まった。
「かわいらしいから」(10代・女性)
「パワフルで面白い」(30代・女性)
「誠実さがにじみ出ているから」(40代・女性)
辻岡アナといえば、'22年2月に開催された北京オリンピック取材時に、同大会のマスコットキャラクター「ビンドゥンドゥン」のグッズを身につけた様子が中国のSNSで拡散。「ギドゥンドゥン」の愛称で人気に火がついたことも記憶に新しい。
「北京オリンピックでギドゥンドゥンと呼ばれ、頑張っておられたから」(60代・女性)
「北京オリンピックでさらに好きになった」(40代・女性)
第6位:ラルフ鈴木(日本テレビ)/49票
・1974年4月25日(48歳) 1998年入社
2位の藤井アナ、4位タイの上重アナ、辻岡アナとTOP5のうち3人を日本テレビのアナウンサーが占めたが、6位も同局のラルフ鈴木アナウンサー(48)が入った。
スポーツ実況に加え、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』『メレンゲの気持ち』といったバラエティ番組での印象が強い鈴木アナには、陽気なキャラクターへの言及が多く見られた。
「明るくて不快にさせないから」(20代・男性)
「笑顔」(30代・男性)
「顔が好きです」(20代・女性)
「爽やかで好きです」(70代・女性)
第7位:国山ハセン(TBS)/47票
・1991年1月5日(31歳) 2013年入社
第7位に入ったTBSの国山ハセンアナウンサーは、TOP10では最年少の現在31歳。'13年に入社し、当初は『王様のブランチ』や『アッコにおまかせ!』などバラエティ番組での活躍が目立ったが、'21年から『news23』にてメインキャスターの1人となるなど、報道番組でも存在感を増している。今後のさらなる活躍を期待する声も多く集まった。
「イケメンだから」(10代・女性)
「聞き取りやすい・耳障りの良い声だから」(20代・女性)
「勢いに乗っている」(20代・男性)
「まだこれから期待できそう」(70代・男性)
第8位:生田竜聖(フジテレビ)/44票
・1988年6月13日(34歳) 2011年入社
第8位には、フジテレビの生田竜聖アナウンサー(34)がランクイン。入社当初は、兄が俳優の生田斗真であるという話題が先行した感もあったが、'21年3月にはフジテレビを代表する情報・バラエティ番組『めざましテレビ』の3代目男性総合司会に就任するなど、同局の“顔”といえる存在になりつつある。
「いつも『めざましテレビ』をみているから」(20代・女性)
「生田斗真の弟だから」(10代・女性)
「お兄さんと比べられたりしているだろうけど 実直に頑張っていそうだから」(50代・女性)
「ニュースを読むのが上手いから」(20代・女性)
第9位:井上貴博(TBS)/41票
・1984年8月7日(38歳) 2007年入社
第9位には、TBS夕方の報道・情報番組『Nスタ』メインキャスターを務める井上貴博アナウンサーが入った。8月頭に38歳なったばかりだが、落ち着きのある雰囲気が性別・年代を問わず幅広い人に好印象を与えているようだ。
「知的で自分の意見もはっきり言っているから」(20代・女性)
「同世代で、真面目な仕事ぶりだから」(30代・男性)
「気さくで明るく親しみを感じ何となく安心できる」(70代・女性)
「周囲に目を配りながら進めてゆくところ」(70代・男性)
第10位:三宅正治(フジテレビ)/40票
・1962年11月15日(59歳) 1985年入社
TOP10の最後を飾るのは、3位の軽部アナと同期で現在59歳の三宅正治アナウンサーだ。'85年以来、『夕やけニャンニャン』や『オレたちひょうきん族』といったバラエティ番組から、『スーパー競馬』や『F1グランプリ』などのスポーツ番組まで幅広い番組に出演。'12年から『めざましテレビ』の2代目総合司会に就任するなど、まさにフジテレビをけん引してきた男性アナウンサーといっていいだろう。
「安心感があるから」(10代・女性)
「おじさんだけど可愛いから」(30代・女性)
「めざましテレビを見ているから」(30代・男性)
「大切なことをしっかりと教えてくれます」(40代・男性)
◇ ◇ ◇
