転職成功には“顔色”も大事?資生堂uno協力の今どき就活セミナーに行ってみた
学生の就活も佳境を迎える中、転職市場もまた活況を呈しています。特に最後の決め手となる面接において、他の応募者より好印象を与える身だしなみ、特にスキンケアに注目してみようと資生堂「uno」が協力した就活セミナーが都内で開かれました。
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セミナーが開かれたのは、ITエンジニアを養成する「TECH::EXPERT」。会場にはすでに養成コースを修了し、就活を始めている受講生が集まりました。まずはTECH::EXPERTを運営する株式会社divの転職サポートグループ責任者、大塚昴さんからITエンジニアを取り巻く状況と、採用を勝ち取るためのノウハウが紹介されました。
現在、ITエンジニアの求人倍率は7.95と、他業種に比べて飛び抜けて高いそうで、スキルを持った人材にとって売り手市場の状況が続いているとのこと。その中で、希望の職に就くために必要なのは、日頃のアウトプットを惜しまないことだそうです。特にオープンソース環境が増えているだけに、自分の考えや意図を含めてアウトプットしているかは、実際の開発作業での協調性にもつながる重要な要素だとか。
そして、人事担当者と直接対面する面接で重要視されるのが身だしなみ。もちろん質疑応答の内容も重要ですが、人間の心理として直接対面して会話する場合、視覚から入ってくる情報が印象に残りやすく、全体の印象における半数以上を占めるという研究結果があるそうです。身だしなみや表情に気をつけないといけません。

視覚からの情報で、特によく見られているのが顔。顔色の良さなどで、やる気などのイメージを与える「セルフマーケティング」ができる……ということで、ここからは資生堂のメンズブランド「uno」による「肌マネジメントセミナー」となりました。
職場では男性だけでなく、女性からの目線も重要です。特に普段スキンケアをしている女性にしてみれば、男性の肌に関しても関心は高く、ビジネスシーンで会った男性の肌が気になると答えた割合は、男性の1.4倍にもなります。

日本は男性のスキンケア意識においては後進国だそうで、諸外国ではスキンケアにも気を配っているかどうかで、仕事面で信頼感の違いも生まれるんだとか。IT業界でもこのところ、スキンケアに関心が高まっているそうです。

肌がくすんでいると顔色も沈んで見え、より疲れているような印象を与えるそうで、逆に血色が良ければ仕事ができそうなイメージを相手に与えることができるんだそうです。男性は女性より、表皮からの水分蒸散量が多く、これも肌荒れに関係しているようだとのこと。


スキンケアが相手に与える印象を左右することが分かったところで、実技に入ります。受講生の手元には、資生堂からスキンケア商品のサンプルと、身だしなみに関するアドバイスがまとめられた冊子のセットが。


まず実際に、自分の肌年齢を確かめてみます。マイクロスコープで肌のキメの状態を見て、保水量などから算出される肌年齢をチェック。


本当は洗顔後に行うのが理想的なのですが、今回はフェイシャルシートで肌表面の汚れを拭き取り、フレッシュな状態にしてスキンケアを行っていきます。

肌の状態を整えるUVパーフェクションジェルをアーモンド大の量、手にとって顔全体になじませていきます。これだけでも十分しっとりした感じに。余分な皮脂を抑え、紫外線ケアもできるそうです。



また、目の下のクマなど気になる肌のくすみには、男性用BBクリームがあります。女性用のBBクリームはすでにポピュラーですが、男性用を3月にオンラインをはじめ一部店舗で発売したところ、こちらも非常に人気の商品となっているそうです。

BBクリームは気になるところを重点的にケアするアイテムなので、1回の分量は米粒程度。指にとって目の下など、気になる部分に塗っていきます。

塗っていくと白いクリームが徐々に肌の色に馴染んでいきます。カラーチェンジングパウダーという技術を使っているそうで、色が変わることでムラなく塗れているかが確認しやすくなっているんだとか。これならクリームの浮きを気にすることはなさそうです。

塗り終えて確認すると、確かに最初とは感じが違うと受講生も笑顔。普段目の下のクマが気になっているという受講生は「これだと簡単にケアできて、しかも目立たないのがいいですね」と感想を話してくれました。

