都会で着たいアロハシャツがこちらです。
数十年後のアートピースを目指して
シャツ¥24,000(Aloha Rug / アロハラグ https://www.aloharug.tokyo)都会に映えるアロハスタイルをコンセプトに2014年に誕生したアロハラグは毎シーズン、アーティストとのコラボレーションを行っている。20SSは永井博、Lee Izumida、Toyameg、AICONという4人のアーティストとタッグを組んだ。本日取り上げたのはLee Izumida。どことなく毒っ気のあるタッチにかねてから惹かれており、本格的に画家として始動したのを受けて晴れてオファーしたという。選んだモチーフは百合と梨。たしかに毒っ気が感じられる。
原画の色味、絵の具の厚みを忠実に再現すべくインクジェットプリントを採用、妥協なく試作を重ねたという。いっぽう、サイズは実寸よりも大きくして迫力を出した。梨柄はあえて余白を多くとっている。一点物のように柄の見え方が一着一着変わるという寸法だ。
素材は細番手の糸を高密度に織ったレーヨンダンプ。さらっとした羽織り心地があり、一般的なレーヨンに比べてシワがつきにくく、毛玉も生じにくい。ボタンは猫目の天然シェル。柄に合わせて高瀬貝、黒蝶貝、白蝶貝からピックアップしている。
数十年後のアートピースになりうる一着。買うならいまです。
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文・竹川圭 写真・小嶋晋介、黒柳悠人 スタイリング・稲垣友斗、飯垣祥大