今回の調査結果を局別でみると、TOP10には日本テレビから4人、TBSとフジテレビからそれぞれ3人がランクイン。TOP20に広げると、日本テレビが10人、フジテレビ6人、TBS3人、テレビ朝日1人という、日本テレビが存在感を発揮する結果に。
日本テレビの男性アナウンサーでは、第17位タイの菅谷大介(50)と蛯原哲(48)、第20位の平川健太郎(52)などスポーツ実況を得意とするアナウンサーが、特に男性からの支持を集めているのが特徴的だった。
なお、テレビ朝日のアナウンサーでは、『スーパーJチャンネル』を担当する小松靖アナウンサー(47)が17位でトップだった。
続いて、年齢別にみるとTOP10に入ったのは50代と40代がそれぞれ3人、30代が4人。TOP20まで広げると、50代が7人、40代と30代が6人、20代が1人となった。男性アナウンサーは、長きにわたって出演するベテランの好感度が高いようだ。
唯一20代でTOP20入りを果たしたのは、'22年にフジテレビへ入社したばかりの勝野健アナウンサー(22)。'22年7月より『めざましテレビ』と『Live News イット!』というフジテレビを代表する情報番組に出演しており、早くも注目を集めているようだ。
7位の国山ハセンや8位の生田竜聖など、30代前半のアナウンサーも上位に入っており、この先、人気男性アナウンサーの世代交代が起こるのか、注目だ。
11位以下の得票結果
第11位:森圭介(日本テレビ)/32票
・1978年11月20日(43歳) 2001年入社
第12位:安村直樹(日本テレビ)/31票
・1988年8月27日(33歳) 2012年入社
第13位:木村拓也(フジテレビ)/30票
・1990年8月1日(32歳) 2013年入社
第14位:矢島学(日本テレビ)/29票
・1971年9月28日(50歳) 1995年入社
第15位:伊藤利尋(フジテレビ)/23票
・1972年7月22日(50歳) 1995年入社
第16位:勝野健(フジテレビ)/22票
・1999年11月11日(22歳) 2022年入社
第17位:小松靖(テレビ朝日)/21票
・1974年11月29日(47歳) 1998年入社
第17位:菅谷大介(日本テレビ)/21票
・1971年11月19日(50歳) 1997年入社
第17位:蛯原哲(日本テレビ)/21票
・1974年7月15日(48歳) 1997年入社
第20位:平川健太郎(日本テレビ)/20票
・1969年12月21日(52歳) 1992年入社
【調査概要】
実施期間:2022/8/5〜2022/8/10
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象:15歳以上の男女から80・90代男女まで
(男性1051人、女性949人、計2000人)
『週刊女性PRIME』調べ、セルフアンケートツール『QiQUMO』を使用。
実施機関:クロス・マーケティング(https://www.cross-m.co.jp/)
(文/千歳康一)
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草なぎ剛、子ども時代の夢がいまの職業に
草なぎ剛 撮影/廣瀬靖士
「僕もリアルタイムの少年期が'80年代で、夏休みはよく母ちゃんの実家の四国に行っていたんです。朝から隣の町にカブトムシを捕りに行ったり、釣りをしに行ったりとか、その帰りに雷雨にあって命からがら戻ってきたり(笑)。映画を見ているといろんなことが思い出されて、自分の子ども時代を見ているような感覚になりましたね」
草なぎ剛が『ミッドナイトスワン』以来、約2年ぶりの映画出演。幼いころの夢を叶えて小説家になった主人公・久田孝明の大人時代を演じている。物語は'80年代の長崎を舞台に、イルカを見るために冒険に出る子ども時代の久田(番家一路)と友達の竹本(原田琥之佑)のひと夏を描いた青春ムービー。まさに同世代で懐かしい世界観と語る草なぎに、子ども時代の思い出を語ってもらった。
「映画でも出てくるんですけど、キン消し(キン肉マン消しゴム)は僕も集めていました。キン肉マンとかロビンマスク、ウルフマンが欲しいんですけど、いつもキン骨マンが出てくるんですよ(笑)。何回ガチャガチャやってもそればかりで、もっとほかのキャラクターも入れてくれって思っていましたね。