資生堂ではこれからも、様々な業種とコラボしながら、男性のスキンケアに関するセミナーを行っていきたいとのこと。受講生にとっては、他人からの印象に占めるスキンケアの重要性を知る、いい機会になったかもしれません。
取材協力:資生堂ジャパン株式会社
(取材・撮影:咲村珠樹)
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カンパイン!缶チューハイ「パインアメサワー」が再発売 三菱食品とパインアメコラボの夏季限定商品
三菱食品株式会社より、「パインアメ」とのコラボチューハイ「パインアメサワー」が5月17日に、期間限定で再発売されました。希望小売価格はオープン価格となっています。
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「パインアメサワー」の販売は今回が4度目。2019年の発売以降、夏季限定商品として販売されています。
アルコールのベースには、和歌山県産南高梅が100%使用された梅酒を採用。そこに、独自にブレンドされた2つのパイナップルフレーバーが入り、「パインアメ」独特の甘酸っぱい味が、お酒となって再現されているとのこと。また、製造過程であえて梅の香りを抑えることにより、「パインアメ」の香りを際立たせているそうです。
アルコール度数4%、果汁量2%、人工甘味料不使用。食後だけでなく、カレーライスや冷やし中華、からあげなど、食事にも合うスッキリとした甘さのチューハイとのこと。
「パインアメ」は、缶詰に入ったパイナップルの「形」と「味」を再現した、甘酸っぱさが特徴のアメで、70年以上愛されるロングセラー商品。製造元のパイン株式会社は、これまでにも多くの企業とコラボしており、「パインアメサワー」の商品化にあたっては2019年に三菱食品株式会社からの声掛けで実現したそうです。
情報提供:三菱食品株式会社
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どう収まっているの? クリアボウルと一体化した猫
「液体」とも称されるほど、体の柔らかさに定評があるのが猫さん。
スコティッシュフォールドの「てんちゃん」こと、てんむすちゃんも例外ではなく、先日は飼い主にすら「体どう収まってるの?」と不思議がられる姿を披露しました。
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飼い主さんがTwitterに投稿したのは、ケージの中にいたてんむすちゃんを写した1枚の写真。
ケージの中には半円形のクリアボウルが取り付けられています。下から猫の様子かうかがえるという代物です。それにすっぽりはまってくつろぐてんむすちゃん。下側から撮影した写真を見ても、「余白」は皆無。みっちりしっかり、体を押し込めている模様です。
一方、上にはみ出た顔部分は、達観したかのような表情。これには飼い主さんも「可愛いなと思って、何気なくツイートしました」とのこと。投稿には、「かわいいですね」という声が多数寄せられる反響となっています。
傍から見れば、「苦しくないのかな?」とも感じる1枚でもありますが、飼い主さん曰く、クリアボウルはてんむすちゃんにとって一番のお気に入りの場所。いつも収まりに行っているんだそうです。
多くのユーザーを引き付ける話題を提供したてんむすちゃん。普段は、ツンもデレもはっきりし、日々をのんびりおっとり自由に過ごすという「THE猫」。
7月で1歳の誕生日を迎えますが、同居猫がいずれも年下ということもあって、よきお姉さんな一面も見せます。
「一度もシャーをしたことがなくて、どんな子も優しく受け入れる賢い女の子ですね」
最後に飼い主さんは、そのように語られていました。
<記事化協力>
てんちゃんさん(@Tenchan_life)
(向山純平)
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「IQOS イルマ ネオン モデル」順次発売開始 メディアツアーに行ってきた
加熱式たばこ「IQOSイルマ」から初の数量限定モデル「IQOS イルマ ネオン モデル」が、5月17日より順次発売されています。同日夜、IQOSストア銀座店でミニメディアツアーが開催されたので行ってきました。
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店舗に到着すると外観からすでに「IQOS イルマ ネオン モデル」仕様になっており、紫を基調としたデザインが商品の世界観を表していて、とてもクールな印象を持ちました。
ミニメディアツアーは店の1階からスタート。フィリップ モリス ジャパンのブランドリテール マネジャー・八木崇文さんが、店のデザインについて「NEON VORTEX(ネオン ボルテックス)色鮮やかな未来へ。今ここから。」というのをコンセプトにしていると説明。
