cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_ab8c6e8e56e7_歯周病予防、全身の健康に効く「殺菌ベロ回し」って何? ab8c6e8e56e7 ab8c6e8e56e7 歯周病予防、全身の健康に効く「殺菌ベロ回し」って何? oa-rp48911

歯周病予防、全身の健康に効く「殺菌ベロ回し」って何?

2020年3月2日 17:00 ココカラネクスト

 肌の乾燥が気になる時、クリームなどを塗って保湿していると思いますが、「口の乾燥」に対して何かしていますか?
そもそも、口も乾燥することはご存知でしたか??

口の乾燥は、口臭の原因になったり、風邪をひきやすくなったり、歯周病の原因とも言われています。
今回は、全身の健康にも影響する口の乾燥と予防方法をご紹介します。

口の乾燥から起こる病気


口の乾燥、汚れによって起こる病気に「歯周病」があります。
歯周病は口だけの病気ではなく、認知症や糖尿病、脳梗塞、がんなど、全身の病気の原因になることが、近年の研究でわかってきました。恐ろしいですよね。
口はすべての臓器への入り口です。
口の中に菌が溢れていると、健康が維持できなるといっても過言ではありません。
・今すぐ読みたい→
20代30代でも要注意!?ホントは怖い歯周病からお口を守るポイント(https://cocokara-next.com/stress/prevent-periodontal-disease/)

天然のスーパー消毒液「だ液」

だ液は、人が健やかに長く生きるため不可欠な天然の「スーパー消毒液」と言われています。
口内は、腸内と同じように悪玉菌と善玉菌が存在します。
殺菌効果のあるだ液が増えれば、悪玉菌が減り、口の中は良い環境を維持できるようになります。

だ液を増やす運動


口の中を綺麗に保つには、歯磨きも重要です。
でも、忙しい毎日、歯周病予防のために時間をかけて磨くのは、なかなか難しいですよね。
そこで、オススメしたいのは、だ液を増やすための運動「殺菌ベロ回し」です。
たった1分で、歯周病や口臭、虫歯を防ぐことができます。ぜひ、実践してみてください。

基本の「殺菌ベロ回し」
(参考)
出版:歯周病、口臭、虫歯を防ぐ1分間「殺菌ベロ回し」
著 :坂本紗有見(銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長)
出版社:アスコム
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
・今すぐ読みたい→
20代30代でも要注意!?ホントは怖い歯周病からお口を守るポイント(https://cocokara-next.com/stress/prevent-periodontal-disease/)

坂本 紗有見(さかもと さゆみ)先生

東京歯科大学卒業。
銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長。
口の中の菌叢(口内フローラ)と病気の関係を研究し「殺菌ベロ回し」を開発した。歯周病を予防する矯正歯科治療にも力を入れている。クリニックでは、最新の検査機器や海外のサプリを導入するなど、常に新しい医療を提供している。
日本美口協会代表理事、日本アンチエイジング歯科学会常任理事。日本成人矯正歯科学会常任理事、日本矯正歯科学会認定医、日本歯周病学会会員、日本歯科審美学会会員、歯を削らない歯学会会員。

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_523ikwwzf1eu_オリンピック金メダリストのクロアチア人・石井慧&グレイシー一族に恨みを買った大山峻護、波乱万丈の格闘家対談 523ikwwzf1eu 523ikwwzf1eu オリンピック金メダリストのクロアチア人・石井慧&グレイシー一族に恨みを買った大山峻護、波乱万丈の格闘家対談 oa-rp48911

オリンピック金メダリストのクロアチア人・石井慧&グレイシー一族に恨みを買った大山峻護、波乱万丈の格闘家対談

2021年12月3日 16:55 ココカラネクスト

 2008年の北京オリンピック柔道男子100kg超級で弱冠21歳ながら金メダルを獲得するも、その3ヶ月後には総合格闘家への転身を表明するなど、奇想天外な言動で一躍ときの人となった石井慧選手。総合格闘家デビュー戦は柔道界の大先輩である吉田秀彦さんに判定負けを喫し、以降は海外を転戦しながら着実にキャリアを重ねてきた。今年9月には日本のK-1のリングでその実力を披露したが、メディアで取り上げられるのはクロアチアに住む彼女の存在とクロアチア国籍取得、社会情勢に対しての発言など、取り沙汰されるのはリング外のことばかり。



そんな石井選手に話を聞くのは、石井選手と同じくミルコ・クロコップとの対戦経験もある元総合格闘家で、以前から親交のある大山峻護さん。
大山さんは柔道選手として全日本実業団個人選手権優勝などの実績を持ち、26歳の時に総合格闘家としてプロデビュー。そのわずか3ヶ月後にはPRIDEに初参戦し、ヴァンダレイ・シウバと対戦するもTKO負け。網膜剥離から復帰したPRIDE三戦目のヘンゾ・グレイシー戦では判定で辛勝するも、消極的な戦い方にグレイシー一族やマスコミ、ファンからバッシングを浴びた過去を持つ。一方で、大晦日のK-1という夢の舞台でピーター・アーツ相手に1R30秒で一本勝ちするなど、ドラマチックな格闘家人生を送ってきた。
柔道家からの総合格闘技への転身、超大物との対戦で得た栄光と挫折など、いい時も悪い時も味わった者同士の対談。格闘技への想い、そして自身の生き様について語った。

