cat_oa-rp67031_issue_8bf284a57494 oa-rp67031_0_8bf284a57494_【インタビュー】wyse、TAKUMAが語る“充電の本意”と“決意のシングル”「僕らが選んだ20周年の形」 8bf284a57494 8bf284a57494 【インタビュー】wyse、TAKUMAが語る“充電の本意”と“決意のシングル”「僕らが選んだ20周年の形」 oa-rp67031

【インタビュー】wyse、TAKUMAが語る“充電の本意”と“決意のシングル”「僕らが選んだ20周年の形」

2019年5月7日 12:00 BARKS

20周年を迎えたwyseが5月8日、シングル「蘇生」をリリースすることに加え、5月11日より全国ツアー<wyse Tour 2019「Period」>をスタートさせる。その一方でwyseは、今年2月に渋谷ストリームホールで行った結成20周年記念公演<20th Anniversary Special Live「Period」>にて、全国ツアー終了後より充電期間に入ることを発表、「未来を見据えての必要な選択」だとアナウンスしている。

◆「蘇生」トレーラー 動画

「バンドとして、意味のある作品を残していくこと。納得のいくライブをすること。バンドを継続していく上で、自分達には不可欠です」とは結成20周年記念公演で語られた彼らの言葉だ。そして、現時点ではラストシングルとなる「蘇生」が完成した。なぜ、彼らはアニバーサリーイヤーのタイミングでバンドの歩みを一旦ストップすることを決意したのか? その背景にある想いとは? シングル「蘇生」では何が描かれたのか? 未来を見据えるからこその葛藤を含めて、TAKUMAの真意に迫ったロングインタビューをお届けする。

   ◆   ◆   ◆

■“解散”を選ばなかったのは
■僕たちの想いが一致したから

──wyseは結成20周年記念公演<20th Annversary Special Live「Period」>で、5月から開催される全国ツアーを持って充電期間に入る、とファンの前で直接伝えましたが、いつぐらいから決めたことだったんですか?

TAKUMA:その結論に至るまでのメンバーそれぞれに持つ考えは、きっと違うものでもあったとそう思うんです。新しい音楽を作ったり、wyseをもっと多くの人に知ってもらうチャンスをいただいたり、大切に紡いできた月日だった。個人的には20周年だけではなく、その先のことを考えたのは2018年秋ぐらいなんですね。未来に向かっていく中で、“wyseに今、いちばん必要なことはなんなんだろう?”、“どういう選択をすべきなんだろう?”って。

──この先、wyseを続けていくために必要なことについて考え始めた?

TAKUMA:そうですね。2017年にそれまで所属していた事務所から独立して、新しい道を選んだあのときと気持ちは似ていると思います。2017年2月に吉祥寺のライブハウスCLUB SEATAで独立することを発表して以降、今日までの時間をメンバー全員、本気で戦ってきた。その結果を見直した中で、“このまま進んでいけばきっとこうなるだろうけど、果たしてそれでいいんだろうか?”、“もっと違うアクションを起こすことはできないか?”って思うようになって。MORIとも同時期にそんな話をしてたんですよね。

▲wyse

──口に出すか出さないかは別として、4人それぞれが何かしら感じるようになっていたんですね?

TAKUMA:ええ。もっとアクティヴに動くこともひとつの選択だと思うんですよ。例えば全都道府県ツアーを廻るとか毎月シングルを出すとか。でも、“それが僕たちが今、抱えている疑問への正しい答えなのか?”あるいは、“この数年やってきたことに対するベストな在り方なのか?”と考えたら、そうではないのかもしれないと。思案した結果、充電期間を置くことにたどり着いたんです。そこで“解散”を選ばなかったのは僕たちの想いが一致したからだと思います。誰ひとり、そういう言葉は言わなかったし。

──もっとバンドについて考える時間が必要だったということですか?

TAKUMA:wyseを再始動させたときもそうですけど、“もう一度やるということは、自分たちだけでなくファンの人や関係者の方全員が動くことでもあるから、遊びじゃないし、止まれないよ”っていう気持ちでスタートしたんですよ。でも、“今、果たしてあのときと同じ、もしくはそれ以上の気持ちでwyseをやれているのか。これまでの活動の延長線上で本当にいいのか?”、“もうワンステップ踏むことが必要なんじゃないか?”と思ったんですよね。それには本当の意味で時間が必要。ただ、音源をじっくり作るから時間が必要なんだっていうのとはわけが違うんですよ。充電期間に旅行に行くというわけでもない。

──“充電=リセット”とは少し意味合いが違うんですね。

TAKUMA:そうそう。いろいろなことを含めて、充電という時間の中で何を考えるのかが僕たちにとって大事なんですよね。言い方は難しいですけど、メンバー、スタッフ、wyseに関わる人たちへの宿題でもあると思っていて、全員がwyseに向き合って進んでいくからこそ、持ち帰るものがあると信じているし、そういうふうに僕は充電を捉えていますね。ひと回りもふた回りも大きくなりたいんですよ。それは動員かもしれないし、売上枚数かもしれないし、認知度かもしれないし、それ以前に僕たち自身がそうなれるバンドに成長することかもしれない。第3者に何かを求める以前にメンバーの覚悟が変わらなければいけない部分もあると思うので、そうなれれば自ずと状況も変わっていくんじゃないかって。独立して以降は出会いにも恵まれたし、環境も劇的に変わって、それ以前とは比べものにならないぐらいwyseを本気でやってきたと思えているので、だったらもっともっと変化できるんじゃないかなと思っていて、そのための時間が欲しいんです。

──なるほど。ちなみにライブで充電することを伝えたときのファンのリアクションはどう受け止めましたか?

TAKUMA:ファンは過去に解散発表を経験している人たちが多いので、僕の喋り方に“何かある”って感じたみたいで、瞬時にその場の空気が変わったように思いました。


──ライブのタイトルにも“Period”って付いていたから、気になった人も多かったのでは?

TAKUMA:それもあったとは思うんですよね。“Period”と付けた意味は別として、“そうかもしれない”と思っていた人たちにとっては“やっぱり”と思わせてしまった瞬間だと思うし。ただ、“解散”と言わなかったことに対しては、信じてくれる気持ちをその眼差しから感じ取れたので。あのときは、充電の理由も含め、あるひとつのことを明確にするような言い方はしなかったけれど、ライブが終わったときには笑顔も見られたので、1本のライブとしてちゃんと成立できたのかなと思っています。大事なことは、今回リリースするシングル「蘇生」を通して、あるいは5月からのツアーをやっていく中でわかってもらえるかどうか。言葉で明確に語るよりも、“だから充電するんだ”、“その時間でこうなるのかな”とか音楽や行動で伝えられるのがベストだと思っていて、足りない部分を言葉で補えればいちばん良いのかなと思っています。

──過去を振り返ると、“最初で最後だと思ってやっている”というTAKUMAさんの発言は少なくなかったですよね。2017年のメジャーデビューの取材時も、“今後のことは未知数”という空気だったと記憶してます。

TAKUMA:なぜ僕がそういう表現をするのかというと、それは解散した経験があるからだと思います。wyseが上り調子だった時代は僕も子供だったし、イケイケだったこともあったと思うんです。不安なんてなかったし、もっと希望に満ちあふれていた。けど、そうじゃなくなる瞬間を体験してからは、悪い方向にいかないための道筋を考えたり、良くないシュミレーションを10個も20個もしてみて、そうならないような方法を探すようになったので。ライブにしても音源にしても、ひとつひとつ、これが最後かもしれないって思うし、裏を返せばそうなりたくないからこそ死ぬ気でやれるっていう。お客さんも常にいてくれるとは思っていないし、いてくれることは本当に有難いけれど、その人たちも一瞬で消えてしまうかもしれないという危うさもいつも感じているんです。だとしたら、1000人のお客さんを1001人にしていこうとか、数字は例えですけど、そういう精神でやっていく、というのが僕の考えなんです。月森は僕とは別の表現で言いますけどね。2月に僕が充電に入ることを伝えたあと、ライブが終わる寸前、曲に入る前に月森はひとこと「きっと大丈夫だから」と言ったんですよ。ファンの心情のことを考えたんだと思うんですよね。

──大丈夫だから待っててね、という意味合いだったんでしょうか?