ボルテックスとは、英語で「渦」という意味。「バイオレットの織り成す渦を見て、お客様がエネルギッシュなものを感じてもらえれば」と話していました。
ちなみにIQOSストア銀座店と心斎橋店では、「IQOS イルマ ネオン モデル」が浮かびあがる「NEON ホログラム」が展示されているのですが、ホログラムの性質上、写真では上手く写すことができないので、気になった人は店舗で直接確かめてみてください。
続いて2階へ移動。こちらにはフォトブースが設置されている箇所があり、スタッフから貰えるカードに自分が「今、熱くなっているもの」などを書き、それと一緒に撮影。そして会員特典プログラム「IQOSPHERE(アイコスフィア)」に投稿すると、優秀な写真作品の中から20名に「IQOS イルマ ネオン モデル」がプレゼント(発表は7月下旬ごろ)されるとのことです。
最後は併設されている「IQOS Signature Café」で、「NEON フラッペ」と「NEONトゥンカロン」の試食が行われました。こちらはIQOSストア名古屋店を除く、全国7店舗のIQOSストアで提供されます。
「NEON フラッペ」は、ヨーグルトや練乳、ブルーベリーなどを混ぜたフローズンドリンク。上の方にはクリームとイチゴソースがたっぷりかかっています。「夏らしい、今の季節にピッタリのドリンク」と紹介していました。
実際に飲んでみると、イチゴやブルーベリーの酸味とクリームの甘さが見事にマッチしていて、とても美味しかったです。
IQOSゴールドとプラチナ会員の特典として提供される「NEONトゥンカロン」は、ストロベリー&ラズベリーベースのクリームとクリームチーズベースの2種類のクリームが挟まれているお菓子。
クリームがたっぷりで小さいのに思ったよりもボリュームがあり、クリームのまろやかな感じとイチゴやラズベリーの甘酸っぱさが絶妙のバランスで、もっと食べたくなってしまいました。
コロナ禍ということもあり、なかなか社会に明るい話題がない中で、八木さんは「IQOSストアを訪れてくれるお客様に対して、自分たちが提供するものがチカラになり、お客様に色鮮やかな未来への第1歩を踏み出してもらいたい」と語っていました。
取材協力:フィリップ モリス ジャパン合同会社
(取材:佐藤圭亮)
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「魔女の宅急便」の街並みを鉄道模型で再現 71歳ジオラマ作家の飽くなき探求心
昨今、巷では「70歳のガンプラモデラー」がSNS等で話題となりましたが、埼玉県在住の石川宣明さん(以下、石川さん)もまた、今年(2022年)で71歳というジオラマ作家。還暦を目前にした59歳の頃から、「鉄道模型」を用いたジオラマを制作しています。
先日は、往年の名作アニメ「魔女の宅急便」をイメージしたファンアートをTwitterで紹介。反響を集めました。
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「金曜ロードショーで『魔女の宅急便』が放映されます。私の制作した『魔女の宅急便風ジオラマ』今回ターンテーブルで回しています。」
投稿翌日(2022年4月29日)にテレビ放映されるのに合わせて、以前制作したというジオラマを紹介した石川さん。
先述の通り、鉄道模型歴12年の石川さんですが、2012年から2019年にかけては、「ジブリアニメ」に登場する鉄道を題材としたものつくりをされていたそうです。本作は2013年初めから約4か月かけて制作。
「魔女の宅急便」もまた、劇中の随所に鉄道が登場する作品。石川さんは、主人公キキが宅急便の仕事をしながら滞在する、「コリコ」の街並みを題材にしています。
コリコに登場する「電車」といえば、赤いカラーリングが印象的な路面電車。石川さんが今回投稿した約45秒間の動画では、車両はもちろん、線路上で走行している姿が映し出されています。
さらに街並みや、劇中終盤に登場する飛行船「自由と冒険号」の姿も見られます。TV放映直前というタイミングもあってか、動画には、多くの人が思わず胸高鳴る反響を集めることに。
一時期は、ライフワークと化していた石川さんの「ジブリの鉄道模型ファンアート」。7年間で12ものジオラマを作り上げました。
今回取材するにあたり、他の作品画像も提供いただいたのですが、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「紅の豚」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「風立ちぬ」「コクリコ坂から」といった、ジブリ作品を題材にしたジオラマがズラリ。
石川さん曰く、あくまで作品“風”ということですが、いずれについても一目見ただけで「あ、これは!」と高揚させるものばかりです。
