cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_c873dd7ec688_【動画追加】「宮迫博之」がフラダンスイベントに登場 本人が語った現在の心境 c873dd7ec688

【動画追加】「宮迫博之」がフラダンスイベントに登場 本人が語った現在の心境

2019年8月4日 16:35 デイリー新潮

『FRIDAY』報道に端を発する「闇営業」問題は、8月を迎えても収束の兆しは見えず。吉本興業の“分裂”までもが囁かれる今、事態を招いた張本人は、何を思うのか。8月4日、吉本を契約解除された宮迫博之(49)の姿は神奈川県・茅ヶ崎にあった。

 ***

 宮迫、田村亮(47)を除いた11人の“謹慎芸人”たちが、繁華街の空き缶拾いに従事したのは先月末のこと。田村も、老人介護の勉強を始めたと、『女性自身』が伝えている。

 それぞれが贖罪の日々を過ごすなか、宮迫は茅ヶ崎に現れた。この日「茅ヶ崎市民文化会館」で行われた「Hawai'i 湘南フラフェスティバル」で、振り込め詐欺防止を促す啓発チラシを配るためだ。

「え、あれ宮迫さんじゃない?」

「写真撮ってもらおう」

 来場者はすぐに宮迫に気付き、こんな声があちこちから上がる。記念撮影にも気さくに応じ、かけられる温かい言葉に感極まったのか、宮迫は少し目を潤ませているようにも見えた。

 来場者の波が途切れたのを見計らい、宮迫を直撃すると―――

「ごめんなさい、(来場者に)迷惑がかかるので」

 場所を移し、改めて話を聞くと、こう語りはじめた。

「このイベントのお話は、友人が探してきてくれました。茅ヶ崎は振り込め詐欺の被害者の方が多いそうで、このイベントも、以前から啓発活動に取り組んできたそうです。そういう場所に、少しでも顔が知られている僕が出れば、お役に立てるのではと思って、出させてもらいました……」

 このほか、“明石家興業”入りが囁かれる自身の今後、そして相方・蛍原徹への思いについても語った。8月7日発売の週刊新潮で、詳しく報じる。


週刊新潮WEB取材班

2019年8月4日 掲載

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cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_29b729d86c3d_ホリプロ二大「あざとい」枠女優 深キョンにお株を奪われ気味の石原さとみの生存戦略 29b729d86c3d

ホリプロ二大「あざとい」枠女優 深キョンにお株を奪われ気味の石原さとみの生存戦略

2019年8月4日 11:01 デイリー新潮

 石原さとみはいつまでイイ女枠を続けるのか。昨年の「高嶺の花」での高飛車で才能あふれる美人華道家役から引き続き、今クールの「Heaven?~ご苦楽レストラン~」でも変わり者で強引な美人オーナーを演じている。いっときやたらと篠原涼子が、なぜかイイ女系キャリアウーマン役ばかりやっていた時代を思い出す。

 石原が主演していた「リッチマン、プアウーマン」あたりはまだ、要領が悪いけど笑顔の可愛い頑張り屋、というステレオタイプの少女漫画的ヒロインがハマり役だったと感じる。そして彼女の名を一躍有名にした「失恋ショコラティエ」のサエコ役のあざとさと可愛さといったらなかった。10代の頃は太い眉毛とぶあつい唇で、野暮ったい印象さえあった彼女が、あれよあれよと垢抜けた小悪魔へ。むしろぶあつい唇を色っぽいチャームポイントに変えてきたのには驚いたものだ。なりたい顔の常連に選ばれ、憧れの女性芸能人としての地位を確実に築いていたのに、なんとなくここ最近は他の女優に押され気味のように感じる。

 その理由のひとつが、最近の石原の役選びではないか。ここ2~3年はキャリアに生きる気の強い女性ばかりを演じている。「シン・ゴジラ」のカヨコ役や、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の河野悦子役、「アンナチュラル」の三澄ミコト役。そして「高嶺の花」の月島もも役に、今クールの黒須仮名子役である。

 河野悦子役や三澄ミコト役ではそこまで感じなかったが、カヨコやもも、仮名子役を見るたび、何となくすわりの悪さを感じてしまう。それは早口で、自信過剰で、自分勝手な女を演じる石原が、役を二重に演じているように見えるからである。役そのものへの違和感というより、「色々世間が言ってるのは知ってるけど、それでも高飛車な役を割り切って演じている私、どうよ?」という勝ち気さを強く感じるのは私だけだろうか。役よりもその奥にある自意識が前面に出てくる女優、という印象なのである。

「シン・ゴジラ」でのカヨコ役の時、巻き舌英語でしゃべっていた時から、そういう役を演じる陶酔感みたいなものは漏れ出ていた。サエコ役に限らず、可愛さや女性性を出す役が多かっただけに、新境地という意気込みもあったのかもしれない。しかし高飛車イイ女役が続いている最近、投げやりさと紙一重のふてぶてしささえ出てきてしまっていないだろうか。

 石原さとみ、どこへ行く。なぜ彼女は、当たり役とも思えない高飛車イイ女系へのシフトをしているのだろう。そこで気づいたのは、石原の当たり役だった「ぶりっこあざとい枠」を、同じ事務所の深田恭子がここ5~6年、手放さないからではないか、ということである。

深キョンと石原が見せる「白いあざとさ」と「黒いあざとさ」

 同じく今クール放映中の「ルパンの娘」では、石原から「ぶりっこあざとい」枠を奪った深キョンが大暴れである。ふだんはおっとりはんなりな図書館司書、でもひとたびLの一族として仮面とボディスーツを身に着ければ、軽やかな身のこなしでドスの効いたタンカを決める女盗賊へ。コスプレ色モノ主演女優としても定期的に活躍してきた、深キョンの本領発揮である。

