はじめましてこんにちは、米といいます。
先の9/2、生まれて初めてジャニーズのコンサートに行きました。関ジャニ∞さんの東京ドーム公演です。
率直にいうと私は関ジャニ∞さんのファン(通称eighter)というわけではありません。
もちろんテレビで拝見して、ひとりひとりの名字と顔が一致するくらいには存じ上げていたけれど、下の名前やメンバーカラーはわからない、そんな程度でした。3ヶ月前まで。
普段聴いてる音楽もタイトル通りヒップホップメインで、ジャニーズのCDを買ったこともない。
それがなぜ東京ドーム公演に行くことになったのかというのを書き出すとメチャメチャ長くなった上そこは別に面白くなかったので、ざっくり言うと
「3ヶ月前にeighterの人と別ジャンルで知り合って意気投合し、ゴリゴリに布教された」
これがすべて。
オタクって推しの話するの大好きじゃないですか。隙あらば推しの話しようとするじゃないですか。でもって、これはひとによるかもしれないんですけど私はひとの推しの話聞くのも好きなんですよ。いきいきしているオタクをみるのが好きだし、オタクが語る推しってすごく魅力的だし。
そのような利害の一致により彼女がもうほんとうにゴリゴリに布教してくれたので、私はこの3ヶ月で関ジャニ∞さんの曲をメッチャ聴いたしライブ映像もメッチャ観たしPVもメッチャ観たしスマホの画像フォルダにはなぜか関ジャニ∞フォルダがあって画像153枚入ってる。(数えた)(ラインやツイッターで別ジャンルの話してても隙あらば送ってくるから……)
その都度彼女が言ってたのが、
「だって15年分あるから!」
「みせたいものまだまだいっぱいあるんだから!こんなもんじゃない!」
それだけ布教されれば自然と興味もわくわけで、私がぽろっと「生で観てみたいなあ」と言ったところ、彼女はもうめちゃくちゃに頑張ってくれて。
その時点ではもうチケットは完売で誰かダブった人から譲ってもらうよりほかなく、彼女は毎日譲渡のタグを巡ってはきちんと定価で譲渡希望を出している信頼できそうな人を探して私に「この人大丈夫そう!DM送ってみて!」と教えてくれて、自分のツイッターでも何度も何度も譲渡希望を出してくれて。
最終的に、彼女のツイートを見て連絡くださった方と私は東京ドームに行けることになりました。8/14、コンサートの約3週間前のことです。
私はもう八割方諦めてたもんだから嬉しくて嬉しくて、どうしよう、どんな服着ていこう、何もっていけばいいんだろうってソワソワしちゃってツイートしたのがこちら。
そしたら、私のツイッターはフォロワー数そんな多くないんですけど、二次元アカウントなのでジャニーズ好きな人そういないだろうと思ってたんですけど、マシュマロが何通も来ました。
みんなすごい文字数と熱量で必要なものとか心掛けとか教えてくれました。ジャニオタの布教にかける熱意すごくない? あとみんな文字数が多いよね。物量で攻めようとするよね。伝統? (余談ですがE一族のオタはみんなパワポみたいなプレゼン資料作ってビジュアルで攻めてくる。伝統?)
その中でひときわ元気良かったのが、こちらのマシュマロです。
ちなみに、「デートに行くような服装」云々というのは、私が「関ジャニ∞ コンサート 服装」でググったら(インターネットいちねんせいか?)、メンバーの「デートに行くような格好できてほしい」というコメントを発見したので、そのように呟いたことに対する反応です。
彼女がアドバイスしてくれなかったら私、真に受けて友人に「絨毯みたい」って言われたワンピース(ジャガード織)でいくところだった。本当にありがとうございます。
全文末に!ついてる勢いの良さにニコニコしちゃって、文章好きって言われたのも嬉しくて、「余裕あったら書きます!」って返しました。
この人含めいろんな人のアドバイスのおかげで、私は当日安心してドームに行けました。
同行させてくださったAさん(仮)もほんとうに、ほんとうに良い方で、
「ペンライトの購入予定がないなら、あった方が楽しいので、私が去年のものを持っていくので仰ってくださいね」
とか
「ペンライト振る曲もありますが、絶対やらなきゃいけないものでもないし、他の方や私を見て適当に合わせてくださったら大丈夫です」
とか、初心者の私にものすごく気を配ってあれこれ教えてくださいました。
そもそも推しの決まってないような初心者といくより同じくらいの暦の人といくほうが盛り上がれて楽しいに決まってるのに、この通りあれこれ教える手間もかかるのに、同行申し出てくださった点でハチャメチャに優しいのである。
おかげさまで何の不安もなく、ほんとうにほんとうに楽しめた。
で、帰ってきてからのツイートがこれ。
しかして2日後のがこれ。
途中までは書いたんですけどね。
私みたいにジャニーズのコンサート一回も行ったことない人向けに、よく知らなくてもメッッチャたのしいよ!! 人生で一回くらいいっといたほうがいいよ!!と伝えたくて、そんな感じで書いてたんですけども。
そのノリは、ファンの人が読んだら不快になるんじゃないかという不安が出てきて。
行きたくても行けなかったファンの人は、「人生で一回くらい」なんてノリで見に行ってるよく知らない人に貴重なチケットの一枚がいってしまったこと、腹立たしく思うんじゃないかと。それに、よく知らんから的外れなこと書いてるんじゃないかと。
あとシンプルに、私の筆力ではあの楽しさの万分の一もお伝えできてねえと思ったので、放置してました。
そして、9/5。
錦戸さんの事務所退社の発表がありました。
私に関ジャニ∞さんを教えてくれた友人が
「最初で最後になっちゃったけど、彼らを見てくれてありがとう」
ってラインをくれて、それで知りました。
なおのこと、もうレポなんか出せないなと思った。
だってあれが最後だったんだもの。もう6人でのテレビ出演すらないっていうんだもの。
私より見たかった人、見るべきだった人、いっぱいいただろうに、「よくしらんけどめっちゃ顔がよかった」くらいのことしか言えてないレポ出されたら腹が立つでしょう。(そんな心配するほどの拡散力はないんですけど、ネットにあげるってことは世界中に見られるということなので)
もうレポは出さないつもりでいたんです。でも、その日のうちにこのマシュマロがきて。
逆だな、と思ったのです。
私より見たかった人、見るべきだった人、いっぱいいたからこそ、いろんな人の助けで幸運にも見てきた私は書いて、出さなきゃならんなと。
少なくとも、見られなかったから教えてほしいというこの人のために。
この人のおかげで私は楽しめたんだから、この人が書いてほしいっていうなら書かねば。
そう思って書きました。
前おきが大変長くなりましたが、そういう経緯で書いたレポートというか、感想です。
ファンの方が読んだら腹の立つ部分、違うと思う部分たくさんあると思います。
また、発表前に書いたものを大部分流用しています。なので「いまそのテンションで語ることか?」という内容になっています。
あと曲名をちゃんと覚えてないので、どの曲のパートで〜って書けなくて、レポの体をなしていないの、それはほんとに申し訳ない。
マシュマロくれた人も、「いや聞きたかったのはそういうことじゃないんだわ」ってなるかもしれない、かえって元気なくなるかもしれない。
でもあの月曜日の夜に感じたこと、伝えたいなと思ったことを、そのまま書きます。
ジャニーズのコンサート、よく知らなくてもメッッチャたのしかったよ!! みんな人生で一回くらいいっといたほうがいいよ!!
