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《写真入手》フジ久代萌美アナが熱愛 お相手は6歳下人気ユーチューバー 直撃に照れ笑い

2019年11月9日 18:30 文春オンライン

 11月8日、東京・世田谷区の閑静な住宅街を仲睦まじげに歩いていたカップルは、スーパーで食品などの買い物を終え、手を繋ぎながら自宅へ帰っていった。マスクをつけた女性はフジテレビのアナウンサー、久代萌美(くしろもえみ・30)だ。

【写真】手をつなぎ帰宅する久代アナと人気ユーチューバー

「久代は『ワイドナショー』や『さんまのお笑い向上委員会』などに出演する人気アナです。久代はどこかピンボケな愛嬌があって、大物芸人の松本人志さんや明石家さんまさんにも可愛がられている。学生時代はリケジョで、微生物について研究していたそうです。同期入社は宮澤智アナですが、宮澤は今年結婚しました」(フジテレビ関係者)

 バラエティでの活躍が目立つ久代アナ。今年8月には「ワイドナショー」で松本へ言い放った「干されればいいのに」発言で炎上するという事件もあった。

「番組内で司会の東野幸治さんから『周りに(気になる人は)いないんですか』と聞かれた久代は『いないです、いないです』と答えたんです。すかさず、松本さんが『すっげーコンパしてるらしいですけどね』とイジった。それに対して、『してないです。本当にしてないです』と久代は否定したのですが、一矢報いようとした久代が、松本さんに対して、『本当嫌い。干されればいいのに』と言い放った。

 スタジオは盛り上がりましたが、久代のInstagramには『身分をわきまえろ』などの厳しいコメントが殺到しました。彼女としてはなんとか面白い返しをしようと考えてのひと言だったのでしょう。ですが、あの一件で学んだようで、トーク力は少しずつ向上している。仕事は頑張っていますよ」(同前)

 そんな久代の熱愛相手は、人気ユーチューバー「北の打ち師達」の”はるくん”(24)だ。

「北の打ち師達」は、“はるくん”と“ふぇると”の2人組。アイドルの曲にあわせて激しく踊る“ヲタ芸”を披露する動画を中心にアップしており、代表作の「君の名は。ヲタ芸で表現してみた」は1000万回以上再生されている。現在、チャンネル登録者数は110万人超で大手ユーチューバー事務所にも所属。2018年4月27日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)にも出演し、同じく人気ユーチューバーの「Fischer's」のバックダンサーとして“ヲタ芸”を見せていた。

「はるくんは高校生の頃からアイドル好き。その影響で“ヲタ芸”を始めたのですが、何よりも動画の編集が上手いんです。若い世代がSNSなどで拡散し、注目されました。グループ名の通り北海道で活動をしていましたが、大学入学をきっかけに上京。大学内でも顔がカッコいいと有名で、モテていました。当時、売れていないユーチューバーだった彼を支えていた彼女がいました」(はるくんを知る友人)

写真には仲睦まじい2人が

 2人が交際を開始したのは今年10月頃だという。はるくんの友人が「飲み会の場で出会ったそうです」と語る。

「飲み会で2人はすぐに意気投合し、交際をスタートさせました。ただ、はるくんには同棲していた元カノがいて、家にはまだその元カノの荷物が残っていた。約3年付き合っていた元カノは別れたくなかったようなのですが、はるくんは久代さんに完全に心変わりしてしまったようです」(同前)

 やはり久代アナはコンパはしていたようだ。取材班が入手した写真からは、仲睦まじい関係がうかがえる。

「最近もはるくんの家を久代さんが訪れています。2人とも有名人ですし、普段は自宅でデートをすることが多いようです。ただ、11月3日にはディズニーランドでデートをし、2人でディズニーキャラクターの帽子を被るなどはしゃいでいました。つい最近も2人で新宿の花園神社で行われている“酉の市”を訪れていました。歩くときは常に手をつないでいて、相当ラブラブですよ」(2人を知る関係者)

直撃に2人が見せた表情は

 11月9日、都内をデート中の2人を直撃した。笑顔でタクシーから降りてきた2人は、記者に対して最初は戸惑った様子で「広報を通して」と話していたが、ずっと照れ笑いを隠しきれず、交際についても否定しなかった。

――週刊文春です。お付き合いされて間もないと聞きました。

 久代「広報を通して頂いて……」

――真剣交際?

 2人「(互いの目を見て微笑み合う)」

――ディズニーランドでデートもされたんですよね。

 はるくん「え? 視聴者さんに見られたのかな?」

 久代は最後に「お手柔らかに」と、笑顔でその場を後にした。フジテレビ広報部に事実確認を求めたところ、「プライベートについてはお答えしかねます」という回答だった。

(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)

外部リンク

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小池百合子「4年間の任期を全うする?」再選直後、珍しく言葉がたどたどしかった瞬間

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

 東京都知事選挙は小池百合子さん(カイロ大卒)が当選。おめでとうございます!

【画像】「排除いたします」と語った小池百合子氏

3年前の「嬉しそうな顔」を忘れられない

 しかしこの圧勝により、来年も都知事選があるかもしれない。

 私は忘れられないのだ。小池氏が3年前に希望の党を結成したときに見せた国政復帰、いや、首相就任への色気を。自分に風が吹いていることを確信した嬉しそうな顔を。

 希望の党はどこかにいったが小池氏はまたしても希望を抱き始めたはず。希望は「野心」と変換してもいい。

 私だけの見立てだと思ったら違うようだ。都知事選翌日の紙面を紹介する。

「小池氏の心は国政へ?」(日刊スポーツ)

《都知事というポストには関心があるが、都政には関心がない小池さんは来年秋以降、国政に戻ることを考えるのでないか。自民党の二階敏博幹事長への接近の仕方を見ると、自民党に受け入れられる形をつくり、後継者のいない二階派を継承することを考えているのではないか。》(東京都庁の元職員でもある佐々木信夫中央大名誉教授)

 さらに日刊スポーツ名物コラム「政界地獄耳」は、

《政界での興味は、選挙上手で抜群の政局勘を持つ都知事・小池百合子がいつその座を明け渡して国政に逃げ込むか、その時にどの党でどういう形で転じるのかが焦点だ。》

 えー、もうそこまで? 地獄耳が過ぎる。

「“夜の街” 要注意」フリップのインパクト

 圧勝した小池氏の手法は直近でも「見せ方」「インパクト」にこだわっていた。

 東京都で新型コロナウイルスの新たな感染者が124人確認された7月3日、小池都知事は定例会見であらためて「“夜の街” 要注意」というフリップを掲げた。しかしその下には、

(ガイドライン遵守店を除く)

 エーーーー、これだと「夜の街」というインパクトがまず印象に残っちゃう。

 この手法は何かに似てると思ったら東スポの見出しだ。

「ツチノコ発見」と思いきや最後に小さく「か?」。東スポの場合は芸であり愛敬だが、都知事がこんな煽りをしたら、きちんと対策している店までイメージが悪くなる。

 ウイズコロナとは言うがウイズ夜の街とは言わない都知事。「夜の街」は「都議会はブラックボックス」のようにターゲットになった。敵をつくって叩く例の手法ともいえる。

本当に圧勝した現職都知事なの?

 相変わらずの「見せ方」や「インパクト」にこだわる政治。では中身はどうだったのか。都知事選翌日の社説をみるとびっくりするタイトルが並んだ。

「求められる説明と実践」(朝日新聞)

「地に足着けて問題解決を」(毎日新聞)

 これ、本当に圧勝した現職都知事なの?

 説明と実践が求められるとか、地に足着けてとか、つまり何もやっていないようにも見える。この4年間は一体何だったのか。さらに産経新聞の社説には「問われているのは公約の実現である」。ああ。

 スポーツ報知は「公約は難解横文字ばかり」とし、

「グレーター東京構想…?」「ワイズ・スペンディング…?」「フレイル政策…?」

 ???の嵐。

 報知は小池氏の言葉についてよほど疑問に思っていたのだろう。3日前にはこの人に聞いていた。

「ルー大柴『僕から見てもカタカナ多いな』小池百合子語録を斬る」(スポーツ報知WEB7月2日)

「寝耳にウォーター」のルー大柴さん! これは報知の企画力の勝利。

 朝日は東京版のページで「130超の公約 進み具合の説明必要」とあらためて書いた(7月6日)。

《4年間の任期中、小池氏が記者会見などで厳しい質問を受けた際、はぐらかす姿を度々目にしてきた。》

《2期目に何を達成し、達成できないのか。報道機関として随時検証するとともに、小池氏自身も進み具合や結果を説明していく必要がある。》

 もう一度言うが、これが圧勝した現職都知事への注文なのである。かなり深刻。

「4年間の任期を全うする?」に対して……

 しかし小池氏の頭はもう政策より政局なのだろうか。国政復帰について選挙翌日の各紙はこうふれる。

《自民党では「都議選の結果や東京五輪の成果次第では、小池氏は再び国政復帰に色気を出すのではないか」(閣僚経験者)と警戒する声もある。》(読売新聞)

 テレビ東京の都知事選速報では池上彰氏に「4年間の任期を全うされると約束されますか?」と問われた際、「自分自身の健康をしっかり守っていきたいと考えております」と小池氏は言った。いつもの論点ずらしだったが、珍しく言葉がたどたどしかったのは生々しかった。

