cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_876c1b5294bc_恐怖症になりそう…飲み会で偶然“乾杯マナー”を守れたヒヤリ漫画に「知らなかった」の声 876c1b5294bc

恐怖症になりそう…飲み会で偶然“乾杯マナー”を守れたヒヤリ漫画に「知らなかった」の声

2018年12月5日 09:10 オトナンサー

 飲み会のマナーでヒヤッとした経験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。当時、付き合っていた人の先輩たちとの飲み会に出席した主人公。後日、マナーが良かったと褒められますが…という内容で「知らなかった」「社会人なら覚えて損はない」「飲み会楽しめない」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。

マナーに関するネットニュースを見て…


 この漫画を描いたのは、漫画家の卯々乃(うーの、ペンネーム)さんです。2017年にデビューしました。現在、芳文社の月刊漫画雑誌「まんがホーム」で「ふたりの姉に困っています。」を連載中です。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

卯々乃さん「最近、インターネットのニュースやツイートなどでマナーに関することが多く取り上げられているのを見て、数年前に経験した出来事を思い出しました。似たようなことで悩んだ経験のある人が多いのかなと思い、描いてみました」

Q.グラスのマナーを初めて知った時、どう思いましたか。

卯々乃さん「『そういうマナーがあるのか』『私はまだ世間知らずだ』と思いました」

Q.グラスのマナーについて、知人やご家族などに聞いたりしましたか。

卯々乃さん「数年前の話だったのであまり覚えていません。聞いたような気もします」

Q.今でもグラスの位置には気を使いますか。

卯々乃さん「誰かの気を害することがあってはならないと思うようになり、気を使います。仕事関係の方や初対面の方が出席される飲み会は、さらに緊張します」

Q.グラスのマナーを知ったことで、他のマナーについても気を使うようになりましたか。

卯々乃さん「簡単にではありますが、ネットや本などで調べるようになりました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

卯々乃さん「私のように知らなかったという方、知っていて実践している方、知っていても面倒なマナーだと思われている方などさまざまな内容の意見を頂きました」



オトナンサー編集部

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_160d97b86258_芋生悠&祷キララ、今後演じたい役は? 祷「イメージ裏切りたい」 「左様なら」W主演 160d97b86258

芋生悠&祷キララ、今後演じたい役は? 祷「イメージ裏切りたい」 「左様なら」W主演

2019年9月22日 09:40 オトナンサー

 女優の芋生悠さん、祷キララさんが主演する映画「左様なら」。同作は、高校生の由紀(芋生さん)の中学校からの同級生・綾(祷さん)が、引っ越しを告げた翌日亡くなってしまいます。彼女の死はクラス内の人間関係に思わぬ波紋を広げ、由紀は周囲から距離を置かれるようになり…イラストレーター・ごめんさんがツイッターで発表した短編漫画の映画化です。

 オトナンサー編集部では、芋生さんと祷さんに単独インタビューを実施。由紀と綾から感じたことや学生時代の思い出、今後演じてみたい役などを聞きました。

恋愛感情でも友情でもない、本物の愛


Q.台本を読まれていかがでしたか。

芋生さん(以下敬称略)「台本になったとき、原作の大事な部分を残しつつ、登場人物が増えていて群像劇っぽい感じになっていると感じました。自分の役の見え方も原作と台本で変わって、他の生徒と会ったときに、どういう反応をするか、どういう表情をするかが大事になってくるなと思いました」

祷さん(同)「会話劇で台本を読んだときの印象と、実際にいろいろな人の声が重なってできた完成映像では印象が変わると思っていたので、個人的に楽しみでした。綾は途中で死んでしまうんですが、初めて読んだときは死んだ理由が本当に分からず、そんな経験はなかったので早く監督と話したいと思いました」

Q.由紀と綾は普通の女子高生です。2人からどんなことを感じましたか。

芋生「由紀が、大事な友達が亡くなったときに涙を流せなかった部分は同じで、祖父を亡くしたとき、涙が流れませんでした。そのとき、自分は冷たい人間なのかと思いました。ただ、由紀を演じて、涙を流せなかったことと向き合い、なぜ涙を流せなかったのか探ることにも心の温かさがあると思いました。まだ祖父が亡くなってから泣けていませんが、今探しているところです」

祷「私も綾に共感するところがあり、自分にも周りの人間にも物事にも期待していないし、強い関心を持って自分から動くくらい、引かれるものを見つけられていません。でも、その事に周りには気付いておらず、ひょうひょうとしているように見えています」

Q.由紀と綾の関係性をどう捉えましたか。

芋生「由紀と綾が一つになっている感覚でした。綾が亡くなった後の由紀は、綾がのりうつっているような感じがしました。恋愛感情でもないし、友情でもない、それを超えた、本物の愛みたいなものが2人にもあると思いました。

私とキララちゃんは仲が良くて、一緒に遊びにいったりしています。遊んでいないときや連絡していないときもつながっている感覚があり、そういう感じは由紀と綾に近いものがあります」

祷「芋生さんが言ってくれたように、言葉や概念を超えたものでつながっているような、そこにある理由や根拠がはっきりしているわけでもなく、心の中で通じ合っているようなつながりのある2人だと思いました。関係性作りは監督も含めて3人で、役や自分自身の学生時代の話をしました」

Q.学生時代の思い出を教えてください。

芋生「体育祭が好きでした。美術コースだったので運動はできないと思われていましたが、運動神経は割といい方で走りも速い方だったのでリレーメンバーでした。それで印象が変わったみたいです。印象が変わってから応援してくれるのがうれしかったです。普段は美術コースで目立てないけど、体育祭は目立てました」