現在は、他の鉄道を題材にされていますが、制作意欲は依然として旺盛。東京芸術劇場にて、3月21日・22日にかけて開催された「第7回池袋鉄道模型芸術祭」では、「ジオラマサーカス」と名付けた作品を出展しました。齢70を過ぎても、情熱と探求心は増すばかりです。
<記事化協力>
石川宜明さん(@itchan0324)
(向山純平)
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ツイッターでバズった「なんでもぜんまい」が商品化へ Kibidangoで詳細公開
Twitterで話題となった、磁石で引っ付くものならどんなものでもぜんまい仕掛けに見せてしまう「なんでもぜんまい」が、商品化に向けて動き出しだしました。クラウドファンディングサイト「Kibidango」にて詳細が公開され、今年の夏頃にクラウドファンディングの本実施が予定されています。
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Twitterで24.4万件の「いいね!」を獲得し、テレビ番組など様々なメディアでも放送された本商品は、国内外から商品化を熱望する声が寄せられたそう。
「なんでもぜんまい」は、トースターや洗濯機など、磁石で引っ付くものならなんでもぜんまい仕掛けに見せてしまう不思議なおもちゃ。電池式で、金属性の家電などに貼り付けると、本商品が回転する構造になっており、貼り付けられたモノが本当に「ぜんまい」で動いているように見えるそうです。
トースターや洗濯機の他にも、室外機、エアコン、バイク、自転車、扇風機…。金属製のものならなんでもぜんまい仕掛け風に。
「なんでもぜんまい」を手掛けるのは、雑貨・玩具の企画、製造販売を行うTFF株式会社。発案者のNEKOPLAさん協力のもと、現在開発中となっています。
情報提供:TFF株式会社
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「井戸祓い」って知ってる? 家や土地に関する験担ぎの色々
家や建物を建てる際、世の中には縁起を担ぐ様々な儀式や行事が存在します。ある不動産業のTwitterアカウントが、古い井戸を埋める際に行う「井戸祓い」という耳慣れない儀式についてツイートしました。
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井戸が少なくなった現代で、井戸を埋める際の儀式「井戸祓い」についてツイートしたのは、東京都で不動産業を営む株式会社大興ネクスタの公式Twitterアカウント。1976年の設立以来、土地建物の分譲やリフォーム、賃貸管理に不動産コンサルティングを手がけています。
■ 「井戸祓い」とは
ツイートによると、買い入れた土地に井戸があり、埋めてしまう場合に行うのが「井戸祓い」とのこと。これまで水を供給し続けてきた井戸の神様に対し、埋める前に神職を招き「今までありがとうございました」と感謝する儀式だそうです。
古来、人類は水資源の確保に大きな労力を割いてきました。今でも水利権を巡って武力紛争が発生するなど、水は人の生活で非常に重要な存在です。
また、日本では井戸の水脈は土地の「気」の流れと密接につながっているという信仰もあり、各地に水の神を祀った「水神社」や、水脈を司るとされる竜に関係した地名や言い伝えが残されています。神様は守り神であると同時に、災いをもたらす存在として描かれることもあり、その災いのことを「祟り(たたり)」と呼んでいます。
井戸祓いは、ちゃんと井戸の神様をお送りすることで、その土地に災いが起こらないようにする、という縁起を担ぐ儀式ということですね。日本には様々なものに神様が宿る、という考えが古くからありますから、井戸をなくす時も神様にご挨拶が必要、と思っての儀式なのでしょう。
■ 地鎮祭や上棟式の現状
ほかにも、家や建物を建てる際には様々な儀式が昔から行われてきました。最初に工事の安全を祈念する「地鎮祭」や、家の構造が屋根部分までできた際に行われる「上棟式」などが代表例です。
このことについて、大興ネクスタのTwitter担当さんにうかがうと「不動産業界としての井戸祓いや地鎮祭、上棟式といった儀式は、昔からずっとやっている『しきたり』や『験を担ぐ』ため、今でも根付いています」とのこと。
施主(建築主)さんによっては「儀式はしない」という考えの方もいるようで、それはそれで尊重されるべきこと。しかし、多くの物件を手がける不動産業者からすると「今でも残っている験担ぎですし『やった方が安心する』から続けています」とも話してくれました。
また「大手企業ほど、売買物件に井戸の存在や、埋め立てた記録があると『井戸祓いをしたか否か』を強く気にするところが多いそうです。業界的にも、お祓いをしたか否かは結構気にされるポイントのようです」というお話も。大手ほど縁起を担ぐ傾向にある、というのも興味深いですね。
