39歳年下の結婚していない女性Aさん(37)を妊娠させ、中絶を強要したとして告訴された俳優キム・ヨンゴン(76)が、その女性と和解し、子供を自分の戸籍に載せることにした。
【注目】39歳年下女性に中絶迫ったキム・ヨンゴン「責任を尽くす」
8月12日、韓国メディア『ディスパッチ』によると、妊娠で葛藤を見せたキム・ヨンゴンとAさんは最近会って対話を交わし、お互いに対する本心を確認し、劇的に和解したという。Aさんがキム・ヨンゴンを許し、告訴の取り消しに同意した。
キム・ヨンゴンはAさんの出産と養育を積極的に支援し、子供を自身の戸籍に載せることにしたそうだ。キム・ヨンゴンの息子である俳優ハ・ジョンウ(43)に、かなり年齢の離れた弟か妹ができることになる。
これまでの経緯は?
先立ってキム・ヨンゴンに、婚姻関係のない女性とのスキャンダルが浮上した。
キム・ヨンゴン
13年間、付き合いのある39歳年下のAさん女性を今年3月に妊娠させたのだが、彼女はキム・ヨンゴンから中絶を強要されたと主張。Aさんは8月2日、キム・ヨンゴンを妊娠中絶強要の容疑で告訴した。
その事実が広く知られると、キム・ヨンゴンは公式立場を発表。「私の年齢と養育能力、息子たちを見る面目、社会的な視線など、すべてが一度に押し寄せてきた。(Aさんに)子供を産むことはできないと、現実的に無理だと話した」と認めた。
それでも「少し遅れたが、私は体面よりも子供が大事であるという当然の事実を自覚し、息子たちに妊娠の事実を知らせ、心配とは異なり息子たちは新しい命を祝福しながら迎えてくれた。相手側と相手の弁護士に“順調な出産と養育の責任を尽くす”という意味を複数回、伝えた」と強調した。
しかしAさんの法律代理人であるソン・ジョンムン弁護士は、複数のメディアとのインタビューを通じて、「キム・ヨンゴン氏が自分のイメージと体面を第一に考えれるようだ」と伝えた。
続けて「Aさんは恐怖心を大きく感じて告訴することになった」とし、「キム・ヨンゴン氏は本人が口にした言葉と行動について責任を負う姿勢が必要である。(キム・ヨンゴンの公式立場について)事実と異なる部分が多い。このまま他の事実を話す場合、依頼人と協議した後、追加の資料を公開することもできる。通話、テキスト内容がすべてある」と述べた。
Aさんがキム・ヨンゴンの謝罪を受け入れるかどうかで今後の展開が変わってくると見られていたが、今回無事に和解したと報じられ、スキャンダルは一段落しそうだ。