祷「文化祭に力を入れている高校で、3年生の文化祭は手が込んでいて、体育館に舞台を造ってオリジナル劇を作るのが伝統でした。役もオーディションがあり、私は劇の主役のオーディションを受けました。その時期は東京で芸能活動をしていて、審査員の前では緊張しなかったのに、席が隣の子やクラスメートの前で演じるのは緊張しました(笑)」

Q.今後、演じてみたい役はありますか。

芋生「バディーものが好きで『レオン』『アジョシ』が好きなので、そういう作品に出てみたいです。私自身アクション経験もあるので、強い家族で戦うみたいなものをやってみたいです」

祷「これまで演じた役は偏りがあるというか、カラーがあります。何かを内に秘めている役や闇を秘めている役が多く、舞台あいさつやトークショーに行って話すと『キララさんって笑うんですね』『こんなにしゃべるんですね』と言われたりします(笑)それくらい役のイメージが強いのもありがたいですが、イメージを裏切る役もやってみたいです。カラーがあった分、役を選ばず挑戦していきたいです」

 映画「左様なら」は9月6日から全国公開。

オトナンサー編集部

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_0208d6367099_意外と野心家? 吉沢亮の大河「青天を衝け」が期待できるこれだけの理由 0208d6367099

意外と野心家? 吉沢亮の大河「青天を衝け」が期待できるこれだけの理由

2019年9月22日 08:40 オトナンサー

 2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主役が俳優の吉沢亮さんに決まりました。発表されたのは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で「天陽くんロス」をもたらした印象的な最期からわずか数日後のこと。ファンには、うれしいサプライズだったでしょう。

「独眼竜政宗」の渡辺謙をほうふつとさせる抜てき


 この起用、大河の歴史においても異例なことです。朝ドラから大河へというステップは、2020年の「麒麟がくる」で主役を務める長谷川博己さんと似ているものの、こちらは既に40代。一方、吉沢さんは27歳になる年に大河を演じます。主役を務めた男性俳優の最年少は「義経」(2005年)の滝沢秀明さん(当時23歳)ですが、選ばれた時点でもう国民的アイドルと呼べる存在でした。

 キャリアや年齢、経緯という意味で思い出されるのは、「独眼竜政宗」(1987年)の渡辺謙さん(当時28歳)です。朝ドラ「はね駒」で注目され、翌年の大河の主役にいきなり抜てきされると、これを大ヒットさせました。いわば、世界的スターと同じ展開を期待されているわけです。会見では、

「名実ともにトップクラスの素晴らしい方が演じてきた印象が強いので(中略)プレッシャーも尋常じゃないくらい」

 と吉沢さん。しかし、モチベーションは十分です。というのも、今年5月に「あさイチ」(NHK総合)に登場した際、「なつぞら」の共演者でもある山田裕貴さんがVTRでこんなコメントをしました。「まず、顔が国宝級じゃないですか」とした上で、意外な野心家ぶりも明かしたのです。

「『主役にこだわらなければダメだ。俺は一番になりたい!』って言うんですよ。それも一点の曇りもなく。うそのない表情で」

 実はこの2人、同じ時期にテレビ朝日系の特撮ヒーロー作品で世に出ました。吉沢さんは「仮面ライダーフォーゼ」のメテオ役、山田さんは「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイブルー役です。2012年には映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」で共演。ただし、吉沢さんはパンフレットの中で、「今回も出番でいうと、ほとんど前回と変わらないんですよね(笑)」などと語っています。

 これも含めて、このシリーズの映画に4作出ていますが、その都度、出番へのこだわりを見せていました。「ラストでちょっと出るだけだったんです」「最後の最後に出てくるのはおいしかったんですが(笑)」「出番は一瞬で(笑)」「(今回は初めて)出番がたくさんあるので、台本を頂いたときから撮影を楽しみにしていました」などなど。彼の演じたメテオは主役ではないので、ちょっと物足りなかったのでしょう。

 それゆえ、「フォーゼ」の主役だった福士蒼汰さんをはじめ、菅田将暉さんや千葉雄大さん、志尊淳さん、竹内涼真さん、横浜流星さんといった世代の近い特撮ヒーロー出身俳優が続々とブレークしていくのは複雑な気持ちだったはず。そこからついに、大河の主役という「一番」を射止めたのです。

適性を示した「なつぞら」の対話シーン


 こういう貪欲さは、偉人や英雄のサクセスストーリーが基本の大河に向いているといえます。ただ、もちろん、役者としてのスキルも伴わなくてはなりません。その意味でも、適性の高さを示したのが、あの亡くなった「天陽くん」とヒロインとの幻想的な対話シーンでした。磯智明チーフプロデューサーは、こんな指摘をしています。

「吉沢さんは淡々と演じたいとおっしゃっていました。なつにとっては天陽との最後の別れで、広瀬さんは感極まった芝居をするわけですが、吉沢さんは敢えて感情的に受けず、天陽が最後まで、なつの人生を導く役割を担っていることに徹しました。(中略)吉沢さんは敢えて広瀬さんとは違う、抑制した芝居に挑んだ。だからこそ、魅力的で見応えのあるシーンになったと思います」(スポニチアネックス)

「天陽くん」には実在したモデルがいて、それをこなしたあたりも大河に通じます。また、吉沢さんは二次元原作の実写モノでも高い評価を受けてきました。そのイメージを損ねることなく、フィクションとしての魅力を加えることにもたけているのでしょう。

