cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_4d20bfc5f80b_中古端末の「SIMロック解除」 なぜauとソフトバンクは「来店」のみ? 4d20bfc5f80b

中古端末の「SIMロック解除」 なぜauとソフトバンクは「来店」のみ?

2019年9月1日 13:45 ITmedia Mobile

 2017年に初めて策定された、総務省の「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」。2018年8月28日に行われた改正(PDF形式)では、中古端末を含む全ての販売端末のSIMロック解除に応じることを事実上義務付ける旨が盛り込まれました。


【ドコモ以外は解約済み端末のSIMロック解除をショップでしか行えない】


 SIMロック解除に関する指針の改正は「2019年9月」、つまり今日(9月1日)から適用されるわけですが、同日にau(KDDIと沖縄セルラー電話)が対応したことから、大手キャリア(MNO)における指針改正への対応は完了したことになります。


 一見すると、各MNO共に同様のルールに見えます。しかし1点、NTTドコモとそれ以外のMNOで対応が異なるポイントがあります。WebでのSIMロック解除受け付けです。


(記事中の料金は全て税別です)


●ドコモはWebでもOK auとソフトバンク/Y!mobileは店頭のみ


 ドコモは、他者から譲渡を受けた端末や中古端末(以下まとめて「解約済み端末」)について、契約者向けWebサイト「My docomo」でもSIMロック解除を受け付けています。


 ドコモショップに出向いて手続きすると事務手数料が3000円かかりますが、My docomoから手続きをすると無料です(※1)。MVNOサービス(いわゆる「格安SIM」)を含め、ドコモと直接契約していない人でも、「dアカウント」を登録すればMy docomoから手続きできます。


※1 手元にドコモ以外が発行するSIMカードがないと解除操作が行えません。ただし、iPhoneやiPadはいったん端末を初期化してアクティベーションをやり直せば、ドコモ以外が発行するSIMカードがなくてもSIMロック解除を完了できます


 しかし、auやソフトバンク/Y!mobile(以下まとめて「ソフトバンク」)では解約済み端末のSIMロック解除手続きをキャリアショップの店頭でのみ受け付けています。店頭での手続きなので、事務手数料が3000円かかります。


●なぜ対応に差が出た?


 解約済み端末のSIMロック解除を希望する人の立場からすると、店頭に出向く必要がなく、出向かなければ手数料もかからないドコモは“ユーザーフレンドリー”で、店頭に必ず出向く必要があって、手数料も必要なauとソフトバンクは“ユーザー軽視”であるように思えます。


 なぜ、このような対応の違いが出たのでしょうか。


 実は、8月29日に総務省が開催した「モバイル市場の競争環境に関する研究会」と「ICTサービス安心・安全研究会 消費者保護ルールの検証に関するワーキンググループ」の合同会合において、なぜこのような“差”が生じたのか示唆するやりとりがありました。


北俊一構成員 SIMロック(解除の手続き)について、参考資料を見るとオンラインでの対応状況が表になっています(※2)。 中古端末について、ドコモはオンラインでも(解除を)受け付ける一方で、KDDI(au)とソフトバンクはオンラインでは解除を受け付けないことになっています。KDDIとソフトバンクにはなぜ(オンラインでの)解除に応じないのか、ドコモには逆になぜ(オンラインでの)解除に応じているのかお尋ねしたいです。※2 資料は総務省のWebサイトで公開される予定ですが、9月1日現在では未掲載となっています


KDDI担当者 KDDIでは契約者(本人)の場合は店舗でもオンラインでも受け付けが可能です。9月1日から予定している契約者以外が中古端末のSIMロック解除する場合については、店舗でどんな方が来られるのか見ながら(確認した上で)解除するという運用としています。 今のところ、オンラインですとどのような方が手続きをするのか把握できないので、9月1日時点では解除不可、という運用をしています。この点については、何か(本人確認をする)良い方法があるのかなど検討した上で運用を変更することも考えていきたいと思います。


ソフトバンク担当者 基本的には(KDDIと)同じ考えで、本人確認上の問題から現在は店頭での受け付けのみとさせていただいております。 今後、(本人確認をする)良いやり方があるのであれば、(Webでの受け付けを)検討したいと思います。


