■フリカケ≠ぱにっく メンバー
榎本恋音、熊田佳奈絵、白珠もゆ、神月ほたる、小白 綿乃
■白珠もゆさんのキャラクター分析!!
▲白珠もゆ
──最初にメンバーのキャラクターを知りたいなと思います。みなさん、隣に座っているメンバーの方を紹介していただけますか。まずは佳奈絵さん、横に座っているもゆさんを紹介してください。
熊田佳奈絵:この人は、キャラがめっちゃ渋滞しているんです。前は「ポメラニアンになりたい」って言ってたのに、最近は「ぼんじりになりたい」と言ってるんですよ。
白珠もゆ:「ぼんじり」と「ポメラニアン」が好きすぎて、自分がなりたいんです。でも、本気でなりたいと思ったのはポメラニアンなんですけど。
熊田佳奈絵:おいおいおいおい!!
白珠もゆ:ポメラニアンにはなりたいです。
熊田佳奈絵:どう反応して良いのか困る。「ポメラニアンになりたい」って言われても、「あっそうですか」と流すしかない。だって、「頑張れー!!」とは言えなくないですか?。人間から犬は無理。だったら、将来に期待しています。「転生がんばれー!!」って。
白珠もゆ:頑張りまーす。
──グループ内でのもゆさんの役割も教えてください。
熊田佳奈絵:普段は「何言ってんだ、こいつ」とけっこう思うけど、やはりリーダーなので、ちゃんとしなきゃいけないときはけっこうしっかりしていれば、その場の雰囲気をまとめてくれるし、率先して何かをしてくれます。そこは、リーダーらしいくなってきましたね。
白珠もゆ:なってきました。でも、まだまだ成長過程ですから頑張ります!!
■榎本恋音さんのキャラクター分析!!
▲榎本恋音
──次は、榎本恋音さんですね。
白珠もゆ:恋音ちゃんは最初ぜんぜんしゃべんない子だったんですけど、打ち解けたら、メンバーの中で一番しゃべる子になりました。
熊田佳奈絵:最初、早く打ち解けたくてお菓子めっちゃあげてたもん。千円分くらい買ってあげたのに、でも打ち解けなかった。恋音ちゃんはお菓子千円じゃ打ち解けられない女でした(笑)。
白珠もゆ:徐々にだもんね、メンバーに心を開いてくれるようになったのは。
榎本恋音:打ち解けるまで、けっこう時間はかかりました。
熊田佳奈絵:3ヶ月くらいかかった気がする。仲良くなるまでけっこう時間がかかったよね。
──恋音さんは、人見知り??
榎本恋音:そうなんですよ。なんか自分から話しかけるとか出来なくて…。
──グループの中へみんなと一緒にいるぶんには、とくに気にはしないけど??
榎本恋音:うーん、なんか居づらかったです。
熊田佳奈絵:えー、それで、よくここまで続けてこれたなぁ。
榎本恋音:最初だけです。今はぜんぜんそんなことはないです。
熊田佳奈絵:良かった良かった。せっかく餌付けしてたのに、「居づらかった」なんて言われた日には、つらさしかないわぁ(笑)。
白珠もゆ:打ち解けた恋音ちゃんは、妹って感じがする。ほっとけないキャラだよね。だから、何でもやってあげたくなる。
熊田佳奈絵:なんか、心配になっちゃうんだよね。
──グループ内での役割があったら教えてください。
白珠もゆ:役割???
熊田佳奈絵:なんかある?? 妹キャラ??
榎本恋音:……空気がない。
熊田佳奈絵:そう、空気がないんですよ。すぐ側にいるのに、よく「あれ、恋音ちゃんは」ってなるんですよ。息、してないよね。
榎本恋音:息はしてまーす。
熊田佳奈絵:事務所でもさ、マネージャーさんがドアを空けて入ってきたとき、超目の前に恋音ちゃんがいるのに、「あれ、恋音は?」みたいになること多いもんね。
神月ほたる:その光景、しょっちゅう見かける。
熊田佳奈絵:気配を消せるよね。
榎本恋音:自分で消そうと思ってないです。自然に…フフフフフッ。
──それは、昔から?
榎本恋音:けっこう前からかも。それで、良いこともあります。遅刻してるのに、いると思われて、遅刻扱いされないことが何度もあったから。
白珠もゆ:そんな、ちょっと変わった妹キャラです。
■神月ほたるのさんキャラクター分析!!