あともう本当に長いし関ジャニのっていうよりジャニーズのコンサートにいった感想を長々書いているから、関ジャニの話だけ読ませろやという人はぐーーーっと下がって太字でメンバーの名前が書いてあるとこまで飛ばしてくれよな!!!
まずね、開場2時間くらい前に現場に行ったんですけど、人がいっぱいいる。(あたりまえ体操)
エッ、めっちゃ人いる。ずっと人いる。水道橋の駅で降りて地上出た瞬間から出口横のスタバにツアバ持った人たちがいる。
これぜんぶ関ジャニ∞(以下敬称略)のコンサート見にきた人? すごくない?!
そもそも私はジャニーズのコンサートどころか、東京ドームで開かれるコンサートに来るのが初めてだったんですよ。
野球みにきたことはあったんだけど、野球って、2チームでやるじゃないですか。観客=ファンも半々じゃないですか。偏りが出ることもあるけど、ドームまるごと全部1チームのファンってことはない。
ライブの規模でいうと、フジロックやサマソニにはいったことあるけど、あれも色んなグループのファンが集まっている。
でも今日、ここに集まっている人たちは、みんながみんな、全員が、関ジャニ∞のファンなんだ。関ジャニ∞を見たくて来てるんだ、って思ったら、それだけでもうじんわり胸が熱くなってしまった。
タイトル通り、私はずっとヒップホップを主に聴いてきて、ライブにいくのもヒップホップがメインなんですよ。
日本のヒップホップっていうのはまだまだマイナーなジャンルなんで、マックスで武道館なんですよ。Zeppでワンマンやれたら相当すごい。武道館いけたらめっちゃすごい。来年推したちがアリーナでやるらしいけど、埋まるのか……? と心配なレベル。
だからもう、これだけの人を集めることができる、これだけの人に愛されているグループ、すごい!って始まる前から素朴な感動を抱きました。
実際にはもっともっとたくさんのファンがいるわけですしね。福岡や大阪や名古屋や札幌でもドーム埋めているわけですしね。ファンの方からしたらもうほんと、「なにを当たり前のことをいっているんだお前は?」でしょうけども。
さて二時間前に来て何をしたかったかというと、グッズを買いたかったのです。並んでるかなあとドキドキしながら行ったのですが、その頃にはもう列はなくて、スーッと売り場まで行けた。
でも、めいっぱい折れ曲がった列整理テープは残っていて、マックスのときはこれだけ列ができてたんだな、これだけの人がこの炎天下、グッズ買うために並んだんだなって思ってふたたびの胸アツ。
あとね、列の途中に給水コーナーがあって、ウォーターサーバーと紙コップおいてあって「熱中症予防のためにのんでね!」って、メッチャ手厚い! すばらしい! と感動しました。全運営見習って。
買ったのはうちわとペンライトです。ジャニーズのコンサートに行くからには、うちわを振ってみたかった。まあ二階席だったので結局うちわ振る場面はなかったんですけど、顔が良いので、眺めて楽しいのでヨシ。
なにぶんビギナー、推しが定まっていないので、誰を買うかギリまで悩んだのですが、通常版の顔は全員良いのでキャンジャニちゃんで選びました。(※今回の関ジャニのうちわは、片面が通常版、片面がキャンジャニという彼らが女装したグループ版の写真だったのです)
選んだのは倉子ちゃんです。
件の友人からキャンジャニちゃんのMVを見せてもらったときから、このグループが実際いたらわたし絶対に倉子推しだなと思っていました。顔がいい。めっちゃ顔がいい。のにニコリともしない。ずっとスンッてしてる。ザ・高嶺の花。ぜったいクラスに友達いなくて「あの子援交してるらしいよ」とか影でヒソヒソ言われてて実際社長の愛人やってたりするけど本気の恋はしたことなくて世の中のすべてが退屈だと思いながら高層マンションの窓から街の夜景を見下ろしているタイプじゃん…… と思っていたら自己紹介で「ベッドの上では、男はみんなクラクラ、倉子です」とか「社長のお金でタワーマンションの最上階に住んでます、倉子です」とか言うらしいと知ってオイオイ最高か?となりました。これ考えたひと天才? あっ大倉さん? 大倉さんが考えたの? 顔だけでなくキャラづくりも天才なの?
ちなみに同行させていただいたAさんは大倉さん推しで、もちろん大倉さんのうちわをコンサート中は持ってらしたのですが(買うのは6本全部買ってました。しゅごい)、私の
「キャンジャニが実在したら絶対に倉子を推したいです。倉子の握手列に並んでメッチャ塩対応されて秒ではがされたいです」
という気の狂った話を笑顔で聞いてくれました。聖人かな?
それからペンライト。災害時には懐中電灯の代わりにもなると評判のペンライト。
みんな知ってる? コンサートで売ってるペンライトって、すぐ使えるように最初から電池入ってて、購入後シュッて絶縁シート引き抜いて使うのね。わたし知らなくて、電池もっていくところだった。8色に光ってあんな凝ったデザインで電池込みで1800円、安くない? 安い。元取れてる? 大丈夫?
でもって購入時に、「入場前に点灯確認お願いします」って言われるのね。つかなかったら交換してくれるんですって。またもや行き届いている。
明るいところでは見づらいと思って、日影のベンチ探して座って(近くのドトールとかスタバとかどっこも空いてななかった)いそいそと開封してスイッチいれたらね。
光るんですよ。(あたりまえ体操)
日影に入らなくても問題なかったなってくらい明るく、ぺかーって光るの。しかもスイッチ押すごとに色が変わって、8色に光る。メンタル5歳児オタク、ひとりで興奮してはしゃいでしばらく遊んじゃった。
この「8色に光る」というのは、関ジャニ∞にとっては特別な意味があって。
これ読んでる人、必ずしも関ジャニ∞のファンではないと思うので、三か月前の私に説明するつもりでざっくり説明しますと、関ジャニ∞ってエイトっていうけど6人なんですね。初期は8人だったんだけど、2人は色々あって脱退したのです。
ジャニーズにさして詳しくない人間でも、SMAPやKAT-TUNのあれこれは見てきたじゃないですか。「ジャニーズ事務所を抜けるってことは、たいへんなことなんだな、こわいことなんだな」とぼんやり思ってきたわけじゃないですか。(関ジャニ∞を抜けた2人のうち、お1人はジャニーズ事務所自体には所属されてるんですけども、もうお1人は事務所も抜けられています。)
ざっくり言ってしまえば、「めっちゃハブられるんだな」ってイメージじゃないですか。
でも、やめた人もなかったことにはされないんだ、ちゃんとこうして残してあるんだって思って、ここでもまたじんとしました。本人たちなのかスタッフなのか、おそらく本人たちの希望があり運営側もそれを許したということなんだろうけど、なんにしても、やさしいな、すんごいやさしいなって思いました。
これはもう、ファンの人は私の一億倍感動したと思う。
ペンライトでひととおり遊んだ後、Aさんと合流し、はじめましてのご挨拶をして、入場ゲート前へ向かいました。
メンバーの名前が書かれたのぼりが立っていたので、大倉さんののぼりの前で大倉さんのうちわ持って記念写真を撮るなどしました。浮かれてはしゃぎ倒す初心者に引くこともなく、にこにこ一緒に写真撮ってくれたAさん本当にありがとうございます。聖人だ。
私たちは二階のゲートから入場で、だからゲートが開くのを待つ間、高い位置から下を眺めていました。集まる人々を。
何度も思いました。人がいっぱいいる。(幼児か?)