あと、ファミコンとかのテレビゲームも僕の子どものころに発売されて夢中になっていましたし、そういったものが僕のいまの基盤になっていて、とても懐かしいですね」
子ども時代の夢がいまの職業に
子どものころに、憧れているアイドルもいた。
「小学校のころから少年隊は好きで、僕も歌ったり踊ったりしたいなと憧れてこの世界に入りました。いまでもYouTubeとかで当時の映像を見ると、子どものころと変わらずワクワクしますね。それこそ演じた久ちゃんじゃないですけど、子ども時代の夢がいまの職業になっているというのは最高ですよ。もうラッキーですし、グッドグッドです(笑)」
少年2人の青春物語であり、愛情深い久田の両親との家族の日常を描いた本作。草なぎ自身は、子ども時代の両親との思い出をこう話してくれた。
「父ちゃんと母ちゃんはとても温かかったですね。食べるのが好きだったので、よく焼きうどんとか野菜炒めを一緒に作って、みんなで食卓を囲んであれこれしゃべっていたのを覚えています。
この作品では、子どものころの思い出の味として鯖缶が出てくるんですが、僕としてはみそ汁ですね。豆腐とわかめとか、なめこ汁が大好きだったんですよ。みそ汁さえあればOKみたいな感じだったので、いまでも食べたいなって思います」
小さいころから食べるのが好きだったと語るが、いま夢中になっているのがコレ。
「いまギター熱が上がっていて、新しい曲を作っているんですけど、全然できないんです。曲がまったく降りてこなくて才能ないのかな(笑)。斉藤和義さんが好きで、この前YouTubeで『歌うたいのバラッド』を見たんですが、素晴らしくてああいうふうに弾きたいなって。あの曲は10年前くらいからカバーしようと練習しているんですが、いまでもマスターできないんです(笑)。もっと練習して、いつかみなさんに披露できたらいいなって思います」
最近ハマってます!
「最近フィルムカメラを始めて、露出とかシャッタースピードを自分で決めながら撮るのを楽しんでます。きっかけは、『拾われた男』ってドラマで共演した仲野太賀くんがやっていて、その影響で始めました。太賀くんはロケ中に僕のこと撮ってくれて、写真集にしてくれたんです。風景とかをよく撮っていて、ブレたりもするんですけどそれもまたいいんですよ。インスタにあげたりもしているので、ぜひ見てください(笑)」
『サバカン SABAKAN』
8月19日(金)より全国ロードショー
出演:番家一路 原田琥之佑 尾野真千子 竹原ピストル 草なぎ剛
配給:キノフィルムズ (C)2022 SABAKAN Film Partners
ヘアメイク/荒川英亮 スタイリスト/黒澤彰乃
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《中1いじめ》被害生徒母が実名告白、遺書にあった“言われて一番嫌だった言葉”
新幹線に乗って青森に帰るなか、母・江美さんの胸で眠る2歳の楢館拓実くん(遺族提供)
499人――。
これは、2020年に自殺した小学生から高校生までの合計数だ。1980年以降、過去最多となり、2021年はそれに次ぐ473人に。
子どもの自殺が相次ぐが、先立たれた遺族の苦しみは想像を絶する。6年前亡くなった少年の遺族が、その思いを語った。
◆ ◆ ◆
まだ日が昇らない、夜明け前のことだった。気づかれないようそっとドアを開け、外に出た。暗闇のなか自宅の敷地内にある小屋に入るとロープを結び、その反対側を自分の首に結んだ。まだ、幼さの残る12歳の少年は、そのとき何を思っていたのか――。
2016年8月19日。青森県東北町で当時、中学1年生だった楢館拓実(ならだてたくみ)くんは自ら命を絶った。新学期が始まる3日前のことだった。
「つい最近、近所に住む同級生の子が、若葉マークをつけた車に乗って運転しているのを見たって夫が話していたんです。生きていれば、拓実も18歳。高校を卒業して車の免許を取っていたのかな……」
拓実くんの母・江美(えみ)さんはそう話し、苦しそうに眉間にしわを寄せ、目を細めた。