TAKUMA:そこまでは言わなかったですけどね。僕はそのとき、苦しんだり悲しんだりしても、半年後もしくは1年、2年後に、その時間が救いになるための出発をするべきだと思って伝えたから、支えるような言葉を言うつもりはなく。けど、月森はきっと優しさから、「大丈夫だから」って言ったんだと思う。そう言ったのなら、彼は彼でその言葉を背負って物語を作るべきだし、MORIとHIROは言葉を発するわけではないけれど、同じメッセージを発信する立場の中で、自分たちの考えのもと進んでいくだろうし、音源のリリースやツアーの中で生まれる気持ちもあると思っています。

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■「一発作ろうぜ」って取りかかった作品
■メンバー全員が共通した意識で作った

──さらに踏み込んで訊きたいんですが、各々メンバーはスタンスも違いますよね。具体的に言うとTAKUMAさんやMORIさんはwyseを含む音楽活動がメインですけど、月森さんやHIROさんは音楽以外の仕事と両立させている。物理的にバンドに割く時間も違うのかなとは思うんです。

TAKUMA:僕自身は、“牧田拓磨という個人”はwyseとは関係がないと思っていて、そういう意味では月森やHIROの日常生活も、MORIと僕のwyse以外の音楽生活も切り離して考えてはいます。ただ、この問題は難しくて、SNSが普及している世の中なので見なくてもいいことや知らなくてもいいことも知ってしまうし、僕らサイドもTwitterのアカウントを持っているから、そこに何か書けば見る人には情報が入ってきますよね。個人的には時代と逆行しているかもしれないけれど、そういうのを全て一度ストップするのもひとつなのかなと、そんな考えを持っていたりもします。だから、今の質問に対しては、“メンバーが忙しいからwyseができないんだよ”って思わせてしまっているのであれば、その時点で僕らはダメで。そんなことは本来、聴く人には関係がないことですからね。ただ言えるのは僕やMORIが音楽で生きているからいいのではなく、月森やHIROも今の生活スタイルがあって人間が形成されているわけで、制限することがプラスなのかマイナスなのかはわからないです。

▲シングル「蘇生」フライヤー

──それは確かにそうだと思います。否定しているわけではなく。例えば聴いている人もwyseと一緒に成長しているわけで、お子さんがいらっしゃったりする人もいるし、自然なことだと思います。

TAKUMA:今、お話したようなことをファンの人にも考えさせてしまう余地があること自体がどうなのかなって。例えばTwitterを見て「月森さん、ドイツにいたもんね」とか「HIROさん、平日は仕事があるもんね」とか、そういう情報がない状態でwyseに触れてもらえたら、もっとクリアに見えるものがあるのかもしれない。例えば今の時代、インタビューも生配信できるじゃないですか。Twitterやインスタだってファンは見たいし、知りたい。そしてそれは、ひとつを知れば必ずもうひとつ、さらにもうひとつと、どんどん“知りたい”を消費して次を求めるようになる。その一方で、“本当のこと”を発信してもそれが埋もれてしまうくらいに、情報はいろいろなところで溢れている。便利な反面、どんどん難しくしている側面もあると思うんです。だから僕は、作品やライブ、こういうインタビューはとても大切にしているし、その重要性が増すような方向を考えないといけない、と最近思っています。

──発信する側は葛藤するところですよね。プロモーションとして大事な役割を果たすSNSではあるけれど、幻想は薄れてしまうかもしれない。自分がさっき質問したことも含めてですが。

TAKUMA:いや、それは大事で、読んでくれるほうがいいんです。さっき話したことは、例えば100人いて100人が知りたいことなら僕は全部を伝えるけれど、知りたくないという人が1人でもいるなら、それはトータル的にマイナスになるということで。だったら、ゼロのままのほうが全ての人がハッピーなんじゃないかなって。だってライブに来るときは余計なことは考えずに来るでしょ?っていう。ライブが終わってからの数日間も夢心地でいてほしいと思うから、そこは選んで発信していかなきゃいけないとは思いますね。

──では、これまで話していただいたことともリンクするであろうシングル「蘇生」について訊かせてください。この作品が20周年の区切りというふうに捉えていいんでしょうか?

TAKUMA:そうですね。“wyse20周年のシングルは、これです!”っていう。

──そういう気持ちをメンバー間で共有して制作した曲たちなんですか?

TAKUMA:ツアーの日程が決まっている中、形態としてはミニアルバムなのかシングルなのか配信なのか、いろんな案が出たんです。そこで、「一発作ろうぜ」って取りかかった作品なので、そういう意味では共通した意識で作っていますね。

出典: YouTube

──タイトル曲は「蘇生」。“蘇生”とは“生き返る”とか“蘇る”という意味を持つ言葉ですが、出だしが“壊れてく”から始まって、このタイミングで聴くと今の形が消えていくようにも捉えられて、聴くほどに沁みてきます。

TAKUMA:wyseを知っている人が聴くと曲の方向性が今の状況に重なるかもしれないし、それはそれで間違いではないんですが、歌詞を書くときはいつも1曲に対して3通りぐらいの物語を考えるので、そこを本筋としては書いていないんです。ただ、今のタイミングで出す曲として書いたことに間違いはないし、そういう意味では繋がっているので、「wyseのことかな?」って頭をよぎったのなら、それはそれで正解なんですよね。

──なるほど。そうでない解釈でいうと?

TAKUMA:眠っている状態、あるいは仮死状態から目を覚ますことが“蘇生”だとしたら、単純にこの世界に戻ってくることだと思うんです。だけど、逆も僕は言えると思っていて、それはこの現実世界から目を覚ますこと。自分自身が新しい世界へ、という意味を込めて“蘇生”という言葉を使っているんです。

──だから“顔が変わっても 僕だと思える?”と歌っているんですね。

TAKUMA:そう。僕がDNAレベルで変わるっていう。前世や来世の話でもいいんですけど、例えば僕もしくはwyseが、それまでとは違うものになって、wyseじゃないものになって、この世界に存在したとしても、あなたは私のことがわかりますか?っていう。でも、きっとわかるぐらいに僕の中に僕が残っているだろうと。そういうことを描きたいと思ったんです。“壊れてく”というのは消滅していくというよりは、始まりであるということ。自分で自分を壊していくことから始まるっていう。失敗を受け入れることもそうだと思うんですね。受け入れがたい自分の過ちだとか、惨めさを受け入れて、取り繕うような虚勢やプライドを壊すこともそうかもしれない。そういうことをふくめた“蘇生”でありたいというか。そういう本筋を描けたらなと思って書きました。

──TAKUMAさん自身の願望でもある。

TAKUMA:そうでもあるし、wyseというものに対してもそう。また少し違った部分で言えば、僕の知り合いに障害を持っている方がいるんですが。この世の中、様々な境遇の人がいる。その人が生きている時間、そのすべては当人以外には分かり得ないのかもしれないけれど、僕も含め、みんな誰もが少しずつでも現実を受け入れて、怖さを抱えながらも本当の自分を知って、その一歩を踏み出す瞬間があったんだと思う。それは今も、またこの先もあるんだと思うし。そうやって現在があり、その積み重ねが現在の自分を作りここに存在させているんだと僕は思っていて。そういう意味での、ひとつひとつ変わることも含んでいるんです。

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■充電期間前に出すシングルで
■未来を見せられたと思う

──「蘇生」の“心を生かせば 脳を超えられる?”という歌詞は?

TAKUMA:自分が考えていることが自分を構築していると思うんですよ。自分の脳、考え方、発想を成長させていっているような感じ。心を育むって言いますけど、心すらも究極的には脳だと思うんです。だけどその心は、いつか脳さえも超えるんじゃないかって。SFファンタジーみたいな世界になるけれど、心臓だけ残ればその人は、その人として存在していくことができるんじゃないかという感覚が僕にあって、脳を残せばその人の記憶を残し、抜き出すようなことも可能になるかもしれないけれど、その人の本当の人格やオーラみたいなものって脳じゃなく心臓なのかなって思ってるところがあるんです。現実には成立しない考えなので、問いかけにしてるんですけど。

──ということは、“壊して超えていきたい”という想いを込めた歌詞?

TAKUMA:“これ良くないな”と頭で思うより先に、心は気づいていると思うんですよ。“危ないぞ”って脳が自覚する前に心や身体は感じている。脳で感じる部分と心が感じる部分は別な気がしていて、“頭ではわかっていても”っていう表現があるように、行動に移せないこと、あるいは止められないことも脳を制御できればそのどちらにも動けるんじゃないか、という。気持ちで動く、気持ちが動くのような。“こうしてあげられたらいいのに、なかなかできない”と思うことって、心じゃなくて脳のような気がしてね。あくまで僕の考えですけど。

▲シングル「蘇生」A-TYPE

▲シングル「蘇生」B-TYPE

──そして「Calling…」は新しいwyseが感じられる曲ですね。洗練されたダンスロックというか。

TAKUMA:僕がwyseを始めたのが18歳だったんですけど、メンバーがその頃にいいと思ったものにもう1回立ち返るというか、“あの時期の僕らがwyseとしてカッコいいと思っていたサウンドってどんなだろう?”って振り返って、経験の中で構築して引き上げていった曲が「蘇生」なんです。それに対して「Calling…」は自由に作りましたね。「Calling…」は「蘇生」とは逆で、自分たちの今や未来。いろんなものを吸収して音楽を楽しんで、最先端なものにアンテナを張ってwyseとして昇華するっていう。そういう意味では「新しい」って言ってくださったように、そう感じてくれたとしたら、充電期間に入る前に出すシングルで未来を見せられたと思うんです。サウンド面で“まだ成長したいし、止まらないよ”っていう意思表示になればと思って作った曲でもありますね。

──「Calling…」のボーカルのメインはTAKUMAさんですか?