ミルコ・クロコップに負けてミルコのジムに突撃弟子入り

大山:9月20日のK-1(K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~)では、愛鷹亮選手相手に勝利。愛鷹選手はハードパンチャーで有名なので、正直どうなるかな、ってところはあったけど、まずは初めてのK-1はどうでした?
石井:疲れましたね。初めての参戦だったので、無知ゆえの疲れですね。正直、一発もらうまでは不安でしたけど、一発もらって大丈夫だなって。日本人の打撃って外国人に比べたらあまり重くないので。
大山:石井くんは総合格闘技が主戦場でありながら、打撃オンリーのK-1に挑戦。その理由や原動力は何だったのでしょうか?
石井:K-1は子供の頃から見ていたので、純粋にK-1で自分の力を試してみたかったんです。たまたま知り合いにK-1出身の人がいて、話が進みました。キックボクシングの舞台で、打撃以外逃げ場のない状態で打撃だけで戦うということが、一番スキルが上がるかなと思って参戦しました。実践を経験しないと本当の強さは身につきませんから。
大山:ローキックがものすごくシャープで、アジャストしている印象でした。
石井:ローは徹底的に練習してきましたね。基本的にミルコのところでは総合だけですけど、今回は打撃も練習しました。
大山:ミルコとも一緒に練習を?
石井:しました。9月のK-1前にミルコとはスパーを2度やりました。ジムのみんな、ガチでやっています。
大山:ミルコのジムに行ってもう4、5年経ちますよね。
石井:4年くらいですかね。その前はオランダに2~3年いて、その前はロサンゼルスでいろいろなジムに行きました。総合はこのジムで、フィジカルはこのジムで、という感じで、アメリアには4〜5年いましたね。日本ではほぼ練習していないです。
大山:アメリカ、オランダ、クロアチア。その中で一番クロアチアの水が合った感じですね。
石井:そうですね。アメリカはチーム練習。30人とかいて、30分の1のアテンション。全員がそういう訳ではないですし、僕の偏見だけど、アメリカは資本主義の最たる国だから、お金をしっかり払うか、注目されてお金儲けができる選手かどうか。お金が発生しないと何もしてくれない。シビアですよ。オランダではなめられていたのか、嫉妬されていたのか、わざと潰しにくるような選手もいましたね。
大山:本当にすごい格闘技人生を歩んでいますよね。オリンピックで金メダルをとっている超一流の選手なのに、あえて厳しい道に行く。こんな選手なかなかいないですよ。本当に、ファイターとして尊敬しています。
石井:でも、海外の方が楽ですよ。同調圧力とかないですし。日本にいた時も歓迎されている感じはなかったですね。僕は無理に周りに合わせたりせずに自分の意見を主張するので、周囲から煙たがられていましたから。海外の方がやりやすいです。
大山:石井くんはいろいろなことをすごく考えていると思います。どうやったら強くなれるかとか。いいって思ったらすぐに行動できるし、違うと思ったらすぐに方向転換できる。行動力もあるし、柔軟性もすごい。クロアチアに行こうと思ったのは、ミルコと戦って何かを感じたということですよね。
石井:僕と対戦した後、ミルコはUFCでも勝っているし、その後RIZINでも優勝しているんですよ。ちょうどそのくらいの時、僕はオランダに住んでいたので、最初は興味本位で行ってみようって。2週間くらい。行ったらみんな優しいし、人がよかった。
大山:興味本位でいけるってすごいですよ。
石井:ミルコもすぐに受け入れてくれて。そこから2017年4月のヒース・ヒーリング戦までトレーニングキャンプをやったんですよ。ヒース戦は結局勝てて、それから本格的に引っ越しました。
大山:石井くんは今まですごい男たちと戦ってきましたよね。ジェロム・レ・バンナ、ベラトールでクイントン・『ランペイジ』・ジャクソン、キング・モー。ミルコにヒョードルなどなど。とんでもない連中ばかり。普通それだけの選手と当たったら心身ともに壊れてしまうけど、石井くんは真っ向勝負でやりあってきた。怖い気持ちはないんですか?
石井:怖い気持ちはありますよ。怖いにもいろんな気持ちがあります。身長2mで、減量して体重120キロの相手とか、純粋な怖さもあります。今回のK-1参戦は違う緊張がありました。初めてだし、どうしても勝ちたかったし、練習してきたことをちゃんと出せるのか怖かった。やってきたことを見てもらいたかったので。
大山:試合では前は判定が多かったけれど、一本を取れるようになってきましたね。
石井:シンプルに、実力がついてきたんだと思います。経験がないときに強い人とやって、どうしても勝ちたいから判定になっていた。あと、個人的にケージレスリングの戦い方が合っていた。止められないし、ゆっくりグラウンドに使えるので。海外だとケージが主流だし、ケージの練習しかしてなかったですね。
大山:特にグラップリングに力を入れてきたんですか?
石井:そういうわけではないですけど、グラップリングの試合に出るようになりました。決め切るっていうことにフォーカスしてそういう大会に出て、意識が変わってきましたね。
大山:柔術の世界チャンピオンの彼女ができて変わったとかは?
石井:柔術の勉強はするようになりました。今まで柔術の選手って知らなかったんですけど、クレイグ・ジョーンズとか、ゴードン・ライアンとか強い選手がいて、今はそういう強い人たちの映像を見たりとかしていますね。
大山:意識が変わったんですね。
石井:桜庭和志さんが立ち上げたグラップリングイベントのQUINTET(クインテット)に出るようになってからですかね。ジョシュ・バーネットに誘われて出るようになりました。
大山:クロアチアではどんな練習をしているんですか?
石井:主に総合の練習をしています。よく、総合格闘技をやるなら打撃はボクシングを学んだ方がいいとか、キックボクシングをやった方がいいとか聞きますけど、でも僕はたぶんそれ違うと思うんですよね。テイクダウンも全部ひっくるめた打撃をやらないといけないわけで、それだけやっていてもどうなのかなって。