NTTドコモ担当者 SIMロックをなぜやっているのかという話からすると、割賦契約して一度も支払っていただけず、(端末を)持ち逃げされることがあるので、それによる被害を防ぐため(の方法の1つとして)行っています。競争を抑制する観点からやっているわけではありません。 今までの(会合での)議論を踏まえて、中古端末などに対するSIMロック解除について検討を重ねてきました。「なぜオンラインでもやっているのか?」ということについては、(ドコモショップの)店舗においてのみ受け付けると、他の手続きにいらっしゃったお客さまの待ち時間が長くなるという問題が発生する可能性があり、(店頭手続きでは一部の端末を除いて)手数料をいただくことになってしまうので、オンラインでも受け付けよう、ということにしました。


 KDDIとソフトバンクは本人確認への懸念からWebで受け付けない一方、ドコモはドコモショップのオペレーションや利用者の利便性を優先してWebでも受け付けている――このように、現状では判断が分かれています。


 Webでも受け付ければ、ユーザーの利便性は高まります。一方で、Web手続きでは“誰が”解除手続きをしていて、“誰が”端末を持っているのかを正確に確認できないため、手続き端末が盗まれたものだとすると……という不安があるのも事実です。


 リスクを考慮すると、auやソフトバンクの判断を間違いと断ずることはできません。かといって、リスク回避を過剰に意識するあまりに利便性が低くなりすぎるのも問題なので、ドコモは軽率であると断ずることもできません。


 「だったらSIMロックなんてかけなきゃいい」という人もいると思いますが、世界を見ても「SIMロックを掛けない義務」を課している国や地域は少数派で、あったとしても日本のように「SIMロックを解除する権利」を定める程度。一応は「SIMロック自体にはそれなりの合理性がある」というのが世界の大勢です。


 それのことを踏まえて、SIMロックとその解除はどうあるべきなのか――いろいろ思い悩む日曜日です。

外部リンク

cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_7f98e1d6cfc5_auが「SIMロック解除」要件を緩和 中古端末でも来店すれば原則ロック解除可能に 7f98e1d6cfc5

auが「SIMロック解除」要件を緩和 中古端末でも来店すれば原則ロック解除可能に

2019年9月1日 11:10 ITmedia Mobile

 KDDIと沖縄セルラー電話(au)は9月1日、2015年4月23日以降に発売された携帯電話端末のSIMロック解除条件を一部変更した。解約済みの端末の解除手続きに関する日数制限が撤廃される他、元契約者以外でも一定条件のもとSIMロック解除が可能となる。


【SIMロック解除をする際の条件】


●条件変更の概要


 従来、2015年4月23日以降に発売された解約済み端末のSIMロック解除は解約日から90日以内に元契約者本人が手続きする必要があった。


 9月1日からは、解約済み端末のSIMロック解除期限が撤廃され、システム上の端末購入日から101日目以降であれば来店によるSIMロック解除が可能となった(※1)。


※1 条件によっては購入から101日未満(最短で購入当日)でも手続き可能


 また、同日から元契約者以外による解約済み端末のSIMロック解除手続きも受け付け始めた。これにより、他者から譲渡を受けた端末、あるいは中古端末の所有者もSIMロックを解除できるようになる。


手続きは「ショップ」でのみ受け付け 手数料は「1台3000円」


 譲渡端末や中古端末を含む解約済み端末のSIMロック解除は「auショップ」(au直営店を含む)に来店して手続きを行う必要がある。手数料は1台につき3000円(税別)で、au携帯電話の契約者は翌月請求分(当月利用分)の通信料金との合算、未契約者は当日の窓口で支払う。手続きは、1人1日当たり2台まで受け付ける。


 手続きに必要なものは以下の通り。


・ロック解除を希望する端末

・本人確認書類

・SIMロック解除手数料(au携帯電話を契約していない場合)


 なお、端末が以下のいずれかの条件に当てはまる場合はSIMロックを解除できない。


・解除希望の端末がシステム上の購入日から101日未満の場合(※2)

・解除希望の端末に水ぬれや故障箇所がある場合(修理後受け付け)

・手続き時に請求料金の未払いがある場合(au契約者の場合:支払い後受け付け)

・解除希望の端末が「ネットワーク利用制限」の対象である場合


元契約者の状況によっては解除可能(※1と同様)