TAKUMA:メインもとってますし、月森と割り振っているところもあります。月森がメインで僕がコーラスっていうのがwyseの主流ではあるんですけど、カップリングでこういう耳障りの曲も面白いかなと。出だしは僕がメインをとってますけど、4本とか5本、声を重ねているんですよ。歌の聴かせ方としては、これまでとはまた違うことをやったりもしていて。Bメロでは月森と一緒に歌っていたり、ライブでは盛り上がる1曲になってほしいなと、そう思っています。

──【A-TYPE】に収録されている「Breaking down」は最もファストな激しいナンバーで、ロックンロールなギターソロから察するにMORIさんが作曲したのかなと。

TAKUMA:その通りです。

──タイトルは“壊す”という意味ですか?

TAKUMA:僕もそう捉えています。意味合いは違うかもしれないけれど「蘇生」と連動しているのが面白いなと思いましたね。曲作りのときはどういう形態になるかわからなかったので、今回、MORIは数曲書いてくれたんです、いわゆる良い曲を。

──もっとメロディアスな曲を?

TAKUMA:そうそう。でも、そういう曲ばかりだと今作としては違うなと。今の僕には書けない方向性のMORIらしい曲を書いてくれって。MORIらしさは僕らが思っている以上に幅広いと思うんですけど、これまでwyseで果たしてくれた役割というとアッパーな曲なんじゃないかなって。「Breaking down」を新たに作って持ってきてくれたときには完璧だと思ったので「これでいこうよ!」って。

──今回のシングルでいちばん暴れられて、叫べる曲ですものね。

TAKUMA:ね。どうなるんでしょうね。新曲をやるときは楽しみでもあるし、不安もあるから今もドキドキなんですよ。ライブの中でフックになる曲じゃないかな。

──“満たされない”と歌う曲で、今なお尖っているwyseを感じさせてくれるナンバーでもあります。

TAKUMA:衝動的なね。どんどん丸くなっている僕に対してMORIはどんどん尖っていく(笑)。

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■儚い道を選んだと思われるかもしれない
■先を見据え、ベストなライブをするだけ

──【B-TYPE】に収録されている「オリオンの空」はいちばんトーンが明るくて銀テープが飛びそうな曲調ですね。

TAKUMA:おっ。飛ばしましょうか(笑)。

──5月からのツアーはそういう噂もあるようですが。

TAKUMA:この曲で飛ぶかはわからないですけどね。HIROはハードな曲を書く印象が強いので自由に好き勝手やったハードロックな曲が来るかな?と思ったら、たまに書くポップな曲が来ましたね。そんな中にもちょいちょいHIROらしいフレーズが盛り込まれてますが。

▲全国ツアー<wyse Tour 2019「Period」>フライヤー

──サウンドの質感がいちばんキラキラしています。

TAKUMA:そうですね。そういう意味でいちばん光が見えるような曲かもしれないですね。「Breaking down」でMORIのギターが際立っているなら、「オリオンの空」はHIROのギタリストとしての個性をいちばん感じられる曲なのかもしれないですね。

──TAKUMAさんのベースもフレージングとサウンドメイクが相当練られてますが。

TAKUMA:いやいや。僕は楽器も歌も全部録り終わったあとにベースを入れるんです。構成が見えてる段階でここはこう弾こうとか。

──隙間にこのフレーズを入れようとか?

TAKUMA:そうですね。間を埋めるために弾くこともあるし、MORIもHIROも自由に弾くけど、僕のポジションも考えてくれるので。「オリオンの空」はルートで弾くとちょっと違うな、と思って何パターンか試してみた結果、こういうベースになったっていう。

──月森さんの甘い声を活かす曲でもありますよね。

TAKUMA:合っていますね。デモの段階でアイツが歌っている姿が全員見えた曲だと思います。

──4曲、カラーが全く違いますがファンに向けたメッセージなのかな?と思ったのが「オリオンの空」でした。

TAKUMA:そこは原曲を作ったHIROに聞いてみないと実際のところはわからないですけれど、僕もそういうメッセージも込められているように受け取っています。もしかしたら僕が書いた「蘇生」と同じように、そうじゃない捉え方のほうがいいと思っているかもしれないし。そのほうが夢もあるし、ロマンもありますからね。このインタビューもそうですけど、読んでみないとわからない、読んでみてそれはどういう意味なのだろうと、さらに考えてみてもらえると嬉しいですね。

──“こういうことかもしれない”、“ああいうことかもしれない”って想像しながらね。

TAKUMA:それがとても大事。“こうあってほしい”とか“こうじゃなかったらいいのにな”とかね。“こういう意味だよ”って言うのは簡単ですけど。

──意味を限定してしまいますからね。

TAKUMA:そう。曲を聴いてメロディとか色味とか瞬間的に感じたことから何かを受け取って、ライブに行ってみたら違う印象を受けたとか、ツアーが終わってから聴いたらまた感じ方が変わったとか、そのほうが素敵だなと思うんですよ。

出典: YouTube

──そうですね。では最後に、間近に迫っている全国10ヵ所14公演のツアー<wyse Tour 2019「Period」>について予告してください。すでにソールドアウトの公演も出てきていますが。

TAKUMA:いろんな想いがありますが。今までで最高でベストなライブをして“wyseっていいでしょ?”って伝えられるチャンスであり、僕らがすべきことは明確なので、ソールドアウトしてようがしてなかろうがそれは一緒だし、行こうか悩んでいる人がいるならぜひ見に来てほしいですね。

──楽曲、ライブを通して、なぜ充電するのかが言葉にしなくても伝わるツアーになるということでもあるんだろうし。

TAKUMA:個人的に思うのは、“充電したくない”って思えたらいいですね。もちろん発言した重みは忘れないし、なかったことにはしない。その上で、ツアーを廻る中で応援してくれる人たちに“すまん!”という気持ちになったり、絶対にもっと良くなって帰ってくると思ったり、止めたくないという気持ちに自分たちが自然となれたのなら、それだけ内容のある時間を共に過ごせたということだと思うので。全員がレベルアップしてお客さんに“wyse、帰ってこいよ!”って思ってもらえる僕たちにならないといけないし、それが使命だと思ってます。楽しむことは当然ですから。

──ちなみに充電を発表したときの「最高の状態で、最高な作品と共にwyseの25周年へ向かいたい」というのは25周年に復活するという意味ですか?

TAKUMA:そういうことではないです。言ってみれば、21周年も22周年も存在するわけで、ただ、次の大きな区切りは25周年だと思うのでそう言っただけで。なので特に決めてはいないんです。いずれにせよ、充電した意味がなかったらダメですよね。意味を持たすことが出来たり、個々のメンバーがどう考えるか見えたときでしょうね、充電の先は。今は未来の話もするけれど、まずは7月までのツアーに全力で向かうことがいちばんです。

──ファイナルの7月28日まで全力で駆け抜けると。

TAKUMA:はい。これが僕らが選んだ20周年の形だと思っているので。儚い道を選んだと思われるかもしれないですけど、最高の作品が届けられて最高のツアーができたら、振り返ったときに大きなものが残ると思うんですよ。そうなるために進んでいくので、今は複雑な気持ちを抱えるかもしれないけれど、先を見据えたいし、ベストなライブをするだけ。その結果、「20周年。最高だったね。充電には入ったけどその決断も素晴らしかったね」ってみんなが思ってくれるよう、今はそこを目指すだけですね。

取材・文◎山本弘子


出典: YouTube

■ニューシングル「蘇生」

2019年5月8日発売

【A-TYPE】QAFJ-10013 1,800円
「蘇生」
「Calling…」
「Breaking down」

【B-TYPE】QAFJ-10014 1,800円
「蘇生」
「Calling…」
「オリオンの空」
▼購入者特典
以下のCDショップ各店でご購入された方に、先着でライブDVD(各ショップ毎にそれぞれ3~4曲ずつ5種類。全19曲予定)を、対象商品1枚ご購入につき1枚プレゼント。
【対象店舗】
・HMV全店(HMV&BOOKS online含む) ※一部店舗除く
収録予定曲:「Double」「MORAL」「Secret Lip」「Distance」
・タワーレコード各店(タワーレコードオンラインを含む) ※一部店舗除く
収録予定曲:「イイんじゃない」「紺色の森」「evil news」「キミグラデーション」
・新星堂全店 ※オンラインを含む
収録予定曲目:「slow time」「心の隙間」「終わらない夜のマーメイド」「Glorious Story」
・amazon
収録予定曲目:「Miss T×××」「L.A.S.P.U.P.」「あの日の白い鳥」「ヒカリ」
・Like an Edison 全店
収録予定曲目:「ビー玉」「Air」「My name is Japanese Breaker」

