cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_ab6793aa53fa_ほろびて新作が開幕、細川洋平「思わぬところまで来てしまいました」 ab6793aa53fa ab6793aa53fa ほろびて新作が開幕、細川洋平「思わぬところまで来てしまいました」 oa-natalie-stage

ほろびて新作が開幕、細川洋平「思わぬところまで来てしまいました」

2021年1月21日 12:32 ステージナタリー

ほろびて「コンとロール」が去る1月19日に開幕した。

ほろびては、細川洋平と三浦俊輔による演劇カンバニー。今回は2018年に起きたある事件に想を得て、立ち上げられた。作品に向けて細川は、「今の、これまで味わったことのない類のストレスこそ、それらの出来事は代入できるのではないかという思いから進みはじめ、思わぬところまで来てしまいました」と述べ、「見てくれた誰か1人にでも、魂を地面に杭を打つような作品になっていますように、と願っています」と開幕への意気込みを語っている。

出演者には三浦のほか、鈴政ゲン、藤井千帆、コンプソンズの細井じゅん、松浦祐也、宮城茉帆が名を連ねた。公演は25日まで、東京のOFF・OFFシアターにて行われる。

細川洋平メッセージ

今、誰もが感じているだろう痛みを考えながら、かつてあったいくつかの出来事を掴んで混ぜて、

今の先へ行くために6人の出演者と練り上げて作品として整えていったらこのような形になりました。

今の、これまで味わったことのない類のストレスこそ、それらの出来事は代入できるのではないかという思いから進みはじめ、思わぬところまで来てしまいました。変な作品になっていると思います。

そしてやっぱり、見てくれた誰か1人にでも、魂を地面に杭を打つような作品になっていますように、と願っています。

ほろびて「コンとロール」

2021年1月19日(火)~25日(月)
東京都 OFF・OFFシアター

作・演出:細川洋平
出演:鈴政ゲン、藤井千帆、細井じゅん、松浦祐也、三浦俊輔、宮城茉帆

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_59b0e561f3e1_「北斗の拳」ケンシロウ役の大貫勇輔らが歌唱披露、ワイルドホーンのピアノ演奏も 59b0e561f3e1 59b0e561f3e1 「北斗の拳」ケンシロウ役の大貫勇輔らが歌唱披露、ワイルドホーンのピアノ演奏も oa-natalie-stage

「北斗の拳」ケンシロウ役の大貫勇輔らが歌唱披露、ワイルドホーンのピアノ演奏も

2021年10月28日 23:30 ステージナタリー

ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」の製作発表が、本日10月28日に東京都内で行われた。

「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」は、武論尊と原哲夫によるマンガ「北斗の拳」をミュージカル化するもの。製作発表では、まずキャスト陣による歌唱パフォーマンスが実施された。

前半にお披露目されたのは、ラオウ役の福井晶一と宮尾俊太郎、シン役の植原卓也と上田堪大が歌う「揺るぎなき信念」、ケンシロウ役の大貫勇輔、バット役の渡邉蒼、リン役の山崎玲奈と近藤華、マミヤ役の松原凜子、トヨ役の白羽ゆり、ミスミ役の安福毅による「心の翼」、トキ役の加藤和樹と小野田龍之介、レイ役の伊礼彼方と上原理生による「願いを託して」、伊礼と上原がジュウザ役に扮する「ヴィーナスの森」、そして加藤と小野田、青年トキ役の百名ヒロキ、青年ラオウ役の一色洋平、リュウケン役の川口竜也による「兄弟の誓い」だ。

またユリア役の平原綾香とMay'nが歌唱する「氷と炎」、大貫が歌う「心の叫び」では、作曲家のフランク・ワイルドホーンが登場し、自らピアノを演奏した。

大貫は愛すべき仲間や強敵たちの悲しみを胸に、救世主として立ち上がるケンシロウの思いを歌に乗せ、美声を響かせる。白いドレスに身を包んだ平原とMay'nは、癒やしの力を持つ女性ユリアの慈悲深さをパフォーマンスで体現。加藤、小野田、植原、上田らもそれぞれの役に入り込み、美麗なメロディに乗せてパワフルに歌い上げた。