 さらに具体的な声も。

《自民の閣僚経験者は「大阪府の吉村洋文知事や日本維新の会と組まれると厄介だ」と語った。》(毎日新聞)

 どうやらポイントは来年の都議選にあるよう。

 そのヒントは実は今回おこなわれた「北区」の都議補選にあった。

都民ファーストの会と自民党が激突

「自民と都民ファ 北区で激突」(東京新聞6月25日)

 都知事選では実現しなかった都民ファーストの会と自民党が激突していたのだ。

 その経緯がすごい。

 都民ファは、小池氏が二階俊博自民幹事長と良好な関係を築いていることから、対決を避けて候補擁立を見送るとの観測が流れていた。しかし「積極的ではなかった小池氏を押し切る形で」元知事秘書の擁立を決めた。

 小池氏は「自分の選挙に集中する」と応援に入らない考えを示したという。ルー大柴風に「トゥギャザーしようぜ」ではなかったのである。

 おまけに公明党は《都議会では親小池派として都民ファと歩調を合わせるが、補選は反小池派の自民候補を推薦する。》

 これに対し《裏切られた形の都民ファ幹部は「都民にどう説明するんだ」と恨み節をこぼす。》

 すごい。敵と味方がくっつく「ねじれ状態」。視線が国政にあるからこうなる。

 小池百合子記事を追うと、来年もまた都知事選があるかもしれないとやっぱり思えてきました。

(プチ鹿島)

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最悪拷問の恐怖…産経新聞記者によって中国“タブーメディア”に名前をさらされた話

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

 想像してみてほしい。あなたにある日、大手新聞社のベテラン記者から取材依頼のメールが届いた。だが、業務に関係する話題を興味本位に取り上げられたくなかったあなたは断りのメールを返信する。

【写真】弾圧に抗議する法輪功信者、トレーニングする法輪功信者などこの記事の写真を見る(全9枚)

……ところが数日後、新宗教団体○×教の機関紙のウェブサイトに、あなたの名前や経歴を詳しく記した記事が、あなたと「接触した」と称するその記者のコラムとして掲載された。○×教は教義に政治主張が組み込まれたアクの強い団体であり、その日から上司や同僚・近隣住民があなたを見る目が妙に冷たくなった。

 削除を求めたが、その後も記事はネットを漂い続けた。結果、あなたは○×教と対立する危険な政治団体▲■党の党員から「○×教の回し者」だとみなされ、外出するたびに謎の人物に尾行されたり、職場に中傷ビラを送りつけられたり、電話を露骨に盗聴されたりするようになった。

 そこで辛抱たまらず「私は○×教とは無関係だ」と実名でSNSに書き込んだところ、今度は○×教の信者から「お前は俺たちを差別している」「▲■党の手先だ」と攻撃されるようになった。なぜ、記者の取材依頼に断りの返信をおこなっただけで、こんな大変な目に遭わなくてはならないのか──?

取材を拒否したのに「接触できた」?

 まるでサイコホラー映画みたいな話だが、中国のある大学で教鞭を執る日本人研究者のH氏は最近、似た状況に置かれかけた。さいわい、現時点までH氏はひとまず無事だが、一歩間違えれば上記以上に危険な事態に陥っても不思議ではなかった。

 今年5月下旬、H氏に取材依頼のメールを送ってきたのは産経新聞社の論説副委員長・佐々木類(ささき・るい)氏である。過去には首相官邸記者クラブキャップ、政治部次長、ワシントン支局長などの要職を歴任したベテラン記者だ。

 H氏は本人のツイッター上でメールの本文を公開している。これによれば、佐々木氏は産経新聞社の肩書きを名乗ったうえで、日本の科学者の頭脳流出問題や、中国政府が進める海外研究者招聘プロジェクト「千人計画」について取材したいと依頼。対してH氏は自身の研究に関係がないからと、即座に断りの連絡を入れた。

 

 ところが、なぜか佐々木氏は約1カ月後、「この計画(注.千人計画のこと)に参加した日本人研究者と最近、接触できたので紹介したい」と、H氏の実名をあげて経歴を詳細に紹介する記事を発表する。

 しかも発表媒体はなぜか産経新聞ではなく、『大紀元時報』(Epoch Times)という社外の華人系メディアだった。

“普通のメディアではなかった”寄稿媒体

 以下、佐々木類氏が『大紀元』に寄稿した記事から問題の部分を引用しよう。なお、文中で(※)とした部分は、本文ではすべて実名である。

“この研究者は、中国・上海にある国立の理科系総合大学のF大学(※)で教鞭をとり、10人の研究員を率いて自らも研究を続けているH教授(※)だ。日本や米国でタンパク質の構造などを研究していたが、2015年に千人計画に応募して中国に渡った。

 H教授(※)は、2005年、T大R学部S科(※)を卒業し、09年にT大(※)で修士、12年まで米O大(※)で博士研究員となり、T大で特任助教を務め、F大で教授を務めている。専門は構造生物学だ。現在、F大から教授職と5年間で1億円以上の研究費を提供され、10人の研究員や学生を率いてタンパク質などの研究を続けている。

 筆者は5月下旬、H教授に取材依頼の電子メールを送った。メールには、取材に応じてもらった場合を前提に、中国に渡った動機やH教授のような日本の頭脳流出などについての簡単な質問を列挙した。すると、誠実な人柄なのだろう。その日のうちに返事が来た。だが、「専門の科学分野以外の取材には応じられない」という丁重に取材を断る内容だった。H教授は2018年に紫綬褒章を受章した東大のN教授(※)の研究室出身なので、N教授にも電子メールで取材をお願いしたのだが、残念ながら返事はまだない”
<佐々木類「世界中の頭脳に触手伸ばす中国の「静かなる侵略」 「千人計画」の甘い罠」『大紀元』WEB日本語版(2020年06月26日 06時00分付)>

 取材を断られたにもかかわらず、記事中で実名を出して「接触した」と主張することや、産経新聞の肩書きでメールを送ったのに断りなく他の媒体で記事を書いていることも、コンプライアンス面では非常に大きな問題だ。

 しかし、これらが吹き飛ぶほど深刻な問題は、佐々木氏が寄稿した媒体が『大紀元』だったことである。なぜならH氏のように中国国内で暮らす日本人が、『大紀元』紙上で記者から「接触した」と名指しで書かれることは、身の安全が保証されなくなることとほぼイコールだからだ。

「強烈な反中共の組織」法輪功

『大紀元』は中国国内で禁じられている法輪功(法輪大法)の系列メディアである。おおもとである法輪功は、神秘性の強い教義をかかげる気功修練団体(事実上は新宗教団体に近い)だ。トップは中国吉林省出身の李洪志で、信者(学習者・修練者)たちの間ではカリスマ的な崇拝対象となっている。

 法輪功は1990年代には中国全土で億単位の信者を集め、共産党内や人民解放軍内にも強い影響力を持った。しかし1999年からは勢力の拡大を懸念した中国政府によって徹底的な迫害を受けるようになった。

 いっぽう、李洪志の亡命先であるニューヨークに拠点を移した法輪功は復讐心に燃え、強烈な反中共イデオロギーを教義のなかに事実上組み込むようになる。

 彼らは傘下の『大紀元』『新唐人テレビ』『希望の声ラジオ』などの各メディアを組織して、虚実入り交じったショッキングな情報を流し、中国共産党や江沢民(法輪功迫害当時の党総書記)を徹底的に攻撃、さらに中国共産党員の脱党勧告運動をおこなったり海外の中国民主化運動関係者と提携したりと、党体制に真正面から牙を剥くようになった。

法輪功系メディアの取材を受けると電気棒で拷問

 ゆえに法輪功に対する中国国内での弾圧も深刻になった。法輪功側は、中国国内で多数の信者が当局の「臓器狩り」に遭い、臓器売買の犠牲者になっていると主張している。その真偽は不明としても、少なくとも法輪功の信者やシンパが当局による不当な拘束を受け、取り調べ段階で暴力を加えられる例があるのは事実である。

 たとえば、筆者が過去に取材した姜野飛という亡命中の男性は法輪功の信者ではなかったが、四川大地震が発生した2008年5月に法輪功系メディアの電話インタビューに実名で応じたことで、当局から法輪功シンパの疑いをかけられた(拙著『八九六四』参照)。

 やがて、派出所に連行された彼は「中国の誤った情報を国外に流した」と非難され、数日間睡眠を与えられず天井から半裸で吊り下げられて、電気棒を何度も肌に押し付けられる拷問を受けている。

 当時の姜野飛はただの労働者で、警官から荒っぽい取り調べを受けやすい社会階層の人物だったのは確かだ。とはいえ当局の法輪功に対する憎悪は強い。中国国内の在住者が法輪功系のメディアと「接触」することは、最悪の場合はこうした仕打ちすら受けかねない危険な行為なのである。

「宇宙の真理」を知った者

 ちなみに筆者は今年2月、『中央公論』の短期連載記事の取材のため、都内で開かれた法輪功の修練に参加してみたことがある。翌日は朝から腰痛と肩こりがすっかり消え、一時的にものすごく体調がよくなったので、(教義や政治的なイデオロギーはさておき)法輪功がかつて中国本土で大ブームになった理由については身をもって納得した。

