cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_87d83cdf753c_試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価 87d83cdf753c 87d83cdf753c 試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価 oa-rp16797

試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価

2019年2月9日 21:12 AUTOCAR JAPAN

もくじ


どんなクルマ?
ー ガソリン、HVに加え、ターボ追加


どんな感じ?
ー 1.5ℓターボ車のメリット
ー 出力アップで、足はハードに
ー アジャイルハンドリングアシスト


「買い」か?
ー 価格 C-HRハイブリッドG並み

スペック
ー ヴェゼル・ツーリングのスペック

どんなクルマ?


ガソリン、HVに加え、ターボ追加


フィットの基本設計を母体に発展したコンパクトSUVがヴェゼルである。基本ハードウェアではフリードと姉妹車の関係にもなる。登場した当初のヴェゼルは「フィット由来」を感じさせるSUVだったが、走りの質感など車格感に関わる部分に改良を加えて、登場当初よりもフィットとの車格距離を拡大している。

そこへ新たにシリーズ最上位モデルとして追加されたのが「ツーリング」である。従来ラインナップのパワートレインは1.5ℓ/CVTと、1.5ℓ/DCTをベースとしたパラレル式ハイブリッドの2タイプだったが、ツーリングには1.5ℓターボ/CVTが搭載される。1.5ℓの単一排気量設定ながら標準型、ハイブリッド、ターボを展開することとなった。



高性能型VTECをベースとしたL15Bターボは他にもステップワゴンやCR-V等に搭載されるホンダの主力パワートレインのひとつ。ただし、パワースペック(特性)は搭載車種によって変更され、ヴェゼル用はシビックセダンに近い172ps/22.4kg-m仕様となる。ちなみに他のL15B搭載車同様に燃料はレギュラーガソリンである。

また、専用加飾を用いた内外装は当然として、フレームやサスチューニングも専用設計となっている。シャシーまわりではアジャイルハンドリングアシストを採用しているのも見所だ。





どんな感じ?


1.5ℓターボ車のメリット



ヴェゼルのウイークポイントのひとつが高速域や連続登坂での余力の少なさ。

ハイブリッド車なら電動パワーアシストで一般走行では1.8ℓ級の余力感をもたらすが、比較的負荷に小さい領域が主。巡航ギア(比)維持による燃費向上が主目的と考えてもいい。そのため高速での追い越し加速や連続登坂では、標準1.5ℓ車よりはパワフルであってもエンジン回転上昇や高回転域の使用時間が長くなりやすい。



ツーリングの1.5ℓターボは違っている。中高速域での巡航回転数は1500rpm。加速時は先ずダウンシフトにより2000rpmくらいに上げて、過給タイムラグの短縮と初期加速応答を高める。そこからは速度上昇と連動したように回転を上昇させる。

ただし、回転上昇はギア比固定時よりも穏やか、つまり回転数と速度のリニアリティを持たせた連続的アップシフトを行い、CVTのラバーバンド感覚を少なくするとともにドライバーにトルクフルな印象を与えている。



もうひとつの見所はターボの切れ味である。理屈では踏んだ瞬間に「もっこりトルク」のほうが効率的加速に繋がるのだが、回転上昇ともに高まるトルクのほうが加速の爽快感がある。体感加速がいいわけだ。

この “後伸び感” も備えているのがヴェゼル・ツーリングの加速特性。ダウンサイジングターボのトルク感を基本に高性能ターボの伸びる加速をCVTの制御を介して上手く織り込んでいる。「回すほど速い」でなくても「回して楽しい」にはなっている。

というタイプなので100km/h巡航は余裕。高速登坂での追い越し加速も3000rpmも回すかどうか。高回転を使うのは速さを楽しむ時くらいである。







出力アップで、足はハードに



動力性能大幅向上。当然シャシー性能も強化されているが、ツーリングという名で量れば、いったい何km/hを巡航速度に設定しているのか、と言いたくなるほどのハードサス。

試すわけにはいかないが、設定巡航速度が180km/hでもおかしくない。一昔前のホンダ車なら「タイプR」でなくても「ユーロR」くらいには相当するだろう。



マンホールやパッチの段差ではけっこうな突き上げを感じる。同時に車軸まわりの揺動も。タイヤはRSと同サイズだが、当たりは強い。ただし、RSより車軸揺動感やばたつきは抑えられている。ダンパーだけでなくフレームまわりも含めて全体的に減衰性が向上した印象だ。





加減速時のピッチ、コーナリング時のロールのストローク速度はかなり抑えられ、また体感するロール軸は水平からごく僅かに前下がりの印象。後輪を軸に前輪をイン側に送り込むような高いラインコントロール性と路面うねりや加減速による乱れの少ない挙動安定を示した。




アジャイルハンドリングアシスト


こういった特性は挙動に重さを感じさせやすく、小技が利きにくいのだが、それをして際立って操舵に従順な反応をもたらすのがアジャイルハンドリングアシスト。ステア操作連動型の回頭補助トルク配分(ブレーキ制御型)だが、頑固な弱アンダー傾向のハンドリングと相性がいいのは他の同システム採用車と同様。無理めの追い舵にも綺麗に追従してくれる。



身を翻すような軽快感を求めるならRSのほうが適している。ただ、言い方を変えるなら軽快さは小さな破綻でもあり、その点でツーリングは正論的に優れたコーナリング性能を示す。大人の高性能と言ってもいいだろう。



しかも、静粛性でも従来ラインナップから大幅進化。全開加速中でもエンジン音は穏やかである。エンジン騒音自体に高回転域でも威圧感が少ないこともあるが、防音処理の効果が大きい。



ロードノイズは耳障りな高周波成分の減少が好感触。音量も減少しているが、薄っぺらな印象を強める高音域のノイズ減少が厚みや重みを感じさせてくれる。プレミアムコンパクトと呼ぶに相応なレベルになった。フィット由来の印象はほとんどない。





「買い」か?


