(写真左から)役所広司、志賀廣太郎
「ベストセラー作家・池井戸潤氏の最新作で、出世コースからはずれた大泉洋演じる会社員が赤字を抱える自社のラグビーチーム再建に奔走するサクセスストーリーです」(テレビ誌ライター)
「同じTBS系のドラマ『陸王』です。倒産寸前の足袋屋がランニングシューズを開発して一流メーカーと対抗できる企業に成長するというストーリーで、最終回の視聴率は20%超えの大ヒットとなりました」(同・テレビ誌ライター)
「ランニングシューズの開発に情熱を注ぐ社長に向かって“失敗すれば赤字ですよ!”と喝を入れる専務。会社の存続を願う熱い思いは、視聴者から大きな共感を得ました」(スポーツ紙記者)
右半身に麻痺が残り、失語症にも
「1か月くらい前に親族らしき人が来て、部屋の荷物を片づけて行ったみたいですよ。もうあそこには住んでいないと思います」
「脳血栓の手術後に、右半身の麻痺(まひ)が残ってしまい、ひとりでは生活できない状態に。失語症にもなり、医師にすすめられて施設に入居したそうです。普段は入居棟の涼しい室内で、テレビを見たり、読書をしたりして過ごしています。移動はすべて車椅子で、ひとりで風呂にも入れないので、特殊浴槽で介護士の補助を受けて入浴しています」(劇団関係者)
「役所さんが志賀さんのお見舞いに来たのは7月下旬のお昼ごろ。阿川佐和子さんを含めた3、4人の『陸王』メンバーが同行したようです。2年前に共演した出演者が集まるのは珍しいことで、絆(きずな)の深さを感じますね。入居棟への出入りは騒ぎになる可能性が高いため、志賀さんとは来客用のスペースでひっそりとお話しされたようです」(同・劇団関係者)
「身体の麻痺は徐々に治りつつありますが、まだひとりで立つことはできません。ですが、失語症は医師が驚くほど回復していて、朗読やナレーションの仕事は来年春ぐらいの復帰を目指しています。役所さんの奥さまは志賀が講師をしていた大学の卒業生という縁もあり、お見舞いに来ていただいたんだと思います」
『陸王』では志賀が役所を支える役回りだったが、今度は役所が志賀の一刻も早い回復を叱咤激励(しったげきれい)する番のようだ。