モチベーションがあれば言葉の壁は越えられる



大山:石井くんは世間の声に負けずに自分を磨き続けている姿勢がすごいって思うし、格闘家としても人間としても進化している。海外での生活で、言葉や生活環境は大丈夫ですか?
石井:言葉はモチベーションがあれば喋れるようになります。勉強しましたよ。やっぱり、勉強しないと覚えない。語学って一番手っ取り早いスキルの身につけ方だと思うんですよね。何したらいいかわからないけど、自分のスキルをあげたいって思うなら、モチベーションさえあれば語学が一番手取り早いと思います。
大山:学生時代はそんなに勉強していなかったですよね…?(笑)
石井:していなかったです。大学で教えていることはほとんど必要ないことだと思うので。僕大学の時に栄養学のテストで、「一般人の栄養学をスポーツ学科の学生に教えたって当てはまらない。健康のためや人のためにやっているわけじゃないから」って、自分の栄養に関するアツい思いを書いて提出したら、後で先生に呼び出されました。
大山:石井くんらしいエピソードですね(笑)。今、言葉は問題なく過ごせているってことですね。
石井:一番は英語、次にクロアチア語、ロシア語も読み書きできますが発音が難しい。英語は普段の生活で支障がないですけど、クロアチア語は友達とかと話していると英語とクロアチア語のコンビネーションになる感じですね。やっぱり、話を聞いてくれる人がいると伸びるらしいです。クロアチアとかは公用語の他にいろいろな言語を話す人がいるから、クロアチア語以外も聞こうとしてくれるんですよね。
大山:そういった意味では、クロアチアにいる彼女の存在も大きいですよね。
石井:大きいです。あと、子供と話すのも勉強になるみたいですね。日本人でクロアチアの子供に柔道を教えていた人がいたんですけど、2年くらいでクロアチア語をベラベラに話していました。子供って簡単な言葉を使うし、ゆっくり話すし、エナジーがすごい。大人だったら単語とかがわからないと英語に逃げるけど、子供ってわかるまで諦めないですからね。
大山:石井くんは格闘技に対しても生き方に関しても真っ直ぐで純粋だし、すごくいろんなことを深く考えている。ただ、メディアに少し誤解されている印象があります…。
石井:それは違うんですよ。僕のことを編集せずに伝えてくれているメディアもあります。僕がなんか言ってもカットしたりして、向こうのイメージを植え付けようとしてくるところもありますけど。でも、それは向こうも仕事としてやっているからしょうがないですけど。
大山:石井くんはオリンピックで金メダルとって、鳴り物入りで格闘技のプロになったけど、なかなか結果が出ない時もあって大変だったと思います。期待値が高かったからこそ、世間の反発もあったりして。でも、ここにきてやってきたこと一つ一つが繋がってきて、いい風がすごく吹いているなって感じますね。
石井:人生いい時もあれば悪い時もある、その繰り返しですからね。目の前のことを一つ一つやるだけです。
大山:これからの夢は何ですか?UFCとかで戦う姿も見たいですね。
石井:行きたいですね。一番強くなりたいです。
大山:見たいですね、石井くんがUFCで戦う姿。今回はK-1という大舞台に立って、あれだけの打撃のスキルを見せていたというのはすごいことだし、あれで石井くんを見る目がガラッと変わってきたと思います。UFCに出て、今までの評判とか全部ひっくり返す姿を見せてほしいです。

「死ぬ覚悟があるなら試合に負けて死ね!」

大山:石井くんは国士舘大学時代、朝まで練習してしまうくらい練習をしていたっていう話は有名ですけど、そのパワーの源はどこから?
石井:怪我との戦いでしたよ。オーバーワークだったり、練習で無理に技かけたりとか。でも、オリンピックまでは頑張ろうかなって思っていました。
大山:オリンピックへの出場が危うくなって絶望して、気付いたらビルの屋上にいたって話を聞いたことがありますが…?
石井:怪我で選考が不利になったと思って。ちょうどその時先輩から「今何しているんだ?」って電話がかかってきて、それで「今、ビルの屋上にいます。死のうと思います」って話したんです。ずっとオリンピックを目標にしていたので、鬱になっていたんでしょうね。そしたら先輩から、「お前は侍だろう!試合で負けると言うことは死を意味するから、死ぬ覚悟があるなら試合に負けて死ね!」って言われて。なんかその言葉が刺さったんですよね。ちゃんと紙に書いて残していました。
大山:覚悟がすごいですよね。ずっとアクションを起こして扉を開いて未来を作ってきた男だから、石井くんのこれからが楽しみです。こういう生き方をしている男がいるということをもっと多くの人に知ってほしいし、石井くんの生き様を見て頑張ろうって思う人が増えてくれたら嬉しいです。
石井:コロナ禍で難しいことばかりですけど、待っているだけでは好転しないですから。行動を起こすとまた違うドアが開く。何かアクションを起こすとそれが思わぬ方向に繋がったりするので、自分ができることを行動に移してもらえればいいのかなと思いますね。
石井選手の次戦は、12月4日に地元・大阪で行われる「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」。193cmの長身ストライカーRUI選手と対戦する。8年ぶりの地元凱旋マッチ、酸いも甘いも知り尽くした男が、磨き続けてきた技術と生き様で大阪をアツくする。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

大山峻護(おおやま・しゅんご)

5歳で柔道を始め、全日本学生体重別選手権準優勝、世界学生選手権出場、全日本実業団個人選手権優勝という実績を持つ。2001年、プロの総合格闘家としてデビュー。同年、PRIDEに、2004年にはK-1・HERO‘Sにも参戦。2012年ロードFC初代ミドル級王座獲得。現在は、企業や学校を訪問し、トレーニング指導や講演活動を行なっている。著書に「科学的に証明された心が強くなる ストレッチ」(アスコム)。ビジネスマンのメンタルタフネスを高めていくための本「ビジネスエリートがやっているファイトネス~体と心を一気に整える方法~」(あさ出版)を出版。

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_ob1obua94y3s_オリックス 注目集める「あのオフ人事」とは ob1obua94y3s ob1obua94y3s オリックス 注目集める「あのオフ人事」とは oa-rp48911