 その他の条件は従来通りとなる。


●「指針改正」に伴う措置 施行当日に改訂


 今回のSIMロック解除条件の一部変更は、総務省の「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」にある「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」のうち、9月1日に施行されたSIMロック解除に関する条項の変更に対応するための措置だ。


 auではSIMロック解除に応じ始めた当初、中古端末購入者を含む第三者による手続きも受け付けていた。しかし、2017年12月1日に他社に合わせる形で受け付けを中止していた。


 今回の改訂によって、auのSIMロック解除受け付けはある意味で「元通り」になる。

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cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_fa14f5c109fd_長年のNoteユーザーが驚いた、「Galaxy Note10 5G」の“コンパクトさ” fa14f5c109fd

長年のNoteユーザーが驚いた、「Galaxy Note10 5G」の“コンパクトさ”

2019年9月1日 10:05 ITmedia Mobile

 Samsungの秋冬フラグシップモデル「Galaxy Note10」シリーズが海外で発売されました。今回のモデルはNoteシリーズの正統進化といえる6.8型ディスプレイ搭載のGalaxy Note10+に加え、小型で片手でも楽に持てる6.3型ディスプレイのGalaxy Note10の2サイズで展開しています。本体内蔵のスタイラスペン「Sペン」の書き味はよく、スマートフォンでペンを使いたい人にとってGalaxy Noteシリーズは唯一ともいえる存在でした。しかし「サイズが大きい」と敬遠する人も多かったのではないでしょうか?


Galaxy Not10+とGalaxy Note10の比較


 Galaxy Note10の本体サイズは71.8(幅)×151(高さ)×7.9(奥行き)mm。スリムなスマートフォンとして日本でも人気の「Xperia 1」と横幅はほぼ変わりません。手のひらにすっぽりと収まる大きさなのにペンが使える、これは長年Galaxy Noteシリーズを使っていた筆者も実機を触ってみて驚きました。超小型の紙のノートを使っている感覚で使えるわけです。


 8月7日にニューヨークで行われたGalaxy Note10シリーズの製品発表会では、性能の高いGalaxy Note10+ばかり一生懸命取材してしまいました。そこで8月に韓国を訪れた際、改めてGalaxy Note10を触ってみたのです。なお、韓国ではどちらのモデルも5G対応品のみ。2019年8月末時点では、他の国では5G対応モデルとなるのはGalaxy Note10+のみです。


 ソウルの街のキャリアショップでは、大きくGalaxy Note10 5Gの広告を出しているところが目立ちます。色は赤を推しており、芸能人を使った広告は若い女性を意識しているのでしょう。韓国は女性でも大型スマートフォンを好む傾向にありますが、Galaxy Note10 5Gならサイズがコンパクトなため、ポケットにもすっぽりと収まります。


 量販店などへ行ってみると、Galaxy Note10コーナーには多くの人が集まっています。2サイズ展開になったことを知らないお客さんも多く、2つを比べて「あれ、こっちは小さい!」と驚いている人も多いようです。やはり小型サイズのGalaxy Note10 5Gをじっくり試しているのは女性が多い印象です。


 横幅が71.9mmのGalaxy Note10 5Gですが、ペンの長さはGalaxy Note10+と変わりません。ペンの使い勝手も同等ですが、画面サイズが小型化されているためか、ペンで画面の隅々まで書きやすいという感覚で、大型サイズのGalaxy Note10+とはちょっと違った感覚で使えます。手軽にメモを書く用途には小型モデルの方が向いていると感じられます。


 ちなみにソウル市内の繁華街や、Samsungの専門店ではGalaxy Note10を使ったお絵描きなどの体験イベントを開催していました。今までのGalaxy Noteシリーズは「パワー」「大画面」をより前面に出したプロモーションを行っていましたが、今回は小型サイズも加わったことで、「ペンが自在に使える」点を大きくアピールしているようです。


 手の小さい人にもペンの使える小型モデルを、ということで登場したGalaxy Note10、韓国ではLTEモデルも追加投入予定で、それだけ需要が高いということなのでしょう。日本での展開は未定ですが、「小型モデルはMVNO向け」なんて展開も期待したいものです。

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cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_2fb3e64fef7a_2019年夏モデルの価格はどのくらい? 3キャリアで比較 2fb3e64fef7a