このひとたちみんな、関ジャニをみにきたんだ。関ジャニが好きなんだ。すごいなあって、何度も何度も、新鮮に思いました。
あと、意外とみんなふつうの服着てきてるなって思いました。
「関ジャニ コンサート 服装」でググったときは特攻服とかハッピとか推しメンのつなぎとか出てきたし、友人が「チャイナ服で揃えていく!」って言ってたからもっとすごいのかと思ったら、ぜんぜん、みんなふつうの格好していたよ。
絨毯みたいなワンピースの次の候補はパイナップル柄のツナギだったんですけどどっちも着ていかなくてほんとうに良かったよ。
開場時間になり、中に入って、開場前に流れるVTRを見ました。
メンバーが今まで出たドラマが色々流れてたんですけども、あらためていっぱいドラマ出てるんだなあと思いました。
ところで横山さん、ビジュアルが変わらなさすぎでは? なに? 石仮面かぶった? もしくは波紋の呼吸を??
たぶん古い順に流れてたんだと思いますが、横山さんが出てくると時系列がわかんなくなった。安田さんの変化であっこれはけっこう昔とかこれは最近とか判別してた。
あとAさんがツイッターで話題のブルーベリーサプリをくれたので、一緒にのみました。なにからなにまで気配りが行き届いていた。聖人。
15分前になったら、パッとモニターにカウントダウンが出て。
たった今打ってて気づいたんですが、あれ、15周年のライブだから15分前からカウントしたんですね。なんで10じゃないんだろうとか思っていた。鈍感か。
このあたりでAさんが
「最中に私がいきなり泣き出しても気にしないでください」
と真顔で仰ったので、この人の隣で見られて本当によかったなあ、とあらためて思いました。
そしてカウントダウンがゼロになり、開場が暗くなって。
そしたらみんなが一斉にペンライトを灯したんです。開始のタイミングでもうつけるんですね、ペンライト。
東京ドームいっぱいに、ぱーーっとペンライトの光が灯って。
それがね、8色あったんですよ。
先述した、脱退した2人のメンバーカラーというのは赤とピンクで。
丸山さんのメンバーカラーがオレンジ、村上さんのメンバーカラーが紫なので、わたし最初、オレンジと紫が、赤とピンクに見えているのかなって思ったんです。
でも目を凝らしてよくみたら、やっぱり、赤とピンクがある。オレンジと紫とは別に、赤とピンクが灯っている。私が視認できる程度に灯っている。ひとつやふたつ、10や20ではないわけです。
この場にいない、脱退したメンバーの色を灯して掲げるというのが、どういう心理なのかは、その人にしか分からない。まして私みたいな外部の野次馬にはおしはかるべくもない。
でも、愛だなあって、私は思ったんです。
ここにあの人はいないけど、まだずっと好きで、たったひとつ色を選んで掲げるとしたらやっぱりこの色しかない。
ここにあの人はいないけど、でもあの人がいた、あの人が好きだったこのグループがずっと好きで、だからここにいる。
そういうことなのかなあって。
今いるメンバーをないがしろにしてるとか、過去に拘泥してるとか、そんなんじゃ全然なくて、ただただ、いなくなってしまったあの人のことも、あの人が好きだったこのグループのことも、おんなじようにずっとずっと好きなのかなあって。
それは愛だなあって。そんなに愛されている人って、グループって、すごいなあって。
他の色にも、もちろん同じくらいの愛情がきっとこもっていた。
ペンライトって、当たり前だけどひとり一本掲げるわけです。
東京ドームのキャパだいたい五万人、三階席から見切り席までぎっしり埋まっていて、そのほとんど全員が、ペンライトを、光をかかげていた。
きれいでした。8色の光が星みたいにきらめいて、暗がりを埋め尽くして、照らして、夢みたいにきれいだった。
なんてきれいな光景なんだろうって、公演中、何度も思いました。
彼らの動きに合わせて、歌に合わせて、揺れるペンライトの光をみるたびに。
一生懸命に振られている、揺れている、あの光のいっこいっこがきっと愛情で、応援で、信頼で、希望で、祈りで。
これだけの光をいっしんに浴びている人たちが、これだけの光をひとつところに集める力をもった人たちが、かがやかないわけがないんだと思いました。
実際に、公演中の彼らはずっときらきらかがやいていて、何万もの光とおなじくらいにまぶしくて、うつくしかった。
だけど彼らをかがやかせているのはきっとスポットライトでもスパンコールいっぱいの衣装でもなくて、このペンライトの光だと思った。
日本のアイドルって、とかくばかにされがちなところがあるじゃないですか。
USやKポップのアイドル、たしかに歌もダンスもめちゃめちゃうまいから、そのへんと比べてね。ハングリー精神がないからだとか、こと女性アイドルに関してはへたなほうが親しみがもてるからだとか、まあ色々言われる。ジャニーズ好きっていうだけで馬鹿にされることもあると思います。
ヒップホップ好きもヒップホップ好きというだけでばかにされるシーンが多々あるし、「日本語のラップなんて所詮USの真似事」なんてもう耳が百回腐り落ちるほど聞いてきた台詞だから、その悔しさはたぶん、ちょっと分かる。
だけど、じゃあアイドル好きなひとはただただ彼らの見た目や人柄だけが好きなのかって、そんなはずないじゃないですか。一種の身内びいきみたいなかんじで学芸会を楽しんでるのかって、そんなはずないじゃないですか。それでドーム埋まるわけないじゃないですか。
歌だってダンスだって、そりゃもっと上手なひとはいます。でも人の心を動かすのって、必ずしも巧拙だけではなくて、目に見えない形にできないものがあるじゃないですか。
他グループの例を出して恐縮なんですが、たとえばSMAPより槇原敬之やスガシカオのほうが絶対に歌うまいけど、「世界にひとつだけの花」も「夜空ノ向コウ」も、SMAPが歌ったほうが心動かされるじゃないですか。作曲者が歌うのもいいけどSMAPのが本家ってかんじするじゃないですか。
TOKIOよりも中島みゆきのほうが絶対に歌うまいけど、「宙舟」はやっぱりTOKIOの歌じゃないですか。TOKIOが歌ったほうが元気出るし勇気出るじゃないですか。
こう思うの私だけではないと思うんですけど、大抵のひとが同意してくれると思うんですけど、それはなんでなのか、かれらのビジュアルやバックボーンがそうさせるのか、それもあるけどそれだけではないと思う。
かれらはひとの心を動かす力を、単純な技術の高さだけではないなにかを持っていて、それは、愛されてるってことから生れるんじゃないかって。
ファンの掲げるペンライトの光が、その力になってるんじゃないかって。
みずから燃えてひとを照らす星もあるけど、あえて言わせてもらえば、アイドルというのはそれではない。
アイドルというのはきっと宝石で、どんな大粒のダイヤモンドだって暗闇ではかがやかない。
ファンの愛情をうけて、ファンがかかげる光に照らされて、それをいっぱいに吸いこんでどんどんかがやいてうつくしくなって、ファンを照らし返してくれる、それが、アイドルという生き物なんではないかなあと、私は生まれてはじめて見たジャニーズのコンサート、トップアイドルのコンサートで思いました。
長年ぼんやりと抱いていた疑問の、答えを得た気がしました。
だからね、ジャニーズのコンサートに行ったことないひと、ジャニーズのことちょっとばかにしてるひと、顔だけじゃんって思ってるひと、一回いってみたほうがいいよ。絶対にいいよ。
すんごいから。
たくさんの人から愛されている人の、アイドルの、放つ光っていうのはすんごいから。
大してその人たちのこと知らなくても、分かるから。まぶしいから。キラキラしてるから。心揺さぶられるから。
めちゃめちゃ力もらえるから。
あともう、シンプルに楽しいから!