オリックス 注目集める「あのオフ人事」とは

2021年12月3日 16:50 ココカラネクスト

 前年度最下位から下剋上を果たし、日本シリーズでもヤクルトと熱戦を繰り広げたオリックスのコーチ人事が注目を集めている。



 オリックスは今季まで日本ハムで投手コーチを務めた厚沢和幸氏(49)と、同じく今季まで日本ハムで打撃コーチを務めた高橋信二氏(43)を招へいすることを内定。
 厚沢氏は2003年に日本ハムで現役引退後、1、2軍の投手コーチなどを歴任。中嶋監督が日本ハムでプレーしているときの同僚でもあり、能見兼任投手コーチとともに、来季はブルペン部門を任される見込みとなっている。
 同じく高橋氏は現役時代、日本ハム、巨人を経て、12年にオリックスに加入。14年に現役引退後は16年から今季まで日本ハムでコーチを務め、オリックスには8年ぶりの復帰、二軍打撃コーチを務めるとみられている。
 一方で今回のコーチ人事には「そもそもチームの課題を補うという意味では少し合っていないのではないか」(球界関係者)と疑問視する声もある。どういうことか。

 ヤクルトと戦った日本シリーズでは、山本、宮城と2大看板の投手を擁しながら、投手力では劣ると見られたヤクルトに屈した。その勝敗の差を分けたとされるのが
 「オリックス打線がヤクルトの投手陣を攻略できなかった。要するに点を取れなかったことが響いた。若い野手が多いだけに仕方のない面もあるが、追い込まれてからのバッティング、狙い球以外の球を捉える技術など基本的なことができていなかったように見えた。中嶋監督も劣勢の中、必死に動かそうとしていたが、それだけの技術が選手たちにまだ備わっていなかった」(同)
 成長過程にあるチームの強化ポイントとして打線が目立っただけに、その部分を補足するコーチ人事が必要と見る向きだ。


 また今回の厚沢コーチの配置についてはこんな声もある。
 「宮城を始め、今季若手投手陣が伸びた理由として能見兼任コーチの存在が大きいといわれている。選手に近い立場として、『兄貴分』としての助言が生きたようだ。ソフトバンクでも多くの名投手を育て、名伯楽として知られる高山コーチとのバランスも良かった。コーチを増やすこともいいが、コーチが多いと、選手も誰のいうことを聞けばいいのか、迷う場合もあるのではないか」(同)とよくいう『船頭多くして―』と指示系統がバラバラになる状態を心配する声もある。
 今回のコーチ人事には日本ハム時代からつながりのあるコーチを獲ることで福良GMの意向も働いたと見られているが、果たして「最適アシスト」となるか。今季、野球ファンを沸かせたオリックス旋風の続きを見たいファンにとっても気になるオフの動きとなりそうだ。 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_itqeiar4zq2l_巨人坂本 主将8年目突入の「危険な賭け」とは itqeiar4zq2l itqeiar4zq2l 巨人坂本 主将8年目突入の「危険な賭け」とは oa-rp48911

巨人坂本 主将8年目突入の「危険な賭け」とは

2021年12月3日 12:18 ココカラネクスト

 巨人・坂本勇人内野手(32)が来季も主将を務めることが決定した。来季務めることになれば阿部に並ぶ球団最長タイとなる8年目に突入。シーズン終了後に原監督に意思確認をされ、自らで申し出たという。



 2日、ジャイアンツ球場で取材に応じた坂本は「今までは言葉で若い選手に伝えすぎないようにはしてましたけど、もっと伝えていってもいいのかなと思いました」と新たなリーダー像を模索するとした。これまでは若手に自主的に考えさせる方式を取っていたが、今後はより積極的に関わっていく姿勢を示した。
 リーグ3連覇を目指したチームは今季、終盤に10連敗、CSファイナルでもヤクルトに1勝もできずに終わるなど、歴史的な大失速となった。チームの中で課題が多く見つかったとあって、周囲にも相談した上で「続投」を選択したという。
 主将の重責とプレーの相関性について「プレーすることに関しては特に関係ないんじゃないですか」とプレーに影響することはないと語るも、責任感の強い坂本ゆえの「ウイークポイント」を心配する声もある。

 「元々持病の腰痛もあり、疲れがたまると不振が長引く傾向がある。コンディショニング維持のためにも今季のヤクルトのように定期的な休養をはさみつつ、使っていったほうがいいかもしれない」(球界関係者)。
 永遠の若手と思われた坂本も来季は33歳シーズンを迎える。年齢を重ね、本人も以前より体調維持に気を配っているというが、それでも負担軽減が欠かせないと見る。
 一方で主将を任せるとなると「やはりそう簡単に休ませられないムードが出てくる。特に坂本は攻守の要とあって、どう休養を取らせるかが、チームの勝敗に関わってくる」(同)
 象徴的だったのは9月に甲子園で行われた阪神戦だった。3連戦最終日の5日の試合、6―0と大量リードを奪ったチームは6回裏の守備から坂本をベンチに下げた。しかし代わってショートに就いた若林がサンズのゴロをファンブルするなど、この回一気に4点を失うと7回にもこの回からショートに入った廣岡が悪送球など守備の乱れもあり、結果として6―6の同点に終わった試合だ。


 「坂本不在がここまでチームの勝敗に影響を及ぼすのかと、まざまざと分かった試合となりました。裏を返せば、ポスト坂本が育っていないことも明らかになった」(同)
 結果としてこの3連戦を2敗1分けと1勝もできず、そこまで上昇気流に乗っていたチームが、その後の下降線をたどる分岐点になった試合ともいわれている。
 「本来ならば、坂本は東京五輪にも出場したことで原監督としても早めに休養を与えたい考えはあったのでしょうが、その後の戦いを考えると坂本を休ませるわけにもいかなくなった」(同)
 9月に入ってからは主力の丸、岡本の不振などもあり、より一層坂本にかかる負担も増していった。
 また今回続投の背景には「後継者不在」も影響しているという。坂本本人が「実際、『こいつやったら大丈夫かな』という選手もまだいないですし」と認めるように、阿部が坂本に主将を禅譲したときのように全幅の信頼を寄せる選手はチーム内にまだ見当たらない現実がある。本来ならば「ポスト坂本」は若き4番の岡本が最右翼となるが、4番の重責を考慮して、続投を決断した形だ。
 来季、もう1度頂点に立つために下した男気あふれる決断は吉と出るか、凶と出るか。キャプテン・坂本の存在がチームの浮沈に大きく関わってきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_6o4l16li2p7h_矢野阪神 早くも「失策」といわれる「あの助っ人」流出とは 6o4l16li2p7h 6o4l16li2p7h 矢野阪神 早くも「失策」といわれる「あの助っ人」流出とは oa-rp48911