■全国ツアー<wyse Tour 2019「Period」>

▼Prologue (※wyse祭)
5月11日(土) 東京・TSUTAYA O-WEST
open15:30 / start16:00
※Guest:LEVIN、石月努、you、RYO、Junichiro

▼Chapter 01 (※FC会員限定)
5月11日(土) 東京・TSUTAYA O-WEST
open19:00 / start19:30
▼Chapter 02
5月12日(日) 埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心
open15:30 / start16:00
▼Chapter 03
5月18日(土) 広島・セカンドクラッチ
open17:00 / start17:30
▼Chapter 04
5月19日(日) 大阪・OSAKA MUSE
open15:30 / start16:00
▼Chapter 05
5月25日(土) 新潟・GOLDEN PIGS BLACK
open17:30 / start18:00
▼Chapter 06
5月26日(日) 新潟・GOLDEN PIGS BLACK
open15:30 / start16:00
▼Chapter 07
6月08日(土) 北海道・札幌COLONY
open16:00 / start16:30
▼Chapter 08
6月09日(日) 北海道・札幌COLONY
open15:00 / start15:30
▼Chapter 09
6月22日(土) 宮城・仙台 HOOK
open16:00 / start16:30
▼Chapter 10
6月23日(日) 宮城・仙台 HOOK
open15:00 / start15:30
▼Chapter 11
6月30日(日) 福岡・INSA FUKUOKA
open15:30 / start16:00
▼Chapter 12
7月14日(日) 愛知・名古屋SPADE BOX
open16:30 / start17:00
▼the Final Chapter
7月28日(日) 東京・渋谷ストリームホール
open15:30 / start16:00
【チケット】※各種先行受付
前売5,000- 当日5,500-
一般販売:4月20日(土)10:00~

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デュア・リパ、『バービー』映画に出演?

2022年5月20日 22:02 BARKS

マーゴット・ロビーが主演するバービー人形の実写版映画『Barbie』に、デュア・リパが出演するようだ。

◆デュア・リパ画像

英国のタブロイド紙『The Sun』は、関係者が「彼女(デュア)は、マーゴット、ライアン・ゴズリング、ウィル・フェレル、シアーシャ・ローナンといったビッグ・ネームが名を連ねるバービーのキャストに参加する」と話したと伝えている。

デュアは、今年公開予定の映画『Argylle』で俳優デビューする。関係者によると、「彼女は同作で好演しており、ハリウッドで話題となっている。デュアはいま、音楽と映画両方でホットな存在」だという。

実写版『Barbie』は2023年に公開予定。マーゴット・ロビーがバービーを、ライアン・ゴズリングがケンを演じ、『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などを手掛けてきたグレタ・ガーウィグが監督する。

一方の『Argylle』は、マシュー・ヴォーンが製作・監督したスパイ映画で、ヘンリー・カヴィル、サム・ロックウェル、サミュエル・L・ジャクソン、キャサリン・オハラらが出演し、デュアは俳優デビューを果たすだけでなく、テーマ曲も制作すると噂されている。



Ako Suzuki

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神はサイコロを振らない × Rin音、“平和への願い”を歌った楽曲コラボで「初夢を実現」

2022年5月20日 22:00 BARKS

神はサイコロを振らないが6月3日、「今この時代に訴えたい“平和への願い”」を歌ったコラボレーション楽曲「六畳の電波塔」をリリースすることは既報のとおり。このたび、そのコラボ相手がRin音であることがアナウンスされた。

◆神はサイコロを振らない × Rin音 画像

この発表は21時から実施されていた柳田周作のInstagramライブ生配信にて行われたものだ。Rin音は多種多様なリリックとエモーショナルなスタイルを持ち、『第62回輝く! 日本レコード大賞』にて新人賞を受賞したほか、数々のMCバトルを総ナメする福岡県出身の実力派ラッパーだ。

「六畳の電波塔」は、作詞作曲を神はサイコロを振らないの柳田周作(Vo)が担当、ラップ詞をRin音が手掛けた形のコラボレーション。神はサイコロを振らない×Rin音名義の作品となる。“たった一つ叶うなら うたで世界を救いたい”という柳田周作のまっすぐな想いをもとに、今、この時世だからこそ伝えたいメッセージを綴ったという楽曲は、若手アーティスト2組がそれぞれの観点から、争い事の絶えないこの世界に疑問を投げかけ、愛と平和を歌い、世界を変えようと声を上げたものだ。

この発表と同時に楽曲の一部がSNS上で公開されている。なお、神はサイコロを振らないは、5月21日から全国13都市14公演を廻る<Live Tour 2022「事象の地平線」>を開催する。

以下に、コラボレーションに関する柳田周作とRin音のコメントをお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆

「嘘みたいな本当の話ですが、とあるアーティストと曲を作る…なんて初夢を見たのが2022年1月1日で。まさにそのアーティストこそがRin音くんであり、「初夢を実現したい」なんて無茶苦茶な理由で彼にオファーしたところ二つ返事で引き受けてくれました。声から滲み出る優しさや温もりとは対照的に、羅列するのは心の核を突き刺してくるナイフのような言葉達。バトルで叩き上げてきたその力量と才覚に圧倒されました。バックグラウンドや戦っているフィールドは違えど、一つの作品を共に作っていく過程の中で互いの意志がリンクする瞬間がたまらなく最高でした。素敵が過ぎる、そんな彼とこの楽曲を作れて光栄です」──柳田周作 (Vo / 神はサイコロを振らない)

   ◆   ◆   ◆

「神サイさんから“初夢で見た”と言うお話を聞いた時は、まず知ってくれていたということが嬉しかったです。初夢というタイミングももちろんですが…!笑
 バトルを見てのお声かけというのもまた嬉しくて、普段好きでやっている活動を評価してもらえたこと非常に光栄でした。
 デモを聞いた際、楽曲のテーマに対するリリックの精度に衝撃を受けたのは今でも忘れないです。ズシンと伝わった衝撃を打ち返せるように精一杯ラップしております。是非とも聴いてみてください」──Rin音

   ◆   ◆   ◆

■神はサイコロを振らない × Rin音 Collaboration Single 「六畳の電波塔」

2022年6月3日(金)デジタルリリース
https://kamisai-rinne.lnk.to/rokujyoPR
https://www.uta-net.com/song/318742/
▼柳田周作(Vo) コメント
「“正義”が何かを考える。誰かにとっての善は悪であり、また誰かにとっての悪は善でもある。表裏一体とは言い得て妙で、正義の根本、本質が互いに同じものだとしたら、僕ら人間同士の争いが如何に滑稽であるかという事、傷つけ合う以外の解決策や手段なんていくらでも存在している事、そして何よりも同じ過ちを繰り返してはならないという事。見えてくるはずだ。聞こえてくるはずだ。僕らよりずっと昔の時代を生きた人達が、その生涯をかけて教えてくれたはずだ。生まれ育った国、町、環境、目の色や肌の色、性別、思想。そのどれもが尊く美しく、僕ら人間はそれらを認め合い、ずっと先までその輪を紡いでいかなくてはならない。それが人間としての使命であり、そしてそれを今一度形に残して発信する事こそが音楽家としての義務であると感じています。六畳の電波塔から魂を込めて」

■<Live Tour 2022「事象の地平線」>

5月21日(土) 福岡・福岡 UNITED LAB
open17:00 / start18:00
5月22日(日) 宮崎・宮崎 LAZARUS
open17:00 / start17:30
5月28日(土) 山口・周南 RISING HALL
open17:30 / start18:00
5月29日(日) 島根・松江 B1
open17:00 / start17:30
6月04日(土) 宮城・仙台 Rensa
open17:30 / start18:00
6月11日(土) 北海道・札幌 PENNY LANE 24
open17:30 / start18:00
6月18日(土) 広島・BLUE LIVE 広島
open17:30 / start18:00
6月19日(日) 香川・高松 festhalle
open17:00 / start17:30
6月25日(土) 新潟・新潟 LOTS
open17:30 / start18:00
6月26日(日) 石川・金沢 EIGHT HALL
open17:00 / start17:30
7月03日(日) 愛知・名古屋 DIAMOND HALL
open16:30 / start17:30
7月10日(日) 大阪・Namba Hatch
open16:30 / start17:30
7月16日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA
open17:00 / start18:00
7月17日(日) 東京・LINE CUBE SHIBUYA
open16:00 / start17:00
▼チケット
一般発売:4月29日(金・祝)10:00

■フェス/イベント出演情報

<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022>
出演日:2022年8月13日(土)
会場:千葉市蘇我スポーツ公園(千葉市中央区)
https://rijfes.jp/