 ちなみに「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一は、農民から武士、官僚、実業家へと転身を遂げつつ、志の高さと反骨、慈悲といった心を持ち続けた人でした。吉沢さんには、ハマリ役に思えます。青春期から壮年期まで演じることになりそうですが、加齢による落ち着きや渋みも表現できることは「天陽くん」で証明済みです。

 なお、所属事務所のアミューズは大河に強く、これまでにも、福山雅治さんや上野樹里さん、佐藤健さん、三浦春馬さんといった面々が主役や重要な脇役を演じてきました。こうした先輩たちの助演も期待できますし、「なつぞら」つながりで、草刈正雄さんあたりとの再共演もあるかもしれません。

 また、脚本を手がける大森美香さんは出世作の連続ドラマ「ランチの女王」(フジテレビ系)や朝ドラ「あさが来た」などでイケメンの生かし方にも実績のある人。これも頼もしいところです。

 というわけで「天陽くんロス」の皆さん、1年数カ月後にはまた、吉沢さんがおおいにワクワクさせてくれること、間違いなしです!

作家・芸能評論家 宝泉薫

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_f5b3cfd3bab4_【戦国武将に学ぶ】藤堂高虎~一度は武士をやめた苦労人の「転職人生」~ f5b3cfd3bab4

【戦国武将に学ぶ】藤堂高虎~一度は武士をやめた苦労人の「転職人生」~

2019年9月22日 08:10 オトナンサー

 江戸時代の武士道徳「武士は二君(じくん)にまみえず」という言葉からすると、何度も主君を変えている藤堂高虎(1556~1630年)の生き方は、異例です。まずは、ざっとその「転職人生」を追ってみましょう。

1576年、秀吉の弟・秀長の家臣に


 はじめは、父・虎高が仕えていた浅井長政に高虎も仕えますが、その浅井家が1573(天正元)年に滅ぼされ、浅井長政の元家臣だった阿閉(あつじ)政家、次いで、同じく長政の家臣だった磯野員昌(かずまさ)に仕えます。その頃の禄高(ろくだか)は80石といわれています。その後、織田信長のおいにあたる信澄に仕えるなど、次々に主君を変え、ようやく1576年、羽柴秀吉の弟・秀長に仕え、そこで3000石を与えられています。

 秀吉が、中国方面軍司令官となっていったため、秀長も播磨、但馬平定で戦功を挙げ、高虎は信長死後の賤ケ岳(しずがたけ)の戦い、小牧・長久手の戦いに加わりました。1585年には1万石を与えられ、さらに2年後の九州攻めの論功行賞で2万石となっています。

 秀長が1591年に病死した後、秀長の養子・秀保(ひでやす)にそのまま仕え、若い秀保を支える重臣の一人となりました。ところが、1594(文禄3)年、秀保が大和十津川で急死するというアクシデントに見舞われます。自分が支えてきた秀保の急死がよほどショックだったのでしょう。高虎は武士をやめ、高野山に登って、剃髪(ていはつ)してしまいました。

 高虎をそのまま出家させてしまうのは惜しいと考えたのが、秀吉です。高虎を説得し、改めて自分の家臣に迎え、しかも、5万石加増して7万石の大名として伊予板島(宇和島)城主にしています。

 こうした経歴から明らかなように、高虎は豊臣恩顧の大名の一人でした。いかにも苦労人らしく、高虎の残した家訓「高山公(こうざんこう)御遺訓」では、人を思いやることの必要性を説いており、「人を大小によらず見下すべからず」ということも言っています。ほかのところでは、「主人に胡麻(ごま)を擂(す)るような者を優遇すれば、まじめな家臣は嫌気がさして、暇を取ってしまう」ということを言っています。

「風見鶏」的生き方に批判も…


 しかし、豊臣恩顧の大名だったにもかかわらず、1600(慶長5)年の関ケ原の戦いで東軍・徳川家康方につき、最終的には伊勢(三重県)の津で32万3900石を与えられました。80石からの大出世ということになりますが、江戸時代の人は高虎のことを「腰が軽い」「風見鶏」などと評しています。

 そうした世評を高虎自身がどう受け止めていたかは分かりませんが、秀吉死後、「次の時代は家康だ」と思って家康に急接近していった変わり身の早さは、何人も主人を変える中で身に付けた高虎流の処世術だったのかもしれません。この場合、悪評の「風見鶏」的生き方は、マイナス点というより、戦国の余風といった方がよいように思います。

静岡大学名誉教授 小和田哲男

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_e21294584910_弟にプレゼントをあげた優しい息子“策士ぶり”で母をハメた漫画 「ちゃっかりしてる」 e21294584910

弟にプレゼントをあげた優しい息子“策士ぶり”で母をハメた漫画 「ちゃっかりしてる」

2019年9月22日 07:10 オトナンサー

 兄が弟にプレゼントを贈ったときのエピソードを描いた漫画「優しい気持ち」がSNS上で話題となっています。弟が誕生日で、初めて自分のお金でプレゼントを買ってあげた、小学生の兄。その姿を見た母は「優しいよ、偉いよ」と感動しますが…という内容で「ちゃっかりしてる」「ママはだまされちゃう」「策士ですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

最後は「あれ? 何か違くない?」


 この漫画を描いたのは、主婦のyoka(ペンネーム)さんです。小学3年生の長男と2歳の次男の育児漫画をインスタグラムで発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

yokaさん「次男が1歳になる時にインスタグラムを始めて、最初は写真を投稿していたのですが、そのうち、『身バレしたくないけど、うちの面白い家族を見てほしい』と思い、漫画を描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

yokaさん「次男の2歳の誕生日、長男が『自分のお小遣いで弟にプレゼント買いたい』と言って頑張っていたことに、最初は感動していたのですが、最後は『あれ? 何か違くない?』と思って描きました」