 深キョンは前々クールの「初めて恋をした日に読む話」で、モテまくるアラサー塾講師を演じていた。ただただ可愛く、困り顔と一生懸命さをふりまき周囲の男を虜にするという夢物語に、ここまでハマるアラフォー女優はいただろうか。でもこの役、石原さとみが演じたとしてもそれなりにハマったのではないか、とも思うのである。

 深キョンのぶりっこあざとさには、作為を感じない。ただ本当に可愛くて、本当にドジっ子で、だからついつい男を惹きつけちゃうのでは、と思わせるチカラがある。その計算の無さや自然さによって彼女は支持されているし、夢物語とわかっていてもドラマにハマる人が多いのだろう。以前、坂上忍と番組に出ていたときに、「誰からも好かれたいと思っちゃう」と語っていた深キョン。そういう無意識の媚びが、演技にも反映されているのかもしれない。あざとい表情やしぐさも「白い」イメージである。

 一方の石原がサエコ役で見せてきたようなぶりっこあざとさは、深キョンと対照的な「黒い」あざとさではないか。実に練りこまれて見えるのだ。本人の気の強さが生む、笑顔や仕草の可愛ささえ計算しつくした演技へのこだわりが、ストレートに伝わってくる。

 どちらが女優として上かというのはナンセンスだ。2人とも視線を釘づけにする強さを持っている。そしてあくまでも画面上の印象で比べているにすぎず、本人の性格が役と全く同じだとも思わない。白いあざとさを振りまく深キョンの良さもあるが、黒いあざとさをしっかり出せる石原さとみも立派である。計算高さを惜しみなく披露する、黒あざとい役の石原さとみをもう一度見せてほしいものだ。

 同じ事務所に深キョンがいたばかりに、力量が違う形で際立つ役ばかりに行かされている気がする石原さとみ。少し不憫に感じる。そう考えると今の石原が見せている、「私、わかってますよ」感は、世間というより事務所に対してなのかもしれない。ジャニーズや吉本が大激震の昨今、わたしは石原の去就にも少しドキドキしている。

(冨士海ネコ)

2019年8月4日 掲載

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cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_7c72ebc31234_広島カープ・緒方監督の鉄拳制裁をデーブ大久保、野村克也らはどう見るか? 7c72ebc31234

広島カープ・緒方監督の鉄拳制裁をデーブ大久保、野村克也らはどう見るか?

2019年8月4日 11:00 デイリー新潮

 広島カープに降ってわいた暴力騒動。野間峻祥の怠惰走塁を叱責する過程で、緒方孝市監督(50)の“掌底連打”が炸裂したとされる。この件を先達や批評家はどう見るか。

 ***

 監督としてカープを史上初のリーグVと日本一に導いた古葉竹識氏は、

「今回の暴力についてはちょろっと噂では聞きましたよ。昔は僕も試合中、少しは選手に手を出すことがありましたが、試合後は厳しく言うことはなかった。今、カープはチケットがなかなか取れないほどファンから愛されています。試合後に監督が選手に暴力を振るったと聞いたら、ファンはどう思うでしょうか」

 当時を知る記者がベンチ裏での“横顔”に触れて、

「確かに古葉さんは『試合中』に相当厳しかった。選手がちょっとしたミスをしても、ベンチ裏の通路の方に連れて行って、“殴る蹴る”を喰らわせていたようです。達川光男とか高橋慶彦がよくターゲットになり、山本浩二はそれほどではなかったようですが」

 西武の2軍打撃コーチ時代の10年、菊池雄星に暴力を振るったとして解雇されたデーブ大久保こと大久保博元氏は、もちろん反対派。

「僕が若い頃には『ブチ魔』と呼ばれるコーチがいた。ボールを両手に持ってそれで何発も殴られるから、顔面中にボールの縫い目状のアザができる。自分も雄星にしてしまったことは反省しています。ケガをしている、入団間もない選手としては相応しくない態度を取ったので平手で頭をパチンとやったのですが、やはり暴力は絶対にいけません」

「話せばわかるじゃん」

 次に、生まれ故郷が広島でカープのコーチを務めた経験もある広岡達朗氏は、

「俺は一回も選手を殴ったことはありません。ちゃんと言えば、分かってもらえるものなんです」

 と言うものの、暴力“一部容認派”だ。

「ヤクルト監督時代、若松(勉)が“足が悪くて”と言い訳して練習に遅れてきたり、移動のバスで缶ビールを飲んでたりしたことがありました。俺は、“お前、ウチにいなくていいよ”とだけ言ったんです。そうしたらすぐに態度を改めた」

 言葉の暴力と言えなくもないが、それはともかく、

「今の監督は勉強が足りないですよね。俺はオフの日も合気道や居合、様々な『道』の長のところに話を聞きに行ったりし、それで威厳を保つことができた。更に、選手を指導するのはまずコーチであって、コーチが正しいプレーを教えていなかったのなら、監督はコーチをぶん殴るべきだった。言っても分からんくらい余程のことがあったら、手を出すのは仕方ない。上手くなってもらいたいと思っているわけですから」

 ジャーナリストの徳岡孝夫氏は暴力“全面肯定派”。

「一生懸命走らないかん時にそうしないで、どうやったら相手に勝てるのか。怠慢走塁は野球の精神を冒涜している。南海ホークスの野村監督に聞いてみろって。“怠慢走塁で殴るのは当たり前だ”って言うだろう」