 いっぽう、法輪功は教義の面においては、修練によって体内で霊性を持つ高エネルギー体「法輪」が回転しはじめ、宇宙の真理に近づき特別な存在になれるとする、一種の超人化思想を説いている。そのためか、「宇宙の真理」を知った者としての高いプライドを持つ信者も少なくない。

 ゆえに法輪功の一部の信者は、教団や『大紀元』に対する批判に非常に敏感だ。たとえ中国の体制に親和的な立場ではなくても、ネット上を含めた公の場で法輪功を批判する行為は、ある程度は腹をくくる必要がある──。

 つまり、法輪功を褒めれば中国当局にマークされ、場合によっては拷問すらも受けかねないが、かといって法輪功を批判すれば信者から抗議を受ける可能性がある。法輪功に対して良くも悪くも関心がない人物が法輪功系メディアで取り上げられることが、いかにやっかいな問題を生むのかは、こうした点からも想像していただきたい。

「日本のメディアとの接触を一切断つしかない」

 ところで、名のある新聞記者が会社の許可を得た上で他社の媒体に寄稿したり著書を書いたりする事例はしばしば見られる。今回、産経新聞社の論説副委員長である佐々木類氏が『大紀元』に寄稿していた件も、文春オンライン編集部が産経新聞社広報部に問い合わせたところでは「社内規定に基づき社外メディアへの執筆申請が出され、許可しました」とのことだった。

 佐々木氏がわざわざ『大紀元』を寄稿先に選んだのは、同氏の『日本が消える日──ここまで進んだ中国の日本侵略』(ハート出版)などの複数の著書や論考から判断する限り、おそらく「反中共」の面で法輪功と問題意識が一致したためだろう。

 もちろん、日本では信教と思想信条の自由が保障されている。佐々木氏が法輪功にシンパシーを抱き『大紀元』に寄稿する行為も、本人が責任をもっておこなうなら問題はない(産経新聞社の中国総局が吹っ飛ぶ可能性はあるが、それは同社が判断する問題である)。

 とはいえ、それでもH氏の件について悪質なのは、佐々木氏が本当の寄稿先である『大紀元』の名を伏せて産経新聞記者として連絡をおこなった点と、取材を拒否したのに「接触した」としてH氏の実名や経歴を記事中で詳細に記述したことだ。

「今回の件に衝撃をうけています。日本国内からの取材依頼について同様のリスクがあり、再発防止策も取られないとすれば、科学系の記者を含めてメディアとの接触を一切断つしかない。中国メディアよりも日本のメディアに対しておびえるのは理不尽な話ですが、身の安全の確保と、研究・教育環境の維持を考えればやむを得ません」

 上海市内の大学に籍を置く別の日本人研究者はこう話す。

在中国の日本人を「後ろから刺す」行為

「佐々木氏の手でH氏の名前が『大紀元』に掲載されたのは、H氏が中国におけるラボ開設事情を学会誌に寄稿するなど、研究者内部で積極的に情報を出すタイプの人だったことで、日本のメディアの目に止まったことが一因。今後、日本語ではできるだけ情報を発信しない、自分の名前が日本語で報じられるイベントに出ないなど、自衛をはかるよりほかはありません」(同)

 そもそも、中国にいる日本人研究者はたとえ中国側のプロジェクトに応じて渡中していたとしても、帰国後は日本の教育や学術研究にも貢献する人材となる。また、中国での研究成果を発表した日本人研究者の論文は、国境をこえて人類全体で共有されていく。当然、中国で学んだり働いたり研究活動をおこなっていることと、中国共産党体制を積極的に擁護することがイコールになるわけでもない。

 本来、研究者としての社会的責務には、メディアの取材に積極的に応じて、最先端の知を一般社会に対して伝えていくことも含まれている。しかし、日本の大手メディアの記者と「接触」するだけで法輪功系メディアに名前が出るリスクがあるとすれば、容易にそれもできない。海外にいる日本人研究者を後ろから刺すようなメディア関係者の行動は、日本の国益を毀損するものだと言うしかないだろう。

 なお、文春オンライン編集部は佐々木類氏の著書の出版元であるハート出版に、今回の事態について説明を求めるメールを送り同氏宛てで文面を転送してもらったが、期日までに回答を得られなかった。そこで佐々木氏の勤務先である産経新聞社にも同様の書面を送り、7月6日までに本人に質問内容が伝わったことを確認したが、やはり佐々木氏からの反応はなかった。

 著書のプロフィールでは「徹底した現場主義を貫く」「産経新聞屈指の論客」とされる敏腕ジャーナリスト・佐々木類氏。だが、どうやら文春オンライン編集部と「接触する」ことはお好みではないようである。

*         *

※なお渦中のH氏については、編集部が連絡をとった結果、今回の事件について事情を公開しているツイッターアカウントが本人のものであることを確認。ならびに、ツイッター上で公開された画像の使用許可を得た。

(安田 峰俊)

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「そうですか、じゃないですよ」元特捜エースの追及……レクサス暴走は“システム不具合”か“踏み間違い”か

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

高級車レクサスが暴走し1人死亡……リコール調査の専門家は「ブレーキの不具合で暴走」と証言した から続く

 トヨタの最高級車レクサスの暴走による死亡事故で、過失運転致死罪などで起訴された元東京地検特捜部長の石川達紘弁護士(81)に対する第4回公判が6月30日、東京地裁で開かれた。

 国土交通省所管の独立行政法人で自動車事故などの技術的検証を担当した専門家が被告側証人として出廷。ドライブレコーダーなどの詳細なデータ解析をもとに「ブレーキシステムの不具合で車が勝手に発進、暴走した可能性がある」と証言した。「車に不具合はなく石川のアクセル踏み間違いが原因」としてきた検察側の主張が揺らいだ形で、検察側は、専門家による反論の意見書を提出すると表明した。(#1、#2、#3より続く。敬称略)

◆◆◆

左足がアクセルペダルに届いたかどうか、が最大のポイント

 出川証言は、石川の左足がアクセルペダルを踏み込んでいないのに、事故車がブレーキシステムの不具合で勝手に暴走した可能性を示した。ただ、一定の説得力はあっても、あくまで“可能性”である。それを事実として科学的に立証するのは極めて難しいと思われる。結局、裁判は、石川が左足でアクセルペダルを踏み込めたのかどうか、が最大のポイントになる。

 事故後、「アクセルペダルを踏んだ記憶がない」と鬱々とした日々を送っていた石川が「踏んでいない」と確信したのは、19年1月24日、東京都交通局都営バス品川自動車営業所港南支所で行われた検察、警察による実況見分だ。捜査側は、ドライブレコーダーやEDRの解析で石川の踏み間違い事故と確信しており、石川の要求になかなか応じなかったが、検察上層部の一声で実現した。

 事故車と同型のレクサスLS500hの運転席の座席の位置を、警察で保管している事故車両と同じ位置に調整。石川を座らせていろんな角度から写真撮影した。

 石川によると、右足をドアに挟んだ状態で、両手でハンドルを握ることは可能だったが、左足はどうやってもアクセルペダルにもブレーキペダルにも届かなかった。事故前にシートを後方にずらして休憩していたのを思い出した石川は、得心がいった。

 警視庁側は、この事態を予期しておらず、石川の右足をドアにはさみ、前のめりになった姿勢にしたり、事故時に履いていた靴を改めて装着させたりしたが、それでも届かなかった、という。 

 警視庁はその後の19年2月8日、事故現場で事故車と同型の車を用意。防犯カメラなどの映像をもとにシート位置を事故時と同様にセット。石川と身長、体重が同じ警官を、右足をドア枠に置いた状態で運転席に座らせたところ、左足でアクセルペダルを踏むことができた、とする見分結果をまとめた。検察はこの見分資料を石川に示し石川を起訴した。

 石川側は1月24日の実況見分で撮影した写真を判断資料にするよう検察に求めたが、警視庁は提出に応じなかったという。そのため、石川側は、改めて1月24日の見分と同様の再現見分を行い、その写真とビデオを裁判所に提出した。

「なぜ、完全に踏み込んだ写真を撮らなかったのか」

「鑑定書」を作成した警視庁交通捜査課の寛は、1月24日と2月8日の両方の見分に立ち会っていた。第2回公判(2月18日)で、検察側証人の寛を石川側は攻め立てた。

 石川の弁護人の松井巖は19年2月8日の見分で、石川とは別の仮想運転者(警官)を使った再現見分について質問した。警官は161センチ、61キロの石川と同体格だとされる。

松井「足の長さを計測していませんね」

鑑定書作成警官「はい」

松井「足の長い人、短い人というのは、個性があるんじゃないですか、一般的に」

鑑定書作成警官「一般的に、はい。多少」

松井「左足でアクセルペダルを踏むことができるかどうかというのは、やはり、そこで、本件にとってはとても重要なことなので、測って同じ条件でやるべきだったんじゃないでしょうか」