Q.プレゼントの金額は、どれくらいだったのでしょうか。

yokaさん「わが家には『お小遣い制度』がなく、何かを頑張ったり、お手伝いをしてくれたりしたときにお小遣いを渡しています。プレゼントの金額は、1回のお手伝い分くらいでした」

Q.これは、長男くんの作戦だったのでしょうか、それとも「素」でしょうか。

yokaさん「最初は本当に、かわいい弟のためにという気持ちだったと思います。『けちな長男が自腹で弟にプレゼントを…』と私が感動しているのを見て、『今ならおねだりしてもイケる!』と、途中から思惑が働いたのだと(汗)私の心情をよく読んだ、素晴らしい判断だったと思います」

Q.今後、ご褒美をあげるときに気を付けようと思っていることは。

yokaさん「『情に流されない』ですね。兄弟愛に、つい財布のひもが緩んでしまいがちなので…」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

yokaさん「『お兄ちゃん優しい』『エビでタイを釣ってる!』『かわいい詐欺だ』など、“賢いやり口”だと言われました(笑)」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

yokaさん「家族の面白エピソードや妊娠・出産のこと、一部に好評(?)だったお出かけリポート漫画なども描いていきたいです」

オトナンサー編集部

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_94ee2a99d808_日清、雪印…企業トップがコスプレで製品PR、客が投票する「サミットカップ」の狙いとは? 94ee2a99d808

日清、雪印…企業トップがコスプレで製品PR、客が投票する「サミットカップ」の狙いとは?

2019年9月22日 06:10 オトナンサー

「ラグビーワールドカップ(W杯)2019」が開幕し、日本各地で熱戦が展開されていますが、首都圏で展開するスーパーマーケット「サミットストア」では、「サミットカップ2019」が開幕しました。「トップ同士のプライド」を懸けて熱戦を展開しているのは、日本ハムや日清食品、雪印メグミルク、サントリー酒類など、日本を代表する食品メーカーの社長8人。自社製品を使ったおすすめメニューをそれぞれが提案し、来店客などの投票によってトーナメント形式で争います。

 チラシでは、ロッテの社長がコアラに扮(ふん)したり、ハウス食品の社長がインド人風の格好をしたりと、全員がコスプレ姿でアピール。企画の狙いを「サミット」(東京都杉並区)営業企画部の担当者に聞きました。

日本のスーパーマーケットを楽しくする


Q.「サミットカップ2019」の狙いは。

担当者「チラシ上などで、お客さまに楽しんでもらう企画を年に複数回、開催しています。その一つとして『メニュー対決』を企画しました」

Q.食品メーカーの社長に登場してもらった意図は。

担当者「対決を盛り上げるために出ていただきました。なお、今年ほど大々的ではありませんが、昨年も実施しており、カゴメ様とオタフクソース様の社長は、2年連続での登場となります」

Q.各社長との「出演交渉」はどのようにして行ったのでしょうか。

担当者「弊社社長の竹野浩樹から直接依頼したり、弊社の営業企画部や商品部の社員から各社の担当者を通じてお願いしたりしました」

Q.コスプレやかぶり物については、サミット側の要望でしょうか。

担当者「対決を盛り上げる演出として、弊社から依頼しました。ただし、具体的に『こういうコスプレで』というようなお願いはしておらず、各社さんで考えられたようです」

Q.バイヤーが選挙ポスターのように各売り場の商品をアピールする「総菜総選挙」や、年末の「紅白食(たべ)合戦」など、ユニークなチラシが多いのですが、なぜこのようなチラシを企画しているのでしょうか。

担当者「弊社が『サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする』という事業ビジョンを掲げているためです。来店動機の約30%が折り込みチラシであるため、もっとチラシに興味をもっていただき、チラシを『読み物』として見ていただけるように頑張っています」

Q.サミットカップや「総選挙」について、お客さんの反応は。

担当者「サミットカップの投票状況はまだ分かりませんが、ツイッターの書き込みなどを見ると好意的に受け止めていただいているようです。夏に実施した『総菜総選挙』も、お客さまにご協力いただき、2万2000を超える投票をしていただきました。こちらも、お客さまが楽しんで参加していただけたのではないかと考えています」

Q.社内の反応は。「やりすぎ」「遊びすぎ」という声はありませんか。

担当者「事前に社内の会議で申請して承認されているので、そのような意見はありません」

 サミットカップは9月18~22日が予選、10月2日から準決勝、10月19日から決勝を行い、優勝者が「サミットカップ」を手にして「優勝凱旋(がいせん)セール」を実施するそうです。

オトナンサー編集部

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_20020d505cf8_生放送の“当日発表”に賭けるテレビ局、リスク覚悟で小バズを狙う意味 20020d505cf8

生放送の“当日発表”に賭けるテレビ局、リスク覚悟で小バズを狙う意味

2019年9月21日 09:40 オトナンサー

 9月21日夜、コント日本一を決める「キングオブコント2019」(TBS系)が生放送されます。現在、ファンの間で注目を集めているのは、「誰が優勝するのか」ではなく、「誰が決勝でコントを披露するのか」。決勝進出芸人が、まだ明かされていないのです。

 このような生放送での当日発表は「キングオブコント2019」だけではありません。今年は8月24日の「24時間テレビ」(日本テレビ系)で、水卜麻美アナがチャリティーランナーとして走ることを生放送中に発表しました。