“南海の野村監督”こと、野村克也氏に尋ねると、

「昔の野球の監督って軍隊経験者が多かったから、軍隊式の指導で選手をよく殴っていたよな。ワシら、鶴岡(一人・元南海監督)によく殴られたよ。でも俺はそういうのが大嫌いだった。暴力はいけないよ。野蛮だから。プロ野球だよ。話せばわかるじゃん」

 これを徳岡氏に振ると、

「まあ今はそう言うのかもな……。ただ、私の考え方は単純明快。監督はボヤボヤしている奴をぶん殴るために雇われているんです」

親子そのもの

 脚本家の橋田壽賀子さんは女学校時代を振り返って、

「兵隊さんを励ます『慰問文』が宿題に出て、それを親に書いてもらったのがバレたことがありました。その時に“ちゃんと書いてこい”とキツく叱られたことで、国語が好きになったんです。人の心を打つような文章を書こうと思うようになり、女子大の国文科、早稲田の国文科を経て、今は文章を扱う仕事をしています。厳しく叱ってくれるというのは有難いもの。きちんと理由があれば、時に手が出てしまうのも仕方がないのではないでしょうか」

 とし、暴力が押しなべてダメになった理由について、

「事なかれ主義のせいだと思います。どこまでが暴力でどこからが愛のムチかの判断が難しく、判断する責任を放棄しているのではないかと感じてしまいます」

 確かに組織を率いる者には、信賞必罰の指導が求められるべきではあるまいか。

 元カープコーチでOB会長を務める安仁屋宗八氏は全面的に緒方監督を擁護し、

「自分が2軍監督をしていた時、期待する選手には手も足も出しましたよ。それで1軍に上がっていった選手が何人もいます。でも、来年クビになるような選手には手を出さなかった。期待していないわけですから。(球団が下した)厳重注意は要らないですよ。監督は当たり前のことをしただけですから。チームは家族。監督と選手は親子そのもの。家族内の細かなことを外に晒す必要がありますか?」

 大手芸能事務所の件でも耳にした喩え話である。

 11連敗は達川政権時の99年以来で、その年の成績は5位。一方、月間20勝したチームはみな2位以上の結果に。愛のムチは生きるか――。

「週刊新潮」2019年8月1日号 掲載

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cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_bb1f6ac73d31_「立花」N国党代表を喜んで取り上げる民放テレビマンの本音、一方NHKは黙殺で対抗 bb1f6ac73d31

「立花」N国党代表を喜んで取り上げる民放テレビマンの本音、一方NHKは黙殺で対抗

2019年8月4日 10:00 デイリー新潮

 参議院選挙で1議席を獲得した「NHKから国民を守る党(N国)」への注目度が日ごとに増している。7月29日には、“戦争発言”で日本維新の会を除名された丸山穂高・衆議院議員(35)を迎え入れ、30日には、元みんなの党代表の渡辺喜美・参議院議員(67)と新会派を結成……大胆不敵な動きに、新聞やテレビも一斉に取り上げた。特に民放にとっては、視聴率もアップする、おいしいネタらしい。

 その一方、NHKはどう報じたかといえば……。

 ***

 右の拳を突き上げて、朗らかに「NHKをぶっ壊す!」……これだけで、得票率1・92%となる98万票を獲得したN国の立花孝志代表(51)。また、全国を通じた選挙区での得票率は3・02%と、政党要件を満たす得票率をクリアしたものの、いかんせん、当選者は立花代表たった1議席とあって、当初はマスコミの扱いも小さかった。

 だが、かの丸山議員を迎え入れるという奇策が発表されるや、状況は一変。7月29日、最初に飛びついたのは「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ)だった。スタジオに立花議員を呼び、話題となった政見放送を放送しつつ、N国とはどのような政党なのか、今後の戦略、目標などを番組冒頭から1時間近く放送したのだ。

 ちなみにこの日のラテ欄で、N国を表記したのは、「とくダネ!」と「Nスタ」の2番組のみだった。

●「とくダネ!」(フジテレビ系:8時〜)

生出演/N国・立花代表VS小倉/徹底討論!国政狙いは

●「Nスタ」(TBS系:15時49〜)

“N国”の仰天戦略/あのお騒がせ議員と?

 翌30日の新聞も変わった。朝日、読売、毎日、日経がベタ記事扱いながらも取り上げ、産経は3段見出しで大きく報じた。

 さらにテレビはといえば、各局のワイドショー、ニュース番組が揃って報じた。ラテ欄は以下の通りだ。

●「グッド!モーニング」(テレ朝系:4時55分~)

N国党拡大どこまで

●「あさチャン!」(TBS系:5時25分~)

新政党の動き活発化/丸山議員がN国に入党

●「めざましテレビ」(フジ系:5時25分~)

なぜ…丸山氏N国へ

●「スッキリ」(日テレ系:8時~)

“戦争”発言の丸山議員「N国」入党なぜ

●「とくダネ!」(フジ系:8時~)

劇薬?/丸山議員「N国党」へ/次は元閣僚が合流か…

●「大下容子ワイド!スクランブル」(テレ朝系:10時25分~)

新勢力N国代表を独自直撃!!/ワケあり議員勧誘なぜ

●「ひるおび!」(TBS系:10時25分~)

戦争発言の丸山氏入党/閣僚経験者も合流か…/勢力拡大目指すN国党/立花代表に真意直撃

●「情報ライブ ミヤネ屋 」(読売テレビ・日テレ系:13時55分~)

丸山議員N国入党へ代表を直撃/“ワンイシュー旋風”/資金&支持者たちは

●「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBCテレビ・TBS系:13時55分~)

N国・立花代表会見

●「Live News it!」(フジ系:16時50分~)

N国が新タッグ発表

●「news23」(TBS系:23時~)

N国拡大あの議員は?