▲神月ほたる
──続いては、神月ほたるさんについて教えてください。
榎本恋音:ほたるちゃんは、なんかすぐに一人でどっか行っちゃう。
熊田佳奈絵:あー、行っちゃうよね。みんなで集団移動してても、あれ?、ほたるちゃん何処いった?みたいな。
榎本恋音:行動が猫みたい。
神月ほたる:えっ、何時居なくなってる?
熊田佳奈絵:何時って、いっつも居なくなってる。みんなで駅まで歩いてるときとか、急に消えるじゃん。
神月ほたる:あたし、ヤバい人じゃん。
榎本恋音:えっ、無意識なの?、それヤバッ!!
神月ほたる:……自覚ないです。
熊田佳奈絵:ヤバいじゃん。
──自分では団体行動をしているつもりだ。
神月ほたる:はい。
榎本恋音:えーっ!!普通にどっかいなくなるよね。
熊田佳奈絵:前を歩いてて、急にどっかいっちゃうなぁみたいな。
白珠もゆ:ホントに猫みたい。
熊田佳奈絵:消えるというよりは、「あらー」(そっちじゃないのに、向こうへいっちゃうの?)みたいな感じです。
榎本恋音:ても、ライブに関しては研究熱心で、ライブ動画をすごくチェックしては、細かい振りで間違っているところがあると教えてくれるように、そこは助かってます。
神月ほたる:ライブ動画はいっつも観てるし、めっちゃ研究します。それだけフリカケ≠ぱにっくのライブを良くしたいから、ライブはちゃんとやっています。
──ライブとプライベートは違う。
神月ほたる:………。
榎本恋音:きっと、そうだと思います。
■小白綿乃さんのキャラクター分析!!
▲小白綿乃
──次は、小白綿乃ちゃんに行きましょうか。
神月ほたる:綿乃は、みんなにいじられてるように面白いキャラです。
熊田佳奈絵:確かに。
神月ほたる:みんなと、すぐに仲良く出来る人。
──こういう存在は必要だ。
神月ほたる:……うん。
──その間は??
小白綿乃:いっつもこんな感じなんですよぉ。みんな、わたしに対しての褒め言葉の反応が薄いし、何時もいじってくるんです。でも、それが嫌いじゃなくて…。
熊田佳奈絵:気持ちいいと思ってるよね。
小白綿乃:そんな感じでーす(笑)。いじられるのはぜんぜんOKでーす。
熊田佳奈絵:それ、美味しいと思ってるよね。
小白綿乃:思ってまーす。空気よりいいです(笑)。空気より美味しいよ(笑)。
榎本恋音:空気も美味しいところあるんだから。
熊田佳奈絵:確かに、「あれ、恋音ちゃんは?」と言ってもらえるからね。
神月ほたる:あと、綿乃ちゃんは一番身長がおっきいです。
小白綿乃:身体もそうだけど、身長も…。いうたら平均なんですけどね。ここのメンバーは全体的に身長が低いから、わたしは一般的なのに、ここにいると何時も目立っちゃいます。それも美味しいと思ってます。わたし、美味しいの大好きです!!。あと、ご飯や白米(ファンの名称)も好きです。
神月ほたる:あと、グラビアのお仕事はグループを代表してやってくれます。グラビアも好きみたいです。
熊田佳奈絵:見せたいんだよね。
小白綿乃:見せたいです。見せたがりです。露出願望はあります。昨年はアイドルの水着イベントにも出させていただいたように、露出狂かはわかんないけど、ボディには自信があります。この中では、一番いい身体をしてるので。
熊田佳奈絵:そこに関しての好みは、人それぞれ分かれるけどね。
白珠もゆ:むっちり好きな人には好まれるタイプです!!
■熊田佳奈絵さんのキャラクター分析!!
▲熊田佳奈絵
──最期は、熊田佳奈絵さんですね。
小白綿乃:くまさんは、佳奈絵さまって感じです。
熊田佳奈絵:なにそれ?態度がデカいってこと?
小白綿乃:なんか、存在感がすごくて。じつはフリぱにで一緒になる前も、同じカフェに居たときがあったんですけど。その頃からすごく強そうで、最初は怖い人かなと思ってて。
熊田佳奈絵:強いよ。
小白綿乃:でもフリぱにになって話すようになったら、この人は強いだけじゃないんだなと思った。優しい面もあれば、メンバーのお世話というか、いろいろ助けてくれるし。メンバーそれぞれの誕プレを用意してくれたりとか、本当は優しくて気づかいも出来て、たまにリーダーよりしっかりしてたりする人なんです。
熊田佳奈絵:やった、世代交代世代交代!!