パフォーマンス後はワイルドホーンが報道陣の前であいさつ。ワイルドホーンは「ニューヨークも日本も、コロナの影響で本当に大変な日々でしたが、昨日、約1年半ぶりに稽古場という空間に足を運ぶことができました。私は音楽の癒しの力、愛の力は国境を越えると信じております」と感慨を述べ、「本日、皆さんの素晴らしい歌唱を聴けて、ご一緒できたことを名誉に感じます。私は心を込めて曲を書く作曲家ですので、歌い手の皆さんにも心で歌っていただきたい。今日はその心を感じることができました」と笑顔を見せた。

続いては、大貫、平原、May'n、加藤、小野田、植原、上田、伊礼、上原、福井、宮尾、演出の石丸さち子が登壇。石丸は「『北斗の拳』には、出会いや別れ、光を探すこと、影の中で苦しむこと、リーダーとなることに悩む人、戦うこと、そして愛と、ミュージカルに必要なエッセンスがたくさん含まれています。脚本・作詞の高橋亜子さんが原作と向き合って、原作をリスペクトした世界観を作り上げてくださいました。そこにフランクさんの素晴らしい楽曲が重なります。私はミュージカルとして『北斗の拳』を立ち上げるため、妄想、空想をしています。オリジナル作品を作り出すための勢いとエネルギーが稽古場で生まれています」と力強く語る。大貫は「オファーが来たとき、『僕がケンシロウですか?』という驚きがありましたが、素晴らしい楽曲と皆さんの力をお借りしながら日々ケンシロウを目指しております」と目標を掲げた。

続く平原は「ユリアは孤独に戦う男たちに光や癒しを届ける存在。実はどの男性キャラクターより、心の面では強いんじゃないかと思います」、May'nは「私はキックボクシングを続けているので、『ついに私の筋肉を見せるときがきた!』と思ったのですが、ユリア自身は戦わないので、“心・技・体”のうち“心”の部分をユリアに生かせたら」とそれぞれ役について言及する。

「北斗の拳」のアニメをリアルタイムで観ていたという福井は「原作でも人気のあるラオウ役ということで、コロナ禍でなまった体を鍛えております(笑)。多くの方に愛される作品になると確信しております」とコメント。宮尾は「お話をいただいたとき『僕は一体何のプロテインを飲めばいいのか?』と思いました。いろいろと探して、良いプロテインを見つけました(笑)。アクション、フライング、熱いお芝居、歌、踊り、たくさんの要素が詰まった観たことのないミュージカルになると思います。お楽しみに!」と呼びかける。

「子供の頃に“北斗の拳ごっこ”をしていました」というエピソードを明かした加藤は「大好きな作品に出演できて光栄です。トキは宿命を背負い、それを受け入れて生きている男なので、どのように作っていこうかなと。石丸さち子さんにすべて預け、共に戦っていきたい」と決意を新たにし、小野田は「体の筋肉だけでなく“心の筋肉”まで厚くなるような、演じがいのあるミュージカルです。最高のエンタメになるよう努めます」と意気込んだ。

伊礼は「僕も中学生の頃に“北斗の拳ごっこ”をしていましたので、ケンシロウの『アタタタタ!』がうまい(笑)」とケンシロウのモノマネで会場を沸かせ、「今日は公開されませんでしたが、リンの楽曲が大好きで、初めて聴いたときに泣きました。ぜひ注目してほしいです」とアピール。上原は「原作の名言がちゃんと台本に入っていて、『あべし!』や『ひでぶ!』も再現されます。稽古場での読み合わせでも素晴らしい『ひでぶ!』を聞けました。僕と伊礼さんが演じるレイは“南斗水鳥拳”なので舞台上でも飛びます(笑)」と伊礼と目を合わせた。