顔の良い男たちが良い曲を歌って踊ってるの見るの、めっちゃ楽しいから!
ディズニーランドみたいなもんだから!ライトぴかぴかしてるしカートもリフトも出てくるし、炎も上がるしね!実質ディズニーランド!
それにね、散々巧拙ではないって言っておいてなんだけど、思ってたよりだいぶ歌うまくてびっくりしちゃったぞ。
いやもちろん、へたと思ってたわけではないんですよ。今のジャニーズってみんな歌うまいもん。まして関ジャニは、野外フェスでやったこともあるわけでね。実力あるに決まってるんですよ。
ただ、当時のボーカルは脱退しちゃったわけで。わたし、渋谷すばるさんのことは歌番組でオモイダマ歌ってるのみて、メチャメチャ歌うまいな?! とびっくりしてそれからずっと歌番組出るたび見るくらいには好きだったんですけど、たいへん申し訳ないながら他のメンバーに関しては格別歌がうまいという印象がなかった。
(余談ですが、個人的に”歌がうまいジャニーズ”という印象をもっているのはV6の坂本さんと井ノ原さん、NEWSのテゴマスさんです)
でもねえ、うまかったよ。
ドームの広さで、踊りながら、楽器弾きながら、きちんと聴かせられるだけの歌をうたうのって相当にむずかしいことだと思う。
繰り返しになりますが、もちろん、もっとうまくやれるひとはいます、当たり前。
でもぼんやりイメージしていたりずっと上手だったし、その上手というのは最低限のハードルをクリアしたとかいうレベルではなくて、ちゃんと聴かせていた、響かせていたというレベルでした。
あとダンスもうまかった。楽器弾くグループっていうイメージしかなかったし、歌番組でたまにやってるダンスは、なんていうか、あの、おもろい感じのばっかりだったから、かっこよくてびっくりしちゃった。
シンプルに、ショーとしてすごく楽しめた。
ショーとしてのクオリティの高さっていうのは、歌やダンスだけではなくて、演出もで。
東京ドームってとっても大きくて広いので(あたりまえ体操)全部の人に同じくらい見てもらうっていうのはまあ無理なわけですけど、でもどの席のひとにもできるだけ楽しんでもらえるよう、いっぱい工夫されていた。
ステージの配置しかり、モニターの表示しかり、派手なライトや炎の演出しかり。
なんでジャニーズのコンサートっていつもトロッコやらクレーンやら乗るん? ってずっと不思議だったんですけど行ってみて分かった。
なぜなら! ドームは! 広いから!!
トロッコ乗らないと移動むりだよ。ずっと走り回ってたら疲れるよ。あと安全を確保しつつお客さんのすぐそば通れるっていう利点もある。
外周ぐるっと回るバスみたいなやつ(語彙)(あれの正式名称なんていうの?)だと、位置が高くなるので二階席のお客さんにも近くなる。単なる派手狙いの演出ではなく、きわめて合理的なのだ。
そしてクレーンに乗って高くあがることにより、二階席、三階席のお客さんにも近づくことができる。二階席前方のお客さんなんかだいぶ近づきますよねあれ。
なんでジャニーズの衣装ってあんなギラギラしてるん? というのもずっと思っていたけど、それも行ってみてよく分かった。
目立つためだよ。いやまじで。
光ってるとね、遠くからもよく見えるんだよ。逆にいうと、二階席や三階席からもどこにいるかぱっと分かるようにするためには、あれぐらいぎらっぎらしてないと無理なんですよ。
とはいえ関ジャニの衣装はもうちょっと、あの、なんていうか、関西のセンス、ひかえてみたらどうだろう、もうちょっとアイドルらしく、羽根とか、なんでそんなガチャガチャした、なんで…… って思うことが友人からライブDVDみせてもらってるとたびたびあったんですが、今回の衣装はそういうのがなくてよかった。一番最初のキンキラキンのやつはぎょっとしたけど、でもあれくらい光ってるとやっぱり見えやすいんだもんな。理由があったんだな。
そんで(ようやく)肝心の内容ですけども、最初に書いたとおり私は曲名をきちんと覚えていないのであの曲のどこでどうというのが言えないし、セトリ見てもわからんので、もうメンバー別にざっくり書きます。
ここまでで出てきた以上に、ファンにとっては当たり前体操というのが続くと思うけど文明にはじめて触れたジャングル育ちの野人が喋っているんだと思って読んでほしい。あと失礼な表現になっているかもしれないけどゆるしてほしい。
コンサート行く前の私同様かれらのことをよく知らない人は、そうなんだ、と思ってほしい。そうなんだよ。
村上さん
いやキミ歌も踊りもめっちゃうまいやないか!
すいません取り乱しました。(これを何度も言っていておもしろかった)
いやね、ほんと申し訳ないんですけど村上さんてバラエティの人のイメージがあるから。
ちょっと前の歌番組のシャッフルメドレーで「シンデレラガール」歌ったときもね、全力でふざけていたじゃないですか。シンデレラガールなのに。せっかくのシンデレラガールなのに。
関ジャムでもね、私は前々から関ジャムを音楽番組として好きなので毎週録画して見てるんですけど、ボーカルとして前に出ることほとんどないじゃないですか。ダンスもね、関ジャニ自体がそんなにしないじゃないですか。村上さんはたしかパフュームと踊っていたけど、よく考えなくてもすごいんだけど、あれはなんか女の子3人に男がひとり混ざってヌルヌル踊ってるって絵面が面白くてあんまりダンスうまい!という印象をいだかなかったんですよね。完璧に踊れてるからこその面白さなんですけど。
コンサート中もね、すんごい全力でふざけるじゃないですか。盛り上げるじゃないですか。
後半でツアーグッズのトートバッグをリュックみたいに背負ってたの、そこからぽいぽいドリンクやらペンライトやら出して使っていたいたの、なに? グッズの宣伝上手か?
バンド曲で自分のパートがないからってひたすらぶんぶん腕をまわして客をあおって、結果めっちゃ疲れてそのあと花道走ってセンターまで行くとき、ほかのメンバーに大丈夫?みたいに聞かれていやめっちゃ疲れたみたいな顔で返していたの、なに? ペース配分ぶっこわれているのか?
なのにMCのときはきちんと仕切るし、他のメンバーにきちんと話振って回すの、なに? しっかりものか?
そんな、テレビで見るのと同じ、盛り上げ上手仕切り上手バラエティ担当ですみたいなところを存分に見せておいてね、急にダンスびしっときめてくるの、なに? いきなりセクシーでびっくりしたんだが? そんなにカロリーの高いものを急にどんと出されるとビギナー困ってしまうんだが? いきなりステーキか?