2019年夏モデルの価格はどのくらい? 3キャリアで比較

2019年9月1日 06:05 ITmedia Mobile

 いわゆる「分離プラン」が一般化したことにより、通信料金と端末代金の区分が明確化された。これまで一般的だった通信料収入を原資とする割引は制限され、複雑な料金体系はやや分かりやすくなった。一方で、端末高騰化への対処として、各キャリアは25カ月目での返却や機種変更を前提とした割引を展開している。本記事では、各社の2019年夏モデルについて、主なスマートフォンの価格をまとめた。※価格は全て税込み。


5万円台以下の端末価格


●ハイエンドの相場は約8~10万円が目安、返却前提の割引で約6万円


 「Xperia 1」や「Galaxy S10/S10+」「AQUOS R3」など、複数キャリアで共通して販売される機種を比べると、実は端末代金の総額にはキャリアによって1~2万円程度の差がある。例えば、Xperia 1の場合、NTTドコモは10万3032円だが、ソフトバンクは13万6320円だ。


 しかし、25カ月目での端末返却や機種変更を前提とした割引、つまりドコモの「スマホおかえしプログラム」や、ソフトバンクの「半額サポート」などを適用した場合には、ドコモ版が6万8688円、ソフトバンク版が6万8160円のように逆転する。


 これらの端末をauやソフトバンクで購入する場合には、割引をうまく活用した方が端末代金のコストを抑えられる。反対に、シンプルな端末代金に限っていえば、一括購入するならドコモが安く設定されているというわけだ。


●低価格帯は約3~5万円が相場、ソフトバンクには1万円台の選択肢も


 総額で5万円台以下のラインアップは、エントリーモデルからミッドレンジ帯が中心だ。ドコモのスマホおかえしプログラムは対象とならないが、auの「アップグレードプログラムEX」や、ソフトバンクの半額サポートはこちらも対象となる。そのためソフトバンクの低価格帯の端末はさらに安くなり、1万5000円程度で購入できるものもある。


 25カ月目での返却を前提とした割引では、確かに端末代金の分割払いの一部が免除されて安くはなるが、支払いが終了した後にそのまま端末を使い続けることはできない。返却しない場合の価格は一見高額に感じるが、長期的に同じ端末を利用し続けられることを考えれば割安になる場合もある。


 なお、auのアップグレードプログラムEXやソフトバンクの半額サポートは、2019年9月末で終了する予定。9月に発売されるとウワサされる新型iPhoneが、これらサービスの対象になるかは定かではないが、夏モデルの購入を考えている人は、9月末までに購入するのがいいだろう。

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cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_afc9abea044c_「iPhone 8(64GB)」の80週連続1位まであと1週に afc9abea044c

「iPhone 8(64GB)」の80週連続1位まであと1週に

2019年8月31日 10:54 ITmedia Mobile

 総合ランキング、1位au版「iPhone 8(64GB)」が6連勝で、iPhone 8(64GB)としては80週連続1位にあと1つと迫った。2位ソフトバンク版iPhone 8(64GB)、3位au版「iPhone XR(64GB)」、4位ソフトバンク版iPhone XR(64GB)まで3週続いて動きがない。トップ10の顔ぶれは前回と同じだが、前回5位のau版Phone XR(128GB)は一気に10位に後退し、替わってau「AQUOS sense2 かんたん」(前回6位)が5位に上がった。前回まで3週続いてiPhone勢が上位5位までを占めていたが、今回でストップしている。NTTドコモ勢は今回も8位の「Xperia Ace SO-02L」(前回9位)のみだ。


ドコモ端末で唯一トップ10入りしている「Xperia Ace SO-02L」

 NTTドコモのランキングは、Xperia Ace SO-02Lが9連勝。前回2位の「AQUOS sense2 SH-01L」は4位に下がり、iPhone XR(64GB)が2位、「Galaxy S10 SC-03L」が3位に上がった。前々回2年2カ月ぶりにトップ10入りしたものの前回トップ10外に後退した「らくらくホン F-02J」が再浮上で9位に入った。前回2カ月半ぶりにトップ10入りした「iPhone 7(32GB)」は1週でトップ10外に。

 auランキングは、iPhone 8(64GB)が90連勝。総合ランキングのiPhone 8(64GB)の連勝に先駆けて達成した。2017年12月4日週に始まり、足かけ3年にわたりトップを守っている。2位iPhone XR(64GB)は前回と変わらず。前回3位の「iPhone XR(128GB)」が5位に下がり、3位に「AQUOS sense2 かんたん」、4位に「Galaxy A30 SCV43」が上がった。今回は7位がタイで「Xperia 1 SOV40」と「BASIO3 KYV43」の2機種。10位の「AQUOS R3 SHV44」は8週ぶりにトップ10に帰ってきた。