矢野阪神 早くも「失策」といわれる「あの助っ人」流出とは

2021年12月2日 17:00 ココカラネクスト

 守護神スアレスの退団が明らかになるなど激動のオフとなっている矢野阪神で、ファン内でまたも「痛恨」とされる助っ人流出があった。



 阪神は11月30日、ジェリー・サンズ外野手(34)が今季限りで退団すると発表した。来日2年目の今季は120試合に出場し、打率248、20本塁打、65打点をマーク。前半戦はクリーンアップを務めるなど、ルーキーの佐藤輝明と共に快進撃の立役者になった。本塁打後にベンチ前で手をひらひらさせる「ハッピーハンズ」パフォーマンスも好評で温厚な人柄もあって、ファンの人気も高かった。
 サンズは前半戦は快調に飛ばしたものの、後半戦に入って失速。10月初旬に二軍に降格すると、優勝争いやCSにも出番なく終わっていた。昨年も後半戦に入って失速と、年間通しての安定したパフォーマンスが課題とされる中、再び後半に打撃不振に陥ったことが響いた。

 一方でこのサンズ解雇には球界内からも「コンスタントに20本打てる外国人はそういない。野球に真摯に取り組む姿勢もよく知られていた。外国人選手は結果を出すまでに一定の時間がかかるとあって、もう少し長い目で見ても良かったのではないか」(球界関係者)と見切りの早さを疑問視する声が上がった。昨年もシーズン半ばまで得点圏打率は1位を誇り、加入1年目は19本塁打をマーク、2季目の今季は20本塁打と上積みしていた。


 サンズのチーム内の「陰の功績」も評価されている。
 「今季もルーキーの佐藤や若手、新しく加入した外国人助っ人選手にはマメに声をかけていたようだ。気が付いた点を教えて『共に良くなろう』という姿勢だからチームの雰囲気も自然と良くなった」(同)と特に前半戦の快進撃には『兼任コーチ』としてのサンズの役割が大きかったという指摘もある。
 優良助っ人として愛されていたこともあり、サンズ退団の一報が流れるとネット上では「リリースはもったいない」「どこの球団でも活躍できる」「これからもサンズの活躍を祈る!」と阪神ファンから退団を惜しむ声であふれた。
 球団で「ハッピーハンズグッズ」が作られたときには「皆さんに知ってもらえる機会ができて嬉しい。すごく気に入っているよ!」とコメントを残していたサンズ。ファンに温かい思い出を残し、チームを去る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_94t0k4qpy54d_楽天オコエ 崖っぷち!再びの故障で「ロマン枠」も消滅か 94t0k4qpy54d 94t0k4qpy54d 楽天オコエ 崖っぷち!再びの故障で「ロマン枠」も消滅か oa-rp48911

楽天オコエ 崖っぷち!再びの故障で「ロマン枠」も消滅か

2021年12月2日 11:48 ココカラネクスト

 楽天は1日、オコエ瑠偉外野手(24)が11月30日に千葉県内の病院で左膝関節軟骨欠損症に対する自家軟骨移植を受けたことを発表した。全治は未定で、リハビリの状況を見ながら来季は復帰を目指すことになる。オコエは2月に左手首も手術しており、今度は左ひざと1年で2度の手術を受けることになった。大型野手として期待を集めてきたオコエもいよいよ崖っぷちに追い込まれている。



 プロ6年目のシーズンは42試合、打率・223、0本塁打6打点で終了。2月の左手首の手術からリハビリに努め、後半戦初戦から1軍に昇格するも、10月途中で降格となっていた。
 先に行われた契約更改では「だいたい1年半くらい野球を全くやっていなかったので、その中で少しでも1軍に出られて、多少なりとも試合に出られたところでは自分としてはほっとしています」と近年はケガが多かった中で、久々に一軍試合に出たシーズンを振り返ったばかりだった。来季に向けては打撃強化を誓うなど、やる気を高めていたが、再び襲った故障禍。周囲からは「さすがのオコエもまず気持ちが折れてしまわないか心配。一方でそろそろ結果を残さないと球団もシビアな目で見ざるをえない。そのあたりのバランスでしょうね」(球界関係者)。


 入団当初から大きな期待を集めてきたオコエも来季でプロ7年目を迎える。球界では高卒の選手は7年目までが1つの区切りともいわれており、この時点で結果を残せていないと「今後は厳しい」と見切りをつけられることが多くなってくる。昨オフにはプロ入り後、初めて一軍出場がなかったオコエに対し、石井監督は「まだ考えが甘い。がんばってほしいというよりそろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなる」とハッパをかけたこともあった。
 野球界では未完の大器として期待される、スケールの大きな選手に対して「ロマン枠」という言葉も使われるが、残念ながらこのままでいくと、ロマンのままで終わってしまう可能性も出てきた。入団当初はベンチの1番前に陣取り、監督や先輩の話に耳を傾け、貪欲に知識を得る姿勢も評価されていた。今1度、まっさらな気持ちで野球に取り組めるかも再起を図る上で大事なポイントとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_k1mjaifzh67v_「星野仙一記念館」が閉館・・・個人経営の記念館の運営継続が難しい理由とは k1mjaifzh67v k1mjaifzh67v 「星野仙一記念館」が閉館・・・個人経営の記念館の運営継続が難しい理由とは oa-rp48911