ちなみに、地鎮祭で神職が祝詞を奏上したのち、盛り土に対して施主や建築する側の代表がくわで耕すような真似をする「くわ入れ式」ですが、日本独特のものではないようです。海外でも、企業が新たな土地に工場などを建てる際、盛り土にスコップを入れる「Ground Brakeing Ceremony」というものがあり、着工にあたって工事の安全を祈り、縁起を担ぐのは洋の東西を問わない様子。
上棟式は家の構造部分が出来上がり、屋根までの全体像が見えた時点で日にちを選んで実施される行事。この際に上棟の日付と施主、工事の責任者を記載した「棟札(むねふだ)」というものを棟の柱に取り付けますが、現在は棟札の設置を省略することも多いようです。
上棟式というと、ある一定の世代以上は、その後に屋根からお餅やお菓子などをばら撒く「饌具(せんぐ)まき」や「たてまえ」という儀式を覚えているかもしれません。これも目にする機会が少なくなりました。
これらの現状についてうかがうと「新築戸建てでの地鎮祭・上棟式は、基本的にお客様(お施主様)にご希望をおうかがいしてから実施しています。近年の現場では地鎮祭のみで上棟式を省くことが多く、上棟式まで行ったのは過去に数度あるくらいです」とのこと。上棟式を見かけない理由が分かったような気がします。
その土地に長年住んでいる方の場合、地鎮祭を希望すると同時に土地の氏神を祀る神社を指名し、連絡先を教えてくれるとのこと。そして業者側から神社に連絡し、日程のすり合わせなどの準備を進めるそうです。
とはいえ、多くの場合は儀式について知らない方が多く「やった方がいいんでしょうか?」と問われるのだとか。これに対し「やった方がいいです」と返答していると教えてくれました。
「というのも、縁起を担ぐ意味とともに、家を建てるという1つのけじめをつけるタイミングであったり、新しい暮らしを始めるというおめでたいことの始まりですので、お祝いはした方が良いという考えからです」
地鎮祭は施主の親族をはじめ、施工業者や不動産業者などの関係者が一堂に会する貴重な機会。「お互いの人となりを認識し、改めて建築工事の安全と、お家が建った後の安心できる暮らしや今後のお付き合いが円満なものになるようお祈りしています」と、それぞれが顔合わせする意義についても話してくれました。
■ このほかにもある家の験担ぎ民俗学・トイレ編
不動産業に関わる儀式についてはこのような感じですが、筆者が学生時代に専攻していた民俗学では、古い家に見られる「験担ぎ」も研究対象になっていました。
代表的なものが、トイレのそばにヤツデやナンテンを植えるというもの。トイレは「ご不浄」という呼び名のある通り、よくない気が集まる場所、という民間信仰があります。
これに対し、魔や厄災を払うとされる「天狗の羽うちわ」に似た葉をつけるヤツデを植え、悪い気を払いのけようとするものです。またナンテンは「難を転ずる」という意味で植えられるもの。
これらの植物がトイレのそばに植えられている家は、歴史のある建物であったり、古くからのしきたりや験担ぎを受け継いでいる家だったりすると考えていいでしょう。家は身近な生活の場ですが、よく見てみると古くから伝わる意外な発見があるかもしれません。
<記事化協力>
株式会社大興ネクスタ公式Twitterアカウント(@daikonexta)
(咲村珠樹:宮崎県民俗学会会員)
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いくらが光る カプセルトイ「いくら&卵かけご飯ライト」発売
キタンクラブはカプセルトイ「いくら&卵かけご飯ライト」を、5月下旬から全国のカプセルトイ自販機で発売。価格は1回税込300円です。
今回は3種類がラインナップ。「醤油がけ生たまご」と「半熟たまご」の卵かけご飯に、美味しそうないくらがたっぷりかかった「いくらかけご飯」も登場します。
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これは2021年に発売された「卵かけご飯ライト」の第2弾。第1弾は「卵かけご飯が光る」という意外性でも話題になりました。
見た目は本物そっくりで、いくらの透明感やつぶつぶ感、ご飯のツヤなどを見事に再現。見ているだけでお腹が空いてくるような造形となっています。
さらにいくらや卵の部分を押すとピカッと光る仕組みになっており、いくらや黄味はぷにぷにしていて柔らかく「クセになる触り心地」とのこと。
大きさは高さが約36mm、直径が65mm。カプセルレス仕様が採用されているため、開けると下半分がお茶碗になります。お茶碗は「青」「赤」「黒」の3色が用意されています。
情報提供:株式会社キタンクラブ
(佐藤圭亮)
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遊戯王「青眼の白龍」がかわいいベビーに!ファン制作の粘土造形作品