 ソフトバンクのランキングは前回から全く変化がなかった。iPhone 8(64GB)は19連勝。iPhone XR(64GB)は12週連続2位。3位「arrows U」と続いている。2018年12月21日発売の発売ながら、前回初めてトップ10入りした「AQUOS zero」も9位をキープ。

※この記事は、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。※販売ランキングデータの無断転載を禁止します。

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cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_e8cd98ffe19e_新バンドルプランで5G時代の差別化を狙うau 改正法への対応にも注目 e8cd98ffe19e

新バンドルプランで5G時代の差別化を狙うau 改正法への対応にも注目

2019年8月31日 10:10 ITmedia Mobile

 10月1日の施行が決まった改正・電気通信事業法に、一番乗りで対応したのはauだった。KDDIは、8月28日に新料金プランの「auデータMAXプラン Netflixパック」を発表。9月13日に提供を開始する。この料金に適用される、中途解約の解除料が1000円の「2年契約N」も導入。2年契約がない場合の料金は、ありのときより170円高くなる予定だ。


データ通信が完全無制限ではない理由


●auデータMAXプランの値段を引き下げ、Netflixをバンドルに


 auデータMAXプラン Netflixパックは、その名の通り、Netflixのサービス料がバンドルされた「auデータMAXプラン」だ。テザリングや世界データ定額以外のデータ容量が無制限になり、料金は7880円(税別、以下同)。上記の2年契約Nが適用されない場合は8050円になる。「auスマートバリュー」や「家族割プラス」も適用され、それぞれ1000円ずつの割引を受けられる。さらに、6カ月間限定の「スマホ応援割プラス」で1000円の割引を受けると、料金は4880円に下がる。


 7月に導入されたauデータMAXプランは、料金が8980円。2年契約の解除料が下がり、さらにNetflixのベーシックプランまでついて1100円、料金が下がっているが、ここにはカラクリがある。auデータMAXプランでは、先に挙げたテザリングや世界データ定額に20GBという制限が付いていたが、Netflixパックはこれが2GBまで下がる。「テザリングは便利だが、利用動向からすると2割ぐらい。料金のギガ数のバランスを見て、今回は料金を取った」(高橋誠社長)というように、用途を限定することで、その分料金を抑えた格好だ。


 KDDIのコンシューマ事業企画本部 次世代ビジネス企画部 部長の長谷川渡氏によると、テザリング利用者と、非利用者をグループで比べたとき、後者の方がデータ使用量が少なくなる傾向があるという。世界データ定額も、ユーザーが接続した海外キャリアに対し、KDDIからの支払いが発生するため、容量を抑えることは料金の引き下げにつながる。スマートフォン単体での通信量は無制限を維持しつつ、利用頻度が下がるテザリングや国際ローミングを抑え、料金を安価にしたのがauデータMAXプラン Netflixパックと言えそうだ。


 また、auデータMAXプラン Netflixパックは、家族割プラスも既存のauデータMAXプランから変更された。同居する家族で2回線契約するだけで1000円の割引を受けることができ、2人で500円、3人で1000円だった既存の料金プランより条件が緩和された。これは、他社対抗の意味合いもある。auの家族割プラスは、「auスマートバリューにひも付いているため、世帯が同じである必要がある」(長谷川氏)と、“家族の定義”が厳密だ。


 これに対し、ドコモの「みんなドコモ割」は、サービス名が示しているように、離れて暮らす三親等いないの親族も対象になる。「ファミリー割引」のグループを組んでさえいればいいため、条件は非常に緩い。ソフトバンクの「みんな家族割+」は、離れて暮らす親族に加え、同居している場合は、戸籍上の家族や親族以外とも割引を組める。最後発にもかかわらず、auの家族割プラスは最も適用条件が厳しかったのだ。


 auデータMAXプラン Netflixパックも、同居が必須な点は同じだが、2人から1000円と回線数を減らすことで、1000円の割引を受けられる対象を増やしている。今のところ、既存の料金プランの家族割プラスには変更がないが、改正・電気通信事業法に合わせ、条件を改定する際に、ぜひ見直してほしいポイントだ。