「星野仙一記念館」が閉館・・・個人経営の記念館の運営継続が難しい理由とは

2021年12月2日 11:00 ココカラネクスト

 中日、阪神、楽天の3球団で監督を務め、2018年に70歳で死去した星野仙一さんのゆかりの品を展示してきた岡山県倉敷市の「星野仙一記念館」が11月30日をもって閉館した。

星野仙一記念館の外観と、星野仙一さんの胸像



 生前の2008年3月にオープンしたが、初年度から携わってきた延原敏朗館長(80)が自身の体調や年齢を理由に運営を続けることが難しいと判断した。昨年、今年と新型コロナウイルス感染拡大で来場者が激減したことはあったものの、開館から13年8カ月で来場者はのべ50万人を記録。赤字を出すことなく、乗り切ることができた。
 倉敷市は星野さんの故郷で、1000点にも及ぶ収蔵品は全て倉敷市役所に寄贈されることが決まっており、その中には陳列用のショーケースや記念館前に建立された胸像なども含まれている。最終日に来館した伊東香織市長は「どのような形になるか検討中ですが、皆さんにご覧いただけるように考えていきたいと思います」と今後も市の施設などで展示の機会をつくる意向を示したが、具体的な構想については明言を避けた。
 館長を務めた延原さんは「星野さんはオープン当初には『ワシの応接間ができた』と喜ばれたが、亡くなる半年前くらいには閉館してくれとおっしゃられた。自分が亡くなった後には必ず記念館はつぶれるだろうという考え方だったと思う」と話した。

 実際に個人経営の記念館は運営を継続するのが難しい。代表的な施設として「松井秀喜ベースボールミュージアム」(石川県能美市)、「イチロー展示ルーム『I-fain』」(愛知県豊山町)、「野村克也ベースボールギャラリー」(京都府京丹後市)、「落合博満野球記念館」(和歌山県太地町)、「スペース11ダルビッシュミュージアム」(神戸市)、PayPayドームに併設された「王貞治ミュージアム」(福岡市)などがある。

11月30日に閉館した星野仙一記念館の展示コーナー



 その一方で星野仙一記念館とほぼ同時期にオープンした「松坂大輔スタジアム」(北海道稚内市)や「城島健司ベースボール記念館」(長崎県佐世保市)は既に閉館。福井市には長嶋茂雄さんの愛蔵品などを集めたスポーツミュージアムが存在したが、こちらもオープンからわずか6年弱で閉鎖してしまった。
 それでも大分県別府市が運営・管理する別府市民球場内には「稲尾和久記念館」が併設されるなど、公的に管理されている施設もある。星野仙一記念館の場合も地元の倉敷市に収蔵品の管理を任せ、何らかの公的展示施設を模索する選択肢がやはり賢明なのかもしれない。
 例えば、今後は博物館の仏像展のように、倉敷市が収蔵品を管理しながら星野さんにゆかりのある名古屋市や仙台市などに「出開帳」してみてはいかがだろう。収蔵品には貴重なものも多く、中日関係では、「夢」と直筆されたサインボールを抱える初期ドアラのぬいぐるみなどもある。関連する自治体や球団と連携すれば、特別企画展を開くこともできるのではないか。
[文/中日スポーツ・鶴田真也]

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_5lhym5l23vlq_ソフト・金メダリスト山田恵里の「心のマネジメント術」~みんなに助けられた金メダル~ 5lhym5l23vlq 5lhym5l23vlq ソフト・金メダリスト山田恵里の「心のマネジメント術」~みんなに助けられた金メダル~ oa-rp48911

ソフト・金メダリスト山田恵里の「心のマネジメント術」~みんなに助けられた金メダル~

2021年12月2日 11:00 ココカラネクスト

 「心理カウンセラー×アスリート」の対談により、日々の生活や仕事にも役立つ「心のマネジメント」をひもとく本連載。今夏の東京五輪で日本中をわかせた女子ソフトボールで2大会連続となるキャプテンを務め、見事金メダルに輝いた山田恵里選手と心理カウンセラー・塚越友子氏に引き続き、話を聞く。

勝って当たり前のプレッシャーと向き合う日々


塚越 東京五輪が大変辛かったお話ですが、具体的にはどのあたりでしょうか。
山田 まず、13年間空いてしまっていたので、その期間の色々な人の思いというのはありました。その13年間で、自分の置かれている立場も変わり、背負うものも、やたら増えまして・・・(笑)。『結果を出して当たり前』だったりとか、そういったこともありましたね。
塚越 確かに、我々も期待してました。アスリートとして実績のある選手だと、結果が出ないとブーイングが起きたりしますよね・・・。
山田 今回は自国開催ということもあって、より注目度も高かったですしね。あとは、自分が結果を出さなかったら、家族が攻撃されるんじゃないかとか、そういったことまで考えていましたね。
塚越 そこまで考えていたんですか・・・。
山田 私には甥っ子と姪っ子がいるんですが、自分が五輪でうまくいかなかったら、『なんかうまくいかなかったじゃん』みたいな感じでいじめられたらどうしようとか。なので、上手くやっていこうと捉えていたことも、なかなか上手にできなくなっていましたね。
塚越 確かに今の話だと、自分でコントロールできない方の「どうしよう」というお話ですからね。
山田 なんか本番になったら、楽しめると思っていたんですよね。ずっと楽しみたいと思っていたので、『楽しめるでしょ』と思っていたんですけど、本番になったら辛かったですね(笑)。
塚越 他の言葉に置き換えると本番の辛さとは?
山田 今まで、試合をしていて怖さを感じたことがなかったんですが、今大会はその恐怖心がすごかったですね。
塚越 過去のインタビューでは、『経験が邪魔する部分で怖さが出た』ということもお話されていましたね。
山田 過去の経験上、『こういう風にしたらこういう結果になる』、というのを分っていたので、例えば、集中しきれていないって自分でわかるじゃないですか。そうしたら結果は出ない。でも結果が出なかったらダメなので。それをいい方向に捉えようと思っていても、全然そっちの方向にいけなかったですね。別に、だれかに言われたとかではなく、勝手に自分で追い込んでいただけなんですけど。金メダル取れて本当に良かったです。