 さらに最も多いのは、生放送での結婚発表。2月4日の「バイキング」(フジテレビ系)で柳原可奈子さん、4月18日の「モニタリング」(TBS系)で春日俊彰さん、6月30日の「笑点」で春風亭昇太さん、7月24日の「今夜くらべてみました」で藤崎奈々子さん、9月17日の「ヒルナンデス!」で舟山久美子さんが結婚を発表しました。

 なぜ、生放送での当日発表が増え、どんなメリットとリスクがあるのでしょうか。

「番組に参加してもらう」ための切り札


 生放送での当日発表が増えている最大の理由は、番組をリアルタイムで見てほしいから。

 例えば、「キングオブコント2019」は準決勝に残った34組のうち、決勝に出演する10組を予想する声が飛び交っていますし、発表前後はさらにネット上で盛り上がるでしょう。つまり、視聴者に予想してもらうことで小さくバズらせ、「番組に参加している」という感覚を与えて番組を見てもらおうとしているのです。

「キングオブコント」のような“お笑い賞レース”は、そもそも、人生を賭けたガチンコバトルの緊張感がある上に、「M-1グランプリ」(ABC・テレビ朝日系)、「R-1ぐらんぷり」(関西テレビ・フジテレビ系)で、敗者復活芸人を当日発表して盛り上げてきた歴史があるのです。その点、すべての出場芸人を当日発表する「キングオブコント」のインパクトは大きく、実は「昨年の大会でも同様の試みで一定以上の成功を収めた」という実績がありました。

 もともと、「謎」や「驚き」を感じさせるコンテンツはネットとの親和性が高く、SNSユーザーの大好物。「絶賛一色」「否定一色」「賛否両論」、いずれになっても盛り上がり、放送中の視聴率が右肩上がりになる可能性を秘めています。

 ネットとの親和性という意味で、今年、生放送の醍醐味(だいごみ)と可能性を最も見せてくれたのが、7月21日の「ワイドナショー」(フジテレビ系)。前日に行われた宮迫博之さんと田村亮さんの謝罪会見を受けて急きょ生放送に変わったのですが、制作サイドから十分な事前告知ができなかったにもかかわらず、ネット上の盛り上がりを受けて、わずか半日の間に注目度はみるみるうちに上がっていきました。

 視聴率は前週から9.7%アップし、過去最高の16.7%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録。この好結果は、松本人志さんや東野幸治さんのコメントを生放送で当日発表したからにほかなりません。

 また、このところ、しばしば聞くのは、番組の制作サイドから芸能事務所に「結婚や妊娠などの発表があれば、ウチの番組でぜひ」と持ち掛けていること。あるいは、逆に芸能事務所から「ウチのタレントが○○するので、よろしければ番組で」と持ち掛けるケースもあるようです。結婚や妊娠・出産をSNSで明かすだけの芸能人が多いだけに、生放送での当日発表は価値が高く、今後もこうした演出は続いていくでしょう。

視聴者の拒絶を招く危険なフレーズ


 生放送での当日発表が決まったら、制作サイドは視聴者に向けて「緊急発表!」「番組から大切なお知らせ」「今夜、出演者の誰かが結婚を発表」などのフレーズでPRを行います。

 しかし、それらのフレーズに対する肝心の発表が、視聴者の期待を大きく下回ってしまうと非難必至。「大げさすぎる」「見て損した」という落胆どころか、「ひどい番組」「二度と見ない」などの拒絶を招いてしまうケースも見られます。

 実際、生放送ではないものの今年、多くの人々から批判を集めてしまったのは、7月5日の「ぴったんこカン・カンスペシャル」(TBS系)。新聞のラテ欄で「安住紳一郎アナより大切なお知らせ」と記載したほか、3時間特番の終盤まで引っ張りまくって発表されたのは、「『TBS東京オリンピック2020』の総合司会を務める」という自社番宣だったのです。

 生放送の当日発表に準ずるようなPRや演出を行ったことで、「安住アナもついに結婚か、それとも退社してフリーか」などの声が飛び交ったのは紛れもない事実。安住アナ自身、放送後のラジオで「そういうやり方をすると非常に信頼を失う」「本当に大事なことを伝えなきゃいけないときに耳を貸してくれなくなる」「そういうやり方はやめた方がいいと話し合っていた」と釈明する事態に追い込まれてしまいました。

 上記のフレーズが切り札の一つになることは間違いありませんが、多用するほど効果は薄れ、視聴者との信頼関係は揺らいでいくでしょう。成否の鍵は、「あくまで視聴者を楽しませるための演出であり、その上で視聴率を獲得できたら」という視聴者ファーストの感覚が握っているのではないでしょうか。

コラムニスト、テレビ解説者 木村隆志

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cat_oa-rp89353_issue_876c1b5294bc oa-rp89353_0_0698aa8a0fae_【補】田村淳さん慶大院進学に批判コメント殺到、根底に“怒り”が引き起こす情動のパニック 0698aa8a0fae

【補】田村淳さん慶大院進学に批判コメント殺到、根底に“怒り”が引き起こす情動のパニック

2019年9月21日 09:10 オトナンサー

 9月14日に配信した「田村淳さん慶大院進学に批判コメント殺到、根底に“怒り”が引き起こす情動のパニック」は、ウェブメディア「オトナンサー」からヤフーニュースに転載され、アクセスランキング(雑誌)総合1位となり、3000件近いコメントが寄せられるなど多くの方に読まれました。今回は、前回の記事で伝えられなかったことについて補足したいと思います。

少子化でも大学が増加していく理由とは


 文部科学省の調査によると、2018年から、18歳人口の減少フェーズに移行します。現在、約120万人の18歳人口が、2031年には100万人を切ると試算されているのです。18歳人口の進学率を50%、入学定員を1000名と仮定すれば、大学約100校分の入学者が消えることになります。