●バンドルプランは5G時代の“定番”になるか


 KDDIは、2018年8月に「auフラットプラン25 Netflixパック」を開始している。このプランは、ベースとなる「auフラットプラン20」に5GBを足し、Netflixのベーシックプランをパッケージ化したものだが、高橋氏によると「非常に調子がいい」とユーザーからも好評だったようだ。ユーザーに選ばれるだけでなく、解約率も目に見えて下がる効果があったという。


 一般的に、何らかのサービスをバンドルすると、解約率はその分低下する。KDDIが2018年度の決算発表時に明かしたデータによると、auの回線を単独で契約しているユーザーに比べ、「auでんき」をバンドルしたユーザーは、解約率が半減している。「au WALLETクレジットカード」や「auスマートパス」「じぶん銀行」といったサービスも、解約率を大きく低下させている。Netflixをバンドルしたプランも、その延長線上にある。


 高橋氏によると「解約率が下がるのは、(ユーザーの)エンゲージメントが上っていく結果で、取り組みは大成功」だという。先に挙げたように、auデータMAXプラン Netflixパックは、改正・電気通信事業法に対応できるよう、2年契約の違約金が1000円に引き下げられている。金額が下がれば解約率の上昇につながるが、バンドルプランにはそれを緩和する効果もある。その意味で、auデータMAXプラン Netflixパックは、10月以降の競争環境を見越した料金プランだ。


 今後、こうしたプランはさらに増えていく可能性が高い。高橋氏は「幾つかの方々とは、一緒にやろうとお話してきている」としながら、次のように語る。


 「バンドリングの場合、解約率はかなり下がる。そのために、ある条件で(KDDIにサービスを)卸していただかなければならず、ネゴシエーションは必要になるが、基本は『来るものは拒まず』。数としては増えていくことになる」


 2018年からバンドルするサービスはNetflixに限られているが、データ容量に制限がないプランとは相性のいいサブスクリプションサービスも多い。音楽のストリーミングサービスは、その1つといえる。AmazonやGoogle、Appleのように、動画や音楽など、複数のサービスを束ねる事業者とも、バンドルは成り立つ可能性がある。


 解約率を下げ、ARPUを上げるだけでなく、こうしたバンドルプランは、5G時代の差別化でも重要になりそうだ。5Gでネットワークが大容量化すると、auデータMAXプランのような容量無制限を打ち出したプランが一般化する。現状では、ドコモやソフトバンクは追随していないが、これは時間の問題といえる。無制限で横並びになると、比較できるのは金額だけになってしまう。全社が5Gで大容量化すれば、容量では差をつけづらくなるというわけだ。


 このとき、武器になるのが「どのようなサービスをバンドルしているか」だ。法人向けでは、各社ともソリューションに通信料を含めていく方針だが、auデータMAXプラン Netflixパックは、それをコンシューマー向けに落とし込んだプランという見方もできる。KDDIが「UNLIMITED WORLD」と銘打ち、料金プランと同時に5Gのサービス像を示していたのは、そのためだ。


 高橋氏も「OTT(Over The Top=上位レイヤーのサービス提供者)プレイヤーと一緒にUNLIMITEDを実現してきたい。これからの時代、通信会社の料金がどうだというのではなく、例えばNetflixを見るのに一番キャリアはどこかという形になっていく」と語る。


●改正・電気通信事業法にはどう応じるのか、提供条件にも注目


 ただし、現状ではauデータMAXプラン Netflixパックがどのような形で提供されるのかが明かされていない。新規契約で申し込むことはできそうだが、既存のユーザーがプラン変更で申し込みできるかどうかなど、細かな条件があいまいなままだ。2年契約の解除料が1000円に下がっているため、これまでのように、単純なプラン変更はできない恐れもある。このプランが、解約の“踏み台”になってしまうからだ。


 筆者の予想だが、恐らく既存ユーザーは、2年契約の解除料がかからない3カ月間のみプラン変更できるよう制限されるのではないか。改正・電気通信事業法では、今のところ「既往契約」は対象外。今の形で2年契約を結んでいるユーザーが、自動的に解除料1000円の2年契約Nに移行することにはならないだろう。既往契約への適用は、ドコモや新規参入する楽天モバイルが求めていた条件だが、今のところ、省令やガイドラインには盛り込まれない予定だ。