ソロパートでふつうに歌がうまいの、なに? なぜもっと前に出て歌わない? 終わったあと歌い足りなくてカラオケに行ってるんですとかネタにしている場合か? めっちゃふざけていたあのシンデレラガールも高音パート歌っていたのもしかしなくても君か? なぜそのへんもっと打ち出していかない?
いや分かるよ。わかんないけどたぶん、分かるよ。それは自分の仕事じゃないと思ってるんでしょう。格好良く決めるのはほかのひとの仕事で、いっぱいふざけて盛り上げるのが自分の仕事だと思ってるんでしょう。
素人がめっちゃ知った風な口をきいたけど、でもあえて言わせてくれよ、自分を過小評価しているよ。君めっちゃアイドルやないか。もっと素直にアイドルしていってくれよ。テレビのスタッフも、もっと彼にアイドルをやらせろよお前らブランディングへたくそか?
あと、一番最後のメッセージVTRでのコメントが誰よりも文章ちゃんとしていて、なのにあまりにも自然で、なめらかで、ヨッ東京オリンピックメインキャスター!!って言いそうになっちゃったまったくそんな空気のVTRではなかったのにもかかわらず。
あまりにも流暢。キャスターっていうかもう政治家では? 政治家でももっとへたなやつはいて捨てるほどいるし立候補したら府議会くらい余裕でいけるのでは? って思っていたら実際ツアー中にそういう冗談をいって「洒落にならない……」ってなったそうですね。わかる。
流暢さというのは、ともするとドライだとか、要領が良いとか、そういうあんまりよくない印象を与えてしまうこともあるんだけれども、村上さんにはそれがないのもすごい。
それはきっと彼の言葉に嘘がないからだと思う。どんなにするするポンポン言葉が出てきていても、それはちゃんと彼の中で考えられて、選ばれた言葉であって、きちんと感情と思考をのせた言葉であって、ノリや勢いではなく責任をもって口にしているからだと思う。
それはつまり、誠実ということ。
政治家デビューはできれば当分しないでほしい。良い政治家になるとは思うけれども。
横山さんガラスでできた彫刻みたいなビジュアルをしている。
あまりにも繊細な美なのでモニターにアップになると緊張して背筋が伸びた。少年が青春時代の一瞬だけ持ちうる刹那的ではかなげな美しさをガラスの中にとじこめたみたいな美しさじゃん、いくつ? 38? オイオイ間違ってるぜウィキペディア。ファンのひとたち誰か訂正しておいて。ほんとは18でしょ? 一億歩譲って28。
モニターにうつるたびどきっとしたのは、彼がずっとまじめな顔をしていたからというのもあると思います。
笑顔が一番少なかったと思う。一生懸命だなあ、と感じました。気負っているとも。
私はコンサートの彼をみたのが初めてだから、いつもああなのかもしれないけど、分からないけど、今になって思うとあれは、15周年のツアーを、6人でやる最後のツアーを、なんとしてでも成功させるんだという気持ちの強さのあらわれだったのかもしれないなと思います。
メッセージVTRでも、カンペ読んでるのか?っていうくらいにきちんと丁寧に、まじめに喋っていて…… と友人に話したら
「いやあれはカンペ見ていた」
「心のカンペを見ていた」「あれは終始物議をかもした」
と厳しめに返されて、まあ、ウン…… 村上さんと比べるとそりゃね、上手くはなかったけどもね……
でもすごく責任感の強い人なんだなあと思いました。
トランペットもね、ものすごく上達しましたよね。私は管楽器やったことないけど学生の時分10年ちょっとオーケストラ部にいたので、トランペットがどんだけ難しい楽器かはちょっと分かる。
東京ドームくらい広いところであれだけしっかり音をひびかせ、かつ外さないの、すごいよ。
横山さんがトランペット吹くのをみるたびにすごいなあと思っていたけど、生で聴いてあらためて思った。めちゃくちゃ練習したんだと思う。
最後の「絶対にまた会いましょう!」がすごく強くて、気持ちがこもっていて、切実にすら聞こえた。
今になって思うのは、なんにも知らない私が勝手に思うのは、あの人は絶対に関ジャニ∞というグループを続けたいんだろうな、守りたいんだろうな、きっと、守っていくんだろうなということ。
あの人がいれば、きっと大丈夫だということ。
そういう風に、私の目にはうつりました。
そういう真面目で一生懸命なひとがね。ファンサしたときの破壊力すごくない?
横山さんがのったリフトが、私のいるエリアの正面にきたことあったんですけどね。いうて私の席二階席のだいぶ後ろのほうだったから、それでも遠いですよ。でも表情がなんとなく分かるくらいの距離にきてね。
前方の、横山さんから見える位置に、ファンサうちわもった人がいたんでしょうね。なにかをぱっと見つけた顔して、俺?みたいに自分を指して、それからばっと両腕広げて、抱きしめる仕草をしたんですよ。
たぶんうちわに「ハグして」とかそんなことが書いてあったんでしょうね。
その破壊力といったらもうね。私「キャッ!」って言っちゃったもんねめっちゃ遠いのに。直撃を食らっていたらウオォくらい叫んで野生のゴリラと化していた可能性がある、あぶなかった、遠くてよかった。
というわけで私が人生ではじめて生で目撃したファンサは横山さんになります、件のうちわを持っていた人、ほんとうにありがとうございました。
丸山さんこの人ファンサの鬼では?
横山さんと比してというわけでもなく、見ていた限り一番ファンにアピールしていた気がする。
アンコールのときだったかな、アリーナ中央を真横によぎる通路(つたわれ)の端に丸山さんが来て、二階席、三階席にアピールしてきた場面があったんですよ。
ペンライトを振る曲だったので、飛び跳ねながら腕を大きく振って、もっとくれ、もっと振ってくれって、アピールをね。
当然こちらも返すじゃないですか。気合いれておっきく振るじゃないですか。そしたら丸山さん、両腕で大きく「まるっ!」てね、作って、にこーっと笑って大きくうなずいて、くるっと背を向けて走り去っていったんです惚れてまうやろ。
ペンライト振ったらアイドルがよくできましたって花丸くれる以上に嬉しいことこの世にある? 丸山担まいかいあんなの浴びてよく生きていられるな? 心臓だいじょうぶ? 健康診断毎年受けてる?
ファンサでなくともずっとニコニコ笑顔で、まさに少年のようでね。すんごいまぶしくてかわいくて。
ネタフリにこたえてぽよんぽよんのワンパックのおなか見せてきたときにはあまりの愛くるしさに卒倒するかと思った。生まれたてのパンダか丸山さんかというレベルの愛くるしさ。まもりたいそのおなか。メンバーも同じきもちなんでしょうね、「吸いつきたい」とか「とにかくかわいい」とかべしょべしょに甘やかしていましたね。
そんなかわいいのに、キメるときめっちゃキメてくるじゃないですか。白のスーツで「二人の花」踊っていたときあまりのギャップにペンライトもろくに触れずただただ両手のひらで口元をおおっていましたよやだかっこいい…… かっこいい…… 語彙がゼロになる…… すべてがゼロになる……
冒頭で曲名よく覚えていないからちゃんと書けないといったのにここで初めて具体的な曲名が出てきたあたりに私の衝撃具合を察していただきたい。
かわいさとかっこよさのギャップでマンボウが死ぬ。マンボウでなくても死ぬ。
丸山担におかれましてはくれぐれも心臓を大事にしていただきたい。いや誰の担でもそうだが。
あともう、本当に、やさしいですね。ファンにもだけど、他のメンバーにやさしい。
錦戸さんがミスって自分のパート歌っちゃったときも(後述)、安田さんがふわふわとりとめのないMCをしていて他のみんなが笑っちゃったときも(後述)、にこにこやさしく笑っていて、この人ほんとうにメンバーのこと大好きなんだなあって思った。
私これ金曜の夜中に書き始めましてね、気づいたら土曜の朝になってたんでサタデープラスみたんですけどね。
徹夜ハイを差し引いても泣けてしまった。なんてやさしいあったかい人なんだろう。
このひとがずっと笑っていられたらいいなあって思います。どこから目線だ? 気持ちとしては上野動物園で笹を食べているシャンシャンをみたときとおなじ……
錦戸さん滴っている。なんかもう滴っている。色気とかフェロモンとかなんかそんな感じのものがずっと滴っている、ちょっと! 元栓ゆるんでる! ちゃんと締めて! いずれ人死にが出るぞ!