 しかし、大学の数だけを見れば今のところ、少子化はその増減に影響を与えていません。2018年時点で、日本の大学数は768校。むしろ、2010年くらいまでは右肩上がりで増え続けてきました。

 学校法人は民間企業と違い、経営が行き詰まったからといって即座に破綻するわけではありません。補助金や助成金などによって守られているからです。今後もそのスタンスが大きく変わることはないでしょう。現在、大学は学生数を増やすための努力として、次のような施策を講じています。

 まず、学生数を増やすための有力な「市場」として、多くの大学が目をつけているのが「外国人留学生」です。日本に学生がいないのであれば、外部から学生を連れてくるしかありません。日本の大学に通う外国人留学生は26万人程度ですが、2020年までに30万人の留学生を受け入れる方針を打ち出しています。

 30万人という数字は、大学生全体の10%強に当たります。これから学生の10人に1人を留学生にしていくのです。少子高齢化が進む中、外国人留学生を増やしていくことは国の重点施策になります。今後、大学のグローバル化が進んでいくのは間違いないといえるでしょう。

大学にとって有望なターゲットであるシニア層


 次に、大学などの教育機関にとって魅力的な市場として考えられているのが、「社会人教育」です。大学は、若者だけを対象とする教育機関ではなく、中高年層の生涯学習の場でもあるというスタンスを取っているからです。

 大学院を例に取ってみましょう。専門職大学院の学生は約2万人います。一方、社会人学生は8000人程度で減少傾向にあります。「キャリアアップのために勉強したい」というニーズはあるものの、受け皿として機能していないことになります。

 社会人が仕事をしながら勉強することは大変ですが、社会人大学には多くのメリットが存在します。学ぶことに対する意識が貪欲になり、目的も明確になるからです。今後、お金と時間に余裕のあるシニア層が増えていきます。シニア層の知的好奇心を満たすようなプログラムを開発できれば、この市場はさらに拡大していくことが予想されます。

 田村淳さんの慶大大学院(KMD)進学について違和感を覚える人がいます。このような人は、国の施策や大学教育の方向性を知らないのでしょうか。同校ホームページには次のような記載があります。一部を紹介します。

「全学生の約40%が世界の様々な地域から来日しており、多様な文化と社会価値を肌で感じることができるダイバーシティ(多様性)がKMDにはあります。入学する学生たちはそれぞれの分野で多様な学びを実践してきており、その多くがすでに社会経験を積んできているなど、異なる専門性が共存しています」(原文ママ)

 その上で、学術的な貢献を超えたビジネス展開や提言、グローバルな視点でのインパクトを目標にしています。2008年の設立当初から、グローバルな視点やダイバーシティーを目指していたのです。この方針は、文部科学省や国の方向性と一致しています。これらを先例や規範に照らし合わせれば、淳さんがKMDに進学したことは必然とも言えるわけです。

意欲ある人のために整いつつある環境


 人が生涯にわたり、学び・学習の活動を続けていくことが生涯学習の定義(昭和56年中央教育審議会答申「生涯教育について」)とされています。今後、学びの多様化は、生涯学習のあるべき姿を体現していくことになるでしょう。

 今、意欲ある人が学ぶための環境が整いつつあります。学ぶ権利は誰にでもあります。多くの人は、今回の淳さんの行動についてポジティブに捉えているものと確信しています。もし、批判するだけの心の貧しい人がいるとしたら、それは悲しいことであり、今後の日本が案じられます。研究結果が公の場で発表されることを楽しみにしています。

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之

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私立恵比寿中学、結成10周年 グループの歴史から見えるエビ中の魅力とは

2019年9月21日 08:40 オトナンサー

 2019年8月4日、スターダストプロモーション所属のアイドルグループ・私立恵比寿中学(以下、エビ中)が結成10周年を迎えました。令和の初めには、元号の由来にちなんで、過去の楽曲「梅」を現体制でセルフカバーしたミュージックビデオ(MV)が話題を集めましたが、彼女たちはなぜ、今なお愛され続けるのか。筆者の視点から歴史をたどりつつ、その魅力をご紹介したいと思います。

「飛躍を見届けたい」衝動に駆られた


 現在、ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)らを擁するスターダストプラネットの一翼を担っているエビ中。筆者が初めて彼女たちをしっかりと見たのは、2013年7月28日に河口湖ステラシアターで開催された野外公演「エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 河口湖」のライブビューイングでした。

 当時は、ももクロが初の日産スタジアムでのライブで6万人を動員するなど“アイドル戦国時代”と称されていた時期。ちょうど筆者も、次から次へと誕生するアイドルグループの存在に心をときめかせながら、ももクロをきっかけにアイドルのライブへ通うようになりつつ、「次、追えるグループはいないか!」と躍起になっていました。

 そのタイミングでふと、足を運んだのがエビ中のライブビューイング。たまたま友人に声を掛けられて付き添っただけで、楽曲も知らないほどでした。そんな状態のため、スクリーン越しにライブを淡々と味わっていたはずの筆者でしたが、彼女たちに心を奪われる瞬間は不意に訪れました。

 ライブが終盤に近づき、ステージ上では、彼女たちにとって初となる年末のさいたまスーパーアリーナでの公演がサプライズ発表されていました。スクリーンに映ったのは、大舞台の決定に抱き合いながら歓喜するメンバーたち。中でも、いまだに忘れられないのは、柏木ひなたさんが涙を流しながら喜ぶ姿で、彼女がアップで映された瞬間、「この子たちの飛躍を見届けたい」という衝動に一気に駆られてしまったのです。