鑑定書作成警官「理想を言えば、そうです。はい」

松井「今回は、理想通りには、いっていないということですね」

鑑定書作成警官「常識の範囲内でやっています」

松井「あなたにとっては、それが常識なんですか」

鑑定書作成警官「はい」

 松井は苛立つ。左足がアクセルペダルに「届いた」とする写真について「とてもアクセルを底まで踏み込んでいるように見えない。あなたにはそう見えるのか」と質問した。

 元福岡高検検事長だが、捜査経験も豊富。大柄で貫録がある。

鑑定書作成警官「写真ではなくて、私は肉眼で、目視で踏まれているのを確認していますので、先生がおっしゃっているのは写真の撮れ具合で。実際には、これはちゃんと踏めています」

松井「私の目には、左足がアクセルペダルに触るか触らないか分からないようにしか見えない」

鑑定書作成警官「踏んでいると見えます」

鑑定書作成警官「あなたの目じゃなくて、はっきりとわかる形の写真、ないしビデオを証拠化してここに付けるべきだったのでは」

 後輩の立ち合い検事が「異議。誤導だ」と指摘したが、松井は引かなかった。

松井「一番重要な写真を撮っていないのか、いたか、それをどうして添付していなかったかということですので、何ら誤導ではない」

 そして重ねて寛に聞いた。

松井「なぜ、完全に踏み込んだ写真を撮らなかったのか」

鑑定書作成警官「その写真がそうなんですとしか申し上げられない」

 仮想運転者がハンドルを握ってアクセルを踏み込む全身写真もなかった。

「その写真が、全然出てこないのはどうしてですか」

 続いて、被告人の石川本人が尋問に立った。現役時代は「カミソリ達紘」と恐れられた元特捜のエースである。

石川「1月24日の再現実験。検事の指揮の下でやったんじゃないですか」

鑑定書作成警官「そうですか」

 少し気が高ぶったか、石川の声はかすれ気味だ。

石川「そうですか、じゃないですよ」

鑑定書作成警官「私は計測員でその日は行ったので」

石川「あなたは、私の目の前で事故車の座席の位置を測定してきて、曲尺(かねじゃく)で私の目の前で示されましたね」

鑑定書作成警官「私が計測しました」

石川「あなたが計測したあと、あなたが私にこの座席に乗ってくださいと指示されましたね」

鑑定書作成警官「はい」

石川「座った後に足はどうなってましたか」

鑑定書作成警官「足は届かないということで」

石川「あなたは、その場で目で見ているでしょう」

 立ち合い検事がここで遠慮がちに異議を唱える。

検事「言い合いの様相。必要であれば、弁護人からお尋ねいただくか」

 裁判長も「冷静に」と諭すが、石川の追及は続く。80歳(当時)とは思えない迫力だ。

石川「それで、あなた、背後にカメラマンがいて、右背後から私の足の写真を撮ったのは見ておられますね」

鑑定書作成警官「はい、計測しながら」

石川「その写真が、全然出てこないのはどうしてですか」

鑑定書作成警官「わかりません」

石川「だって、実況見分を、調書をあのとき作ったでしょう。そのとき撮った写真が、警察に要求しても全然出てこないんですけれども、どうしてですか」

 検事がたまりかねたように異議を申し立てる。

検事「証拠開示のやり取りを警察官に求めるのは意味がない」

石川「計測していたんじゃなくて、むしろあなたが主体的にこの実況見分をやっているように見えた」

「異議」。検事が苛立つ。「意見を押し付ける尋問になっている」

「別に押し付けているわけじゃない。聞いてるだけです」と石川は言うが、裁判所にたしなめられ尋問を撤回。

石川「あなたの鑑定書には、1月24日に実際に私がその現場にいて、足の長さを見て、どういう状況かをあなたが見ていながら、その内容は鑑定書に盛られなくて、その後の2月8日に改めてあなたが仮想運転者を使ってやったのは、それを鑑定書に書いているのはどうしてですか。私が実際にいたのに、どうして私のことを書かなかったんですか。あの実況見分を」

鑑定書作成警官「それは、記憶に基づく再現で出来上がった資料なので、これを鑑定書の疎明資料として使うことはちょっとできないという判断です」

裁判所は再現見分を行うべきではないか

 この日、証人尋問に先立ち、石川側が事故時の運転状況を再現見分したビデオを裁判所が証拠採用し、法廷で再生した。筆者が記者席から見た限りでは、画面が暗く、撮影角度のせいもあるのか石川の左足とアクセルペダルの距離感はよくわからなかった。先に法廷で証拠調べをした2月8日の仮想運転者による再現見分のビデオも同様だった。裁判官の受け止めも似たようなものではなかろうか。

 石川側は、公判前整理手続きの段階から、裁判所による再現見分を求めてきたが、裁判所は検察の反対を受けて判断を留保し、双方の立証が終わった段階で見分を行うかどうか判断するとしている。そのため、双方が、それぞれの見分記録を証拠請求することになった。

 裁判には二つの基本原則がある。裁判官は、公判で直接取り調べた証拠だけに基づいて事実を認定し判決するという「直接主義」と、公判の手続きは書面ではなく口頭で語られた資料によって行われなければならないとする「口頭主義」だ。

 2009年の裁判員裁判導入後、この「直接主義・口頭主義」の原則に沿った刑事裁判が増えたと指摘されている。裁判員裁判も、それ以外の裁判も、原則は同じである。この石川の裁判でも、裁判所は「直接主義・口頭主義」の原則を守るべきである。公判前に裁判官の目の前で事故当時の石川の運転状況の再現実験をしていれば、「見えた」「見えない」「写真の撮れ具合」などという不毛な応酬はしなくてすんだ。

 今からでも遅くはない。裁判所は再現見分を行うべきではないか。そうすれば裁判官の「左足が届いたかどうか」に対する心証は即座に固まるだろう。そのうえで、検察、被告側双方の主張を勘案して判決を下せばいい。それが裁判の王道ではないか。

 次回公判は7月16日午後1時半。石川に対する被告人質問が行われる。

(村山 治/週刊文春)

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職場でちゅ~るおねだり、しっぽでキーボードにジャマ猫……自由すぎる「ネコ様」の生態

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

 猫好きな人ならば、一度は妄想する(かもしれない)猫とのオフィスライフ。職場で猫にちゅ~るをあげたり、仕事していたらPCにジャマ猫してきても憎めない……そんな環境を具現化したオフィスで、ショートヘアソマリのブリ丸さんに会ってきた。(取材・文=真島加代/清談社)

【画像】キーボードの上にしっぽでジャマ猫

◆ ◆ ◆

「トリムネ」という言葉に反応

 株式会社RABOの最高役職は「CCO」。CCOとは、チーフ・キャット・オフィサーの略で、同社においてもっとも尊い“最高権力猫”を指す言葉だ。現在、RABOにはCCOのブリ丸さんとCCOアシスタントのおでんさんを筆頭に、総勢約20匹以上の“猫様社員”が在籍している。そしてこの日、取材班を迎えてくれたのはCCOのブリ丸さん。凛とした佇まいとゴールドの瞳が魅力的なショートヘアソマリの男の子だ。

「RABOでは『すべては、猫様のために。』というステートメントを掲げ、総勢20名の人間社員がCCOの配下として働いています。猫様のもとで、働かせていただいている、という感覚ですね」 

 そう話すのは、RABOのPresident&CEO(最高経営責任者)の伊豫愉芸子(いよ・ゆきこ)さん。伊豫さんが名前を呼ぶと、ブリ丸さんはトトトトッと駆け足で登場してくれた。

「ブリちゃんは、人間が言葉でコミュニケーションを取っているのを理解しているようです。たとえば、おやつの『トリムネ』という言葉を聞くと、ハッとしてテンションが上がります(笑)。猫よりも人が好きで、自分のことを人間だと思っている節がありますね」 

 どうやらブリ丸さんは、賢さと美しさを兼ね備えているらしい。普段、CCOブリ丸さんとCCOアシスタントのおでんさんは伊豫さんの自宅で暮らしており、時にはRABOのオフィスに“出社”してくるという。

「猫様は移動が苦手な生き物です。ブリちゃんもあまり得意ではないので、移動が負担にならないように自宅近くにオフィスを構えました。出社するときもキャリーバッグを見ると『獣医さんに連れて行かれる』と思って逃げ回ります。今日は、かつおぶしで釣ってバッグに入ってもらいました(笑)」

 伊豫さんとブリ丸さんの出社攻防戦、少し見てみたい気もする。

仕事は、取材対応や撮影モデル

 ブリ丸さんの仕事は、メディアの取材対応や新作首輪の撮影モデルなど多岐にわたる。なかでも、RABOが開発している「Catlog(キャトログ)」を身に着けて生活するのは彼の大切な業務だという。

「Catlog Pendant(キャトログ ペンダント)は首輪型のウエアラブルデバイスで、猫様の活動データを24時間、365日記録して解析します。そしてCatlogは猫様の行動をスマホアプリで確認できるサービス。アプリ上には、睡眠、食べる、遊ぶなど、猫様の行動がアニメーションで表示されます。離れていても、お留守番中の猫様と一緒にいられる感覚で過ごせます。ブリちゃんには、開発に必要な行動データの収集を手伝ってもらっているんです」

 Catlogは愛猫の食事管理や、体調を崩している際の安否確認など、さまざまなシーンに対応しており、愛猫家のあいだで人気を博しているサービス。幼い頃から猫と生活を共にしてきた伊豫さんが「猫様と24時間一緒にいたい」と感じた経験が、Catlogの原点になっている。