これは人それぞれ好き好きあると思いますが私は錦戸さんのおひげメチャメチャ好きなんですよ。あれでフェロモン倍増しだと思ってる。
もとよりあんなギリシャ彫刻みたいなくっきりした堀の深いお顔立ちでね。スタイルもよくてね。おひげも生やしてね。ラテン男もかくやみたいなフェロモンをだばだばさせているのに一番最初の挨拶が
「ここまでチャック全開でしたすいません!!」
なのずるくない? 堂々とガニマタになってチャックバッとあげるの、ずるくない? ずるい。なにその少年みたいなはにかみ笑顔。ウーーーン一億点!!!
MCのときもね、上半身裸でベッドに腰掛けて足を組みながら瓶に口つけてウィスキーあおってそうな見た目して(1000%の偏見)ボトルの中身が牛乳って、なに? 小学生男士か? 健康優良児か?
牛乳なんかのんだら口のなかネチャネチャするのでは……って思ったら村上くんに飲ませておいて
「あとからきますよ!」「めっちゃネチャネチャしますよ!」
って、分かっているならなぜのむ? なぜのませる?
「烏龍茶のむとぱさぱさで緩和されるんで」
なるほど、かしこーーい! じゃねえわ、牛乳の粘膜保護効果も烏龍茶の油分洗い流し効果もどちらの効能も打ち消されているわ、プラマイゼロだわ、はじめから水をのめ水をって言いたいところだけど牛乳おいしいもんね! しかたないね!! オーケー!!!
これはタイトルが分からないんですが(※追記:教えていただいた、「Tokyoholic」でした)、入りを間違えたのか歌い過ぎたのか、本来丸山さんが歌わなきゃいけないところを謳ってしまって、オンマイクのまま
「えっごめん、間違えた、どうしよ、丸ごめん」
とテンパったすえ
「これもう俺が言わなあかんな、もう、あかんわ」
とはにかみ笑顔で丸山さんのパートの決め台詞(おそらく)を奪っていったの、ほんとうにずるかった。なにがずるいって奪われた丸山さんがにっこにこしていたのがずるかった。わかる、だってもうにこにこするしかないじゃんかわいいんだもん。入り間違えてオンマイクでテンパるってプロにあるまじき失態とかうるせえなかわいいからいいんだよ!!! 結果みんな喜んでるんだから大正解!!! アイドルの正解!!! 一億点!!!
そんなめっちゃかわいいところ見せるのに、シリアスな曲で踊ってるときやバンドセットでギター弾いてるときは見た目通りにハチャメチャかっこよくて、エモくて。
「蒼写真」でアコースティックギター弾きながら歌ったあとピック口にくわえて片手でおもちゃのピアノ弾く演出、おもちゃの! ピアノを! 弾く演出!
あれ考えたひとに今すぐノーベル平和賞をあげてほしい。うつくしい光景は世界を平和にするから…… もちろんノールックでおもちゃのピアノを弾ききった錦戸さんにもノーベル平和賞だよ…… もしかしたら錦戸さん本人が考えたのかな? だとしたらトロフィーが一個で済んでありがてえな。
そしてこれは、本来ならば私なんかがいうことではないと思うんだけど。
マシュマロをくれた人が聞きたいのはここかなあと思うから書きます。
錦戸さん、楽しそうでしたよ。
本当に楽しそうだった。このグループが好きなんだなあと思った。すごくすごく好きなんだなあと思った。愛にあふれたやさしい目をして、メンバーを、開場をうめつくすペンライトの光を見ていた。
私もゴシップは目に、耳にしていたし、このツアー終わったあとに……っていうのは本当なのかな、と心のどっかで思っていた。
たぶんそれは、ファンの人より思っていた。彼らのことをよく知らないぶん、信じる気持ちがなかったから。
でも錦戸さんみて、ああガセだなって思ったんですよ。だってこの人こんなに楽しそうだし、嬉しそうだし、いとおしそうなんだもん。やめないでしょって、思ったんですよ。序盤でもう思わせてくれて、だから私はそのあとずっと、邪念なしに楽しめたんですよ。
そのくらい、彼は彼の仕事をまっとうしていました。アイドルとして、その場のみんなを楽しませる仕事をまっとうしていました。不安なんて一ミリも抱かせなかった、すくなくとも私は抱かなかった。
それは、彼がそれだけ真摯にファンのことを考えて、ファンのためにやり切ってくれたということで。
彼のファンのひとは、それを誇っていいと思うし、信じていいと思う。
最後なら教えてほしかった、別れを惜しむ猶予がほしかったって思うのはそりゃ当たり前のことで、絶対に責められるようなことではないんだけど、でも彼はいじわるや身勝手でそれをくれなかったわけじゃなくて、ただただみんなのことが好きだから、みんなにただひたすら楽しんでほしいからこうしたんだと思う。
自分たちは彼にちゃんと想われていたんだ、愛されていたんだって、誇っていいし、信じていいと思う。
ほんとうに私なんかがいうことではないんですが。
大倉さんここまで、ひらたく言うと「ギャップ萌え」という話を全員にしてきているんですが、このひとギャップがないですね。見た目通りだった。
あの、神様が「よーし今日は調子いいからちょっと気合いれて万人が認めざるをえないレベルのうつくしいもの作っちゃうぞ!」って腕まくりして造形したような見た目通り。
友人からプレゼンを受け始めた初期に「ハチャメチャに顔がいいですね」って話をしたらうつくしくドレスシャツを着たハチャメチャに顔がいい写真とともに「実は彼、さる貴族のご子息で……」って送られてきたのでハッハーン曾祖母がロシアから亡命してきたロマノフ王朝の血縁とかなのかな?やっぱりな、と納得してしまった見た目通り。あのビジュアルで貴族って言われたら納得するので大倉担はよく知らない相手にそういう冗談いうのやめたほうがいい。鳥貴族ね。逆に庶民的でびっくりしたわ。
倉子ちゃんもとい大倉さんのうちわを買ったと先述しましたが、倉子ちゃんがスンッとしてるのと同じように大倉さんもスンッとしてるじゃないですか、うちわの写真。
ちょっと上から見てくるじゃないですか。あの顔で「油田欲しいねんけど」とか言われたらあげちゃうから私が石油王じゃなくてほんとうによかった。なんなら言われなくてもあげちゃうな私が石油王だったら。実は油田もってるでしょ大倉さん。もってない? 世の石油王がまだ彼を見つけてないんだな。
あのスンッとしたザ・クールビューティーみたいな、天使な小生意気みたいなビジュアルの通りのパフォーマンスでした。ダンスも歌も、たまににこっと笑うのがめちゃめちゃかわいいのも、アイドルの鑑ってかんじ。
そして最後のメッセージVTRも。
「僕たちが最低で最弱なときも、愛してください」
こんなこと、あんなまっすぐな目でいえる? あんなうつくしい微笑みでいえる?