 といった具合で、各社が一斉にN国を取り上げたのである。

民放もNHKをぶっ壊す?

 民放プロデューサーが言う。

「これらの番組に中で特筆すべきなのは、『ワイドスクランブル』が視聴率5・8%で、珍しく同時間帯で1位になったこと。そして低迷する『news 23』も5・3%も取ったこと。これは明らかにラテ欄効果だと思いますよ。『ワイドスクランブル』は“直撃!!”と打っていますし、『news 23』の場合は、夜のNEWS番組で“N国”と表記した唯一の番組でしたからね」

 なぜ、一斉に取り上げたのだろうか。

「それはもちろん、N国が国会で無視できない存在になりつつあるからです。それに立花さんのキャラクターも面白いですからね。それと、一般視聴者のNHK受信料に対する不満はいまも燻っていますから、どの局も“数字が取れる”と思ったのではないでしょうか。さらに、正直言って、民放のテレビマンの中にもNHK嫌いが多いことも少なからず関係あると思います」(同)

 民放が抱く“嫌N”の感情は、近年ますます高まっているという。

「やはり、5月末に放送法改正が成立し、NHKが今年度中にも始めようとしている、ネットによる常時同時配信に対しては異論が多いですね。これまでも、スポーツ中継や自然災害のニュースなど一部の番組については、ネット経由でリアルタイムに配信してきましたが、それが24時間できるようになったわけです。民放にはそこまでかけるお金がありませんが、NHKには年間7000億円を超える潤沢な受信料があるからできること。NHKの肥大化に繋がると言わざるを得ません」(同)

 ちなみに、民放連会長の大久保好男・日テレ社長(69)は、「補完業務である配信業務の事業費が無制限に拡大すれば、民放事業者から見て、NHKの肥大化につながる」と発言し、TBSの佐々木卓社長(60)は、「僕ら民放はとても(常時同時配信は)ビジネスにならないが、民業圧迫をしないでほしい。今後のNHKの進め方を注視したい」と警戒している。

 民放のNHKへの不満はこれにとどまらない。民放プロデューサーが続ける。

「『チコちゃんに叱られる!』や『あさイチ』のような民放的な手法で視聴率を狙うのは、我々にとっては迷惑でしかありません。特に『チコちゃん』などは民間の制作会社に丸投げしているわけですからね、いまや民放と何が違うのかもわかりません。NHKは受信料という安定した収入があるから高視聴率など狙わなくてもいいはずなのですが……」

 おまけに、その受信料の使いっぷりも酷いというのだ。

「その昔、NHKは出演者のギャラが安いと言われていました。それでも全国津々浦々にまで電波が届くために、歌手や俳優も出演したので。たとえば、北島三郎さん(82)でもわずか15万円、『ガッテン!』の立川志の輔師匠(65)でも8000円と聞いたことがあります。安いギャラでも大河や紅白に出演すれば、箔がついて民放でギャラが跳ね上がりましたから、民放との棲み分けができていたのです。しかし、今は民放以上のギャラをもらう人が出てきているそうですよ。特にお笑い芸人のギャラがいいようで、NHKを優先する芸人もいるそうです。また、大河『いだてん』がいい例ですが、潤沢な広告費をばらまいて、テレビ雑誌を中心になりふり構わず記事を取りにいくから、民放番組のスペースが追いやられてしまうということも起きています」

 だから、各局とも熱心に“NHKをぶっ壊せ!”を報じているようなのだ。本音を言えば、この期に乗じて、NHKをいじめてやれ、ということらしい。ちなみに7月31日は、「ワイドスクランブル」に気をよくしたのか、テレ朝は「グッド!モーニング」、「羽鳥慎一モーニングショー」、そして「ワイドスクランブル」へと情報番組3連チャンで“N国”をラテ欄に掲載した。

 さて、一方、ぶっ壊される立場となった“みなさまのNHK”が、N国をどう報じたかといえば……。NHKのサイトでは、文字で立花代表の初登院については軽く触れている。しかし、テレビとなると、ラテ欄にひと言もなければ、ニュース番組でも一切無視。かえって、意識し過ぎではないかと思うほど、ひとっ言も触れていないのである。

 まあ、「次のニュースです。NHKから国民を守る党の立花代表は……」なんて原稿は、NHKのアナウンサーも読みたくはないだろう。しかし、公共放送としては、国会議員2名を擁する政党「NHKから国民を守る党」の活動は報じてもらわなければならない。

 N国はくじ引きにより、参院予算委員会の1枠も獲得するという運の良さを持っている。NHKとしてはますます無視できない存在に。8月1日には初登院も済ませた立花代表、議員としてNHK初出演はいつになるだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2019年8月4日 掲載

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cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_ee1122ef0279_JOC山下泰裕新会長、メディア相手の「寝業」に苦戦中 ee1122ef0279

JOC山下泰裕新会長、メディア相手の「寝業」に苦戦中

2019年8月4日 08:01 デイリー新潮

〈山下やった! 怪我をおしての金メダルです!〉あのロス五輪柔道決勝戦の歓喜から早や35年。かつて寝技で金メダルを獲った山下泰裕JOC新会長(62)だが、メディア相手には“寝業”が上手くかからず、日々、息をのむ接戦が繰り広げられているという。