「形だけでも傍に置いておきたいと思っていましたが、2019年に義父が亡くなり、拓実の骨も一緒に納骨したんです。お寺さんからは、早く入れなさいと言われていましたし、すっごく可愛がってくれたおばあちゃん、おじいちゃんも一緒だから大丈夫かなって。でも、ずっと近くにあったから、寂しいですね」
6年という月日が流れ、今年で7周忌を迎えたが、愛する息子の死を、今も受け止めきれないでいる。
いじめがなければ、もっと生きていられた
拓実くんが残した遺書にはその原因が、明確に記されていた。
《いじめがなければ“もっと”生きていれたのにね……ざんねん》
と。にもかかわらず、調査に乗り出した『町いじめ防止対策審議会』は、拓実くんの自殺について“いじめは一因”としたうえで“本人の特性”や“思春期の心性”など“さまざまな背景が複合的に関与していた”と結論づけた。
この結果に両親は絶句。
「教師って子どもが好きで、誠実な人が就く職業だと思っていました。でも、ウソばっかり。拓実が“学校に行きたくない”“死にたい”と話した言葉を聞いて、私は学校に何度も電話をして、訪問もして相談していました。なのに、なんら対応してくれないばかりか、私が相談したこと“すらなかったこと”や“ウソ”で塗り固められていました。『審議会』の聞き取り時に渡された資料にあった学校側の証言は、三者面談の日に私が拓実の前で“息子が死にたいと言っている”と相談したという内容でした。息子の前で、そんなこと言うわけないのに……」(江美さん、以下同)
遺族の反発を受け、町は、再び調査を実施。2018年3月に、調査結果を公表した。報告書では、拓実くんの自殺は、後ろの席の同級生から何度もイスを蹴られた“いじめが原因”であると認定し、学校が適切に対応していれば防げていたと非難した。
「これでも納得いく内容かというとそうではありません。“イスを蹴った”といういじめだけが認められ、ほかのことはわからないままなんです。なぜ息子が死んでしまったのか、本当のことを知りたいのに……。拓実の遺書には、いじめた子への強い憎しみが書かれていました。そうとうなことがあったはず。なのに、当事者は誰もちゃんと話をしてくれなかった……」
遺書の最後には、《クズ》という文字の横に小さな文字で《〇〇くんがぼくに言ったさいあくの言葉》と書かれていた。
「いじめていた子からは、何の謝罪もないままです。彼が結婚して子どもを持ったら、謝罪に来てくれるかなって。だから、拓実との思い出が詰まったこの家から、離れられない部分もあるんです」
いじめと自殺の因果関係が認められ、調査は終了。拓実くんが亡くなってから、約1年半という時間が過ぎていた。
だが、これで終わりではない。
「いちばん悲しまなければいけないときに、調査に時間を取られて……。張り詰めていた糸が切れたように、精神的に不安定になり、体調も悪くなったんです」
拓実くんが亡くなった日の午前2時ごろ。江美さんは、トイレに入った拓実くんに気がついた。覗き込み、声を掛けると、
「お腹が痛いんだよ」
――薬、飲む?
「もう少しトイレで頑張ってみる」
――我慢できなかったら、お母さんのところにおいでね。
これが最後の会話となった。同日の午前5時過ぎ、冷たくなった拓実くんが発見された。
「今でも朝の4時ごろにハッと目が覚めるんです。そして“今ならまだ拓実を助けられる!”と思って、急いで玄関に行くのですが、そこで夢だと気づくんです。そのあと座り込んでワンワン泣いて……。ある日は街で小さな子が“お母さん、このアイスがほしい”って言っている声を聞いて、それが拓実の声にすっごく似ていて、涙がとまらなくなったこともありました」
拓実くんが亡くなった当初は、料理すらできなかった。
抱きしめていた感触が忘れられない
「私が台所で料理をしていると、小学校から帰ってきた拓実が近づいてくるので、ハグをしていました。“今日の夕ご飯はなに~?”とか、匂いを嗅いで“今日は大根とお肉を煮たのだね”とか言うんです……台所に立つとそのときのことを思い出してしまって。拓実をギュッと抱きしめていた感触が忘れられません」
昨年、江美さんは『心的外傷ストレス障害』(=PTSD)と診断された。
「“うつ”とは診断されていましたが、感情があまりに不安定で“自分はこんなに弱かったのか、情けない……”と思っていました。それがPTSDという病気だとわかって、少し気持ちが楽になりました。でも“死にたい”という気持ちは消えません。グジグジしないように、何かしなきゃと手芸も始めましたが続かなくって……」
