【最新情報】ランドローバー新型レンジローバーイヴォークが国内発表
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル
ジャガーランドローバージャパンは新型レンジローバーイヴォークの受注を6月1日(土)より開始すると発表しました。この新型レンジローバーイヴォークはディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、そしてランドローバー初となるマイルド・ハイブリッド・エンジン(MHEV)がラインナップされます。
日本に先立って2018年11月23日に英国において、発表されていた新型レンジローバーイヴォーク。先代はレンジローバーらしい風格は継承しつつもほど良いサイズで、世界累計販売台数は77万台を超えた人気モデルです。
今やランドローバーの主力モデルの一翼を担うほどとなった「レンジローバーイヴォーク」は先代モデルからどのような進化を遂げたのでしょうか。
ランドローバーに関するおすすめ記事はこちら
レンジローバーイヴォークとは
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル
レンジローバーイヴォークとは、ランドローバー社を代表するモデル「レンジローバー」シリーズのエントリーモデルです。シリーズ初となる「コンパクトSUV」として2010年にデビュー。今回フルモデルチェンジにて誕生した新型イヴォークが2代目にあたります。
初代の発表は、ランドローバー創業40周年を記念し、世界的ファッション誌「ヴォーグ」とのコラボで、英国・ケンジントン宮殿で行われるなど、グローバルモデルにふさわしい華々しいデビューを飾っています。
イヴォークは、コンパクトSUVでありながら、スタイリングは流麗で、オンロードでも十分使えるデザイン性の高さと、レンジローバーが誇るオフロード性能も兼ね備えているのが魅力で、スタイルも「5ドア」「3ドア」「コンバーチブル」と、バラエティ豊かなラインナップとしています。
日本では、初代の販売は2012年3月に開始。レンジローバーの持つラグジュアリー感と性能の高さ、2Lというサイズ感が日本の道路事情にもマッチし、発売以来好評を得ています。
コンパクトSUVについてはこちらから
外装比較|先代のイメージは守りつつもよりシャープなイメージに
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル(海外仕様車)
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 先代モデル
新型レンジローバーイヴォークの外装デザインは、一足先に新型となった上位モデル「ヴェラール」にも共通する最新のレンジローバー・ブランドデザインが採用されました。
先代のクーペを思わせるようなルーフラインと、リアに向けて上がっていくウェストラインは継承しつつ、新型ではヘッドランプ・テールランプをスリム化し、ドアハンドルは収納式とすることで、より洗練されシャープなイメージへと変貌を遂げています。
ボディサイズは全長で16mm、全幅で96mm拡大され、逆に全高は11mm低く抑えられています。
内装比較|フルタッチスクリーンを採用、室内サイズは拡大
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル 内装(海外仕様車)
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 先代モデル 内装
新型レンジローバーイヴォークの内装は、先代の上質でありながらシンプルで使い勝手の良いディティールはそのままとしながらも、ヴェラールと共通する新世代デザインが採用されています。
なかでも目を引くのは、中央に配置された10インチのツイン・フルタッチスクリーン「Touch Pro Duo(タッチ プロ デュオ)」で、様々な情報が見やすく瞬時に操作可能となっています。
また、ホイールベースは先代に比べて21mm延長。このことは後席スペースのゆとりへとつながりました。
荷室容量も新型は先代より10%拡大となる「591リットル」。後席を折りたためば最大で「1,383リットル」に拡大可能となります。
車の最新技術についてはこちらから
ランドローバー初のマイルドハイブリッド採用
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル(海外仕様車)
新型レンジローバーイヴォークには、ディーゼルエンジンが「D180(2.0L 直列4気筒ターボ・インジニウムエンジン)」の1種類と、ガソリンエンジンが「P200(2.0L 直列4気筒ターボ・インジニウムエンジン」、「P250(2.0L 直列4気筒ターボ・インジニウムエンジン)」、「P300(2.0L 直列4気筒ターボ・インジニウムエンジン)」の3種類用意されます。
エンジングレードの数値(例えばD180の下3桁「180」)は、それぞれ最高出力値を表わしており、D180では180PS、P200では200PS、P250では249PS、P300では300PSを達成します。
また、エンジン最上位グレードとなる「P300」では、将来の電動化を見据え、マイルドハイブリッドシステムが搭載。このマイルドハイブリッドは、ベルト一体型のスタータージェネレーターにより、減速時のエネルギーをバッテリーに蓄え、加速時にはその蓄えたエネルギーがエンジンのパワーを補助する役割を果たします。
マイルドハイブリッドについてはこちらから
新型イヴォークの燃費は?