 山下氏がJOC(日本オリンピック委員会)会長に就いたのは、6月末のこと。東京五輪招致に絡む買収疑惑で捜査対象になった竹田恒和前会長が退任し、満を持しての登場だったはずが、

「新会長の手法に憤りの声が上がっているんです」

 と、囁くのはさるスポーツ紙記者だ。

「今までJOCでは、常務理事会は非公開、理事会は人事案件以外は公開が原則でした。なのに山下会長は、就任早々“理事会も非公開にしたい”と言い出した。捜査対象である竹田さんの後任として、第一に透明性が求められていたのに、これでは逆行しているのではないか、というわけです」

 その経緯を別の運動部記者が振り返る。

「7月4日、記者会の幹事社である毎日の記者が、“一方的に決めないで欲しい”と会長に伝え、後日JOC側と記者会側で意見交換をすることになっていました。10日の理事会後の記者レクでも、福井烈専務理事が“まだ決定ではない”と説明していた。だから記者会は、話し合いの余地があると思っていました」

 ところが、2日後、JOC側の対応は頑なになった。

「12日に再度、山下会長と記者会側が面会すると、“理事会として結論が出ている”と言われ、決定事項だと告げられたのです。竹田さんの不祥事があったので、組織のガバナンスを強めていきたいという思いがあるのかもしれませんが、我々は反対です」(同)

 JOC関係者が、こう解説する。

「山下さんは会長就任当日の理事会から、非公開化を提案していました。実現するには記者会の了承が不可欠で、彼らの反対で断念した過去もあります。この日は、理事たちの了承も得られ、“記者会側と調整させて頂きます”と会長が言っていたので、同意を得てくれるものと思っていました」

 同意するどころか、激しい組み手を取り合っているかの如く、記者会は徹底抗戦の構えを見せているのだ。

「抗議文を出す」

 先の運動部記者曰く、

「山下会長に対して、“話し合うということだったのに、一方的に決めるとはどういうことだ”“福井専務理事の説明は虚偽じゃないか”と記者会側は抵抗しました。臨時総会を開き抗議文を出すことも検討しています」

 根回しという“寝業”がかけられず、さぞや落胆しているのではと、ご本人の自宅を訪ねれば、

「一切そういう対応はしていません」

 そう口を閉ざすので、元JOC職員でスポーツコンサルタントの春日良一氏に山下会長の胸の内を推し測ってもらった。

「山下さんは、忌憚なく意見交換が出来るようにするために、理事会非公開化を進めたのでしょう。公開では、事務方の作成した答弁を読み上げる国会のように、形式的な議論しかできない場合があります。彼にとっては、非公開化もJOC改革の一環なのです。山下さんは、森喜朗東京五輪組織委会長と同様に、プーチン大統領をはじめ、国内外の要人に人脈があり、森会長にも意見できると言われている、スポーツ界にとって貴重な存在です」

 記者会との関係悪化の原因については、

「組織に記者対応に精通した人材がおらず、山下さんにこの件でアドバイスをするブレーンもいなかったのでしょうね。それで、余計事態がこじれてしまった」

 森会長に物申せるだけの力があったとしても、苦労するのが組織運営ということなのだろう。

 いくら“世界のヤマシタ”といえども、一本とれる答えは見いだせず……。「正解のヤマシタ」とはいかなかったようだ。

「週刊新潮」2019年8月1日号 掲載

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cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_a3c918c7f8f3_京セラの「自然に優しい」太陽光発電がイワナ・ヤマメを全滅させた! a3c918c7f8f3

京セラの「自然に優しい」太陽光発電がイワナ・ヤマメを全滅させた!

2019年8月4日 08:00 デイリー新潮

 自然に優しいエネルギーの決定版のように語られる太陽光発電だが、京セラによる発電所の設置工事現場では、聞こえるのは悲鳴ばかり。引き起こされていたのは「自然に優しい」が聞いて呆れる環境破壊だった。

 茨城県の水戸や日立よりもさらに北の山中を訪れると、山林が禿げたように切り開かれ、下から眺めると、遠目に太陽光パネルがうっすらと見えた。

 今なお工事中の、この国木原太陽光発電所について、ネットなどには、「日本の未来に貢献」といった文言が躍るが、現場の下方を流れる十王川の川底には、異常なほど土砂が溜っているのが、素人目にも確認できる。その上流の黒田川に至っては、堆積した砂が水面の上にまで顔を覗かせる。

「未来に貢献」するどころか「未来」を「破壊」しているようにも見えるが、地権者の一人は未来に期待していたと、こう語る。

「この地域は過疎化していて、産業を興すことは難しい。でも、太陽光発電を始めれば、荒廃した山を宝の山に変えられます。県や市は動いてくれないので業者を探しましたが、土地を売りたくないので、賃貸で発電事業を進めてくれる業者を選びました」

 結果、元請け業者は京セラの子会社、京セラコミュニケーションシステムに決まった。ところが、

「工事が始まると土砂が流れ出た。雨が降るたびに粘土質の黄色い土砂が流れ出し、工事が始まってから時間が経過しても、全然改善されないのです」

 地元の関係者に、もう少し詳しく語ってもらおう。

「十王川では毎年4~6月にヤマメやイワナを放流して釣り客を誘致し、住人は日釣り券の売り上げを生活の足しにしてきました。漁協もあって組合員が200人くらいいます。ところが昨年は、放流した稚魚が全滅。粘土質の土砂が混ざった濁流が流れ込み、土砂がエラに詰まって窒息死してしまったのです。魚を狙う野鳥も現れなくなりました」