<RUSH BALL 2022>
開催日:2022年8月27日(土)〜28日(日)
会場:泉大津フェニックス
https://rushball.com
※神はサイコロを振らないの出演は8/27(土)

関連リンク

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外部リンク

cat_oa-rp67031_issue_8bf284a57494 oa-rp67031_0_8w537shic8kt_【連載】Vol.131「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」 8w537shic8kt 8w537shic8kt 【連載】Vol.131「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」 oa-rp67031

【連載】Vol.131「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」

2022年5月20日 21:36 BARKS

【東京SUGOI花火 「THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY THE GREATEST FIREWORKS~感激!偉大なる花火~」】


僕がローリング・ストーンズのライヴを初めて体験した1973年1月のハワイ公演では花火は打ち上げられなかった。その後70年代中期からRSライヴを盛り上げようと花火が時折だけど登場するようになり、81年USツアーでは映画用シューティング日にけっこう派手に花火がバンバン。その後花火がより大きくエクスプロージョンしたのは89年Steel Wheels North American Tourだ。この時壮大なるスケールの花火をスタジアムで僕は何度も味わった。アンコール「Jumpin’ Jack Flash」後、ビゼーの“カルメン”が流れ大花火大会となったのだ。ワシントンD.C.では前例二番目ほぼ中央、クリーブランドではスタジアム最上席中央で……とファイアワークスを存分に味わった。そしてLA公演では何とベロ・マーク花火も登場したという。とにかく89年のUSツアーの花火はド派手だった。その一方で翌年の東京ドーム公演は消防法もあってかなりスケール・ダウンした感は歪めなかった。

あれから30ウン年、ストーンズ花火を心いくまで味わえるビッグ・イベントがこの7月6日に開催される。“東京SUGOI花火「THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY THE GREATEST FIREWORKS~感激!偉大なる花火~」“。今年はストーンズ結成60年である。チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマンの二人はジョイン前だったけど、62年7月12日The Rollin’ Stones(グループ名に注目)はロンドン/マーキー・インターナショナル・ジャズ・クラブで本格的に活動をスタートさせたのだった。

60周年お祝い花火大会!今回のイベントは“感激!偉大なる花火”とタイトルされているけど、これは77年リリース『Love You Live』の邦題『感激!偉大なるライヴ』から……、当時のRS担当していた故・石坂敬一さんが命名者だ。

石坂氏(写真右)と筆者のラスト・ショット……
当時もこのLPのエル・モカンボ・サイドがすっごく話題になったんだけど、つい先ごろ45年前のスモール・ギグ『ライヴ・アットエル・モカンボ』(El Mocambo 1977)が登場したばかり。


from Mike’s Collection
そしてこの“退屈な夜をぶっとばせ! ストーンズ公認!都市型花火エンターテイメント !ストーンズ60周年を1万4千発の花火で祝う!”(RSヒット“Let’s Spend The Night Together”の邦題“夜をぶっとばせ!”は、ちょっぴり自慢しちゃいますけど当時RSFC会長をしていた高校生Mikeクンが……汗)このイベントにはメンバー三人からメッセージも寄せられている。


■ミック・ジャガー
I’m surprised and excited to hear that there is a firework event to celebrate our 60th anniversary.We would like to thank our fans and hope to see you soon!
今回花火で僕らの60周年を祝ってくれるなんて企画を聞いて、驚くと同時にとても喜んでいる。日本の皆さん、ありがとう。近いうちにまた会おう!

■キース・リチャーズ
Wow, Japanese are amazing. I would never thought someone would celebrate our anniversary with fireworks. I’m grateful for our fans in Japan being kind to us. I can’t wait to see you all again.
日本人は凄いよな。花火で祝ってくれるなんて考えもつかなかったよ。いつも日本のみんなは俺たちに親切にしてくれて感謝している。また日本でみんなに会えることを楽しみにしているぜ。

■ロニー・ウッド コメント
Yeah! I’ve heard that you are celebrating our 60th anniversary with fireworks!? That is amazing. Thank you!I hope you enjoy the fireworks. I will be counting on you guys!Yeah!
花火で60周年を祝ってくれるんだって?最高だよ。日本のみんなにお礼を言うよ。そして大いに楽しんでほしいね。花火師のみんな、よろしく頼むよ。


日時:2022年7月6日(火曜) 雨天決行(荒天時中止)
開場:17:00/開演19:30
会場:東京競馬場(東京都府中市日吉町1-1)
お問い合わせ:キョードー東京
0570-550-799 (平日:11時~18時 土日祝:10時~18時)
https://stones-hanabi.com

☆☆☆☆☆

【MIHO FUKUHARA Mardi Gras Combo 2022】


オリジナルからニーナ・シモンまで幅広いレパートリーをダイナミックに歌い上げるジャパニーズ・レディ・ソウル福原みほ、彼女のライヴ“マルディ・グラ・コンボ 2022 @ Blue Note TOKYO”が決定した。昨年に続いてのビッグ企画!みほ自身音楽の都/ニューオーリンズに滞在していたこともある。Miho大好きなジャジーでファンクでケイジャンでスワンプな……フレンチ・クオーターから生み出されてくるサウンドがどんな展開の中で味わえるのかとっても楽しみ。

Mardi Gras Combo 2021ショット

Mardi Gras Combo 2021ショット
昨年は「Iko Iko」(Mike爺はこの曲を1965年にディキシー・カップスで楽しんでいた、日本盤シングルも買ったのだ。この曲がNOLA云々何てこと全く知らなかった)

from Mike’s Collection
「Southern Nights 」(NOLA生まれのアラン・トゥーサン75年のヒット。彼の名は勿論ストーンズが教えてくれたのだ。70年代に入ってからはもうプロの書き屋になっていたのでNOLA音楽を勉強したもんだ。74年には同地出身の御大ファッツ・ドミノにインタビューした、ちょっぴり自慢、汗)が登場した。

ファッツ・ドミノにする未ケーノージン筆者
今年の“みほマルディ・グラ”はどんなセットリストになるかとっても楽しみだ。また昨年同様にみほのこのMGCのサウンド・クリエイターとして力を発揮してくれるのがYANCYだ。

Mardi Gras Combo 2021ショット
彼はNOLA音楽のスペシャリスト!勿論同地を何度も訪れている。福原みほ代表作「Joy」は彼女とYANCYの共作である。

https://www.barks.jp/news/?id=1000186465

そしてこの“MIHO FUKUHARA Mardi Gras Combo 2022”はJAZZ for CHILDREN企画、全公演ファースト・ステージは小学生/中学生/高校生はミュージック・チャージが半額になる。

パーソネルは、
福原みほ・・・ヴォーカル
YANCY・・・ピアノ
松永敦・・・ベース
みどりん from SOIL&"PIMP"SESSIONS・・・ドラムス
MITCH・・・トランペット
Coh・・・トロンボーン
上野まこと・・・テナーサックス、クラリネット


この日はBNTがバーボン・ストリートなのだ!

*2022年7月17日 18 日 Blue Note TOKYO
ファースト・ステージ 開場16:00 開演16:45
セカンド・ステージ  開場18 : 30 開演19 : 30

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/miho-fukuhara/

☆☆☆☆☆

【湯川れい子 洋楽裏話 千夜十夜 with Mike Koshitani “第四夜“ エルヴィス・プレスリー!】

音楽ファン永遠のアイドル&スーパースター、20世紀最高の偉大なるアーティスト、エルヴィス・プレスリー!第四夜ではザ・キングの魅力、素晴らしさを徹底して語り尽くします。我が国エルヴィス伝承者最高峰、湯川れい子が徹底熱弁。乞うご期待です。


ゲストは音楽&トークでエルヴィス のカッコ良さを伝え続けるシャウター、ビリー諸川!ビリーのエルヴィス 50年代オン・ステージは世界中で大人気。おだてたらひょっとしてのって2~3曲歌ってくれるかも……。日本人でジェイムズ・バートンやチャーリー・ホッジ、グレン・D・ハーディン、D・J・フォンタナとサン・レコードでレコーディングした唯一の人物、それがビリー諸川です。

”エルヴィスTCBバンドに加えてドラムスはD・Jフォンタナって、歴史上も無いんじゃないの!?そんなビリーさんの歴史的録音についても詳しく語ります“(Reiko Yukawa)。

ナビゲーターはMike Koshitani。生まれて初めて体験した海外コンサートは1972年11月ハワイでのエルヴィス ・オン・ステージ。れい子先生監修の『ワークス・エルヴィス 』著者……。

そしてこの日の三人は1980年代から20年、エルヴィス ・プレスリー・ファン・クラブ主催“エルヴィス生誕祭”で共演していたのです。そして7月1日公開の映画『エルヴィス 』についてもしっかり紹介します!!