価格 C-HRハイブリッドG並み


ヴェゼルの「ツーリング」というグレードというよりヴェゼルから発展したヴェゼル・ツーリングという上位モデル、と定義したほうがすっきりする。そのくらい大きな変化がある。対従来ラインナップならビッグMCくらいに考えてもいい。


ただし、その進化は価格に跳ね返ってハイブリッドRS(FF)の約10万円高。ちなみにC-HRハイブリッドGとほぼ同等である。さらに駆動方式はFFのみ。

コンパクトSUVでは積載性や居住性などのキャビンユーティリティに優れるが、悪路走行には不向きなハードサスということもありアウトドアレジャー向けSUVとしては厳しい。



その車名のとおり高速道路や山岳路を主体としたツーリングを主とする用途向け。ホットハッチ的なSUVとも言える。この用途で求められる性能や運転特性を評価軸にするならコンパクトSUVでもトップレベルなのも間違いない。

結果、プレミアムコンパクトあるいはスポーツ&スペシャリティ志向のユーザーには十分に納得できる価格と言うわけだ。




ヴェゼル・ツーリングのスペック


◇ホンダ・ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング








■価格 290万3040円 


■全長×全幅×全高 4340×1790×1605mm 


■最高速度 - 


■0-100km/h加速 - 


■燃費(JC08モード) 17.6km/ℓ 


■CO2排出量(JC08モード) 131.9g/km 


■車両重量 1360kg 


■パワートレイン 直列4気筒1496ccターボ 


■使用燃料 レギュラーガソリン 


■最高出力 172ps/5500rpm 

■最大トルク 22.4kg-m/1700-5500rpm 


■ギアボックス 自動無段変速機(CVT) 







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cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_21f4dedff04e_【関税だけで年間660億円】ジャガー・ランドローバー 「合意なき離脱」後の影響を予想 21f4dedff04e 21f4dedff04e 【関税だけで年間660億円】ジャガー・ランドローバー 「合意なき離脱」後の影響を予想 oa-rp16797

【関税だけで年間660億円】ジャガー・ランドローバー 「合意なき離脱」後の影響を予想

2020年5月27日 11:20 AUTOCAR JAPAN

660億円の自動車輸出関税text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
ジャガー・ランドローバーの最高財務責任者、エイドリアン・マーデルは、英国の欧州連合(EU)離脱が、「合意なき離脱」になった場合、自動車の輸出関税だけで、年間5億ポンド(660億円)の費用がかかると予想している。
1月の終わりにマーデルと投資銀行が行った会議の記録によると、現在の移行期間が2021年1月1日まで続き、その後「新しい関係」が生まれることを「期待」していると語っている。

ジャガー・ランドローバーの工場マーデルはまた「2019年の3月末と10月末に、物流の混乱に備え、工場を1週間閉鎖しました」
「それが適切な対応であったかどうかは、年末に明らかになるでしょう」
「物流の混乱が生じ、 世界貿易機関(WTO)の規則に従った場合、毎月4000万ポンド(53億円)、年間5億ポンド(660億円)の打撃となります」
大手自動車メーカーの幹部が、「合意なき離脱」およびWTOの規則に従った場合にかかるコストを定量化することは珍しい。
マーデルはまた、英国がこの状況に陥った場合、それが長く続くことはないと考えているとも言う。
「WTOの規則に従う期間は、長くは続かないと個人的には考えています」
「どちらか一方によって、交渉が提案されると思います。2年前よりも楽観的に考えています」と述べている。
パンデミックの影響JLRは現在、新型コロナウイルス危機の対応として、その従業員の半数となる約2万人を待機させている。
待機中の従業員には今月の給与は100%支払われているが、取締役会幹部の給与は支払いを3か月延期しており、CEOのラルフ・スペッツの給与は30%カットされている。

レンジローバー・イヴォークパンデミックは、すでに落ち込んでいる売上にも大きな影響を与えた。
2019年会計年度の最新の数字によると、販売台数は50万8659台で、前年同期と比べて12.1%減少している。
1月から3月までの最後の四半期に、より大きな打撃を受けており、売上高は前年比30.9%減の10万8869台となっている。
そのうち、ジャガーの売上は、年間22%減、最終四半期では42.6%減の2万8288台で、特に大きな打撃を受けている。
一方、ランドローバーは、年間7.7%減、最終四半期では25.6%減の8万1581台となっている。
そんな中でも、レンジローバー・イヴォークの売り上げは25%増加し、ジャガー Iペイスは40%増加している。
JLRはまた、現金および監査前短期投資は36億ポンド(4744億円)、未使用信用枠は19億ポンド(2504億円)で、会計年度を終了したと述べている。
JLRは、オーストリア、スロバキア、英ソリフルでの生産を、5月20日から順次再開している。
そのほかのヨーロッパの工場も、社会的距離を保ちながら、可能な限り安全に稼働を再開することを目指している。
生産は徐々に増やしていくと見られており、販売の回復には多少時間がかかることが予想されている。

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cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_4f97cf3a1588_【活発で快適、親しみやすい】新型 メルセデス・ベンツGLA 220dへ試乗  4f97cf3a1588 4f97cf3a1588 【活発で快適、親しみやすい】新型 メルセデス・ベンツGLA 220dへ試乗  oa-rp16797

【活発で快適、親しみやすい】新型 メルセデス・ベンツGLA 220dへ試乗 

2020年5月27日 10:20 AUTOCAR JAPAN

ライバルよりクロスオーバーらしい風貌text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
 
2代目メルセデス・ベンツGLAが登場した。初代は、予算上の理由からか、Aクラスのハッチバックをベースにしていた。肉付けされた見た目が与えられても、その事実は明らかだった。
一方の新しいGLAは、エンジニアリング上の制限が少なかったようだ。初代と比べると、説得力もはるかに高い。