 このためやむなく、

「漁協主催の釣り大会も昨年は中止に。昨秋、京セラ側から漁協に補償として120万円支払われましたが、土砂の状況は一向に改善されない。でも、今年は京セラ側は、漁協の要求に梨のつぶてだとか。今春の漁協の総会では、組合を今年度一杯で解散するという話になったようです。水田にも土砂が流れ込んでいます」

土も固めないまま

 どうしてこうなるのか。工事関係者に尋ねると、

「京セラの子会社の下に下請けがいますが、県も“京セラの看板があるなら大丈夫でしょう”と、安心して許可を出した。工事は2017年末ごろ始まりましたが、手順が滅茶苦茶でした。木を伐採すると土地の保水能力が落ちます。だから木を伐る前か、遅くとも並行して、水を溜める調整池を設ける必要があるのに、それを作らなかったのです」

 別の工事業者に話を引き継いでもらう。

「県の指針で、雨を集める調整池の設置が定められているのに、当初それをまったく作らず、県に言われてようやく作った。ところが、その後も調整池に水が溜ると、ポンプを入れて濾過もせず強制排水していた。調整池の役割をまったく果たしていません」

 それにしても杜撰だが、なにゆえそうなるか。

「掘り起こした土は軟らかく、そのままでは降雨や少しの揺れで崩れます。そのため“転圧”といい、土に荷重をかけて固める必要があるのですが、それがなされていなかった。だから、調整池がすぐに土砂で埋まってしまい、そのたびに土砂を川に流していた。技術者のレベルも低すぎます」

 自然に酷な発電所。京セラコミュニケーションシステムの広報宣伝部は、

「川に土砂が流れ、調整池からも土砂を含んだ水が流れ、県から指導を受けたのは事実ですが、改善は進んでいます。補償金もお支払いし、川に溜った土砂については、協議することで合意しています」

 と答えた。しかし、これが例外ならまだしも、

「太陽光発電は、福島の原発事故以降、急速に進んだため、規制がないに等しい。自治体ごとに指針を設けるなどしているものの、業者は高い利益率を追い求めて工事費用を安く済まそうとするため、このケースのように平気で破られてしまう。その結果、全国で同様の被害が出ています」(さる科学ジャーナリスト)

 再生可能エネルギーの普及を謳う前に、その安全性を点検すべきではないのか。

「週刊新潮」2019年8月1日号 掲載

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cat_oa-rp35774_issue_c873dd7ec688 oa-rp35774_0_6ff9c1883faa_酒井法子「中国での活動に嫌気」 タニマチ社長に漏らしたマンモスかなピー本音 6ff9c1883faa

酒井法子「中国での活動に嫌気」 タニマチ社長に漏らしたマンモスかなピー本音

2019年8月4日 06:00 デイリー新潮

 十年一昔とはならない事情に苛まれている。あの薬物事件から10年が経った酒井法子(48)は、中国でのフィーバーとは裏腹に日本での苦境が続く。その状況で彼女が新たなタニマチ社長に漏らしていたのは、マンモスかなピー本音だったそうで……。

 1990年代から進出していた中国語圏で、彼女の人気は相変わらずである。昨年、香港で開かれたコンサートは3日でチケットが完売し、さらに今年も、と中国事情に詳しいライターの西谷格氏が言う。

「現地メディアでは彼女のことを“女神”と呼称していて、7月13日には、再び香港の九龍湾国際展貿センターで音楽イベントが開かれたと報じています。肩を露出した黄色いワンピースで2曲を披露。さらにファンを舞台に招いてゲームをするなど、大盛況でした」

 一方で日本での「のりピー」はなかなか再浮上のきっかけを掴めないでいる。今年の3月にテレビ東京の歌番組に出演。11年ぶりの地上波での歌唱と報じられた。

 プライベートでも、事件時に彼女を支援してくれた“恩人”とも言うべき建設業者の会長が2012年に亡くなる。すると、その息子と関係が悪化。昨年には、東京地裁で裁判沙汰となり、会長から提供されていた賃貸住宅を追い出されそうになった。

 そんな中、いま仕事面で彼女をサポートしていると言われるのが、埼玉県の運輸会社の社長だ。

 17年にはこの会社がスポンサーとなった舞台に出演し、主役としてトラック運転手を演じている。また、昨年は同社のラジオCMのナレーターも。つまり、この社長が数少ない日本での仕事を提供しているのである。しかし、国税庁関係者が訳知り顔で囁くには、

「最近、この会社に関東信越国税局から税務調査が入ったと聞いています」

 タニマチを見つけたのりピーにとって、穏やかならざる情報を伝えてくるのだ。

嫌気が差して

「今年の4月、確かに調査は入りましたけども」

 と、話すのは当の社長ご本人。

「あくまで定期的なものです。酒井さんを起用して注目されているからなのかもしれませんが、脱税などは全く見つかっていません。申告の一部にミスがあり、納税できていなかった分を調査を受けて納めただけ。それに私は酒井さんのタニマチではないですよ。知り合いの芸能関係者から紹介されただけで、お仕事はさせてもらっても、連絡先は知りません」

 個人的な付き合いはないとした上で、中国のファンは悲しむかもしれない意外な事実を明かしてくれた。

「酒井さんは中国での活動に嫌気が差していて、国内で女優として頑張りたいのだと聞いています。テレビ局からオファーはあっても、スポンサーが集まらずに企画が頓挫するケースも多いそうです。最初は起用に迷いましたよ。でも頑張る酒井さんを応援できれば、と思いました」