誤解をおそれず言わせてもらえば、こんな、おそろしく傲慢なこと。
でもこれって、信頼でしょう。今までつちかってきたファンとの関係性に対する信頼、じぶんたちが積み重ねてきたものに対する信頼、そして、自分たちがこれからやっていくことに対する信頼。
自信といいかえてもいい。自分は、自分たちは、愛されるに足る存在であるという自信。それを裏打ちしているのは、かれをかくも堂々と微笑ませるのは、かれ自身が積み重ねてきた努力にくわえて、ファンがかれに注いできた愛情だと思う。
愛されてかがやくアイドルが、愛されつづけることを信じて、ためらいもてらいもなく「どんなときも愛してください」」っていう。
それが自分たちの生きるすべだと知っている。
ほんとうにすがすがしいほど見た目通りの、このひとは、アイドルだなあと思いました。
あともういっこ、彼の言葉で鮮烈だったのが、MCのときのなにげない一言です。
横山さんと村上さんが、同窓会にいって同級生がハゲてたという話をしてて、それはすごく盛り上がってたし私も笑ったんですけど。
大倉さんが、
「横山くんも村上くんも、テレビに出てるからそういうの慣れてしまってるけど、ふつうの人は傷つくんやで」
というようなことをさらっと言ったんです。
それはある種の、クールなツッコミというか、一番年下なのにぼそっと容赦ないこというみたいな彼のキャラゆえの発言だったのかもしれないけど、でもハッとしました。
そういう発言が出てくるってことは、彼がそういう感覚をきちんと持っているっていうことで、彼自身もテレビに出ている人なのに、テレビの世界ではそうやって人の欠点をいじって笑いにすることがいっぱいあって、それに慣れているはずなのに、慣れていないの、すごいと思う。
すごい、すごく、繊細な優しさをもった人だなあって思いました。
メッセージVTRの一番最後、「たとえ違う場所にいても、いつかきれいな花を咲かせられたらいいなと、僕は思います」という言葉、あれは内さん渋谷さんに向けての言葉だとあのときの私は思ったんですが、今思えば錦戸さんに向けてでもあったんじゃないかな。
あの場ではきっと言いたいことも言えなくて、みんなに悟られるわけにはいかなくて、でも彼なりに言いたくて、言葉を選んで選んでああいう形になったんじゃないかなって、勝手に思っています。繊細で不器用でわかりにくい、優しい人だなと。
安田さん最後にもってきたということはまあそういうことなんですけども。
私のペンライト、最初はうちわが大倉さんということもあり緑にしてたんですけど、序盤からもうほぼほぼ青でした。具体的にいうと一曲目の紹介時から青でした。序盤も序盤。
あのね、顔が、すきなの……(両手で顔をおおいながら)
顔が好きというのは正確ではないかもしれない。今のビジュアルがすきなの。
錦戸さんとこでヒゲが好きって書きましたけども、ヒゲ生やしててあのパーマかけた髪型で色つきの眼鏡をかけていてでっかいピアスしていてなんかガチャガチャしたヤカラみたいな服を着ている安田さんの今のビジュアルが、もう、ハチャメチャにすきなの……
安田さん担の方もし読んでいたらどうか怒らないでほしいんだけど、私は服を買うときに「この服関ジャニの安田さんも買われたんですよ~」って言われたことが今まで3回あります。
私は、自分でいうのもなんですがあんまりふつうの人が選ばないタイプの服を好んで着る人間です。ほかに「この服(任意の芸能人)も買われたんですよ~」を複数回いわれたことがあるのは、ピースの又吉さんとかフットボールアワーの岩尾さんとか。分かるひとはわかるでしょう、察して。
「安田さんが~」って言われたときの服も、「これをジャニーズのひとが着るの?」みたいな服で。うちいっこに至ってはワンピース。
だからぜんぜん関ジャニを知らない、安田さんと言われても顔が浮かばない、どの人だか分からない時期にも、安田さんの名前だけは覚えていました。服の好みが合う人として。(ごめんなさい怒らないで)
要するになにが言いたいかっていうと、私は安田さんのセンスがめちゃめちゃ好きなんですよ。ジャニーズであるのにあの髪型、あの服装をやっているというところがさらに好きなんですよ。
そんなに見た目が好きなら安田さんのうちわを買えやって話なんですけどだって見た目はみんなそれぞれにいいからさ…… キャンジャニちゃんで選んだわけですよ。
でも一曲目のキャラ紹介ソング(ごめんオタクの文脈で)の「色つきの眼鏡越しに見える景色~」みたいな歌詞のとこでモニターに顔アップになってちらっと眼鏡をずらしてみせたその瞬間ハア? すき ってなって、そのあと「章ちゃーん!」のとこでクイクイって指先を動かしてもっとこいもっとみたいなジェスチャーしたところですきがパーン!してパーンパーン!なって気が付いたらペンライトが青だった。
あとあれね、「勝手に仕上がれ」の「後ろのみんなもよく見えてるぜ」のあと、本来なら「あ、ごめん、ちょっと言い過ぎたわ」って続くところをニヤッと笑って
「女の顔しとるやないか」
「女の顔しとるやないか」
「おんなのかおしとるやないか」……(エコー)
私はうまれてはじめて声に出して「はわわ」と言いました。
両手を口元にあてて「はわわ……」と言いましたごめん本当にきもちがわるいなこいつ。ゆるされたい。
そういうね、今のビジュアル通りのヤカラ感を出してこられるとメチャメチャドツボなんですけど、それだけじゃないじゃないですか。
かつて完全にギャルみたいなビジュアルだったときのかわいらしさもぜんぜん出してくるじゃないですか。
「アイスクリーム」のときでっかいチョコモナカジャンボ(頭痛がいたいみたいになってるな)を両手でもって、ぴょこぴょこふわふわくるくる踊ってたとこ、錦戸さんと食べさせあうみたいなジェスチャーしてたとこ、あれなに? なんであんなにかわいい? あんなヒゲで色眼鏡でツーブロパーマなのに、なんであんなにかわいい? 視覚から入ってくる情報からみちびきだされるはずの感情と抱く感情とが乖離しすぎていて脳がバグるんだが?
MCのときひとりで喋り出したときのゆるふわ感もかわいいが過ぎた。
「15周年ということでね、普段やってない曲もやろうと思ってここまでやってきました。みんなやってない曲もやれよって思ってるやろ? でもやってきた曲もみんなから愛されてきた曲やからやってきて、でも、やってない曲にもいい曲たくさんあって、だからやってない曲やろうと思って、このあともやってない曲をやるんですけど」
なんて?