前を向こうと足掻くなかで、夫婦の関係も変化していた。
「妻には申し訳ないことをしたと思っています」
そう話すのは、拓実くんの父親である健さんだ。
「決して忘れられないことですが、前に進まなければいけないと思っていました。しかし、何か作業をしていても、物事に集中できなくなって。途中で自分が何をしているのか、わからなくなるんです。何か新しいことをしなくてはと思うのですが、すぐに躓いてしまい……一向に前に進めなくって」(同・健さん、以下同)
家業のたばこ農家は、2017年2月の出荷を最後に廃業。仕事をすることも、ままならなかった。それでも生きるためには稼ぐ必要がある。
いくら飲んでも罪悪感しか残らない
「貯金を切り崩しつつ、妻が単発のアルバイトをこなして支えてくれました。私もスーパーで早朝の品出しや、建設現場などで働きました。でも、なかなかうまくいかなかった。それで拓実との楽しかった思い出に浸ろうと、お酒を飲んで……。昼から飲むこともありました。でも、いくら飲んでも罪悪感しか残らないんです。暴走して、妻には本当にさまざまな迷惑をかけました」
酒に酔い、息子との楽しかった思い出に浸り、涙を流した。それが健さんにとって、心の傷を癒すということ。しかし、その方法が江美さんも同じとは限らない。
「夏休みの時期は仕事が忙しくて、あまり遊びに連れていってあげられなかったんです。だから、1日だけ休みを取って、拓実と海に行きました。当時の楽しかった思い出に触れようと、妻を車に乗せて、その海に向かったことがあったのです」
行き先を知ると、江美さんは“行きたくない!”と叫び、涙を流した。
「楽しかったときの思い出を、悲しい気持ちで触れたくなかった。拓実と一緒に行った花火大会の花火の音すら聞きたくなくて、花火大会の日は家を離れています。ドン、ドンという音が聞こえると、パニックになってしまうこともありました。だから、悲しみを昇華する方法を押しつけられるのがつらくって」(前出・江美さん、以下同)
物事の感じ方も、その表現の仕方も違うように、心の形は人それぞれ。健さんは限界だった心を少しでも楽にしたい――その一心だったが、夫婦の間には距離ができてしまった。
それでもお互いを必要としていることは、変わらない。健さんが席を外したときに、江美さんはこうも話していた。
「私もなんで“死にたい”という言葉を聞いていたのに止められなかったのかと今も自分を責め続けています。それは、主人も一緒で苦しんでいる。だからこそ、私がいなかったら主人は死んでしまうと思うんです。嫁ぐと決めたからには、最後まで一緒にいなきゃって」
そう話すと、江美さんは寂しそうに微笑んだ。
「昨年から主人は配送の仕事を、私は飲食店で働いています。少しずつ任されることも増えてきて、必要とされているんだなと嬉しく感じています。死にたいという気持ちが強くなっても、間違いを起こさないよう“ドラマをためてあるから見なきゃいけない”とか“カウンセリングに行かなきゃいけない”とか、本当にささやかな予定を入れるようにしています。猫も家族のようなものですから、この子たちのご飯代も稼がなくちゃいけませんから」
8月も中盤を過ぎ、子どもの自殺が増える新学期が、間近に迫る。
「拓実が亡くなってから、さまざまなメッセージを発していたことに気がつきました。“もう死ぬ”という言葉が自宅内にある電気のスイッチに一文字ずつ書かれていたり、拓実が大好きだったパソコンのパーツを、一緒に組み立てようと主人が買い集めていたのですが“もう買わなくていいから”と言われたこともあったそうです。メッセージを発信していたのに、なんで気がついてあげられなかったのかと今も、後悔しかありません。子どもが発している些細なメッセージに目を配り、見つけたらしっかりと受け止めてあげてほしい」
そして、
「私も命の大切さを説いたり、学校には行かなくていいとも言いました。だからこそ、子どもから“死にたい”“学校に行きたくない”という言葉を聞いたら“学校には行かなくてもいい”と強く何度も言ってあげてほしい。悩んでいる子も、親はちゃんと話を聞いてくれるから伝えてほしい。親がダメなら、近所のおばちゃんでも、第3者でもいいんです。聞いてもらえたら、きっと何かが変わるはず」