 海外での仕事について本人に代わり、のりピーの継母がこう話してくれた。

「人気があるのは良いことです。いまは“元気?”と聞くと“頑張っているよ”と返事がくるくらい。仕事や裁判のことは相談してくれないのでわかりません」

 ひいき筋からのエールも、マンモスラッキーとは言えない、のりピーの胸中が垣間見えたのである。

「週刊新潮」2019年8月1日号 掲載

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絶好調「広瀬アリス&すず」はどこまで“出世”するか? いずれ“石田姉妹超え”の声

2019年8月4日 05:57 デイリー新潮

 姉妹で女優と聞けば、誰を思い出されるだろうか? もちろん世代によって異なるわけだが、8組の姉妹を表にしてみた。ご覧いただきたい。

 ***

 民放キー局でバラエティ番組の制作に携わるスタッフは、「今、一番の注目株は広瀬アリスさん(24)でしょう」と指摘する。

「妹の広瀬すずさん(21)が2015年に映画『海街diary』(東宝/ギャガ)で注目されてから、あっという間に今のNHK連ドラ『なつぞら』のヒロインに抜擢されました。ちょっと前なら、『そのうち姉は消えてしまう』と言われたものです。ところが最近、広瀬アリスさんもドラマとバラエティに引っ張りだこです。特にバラエティはモノマネも披露するほどのサービス精神で、お笑い芸人のウケもかなりいいです」

 オタク気質の持ち主だともいう。4月から6月にフジテレビ系列で放送されたドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」では、“ゲーマー”で名高い本田翼(27)と共演。撮影現場ではゲームと漫画の話題で盛り上がっていたという。

「広瀬アリスさんは『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系列)で、明石家さんま(64)に鍛えられました。本田翼さんは『わにとかげぎす』(17年:TBS系列)で、有田哲平さん(48)と共演しています。そのためか、2人とも取り澄ましたような女優ではないそうで、スタッフの好感度が高いんです」(同・スタッフ)

 上に掲載した2つの表は、姉の年齢順になっている。つまり、芸能界における“格付”の順番でもあるわけだ。そして「広瀬姉妹がどこまで“出世”するのか」という関心は高まる一方だという。

「有村姉妹とマナカナを超えるのは確実でしょう。ライバルは石田ゆり子(49)・ひかり(47)姉妹ですが、充分に凌駕する可能性があると思います。広瀬姉妹は番宣を嫌がらず、バラエティにもしっかりと出演します。こうした態度が、やはりスタッフの信頼を勝ち取るんですね。更に広瀬すずさんは今年10月、野田秀樹さん(63)のNODA・MAP公演に参加し、『Q:A Night At The Kabuki』で初舞台を踏みます。ロックバンド『QUEEN』の名曲が使われる話題作で、広瀬すずさんが更に女優として脱皮するのではないかと期待されているんです」

 姉妹共に男性関係も報道済というのも現代的だ。事務所が男関係に神経を尖らせているのは事実だという。要するに姉妹の“死角”は、今のところスキャンダルしかないということなのだろう。

週刊新潮WEB取材班

2019年8月4日 掲載

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女子ゴルフ黄金世代8人目V「小祝さくら」7度目の正直

2019年8月4日 05:56 デイリー新潮

 小さく祝う――なにやら奥ゆかしい苗字だが、その名の通り、初優勝を決めた瞬間、彼女はガッツポーズをするでも涙を流すでもなく飄々としていた。

 茨城県のイーグルポイントGCで行われた「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」(優勝賞金1080万円)で、小祝さくら(21)がツアー初優勝を遂げた。

 勝みなみ、畑岡奈紗ら強豪がひしめく1998年度生まれの“黄金世代”で8人目となる優勝者だ。

 ゴルフ界には珍しい色白美人は北海道北広島市出身。2016年に北海道で行われた「ニッポンハムレディス」でアマチュアながら優勝争いを繰り広げたことで一躍脚光を浴びた。高校生で史上最年少優勝を果たした勝ほどではないが、この世代ではわりと早くから名を馳せていたのだ。が、

「初Vは同期に次々と先を越された。ただ昨季は2位が4度。それも勝負弱いというより勝ち運がなかった」

 とツアー記者が語る。

 小祝が最終日最終組となったのは過去に6戦もある。前述したアマ時代の16年「ニッポンハム」と18年の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」こそスコアを乱して8位に終わったが、それ以外は2位ないし4位と健闘している。

「7度目の最終組だった今回は、同組の工藤遥加(26)も初優勝を目指していましたが大崩れして13位に沈みました。優勝未経験者なんてこんなもんですが、小祝は違う。最も優勝に近づいた昨年のゴルフ5レディスで、プレーオフまで行きましたが、相手は元米賞金女王の申ジエ(31)。運が悪いとしか言いようがない」

 ともあれ“7度目の正直”で栄冠を手にした小祝。優勝会見でも淡々とした様子で、“ゴルフをやってきて今日が一番嬉しい瞬間では?”と問われても、

「BTS(韓国人グループ「防弾少年団」)のライブで2列目の席が当たった時の方が嬉しかったです」

 これからも小さく祝うVを積み重ねてほしい。

「週刊新潮」2019年8月1日号 掲載

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夏ドラマに異変「ボイス」「サイン」「two weeks」……なぜ韓国ドラマのリメイクが多い?