アルコールのいける人はお好きなお酒を手に。飲めない人はソフトドリンクで。お食事もありますヨ。そうそう「今のうちに聞いておかないと、損するよ!!」とれい子さんが言っていま~す。

もちろん今回もプレゼント・タイムが待ってます!

◆ゲスト : ビリー諸川 https://ameblo.jp/billy/
◆ナビゲーター:湯川れい子 @yukawareiko Mike Koshitani https://www.barks.jp/keywords/mikes_boogie_station.html

◆日時:2022年6月26日 日曜日
OPEN 12:30 / START 13:00
◆入場料:予約¥3000(+お飲み物¥600 アルコールもご用意してあります)
▲お食事もございます
◆予約サイト

https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/213453

◆お問い合わせ:LOFT9 Shibuya
TEL:03-5784-1239(12:00~22:00)

Mike 拙著:ワークス・オブ・エルヴィス
◆「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」まとめページ

外部リンク

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亜沙、約4年ぶりの重音テト楽曲リリース

2022年5月20日 21:31 BARKS

亜沙が、新曲「盲目スレッド feat.重音テト」を5月20日に配信リリースした。あわせてミュージックビデオも公開されている。

◆関連画像

「盲目スレッド feat.重音テト」は、約4年ぶりにUTAU 重音テトを起用し制作された楽曲。ミュージックビデオは郷によるイラストを使った作品となっている。

「盲目スレッド feat.重音テト」

2022年5月20日(金)配信開始
https://lnk.to/moumokuthread

◆亜沙 オフィシャルサイト

外部リンク

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米津玄師、WEBラジオで映画『シン・ウルトラマン』主題歌「M八七」を語る

2022年5月20日 21:15 BARKS

米津玄師が、ニューシングル「M八七」(映画『シン・ウルトラマン』主題歌)の特別WEBラジオ「米津玄師 M八七 Radio」を公開した。

今回の「米津玄師M八七 ラジオRadio」では、映画『シン・ウルトラマン』主題歌「M八七」の制作経緯や、成田亨氏への思い、ウルトラマンの魅力について、鷺巣詩郎氏の映画サウンドトラックに乗せて、深く掘り下げて語られている。

さらに、PlayStation(R) CM曲として書き下ろした「POP SONG」については、変身するというアイデアやキャラクターデザインを手がけたCMや楽曲の制作経緯、そして、ゲームに対する思いを語ったほか、新曲「ETA」、約2年半ぶりに開催されるライブツアー、これからどこへ向かうのか、というテーマに渡りトークを繰り広げた。
楽曲制作以外にも米津玄師自身が想う“今”と“未来”をぜひ感じてほしい。

5月13日(金)に配信スタートした「M八七」は、配信デジタルチャートで初日36冠を記録。5月23日付オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングでは初登場1位、通算10作目の1位獲得し、自身が持つ「デジタルシングル(単曲)通算1位獲得作品数」歴代記録を更新。「M八七」ミュージックビデオは、YouTube急上昇ランキング1位を獲得し、現在800万再生を突破。

今週5月18日(水)に発売した、ニューシングル「M八七」は、「M八七」を表題とし、PlayStation® CM曲「POP SONG」と、新曲「ETA」の3曲を収録。パッケージは、「ウルトラ盤」「映像盤」「通常盤」の3形態での展開となり、いずれも初回限定。ジャケットは米津自身が描いたイラストとなっている。

初回特典として付属しているライブツアー「米津玄師 2022 TOUR / 変身」の最速先行抽選シリアルナンバー応募は、5月22日(日)までが申込期限となる。

■シングル「M八七」

2022年5月18日(水)リリース
https://lnk.to/M87_CD

配信リンク:
https://smej.lnk.to/M87

【ウルトラ盤 初回限定 (CD+レーザーカプセル+リフレクターケース)】SECL2758-9 ¥2,200(税込)
【映像盤 初回限定 (CD+DVD+シルバーデジパック)】SECL2760-1 ¥1,980(税込)
【通常盤 初回限定 (CD+紙ジャケ)】SECL2762 ¥1,210(税込)
▼CD収録楽曲
1. M八七 ※映画『シン・ウルトラマン』主題歌
2. POP SONG ※PlayStation(R)CM曲
3. ETA
▼DVD収録内容 (映像盤のみ)
1. POP SONG Music Video
2. POP SONG Music Video (Sound Effect)
3. POP SONG 8bit Teaser
4. Pale Blue Music Video
5. 死神 Music Video

■法人特典:M八七 ミラーステッカー
※特典は各店舗共通で先着となります。数に限りがあります。ECの場合は「特典あり」の商品を選択ください。

■<米津玄師 2022 TOUR / 変身>

09月23日(金・祝) 東京・東京体育館
09月24日(土) 東京・東京体育館
open15:30 / start17:00
10月04日(火) 大阪・大阪城ホール
10月05日(水) 大阪・大阪城ホール
open16:30 / start18:00
10月08日(土) 兵庫・神戸ワールド記念ホール
10月09日(日) 兵庫・神戸ワールド記念ホール
open15:30 / start17:00
10月18日(火) 愛知・日本ガイシホール
10月19日(水) 愛知・日本ガイシホール
open16:30 / start18:00
10月26日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
10月27日(木) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
open16:30 / start18:00
▼チケット
・指定席 ¥8,800(税込)
・ファミリー席 ¥8,800(税込) / お子さま(3歳~15歳) ¥6,600(税込)
【1次先行受付:「M八七」CD封入シリアルナンバー抽選】
受付期間: 5月17日(火)10:00~5月22日(日)23:59
【2次先行受付:「STRAY SHEEP」CD封入シリアルナンバー抽選】
受付期間:6月16日(木)10:00~6月22日(水)23:59
https://live.kenshiyonezu.jp/2022
※2次先行受付は、アルバム『STRAY SHEEP』に初回特典として封入されていた10桁のシリアルナンバーをお持ちの方が対象となります。現在発売中の通常仕様アルバムには、シリアルナンバーは封入されておりませんのでご注意ください。また、シリアルナンバーを紛失されてしまった方は申し訳ございませんが、対象とはなりませんのでご了承頂けますと幸いです。

関連リンク

◆米津玄師 オフィシャルInstagram
◆米津玄師 オフィシャルサイト
◆米津玄師 オフィシャルTwitter
◆米津玄師 オフィシャルTikTok
◆米津玄師 オフィシャルYouTubeチャンネル

外部リンク

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【ライブレポート】CleeNoah -クレノア-、初の有観客ライブで誓った想い

2022年5月20日 21:00 BARKS

「今までみんなに‟見守っていてください!”としか言えなかったんだけど、結成2周年を迎えて、みんなの前で歌えて、決心がつきました。 言わせてください。僕らは大丈夫です。これからも信じてついてきてください!」──しゃけみー。

◆ライブ写真

アンコールも残り1曲。そのタイミングで、メンバーがこの日のライブを振り返っての感想を述べていた。しるばーな、まるぐりに続き、そう力強く残したしゃけみーが解放したのは、信じ合える仲間と共に活動をしているグループとしての頼もしい姿。そして、その時点ですでに泣きそうになっていたしるばーなは、最後の最後、ステージを去るときにも、感謝の気持ちが溢れ出し、涙ぐんでしまう。そんなしるばーなに優しく寄り添いあう3人。4人の等身大の姿は、この日、楽曲以上にしっかりとクレノアの歴史の1ページに刻まれたのだった。

2020年5月9日のクレノア結成日に行う予定だった1stワンマンライブのリベンジ公演として、5月14日、Yokohama Bay Hallにておこなった<Advent Clover-創のCleeNoah->の2部。2022年に活動2周年を迎えたクレノアにとって、一人ひとりと直接目を合わせてワンマンライブをするのは、今回が初めて。

開演前からさっそく舞台裏から聴こえてきた円陣を組むクレノアによる威勢のある声に高まる客席。ステージにバンドメンバーがスタンバイすると、SEに合わせてステージのバックライトがテンポよく点滅する。そこに、煌びやかな緑色の衣装に身を包んだクレノアの4人が現れた。しるばーな、まるぐり、しゃけみー、スタンガンだ。

「さあ、かかってこい!!」と切り出したしゃけみーの声から1曲目は、鋭利なギターと歌が共鳴する「アドベントクローバー」。まるで嵐を起こすように、それぞれがありったけの想いを歌に込めていく。ヘドバンを繰り広げるしゃけみーに掛け声をかけるメンバー。この動のステージは、まさにクレノアというグループそのもののようだった。さらに密度の高い「RE:Unison」、畳み掛けるように「残響散歌」と、怒涛の勢いでパフォーマンスを披露するクレノア。メンバーのそれぞれの身振り手振りは個性を感じさせられるのに対して、不思議と一本筋が通っているような統一感がある。