──えっ、リーダーの座を狙ってたの?
熊田佳奈絵:いや、ぜんぜん狙ってないです。責任を負わなくていい。でも、言いたいことは言えるように、やっぱ一歩後ろの位置くらいが一番ちょうど良くないですか?
──リーダーは、ホント大変そうだね。
白珠もゆ:みんな個性が強いんで、まとめるのは難しいです。
──まとまるの?
白珠もゆ うーん。
小白綿乃:気がついたらまとまってるよね。
白珠もゆ:最終的には。
──明確な目標があれば、みんなの気持ちもまとまる形?
熊田佳奈絵:そうですね。何もないと自由です。
白珠もゆ:そういう時期もありましたね。今は1stシングルの『ぱにマジっ!!』を発売するので、その目標枚数も決めて、それに向けて頑張っています。
熊田佳奈絵:あれっ?!、わたしの話は?????
■みんなゴリラです。
──初めてフリカケ≠ぱにっくを知る人たちのためにも、「フリカケ≠ぱにっくの魅力」を教えてください。
熊田佳奈絵:観てたら楽しいと思ってもらえそうな、そんなグループの雰囲気かなって思います。フリカケ≠ぱにっくはオモチャ箱みたいなグループという気がします。
白珠もゆ:ホントにいろんなキャラの子がいるので、いろんな人が楽しめるし、いろんなヲタクに合う動物がいる動物園って感じです。だから、誰を好きになっても楽しいです。
榎本恋音:フリぱにの魅力は、曲がいいだけじゃなくて、歌詞が深いところ。人間って暗い部分もあるじゃないですか、そういう部分に共感できる人には刺さる歌詞なのが魅力だと思います。
──闇な感情も、歌詞には記してあるんだ。
榎本恋音:はい。表立って出してはいないけど、歌詞を読み込むと、じつは深いです。なので、歌詞の世界を読み取ってください。
神月ほたる:わたしも、フリパニ=動物園っていうのがわかります。みんなゴリラみたいな、キラキラしたキャラじゃない??
4人:おーい!!
神月ほたる:フリぱにはみんな面白いキャラクターだけど、みんな可愛いです。
小白綿乃:あと、やっぱし曲だよね。普通アイドルさんって清楚系なら清楚系、激しい系なら激しい系ってけっこう偏りがあるんですけど。フリぱにの楽曲ってキラキラ系もあるし、恰好いい系もあるし、歌詞がすごい深い歌もあるし、曲によって世界観が違うので耳が飽きない。
熊田佳奈絵:「耳が飽きない」っていい言葉だなと思った。
小白綿乃:耳が飽きないような曲が多いかなとわたしは思ってて。フリぱにの中に『ピーポー』って曲があるんですけど、そこには人間の闇の部分もちょっと書かれてて。『ピーポー』は引き籠もりの歌のように、自分に似てるところがあってウルッときちゃいました。それくらい共感できる歌詞もあれば、曲によってぜんぜん顔が違うから、そこが魅力です。
──全体的にはキラキラしている感じなの?
白珠もゆ:そうですね。ピコピコ系です。その中に闇を感じてください。
熊田佳奈絵:闇を感じる曲と、ピコピコしている曲のどっちもある感じです。いろんなジャンルがあります。
■売り上げの目標枚数は8千枚です。
──1stシングルの『ぱにマジっ!!』は、めっちゃ弾けている楽曲だよね。
熊田佳奈絵:弾けてます。
──売り上げの目標枚数も掲げているんでしょ、どれくらいの枚数なの?
白珠もゆ:8千枚です。このメンバーとしては活動1年くらいのように、三代目とはいえ新人グループなんだけど。フリカケ≠ぱにっく自体は3年くらいの歴史があるように、今でも(古参ファンたちの間では)一代目や二代目と、三代目のわたし達が比べられることが多いので、三代目で結果を残して、三代目いいぞと言われたいです。
──みなさん、歴史を背負っているわけだ。
白珠もゆ:やっぱ、それを言われもします。なので、目標は高く8千枚です。
──今はちょうど、リリイベ中だよね。
熊田佳奈絵:毎週のようにやっています。
■プリキュアのオープニングになっててもおかしくないくらいキャッチー。
──みなさん、シングル曲『ぱにマジっ!!』の魅力をぜひ語ってください。
小白綿乃:なんか、曲の途中で転調するっていうか、曲調が次々変わるので、そういうところが今までにないくらい面白いなぁと思ってます。歌詞も、最初観たときすごいへんてこな印象だったんですけど。「フリカケ」というフレーズがいろんなところに入っているように、「すごくフリぱにらしいな」って聞いたときに思いました。それくらい、すごくフリぱに相応しい曲だし、今のフリぱにのイメージにとても近い歌です。
神月ほたる: 曲が、プリキュアのオープニングになっててもおかしくないくらいキャッチーだと思ってて。歌詞にゲームの単語とかが入ってるところも、好きっ!!