さらに植原は「稽古場が白熱しています。原作に忠実な部分もありますが、ミュージカル版ならではのストーリー展開もあるのでお楽しみに!」と期待を煽る。「今回、グランドミュージカルに初挑戦します」と切り出した上田は「稽古序盤から緊張しておりましたが、Wキャストの植原くんが同い年ででホッとしました。石丸さんの愛に包まれながら、共演者の方々にも仲良くしていただいています。自分自身はまだ課題だらけなので、本番までにしっかり作り上げていきたいです」と言葉に力を込めた。

最後に大貫は「今日、皆さんにやっと歌を披露できました。ここから1カ月弱、どんどん磨きをかけて、素晴らしいものをお届けしたい。キャスト・スタッフ一丸となってがんばります」と抱負を語り、石丸は「ケンシロウが愛を守るため、怒りに打ち震えながら戦っているとき、新たなリーダーの登場を感じます。世界的なレベルの歌とアクションの融合に、私は胸が震えます。劇場が苦しんでいる時代ですが、皆さんに新しいミュージカルを届けられるよう歩んでおります。ぜひ劇場にお越しください!」と観客にメッセージを送った。

国内公演は、12月8日から29日まで東京・日生劇場、来年1月8・9日に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、15・16日に愛知・愛知県芸術劇場 大ホールで行われ、来年秋には中国ツアーが予定されている。国内公演のチケットは11月9日に発売予定。

ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」

2021年12月8日(水)~29日(水)
東京都 日生劇場

2022年1月8日(土)・9日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2022年1月15日(土)・16日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール

※2022年秋に中国ツアーを予定。

原作:漫画「北斗の拳」(原作:武論尊、漫画:原哲夫)
作曲:フランク・ワイルドホーン
演出:石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子
振付:辻本知彦、顔安

キャスト

ケンシロウ:大貫勇輔
ユリア:平原綾香、May'n
トキ:加藤和樹、小野田龍之介
シン:植原卓也、上田堪大
リュウケン ほか:川口竜也
トウ・トヨ:白羽ゆり 
マミヤ:松原凜子
レイ / ジュウザ:伊礼彼方、上原理生(交互に役替わりで出演)
ラオウ:福井晶一、宮尾俊太郎

バット:渡邉蒼
リン:山崎玲奈、近藤華
リハク ほか:中山昇
青年ラオウ ほか:一色洋平
ライガ ほか:後藤晋彦
フウガ ほか:田極翼
青年トキ ほか:百名ヒロキ
ダグル ほか:宮河愛一郎
ミスミ ほか:安福毅

飯作雄太郎、岩瀬光世、輝生かなで、坂口杏奈、澄人、内木克洋、中野高志、原広実、妃白ゆあ、福田えり、藤田宏樹、LEI'OH

※山崎玲奈の「崎」は立つ崎(たつさき)、辻本知彦の「辻」は1点しんにょうが正式表記。

(c)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_d187c76c8af9_三森すずこ主演舞台「擾乱」本日幕開け、千秋楽公演のライブ配信が決定 d187c76c8af9 d187c76c8af9 三森すずこ主演舞台「擾乱」本日幕開け、千秋楽公演のライブ配信が決定 oa-natalie-stage

三森すずこ主演舞台「擾乱」本日幕開け、千秋楽公演のライブ配信が決定

2021年10月28日 19:30 ステージナタリー

舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」が、本日10月28日に東京・明治座で開幕した。

舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」は、4月から6月にかけて放送されたテレビアニメ「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」の舞台化作品。徳川慶喜が絶対権力を維持し続けている日本を舞台に、慶喜暗殺をもくろむ反体制派組織“クチナワ”の駆除を任された、政府の闇の処刑人組織“鵺”たちの物語が展開する。

舞台版では、脚本を堤泰之、演出をヨリコジュンが担当。主人公・雪村咲羽役の三森すずこ、月城真琴役の蒼井翔太、花風エレーナ役のRaychell、中村浅陽役の伊藤彩沙、葛原仁役の小林親弘と、アニメ版で同キャラクターの声優を務めた面々のほか、富田麻帆、相羽あいな、岩田陽葵、小原莉子、根岸愛、凰稀かなめらが出演する。