仲間に救われたワードとは

塚越 以前はなかなか人に相談できなかったところを今回は仲間と相談したこともあったとのこと。今回相談できたというのは、どんな心境の変化があったんでしょうか?
山田 一人でこのモヤモヤを抱えていたら絶対潰れるって思ったんですよね。今回合宿の時間が長くて、相談しやすい環境にあったというのもあったんですけど。それで、年上の上野さんだけではなく、年下の選手にも相談してましたね。
塚越 相談する中で、これがきっかけで楽になったという言葉はありましたか?
山田 こうやって(プレッシャーを)感じているのは自分だけじゃないんだって思えたことが、自分にとってすごくプラスだったなと思います。後輩の選手からも『わかります』とか『大丈夫ですよ』とか、何気ない一言かもしれないんですけど、そういったことだけですごく救われましたね。安心したワードを言われた、という感じですね。
塚越 またキャプテンとしてチームをひっぱっていく立場として何か意識していたことはどんなことでしょうか。
山田 結果を出しやすい雰囲気づくりは、結構意識していました。オリンピックでは、自分たちのプレーが出し切れれば絶対に勝てると思っていたので、その状況を作ることは常に考えていました。具体的には堅い雰囲気というよりは、柔らかい雰囲気を作るようにしていました。できていたかはわからないですけど(笑い)。

背負うものは自分が背負う


塚越 そんな中でオリンピックという舞台はなかなかいつもの力が出しきれない場所だ、というお話をされていた記事も見ました。特別五輪の舞台で工夫していたというのは、ご自身の中で何かありましたか?
山田 普段通りできれば大丈夫だと思っていました。ミーティングでいっていたのは『とにかく今までやってきた自分を褒めてあげてください。この場に立てているのはそれぞれの実力があってからこそ。あとは思い切ってプレーしましょう。背負うものは自分が背負うので楽しんでください』ということを伝えました。そしたら自分が潰れそうになったんですけどね・・・(苦笑)。
塚越 いろいろとキャプテンとして背負いすぎちゃったんですね。
山田 みんなに背負わせるのも嫌だったので。それほど苦しかったので、大会が終わったら、またソフトボールしたいと思うのかなって思ったんですよね。でも全然今もやれていますね。やれるじゃん!って思って。
塚越 でもその最中は、ここまで嫌いになったことのないソフトボールが嫌になるんじゃないかってくらいの重圧があったと。正直逃げたい、とかそういう気持ちはありました?
山田 思いました!五輪期間中ではないんですが、直前の7月の合宿の時に。『やめてやる!もう帰る!』って言って、みんなに『ダメですよ〜』っていさめられて。『そうだよね』みたいな(笑い)。
塚越 そのくらいチーム内で物が言いやすい、柔らかい雰囲気ができていたんですね。
山田 はい、本当に今回の五輪では皆さんに助けられました。
塚越 アスリートというとすごく強いというイメージがありますが、オリンピックで金メダルをとるような選手だって、心が壊れそうになる重圧をなんとかギリギリのところで戦っている、また回避のしかたなど今回とても勉強になりました。
山田 本当普通の人間です。私も対談を通じて、色々と勉強になりました、ありがとうございました!

[文/構成:ココカラネクスト編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

塚越友子(つかこし・ともこ)

過去に自身で仕事中にうつ病を発症した経緯から、働く人のカウンセリングに注目。2008年に東京中央カウンセリングを開業。社会学修士号(社会心理学)教育学修士号(臨床心理学)。公認心理師・臨床心理士・産業カウンセラー。

山田恵里(やまだ・えり)

幼少期から野球を始め、高校入学と同時にソフトボールに転向。
高校卒業後、日立製作所に入社。日本リーグで本塁打王、打点王、ベストナインを獲得。
8連続安打のリーグ記録など卓越したバッティング技術から「女イチロー」の異名を持つ。2004年のアテネ五輪から代表入り、08年の北京五輪、今夏の東京五輪では共にキャプテンを務め、2大会連続金メダルに大きく貢献した。デンソー所属。

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_ygrxpre47y68_「日本を愛し、日本に愛された名助っ人」鷹サファテが引退を決断した決め手とは ygrxpre47y68 ygrxpre47y68 「日本を愛し、日本に愛された名助っ人」鷹サファテが引退を決断した決め手とは oa-rp48911

「日本を愛し、日本に愛された名助っ人」鷹サファテが引退を決断した決め手とは

2021年12月1日 17:01 ココカラネクスト

 ソフトバンクが30日、デニス・サファテ投手の現役引退を発表した。2011年に広島に入団。西武、ソフトバンクと渡り歩いてきたが、故障で2018年を最後に3シーズン登板機会がなかった。数々の金字塔を打ち立てたクローザーが、静かにユニホームを脱いだ。



「この3年間はキャリアの中で最も厳しいシーズンでしたが、素晴らしいものにはいつか終わりが訪れます」
 球団を通じてメッセージを送ったサファテはそう切り出した。キャリアの中で最も輝きを放ったのは2014年から在籍したソフトバンク時代。移籍初年度から4年連続で60試合以上に登板し、その間セーブ数を37、41、43、そしてNPBのシーズン最多記録である54と積み重ねていった。
 来日1年目だった2011年に広島で35セーブを挙げており、両リーグで30セーブ以上を記録したのは初めて。中でもベストは2017年シーズンで、マーク・クルーン(巨人など)の通算177セーブを抜き、NPBの外国人投手の歴代最多記録を更新。日本シリーズ優勝に導き、シーズンと日本シリーズのダブルMVPを受賞。外国籍選手では初の正力松太郎賞に選出された。
 だが、そんな絶頂シーズンの翌年に悲劇が訪れる。2018年は開幕直後に股関節の張りを訴えて離脱。右股関節鏡視下関節唇修復術を受けた。この手術を境に、1軍マウンドに立つことはできなかった。この故障直前の3月27日、翌2019年シーズンから出来高を含めて3年総額20億円超とみられる大型契約を結んでいた。2018年シーズンを順当に終えていれば、2019年シーズンからは外国人枠を外れる見込みだった。そんな背景もあり、異例の大型契約締結となったのだが、その期間中は一度も1軍では投げられなかった。

