和菓子やお汁粉などで欠かせない存在といえば小豆だろう。アレンジレシピにも活用しやすく身近な素材の一つである。そんな小豆の新商品「北海道パウチゆであずき」が井村屋から新発売。北海道の素材を用いているほか、あけ口もわかりやすい。早速新商品の詳細をお伝えしていこう!
1. 「北海道パウチゆであずき」とは?
2020年8月17日に発売された「北海道パウチゆであずき」は、井村屋が長年培ってきた製法を活かした商品だ。
原料はすべて北海道産
食の安全性への意識や国産志向が高まる中、あずきをはじめとする原料のすべてを「北海道産」に限定している。あずきは風味豊かな北海道十勝産の「きたろまん」を採用。北海道産のビートグラニュー糖と北海道産のオホーツク塩によって甘さが引き立っているので、ぜひご堪能いただきたい。
パウチタイプを採用
環境にやさしく便利なパウチタイプを採用しているのも特徴だ。「あけ口」という文字が切り口に記載されているので、どこから取り出せばよいかわかりやすい。パウチの一部には植物由来材料が使われており、細部まで妥協のない商品設計となっている。
2. 井村屋「ゆであずき」を使ったアレンジレシピ
アレンジレシピその1:あずきミルク
- ゆであずき:150g
- 牛乳:150ml
- ゆであずきを製氷皿に入れてから冷凍庫で凍らせる
- 牛乳に入れて完成 ※アイスコーヒーや冷抹茶などとの相性も抜群なので、気になった方はぜひお試しいただきたい!
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アレンジレシピその2:かぼちゃとゆであずきのいとこ煮
- ゆであずき:200g
- かぼちゃ:300g
- しょうゆ:大さじ1
- 水:200ml
- かぼちゃを3cm角に切り、煮くずれしにくように角を取っておく
- 鍋にかぼちゃ、水を入れ、かぼちゃが柔らかくなるまで、煮る
- ゆであずき、しょうゆを加え、落し蓋をし10分程弱火で煮る ※ポイント:煮汁が多い際は、しょうゆを加える前に、一部取っておくと良い ※ポイント:煮汁は鍋底から1cm程度を目安にすると、ホクホクしたかぼちゃに仕上がる
- 火からおろし、味をよく馴染ませたら完成
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3. あずきについての豆知識
あずきの種類と特徴
国内生産されるあずきの約9割は、広大な土地を持つ北海道で栽培されている。そんなあずきには、広く赤飯やおしるこなどに食べられる「赤あずき」と、高級材料として白あんなどにも使われる「白あずき」が存在する。「赤あずき」の中でも、粒が大きくて荷崩れしにくい品種の「大納言」と小粒な「普通小豆」に分類されるのである。「きたろまん」「きたのおとめ」といった種類があり、主にこしあんや粒あんとして、和菓子などに使用される。「とよみ大納言」や「ほまれ大納言」といった種類があり、甘納豆や赤飯といった日常的な料理に広く使われている。
あずきの栄養素
ポリフェノールが赤ワインの2倍ほど含まれ、煮汁とともに摂取しやすい。ちなみにポリフェノールは、体に有害な活性酵素を無害に変える役目が期待される栄養素である。
あずきの保存方法
基本的には密閉した容器に入れて涼しい場所で保管する。あずきはアズキゾウムシに食べられる恐れがある。この虫は気温の上昇によって活発になるので要注意だ。虫よけ効果が期待できる乾燥唐辛子とともに容器に入れることをおすすめしたい。
結論
以上「北海道パウチゆであずき」の特徴やこだわりを紹介したが、いかがだっただろうか?あずきを用いたレシピはさまざまあり、ポリフェノールも含んでいるので必要に応じて取り入れたい。今回紹介したものを含めて、自分ならではのオリジナルメニューを作ってみるとよいだろう。