公演は11月7日までで、出演者によるアフタートークが毎公演実施される。なお、本日10月28日公演のカーテンコールで、千秋楽公演となる11月7日17:00開演回が、Streaming+にてライブ配信されることが発表された。配信チケットの販売は10月31日12:00に開始される。

舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」

2021年10月28日(木)~11月7日(日)
東京都 明治座

脚本:堤泰之
演出:ヨリコジュン
出演:三森すずこ、蒼井翔太、Raychell、伊藤彩沙、小林親弘 / 富田麻帆、相羽あいな、岩田陽葵、小原莉子、根岸愛 / 凰稀かなめ

※岩田陽葵と小原莉子はWキャスト。

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_27bfa310ad7c_東京バレエ団「かぐや姫」に金森穣が手応え「愛おしさを伝えたい」 27bfa310ad7c 27bfa310ad7c 東京バレエ団「かぐや姫」に金森穣が手応え「愛おしさを伝えたい」 oa-natalie-stage

東京バレエ団「かぐや姫」に金森穣が手応え「愛おしさを伝えたい」

2021年10月28日 19:20 ステージナタリー

東京バレエ団「『かぐや姫』第1幕 世界初演」の公開リハーサル、および同作の演出振付を手がける金森穣の囲み取材が、昨日10月27日に実施された。

本作は、金森が創作する新作バレエ作品。今回は第1幕のみを上演し、年をまたいで第2幕、第3幕と創作を続けていく。昨日行われた公開リハーサルには、かぐや姫役の足立真里亜、道児役の秋元康臣らが参加した。

囲み取材に出席した金森は「ドビュッシーの音楽は、いろいろな情感や色彩が見えるのが特徴だと思う。そのカラフルな、さまざまな音色のパレットから、『かぐや姫』の各シーンに最適な音楽を選びました。もう、第3幕の最後まで選んでいる。早く観ていただきたいです」と手応えを明かすと共に、「全幕を通して、『人間ってそういうところもあるよね。でも、愛おしい。人は人を愛するよね』ということを伝えたい。翁には、愛する人を独占したいという人間の性を担ってほしかった」と見どころを挙げた。

「かぐや姫」第1幕の公演は、11月6・7日に東京・東京文化会館、20日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場にて。また、モーリス・ベジャール振付による「中国の不思議な役人」(東京公演のみ)、イリ・キリアン振付による「ドリーム・タイム」も同時上演される。

東京バレエ団「かぐや姫」第1幕 世界初演

2021年11月6日(土)・7日(日)
東京都 東京文化会館

2021年11月20日(土)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

音楽:クロード・ドビュッシー
演出振付:金森穣

キャスト

かぐや姫:秋山瑛(6日公演、20日13:00開演回)、足立真里亜(7日公演、20日17:00開演回)
道児:柄本弾(6日公演、20日13:00開演回)、秋元康臣(7日公演、20日17:00開演回)
翁:飯田宗孝

東京バレエ団「中国の不思議な役人」

2021年11月6日(土)・7日(日)
東京都 東京文化会館

音楽:ベラ・バルトーク
振付:モーリス・ベジャール

キャスト

中国の役人:大塚卓
無頼漢の首領:鳥海創(6日公演)、柄本弾(7日公演)
第二の無頼漢ー娘:宮川新大(6日公演)、池本祥真(7日公演)
ジークフリート:ブラウリオ・アルバレス(6日公演)、生方隆之介(7日公演)
若い男:伝田陽美(6日公演)、二瓶加奈子(7日公演)

東京バレエ団「ドリーム・タイム」

2021年11月6日(土)・7日(日)
東京都 東京文化会館

2021年11月20日(土)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

音楽:武満徹
振付:イリ・キリアン
出演:沖香菜子、三雲友里加、金子仁美、宮川新大、岡崎隼也

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_f05213cce65c_「ヴァニタスの手記」舞台化、植田圭輔・菊池修司がヴァニタス&ノエに f05213cce65c f05213cce65c 「ヴァニタスの手記」舞台化、植田圭輔・菊池修司がヴァニタス&ノエに oa-natalie-stage