榎本恋音:初めて聞いたときに、「これすごい曲だなぁ」と思った。一回目に聞くときって、歌詞とかあんまりわかんなく聞いてるじゃないですか。それでも、「この歌はすごくいい」って思った。実際にライブで歌ってても、フリぱにのライブを初めて観る人でも、「この曲いいな」と言ってくれる人が多いんです。それくらい『ぱにマジっ!!』は、お客さんたちにもすごく評判がいいです。
白珠もゆ:わたしも最初聞いたときは、プリキュアみたいな魔法少女系の感じの歌だなって印象でした。フリぱにには面白い曲もたくさんあるけど、魔法少女タイプの曲はなかったから、こういう曲が歌えてすごく嬉しいです。
熊田佳奈絵:個人的に『ぱにマジっ!!』は、フリぱにが持っている楽曲の中、最高ランクでアイドル感のある曲だなと思ってて。しかもライブでも、白米(ファン)たちも振り付けとか踊ってくれるんです。それを初見の人も真似てやってくれるように、フリぱにのことを知らない人でも「いい」と思ってくれる曲だから、もうこの世のみなさんに知ってもらいたいなと思います。
■わたしたちがフリカケなので、ファンのみなさんは白米になりました。
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熊田佳奈絵ut-int">──フリカケ≠ぱにっくは、ファンのことを白米って呼ぶんですね。
:白米って呼んでます。
白珠もゆ:わたしたちがフリカケなので、ファンのみなさんは白米になりました。
──みなさんの好きなふりかけは?
熊田佳奈絵:ごま塩が好き!!
白珠もゆ:おかかです。
榎本恋音:めんたいこ
神月ほたる:なっとうのふりかけです。
小白綿乃:わさびです。
──フリカケ≠ぱにっくの今後のビジョンも聞かせてください。
熊田佳奈絵:最近、お父さんに「CDデビューするんだ」って言ったら、「へぇー、でもメジャーデビューじゃないじゃん」って言われたのが悔しいから、メジャーデジューしたいなって思います。そのためにも今回、結果を出したいです。
──親に、そんなことを言われたんだ。
熊田佳奈絵: たけど、それこそが世間の声だなって思いました。
小白綿乃:確かに…。
熊田佳奈絵:友だちに言われたら「うるせぇ」って思うけど、親の言葉はなんかグサッってきました。だから、絶対に親を見返してやりたいです。
■『ぱにマジっ!!』フリカケをかけると魔法をかけるをかけてるんです
──今、伝えたい想いがあればお願いします。
白珠もゆ:今、1stシングル『ぱにマジっ!!』のリリースイベント中なんですけど、本当にいろんなところに行かせていただいているので、いろんな方に観てもらい、フリぱにを広めていきたいです。
熊田佳奈絵:一般の方からの知名度をもっとあげたいなと思います。
──最期に、お勧めの歌詞を教えてください。
熊田佳奈絵:サビが一番好きで、サビを聞くとすごいテンションあがるんですね。そこは聞いてください。
白珠もゆ:「パッパッパラッパ フリカケて じゃんじゃん魔法じゃん」と歌ってるんですけど。ちょっと意味のわかんない歌詞だけど、耳に残るんです。そこが好きだし、なんか自然と口ずさめる曲なのもいいですよね。
神月ほたる:「最大の火力でね キミにフリカケるよ」とわたしの歌っているところが好き。ここにもフリカケって入ってるし、ここから恰好いい感じに音が変わるから、そこも好きです。
小白綿乃:『ぱにマジっ!!』の中、フリカケをかけると、魔法をかけるをかけてるんですよ。その言葉遊びをしているところも注目ポイントです。
榎本恋音:わたしも、魔法をふりかけるのところが好きです。
TEXT 長澤智典