 そしてもちろん、RABOのスタッフは全員猫好き。同社の「すべては、猫様のために。」という理念に共感し、Catlogの開発を進めている。そして、読者のみなさんも気になっているであろう“猫様”という呼び方も、プロダクトの開発中に生まれたという。

「サービス内容やプロダクトの大枠ができてきた頃、30人ほどの飼い主さんにインタビューをしたんです。そのときに『大切な存在』『家族として愛すべき存在』などの言葉をよく耳にしたので、敬意を持って愛猫に接している人が多いと感じました。私もそうですが、お世話をしているのではなく『お世話させていただいている』という感覚が、猫様の飼い主さんに多いんです(笑)。そうした背景から、私たちも自然と“猫様”と呼ぶようになりました」

 今年の5月には、スタッフの増員に伴いオフィスを移転。新オフィスでは猫様を第一に考えながら、人間にとっても過ごしやすいオフィスを目指したそう。

「スタッフをはじめデザイナーや設計事務所にも相談しながら、『Catlogの世界観を体現し、猫様とのライフスタイルを提案するオフィス』というコンセプトでデザインしました。CCOや、スタッフが自宅で飼っている猫様メンバーが出社したときも楽しめる工夫を施しています」

トイレにもアイディア満載

 ブリ丸さんのお気に入りは、専用スペースの「NEKO-ROOM」。大きい窓から陽の光が当たり、地上5階から外界を見下ろせる絶好の日光浴スポットだ。

「ブリちゃんは日向が好きで外を見るのも大好きなので、出社したらまっさきにNEKO-ROOMに入ります。人間はNEKO-ROOMに入れませんが、部屋の出入り口の横には人が座るソファスペースがあり、日向でくつろぐ猫様を愛でられる作りになっています」

 専用トイレにもアイディアが満載。トイレトレーをカーテンの裏に置き、壁には出入り口を設置して、洞穴探検気分でトイレに行けるのだとか。カーテンで隠しているからか、ニオイも気にならなかった。

「真っ暗すぎると用が足せないので、出入り口を作って光を入れています。すぐにトイレの場所を覚えてくれましたが、この洞穴が気に入ったみたいで、トイレの入り口に座っているのをよく見かけます(笑)。トイレ掃除は、私やスタッフが気づいたときに処理していますね」

 CCOの出社日は、伊豫さんを中心に人間スタッフ全員でお世話をするそう。猫好きなスタッフたちも「仕事のあいまにCCOと遊んで息抜きをしてます」と、笑顔で話す。

キーボードの上に座ったり……

「オフィス内はフリーアドレスなので、自分の好きな席で仕事ができます。奥には人間が集中しやすい場所を設けていますが、CCOは自由に行き来できるので集中スペースもおかまいなし。キーボードの上に座ったり、私の肩に乗ったり、SNSなどで人気の“ジャマ猫”的に過ごすことも多いですね」

 室内の間取りだけでなく、家具にもさまざまなこだわりがある。なんと、オフィスの移転を機に“猫様と協働できる家具”として、ハイテーブルとキャットタワーを特注で創作したという。

「ハイテーブルの脚には、麻ひもを巻きました。私たちが打ち合わせしている最中、CCOは全力で爪を研いで働いていますね。もうひとつの『キャットタワー』は、人間用のイスと作業用テーブルを設置しました。猫様はタワーの上でくつろぎながら人間の仕事を見守る、猫様と人間の新しい協働スタイルです」

 伊豫さんは「猫様が過ごしやすいオフィスは、人間にとっても働きやすい場所だと思う」と語る。“猫様のため”をとことん突き詰めたRABOのオフィスに、働きやすさのヒントが隠れているかも?

写真=真島加代/清談社

◆ ◆ ◆

株式会社RABO 「世界中の猫と飼い主が1秒でも長く一緒にいられるように、猫の生活をテクノロジーで見守る」Catlog®(キャトログ)を開発している、Cat Tech Company。

CCO・ブリ丸さん 2016年3月24日、東京都足立区のキャッテリーにてアビシニアンブルーの母とソマリルディの父の間に生まれる。同年5月に当社代表の伊豫に見初められ、養子となる。2018年2月22日よりRABOのChief Cat Officerに就任、テストデータ収集やプロダクト開発、カスタマーサクセスを担当。世界中の猫の幸せのため日々奔走している。

(清談社)

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高級車レクサスが暴走し1人死亡……リコール調査の専門家は「ブレーキの不具合で暴走」と証言した

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

レクサス暴走致死事件 元特捜検事が「左足でアクセルを踏み続けることは可能だったか」 から続く

 トヨタの最高級車レクサスの暴走による死亡事故で、過失運転致死罪などで起訴された元東京地検特捜部長の石川達紘弁護士(81)に対する第4回公判が6月30日、東京地裁で開かれた。

 国土交通省所管の独立行政法人で自動車事故などの技術的検証を担当した専門家が被告側証人として出廷。ドライブレコーダーなどの詳細なデータ解析をもとに「ブレーキシステムの不具合で車が勝手に発進、暴走した可能性がある」と証言した。「車に不具合はなく石川のアクセル踏み間違いが原因」としてきた検察側の主張が揺らいだ形で、検察側は、専門家による反論の意見書を提出すると表明した。(#1、#2より続く。敬称略)

◆◆◆

時速100キロを超えて暴走し、男性1人が死亡

 事故と裁判の争点を簡単に整理しておこう。

 石川は2018年2月18日午前7時10分すぎ、東京都渋谷区内の道路にレクサスLS500hを停車。シートを後ろにずらして休憩しゴルフ仲間が来るのを待った。石川は約7分、その場で停車していたとされる。

 シフトポジションはD(ドライブ)レンジだったが、レクサスLS500hは、フットブレーキを踏んで車が停止した場合、Dレンジに入れたままでフットブレーキから足を離してもフットブレーキが作動したまま停車状態を保持できる「ブレーキホールド機能」を採用しており、石川はこのブレーキホールド機能を作動させていたとしている。

 ブレーキホールド機能を作動させておくと、車を停止した状態が3分続くと自動的にブレーキホールド機能が解除されて電動パーキングブレーキに移行する。いずれにしろ、ドライバーが運転席を離れても車は動かない。

 まもなく仲間がゴルフバッグを持って現れたため、石川は車の後部トランクへの荷物の搬入を手助けしようと、トランクを開け、シートベルトを外してドアを開けて右足から外に出ようとしたところ、車が動き出した。

 車は石川の右足をドアに挟んだままどんどん加速。最終的に100キロを超え、約320メートル走って反対側の歩道にいた男性をはねて死亡させ、商店に突っ込んで止まった。石川も重傷を負った。パーキングブレーキのブレーキシューが焼け焦げており、パーキングブレーキがかかった状態で突っ走ったことをうかがわせた。

「足が届いたか」が最大の争点

 公判の最大の争点は、右足がドアに挟まれて使えなかった石川が、左足でアクセルペダルを踏んだかどうか、だった。

 石川側は、左足でアクセルペダルを踏んだ事実はなく、何らかの原因でパーキングブレーキが外れ、車はクリープ現象(シフトをドライブに入れるとアクセルペダルに触れなくても車がゆっくりと動き出す現象)で動き出し、途中でまた何らかの原因でブレーキがかかったが、車はそのまま暴走したと主張。

 これに対し、検察側は、「本件車両は、センサー及びコンピュータ内部の制御CPUなどに異常が出た場合、燃料や電気の供給が遮断・抑制されるよう設計されており、車両の構造上、制御CPUなどの異常によりエンジンやモーターの回転数が異常に上昇する(暴走する)ことはない」とし、警視庁交通捜査課交通鑑識係警部補の寛隆司が作成した「鑑定書」をもとに、石川が右足から降車しようとして誤って左足でアクセルペダルを踏み込んだため、車が急発進した、と主張。アクセルペダル裏にあった圧痕も、石川がアクセルペダルを全開に踏み込んだ状態で衝突したことを裏付ける、とした。

石川弁護士の証人として出廷した「リコール調査の専門家」

 この日、石川側証人として出廷したのは、元独立行政法人「交通安全環境研究所」(現独立行政法人自動車技術総合機構)リコール技術検証部リコール技術検証官(みなし公務員)の出川洋。

 1972年横浜国大工学部機械工学科卒。同年日産自動車に入社。エンジン開発、制動プログラム開発に携わった。その後、排ガス規制強化もあって、車はコンピュータやセンサーの塊となった。そのため「意図しない加速」、つまり、車に原因のある暴走が多発するようになったことを受け、その問題の専門家になった。日産退職後の2011年にリコール技術検証官。16年に退職するまで約50件の調査に携わった。現在は技術コンサルタントを営む。

 自動車技術総合機構のホームページでは、リコール技術検証部と検証官の仕事を以下のように紹介している。

「不具合の発生状況を多角的に分析してその原因を探り(略)国内で発生する交通事故や車両火災の中で、車両不具合が疑われるときは(略)必要な検証実験を行い(略)分析調査や検証実験の結果を総合的に検証して不具合の原因を国土交通省に報告」