 また、既存の料金プランが、改正・電気通信事業法にどう対応していくのかも、まだ明かされていない。長谷川氏は「今あるプランをどう焼き直すのかは、9月中に発表する」と語り、10月1日に間に合うよう、発表する方針を示す。既存の料金プランは、2年契約の有無で1500円の差がついていたが、これが170円になると、前提が崩れるため、価格設定も変わってくる。ただし、長谷川氏が「(約)1300円上ったら、ご理解いただけないと思う」と述べていたことを踏まえると、2年契約後の価格を維持しながら、2年契約なしの料金を引き下げる方向に舵を切る可能性が高い。


 料金プランに加え、「アップグレードプログラムEX」にも見直しが入る予定だ。KDDIは、同プログラムの受付を9月末日で終了させる。これは、通信の継続利用を条件としない割引の上限が2万円に制限されるためで、「アップグレードプログラムは、変えていなかいと改正事業法にミートしない」(高橋氏)。高橋氏は「9月にはご説明ができる」と語っていたが、9月10日(現地時間)には、Appleが新しいiPhoneを発表する見通し。この機種から、新しいアップグレードプログラムが適用になる可能性もありそうだ。


【訂正:2019年9月1日23時35分 初出時に「通信の契約にひも付かない割引の上限が2万円に制限されるため」と記述していましたが、「通信の継続利用を条件としない割引の上限が2万円に制限されるため」に訂正いたしました】

外部リンク

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2019年の新型iPhoneは「11」と「11 Pro」と「11 Pro Max」?

2019年8月31日 07:10 ITmedia Mobile

 順当に行けば、日本時間の9月11日に発表されるであろう新型iPhone。7月あたりから、国内外のSNSやニュースサイトでさまざまな“ウワサ”が流れ始めた。


【アウトカメラ部と思われる切り抜きは大きい】


 この記事では、「サイズ」と「名前」に焦点を当てて新型iPhoneの予測をまとめる。


●サイズ:やっぱり3種類?


 2018年のiPhoneは「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の3機種が発表された。画面サイズはそれぞれ5.8型、6.5型、6.1型で、iPhone XRはiPhoneとしては初めてノッチ(切り欠き)付きの液晶ディスプレイを採用した(iPhone XS/XS Maxは引き続き有機ELディスプレイ)。


 2019年のiPhoneの画面サイズはどうなるのだろうか。名古屋市中区にあるスマートフォンアクセサリーメーカー「iQLabo」は「2019年発売 新型iPhone」用のハイブリッドケースを早くも発表している。


 ケースのラインアップによると、2019年のiPhoneは5.8型、6.1型、6.5型の3種類。2018年と同じサイズを取りそろえているようだ。


 iQLaboのものに限らず、Web通販サイトには既に「2019年iPhone用」と称するケースが見受けられ、予約を受け付けている。いずれも画面サイズは5.8型、6.1型、6.5型で、この3サイズが用意される可能性は高い。


 画面サイズだけを見ると、5.8型はiPhone XS、6.1型はiPhone XR、6.5型はiPhone XS Maxの後継機種であるように思える。ただ、2019年iPhone用ケースをよく見ると、いずれのサイズもアウトカメラが来ると思われる部分の切り抜きが大きくなっている。


 全てのモデルにおいて、アウトカメラ回りに大きな変化があるのかもしれない。


●機種名:「iPhone 11」? 「iPhone XI」? 上位機種には「Pro」が付く?


 フライング(?)で登場したケースを見る限り、2019年のiPhoneは3機種あると思われる。問題はそれぞれの機種の名前と、それぞれの位置付けだ。


 2018年のiPhoneは「XS(テンエス)」「XS Max(テンエスマックス)」「XR(テンアール)」という名前だった。「X」を「テン(ten)」と読んでいる。つまり「10」という意味だ。


 国内外のニュースサイトやブログの記事を総合すると、2019年のiPhoneは「テン」から進んで「イレブン(eleven)」に進むという予想が大半を占めている。ただし、イレブンを算用数字で「11」と記載するか、今まで通りローマ数字で「XI」と記載するかで見方が分かれている。


 また、Bloombergに掲載された予測記事のように、iPhone XS/XS Maxの後継機種は「Pro(プロ)」という名称が付くという予想も少なからず見受けられる。iPhone XRの後継機種の機種名には「R」が付かないとの予測も多い。