メルセデス・ベンツGLA 220d 4マティック(英国仕様)世代が新しくなるほどボディは大きくなるのが一般的だが、2代目GLAは、全幅と全高は大きくなったものの全長は短くなった。最大のライバルとなる、BMW X2やアウディQ2と並ぶと、明らかにクロスオーバーらしい風貌を持っている。
1ヶ月ほど前、ガソリンエンジン車としてトップグレードとなるGLA 250に試乗したが、素晴らしい印象を受けた。今回試乗するのは、ディーゼル版の220d。英国では2種類用意されるディーゼルエンジンの中で、パワフルな方だ。
搭載されるのは、OM654型と呼ばれる2.0L 4気筒ユニット。多くのメルセデス・ベンツのクルマに選ばれているもので、最高出力190psと最大トルク40.7kg-mを発生する。
クラス標準以上のパワーを持ち、GLA 200dと比べると40psと7.7kg-mたくましい。ちなみにエンジンは同じで、設定による違いとなる。
ライバルがいないほどの力持ちではない。アウディQ2 2.0 TDIに搭載されるエンジンは、数字上では同等の性能を得ている。
活発なエンジンと操縦性に優れるシャシートランスミッションはメルセデス・ベンツ製の8速AT。ハイパワー版の220dの場合、新開発の4マティックと呼ばれる四輪駆動を採用する。油圧式ではなく電気機械式による制御で、より確かな前後間でのトルク分配を行う。
必要に応じて最大80%のトルクを前輪へ回せ、後輪へは70%を割り当てられる。前後で50:50が保持される、オフロード・モードも備わる。

メルセデス・ベンツGLA 220d 4マティック(英国仕様)メルセデス・ベンツGLA 220dを走らせてみる。ディーゼルらしい潤沢なトルクと4マティックにより、とても柔軟性があり活発。市街地でも郊外の開けた道でも、走りやすい。
ドライバーが惹きつけられるような性格ではないものの、ディーゼルらしいカラカラ音は皆無。最新の4気筒ユニットは、扱いやすい動的性能を生み出している。
こちらも新しいトランスミッションは、段数によるギア比の幅が広い。力強いスタートダッシュから、穏やかな高速巡航までを引き受けてくれる。
電動パワーステアリングの軽快で正確な感触と、ボディロールが抑制された姿勢制御で、操縦性も引き上げられた。この手のクロスオーバーとしては、優れていると呼べるものだ。
グリップ力やトラクションにも不足はない。ドライバーが得るフィードバックは濃くはないが、全体的なまとまりは良く、操作系の重み付けにも一貫性がある。GLA 220dの運転が、親しみやすく感じられる要因でもある。
コンフォートさもスポーティさも向上乗り心地も、初代GLAからはるかに良くなった。サスペンションは硬めながら減衰力は充分。近年のメルセデス・ベンツ製コンパクトモデルに共通する特性でもある。
オプションのアダプティブ・ダンピングコントロールと、扁平率60のタイヤが試乗車には組み合わされていたが、不快な振動を見事に吸収してくれていた。ロードノイズも充分に静かだ。

メルセデス・ベンツGLA 220d 4マティック(英国仕様)オンロードでのGLA 220dのマナーは、ダイナミックセレクト機能で変化させることも可能。多様なドライビング体験と品質が味わえる。先代と比べても、コンフォートさもスポーティさも、しっかり高められている。
Aクラスのハッチバック以上の実用性を備えた、新しいGLA。魅力的に感じる人も多いだろう。今回試乗したGLA 220d 4マティックは、長距離を頻繁に走り、四輪駆動の安定したハンドリングを求めるドライバーに向いている。
都市部を中心に運転するユーザーの場合は、前輪駆動のエントリー・グレードの方がより適している。あるいは環境負荷を考えるなら、プラグイン・ハイブリッド版もある。純EV版も、追って登場する予定だ。
メルセデス・ベンツGLA 220d 4マティック(英国仕様)のスペック価格:3万8165ポンド(507万円)
全長:4410mm
全幅:1834mm
全高:1616mm
最高速度:218km/h
0-100km/h加速:7.3秒
燃費:17.5km/L
CO2排出量:149g/km
乾燥重量:1540kg
パワートレイン:直列4気筒1950ccターボチャージャー
使用燃料:軽油
最高出力:190ps/3800rpm
最大トルク:40.7kg-m/1600-2600rpm
ギアボックス:8速オートマティック

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cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_88c84a4c3e21_【メルセデス・ベンツ vs BMW】コンパクトモデルぞくぞく投入の舞台裏 商品&販売戦略やや違う 88c84a4c3e21 88c84a4c3e21 【メルセデス・ベンツ vs BMW】コンパクトモデルぞくぞく投入の舞台裏 商品&販売戦略やや違う oa-rp16797

【メルセデス・ベンツ vs BMW】コンパクトモデルぞくぞく投入の舞台裏 商品&販売戦略やや違う

2020年5月27日 05:50 AUTOCAR JAPAN

メルセデスとBMW、小型車を充実text:Yoichiro Watanabe(渡辺陽一郎)
かつてのメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといった欧州のプレミアムブランドは、商品開発と販売が軌道に乗ってからは、コンパクトな車種をあまり手掛けなかった。
1990年代の中盤まで、メルセデス・ベンツではCクラス、BMWは3シリーズ、アウディではA4が最小サイズだった。

欧州のプレミアムブランドは、他ラインナップに比べて比較的小型なモデルを積極投入している。    メルセデス・ベンツ/BMWメルセデス・ベンツの場合、もう少し時代を遡って1980年代初頭にCクラスの前身となる190シリーズを発売する前は、今のEクラスが「コンパクト・メルセデス」と呼ばれた。
そのほかは上級のSクラス、スポーツカーのSL(往年の高性能な300SLではなく190SLから成長したタイプ)程度で、車種構成はシンプルであった。
そのために数字とアルファベットの表記も成り立った。今も同様の表記だが、車種の数が増えると、日本車のようなペットネーム(例:「マツダ2」に対する「デミオ」)でないとわかりにくい。
この流れが1990年代の後半から変わり始めた。
1998年には日本にもコンパクトな初代Aクラスが導入され、個性的な造りではあったが、200万円台の価格設定などによってメルセデス・ベンツでは新しいユーザーを獲得した。
2000年に入ると、メルセデス・ベンツCクラスが3ドアハッチバックのスポーツクーペを用意して、カジュアルな雰囲気を演出する。
BMWも3シリーズに3ドアハッチバックのtiを加えた。316 tiは1.8Lエンジンを搭載したが、最も安いグレードの価格は299万8000円に抑えた。
この後、両ブランドともSUVを加えて、さらにバリエーションを増やした。
プレミアムブランド、小さい方に人気移行プレミアムブランドは、各車種の個性よりもブランドの持ち味を重視する。
例えば「Cクラスが欲しい」のではなく「メルセデス・ベンツが欲しい」と思わせるクルマ造りをする。まずはブランドを決めて、その次にCクラスという車種を選ぶわけだ。

