文:赤井大祐
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、深刻なマスク不足が続いている。政府が全世帯を対象に布マスク2枚を配布しているが、まだまだ需要が高まっている。
そんな中、手芸用品や生地の販売で知られる鎌倉スワニーが、自宅で簡単に作ることができるマスクの型紙データを公開した。
型紙を使った「スゴRAKUマスク」
まずは、鎌倉スワニーの公式サイトの「スゴRAKUマスク」から、型紙のデータをダウンロード。A4用紙にプリントアウトする。そして、マスクに使用するストレッチ生地、ミシンもしくは手縫いの糸と針、ハサミ、まち針を用意しよう。
作り方は以下の通り。
①型紙から、作りたいサイズの型を切り出す。
②折りたたんだ生地に、型紙をまち針で固定する。
③型紙に合わせて布を裁断する。耳を掛ける部分はチャコペンで印を付け、型紙を外してから切り抜く。
④切り出した2枚の生地を合わせ、鼻から顎にかけて端から1cm部分を縫い合わせる。
⑤最後に、端の縫い代を5mmに切り揃えて完成だ。
さらに詳しい作り方もYouTubeで公開されており、動画内で1枚のマスクを作り上げるのにかかった時間は4分35秒。5分以下で本格的なマスクが作れるのは嬉しいところだ。
なお鎌倉スワニーでは、この「スゴRAKUマスク」の他にも一般的な四角いタイプ、立体タイプ、プリーツタイプなど、生地を扱う会社ならではのさまざまなマスクの型紙を公開しているので是非チェックしてほしい。
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他にも自宅で作れるマスクをご紹介
この他にもFINDERSでは、自宅で簡単にマスクを作れるアイデアを掲載している。
靴下にハサミを4回入れるだけで作るマスクは、ゴム紐やミシンを必要としない。靴下、ハサミ、フィルターだけで簡単に作ることができる。材料がなかなか揃わないという方は、試してみてはいかがだろうか。
警視庁警備部の災害対策課がTwitterで紹介した簡易マスクはさらに手軽。蛇腹に折り畳んだキッチンペーパーの両端に、ホチキスで輪ゴムを固定するというシンプルなもの。緊急時のためにも、覚えておきたい。
マスクが必要な日々が続きそうだが、この「スゴRAKUマスク」なら、たくさん作れそうだ。連休の巣ごもり生活中に作ってみるのも良いかもしれない。