「ヴァニタスの手記」舞台化、植田圭輔・菊池修司がヴァニタス&ノエに

2021年10月28日 19:00 ステージナタリー

「ヴァニタスの手記」の舞台化が決定。来年1月21日から30日まで東京・シアター1010で上演される。

「ヴァニタスの手記」は、望月淳が月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)で連載中のマンガ。同作のテレビアニメ版第1クールは今年7月から9月にかけて放送され、来年1月には第2クールのオンエアがスタートする。今回の舞台版では脚本・演出を悪い芝居の山崎彬が担い、出演者にはヴァニタス役の植田圭輔、ノエ役の菊池修司のほか、ジャンヌ役の能條愛未、ドミニク役の澤田美紀、ローラン役の丘山晴己が名を連ねた。

植田は「舞台化するにあたり、舞台ならではの表現方法でお魅せできればなと思っております。ヴァニタスは首と鎖骨のデコルテが大事なので、その辺りもしっかり調整していきたいと思います笑」とコメント。また菊池は「自分の感情に正直に突き進むまっすぐなノエを、そして舞台ならではの『ヴァニタスの手記』を、憧れの大先輩、ヴァニタスを演じられる圭輔さんと共に、丁寧且つ挑戦的に作っていきたいと思います」と意気込みを語った。

作中では、“19世紀パリ×吸血鬼×スチームパンク”をテーマとした物語が展開。人間と吸血鬼(ヴァンピール)による過去の戦争のあと、吸血鬼たちは人間を襲うことを禁じられ、ほとんどが“境界”の向こう側の世界へと姿を消した。しかし今なお人間の世界で暮らす吸血鬼も多く、彼らは正体を隠しながら生活している。あるとき吸血鬼の青年・ノエは、吸血鬼に呪いを振りまくという機械仕掛けの魔導書“ヴァニタスの書”を探しにパリへ向かっていた。パリ行きの飛行船の中、とある事件に巻き込まれたノエの前に、吸血鬼専門の医者を自称する人間・ヴァニタスが現れる。彼の手にはノエが探していた“ヴァニタスの書”があり……。

チケットのオフィシャル先行抽選の申込受付は、本日10月28日から11月10日まで実施され、一般販売は来年1月8日12:00にスタートする。

植田圭輔コメント

「ヴァニタスの手記」の世界観は凄く華やかで、色っぽくてコメディもしっかりあるので、色々な表情や表現をお届けできると思います。

舞台化するにあたり、舞台ならではの表現方法でお魅せできればなと思っております。

ヴァニタスは首と鎖骨のデコルテが大事なので、その辺りもしっかり調整していきたいと思います笑。

菊池修司コメント

この度、ノエ役を演じさせて頂きます菊池修司です。

原作やアニメを拝見し、華やかな世界観や音楽、そしてそれぞれのキャラクターの魅力に引き込まれ、この作品に出演できることを今からとてもワクワクしています。

自分の感情に正直に突き進むまっすぐなノエを、そして舞台ならではの「ヴァニタスの手記」を、憧れの大先輩、ヴァニタスを演じられる圭輔さんと共に、丁寧且つ挑戦的に作っていきたいと思います。

原作を知っている方もまだこれからという方にも愛される作品となるよう、誠心誠意務めさせて頂きます。

是非、劇場でお待ちしております。

舞台「ヴァニタスの手記」

2022年1月21日(金)~30日(日)
東京都 シアター1010

原作:望月淳「ヴァニタスの手記」/「ヴァニタスの手記」製作委員会
脚本・演出:山崎彬

キャスト

ヴァニタス:植田圭輔
ノエ:菊池修司

ジャンヌ:能條愛未
ドミニク:澤田美紀

ローラン:丘山晴己
ほか

(c)望月淳/SQUARE ENIX・「ヴァニタスの手記」製作委員会
(c)舞台「ヴァニタスの手記」製作委員会

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_847ab80967e1_ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.48 那須凜は“思い入れのあるもの”で稽古をがんばる! 847ab80967e1 847ab80967e1 ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.48 那須凜は“思い入れのあるもの”で稽古をがんばる! oa-natalie-stage

ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.48 那須凜は“思い入れのあるもの”で稽古をがんばる!