メルセデス・ベンツAクラスセダン(上)とEクラス(下)。フロントマスクや内装は、ボディサイズやエンジン排気量の大小に係わらず同じ価値観。    メルセデス・ベンツブランドで選択するクルマ造りを突き詰めると、フロントマスクや内装は、ボディサイズやエンジン排気量の大小に係わらず同じ価値観を備える。
日本車のクラウンとカローラでは、デザインと雰囲気がかなり違うが、メルセデス・ベンツのEクラスとAクラスには相似性がある。
その一方でEクラスとAクラスの価格には約2倍の開きがあり、価値観が似ているのであれば、安い後者が買い得と受け取られる。
Aクラスは避けたとしても、多くのユーザーは後輪駆動で最も小さなCクラスに落ち着く。
その結果、2019年度(2019年4月から2020年3月)の輸入プレミアムブランドで最も多く登録された車種は、メルセデス・ベンツCクラスであった。
次はAクラス、続いてBMW 3シリーズと続く。ボディの大きなメルセデス・ベンツEクラスはCクラスの半分以下で、BMW 5シリーズは大幅に少ない。
コンパクトあるいはミドルサイズが売れ行きを伸ばす。
この点について販売店に尋ねると、メルセデス・ベンツとBMWでは見方が分かれた。
やや違う メルセデス/BMWの販売姿勢今の日本国内の売り方について、メルセデス・ベンツの販売店は次のようにコメントした。
「かつてのメルセデス・ベンツには、高価格車のイメージが強かったです」(メルセデス・ベンツ販売店)

バブル経済期、「六本木のカローラ」と呼ばれていたE30型BMW 3シリーズ。    BMW「景気の良い時代は、プレミアムブランドの性格が際立ち、中古車価格も高まりました。そうなるとお客様も、愛車を好条件で売却できます」
「ところが1990年代の中盤になると、次第に景気が悪化してきました」
「その中で大量な販売をねらうと、高級感が裏目に出てしまいます。『ベンツは600万円を超えるクルマばかりでしょ』などと言われ、最初から敬遠されました」
「要は敷居が高すぎるので、近年はAクラス/GLA/CLA/さらにAクラスセダンという具合に、コンパクトな車種に力を入れるようになったのです」
2019年の国内販売台数は520万台で、バブル絶頂期だった1990年の778万台に比べると67%にとどまる。
ところがメルセデス・ベンツの国内登録台数は、1990年の170%に増えた。
メルセデス・ベンツは、バブル経済期の方がたくさん売れていたように思えるが、実際には今の売れ行きは当時の2倍近くに達する。
BMWも1990年の130%になる。
BMWの販売店からは別の意見がプレミアムブランドが景気の悪化に逆行して売れ行きを伸ばすには、コンパクトな車種を充実させて価格帯を下側へ広げなければならない。
メルセデス・ベンツは、AクラスやGLAを軸にして、それをおこなった。

メルセデス・ベンツGLA    メルセデス・ベンツメルセデス・ベンツの国内販売推移を見ると、2010年は3万台少々だったが、2013年初頭に現行Aクラスを加えると5万台を上まわった。
2014年にはGLAも投入して6万台を超えている。このほかSUVのラインナップも充実させて、急成長を遂げた。
一方、BMWの販売店からは別の意見が聞かれる。
「BMWは2シリーズのアクティブツアラーとグランツアラー、SUVのX1など、日本で販売しやすいコンパクトな前輪駆動車を投入して売れ行きも伸びています」(BMW販売店)
「ただし、これらは慎重に扱いたいですね。BMWのブランドイメージはあくまでも運転の楽しさにあります。それを訴求できるのは、以前と同じく後輪駆動の3シリーズや5シリーズになるからです」
国内の売れ行きも、BMWで登録台数の最も多い車種は3シリーズで、2シリーズやX1はそれ以下になる。
メルセデス・ベンツとBMWでは考え方が異なる。
小型投入 ブランド力の維持が課題メルセデス・ベンツとBMWは、この数年間で販売台数が急増した。
2019年の世界販売台数は、メルセデス・ベンツブランドが234万台、BMWブランドは217万台だ。メルセデス・ベンツは2020年に200万台を目標にしていたが、4年前倒しで達成した。

大きなエンブレムがフロントグリルの中心にあるスタイルを気にするユーザーもいる。    メルセデス・ベンツ現時点でメルセデス・ベンツAクラスなどは、トクした気分にさせる。憧れの「ベンツ」が、以前に比べると大幅に求めやすい価格で手に入るからだ。
しかし今の状態が続くと、次第に普通のブランドに落ち着いてくる可能性もある。
メルセデス・ベンツが割安な車種をそろえる一方、フォルクスワーゲンは内外装や乗り心地の質を高め、ベーシックとプレミアムの境目がわかりにくくなってきたからだ。
特に今のメルセデス・ベンツは、大きなエンブレムをフロントグリルに装着して、グッチとかフェンディと大書きされたTシャツを思わせる。
プレミアムブランドの伝統を考えれば、エンブレムをフロントグリルに収めるのは空力を突き詰めたSL系で、そのほかは今のSクラスやE 450 4マティック・エクスクルーシブのようにボンネット上にマスコットを立てるのが正しい。
販売店によるとは以下のようにコメントしてくれた。
「今でも大きなエンブレムを嫌うお客様は少なくないですね。『ブランドをひけらかしたくない』と言われます」
「そこで交換を希望されることもあるが、今はグリルに衝突被害軽減ブレーキのセンサーが内蔵され、交換できても高額になってしまいます」という。
たかがエンブレムの話だが、伝統を受け継ぐブランドの象徴でもある。
本来のメルセデス・ベンツはマスコットを立てたSクラスで、それ以外は大量な販売をねらっているとも受け取られる。
いつまでも「メルセデス・ベンツが欲しい」と思わせるブランドであってもらいたい。

