向井亮太容疑者(左)と向井勇生容疑者(右)
「えっ、人違いとちゃいますか? ここに住んどる青年はそんなひどいことをするような人じゃないですよ」
知らずに同じ女児を暴行
「勇生容疑者は昨年7月、当時の交際相手宅で彼女が外出中の隙をつき、あおむけにした女児の目をタオルで隠して犯行におよんだ。亮太容疑者はそれより前の昨年4月、預かった女児を連れて親族宅を訪問し、家の中と帰り道の駐輪場で計2回、女児のズボンを脱がせて暴行している」
「身長約175センチで筋肉質。精悍な顔立ちの青年ですわ。礼儀正しく目を見て挨拶するし、階段ですれ違うときは道を譲ってくれる。僕は双子とは気づかず、ひとり暮らしと思っていました」
「勇生容疑者が事件発覚まで交際していたのは、被害女児とその弟を育てるシングルマザー。勇生容疑者は恋人宅に入り浸り、亮太容疑者も弟から紹介されて面識があった」
室内から激しいセックスの声
「息子たちの生活ぶりが心配なのか、実母とみられる中年女性らが出入りして掃除・洗濯をしていた。ベランダにはよくベージュのニッカーボッカーが干してあった。きれいなモデル風の20代女性が遊びに来ることもあり、室内から激しいセックスの声が漏れてくることも。やることはやっているのよ」(女性住人)
「いわゆる“不良グループ”には属さず、その他のまじめな人たちの部類。兄のほうは剣道部で頑張っていたけれども、弟は同じ剣道部に所属しながら存在感は薄かったみたいです。クラスの男同士でくだらない下ネタで盛り上がるときも、あの2人は乗ってこなかった。女子の前ではカッコつけたかったのかもしれません」(同・男性)
「兄のほうが色白でややスタイルがよく、彼女がいた時期もあった。弟は兄ほどまじめじゃない。双子のせいか、すごく仲がよくて、いつも一緒だったからあまり友達はいなかった。卒業後は2人とも高校に進学したはずだけど、ここらの若者が熱くなる毎年10月の『泉州だんじり祭』に参加せえへんから、消息は入ってこなかった」(同・女性)
30分でジョッキ10杯の酒豪
「2人とも若いころから働きに出て立派だと思っていました。お兄ちゃんはナイーブな性格が災いして職場の人間関係などに悩み、勤め先を変えたこともあったみたいですが、そういうときは何も言わなくても弟さんが“以心伝心”で励ましてあげていました。
「きょうだいで仲がいいよね、みたいなことを言ったら、勇生容疑者は“見たいテレビ番組も、食べたいメニューも一緒のことが多いんだよ”と笑って教えてくれました。妙に納得したことを覚えています。でも、この事件は理解できません」