2021年10月28日 19:00 ステージナタリー

アーティストたちはどんなファッションで稽古に臨んでいるのか? ステージナタリーが送る演劇人の稽古着コレクション、略して「ケイコレ」では、本番を控えた舞台人たちの稽古着姿をパチリ。そのスタイルを選んだ理由のほか、おしゃれな共演者、いつか手にしたい稽古アイテム、公演の見どころを語ってもらう。

第48回では、パルコ・プロデュース2021「ザ・ドクター」に出演する那須凜が登場。「ザ・ドクター」では、大竹しのぶ演じるエリート医師・ルースの物語を通して、人種、宗教、ジェンダー、医療問題が取り扱われる。注目してほしいポイントに「怒涛の討論シーン」を挙げた那須は、本作で若手医師と活動家の2役を演じる。今回は役にちなんだ白衣やスーツ姿、そして大切な人たちとの思い出が詰まったTシャツを披露してくれた。

Day1

「ザ・ドクター」という題名の通り、若手医師の役なので白衣を着てます。

象徴的なアイテムを身につけると役に入る良い切り替えになります。

中のシャツは「人形の家Part2」でご一緒した永作博美さんが経営するカフェの“ヨダカTシャツ”です!

Day2

今日は別の役の稽古。もう1つの役は差別や偏見と戦う活動家。通気性が良く、動きやすいスーツで気合いを入れます。

基本、衣装のイメージに近い稽古着で挑みます。というのも突然衣装で舞台上に立つと、上手く動けなくて動揺することが多いんです。不器用なので。共演する益岡(徹)さんと衣装合わせのときお話ししたのですが、「衣装を着ると気分が上がるね、だけど普段は稽古着でも演じないといけない。これも訓練だねえ」とおっしゃっていて、稽古着っぽさも残さねばな……と思いました。

Day3

ウォーミングアップ時の稽古着です!

よくシャツインしてます。中嶋しゅうさんが生前にお土産でくれたドイツ・ベルリンの劇場、フォルクスビューネのシンボルのTシャツ。演出の栗山(民也)さんがめざとく気付いて、「俺がその劇場をしゅうに教えたんだぞ」と盛り上がりました。

稽古着におけるこだわりは?

自分のテンションが上がるもの。

大切な人たちから貰ったものや、思い入れのある服や小物をよく身に着けます。

その人たちを思い出して気を引き締めたり、応援してもらっている気持ちで!

「稽古着おしゃれだな!」と思う共演者は誰ですか?

大竹しのぶさん。

いつも素敵なお洋服を着ていらして、

稽古着も白衣の下にちらりとのぞくシャツがオシャレです!

いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?

脱ぎ履きが楽で軽い稽古場シューズ。靴紐付きのジャズシューズは短い休憩時間、外に出るのがめんどくさいです。

パルコ・プロデュース2021「ザ・ドクター」で、特に注目してほしいのはどんなところ?

とある医療現場で起こった少女の死を巡る事件が、ソーシャルメディアによって世界へ拡散され、宗教や人種問題やジェンダー問題にまで発展します。

優秀な医師である大竹しのぶさん演じるルースが、さまざまな人種や価値観にもみくちゃにされていく、その中でも凛と立ち続けようとする大竹さんのお芝居が素晴らしいです。

注目してほしいのは、怒涛の討論シーン。

日本人が避けて通りがちな本音のディベートシーンがたくさん出てきます。価値観の違う人間同士のやり取り。面白いです!