死なないで。逃げだしていいんだよ
目にいっぱいの涙を浮かべ、江美さんは、こう呼びかけた。
「死なないで。つらい場所からは、逃げだしたっていいんだよ……」
拓実くんに届くはずだったこの言葉が、苦しんでいる子どもたちに届くことを願う。
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坂口杏里、SNSで先走り離婚報告に「オオカミ少年」
坂口杏里と夫・進一さん(公式YouTubeより)
《妻は『離婚が成立しました』と公表しておりますが書類関係の提出は終えていません、なので厳密に言うと離婚していない状態です》
8月18日、自身のインスタグラムに“真相”を書き込んだのは坂口杏里の夫・進一さん。15日に同じくインスタのストーリーにて《ちなみに離婚は成立しました》と離婚報告していた妻の“ウソ”に反論した格好だ。
交際期間はわずか12日。周囲の心配をよそに、6月8日にスピード結婚した杏里と進一さん。インスタでラブラブな新婚生活をアピールしたり、はたまた格闘家でもある進一さんの試合のセコンドについたりと夫婦仲は良好。紆余曲折あったものの、彼女もようやく幸せを掴んだ、と思われたがーー。
「当初こそ、互いのインスタで“自慢の嫁”“私を嫁にしてくれてありがと”などと惚気あっていた2人ですが、1か月過ぎた頃から早くも雲行きが怪しくなってきた。
杏里ちゃんは“我慢の限界”と、夫のモラハラ行為や金銭面のだらしなさなを訴えるようになったのです。でも、本来は夫婦で面と向かって話し合って解決すべきことで、わざわざインスタにぶちまけることではないのですが……」(スポーツ紙芸能デスク)
すると進一さんも即座に、こちらもインスタで《妻を傷付けてしまった》《僕ら夫婦が向き合うことが最優先》と関係修復を務めるかのような文言を発信。杏里もまた7月16日に仲直りしたのだろうか、《私は簡単に彼を手放し離婚はしません》と投稿しては、翌日のYouTubeチャンネル開設もアピールしてみせたのだった。
「○○したい」の希望ばかり
「そのYouTubeも順調、とは言えなさそう」とは先の芸能デスク。
「動画は夫婦の日常会話が中心で、とりわけ何かにチャレンジするような真新しい企画はほぼない。8月5日には【夫婦の今後の未来は、、、!?】との気になるタイトルをつけるも、“夫婦のTシャツを作りたい”“エッセイ本を出したい”“何かのプロデュースをしたい”などと、何とも希望ばかりが並べられていましたが、実際に彼女は何ができるのか(苦笑)」
再生回数こそ当初は20万回、40万回を超えていたものの、以降は10万回にも届かなくなり、チャンネル登録者数も約1万5000人ほどと伸び悩んでいる様子。ついには8月6日を最後に更新が途絶えていた。
すると翌8月7日、予想通りのストーリーにて《離婚したい。出て行きたい》《今の私は全然幸せではありません》などと、またもや離婚危機にあることを報告。再三に渡ってお騒がせぶりを発揮する杏里だったが、世間の反応は薄くなっていたーー。
そして今回の先走り報告に至ったわけだが、進一さんによると《お互いに頭を冷やす為に距離を置いて生活しています》と別居は事実としつつ、《ちゃんとした形で話し合う為に生活安全課を交えて話し合いを進めるつもりです》と、なぜか行政を巻き込んで夫婦の結論を出していくとした。
老舗芸能プロのマネージャーは「全ては良子さんを失った寂しさからくるのでしょうが」と汲みつつも、一連の杏里の言動に苦言を呈する。
かまってほしい“インスタ芸”
「結婚から2か月で2度目の離婚危機と、こうなるともう世間の注目を集めたい、かまってほしいがための“インスタ芸”に思えてしまう。SNS投稿を繰り返すほどに“またか”とウンザリされるし、これで後に杏里から“仲直りしました!”との復縁報告があろうものなら、もう彼女の声に誰も耳を貸さなくなる“オオカミ少年”状態になりかねません」
最愛の母・坂口良子さんの他界後、所属事務所から離れた杏里はキャバクラ嬢、セクシー女優に転身。ホストクラブ通いに身を投じたことで問題行動を起こし、元ホストらとのトラブルから逮捕されたことも2度ある。
