沖縄発祥のソウルフード「タコライス」。スパイシーな挽き肉や野菜、チーズをトッピングしたごはんで、家庭でも簡単に作れることから沖縄だけでなく全国民から愛されているメニューといえるだろう。このタコライス、みんながどのような食べ方をしているか、ふと気になったので少し調べてみた。混ぜる派と混ぜない派、どちらが多いのだろうか。
1. タコライスの食べ方:沖縄では混ぜない派が主流?
いまや沖縄だけでなく吉野家やディズニーシーのミゲルズなど、さまざまな場所で食べられるタコライス。自宅でも簡単に作れて子どもから大人まで楽しめる人気のメニューだ。しかしこのタコライス、食べ方は混ぜる派と混ぜない派に分かれるらしい。混ぜる派の人たちは、ソースや挽き肉がごはんと絡み合ったほうが美味しいという意見だ。タコライスにトッピングされたチーズや野菜など、具材すべてのハーモニーを味わいたいという思いからきた食べ方だろう。一方、混ぜない派の意見はさまざまだ。タコライスのトッピングに多いレタスやトマト。レタスは混ぜることでシャキシャキ感が失われてしまい、トマトは混ぜることでべちゃっとしそう、という意見や、単純に見た目が悪いからという意見などがある。
本場沖縄では混ぜない派が多い!
タコライス発祥の地である沖縄では、断然混ぜない派が多いようだ。理由は先述した混ぜない派の意見と同様なのだが、沖縄県民のタコライスの食べ方には、皿からこぼれないよう外側から食べるという特徴がある。
2. タコライスの食べ方:ソースはどうする?
タコライスの魅力といえば、ソースや野菜などのトッピングだろう。元祖タコライスが食べられる沖縄の人気店では、オーソドックスな食べ方はもちろん、鶏肉入りのチャーハンをベースにしたタコライスも人気だ。ソースにはケチャップやサルサソースを使った食べ方が多い。辛いのが苦手な人や子どもはケチャップやミートソース、辛いのが得意な人はサルサソースで食べるのがおすすめ。ハラペーニョのピリッとした刺激はタコライスにぴったりだ。また、トッピングにはアボカドや照り焼きチキンなどをのせた豪快な食べ方をしても美味しい。仕上げにライムやシークァーサーを絞れば爽快感のあるタコライスが楽しめるだろう。
3. タコライスの食べ方:缶詰はどう食べる?
「COSTCO(コストコ)」や「KALDI(カルディ)コーヒーファーム」などの輸入系ショップで購入できるタコライスの素。これさえあれば挽き肉やサルサソースを購入してタコライスを作らなくてもよいため、本格的なタコライスを気軽に楽しめる食べ方としておすすめだ。缶詰やパウチで売られており、比較的賞味期限も長い。
余った野菜をトッピングするだけでタコライスの完成
食べ方は簡単。開封前の缶詰やパウチのタコライスの素を湯せんで温めたらタコスミートの完成だ。温かいごはんの上にピザ用チーズやレタス、トマトを盛りつければタコライスができあがるが、余った野菜をトッピングする食べ方もありだろう。きゅうりやパプリカ、水菜などアレンジはさまざまだ。
4. タコライスの食べ方:ホットプレートでパーティーも!
タコライスの食べ方のひとつとして、パーティーの一品にもおすすめだ。彩りよく食べごたえバツグンなので、主役級のメニューになるだろう。ホットプレートなら大人数の分量が一度に作れて、保温にしておけば会話に夢中になっていても温かいままのタコライスが楽しめる。
ホットプレートタコライスの作り方
- まずはホットプレートの上でタコスミートを作る。ケチャップやウスターソース、カレー粉などで味付けた合い挽き肉を炒めたら、ホットプレートの中央に寄せておく(もちろん缶詰やパウチのタコスミートを使用してもOK)。
- 両端にごはんをのせ、その上に千切りにしたレタスやカットしたトマトをトッピングし、チーズを散らせば完成。
タコスミートの上に卵を割り入れて目玉焼きを作り、半熟の卵と絡めた食べ方もおすすめだ。好みでブラックペッパーやパセリをふっても美味しい。品数の多いホームパーティーなら、スキレットで作るタコライスも見栄えよくオシャレになるだろう。トッピングや食べ方はアイデア次第で無限大だ。
結論
タコライスの食べ方にルールはない。具材を絡めた食べ方も、素材の食感を活かした食べ方も、自分好みのスタイルで美味しく食べるのが一番だろう。タコライスは簡単に作れて栄養バランスもよいので、ぜひ食卓のメニューとして積極的に取り入れてもらいたい。