外部リンク

cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_3bf79eaf0bf8_【新世代のデジタルモデル】次期型メルセデス・ベンツSL オリジナルのDNAを引き継ぐ 2021年発表 3bf79eaf0bf8 3bf79eaf0bf8 【新世代のデジタルモデル】次期型メルセデス・ベンツSL オリジナルのDNAを引き継ぐ 2021年発表 oa-rp16797

【新世代のデジタルモデル】次期型メルセデス・ベンツSL オリジナルのDNAを引き継ぐ 2021年発表

2020年5月26日 17:50 AUTOCAR JAPAN

オリジナルバージョンを思い起こさせるモデルtext:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
ダイムラーのチーフデザインオフィサー、ゴードン・ワゲナーは、来年発表予定の次世代メルセデス・ベンツSLは、1950年代のオリジナルバージョンを、思い起こさせるモデルとなると述べている。
ワゲナーは、AUTOCARに対し「レトロなデザインが、好きなわけではありません」と話していたため、新しいSLは2人乗りのガルウィングのエクステリアを、完全に復活させることはないだろう。

メルセデス・ベンツSL AUTOCARイメージ図SLは、過去数十年継続したGTスタイルのロードスターから離れ、スポーツのルーツに戻るとも語っている。また、AMGはその開発に深く関与している。
「わたしにとって、最も美しいSLはオリジナルの300です」とワゲナーは言う。
「そのDNAの一部を引き継ぎたいと思います。まずはプロポーション、表面の仕上げ方法などから始めます」
「その点で、新しいSLは、おそらくオリジナルのSLに最も近いモデルとなるでしょう」と続けている。
次期AMG GTのプラットフォームを採用ポルシェ911カブリオレの、新しいライバルのプロトタイプは、ドイツの研究開発施設で、カバーが半分取り外された状態で目撃されている。
このスパイショットからは、クラシックなロングボンネットと、キャブバックの輪郭を保持しているが、現行SLのハードトップに代わり、ファブリック・コンバーチブル・ルーフが採用されていることがわかる。

メルセデス・ベンツSL プロトタイプこの新しいモデルには、AMGが次のGT向けに調整したプラットフォームが採用される。
2つのモデルの共通点について尋ねられた際、ワゲナーは「GTはレースカー寄りで、SLはスポーツカー寄りです。違いは、はっきりしています」と述べている。
ワゲナーはまた、2020年末に発表予定の、次のSクラスについて「デザインのマイルストーン」および「次世代のデジタルSクラス」と表現している。
一方で、新しい時代に導くのではなく、メルセデスの既存のデザインを進化させるとも述べている。
「以前、Sクラスは、ブランド全体のために、毎回新しいスタイルを紹介してきましたが、それはモデルが3つしかなかった頃のことです」
「ありのままのSクラスを、愛してくれる人がたくさんいます。それを変えたいとは思いません」
進歩的なインテリアワゲナーは、インテリアが最も「先進的な部分」となるとし「特にデジタルに重点を置いた」と述べている。
スパイショットからは、ダッシュボードに備えられた、テスラ・スタイルの縦型タッチスクリーンを確認することができる。

メルセデス・ベンツEQS プロトタイプ継続が決まっている、超高級セグメントの、メルセデス・マイバッハ・バージョンについて、ワゲナーは、テクノロジーよりも「伝統的なラグジュアリーな価値観と、職人の技、素材」に焦点を当てていると述べている。
マイバッハは、Sクラスの唯一の異なるバージョンではない。
2022年に発売予定の、電動モデルEQSは、Eクラスと同等のサルーンであるEQEの上の、メルセデスのEQバリエーションの最上部に位置するモデルとなる。
ワゲナーによれば、EQSは「通常のSクラスとは根本的に異なる」外観を備え、「異なるカスタマー」をターゲットとしている。
「わたし達のビジョン・コンセプトは、80-90%量産モデルに近いものとなってきました」
「それは完全に異なるプロポーションをもつ、非常に革新的なモデルとなります」と述べている。

外部リンク

cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_b08ce5afd2fb_【経営陣の見直し】アストン マーティン 新CEOにメルセデスAMGのトビアス・ムアースが就任? 人事変更うわさ b08ce5afd2fb b08ce5afd2fb 【経営陣の見直し】アストン マーティン 新CEOにメルセデスAMGのトビアス・ムアースが就任? 人事変更うわさ oa-rp16797

【経営陣の見直し】アストン マーティン 新CEOにメルセデスAMGのトビアス・ムアースが就任? 人事変更うわさ

2020年5月26日 14:53 AUTOCAR JAPAN

トビアス・ムアース就任かtext:Jim Holder(ジム・ホルダー)
アストン マーティンは、経営陣の見直しを行っていることを明らかにした。
ファイナンシャルタイムズは、CEOのアンディ・パーマーが、メルセデスAMGのトップであるトビアス・ムアースと交代すると予想している。

メルセデスAMG CEOビアス・ムアース同社は、報道に対し短い書面にて「アストン マーティン ラゴンダは、経営陣の再検討をしております。適切な時に更なる発表を行います」と返答している。
億万長者のローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムが先月、同社株の25%を買収し、その持株の一部をメルセデスAMG F1チーム代表のトト・ヴォルフが率いる、別のコンソーシアムに売却して以来、パーマーの最高経営責任者としての地位は推測の対象となっていた。
アンディ・パーマー退任か先月、ストロールは、パーマーとそのチームが策定した製品計画に従い、まず新しいDBX SUV、次にバルキリーハイパーカー、その後、ヴァルハラと呼ばれる新しいミドエンジン・スーパーカーの発売に焦点を当てると述べている。
一方、2018年にパーマーの主導で行った株式公開(IPO)後、今年の第1四半期に1億2千万ポンド(158億円)の損失を出し、株価は90%低下、現在同社は危機にさらされている。