 リハビリの過程で、今季も「段々と良くなる感じがあり、復帰を目指して頑張ろうと思っていた」という。ただ、そんな中で夫人の妊娠が判明。「これまでのように復帰に向けてチャレンジすれば彼女に負担がかかってしまいます」と引退決断の決め手を明かした。
 サファテのチャレンジの中で、一つ有力視されていたのが、通算250セーブで達する名球会入りだった。通算234セーブ。多くのファンや関係者が2018年中の到達を信じて疑わなかった。サファテ自信も名球会入りに意欲を示していた。


 同じく今季限りで現役引退したのが松坂大輔。松坂を中心に多くのスター選手が同学年に集まり、競い合い、松坂世代として広く知られた。そんな松坂世代なのだが、実は一人も名球会入りできていない。藤川球児、杉内俊哉、久保裕也、木佐貫洋、館山昌平、新垣渚、久保康友、永川勝浩、打者では村田修一、古木克明、東出輝裕ら才能あふれる逸材がそろったが、おしなべてあと一歩大台に手が届かなかった。残る現役選手はソフトバンク・和田毅ただ一人。国こそ違うが、実はサファテも松坂世代で、世代初の名球会入り選手誕生の期待もしぼんだ。
 「日本は第2の故郷です。これは永遠のお別れではなく、一時的なものです。また近いうちにお会いしましょう!」と再会を約束して結んだサファテ。最後の3シーズンは「給料泥棒」と批判されてもおかしくないものだが、それまでに残した功績の大きさから、多くのファンは別れを惜しんでいる。日本を愛し、日本に愛された名助っ人。第2の野球人生をどのように進むのかも注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

外部リンク

cat_oa-rp48911_issue_ab8c6e8e56e7 oa-rp48911_0_a9cwx8wocdwx_陽岱鋼 巨人5年15億の「収支決算」とは a9cwx8wocdwx a9cwx8wocdwx 陽岱鋼 巨人5年15億の「収支決算」とは oa-rp48911

陽岱鋼 巨人5年15億の「収支決算」とは

2021年12月1日 17:00 ココカラネクスト

 野球界はシーズンオフに入った。各球団、選手たちの契約更改交渉や移籍のニュースが飛び交う中、去就が注目されている選手もいる。今季で5年の長期契約を終え、巨人を自由契約となった陽岱鋼外野手(34)もその一人。「新しいステージで挑戦したい」と自身で申し出て巨人を退団。新たな移籍先を探しているとされるが、果たして陽の巨人時代の成績はどうだったのか。今1度、振り返ってみる。



 日本ハムに在籍していた2016年オフにFA宣言。俊足巧打の右の外野手をめぐってはオリックス、楽天が続々名乗りを上げる中、12月に入って最後に獲得表明をした巨人が5年15億円(金額は推定)と異例の大型契約でかっさらったことも話題を呼んだ。
 2016年シーズンの陽の成績は打率293、14本塁打、2年ぶり4度目のゴールデングラブ賞に輝くなど、まさに「旬」の選手だった。巨人としては固定できていなかったセンターライン、1、2番を担う存在として期待。入団会見に臨んだ陽は「打率にはこだわっている。3割バッターになりたい」と前向きに意欲を語っていた。
 しかし結果として、移籍後5シーズンでキャリアハイとなった19年シーズンに110試合に出場し、2割7分4厘、4本塁打、21打点の成績を残したが、出場100試合を超えたのはこの年だけ。翌2020年は38試合、最終年となった今季は7試合に出場し、打率143、0本塁打、0打点に終わっていた。

 自慢の「足」が生かせなかったことも響いた。盗塁王に輝いた日本ハム時代の2013年には「47」盗塁をマークしたが、巨人在籍5年間のトータル盗塁数はわずか「7」。日本ハム時代から度重なる故障に悩まされてきたが、巨人移籍後も下半身のコンディション不良に度々悩まされるなど本来の力をなかなか発揮できず、苦しんだ。


 一方で異例の大型契約を結んだことで周囲の目も厳しさを増した。昨シーズンは38試合に出場し、63打数15安打、打率238、1本塁打と低迷。契約更改後はネット上で「複数年契約だからって本塁打1本で現状維持って・・・」「安打15本で3億円なら1本換算で2000万円か」の声が飛び交うなど、風当たりはキツくなる一方だった。
 背景には「巨人のFA選手というのは大きく注目を集めるだけに、結果を残せないとより厳しい目で見られる傾向はある。移籍選手はその壁で誰もが苦しんできた」(球界関係者)と常勝軍団ゆえの難しさがあるという。
 一方、近年のFA戦士で数少ない成功例とされるのは今オフ、巨人の二軍打撃コーチに就任した小笠原道大氏(48)だ。日本ハムで日本一を成し遂げ、06年オフにFAで巨人に移籍した同氏は翌07年から4年連続で打率3割、30本超えをマーク。「オガラミ」など、同じく移籍してきたアレックス・ラミレスらと共に勝負強い打撃でチームを牽引し続けた。
 入団当時は4年15億円超の大型契約も注目を集めたが、結果としてチームは07年から3年連続でレギュラーシーズン1位、09年には日本一に輝くなど「優勝請負人」としての功績をしっかり果たしたことで、今だにジャイアンツファンの間でガッツの活躍は語り草ともなっている。
 「ガッツ超えはさすがに難しいとしても、求められて入団した選手としては陽の成績はあまりに寂しい。本人もこのままでは終われないとの気持ちも強いのでしょうが、新天地でしっかり頑張ってほしいですね」(同)
 悩んだ5年間を糧に新しいステージへ羽ばたけるのか。今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

外部リンク