「神っぽいな」でデュエットしたしるばーなとまるぐりは、高音へと突き進むメロディーもそつなくフロアに響かせる。そして、この日のライブでさらにクレノアの強さが浮かび上がってきたのは、ソロパート。まず、しるばーなは、「ギラギラ」を歌い始めたのだが、その艶のある声は完璧なまでに曲の儚げな主人公を演じ切っていた。息をするのも忘れるくらいの歌いっぷりに、客席の心は瞬時に神秘的な空間へとワープしたはずだ。

がなり声を駆使しながら全身からすべてを吐き出すように歌い上げていったしゃけみーの抑揚のある「エゴロック」もパワフルだった。続いて、しるばーな、しゃけみーのパフォーマンスに負けずとも劣らない「ボッカデラベリタ」を繰り出したスタンガン。がなりを入れた声のほか、振動する低音に連動させた動作が、一層楽曲を狂気的なものへと誘導していく。強烈なインパクトを残したスタンガンに続いたまるぐりによる「ベテルギウス」は、それまでのエッジの効いた曲を歌い上げた3人と異なり、穏やかに響き、生命力が宿っていた。音の迫力に勝つ4人の歌声が、圧倒的な歌唱力を持つクレノアを形作っていることが見て取れた。

スタンガンとまるぐりが向かい合い、アイコンタクトをとりながら歌った「逆夢」。メインボーカルとなるスタンガンの透き通る高音を、まるぐりの低音が絶妙に引き立てる。スタンガン、しるばーなにしても、とにかく声域が広い。だからこそ「どっかにいないかなー?私の王子様!」としるばーな、まるぐりがプリンセスに成りきった「ロメオ」では、曲自体のシアトリカルな雰囲気が生きてきていた。この曲はセリフ、表現そのものから、四人の良さが十分に放たれていた1曲だ。

ビターチョコの苦味を含んだ「裏垢ショコラティエ」、「NØISY GLORY」、「インポスター」、「hollow」を経てライブ本編は終了。アンコールを受けて、身軽なTシャツに着替えたクレノアは、再び現れた。しゃけみーのラップがヒートアップする「ヒレフセ」、クリスマスソング「星空のブランシェ」が続いた。

次の楽曲へと移り変わる前のMCでは、時折次の楽曲を彷彿とさせるキーワードをコミカルに会話に織り交ぜつつ、オーディエンスの期待を高めていく。そんなエンタメの充実度合いの高さからも、歌い手グループとしての完成度の高さを感じる。

最後に、リーダーとして「こんなに居心地が良くて相性が良くて、いろんなことができるグループになれていることがとても幸せです。4人でもっともっと大きなステージへ行きたい。ここにいるみんな、まだ会えていないみんなを含めて、たくさん楽しませていきたいなと思っています。これからも末永くよろしくお願いします」と誓ったスタンガン。

ラストナンバーは、客席のペンライトでクレノアのモチーフであるクローバーの色に染まった「約束のウィンクルム」だった。

"10年経っても変わらず君と語り合う"とそう誓おう
"100年経ってもまだ見ぬ君と叫び合う"とそう誓おう
"1000年経っても必ず君と笑い合う"とそう誓おう

しるばーなが書いたこの曲の歌詞は、まさにその直前、クレノアの一人ひとりが届けたばかりの温かな想いと重なっていた。ゆえに、感情の波は大きくなっていき、4人は涙を浮かべながら歌っている。感動と愛が降り注いだ至福の空間。この歌詞にあるように、時間が経過するほどに伝えたい気持ちが大きくなっていくことが感じられた1stワンマンライブだったと思う。

取材・分◎小町碧音
撮影◎西角郁哉
セットリスト

1.「アドベントクローバー」
2.「RE:Unison」
3.「残響散歌」
4.「神っぽいな」
5.「ギラギラ」
6.「エゴロック」
7.「ボッカデラベリタ」
8.「ベテルギウス」
9.「逆夢」
10.「なにやってもうまくいかない」
11.「パンダヒーロー」
12.「キャットラビング」
13.「エリート」
14.「ロメオ」
15.「裏垢ショコラティエ」
16.「NØISY GLORY」
17.「インポスター」
18.「hollow」

ENCORE
19.「ヒレフセ」
20.「星空のブランシェ」
21.「約束のウィンクルム」

◆CleeNoah -クレノア- オフィシャルTwitter

cat_oa-rp67031_issue_8bf284a57494 oa-rp67031_0_pmg21fy57pgw_BiSH、連続リリース第6弾は「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」 pmg21fy57pgw pmg21fy57pgw BiSH、連続リリース第6弾は「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」 oa-rp67031

BiSH、連続リリース第6弾は「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」

2022年5月20日 21:00 BARKS

BiSHが2022年連続リリース第6弾作品の詳細を発表した。タイトルは「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」で、6月29日に発売される。

収録曲はBiSH史上最長のタイトルがつけられた「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」と、「ハッピーエンドじゃなくても」の2曲。2021年9月23日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで行われた<BiSH SPARKS “Get out of boredomZ” EPiSODE 1>の模様を収録した“初回生産限定盤”と“DVD盤”も同時発売される。リリースに向けて、新しいアーティストビジュアルが公開された。

また、第7弾作品が7月27日、第8弾作品が8月31日にリリースされることも発表となっている。5月21日からスタートする<FOR LiVE TOUR>の各会場でCD即売が実施されることも決定した。詳細はオフィシャルサイトにて。

■リリース情報

■「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」
2022年6月29日(水)発売
【初回生産限定盤】Single CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK
AVCD-61208〜10/B ¥11,000(税込) / ¥10,000(税抜)
※BiSHイーツ仕様
※100P豪華写真集付属
※ライブ映像には、BiSHメンバー&BiSH BANDメンバーによる裏話満載のオーディオコメンタリー収録
〈Single CD〉
01 どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため
02 ハッピーエンドじゃなくても

〈Blu-ray〉
2021.09.23
BiSH SPARKS “Get out of boredomZ” EPiSODE 1 at セキスイハイムスーパーアリーナ
01 BiSH-星が瞬く夜に-
02 CAN WE STiLL BE??
03 プロミスザスター
04 GiANT KiLLERS
05 DEADMAN
06 ZENSHiN ZENREi
07 DA DANCE!!
08 オーケストラ
09 スパーク
10 BE READY
11 STACKiNG
12 SMACK baby SMACK
13 遂に死
14 in case...
15 FREEZE DRY THE PASTS
16 STAR
17 MONSTERS
18 スーパーヒーローミュージック
19 beautifulさ
20 I’m waiting for my dawn
21 ALL YOU NEED IS LOVE

・どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため (MUSiC ViDEO)
・どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため (MAKiNG MOViE)
・LiE LiE LiE (MUSiC ViDEO)
・LiE LiE LiE (MAKiNG MOViE)

〈Live CD〉
2021.09.23
BiSH SPARKS “Get out of boredomZ” EPiSODE 1 at セキスイハイムスーパーアリーナ
Disc1
01 BiSH-星が瞬く夜に-
02 CAN WE STiLL BE??
03 プロミスザスター
04 GiANT KiLLERS
05 DEADMAN
06 ZENSHiN ZENREi
07 DA DANCE!!
08 オーケストラ
09 スパーク
10 BE READY
11 STACKiNG
12 SMACK baby SMACK
13 遂に死
14 in case...
15 FREEZE DRY THE PASTS

Disc2
16 STAR
17 MONSTERS
18 スーパーヒーローミュージック
19 beautifulさ
20 I’m waiting for my dawn
21 ALL YOU NEED IS LOVE

【DVD盤】Single CD+DVD
AVCD-61211/B ¥4,950(税込) / ¥4,500(税抜)
〈Single CD〉
01 どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため
02 ハッピーエンドじゃなくても

〈DVD〉
2021.09.23
BiSH SPARKS “Get out of boredomZ” EPiSODE 1 at セキスイハイムスーパーアリーナ
01 BiSH-星が瞬く夜に-
02 CAN WE STiLL BE??
03 プロミスザスター
04 GiANT KiLLERS
05 DEADMAN
06 ZENSHiN ZENREi
07 DA DANCE!!
08 オーケストラ
09 スパーク
10 BE READY
11 STACKiNG
12 SMACK baby SMACK
13 遂に死
14 in case...
15 FREEZE DRY THE PASTS
16 STAR
17 MONSTERS
18 スーパーヒーローミュージック
19 beautifulさ
20 I’m waiting for my dawn
21 ALL YOU NEED IS LOVE

【CD盤】CD only
AVCD-61212 ¥1,100(税込) / ¥1,000(税抜)
(収録内容)
01 どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため
02 ハッピーエンドじゃなくても