アストン マーティン 現CEOアンディ・パーマーAUTOCARが、ムアースに事実確認を試みたことろ、スポークスマンは「推測についてはコメントできません」と回答している。
ムアースは、アストン マーティンの株式を所有し、同社のエンジンおよび部品サプライヤーであるメルセデスの収益性の高いパフォーマンス部門を率いて以来、AMGの存在感と利益の増幅に貢献している。

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cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_4364b2f7a750_【弱点はシャシーのサビと電装系】TVRグリフィス 2代目 英国版中古車ガイド 4364b2f7a750 4364b2f7a750 【弱点はシャシーのサビと電装系】TVRグリフィス 2代目 英国版中古車ガイド oa-rp16797

【弱点はシャシーのサビと電装系】TVRグリフィス 2代目 英国版中古車ガイド

2020年5月26日 10:20 AUTOCAR JAPAN

手に入れるなら3代目発表の前text:John Evans(ジョン・エバンス)
translation:KENJI Nakajima(中嶋健治)
 
新しい3代目グリフィスが復活する日は、いつになるだろう。まずは工場の準備から、といった段階のようだ。一進一退する3代目ほどの話題ではないものの、先駆者となる2代目への注目は、英国では従来から高いままだ。
2代目グリフィスの値段は、3代目とのつながりに価値を見出した人々によって急速に高まった。だが、3代目のリリースが伸びている今、少し落ち着きを取り戻している。冬の時期は、コンバーチブルの価格も下がりやすい。

TVRグリフィス(2代目・英国仕様)新しいグリフィスがモタモタしている今こそ、2代目グリフィスを賢明な価格で入手できる最後のチャンスかもしれない。3代目グリフィスは、9万ポンド(1197万円)の価格が見込まれている。
2代目なら、英国では1万5000ポンド(199万円)も支払えば、状態の悪くないグリフィスを見つけることができる。レストアされたクルマなら、2万ポンド(266万円)くらいから。
3万5000ポンド(465万円)出せば、ベストといえる状態のグリフィス・オーナーになれる。5万ポンド(665万円)の値段が付いた、低走行距離で最終ラインモデルのSEも見つけた。
前のオーナーによって愛情を注がれ、しっかり維持されてきたグリフィスなら、手に入れた時より価値が下がることはないだろう。主要な部品も、新品に交換してあるはず。
グリフィスのボンネットの下には、初めは243psを発生するローバー製の4.0L V8エンジンが納まっていた。トランスミッションはローバー製のLT77型5速MTで、GKN製のLSDを介して後輪を駆動する。
整備は手間でも、得られる喜びは大きい電気系統はレンジローバー用ルーカス製のものを、そっくり移植。助手席側バルクヘッドにバッテリーが収まり、やたらと沢山のハーネスが付いている理由でもある。
ECUにヒューズボックス、ヒーターパイプも同じ場所に押し込まれている。弱気な人が見たら、尻込みしてしまいそうだ。

TVRグリフィス(2代目・英国仕様)FRP製のボディは、アウトリガーの付いたスペースフレーム・シャシーにマウント。タイヤが跳ね上げた泥や小石がボディやシャシーにこびりつき、やがて腐食を促す。見つけるのは難しい。ボディを取り外さずにアウトリガーを交換する場合、英国では2000ポンド(26万円)は必要になる。
1992年に排気量4.3Lへスイッチし、最高出力は284psへと増強。その中の25台は、ビッグバルブ・シリンダーヘッドが組まれている。ガソリンエンジンの新車に触媒コンバーターを義務付けた法規の導入前で、トルクもサウンドも素晴らしい。
1993年にしばらく生産がストップするが、5.0LのV8エンジンを搭載して復活する。最高出力は344psへ引き上げられた。このユニットはモデル終了まで採用され続けている。2002年、特別グレードのSEによって、2代目グリフィスは幕を閉じた
多くのグリフィスは、フロントが15インチ、リアが16インチのホイールを履く。一部は前後ともに16インチの場合もある。
5.0Lの場合、トランスミッションはボルグワーナー製のT5。リバースの位置がボルグワーナー製は右の後ろ、ローバー製は左の前だから、見分けがつく。
エンジンは基本的に丈夫で信頼性も高い。手を焼くのは、電気系統とダンパーやブッシュのヘタリ、シャシーの腐食。良好な状態を保つには、週末のかなりの時間を費やすことになるだろう。しかし、得られる喜びもまた、かなりのものだ。
不具合を起こしやすいポイント◇エンジン

カムチェーンからの異音に注意する。16万kmほどで交換が必要。カムシャフトは8万km毎の交換。
ロッカーカバー・ガスケットと、サンプカバーからのオイル漏れを確認する。5.0Lエンジンの初期ロットでは、クランクに不具合が出ていた。マニフォールドから排気ガスが漏れていないかも確かめる。

TVRグリフィス(2代目・英国仕様)油圧や水温は常にチェックしておきたい。ラジエターが詰まったり、冷却ファンが止まることがある。
◇トランスミッション

5速MTは堅牢だが、定期的なフルード交換は必要。後期型のT5ミッションの場合、リバースの噛み付きへ注意する。初期のGKN製デフはノイズが大きい。後期型のソールズベリー製デフは、フルードが漏れやすい。
◇サスペンションとステアリング

タイヤ毎にボディを押し下げ、サスペンションのバウンドの有無を確かめる。ボールジョイントの状態も確認したい。
タイヤの偏摩耗がひどい場合、クラッシュの後遺症とも考えられる。アライメント修正では対応しきれないことも。
◇電気系統

ECUやバッテリー、ルーカス製ハーネスへ、水の侵入がないか確かめる。すべての電装系装備の動きも確認する。ボディの歪みでハーネスが擦れる場合がある。アーシングの不具合も起きがち。
◇シャシー

センターフレームからサイドシルへと伸びる、アウトリガーの状態を確かめる。アウトリガーから前後へ、さらにスチール製のセクションが伸びている。そこへ泥や石がこびりつき、上側からサビてくる。
シートベルト・アンカーが固定される場所でもあり、腐食により安全性が損なわれる可能性も。アンダーシールをドライバーで突けば、サビの進行を確かめられる。
◇ボディ