「その都度に、奇々としたお騒がせぶりが報じられて世間の目に触れてきました。彼女の中には今なお“注目される芸能人”とのすがるような思いがあり、ニュース記事にされるSNS投稿で存在意義を確かめている節があるように思います。
それに夫婦の2か月間を振り返ると、互いにインスタを通じて会話をしているみたいで、真摯に向き合って問題点の改善を話し合っていないように見える。今からでも遅くはない。良子さんに親孝行をしてほしいですね」(前出・芸能プロのマネージャー)
杏里自身が幸せを掴むことで、か。
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平手友梨奈 『六本木クラス』の熱演で好評価も「達成感がない」
平手友梨奈
「ディーフェーンス!」
現在放送中のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)で、熱演を繰り広げている平手友梨奈。新木優子の口をふさぎ、竹内涼真とのキスを阻止した冒頭の場面は、既に“名シーン”認定されているほどだ。
韓国ドラマ『梨泰院クラス』の原作者が平手を猛プッシュし、自身も出演を熱望したという今作において、彼女は圧倒的な存在感を放っている。
'21年に公開された映画『さんかく窓の外側は夜』が語る平手
「放送開始前には“リメイク”への不安の声もありましたが、フタを開けてみれば、老若男女問わずドラマにハマるファンが相次ぎ、中でも平手さんの演技力は絶賛されています。“別次元の演技をしてる”“ひとりだけ本家越えしたのでは?”と、主演の竹内涼真さんや新木優子さん、香川照之さんなど名だたる俳優を“食う”勢いですね」(テレビ誌ライター)
'20年にアイドルグループ『欅坂46』を脱退後、『ドラゴン桜』(TBS系)に出演するなど女優としてのキャリアを歩み始めた平手。彼女が出演し、'21年に公開された映画『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督は、平手の素顔についてこう語る。
「あまり目を見て話してくれないなというのが第一印象で、嫌われているのかなと思ってしまいました(笑)。ただ、撮影が進むにつれて、細かく演出しなくても自分の意図をくみ取ってくれて、心が通じ合えたのかなと。撮影が終わるころには、平手さんの不思議な力にすっかり魅了されてしまいましたね」
役者としての平手の魅力とは何なのだろうか。
完璧を求めるあまり、心身が不安定に
「負けず嫌いで何事に対してもストイックな部分ですかね。テイクを重ねていくにつれてどんどんお芝居がよくなっていったのを覚えています。また『六本木クラス』もそうですが、平手さんが演じる人物は作品ごとにどれもバラバラ。それでもしっかりとハマっていて、役に対して十分に研究されているなと感じています」(森ガキ監督)
演技に対する評価が高まったことで、今後は出演作の増加も期待されるが、テレビ局関係者は彼女のストイックすぎる性格について危惧しているという。
「平手さんは自分のパフォーマンスに対して人一倍厳しい性格で知られ、追い込みすぎた結果、アイドル時代にはステージ上で倒れたりケガを負うこともありました。体調不良でイベントや番組を欠席することも珍しくなく、『ドラゴン桜』でも撮影に穴をあけることがあったといわれています。演技力の高さは誰もが認めるところですが、完璧を求めるあまり、心身が不安定になってしまうという不安はぬぐえません」
他人の意見や評価に流されず、努力してきた積み重ねが今の彼女につながっているのだが、その魅力は“脆さ”をはらんでいる。
「『ドラゴン桜』でも演技力を称賛する声が多く見られたものの、彼女自身は周りに評価されても“達成感をまったく感じない”と語っています。『六本木クラス』で平手さんへの注目がさらに集まりましたが、裏を返せばそれだけ期待値が高まったということ。より一層プレッシャーを感じてしまい、自分を追い込みすぎてしまわないか心配ですね」(スポーツ紙記者)
時には自分自身を“ディフェンス”してほしい。
森ガキ侑大 映画監督。テレビCM・Webムービーのほか、テレビドラマや長編映画の監督・演出を手がける。主な代表作に、『さんかく窓の外側は夜』『おじいちゃん、死んじゃったって』など