 これらを総合すると、新しいiPhoneの名称は以下の通りになると思われる。


・iPhone XR後継(6.1型)モデル:iPhone 11 または iPhone XI

・iPhone XS後継(5.8型)モデル:iPhone 11 Pro または iPhone XI Pro

・iPhone XS Max後継(6.5型)モデル:iPhone 11 Pro Max または iPhone XI Pro Max

外部リンク

cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_3984d59e14be_中古のSIMフリー「iPhone 7」が9600円に ゲオモバイルオンラインで先着50人、UQ mobile契約で 3984d59e14be

中古のSIMフリー「iPhone 7」が9600円に ゲオモバイルオンラインで先着50人、UQ mobile契約で

2019年8月30日 22:56 ITmedia Mobile

 ゲオは、9月2日からUQ mobileの「WEB申込サービス」の開始を記念した「WEB限定セール」を開催する。




 「WEB申込サービス」は、インターネット上でスマートフォンの購入とUQ mobileの格安SIM契約を同時に行えるサービス。これを記念し、ゲオモバイルの公式オンラインサイト「ゲオモバイルオンライン」内の申し込み専用フォームで「おしゃべりプラン」または「ぴったりプラン」を契約すると、端末を割引購入できるセールを行う。


 中古のSIMロックフリー版「iPhone 7(32GB)」は通常販売価格3万2800円(税別、以下同)を先着50台まで9600円、新品の「AQUOS sense」は通常販売価格2万8900円を先着70台まで4800円で販売する。また、他社からの乗り換えで「AQUOS sense」を契約すると端末価格が0円になる。決済方法はクレジットカード限定で、端末のみの販売は行わない。


 端末の数量が上限に達し次第、キャンペーン終了となる。

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cat_oa-rp79476_issue_4d20bfc5f80b oa-rp79476_0_eb26940b71b0_メルペイ、友達招待で最大1億ポイントがもらえる「すすメルペイ」キャンペーン開催 eb26940b71b0

メルペイ、友達招待で最大1億ポイントがもらえる「すすメルペイ」キャンペーン開催

2019年8月30日 22:56 ITmedia Mobile

 メルペイは、8月30日に「友達招待キャンペーン すすメルペイ」をスタートした。期間は9月16日まで。




 本キャンペーンはアプリ登録者から招待コードを受け取ったユーザーが、期間中に初めてメルペイで支払い用銀行口座を登録するか、「アプリでかんたん本人確認」を完了すると、それぞれに1000ポイントが付与される。


 友達は何人でも招待でき、招待したユーザーがもらえるポイント上限は1人当たり合計1億ポイント(10万人の招待に成功した場合)となる。なお、招待される側がもらえるポイントは1人1000ポイントまでとなり、キャンペーン期間より前に本人確認を完了していた場合は招待される側にはなれない。また、ポイントの有効期間は付与された日を含めて40日となる。


 キャンペーンに合わせ、動画クリエーター「HIKAKIN」「はじめしゃちょー」が新CMキャラクターに就任。期間中はYouTube、SNS、全国放映されるTVCMなどを通じてキャンペーンを盛り上げる。


 さらに、2人がファンと一緒に特別イベントを行う「すすメルペイ特別企画 HAJIKINチャレンジ」も併せて開催。企画費用は特別招待コード「HAJIKIN」と入力し、メルペイの本人確認を行った人数×1000ポイント相当とする。

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思い出のデータを取り出せる「復活!あの頃ケータイ」、ドコモショップで開始

2019年8月30日 19:07 ITmedia Mobile

 NTTドコモは、9月1日にドコモショップで「復活!あの頃ケータイ」を開始する。


電池パック診断ツール


 本サービスは充電ができず電源が入らなくなった携帯電話を再び充電できるようにし、保存されている写真、動画、メール、音声メモなどのデータを取り出せるようにするもの。ドコモショップ店頭の電池パック診断ツールを活用し、過放電を防ぐためのロックを解除することで復元・充電できるようになる。


 電池パックが取り外し可能な携帯電話であれば、ドコモ製品に限らず誰でも無償で利用可能。データはSDメモリカード、赤外線通信、ドコモショップ店頭のデータ移行機器「DOCOPY」などを用いて利用中の端末へ移行・コピーできる。


 こうした取り組みはKDDIも行っており、取り出した写真とフォトブックとしてプレゼントする期間限定イベント「おもいでケータイ」を数度にわたり実施している。

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