現代社会の本質を鋭く突いた作品です。悩みながら、丁寧に作品を作っています。観に来てくださったお客様も、私たちと一緒に悩んでいただけたらうれしいです。

プロフィール

1994年、東京生まれ。2015年に劇団青年座入団。劇団公演に多数出演。近年の舞台出演作に、PARCOプロデュース2019「人形の家 Part2」、「まじめが肝心」、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース リーディング公演「ポルノグラフィ」、ENGISYA THEATER COMPANY「春の終わりに」、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。」など。

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_639f6ded2a1b_額縁から姿を現す望海風斗、ミュージカル「INTO THE WOODS」ビジュアル公開 639f6ded2a1b 639f6ded2a1b 額縁から姿を現す望海風斗、ミュージカル「INTO THE WOODS」ビジュアル公開 oa-natalie-stage

額縁から姿を現す望海風斗、ミュージカル「INTO THE WOODS」ビジュアル公開

2021年10月28日 18:00 ステージナタリー

ミュージカル「INTO THE WOODS」のメインビジュアルが公開された。

作詞・作曲をスティーブン・ソンドハイム、作劇をジェームズ・ラパインが手がけた「INTO THE WOODS」は、アメリカ・ブロードウェイで1987年に初演されたミュージカル。森を舞台に、魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木のジャック、ラプンツェルなど、童話の主人公たちが登場し、それぞれの物語が交錯していく。緑を基調としたビジュアルには、至るところに額縁が配置されており、キャラクターに扮した羽野晶紀、望海風斗らが姿を現している。

公演は来年1月11日から31日まで東京・日生劇場、2月6日から13日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで行われ、チケットの一般販売は11月7日にスタート。

ミュージカル「INTO THE WOODS」

2022年1月11日(火)~31日(月)※11・12日はプレビュー公演。
東京都 日生劇場

2022年2月6日(日)~13日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム
作:ジェームズ・ラパイン
演出:熊林弘高
翻訳・訳詞:早船歌江子
音楽監督・指揮:小林恵子

キャスト(物語ごとの五十音順)

赤ずきん
赤ずきん:羽野晶紀

シンデレラ
シンデレラ:古川琴音
継母:毬谷友子
継姉:湖月わたる
継姉:朝海ひかる
王子:廣瀬友祐
執事:花王おさむ

ジャックと豆の木
ジャック:福士誠治
母親:あめくみちこ

塔の上のラプンツェル
ラプンツェル:鈴木玲奈
王子:渡辺大輔
ナレーター・謎の男:福井貴一

パン屋
夫:渡辺大知
妻:瀧内公美

魔女:望海風斗

巨人(声の出演):麻実れい

スウィング:則松亜海、杉浦奎介

パフォーマー(五十音順):井上尚子、梶田留以、児玉アリス、渋谷亘宏、西田健二、矢嶋美紗穂、吉崎裕哉

※吉崎裕哉の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_1596ad4824c5_ミュージカルの話をしよう 第15回 屋比久知奈、みんな一緒にその場を共有する感覚が好き(前編) 1596ad4824c5 1596ad4824c5 ミュージカルの話をしよう 第15回 屋比久知奈、みんな一緒にその場を共有する感覚が好き(前編) oa-natalie-stage

ミュージカルの話をしよう 第15回 屋比久知奈、みんな一緒にその場を共有する感覚が好き(前編)

2021年10月28日 18:00 ステージナタリー

生きるための闘いから、1人の人物の生涯、燃えるような恋、時を止めてしまうほどの喪失、日常の風景まで、さまざまなストーリーをドラマチックな楽曲が押し上げ、観る者の心を劇世界へと運んでくれるミュージカル。その尽きない魅力を、作り手となるアーティストやクリエイターたちはどんなところに感じているのだろうか。

このコラムでは、毎回1人のアーティストにフィーチャーし、ミュージカルとの出会いやこれまでの転機のエピソードから、なぜミュージカルに惹かれ、関わり続けているのかを聞き、その奥深さをひもといていく。

第15回に登場するのは、突き抜けるような歌声で観客の心をつかむ屋比久知奈。「どこでも歌ってしまう子供だった」という屋比久は、4歳からバレエを習い始め、琉球大学在学中に「集まれ!ミュージカルのど自慢」で最優秀賞を受賞。22歳のとき、ディズニー・アニメーション映画「モアナと伝説の海」ヒロイン役の吹替と主題歌歌唱で鮮烈なプロデビューを飾ると、その後は「タイタニック」「レ・ミゼラブル」「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」など、話題のミュージカルに次々と出演した。そんな屋比久に、まずは沖縄での幼少期の思い出や、アメリカ留学で受けた衝撃、縁がつながって実現した芸能界デビューに語ってもらった。