▼各ショップCD特典
初回生産限定盤、DVD盤
タワーレコード:A3クリアポスター
HMV:クリアファイル
TSUTAYA:ステッカー
アマゾン:A5ノート
楽天ブックス:50mm角マグネット
その他CDショップ:ポストカード
BiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター/(DVD盤)ポストカード

CD盤
全国汎用特典:12ヶ月連続ステッカー【6月】

■「タイトル未定」
2022年7月27日(水)発売
AVCD-61229 ¥1,100(税込) / ¥1,000(税抜)

※全国汎用特典:12ヶ月連続ステッカー【7月】

■「タイトル未定」
2022年8月31日(水)発売
【初回生産限定盤】Single CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK
AVCD-61231〜3/B ¥11,000(税込) / ¥10,000(税抜)
※BiSHイーツ仕様
※100P豪華写真集付属
※ライブ映像には、メンバーによる裏話満載のオーディオコメンタリー収録
〈Single CD〉
01 タイトル未定
02 タイトル未定

〈Blu-ray〉
2021.10.16
BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
01 BiSH-星が瞬く夜に-
02 GiANT KiLLERS
03 DEADMAN
04 ZENSHiN ZENREi
05 CAN WE STiLL BE??
06 オーケストラ
07 DA DANCE!!
08 プロミスザスター
09 スパーク
10 ぴらぴろ
11 SMACK baby SMACK
12 遂に死
13 in case...
14 FREEZE DRY THE PASTS
15 STAR
16 STACKiNG
17 MONSTERS
18 サラバかな
19 beautifulさ
20 I have no idea.
21 ALL YOU NEED IS LOVE

新曲MUSiC ViDEO 他

〈Live CD〉
2021.10.16
BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
Disc1
01 BiSH-星が瞬く夜に-
02 GiANT KiLLERS
03 DEADMAN
04 ZENSHiN ZENREi
05 CAN WE STiLL BE??
06 オーケストラ
07 DA DANCE!!
08 プロミスザスター
09 スパーク
10 ぴらぴろ
11 SMACK baby SMACK
12 遂に死
13 in case...
14 FREEZE DRY THE PASTS

Disc2
1 STAR
2 STACKiNG
3 MONSTERS
4 サラバかな
5 beautifulさ
6 I have no idea.
7 ALL YOU NEED IS LOVE

【DVD盤】Single CD+DVD
AVCD-61234/B ¥4,950(税込) / ¥4,500(税抜)
〈Single CD〉
01 タイトル未定
02 タイトル未定

〈DVD〉
2021.10.16
BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
01 BiSH-星が瞬く夜に-
02 GiANT KiLLERS
03 DEADMAN
04 ZENSHiN ZENREi
05 CAN WE STiLL BE??
06 オーケストラ
07 DA DANCE!!
08 プロミスザスター
09 スパーク
10 ぴらぴろ
11 SMACK baby SMACK
12 遂に死
13 in case...
14 FREEZE DRY THE PASTS
15 STAR
16 STACKiNG
17 MONSTERS
18 サラバかな
19 beautifulさ
20 I have no idea.
21 ALL YOU NEED IS LOVE

【CD盤】CD only
AVCD-61235 ¥1,100(税込) / ¥1,000(税抜)
(収録内容)
01 タイトル未定
02 タイトル未定

▼各ショップCD特典
初回生産限定盤、DVD盤
タワーレコード:ICカードステッカー
HMV:A5ノート
TSUTAYA:50mm角マグネット
アマゾン:ステッカー
楽天ブックス:A4クリアファイル
その他CDショップ:ポストカード
BiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター/(DVD盤)ポストカード

CD盤
全国汎用特典:12ヶ月連続ステッカー【8月】

▼<FOR LiVE TOUR>会場 CD即売特典
12ヶ月連続リリースの2、4、6、8月の初回生産限定盤を購入・予約した方にメンバーソロチェキを1枚プレゼント(ランダム配布)。
詳細:https://www.bish.tokyo/news/detail.php?id=1099910

◆BiSH オフィシャルサイト
◆BiSH iS OVER! 特設サイト

外部リンク

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クボタカイ、最新楽曲「ひらめき」MV公開「歩き続けたら素敵な出会いが」

2022年5月20日 21:00 BARKS

クボタカイの最新楽曲「ひらめき」のミュージックビデオが公開となった。

◆クボタカイ 動画 / 画像

映像は数々のミュージックビデオを手がけるNasty Men$ahによるもの。ひらめきを漢字にすると「閃き」となることから、扉の向こう世界を描いたというジャケットと連動したコンセプトとなる。

「ひらめき」は3月に開催された自身初のバンド体制によるワンマンライブで初披露された楽曲だ。バンドメンバーとのセッションでアレンジを作り上げ、レコーディングに臨んだ楽曲はグルーヴィーでこれまでにないアレンジ&サウンドとなっているとのこと。以下に、「ひらめき」ミュージックビデオに関するクボタカイのコメントをお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆

「10代も20代もそれ以上も、生きていれば沢山の種類の不安は付き纏ってくる。
そんな仕方無いことは置いといて、今やるべき事は何か考えてみよう。
勉強、トレーニング、経験、楽しむ...。
人によって色々あるけれど、僕はひらめき続けること。
思い出も程々に、ひたすら今を生きている人間はカッコいい!
MVみたいに、歩き続けたら素敵な出会いが新しい扉を開いてくれるかもしれないし。
沢山のイヤホンの向こうに、僕のひらめきが届いてくれたら嬉しいです」──クボタカイ

   ◆   ◆   ◆

■Digital Single「ひらめき」

2022年5月13日(金)配信開始
https://kubotakai.lnk.to/hirameki

関連リンク

◆クボタカイ オフィシャルサイト
◆クボタカイ オフィシャルTwitter
◆クボタカイ オフィシャルInstagram

外部リンク

cat_oa-rp67031_issue_8bf284a57494 oa-rp67031_0_orw76hd9zuou_luz・奏音69・RAHWIAによるユニット「Royal Scandal」、2年半ぶりの新曲「チェシャーゲーム」発表 orw76hd9zuou orw76hd9zuou luz・奏音69・RAHWIAによるユニット「Royal Scandal」、2年半ぶりの新曲「チェシャーゲーム」発表 oa-rp67031

luz・奏音69・RAHWIAによるユニット「Royal Scandal」、2年半ぶりの新曲「チェシャーゲーム」発表

2022年5月20日 20:30 BARKS

Royal Scandalが、約2年半ぶりの新曲「チェシャーゲーム」を本日5月20日にデジタルシングルとして配信リリース、あわせてミュージックビデオも公開された。

◆ミュージックビデオ

luz(Vo)、奏音69(作曲/物語)、RAHWIA(イラスト/動画)の3人によるクリエイターユニット・Royal Scandalは、2014年に奏音69の「チェリーハント」をluzとRAHWIAがカバーしたことをきっかけに結成、同年「クイーンオブハート」で活動を開始。YouTubeに投稿されている動画の総再生数は、6,834万再生を誇る。

発表した作品は全て、登場人物含め歌詞に合わせたそれぞれの過去や事件、人間ドラマの模様が随所に隠されており、見る人がセルフで推測して世界観に浸ることができる。

今回の新曲「チェシャーゲーム」は、2019年12月に発売された1st アルバム『Q & A -Queen and Alice-』からは約2年半振りの新作。作詞・作曲を奏音69、編曲を岸利至が務め、上質なスウィングロックサウンドが展開されている。ミュージックビデオはRAHWIAによるものだ。

なお、オフィシャルサイトでは登場キャラクターのイラスト、設定が紹介されている。このオフィシャルサイトでは過去の作品から最新作まで、順を追って楽しめるページも設けられている。

■luz コメント
Royal Scandal再始動になります。
この2年間お待たせした分の楽しみを準備してきました。
3人にしか出せない音楽、映像、ロイスキャの世界を目と耳でじっくり堪能してください。

■奏音69 コメント
長らくお待ち頂いた方、本当にありがとうございます。この2年間、Royal Scandal再始動に向けて3人でじっくり準備してきました。
公式サイトやYouTubeチャンネル開設をはじめ、これまで出来なかった新たなことにも挑戦していきます。
今回のMVは、次に再始動するなら「この曲から」と決めていた一作です。勝手に新シリーズ開幕だと思っています。色んな仕掛けも織り交ぜました。ぜひ楽しんで頂けると嬉しいです。

■RAHWIA コメント
Royal Scandal2年半ぶりの新曲であり、新しい始まりとなる曲「チェシャーゲーム」がついに公開されました。
今回のMVは過去作との繋がりを感じさせる演出が多いのですが、ご覧になった皆さんお気づきでしょうか。MVの中に隠された手がかりを探して、ぜひ物語の秘密を探ってみてください。

■「チェシャーゲーム」DL・サブスクリンク
https://lnk.to/CHESHIREGAME



◆Royal Scandal オフィシャルサイト

外部リンク