 いったん、心を落ち着かせようとしたものの翌日、リリースされていた音源を買いあさった筆者。以降、2013年12月8日にさいたまスーパーアリーナで行われた「私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2013『エビ中のスター・コンダクター』」を皮切りに、頻繁にライブへと足を運ぶようになりました。

幾度か訪れた、メンバーの転校と別れ


 エビ中はこれまで、メンバーの転校(卒業)や転入(加入)を繰り返しています。結成初期にも幾度かの変遷をたどりましたが、筆者が見てきた限りで一つの大きな分岐点となったのは、彼女たちが初めて単独で日本武道館へ立った、2014年4月15日の「私立恵比寿中学合同出発式~今、君がここにいる~」でした。

 このライブをもって、結成初期からグループを支えてきた瑞季さん、杏野なつさん、鈴木裕乃さんが転校。一方で、現在もメンバーとして活動中の小林歌穂さんや中山莉子さんもステージに立ち、最初で最後の“11人でのパフォーマンス”を披露していました。

 それから約3年後、転校とは異なる形の“別れ”も訪れました。忘れたくても忘れられない、2017年2月8日に18歳という若さで急逝した松野莉奈さんの存在です。

 筆者が松野さんの訃報を知ったのは、同日の昼ごろでした。その日は朝から仕事が立て込んでいてニュースを見ておらず、休憩時に友人から届いたメッセージを確認したところ、「りななん(松野さんの愛称)が…」と一言だけメッセージがつづられていました。

「転校しちゃうのかな…」と不安を覚えながらも、パソコンで彼女の名前を検索して飛び込んできたのが「逝去」の2文字。目を疑いながらもさまざまな記事を目にして、確信に変わった途端、仕事が手に付かなくなり、それから数日間は、気を抜くと涙が自然とこみ上げてくるほどでした。

 限定アルバム「エビ中のユニットアルバム さいたまスーパーアリーナ2015盤」に収録されている楽曲「できるかな?」は、彼女の生きた軌跡を感じさせる一曲です。

 翌2018年1月3日に行われた日本武道館公演「私立恵比寿中学迎春大学芸会 ~forever aiai~」では、現在、YouTuber「ぁぃぁぃ」として活動中の廣田あいかさんが転校。翌日に同会場で行われた「新春大学芸会 ~ebichu pride~」を境に、現在の構成である6人で活動を続けています。

パフォーマンスの“振り幅”が持ち味


 自身の公演を“学芸会”と称するエビ中は当初、「キレのないダンスと不安定な歌唱力」をうたっていました。ライブの定番曲となっている初期の楽曲「えびぞりダイヤモンド」はそれを象徴する一曲で、当時のMVには、あどけないメンバーのパフォーマンス映像が残されています。しかし、メンバーの経験や努力が実を結び、近年は“実力派集団”と評する声も増えてきました。

 一見、個性が“渋滞”していると思えるほど、バラバラなキャラクターの6人ですが、彼女たちに引きつけられてしまう理由は何といっても、全員がステージにそろった途端、ときには、食って掛かるかのように会場全体を巻き込むパフォーマンスを味わえるからに尽きます。

 エビ中は「対バンやフェスに強い」といわれることもありますが、これも経験のなせるワザの一つ。楽曲「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」や「揚げろ! エビフライ」はテンションを一気に高めてくれる“アゲ曲”の代表例ですが、曲中でジャンプをしたりタオルを振り回したりと、初めて聴くとしても、ステージ上の彼女たちをまねするだけで曲の雰囲気を一瞬でつかめるほどの力を持っています。

 一方で、パフォーマンスの“振り幅”も彼女たちならではの持ち味です。楽曲「使ってポートフォリオ」は、ジャンルに縛られないエビ中を象徴する一曲で、演歌やダンスミュージック、ラップと曲調が目まぐるしく変化しますが、歌い方もテンポもそれぞれのパートで異なるにもかかわらず、柔軟に対応するメンバーの“器用さ”がよく分かります。

 さらに、昨年5月に発売された椎名林檎さんのデビュー20周年を記念したアルバム「アダムとイブの林檎」では、カバーアーティストとして「自由へ道連れ」を担当し、アイドル以外のファン層から一定の支持を獲得したのも、大きなトピックの一つです。

各アーティストからの楽曲提供も


 エビ中はいい意味で“色のない”グループともいえます。楽曲を聴き比べてみると、その神髄がにわかに伝わってきますが、彼女たちならではの魅力を引き出しているのが、ジャンルもさまざまなアーティストたちの存在です。

 例えば、今年3月にリリースされた5thアルバム「MUSiC」は、通して聴いてみるだけで彼女たちの“振り幅”を味わえる一枚となっています。楽曲の提供者を見てみると、“ファミリー”と呼ばれるファンとの絆を歌い上げたかのような「Family Complex」は、シンガー・ソングライター、岡崎体育さんが作詞・作曲・編曲を担当。

 グループ魂の港カヲルさんのソロアルバム「俺でいいのかい ~港カヲル、歌いすぎる~」でコラボした楽曲のアンサーソング「元気しかない!」は、脚本家・宮藤官九郎さんが詞を寄せるなど、第一線で活躍するクリエーター陣の名前が並んでいます。

 一方で、浮遊感漂うファンクチューン「踊るロクデナシ」には、現役高校生(当時)である新進気鋭の楽曲クリエーター・Mega Shinnosukeさんを起用するなど、過去の楽曲も含めてその時期ごとの新しい才能を発掘し、彼女たちの持ち味をさらに引き出そうとする工夫も目立ちます。