漫画やアニメが根強い人気を誇る「遊戯王」。作中に登場するカードゲーム「デュエルモンスターズ」において象徴的なモンスターと言えば、「青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)」を挙げる方は多いと思います。
強力なカードであることはもちろん、カッコいい見た目も印象的な「ブルーアイズ」。しかし、かわいい赤ちゃんの頃もあったはず……。そんな空想をもとに作られたファンアートのフィギュア作品が、ツイッターに投稿されています。
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投稿された写真には、市販の卵パックの中に紛れた、青い卵から孵るブルーアイズの姿。もしもこんな卵が実際にあったら、びっくりしてしまうことは間違いありませんが、とても愛らしい赤ちゃん姿には、思わず口元が緩んでしまいます。
作品を制作したのは、粘土造形を趣味としている、びたびたびたーさん(@bita2bitter1)。主に遊戯王やポケモンに登場するキャラクターをリアルに表現する作風が特徴で、原作とは異なる解釈でありながらも、高い造形技術から生み出される作品は、多くの方から支持を集めています。
そんなびたびたびたーさんが、新作のモチーフに「ブルーアイズの赤ちゃん」を選んだのは、デュエルモンスターズに登場する「黒竜の雛」というカードがきっかけ。
「黒竜の雛」といえば、ブルーアイズと対をなす人気の「真紅眼の黒竜(レッドアイズブラックドラゴン)」を特殊召喚できる効果を持つカード。一方のブルーアイズにおいては同様のカードは未登場で、ブルーアイズの赤ちゃんを自分の手で作ってみたい、と考えたことが制作の始まりでした。
また、あまり作ったことのない手のひらサイズの作品に挑戦したかったことや、本物の卵を使ったフィギュア制作に新鮮味を感じたというのも大きな理由と話しており、これまでの制作とは異なるチャレンジングな作品でもあったようです。
公式には存在しないブルーアイズの赤ちゃんでしたが、「実際にいたらどんな餌や、飼育環境が必要かを想像しながら作るのはとても楽しかった」と、びたびたびたーさん。
制作時は、まだ成長していないしおれた羽根や、何も考えていなさそうな表情で、産まれたての雰囲気を表現しつつ、ブルーアイズ本来のカッコよさや怖さも残し、かわいさだけでない少し不気味な生物感が残るよう意識したとのこと。
さまざまなアイデアと工夫が詰まった作品は「クオリティは別にして、自分の妄想を形に出来てよかったです!」とやや謙遜気味に自己評価しつつも、「カッコいいモンスターが大好きなのですがかわいいモンスターもいいなと思いました」と、新境地を開拓した一品となった模様。
ツイートでは「卵サイズで他のモンスターも作って並べたい」とつぶやいているように、「個人的には三幻神などかっこいいモンスターの赤ちゃんバージョンが、ギャップもあり面白そうなのでいつか挑戦したいです」と、今後のシリーズ化にも前向きである模様。
かわいくもちょっと怖い(?)赤ちゃんモンスターたちがずらっと並んだら、それはきっと遊戯王ファンにとってはたまらない光景となるでしょう。
<記事化協力>
びたびたびたーさん(@bita2bitter1)
(山口弘剛)
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挟まって動けない?敢えて挟まってる? 秋田犬が2匹並んで隙間にすっぽり
隙間にスッポリ挟まって、焼き立てのパンのようになってしまっている2匹のワンちゃんの写真に、15万件を超えるいいねが付き、「可愛い!」「癒やされる」と話題になっています。
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ワンちゃんの名前は、白いほうがカナちゃん、赤毛のほうがくるみちゃん。2匹は秋田犬の姉妹です。ケンカもするものの、小さい頃からいつも一緒に遊んでいて仲が良いとのこと。
そんな2匹がある日、ドアとソファーの隙間に……。飼い主さんも「2匹で挟まって動けないのか、敢えて2匹で挟まっているのか」と、少し困惑気味にツイートしていました。なんだか2匹でコソコソ秘密の相談をしているようにも見えます。
飼い主さんに話を聞くと、2匹が何をしているのかは不明ですが、少し前までこの場所でお子さんがおやつをあげていたそうです。もしかしたら、もっとおやつが欲しくてずっと待っていたのでしょうか。
2匹がこんな風に挟まっているのは、「初めて見ました」と飼い主さん。この光景がとても可愛かったため、急いで携帯電話を取りに行き、撮影をしたと言います。たしかに、これは撮りたくなりますね。
この投稿には「美味しそうな背中」「パンに見えてしかたなかったです」「間に挟まれたい」など多くのコメントが寄せられ、2匹の背中に癒やされている人たちがたくさんいるようです。
<記事化協力>
秋田犬こゆきと愉快な仲間達さん(@kodomo4dog5)
(佐藤圭亮)