波打ちや割れ、部分的な塗装が施されていないか確かめる。フロントガラス根本の、水密性も確認したい。
専門家の意見を聞いてみるデビッド・ハザーソール TVRCC代表
「13年前に、1998年式のTVRグリフィスを購入しました。初め3万500kmの走行距離でしたが、今では13万3500kmを刻んでいます。日常の足として乗っていますし、トラブルはほぼありません」

TVRグリフィス(2代目・英国仕様)「深刻な不具合が発生しても、新しいものを作れるほどサポート体制は整っています。ブリストルアベニューの古い工場でも、修復ビジネスが進められています」
「TVRグリフィスは、複雑なクルマではありません。トルク・ウエイト・レシオを考えれば、評価する価値は充分にあります」
知っておくべきこと英国のウェブサイト、TVRカークラブは、グリフィス初心者には最適な情報源。地元のクラブや専門家からアドバイスを仰ぎ、購入の参考としたい。状態の良いグリフィスの情報も手に入る。
いくら払うべき?◇1万7000ポンド(226万円)〜2万2999ポンド(304万円)

1995年式のグリフィス500を見つけた。専門ショップでの整備履歴が揃い、エンジンは9万3300kmでオーバーホールを受けている。主要な補機類も交換されているようだ。
◇2万3000ポンド(305万円)〜2万7999ポンド(371万円)

グリフィス500が何台か。2001年式で10万4600kmの走行距離、整備に8000ポンド(106万円)が投じられたクルマで、価格は2万5990ポンド(345万円)。
◇2万8000ポンド(372万円)〜3万1999ポンド(424万円)

例えば1993年式、パワーステアリングへコンバージョンされた走行距離10万9400kmのグリフィス500で、2万9000ポンド(385万円)。
◇3万2000ポンド(425万円)〜5万ポンド(665万円)

コンディションのかなり良いグリフィス500が中心。レアな2001年式SEで、6万4000kmの走行距離が3万2500ポンド(432万円)。3万2000km程度の極上コンディションの1999年式も英国では見つけた。
英国で掘り出し物を発見TVRグリフィス500 登録:1997年 走行:9万9700km 価格:2万500ポンド(272万円)
専門ショップによって整備され、整備記録の内容も良い。2011年に新しいアウトリガーへ交換されている。新しいクラッチにデフ、エンジンマウント、サスペンション・ブッシュが取り付けられている。オイル漏れも修理済みとのこと。

TVRグリフィス(2代目・英国仕様)

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【コロナ特例】延滞金ナシ/車検も受けられる 自動車税の納付期限延長、6月末までに申請を

2020年5月26日 05:50 AUTOCAR JAPAN

収入20%減 自動車税の納付期限1年延長text:Kumiko Kato(加藤久美子)
自動車税の本来の納期限は例年5月末(今年は6月1日、一部の県に例外アリ)。だが、今年はコロナ禍によって収入が減少した人などに対して、救済措置がとられていることを、ご存知だろうか?
その救済措置とは地方税の「徴収猶予」で収入がおおむね2割減となり、期限までに納付が困難な人に対して、全国一律で延滞金もつかず納付期限を1年間延長(2021年5月末)する制度である。

コロナ禍によって収入が減少した人などに対して、地方税の「徴収猶予」が存在する。    shutterstockただし、この制度を利用するには期限(6月末)までに「徴収猶予の申請」が必要となるので注意して欲しい。
参考までに東京都主税局のサイトには以下ように記されている。(東京都以外の道府県税や市町村税でもほぼ同様)
◇徴収猶予の制度の概要(新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な場合)

対象:全ての都税(自動車税環境性能割、狩猟税等を除く)
猶予期間:1年間
延滞金:全額免除
担保:不要
◇納税を猶予する「特例制度」

また、総務省のお知らせでは、対象となる地方税について以下の内容で告知されている。
・令和2年2月1日から同3年1月31日までに納期限が到来する個人住民税/地方法人二税/固定資産税などほぼすべての税目(証紙徴収の方法で納めるものを除く)が対象
・これらのうち、既に納期限が過ぎている未納の地方税(他の猶予を受けているものを含む)についても、遡ってこの特例を利用することができる。
納付期限の延長 いつまでに申請?徴収猶予の制度を利用するには申請期限までに書類などを提出する必要がある。
その期限は、本来は各地方税の納付期限までとなっているが、コロナの特例措置では令和2年2月1日から6月30日に納付期限を迎える税金に関しては、申請期限を一律で6月30日に設定している。

徴収猶予申請書の例    東京都主税局徴収部徴収指導課つまり、自動車税は5月末(6月1日)に納付期限を迎える税金となるので、特例ルールによって申請期限は6月30日となる。
また、収入減少の定義だが、総務省では「新型コロナウイルスの影響により、令和2年2月以降の任意の期間(1か月以上)において、事業等に係る収入が前年同期に比べて概ね20%以上減少していること」としている。
これは、給与所得やアルバイトでの収入ももちろん含まれる。学生で自動車を所有している場合も、アルバイトの収入が2割程度減っていれば「収入の減少」として徴収猶予の対象となる。
収入を証明するには、収入や現預金の状況がわかる資料を提出することになるが「提出が難しい場合は口頭によりおうかがいします」と記されている。
前年同月比で売上の減少がわかる帳簿、給与明細や口座の入金書類などの提出が難しい場合は都道府県税事務所に電話で聞いてみてほしい。
なお、申請書は各自治体の公式サイトなどからダウンロードできる場合もある。
納付完了までに車検が来る場合は?車検には必ず、直近の自動車税が納められていることの確認が必要となる。
徴収猶予が認められて、納付期限が来年5月末になったとして、その間に車検(継続検査)を受ける場合はどうすればいいか?