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル(海外仕様車)
新型レンジローバーイヴォークの燃費については、日本仕様のものは現状公開されていません。先代イヴォークでの燃費は10.6から13.4km/Lとなっており、ここからある程度の向上は図られることになるでしょう。
車の燃費についてはこちらから
先代を超越するオフロード走行性能
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル(海外仕様車)
レンジローバーイヴォークは、オンロードだけでなく悪路走破性を始めとする「オフロード性能」においても、非常に定評のあるモデルです。
それを証明するように、先代モデルでは最低地上高を2mmアップ、渡河水深では先代モデルが「500mm」に対し、新型では「600mm」と100mmもアップさせています。
車体前端と前輪接地点の角度であるアプローチアングルは22.2度、車体後端と後輪接地点デパーチャーアングルは30.6度、ブレイクオーバーアングルと呼ばれる前後輪の接地点とホイールベース中間点を結ぶ角度は20.7度と、対障害物に対する走破性にも優れ、走行システム「テレインレスポンス2」によって、6種類の走行モードが選択可能となり、あらゆる路面状況にも瞬時に対応できるのです。
オフロード車に関するおすすめ情報はこちら
安全装備や先進装備も進化
ランドローバー レンジローバーイヴォーク 新型モデル 内装(海外仕様車)
レンジローバーイヴォークは、先代モデルでも安全装備・先進技術は充実しており、全グレードに「エマージェンシー・ブレーキ・アシスト」が標準装備、またオプションでは「ブラインド・スポット・モニター」や「車線逸脱警報システム レーンキープアシスト」などが用意されていました。
新型イヴォークでは、安全装備・先進技術は、先に新型となったヴェラールでも搭載された進化したシステムにアップグレード。「エマージェンシー・ブレーキ」「レーンキープアシスト」「フロント・リア パーキングエイド」「360度サラウンドカメラ」が標準装備されます。
また、オプションでは駐車時の操作をアシストする「パークアシスト」、走行時の操作をアシストする「ドライブアシスト」、駐車・走行時の操作を網羅した「ドライバーアシスト」が用意されています。
一方先進技術では、スマートフォンでドアロック開閉、ルート登録、エアコン操作が行える「リモートアプリ」や、速度・ギアポジション・ナビゲーション指示をウィンドウに表示する「ヘッドアップディスプレイ」が装備されるなど、ここでも大幅な進化が見て取れます。
車の安全装備についてはこちらから
新型レンジローバーイヴォークのグレード毎のスペックや価格
新型レンジローバーイヴォークのグレードは、ベースとなる「イヴォーク」、バンパーなどが特別仕様となる「R-DYNAMIC(Rダイナミック)」、Rダイナミックに加えヘッドライト・ルーフ・ドアミラーなどが特別仕様となる「FIRST EDITION(ファーストエディション)」の3タイプが用意されます。
また、そのタイプ別に各種グレード・搭載エンジンが分かれており、自分好みのカスタマイズがかなり細分化された形で可能となり、バラエティは豊かです。
しかし、先代モデルでは「5ドア」「3ドア」「コンバーチブル」としたラインナップは、現在の所、5ドアのみとなっているようです。
スペックや価格・グレードは下記の一覧表をご覧ください。
新型レンジローバーイヴォークのスペック全長全幅全高4,3711,9961,649ホイールベース車両重量乗車定員2,6811,738~1,8505[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人
新型レンジローバーイヴォーク エンジンラインナップ一覧D180P200P250P300エンジン種類直列4気筒
ターボディーゼル直列4気筒
ターボ直列4気筒
ターボ直列4気筒
ターボ+モーター排気量2.0L2.0L2.0L2.0L最高出力132[180]/-147[200]/-183[249]/-221[300]/-最大トルク430[-]/-320[-]/-365[-]/-400[-]/-トランスミッション9速AT9速AT9速AT9速AT駆動方式AWDAWDAWDAWD使用燃料----[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
新型レンジローバーイヴォーク価格一覧(ボディタイプ:イヴォーク)新型レンジローバーイヴォーク(ボディタイプ:イヴォーク)イヴォーク P200461万円~イヴォーク D180523万円~イヴォークS P200528万円~イヴォークS D180591万円~イヴォークSE P200605万円~イヴォークSE P250646万円~イヴォークSE D180667万円~[単位]円(消費税込み)
新型レンジローバーイヴォーク価格一覧(ボディタイプ:Rダイナミック)新型レンジローバーイヴォーク価格(ボディタイプ:Rダイナミック)Rダイナミック S P250602万円~Rダイナミック S D180642万円~Rダイナミック S P300656万円~Rダイナミック SE P250679万円~Rダイナミック SE D180700万円~Rダイナミック SE P300733万円~Rダイナミック HSE P250747万円~Rダイナミック HSE P300801万円~[単位]円(消費税込み)
新型レンジローバーイヴォーク価格一覧(ボディタイプ:ファーストエディション)新型レンジローバーイヴォーク価格(ボディタイプ:ファーストエディション)ファーストエディション P250799万円~ファーストエディション D180821万円~[単位]円(消費税込み)
先代イヴォークと、新型イヴォークではラインナップに相違があるため、一概には比較できませんが、先代のベースグレードからハイグレードまでの価格は「502万から855万円」となり、新型モデルは「461万から821万円」となっています。
グレード設定が細分化された分、先代より若干求めやすい価格帯になっていると言えるでしょう。
高額SUV車についてはこちらから
ランドローバーに関する最新情報はこちら
※参考リンクはオリジナルサイトでご覧ください