2019年8月3日 11:01 デイリー新潮

視聴率好調の作品も

 7月からスタートした夏ドラマが出揃った。ビデオリサーチの「週間高世帯視聴率番組10」の「ドラマ部門」を見てみよう。調査期間は7月8日の月曜から14日の日曜。数字は関東地区(以下、同)のものだ。

 ***

 ドラマ部門の1位は13日放送の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合・月~土8:00)の20・7%だが、もちろんこちらは夏ドラマではない。

 夏ドラマで1位になったのは、「サイン―法医学者柚木貴志の事件―」(テレビ朝日系列・木曜21:00)の14・3%。2位は「監察医朝顔」(フジテレビ系列・月曜21:00)の13・7%、3位は「刑事7人」(テレ朝系列・水曜21:00)の13・2%という結果になった。

「今年の夏ドラマには面白い特徴があります。日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビの3局が、ゴールデンタイムに韓国ドラマのリメイク作品をぶつけてきたんです。このうち2作品が高視聴率を獲得し、好スタートを切りました」(ドラマ制作会社幹部)

 3作品の内訳を見てみよう――。日テレは「ボイス 110緊急指令室」(土曜22:00)で唐沢寿明(56)主演。7月13日の第1回放送は12・6%だった。テレ朝は先に紹介した「サイン」で主演は大森南朋(47)。そしてフジテレビは「TWO WEEKS」(火曜21:00)で主演は三浦春馬(29)、7月16日の第1回放送は8・4%にとどまり、こちらだけが2ケタに届かなかった。

 去年もフジが「グッド・ドクター」を山崎賢人(24)主演で、フジ系列のカンテレ制作で「シグナル 長期未解決事件捜査班」を坂口健太郎(28)主演で放送したが、この2作品も原作は韓国ドラマだ。

 要するに、いつの間にか「韓国ドラマのリメイク」が花盛りになっているのだ。なぜ、こんなことになっているのだろう。

「日本のテレビドラマは近年、コミックス原作が流行していました。例えば16年に『逃げるは恥だが役に立つ』をTBSがドラマ化。原作は海野つなみさん(48)、主演は新垣結衣(31)で、最終回の視聴率は20・8%と大ヒットしました。ところが、あまりにコミック原作のドラマを制作した結果、ネタ切れ状態になっているんです」(同・ドラマ制作会社幹部)

 正確に言えば、ネタがないわけではない。『進撃の巨人』[諫山創(32):講談社]、『キングダム』[原泰久(44):集英社]、『東京喰種トーキョーグール』[石田スイ(32):集英社]といった作品は、企画会議で候補に挙がることは珍しくないという。

 しかし、これらをドラマ化するとなると、やはりかなりの予算が必要だ。結局は立ち消えとなってしまう。おまけに他のコミックにはめぼしいものがないこともあり、コミック原作のテレビドラマは行き詰まっているという。

韓国ドラマリメイクの最大理由は……

 その代替案として登場したのが韓国ドラマのリメイクだ。ここまで制作サイドの人気を呼んでいるのには、3つの理由があるという。

「第1の理由は、出演者のブッキングが容易だということです。元の韓国ドラマを見れば、だいたいイメージが湧きますので、事務所も役者も安心です。役作りもゼロから作り上げるより楽でしょう。実際、今年の夏に放送されている3作品は、どれも韓国版を忠実に再現した感じですね」(同・ドラマ制作会社幹部)

 第2の理由は、「リメイク権の金額が値下がりした」こと。これが一番大きな要因だという。

「これまで韓国側は、かなり強気な価格設定だったんです。具体的に言えば、1話200万円、10話で2000万円という原作料は珍しくなかったと思います。それが今では1話60万円から80万円、10話で最大でも800万円という具合です。やはり高額では買い手がつかないらしく、値下げしているようです」(同・ドラマ制作会社幹部)

 第3の理由は、制作費のコストカットだ。韓国側に原作料を支払っても、まだお釣りがくるのだという。

「日本の大御所脚本家に執筆をお願いすると、1話で200万円は必要です。一方、韓国ドラマをリメイクする場合、翻訳した脚本を日本人の脚本家に委ねますが、50万円くらいで書いてもらえる。原作料が1話最高で80万円として、これにプラス50万円で130万円。70万円は安く上がる計算になります」(同・ドラマ制作会社幹部)

 大御所の脚本家にオリジナル作品を依頼すれば、確かに素晴らしい脚本が完成するかもしれない。だが、主演の演技が視聴者に受け入れられるかは未知数だ。脚本と役者が頑張っても、ディレクターが台無しにしてしまうリスクもある。製作費をつぎ込んだとして、必ずしもヒット作が生れるとは限らない。

 それに比べ、リメイク作品は製作費を抑えることが可能で、出演者もスタッフも韓国版を見ることができるため作品の“世界観”を理解しやすい。結果として撮影はスムーズに進む。そして韓国でヒットしたドラマは日本でも視聴率を稼ぐ可能性が高いのは、これまでの“実績”が証明している。

「去年、フジテレビの『グッド・ドクター』が成功し、日テレとテレ朝が追随したと見るのが自然でしょう。この流れは続くと思いますが、今後、日本のテレビ局のドラマの制作力が衰退しないか心配ですね」(同・ドラマ制作会社幹部)

 誤解を恐れずに言えば、他人の褌で相撲を取っているわけだから、先の幹部の懸念もあながち杞憂とは言えないだろう。バブル時のトレンディドラマを熱心に研究し、韓国のテレビドラマは成長したという。まさに、逆転現象が起きているということか。

週刊新潮WEB取材班

2019年8月3日 掲載

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