 まさに、今回の暴走事故の原因に民間ベースで肉薄するには、ぴったりの専門家だった。

「ブレーキの不具合で暴走」と指摘

 出川は、石川側の依頼で、警視庁の「鑑定書」や車載のドライブレコーダーやEDR(イベント・データ・レコーダー、事故車に搭載されていた事故記録装置)のデータをもとに事故の状況を解析。その結果、事故車は、ブレーキ制御コンピュータなど電動パーキングブレーキの不具合で、ブレーキが解除され、または制動力が弱まり、クリープ現象で発進。その後、急加速し途中でパーキングブレーキがかかったが、そのまま暴走した、との結論に至った、と証言した。

 石川の「アクセルペダルを踏んだことはありません。踏み続けたこともありません」との公判陳述を裏付けるものだった。

 出川は、事故車の発進時のドライブレコーダーが記録した車速、加速度を詳細に分析。物理法則に従ってGPS信号によるドライブレコーダーの表示データ自体の誤差を修正した。その結果、鑑定書が急発進の根拠とした加速度表示「0・21G」は「0・1126G」になった。これは、クリープ現象で発進したときの加速度に相当する、とし、警視庁の鑑定書は不正確で信用できないと指摘した。

 そのうえで、クリープ現象のような発進が起きたのは、パーキングブレーキの不具合でブレーキが解除されたか、ブレーキの制動力が弱くなったためで、その原因としては、パーキングブレーキシステムの設計ミスが疑われる、と証言。

 トヨタが、同社のレクサスNX200tなどについて、ブレーキホールドで停車中にシートベルトを外すなどすると意図せず動き出すことがあるとして「ブレーキ制御コンピュータの制御ソフトが不適切だった」と2016年12月にリコールした事実に言及。タイプやグレードは異なるが、事故車も同じメーカーのブレーキ制御コンピュータを使っている、と指摘した。

「もし前職にいれば、改善すべきと報告する」

 さらに、出川は「安全にかかわる車のシステムに不具合があるかどうかの問題軸でとらえると」と断ったうえで、事故車が「ドアが開いた状態で発進したのは不具合といえる」と証言。外資系メーカーなど4社の社名をあげ、「シフトポジションがDレンジで停止しているとき、ドアを開けると自動的にシフトがパーキングに切り替わる仕組みを(それらの社は)2014年には採用した。事故は2018年2月に起きた。(トヨタは)著しく遅れている。もし前職にいれば、保安基準対象ではないのでリコールではないが、改善すべきだと国交省に報告する」と述べた。

 第3回公判に検察側証人として出廷したトヨタ自動車お客様関連部主査の吉田一美は、レクサスLS500hがその機能を採用していないことについて「車両を後退するときにドアを開けて直接目視をされるという使い方をされることもあるので」と証言している。

 警察の調査は、事故車のブレーキシステムの「設計ミス」などの観点での調査が不十分で、事故原因は特定されていない、と批判。EDRで衝突前のアクセル開度が100%だった場合、原因はアクセルの踏み込みだと決めつけてほかの調査を怠る傾向があるとし、EDRに頼ることが警察の事故捜査を不十分にしている、とも指摘した。

検察は「専門家の反論意見書を裁判所に提出する」と表明

 検察側は、出川の証言の信用性や信ぴょう性について揺さぶりをかけるべく、検証官時代の調査内容について証言を求めたが、出川は「守秘義務」を理由に開示を拒んだ。さらにドライブレコーダーの加速度データについての出川の読み方に問題があるのではないか、と揺さぶりをかけたが、出川は動じなかった。

 パーキングブレーキがかかったままの暴走だったことを示すブレーキシューの焼け焦げについて検事が見解をただすと、「現因は、調査していないのでわからないが、クリープで発進したあと、再度、パーキングがかかった。設計ミス、プログラムミスの可能性がある」と答えた。

 検察側は攻めあぐね、結局、「もし、石川がアクセルペダルを踏んだとしても、同じようなことは起きる」という出川の証言を引き出すのにとどまった。

 検察側は8月末までに、ドライブレコーダーやEDRのデータをもとにした警視庁の鑑定書を補強する専門家の意見書を裁判所に提出すると表明した。

「そうですか、じゃないですよ」元特捜エースの追及……レクサス暴走は“システム不具合”か“踏み間違い”か へ続く

(村山 治/週刊文春)

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眞子さまと小室圭さん 婚約報道から3年「結婚の可能性」とご両親の「夫婦関係」

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

 6月29日、秋篠宮ご夫妻は結婚から30年を迎えられた。長女・眞子さまのご結婚問題について進展がないなか、ご一家の最側近である加地隆治皇嗣職大夫の会見で「夫婦関係」が話題になったという。

【画像】車で帰宅する小室圭さんと母・佳代さん

「秋篠宮ご夫妻は結婚30年の節目を迎えられ、『大夫からはどういうご夫婦に見えるか』という宮内記者からの質問に対し、時に笑いも交えながら言葉を選ぶようにして、それぞれのお立場を尊重されながら仲睦まじくお過ごしになっている風にお見受けしております、という答え方をしたといいます。仲睦まじさについての具体的なエピソードを明かすことは控えるような形で、お側でお仕えしている折々に感じているというのが実感であると」(皇室ジャーナリスト)

 緊急事態宣言の期間を経て、秋篠宮家が抱える問題から国民の関心は一時離れたといえるかもしれない。そのような状況で、うかつな発言をすることはできないという宮内庁側の緊張感を表しているようなコメントにも聞こえる。というのも、このところ紀子さまが半蔵門を通過されるご様子を拝見していると、沿道にはあまりお顔を見せられず、下を向いていらっしゃることもあるのだ。

婚約報道から、丸3年が過ぎた

 新型コロナウイルスの影響で、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となったことを示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」をはじめとした行事の延期が続いている。そして、2017年5月16日にNHKが夜7時のニュースで「秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さま 大学時代の同級生・小室圭さんと婚約へ」と報じてから、丸3年が過ぎた。

 アメリカ・ニューヨークのフォーダム大学ロースクールに留学中の小室圭さん(28)の活動について、「女性自身」(5月26日号、6月23・30日合併号)がフォーダム大学のウェブサイト上に同大OBである金融の専門家に小室さんがインタビューする音声が4月に公開されていたことや、昨年夏に小室さんが執筆した論文が専門誌「NY Business Law Journal」に掲載されたことを報じている。どちらもテーマは資金調達にまつわるものだという。

眞子さまは、特任研究員の仕事をテレワークで

 一方の眞子さま(28)は、非常勤の特任研究員として勤務している東京大学総合研究博物館の仕事をテレワークで続けられているという。6月16日には、香淳皇后二十年式年祭山陵に奉幣の儀に参列された。グレーの参拝服をお召しになり、マスクを付けられた眞子さまは、いつものように背筋をピンと伸ばされて儀式に臨まれていた。

 仮に、眞子さまと小室さんの結婚への意思が変わらないならば、それぞれが今できることに粛々と臨んでいるようにも見える。小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者である男性との間の金銭問題が一つのきっかけとなり、結婚に関する行事は2018年から2年延期されている。タイムリミットは今年だ。

小室さんの母・佳代さんは金髪姿で

 小室圭さんの母・佳代さんが5月下旬に近所のスーパーで買い物する姿を「女性セブン」(6月11日号)が報じている。

 マスク着用でホワイトの帽子を目深にかぶり、金髪にも見えるほどの明るいブラウンに染めたロングヘア姿の佳代さんは、大ぶりのハイビスカス柄のブラックワンピースにカーディガンを合わせ、足元はサンダルという夏らしい装いに身を包んでいたという。

 佳代さんの胸中を推し量ることはできないが、華やかなファッションが印象的だった。

「出口のないトンネルはありません。私達も応援しています」

 現在、秋篠宮ご夫妻や、眞子さま、次女の佳子さま(25)は、オンラインで実に様々なご進講を受けられている。新型コロナウイルス関連が目立つが、定例のご進講もオンラインで行われている。できるだけ密にならないようにという配慮からか、秋篠宮ご夫妻と、眞子さま佳子さまご姉妹は、同じオンラインでのご進講を受けられる時もお二方ずつ2部屋にわかれて参加されることもあったようだ。

「出口のないトンネルはありません。私達も応援しています」。秋篠宮ご一家は、市販のポリ袋などを使って側近の職員とともに手作りされた約500着の医療用防護服を、手書きのメッセージとともに寄贈され、それらは医療現場で活用されているという。

 秋篠宮さまは2018年11月の誕生日会見で、眞子さまと小室さんの結婚には「相応の対応」と「多くの人が納得し喜んでくれる状況」が必要だと説かれたが、まだ「トンネル」を抜けていないようにも見える眞子さまのご結婚問題は、今年中に何らかの展開を見せるのだろうか。

(佐藤 あさ子)

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役員に給与補填、辞めても執務室・秘書・送迎車……関西電力、問題の元凶は“内向きの企業体質”

2020年7月7日 06:00 文春オンライン

 役員らが福井県高浜町の元助役から金品を受領していたことが昨年9月に明らかとなった関西電力。問題発覚後初となる株主総会が6月25日に行われた。

 冒頭、森本孝社長が謝罪し、頭を下げたが、株主からは厳しい批判が相次いだ。

「コロナ禍のため株主には出席自粛を促し、出席者は昨年の6割減の328人。さらに株主による議案説明も例年は1議案3分のところ、今回は1分に短縮された。時間を超えると森本氏が遮る場面もあり、『会社をよくしようと提案しているのに』と株主の声を聞こうとしない姿勢に不満が漏れていた」(経済部記者)