 近年のライブの傾向は、春や秋にツアーを行い、年末にアリーナクラスでの公演を開催するというものですが、ペンライトやコールを禁止して、全席着席指定の静かな空間でメンバーの歌声に耳を傾けられる野外イベント「ちゅうおん」を開催した年もあり、パフォーマンスの見せ方にも工夫が見られます。

 今年は10周年のメモリアルイヤーとして、ゆかりあるアーティストを招いた自身初の主催フェス「『MUSiC』フェス~私立恵比寿中学開校10周年記念 in 赤レンガ倉庫~」を6月に開演。12月には6thアルバム「playlist」のリリースも控えています。また一つ大人になった彼女たちが、新たに追加される楽曲をどう歌い上げるのか、期待しています。

編集者・ライター カネコシュウヘイ

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赤い「×」だらけ…先生の過剰な添削やダメ出しが子どものやる気を奪う、まず褒めよう

2019年9月21日 08:10 オトナンサー

 小学校には、さまざまなタイプの先生がいます。文字を教えるとき、字形が多少崩れていても、「とめ」「はね」「はらい」がお手本通りきっちり書けていなくても、特に添削しない大ざっぱ過ぎる先生もいれば、反対に「もしかして虫眼鏡で手本と照らし合わせて添削しているのかしら」「先生自身、きちんと書けるのかしら」と疑いたくなるような、非常に細かい添削好きの先生もいます。

「添削」も担任によって違い


 同じ小学校に通っていても、担任によって対応は異なります。

 大ざっぱな担任の先生のよい点は「子どもが萎縮せず、伸び伸び字を書くようになる」などがあるでしょう。一方で、「受験で『6』か『O』か分からない雑な数字を書いて、バツにされてしまった」といったデメリットも考えられます。

 細かい添削好きの担任の場合、「正しく丁寧に書くことを最初に指導されて、よい習慣がつく」ことがメリットであるのに対し、「人生の最初の段階でダメ出しや否定をされて、字を書くことが嫌いになった」といったデメリットもあるでしょう。

 小学校の「書写」における学習指導書には、こう記載されています。

(1)本来「はね」といえるのは、「か」の一筆目の終筆だけである(「加」が字源であることから)

(2)次の筆へ行くための筆意「こ・い」の一筆目と、「せ・さ」の二筆目は、見える形の「はね」にならなくてもよい

 つい最近まで幼稚園や保育園に通っていた子どもが、小学校に入って平仮名を習ったとき、「はね」ても「はね」なくてもどちらでもよいのに、「に」や「ら」の一筆目を「はねていないから」とダメ出しをされたら、どうでしょうか。本来、文字を書くことは、絵を描くことと同じように楽しい表現活動のはずなのに、入学直後から「勉強はつらい」と感じてしまうかもしれません。

 小学校の段階では、学習指導要領で「点画の長短や方向、接し方や交わり方などに注意して、筆順に従って文字を正しく書くこと」とされています。それが基本ではあるものの、文字の細部に必要以上にこだわる先生がいて、本来であれば問題のないような違いによって、「一方だけが正しい」と正誤が決められる傾向にあります。

「×」は子どもの意欲をそぐ


 次の2枚の用紙を見てください。どちらも同じものです。

 子どもは「ほ」を書いたのですが、ほとんどの「ほ」の右上の部分が「ま」のように飛び出してしまっています。唯一、真ん中の「ほ」だけが突き出ることなく書けています。

 間違って覚えてしまったのか、手先がまだ器用ではなく、うまく書けなかったのかは定かではありません。どちらにしても、おそらく手がたまたま止まり、運よく書けた「まぐれ」だと思います。

 私は今まで、多くの子どもたちに指導をしてきましたが、たくさん「×」を付ける添削をして「こんなに間違えたんだ。今度は直されないように注意して書こう」と奮い立つ子どもには一人も出会ったことがありません。大抵は嫌な顔をして、それ以降やる気をなくします。

 では、どうすればよいのでしょうか。

 赤ペンで真っ赤に直すのではなく、汚い字だと思っても、その中で最もましな文字を見つけて褒めましょう。ポイントは「わあ、この『ほ』、突き出さないで上手に書けたね」と、なぜこの字がよいのか、具体的に言葉を掛けて褒めることです。そうすれば、子ども自身の心に火がつき「もっと褒めてもらおう」と次第にきれいな字を書くようになります。

 文字には「自分で読むこと」「他人に読んでもらうこと」の2つの側面があります。字がきれいだと、人間性も優れているように錯覚することもあります。きれいに書けるに越したことはありませんが、子どもの意欲をそぐような指導はやめてほしいと思います。

成長を褒めてから課題を出す


 子どものやる気や意欲をそぐダメ出しは、他のしつけの場面でもみられます。例えば、食事中に「手づかみしないで」「こぼさないで」「正しく箸を持って」「よくかんで食べなさい」「よそ見しないで」「好き嫌いしないで」とダメ出しされたら、どうでしょうか。食欲が減退し、食べる楽しみがなくなってしまいます。

 しかし、行儀が悪くならないようにしつけをする必要はあります。そんなときは「嫌いなブロッコリーを一口食べたね」「お箸、昨日よりも上手に持てるようになったね」と、まず成長した点を褒めてから課題を出します。1週間に1つずつ課題を出すというように、短期間で多くのことを望まない方がよいでしょう。

 必要以上に細かく添削をしたり、ダメ出しをしたりするのは、先生や親にとって労力がかかること。子どもにとっても嫌なことなのでやめた方がよいと思うのですが、皆さんはどうお感じになりますか。

子育て本著者・講演家 立石美津子

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