徴収猶予の手続きが正しく行われていれば問題なく車検を受けられる。    shutterstockこれについても、徴収猶予の手続きが正しく行われていれば問題なく車検を受けられることが、総務省自動車税制企画室から各都道府県/市区町村税務担当課に事務連絡が行われている。
徴収猶予が適用されて自動車税を納めていない状態で車検を受ける場合も、納税証明書に代わる「徴収猶予許可通知書」(「納付書番号等」欄に自動車登録番号又は車両番号、もしくは車台番号が記載されていることが必須)が交付される。
この通知書を添えれば問題なく車検を受けることができる。
ちなみに、自動車税には分割納付という方法もある。これは収入減などを証明する書類の提出も不要で、申請書も不要。
自動車税事務所などに電話で相談する方法で、「7月末と8月末に1万円ずつ、9月末に2万円」などと、分割納付のスケジュールも個々に決めて納める。
手続きとしては、徴収猶予よりもだいぶんラクだ。
ただし、分割納付では延滞金が付く時期を過ぎれば延滞金もつく。
また、納税を完了していないことになるので、自動車税の納税証明書も出ないため、継続車検に必要な書類としては認められない。
ところで、自動車税の督促状や延滞金はいつからなのだろうか?
自動車税の督促状/延滞金、いつから?徴収猶予の申請も分割納付の相談もいろいろ面倒。だけど延滞金が付くのは嫌。緊急事態宣言も解除されたからまたバイトも復活できるだろうし、バイト代が入ったら……夏のボーナスが入ったら……という人もいるだろう。
そこで気になる自動車税の延滞金についてお伝えしておこう。

分割納付年月日及び分割納付金額の記入欄例    東京都主税局徴収部徴収指導課まず督促状が送られてくるタイミングだが、一般的には納付期限から20日前後とされているが自動車登録台数の多い地域は50日前後となる。
神奈川県や愛知県などは督促状が来るタイミングが遅いのだ。
また、延滞金の計算方法は少々複雑なので割愛するが、延滞金が付くタイミングは自動車税の税額によって変わってくる。
延滞金は1000円未満では全額を切り捨て、1000円以上で100円未満の端数金額を切り捨てる。
自家用乗用車の最高自動車税額は12万7000円(6000cc超のガソリン車で11万1000円+車齢13年以上の重課15%)だが、このようなクルマの場合、1000円の延滞金がつくのは7月24日頃から。
1500~2000cc未満の自動車税(重課ナシ)3万9500円では10月5日頃となる。
なお、2019年10月以降に購入した新車(自家用乗用車「登録車」)から、毎年かかる自動車税がすべての排気量で引き下げられている。
例えば2000cc以下のクルマでは10〜15%程度の減税になっているので、延滞金が付く時期も異なる。(2年目以降も同じ税額が適用されるため、保有期間を通じて減税となる)
アベノマスクも特別定額給付金の申請書も届かないのに、自動車税だけは例年通り届いた(怒)などという書き込みがSNSで散見される。
納付にはいろいろな方法があるのでベストな方法を探してほしい。

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【W223】新型Sクラス、メルセデス・ベンツが予告 フロント・デザインが明らかに 年内登場へ

2020年5月26日 02:00 AUTOCAR JAPAN

7代目Sクラス ティザー画像独メルセデス・ベンツが、7代目となる最上級サルーン「新型Sクラス」の予告画像を公開した。
発表されたイメージには、新型のフロントグリル、バンパーなどがはっきりと写っている。

独メルセデス・ベンツが公開した、次期Sクラスの公式ティザー画像。先日お届けしたリーク画像でフロントフェイスの全体像が明らかになっていたが、その写真は低解像度のものだった。
今回の画像では、クロームのフロントグリルに水平のブレードが横切っていることが分かる。さらに、ヘッドライトは3連プロジェクタービーム式で、その表情は凛々しい。
2020年後半に発表へ新型コロナウイルス感染症が引き起こした混乱によって、Sクラスの新型発表は、2021年に持ち越しになるという報道もあった。
しかし、同社のオーラ・ケレニウスCEOは、2020年にアンヴェールする計画を崩さない構えだ。

メルセデス・ベンツEQSのプロトタイプ。社内コード「W223」となる新型Sクラスには、複数のドライブトレインが用意される。その中には、48Vマイルドハイブリッド・ガソリン/ディーゼルも存在するほか、新たにプラグイン・ハイブリッド車も登場する見込みだ。
生産はドイツ・ジンデルフィンゲンの新工場「ファクトリー56」で9月に始まる予定である。
同施設では、Sクラスよりもややサイズを抑えたピュアEV「EQS」も製造されることになるだろう。

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【電動化が加速】ボルボ ロックダウン解除後 内燃モデルの需要減少を予測

2020年5月25日 19:40 AUTOCAR JAPAN

ロックダウン後に予想される変化text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
ボルボのトップ、ハカン・サミュエルソンは、新型コロナウイルスによるロックダウンが解除された後、ガソリンやディーゼルモデルを求めるカスタマーは、減少するだろうと述べている。
フィナンシャルタイムズ・グローバル・ボードルームカンファレンスで、サミュエルソンは、内燃機関モデルの販売を助成する計画は「費用の無駄」であると述べている。

ボルボXC40 P8 リチャージ「電動化は加速します」
「新技術を奨励するのは良いことです。特に、最初の数年間はより高価になるので、政府のサポートは重要です」とサミュエルソンは付け加えた。
浮き彫りになった問題需要の低さは、生産再開よりも大きな問題であるとし、スウェーデンにある同社の工場は現在、週3日の稼働としている。
「ヨーロッパでの需要は通常の約30%しかありませんが、中国ではウイルス感染拡大以前より20%多くなっています」

ボルボXC40 P8 リチャージ「この数字が正しければ、回復に向かっていると言えるでしょう」
「これが事実であることを願っています。そうでなければ、ビジネスに危機が訪れるでしょう」と述べている。
サミュエルソンはまた、ロックダウン規制にうんざりしているカスタマーが、気晴らしのために新車を購入する「リベンジ購入」が、米国での販売回復を後押しするだろうと述べている。
さらに、この危機により、部品の調達を1つの国に頼ることの危険性が明らかとなったと、サミュエルソンは言う。
「ヨーロッパと米国には、より多くのメーカーが必要です」
「わたし達は、販売する場所で自動車を作るべきです。すべてを中国に依存することはできません」と付け加えた。

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