 総会を前に、関電側は八木誠前会長ら元役員5人に計約19億3600万円の損害賠償訴訟を提起。過去と決別し、再出発を期したかにみえたが、期待は大きく裏切られることになった。

 関電が設置した第三者委員会は3月、元助役が関電元役員ら75名に計約3億6000万円相当の金品を渡していた実態を調査報告書に纏めた。そこで問題の元凶と指摘されたのが、関電の公益事業者とは思えない、“内向きの企業体質”だ。

「関電は東日本大震災後、電気料金の値上げに際して“身を切る改革”を標榜。役員報酬の大幅カットを表明し、社員にも給与の削減や賞与の支給見送りを強いていました。ところが、役員にだけは退任後にこっそりと補填がなされていたのです。その数は18人、総額で約2億6000万円にのぼります」(関電関係者)

引責辞任した前相談役が補填を指示

 補填を指示したのは金品授受問題で3月に引責辞任した森詳介前相談役。森氏には辞任後も、社用車と執務室が与えられていたことも明らかになった。

「現在の関電で最も影響力を持つ実力者が森氏です。送電線などを扱う工務畑出身で、社長から会長になった2010年以降の社長人事を掌握してきました。電力会社では顧問や相談役に退いても執務室、秘書、送迎車の3点セットが常識ですが、関電は特に甘く、難聴で退任したはずの社長が、長く顧問料を貰っていたケースもあった」(関電OB)

 関電の企業体質のルーツとも言える存在が、今年2月に97歳で亡くなった小林庄一郎元会長だ。

「彼は関電“中興の祖”と呼ばれた芦原義重名誉会長の経営私物化に異を唱え、1987年に解任クーデターを主導。清廉な印象があるが、その後は芦原氏らに接触する幹部の動向を報告させて恐怖政治を敷き、20年、経営を指揮した。退職時には関電本体と子会社とを併せて巨額の退職慰労金を手にしました」(同前)

 件の森氏を幹部に引き上げたのも小林氏だったという。負の連鎖を断ち切らない限り、関電に明日はない。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月9日号)

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《東京都公表のデータでは全体像が見えない》“世界一安心な都市”になるために必要な2つのこと

2020年7月6日 19:00 文春オンライン

いまこそ国民全員にPCR検査を! なぜ日本は検査数を絞るのか から続く

 東京では歓楽街を中心に感染者数が増えており、100人を超える日が続いている。6月19日の休業要請解除からちょうど2週間であり、現在の感染者数はその頃の状況が反映されている。自粛の解除に伴うある程度の再燃は予想されたことであり、今後とも報告感染者数は増えることが予想されるが、今のところ本格的な第2波の到来とは言えないであろう。

 しかし、予断は許さない。過度な悲観論で国民経済を混乱させることは避けるべきであるが、油断して少しでも対応が遅れれば、新型コロナの被害が大きくなることは欧米の例を見れば明らかだ。7月4日には小池百合子都知事は都外への移動自粛を要請し、緊張感が高まってきている。

 緊急事態宣言等で抑えた第1波の再燃にどう対応していくのかという点は、日本だけでなく、世界の国々が共通して頭を悩ます課題となっている。

世界的に感染は勢いを増している

 第1波を抑え、ロックダウンや緊急事態宣言を解除したアジアや欧州の各国では、経済活動の再開とともに、感染の再燃を繰り返している。ある程度の再燃は当然予想されたことであるものの、今秋以降に予想される世界的な第2波に向けて、「検査・追跡・隔離」と医療体制の準備を進めようとしていた矢先の度重なる再燃は、各国においても大きな不安を投げかけている。

 第1波の初期対応に失敗した米国では、早期に解除をした州で感染の再拡大が起こっており一部の州ではバーやレストランの再開を停止した。ワシントン大学保健指標評価研究所のシミュレーションでは、今のままの状況が続けば、早ければ米国では9月には第1波を超える第2波が来ることが予測されている。

 同様に初期対応に失敗した英国でも、7月4日にバーやレストランが再開されたが、感染者が急増しているレスター市では、再びロックダウンが実施されている。初期対応の優等生であるドイツでも、食肉加工工場での集団感染が起こった西部の街では再度のロックダウンが行われている。さらに、スペインやオーストラリアでも地域封鎖が実施された。

 さらに、欧米諸国では、経済を止めないために、夏休みシーズンを前に国境を再開しようとしているが、南半球の国々が第1波の荒波を受け、北半球の国々では第1波からの再燃を繰り返している状況で、国境再開がさらなる感染拡大を引き起こすことが懸念されている。

 今秋以降に予想されている第2波を前に、世界中が全く予断を許さない状況が続いている。WHOのテドロス事務局長は「世界的な感染は加速しており、最悪の事態がこれから起きる可能性がある」と警告している。

安易な楽観論は極めて危険

 このような状況の中、日本国内には、「日本を含めアジア諸国は、感染が拡がらない特別なファクターがあるはずである」との楽観論も多い。勿論、その可能性は否定されるものでもないが、安心するのはそのエビデンスが確認できてからにするべきだ。

 解除後にまず感染が増えるのは活動が活発な若者だ。それは韓国、米国、そして、東京でも変わらない。感染が急増しているアリゾナ州では若者が感染者の半数以上を占めており、バーやレストランの再開とともに感染が増加している。

 米国CDC(疾病対策センター)のレッドフィールド所長は、「若者の多くは無症状の感染者で、知らないうちに感染を拡大させてしまっている。実際には報告感染者の最低10倍の感染者はいるだろう」と危機感を表している。東京都の感染者急増に関して、都の関係者や厚労省が、「若者が多く、軽症や無症状が多いから前回と異なる」という見解を示すことにより、危機感を払拭しようとしているのとは対照的だ。

 重症化しやすい高齢者に比べて、若者は軽症や無症状感染者が多い。しかし、彼らが自らの感染に無自覚で活動を続けることで、感染をさらに広げていく可能性がある。特に、東京のような大都市でそのような潜伏患者が増えたら、症状のある感染者を特定して対応していくクラスター対策が、以前よりも効果の薄いものとなってしまうであろう。

 筆者は、日本が第1波を抑え込めたのは、日本特有の「ファクターX」などではなく、1~2月の地道なクラスター対策で感染の急拡大を食い止められたことと、3月末のギリギリのタイミングによる自粛効果によるものであったと考えている。だが、今回はクラスター対策による時間稼ぎが難しくなる可能性がある。

 また、今は死亡者は増えていないのだから慌てて対応を取る必要はないという意見もある。

 解除後に、感染が再拡大している米国などでも同様に感染者数の増加に比べ死亡者の増加が抑えられている。それは、重い症状のある感染者のみならず軽症者へも検査するようになったこと、治療自体も改善してきたこと等がその要因と考えられる。しかし、この感染が次のステージに入り、リスクの高い人々に拡がってしまうと死亡率はすぐに上昇に転じる可能性があることを米国等の関係者は強く警戒している。

 日本においても同様に、感染が次のステージに入り、リスクの高い人々に感染が広まれば、死亡率は上昇に転じるであろう。症状のある感染者を中心に検査をしていた第1波の頃は、感染から死亡までのタイムラグが2週間程度であったが、より早い段階での検査が広まってきている現在は3~4週間に延びていると考えられる。

 このタイムラグの長期化は、第1波の時に比べると、同じ水準の死亡者数でも、その背後にある感染の拡がり・深刻度は、より大きなものになっていることを意味する。第1波の時と同じような感覚で死亡者が増え出してから対応をすると、感染拡大が止められなくなるリスクがあることに細心の注意を払う必要がある。

全体像が見えない東京都のデータ

 今回のような無症状の若者中心の感染拡大期には、ミクロに感染者を絞り込むクラスター対策が困難となるため、マクロの視点からの感染トレンドを、PCR検査の大幅拡充により的確に把握し、必要に応じて機動的かつ効果的なタイミングで再度の緊急事態宣言等を行える枠組みを整備することが何よりも重要となってくる。

 そのPCR検査については、東京都の検査数は最近増えたとはいえ、毎日2000~2500件程度であり、患者の増加率や東京都の人口規模から言えば、まだまだ少ない。

 ホストクラブなどの事例がセンセーショナルに大きく報道されているが、感染経路不明者が増加しており、それ以外の状況は全く不明だ。また、そうした報道によれば、検査を拒むケースも出てきている。ホストクラブ以外でも、一般の方の屋内の小規模な集会でも、若年層の無症状感染者等が動き回ることにより容易に広がる可能性はある。そして、仮に万全の感染対策をとっていたとしても、感染をゼロにすることは困難だ。

 歓楽街以外にも市中感染が広がっていないか、病院や介護施設への感染の可能性はないかも含め、幅広いモニタリングが不可欠だ。

 厚労省の専門家会議は休業再要請の指標を作成している。それは、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が2.5人以上というものである。東京都では、6月29日以降すでに厚労省の基準を超えている。しかし、東京都は6月30日に新たなモニタリング項目を定めたが、都民に警戒を呼びかける基準となる数値は設けられていない。もちろん基準を機械的に採用するのではなく総合的な判断が必要だが、曖昧さは否めない。