ごめんちょっとふわふわトークすぎたので記憶が定かでないんだけど、やっているやっていないをぐるぐるしていたのはたしかです。
ステージでひとりだけスポットライトがあたった状態で、しっとりしたムードで、ふわふわぐるぐるとね。それでこらえきれない笑いが起こると、
「なんかくすくす笑われてるけど……」
ってきょとんとしていたの、それをのちのMCで突っ込まれたとき
「なんで笑われているのかまったくわからなかった」
「ランナーズハイみたいな……」
って言ってたの、なんだろうな、もう、天然というより、ピュア。透明感がある。ピュア。あんなヒゲで色眼鏡でツーブロパーマなのにピュアってなに? 脳がバグるんだが?(二回目)
最後のメッセージVTRで、「病気になってよかった、ってことはないけど、悔しかったししんどかったけど、色んなことに気づけたらから、よかった」というようなことを言っていて、胸がじんとしました。
自分が一番しんどくて、つらくて、もどかしかっただろうに、体が資本のアイドルっていう仕事で、頭に傷跡がのこるくらいの手術をすること、腰をいためること、ほんとうにおそろしかっただろうに、まだ一年くらいしか経っていないのに、「よかった」とかみしめるようにいえる、なんてピュアで、ひたむきなひとなんだろう。
錦戸さんの退所発表の文書で、「いつまでこの体がもつのか」みたいな一文をみたときに心臓がキュッとなりました。どうか、自分の身体をいちばんだいじにしてほしい。ガチ恋かと思いきや親戚のおっちゃん気分に落ち着きました。めでたしめでたし。
私の初ジャニーズコンサートのレポート、レポートっていうかただの感想、いやもう感想ですらないな? 作文? は、これで以上となります。
ここまで長々読んでくださった方がいらしたら、ほんとうにありがとうございます。
これを読んで、ジャニーズのコンサート行ったことないけどいってみようかなって思ったり、関ジャニ∞さんに興味をもったり、私の推しはこういう風に見えるんだなって面白がってもらえたりしたら私の8時間(この時点で8時間かかっているんですよ)(ばかなの?)もむくわれます。
なによりマシュマロをくれたあなた、あなたのきもちがほんのちょっとでも安らいだなら、こんなに嬉しいことはないです。
ここからは完全なる蛇足で、身勝手な、おねがいになります。
関ジャニ∞さんのファンである、eighterである、あるいはあり続けたいと思っている、またあるいはあり続けることができるかどうか迷っているあなたへの。
関ジャニ∞さんは、11月から47都道府県ツアーをするそうですね。
まだ会場も決まっていないしペースも分からないけれど、休んだらそのまま止まってしまいそうだから、走り続けるんだと聞きました。
あんまり急すぎて、スピードが速すぎて、ついていけない人もいるだろうなあと思います。そんな簡単に前を向けない人もいるだろうなあと思います。
東京ドーム公演、ほんとうにほんとうに楽しかったから、開場を埋め尽くすペンライトの光、夢みたいにうつくしかったから、またあの光景を見られるものなら見たいなって気持ちは私にもあります。
6人であれだけのものを見せてくれた彼らが、今度は5人でどうするのか、どんなものを見せてくれるのか、自分の目で見てみたいなって気持ちもあります。
だけどそのためにファンクラブに入るかどうか、一晩考えて、それは今じゃないと思いました。
この47都道府県ツアーは、傷ついて、悲しんで、不安になってるファンの人を勇気付けるためのものだと思うから。
絶対やめないぞ、守るんだ、続けるんだという決意をしめすためのものだと思うから。
ファンクラブに入るのはチケットを取るためで、私にチケットが当たったら誰かが落ちるわけで、箱のキャパが少ないっていうのも考えるとなおさら、もとからのファンをさしおいて私がそこにいるべきではないと思う。
もとからのファンの人は信じさせてほしいという願いとか、絶対応援するという決意とかをもってそこにくるんだろうけど、それはきっと彼らの力になるんだろうけど、私はそれ相応のものをまだ持ってない。
私は彼らの援軍になれないし、彼をかがやかせる光になれない。
それはあなたたちにしかなれない。
だからあなたたちは、信じてあげてほしい。
彼らを照らしてもっとずっとかがやかせてあげてほしい。
そしたら私もいつかまた見に行けるから。彼らがかがやきつづけてくれていたら、いつかまた、あのきれいな景色を見に行けるから。
それは今じゃない。今じゃないけど、いつか。
そのときのためにがんばってくださいっていう、ハチャメチャに身勝手なおねがいです。
言われなくてもやるよ!ついていくし信じるよ!!って思ってくれたら、ほんとうに勝手ながら、とてもうれしい。
いつかどこかでおなじ景色の一部になれたら、そのときはよろしくお願いします。
あらためて、ここまで読んでくださってありがとうございました。
追記:
思いがけずたくさんの方に読んでいただけて、リアクションいただけて、とても嬉しいです。
なにを知った風な口をとか、そうじゃないかれの魅力はそういうことじゃないとか、ばかにしてるのかとか、怒られるかなあと思っていたんですが、それでもしかたないと思っていたんですが、今のところどなたからも怒られることはなく、みなさんとってもあたたかい言葉をかけてくださっています。
本当にありがとうございます。
これが、いまの私のきもちです。
ちなみにこの画面、結局安田さんでいったんですが、「錦戸さんにしておくと後からキャンセルされて全員を選択したことになりますよ」という世界一悲しいライフハックが届けられました。「渋谷さんのときそうだったから」って。
そうか…… ていうかふつうに複数選択させてくれよ。なんで「選べる男はただひとり」みたいな試練を入会時に課してくるの。ビギナーほど推し定まってないでしょうに。
それはともかく、つまり、これだけ長々書いておいてお恥ずかしいのですが、ファンクラブ、入りました。
みなさんが、気にしなくていいよ!むしろきてほしいよ!ってすごくいってくださったので。
まだコンサートに行くかどうか、本当に自分がそこに行っていいかどうか迷いはあるんですが、まずとれるかどうかわからないのだし、日程の都合がつくかもわからないのだし、そのときまでに私も胸張ってeigterですって言えるようになるかもしれないし、とにかく応援したい気持ちはあるからファンクラブ入っておいて、そのときになって決めればいいや!と思って。
そういうわけなので、先輩方よろしくお願いします。
それから、きっかけになったマシュマロをくれた彼女にも、これが届きました。ぴったり千字(マシュマロ制限字数いっぱい)のマシュマロが届きました。いや文才がすごくないか?ごく自然に、最後には元気な!!までつけて、そこまで含めてぴったり千字に収めてきたんだが。
ジャニオタ、そろいもそろって文才がすごくないか? マシュマロに届くメッセージぜんぶ長文で名文なんだけど(ありがとうございます)、顔の良い男を見続けていると脳のなんかそういう中枢が刺激されて言語機能が発達するとか、そういうのがあるの?
長いのでさすがに貼り付けはしませんが、私のツイッターでお返事してるので興味のあるかたはごらんになってみてください。まだ前は向けないけど、でも泣いて笑うことができたって言ってくれました。
ならよかった。書いてよかった。本当によかった。
この人も、同じようにまだ前を向けていないひとも、自分のペースですすめますように。彼らがあんまり全速力だからおいてかれたみたいな気持ちになってしまうかもしれないけど、何年も出遅れた私がこうして楽しめるんだもの。ちょっと時間や距離があいたとしても、その気になればいつだって追いつけると思うから。
それでは今度こそ、ここまで読んでくださてありがとうございました。