 いま東京都に一番必要な事は、「誰もが信頼できる感染トレンドを示すデータの公表」の枠組みを整備することではないだろうか。最近の新宿を中心とした感染者数増加についても、楽観論者は「新宿区の10万円補助によりホストクラブ関係者が検査をこぞって受け始めた結果だ」と主張し、悲観論者は「感染爆発の入口に入っている」と受け止めている。つまり、現在の感染者数のデータは、都民の多くが感染トレンドの認識が共有できるものになっていない。

 よりテクニカルに説明すれば、東京都からは、どのような状況の方々(例:疑いのある症状のある方、無症状の方等)が何人検査を受け、そのうち何人が陽性なのか、分母が公表されておらず、また、発症日の情報も公開されていない。感染状況を把握するための実効再生産数の推定も困難な状況であり、第2波に向けてのモニタリング体制の不備も明らかになってきている。

 歓楽街に出入りする若者の感染が多いから前回と違うという説明のみでは、感染拡大は防ぐことはできない。今こそ、危機感を持って検査を徹底的にやり、タイムリーなデータの公表を進めるべきだ。オープンソースでデータ共有システムを開発し、プログラミングのコードまでも世界の人々と共有してきた東京都にできないはずがない。

自粛を繰り返さないために

 皮肉なことではあるが、緊急事態宣言解除後の新型コロナの再燃は、自粛に大きな効果があったことを示している。

 欧米における検証では、緊急事態宣言、ロックダウンなどによる社会的距離の徹底が感染拡大抑制につながったことが科学的に示されており、国際的コンセンサスになっている。そして、初期の迅速な対応を取ることができるかどうかで、その後の被害状況が大きく異なることも示されている。

 しかし、ロックダウンや緊急事態宣言は、大きな社会経済的ダメージを引き起こす。日本をはじめ各国が経済活動をできるだけ早期に再開したいと考えることは当然であり、西村康稔新型コロナ対策担当大臣も「緊急事態宣言は誰もやりたくない」と会見で述べたが、まさに本音であろう。それでも、解除をすれば感染の再燃が起こり、感染が大きく拡大する局面となれば、緊急事態宣言やロックダウンの繰り返しをせざるを得なくなる。

 しかも、今回の東京の例でも明らかなように、3密回避や新しい生活様式を守ることに一定の限界のある職種も多い。それは夜の街に限らず、医療や介護職でも同様だ。休業補償がない自粛に頼る限り、このしわ寄せは社会的弱者やエッセンシャルワーカーに来る。

 新型コロナの感染リスクは個人の年齢や基礎疾患の有無に加えて、職場や生活環境などに大きく左右されることがよく知られている。誰が感染しているか分からない状況では、マスク着用や社会的距離をとることは非常に大切だが、画一的な対応だけでは社会を回すことはできない。

それぞれの「新しい日常」のために圧倒的な検査拡充を

 だからこそ、自分自身の感染の有無だけでなく、社会全体の感染トレンドの状況を正確に把握したうえで、各個人の感染リスク(同居人への感染も含む)や職業等のライフスタイルに合った、それぞれの「最適解」となる新しい日常を過ごせるようにするための環境整備が極めて重要になるであろう。そのためには、検査・追跡・隔離キャパシティの圧倒的充実が必要だ。

 解除を決めた国は全て競うように検査体制を拡充している。筆者の勤務する大学の担当する地域は南ロンドンの貧困層であり、英国でも最もコロナの被害が大きかった地域だ。人口約200万でも、1日2万5000件のPCR検査ができるように急ピッチで対応を進めている。また、唾液検体を用いた在宅での自己検査のための実証が進められている。

 PCR検査の目的は3つある。1つ目は、症状のある個別の患者にどのような治療が必要なのかを診断することである。2つ目には、感染拡大を防ぐために、無症状感染者を含めて予防的にスクリーニング・隔離すること、そして、3つ目は、再度の緊急事態宣言等が仮に必要な状況となった場合に、的確なタイミングでの迅速な対応を可能にするための感染トレンドの正確な把握をすること、である。これまでの日本の対策は、主に最初の目的に重きが置かれていた。しかし、感染トレンドを的確にコントロールをして、経済・社会を回すという目的には、後2者の視点が重要だ。

 PCR検査ができるだけ多くの人々に幅広く行われるよう検査体制の拡充を進めつつ、特に感染抑制が必要な病院・介護施設の関係者やエッセンシャルワーカーについては定期的な検査を徹底することが不可欠だ。併せて無症状感染者や軽症者が代替施設で療養できるシステムも確立することにより、感染抑制のための総合的なインフラ整備を進めることが最優先となる。

 感染者の隔離を進めて感染抑制をするとともに、医療機関からの定点サーベイランスを確立し、信頼性の高い感染トレンドのデータを公表しながら、万が一再度の緊急事態宣言が必要になった時も、最も効果的なタイミングで必要最小限の地域やセクターに対して機動的かつ緻密な措置をとることにより、経済への影響を最小限にとどめることを可能とする体制整備が、第2波に向けて必要となる。

 来年に延期された五輪の無事の開催を望む方も多いと思うが、五輪開催には、「世界一安心なコロナ対策を実施する国・都市」となることが最低限必要だ。再選された小池都知事と国は、東京から世界一安心なコロナ対応をしている国・都市であることを誰もが信頼できるデータにより示していくべきだ。

(渋谷 健司/Webオリジナル(特集班))

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母・工藤静香は「偉大」、父・木村拓哉は……? CocomiとKōki,の赤裸々証言

2020年7月6日 19:00 文春オンライン

「新型コロナの影響で放送開始が2カ月遅れたものの、初回視聴率17%(関東地区)は大健闘。まだまだキムタクブランドに陰りはなさそうです」(番組関係者)※第2話と第3話は14%台

【画像】自宅のジムで自撮りする木村拓哉

 木村拓哉(47)が私設ボディーガードを演じる連ドラ「BG〜身辺警護人〜」(テレ朝系)のセカンドシーズンの出足が好調だ。

◆◆◆

 前作の放送から約2年。いまやアラフィフ(!)となったキムタクが体を張ったアクションに挑戦する。

「緊急事態宣言を受けて撮影は一時中断。ドラマのためにはじめたブラジリアン柔術の練習も休んでいたが、その間も自宅のジムで体を鍛えあげ、役作りに専念していたといいます。本人は『(ボディーガードの)教本ビデオになるような作品にしたい』と意気込み、目線の位置や歩き方にまでこだわっている」(同前)

 目下、春ドラマの視聴率では堂々の首位。前作の「グランメゾン東京」(TBS系)を超える手応えに、木村も上機嫌だという。

「インスタグラムには軽快なトーンで『ありがとうございましたぁ〜!!』と綴っていた。来年正月には『教場』(フジテレビ系)のスペシャル番組を控え、映画『マスカレード・ホテル』の続編も企画されている。そんな中、テレ朝内部では早くも『BG』の続編の制作や、年内に映画版を公開したいという声もあがっています」(テレ朝関係者)

父について赤裸々に語ったふたりの娘

 愛娘のCocomi(19)とKōki,(17)も「BG」の大ファン。

「特にCocomiはプライベートでも『BG』のスタッフジャンパーを愛用し、木村の『誤差なし』という決めゼリフがお気に入り。もちろんセカンドシーズンの放送も家族みんなで見たそうです」(芸能デスク)

 その2人がインスタグラムのライブ配信で父・キムタクについて赤裸々に語ったのは6月21日のこと。

「父の日ということで、ファンから寄せられた木村に関する質問に次々に答えていました。姉妹が“マミー”と呼ぶ母の工藤静香(50)は『偉大』だと言う一方、“とと”こと木村は『長男』のような存在だとか。遊び相手のような感覚で、ゴキブリを捕まえて笑いながら追いかけてくるようなSっぽいところもあると暴露していました」(同前)

 ジャニーズではタレントが家族について話すことが、長らくタブー視されてきた。

「結婚はしてもいいが、ファンに幸せな私生活を見せてはいけないというのが事務所の方針。SMAP解散後も木村が家族に言及することはほとんどなかったが、姉妹が静香の事務所からデビューして以来、なし崩しに解禁され、黙認されているのが実情です」(同前)

父に「直してほしいところ」とは?

 昨年1月に木村が近藤真彦のラジオに出演した際は、逆に木村がKōki,の“裏の顔”を明かしたことも。

「静香が洗い物をしていた時に水がかかったKōki,が『チッ、わざとかけてんじゃねえよ』と舌打ち。見かねた木村が注意したところ、機嫌を損ねて1カ月近く口をきいてもらえなかったといいます」(同前)

 その意趣返しか、娘たちの“暴露話”はヒートアップ。木村の「直してほしいところ」を問われると、揃って「タバコ」と即答した。

「キムタクは芸能界きっての愛煙家。世間で嫌煙ブームが起こった際も『何なんですかね、あれ』と冷笑し、撮影現場で注意されたことに『ふざけんな』と怒りを露にしたこともあった。「BG」の現場でもコロナ対策でフェイスシールドをかぶりつつ、マスクを外してタバコを吸う姿が目撃されています」(スポーツ紙記者)

 娘たちに慕われているようで、煙たがられてもいるキムタク。世間のイメージとも“誤差”はなさそうだ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月2日号)

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