取材・文 / 中川朋子

姉妹でモスラを呼んでいた?バレエや音楽と共に過ごした少女時代

──屋比久さんは、4歳の頃からクラシックバレエを習っていたそうですね。

はい。母がバレエの先生で、私と姉が3・4歳の頃に教室を開いたんです。父はクラシック音楽が大好きで、子供時代から音楽やバレエに触れる機会が多かったですね。当時はバレエダンサーに憧れていましたが、私は歌も大好きで。どこでも歌ってしまう子供だったので、よくお風呂で歌っていました。近所のおばあちゃんから「今日も歌っていたね」と声をかけられることがあって、恥ずかしかったです(笑)。声も大きかったので、家族には「あなたは歌い手になるかもね」と言われたことを覚えています。

──小さい頃はどんな音楽が好きだったのですか?

いろいろ聴いていましたが、その時々で耳に残った曲をひたすら練習していましたね。ディズニーソングや英語の童謡が多かったのですが、姉も私もなぜか映画「モスラ」の曲が好きで。1日中「モスラーヤ、モスラー♪」と歌っていたので、親は「勘弁して!」という感じだったかも(笑)。それからKiroroさんの「未来へ」はすごく思い出に残っています。私が小さい頃に母がよく流していたので、歌詞の意味もわからないままに歌っていましたね。

──人生で初めて観たミュージカルは劇団四季の「ライオンキング」だそうですね。

小学1年生くらいのとき、家族で東京に行き、観劇しました。舞台には私の大好きな踊りや歌がギュッと詰まっていて、キラキラしていて、「こんな世界があるんだ!」と衝撃を受けました。CDで曲を覚えて、家で1人で「ライオンキング」を演じていましたね(笑)。「ヤングナラをやってみたいな」という気持ちもありましたが、当時はただ憧れていたのだと思います。以降も家族でよく東京へ観劇に行きましたし、沖縄で何か公演があればそのたびに連れて行ってもらいました。

──初舞台はやはりバレエの発表会?

そのはずですが、実はまったく記憶がなくて……でも子供のときから舞台に限らず、自分がしたことに対してリアクションをもらえることがうれしくて、一発芸を披露することもありました(笑)。周りの人が拍手してくれたり、笑顔になってくれたりすることが喜びでしたし、みんなが一緒にその場を共有しているという感覚が好きですね。

アメリカ留学で「自分は何も持っていない」と思った

──屋比久さんはTOEICで915点をマークするほど英語がお得意です。なぜ英語に興味を持ったのですか?

英語や英語圏の文化が、昔から身近だったんです。小さい頃から映画を字幕で観たり、母が英語の歌を聴かせてくれたりしていて、割と早い段階でアルファベットを覚えました。それに私のおばはアメリカに住んでいますし、沖縄という土地もアメリカと交流があります。意識的に「英語を勉強したい!」と思ったきっかけは、小学6年生くらいのときに観た映画「ハイスクール・ミュージカル」でした。楽曲自体も素敵ですし、リズミカルな英語の響きが音楽的ですごく好き。英語には日本語とはまた違った美しさや楽しさがあるし、表現の幅が広くて良いなと思いました。それで自分なりに歌詞を書き出して辞書を引いたりして、勉強を始めました。

──高校在学中には、ミシガン州の高校に10カ月間留学されました。留学先で印象に残ったことは?

やはりアメリカは多様性の国だな、というのが第一印象でした。「1人ひとりが国を動かしていくんだ」というエネルギーを感じて、それがすごくカッコよかった。アメリカでは個々の意見や価値観が尊重されているというより、むしろ必要とされています。調和を重んじる日本とは教育方針も違うので、授業で必ず「この問題についてあなた自身はどう思う?」と問われるし、ディベートやディスカッションが積極的に取り入れられていました。議論するときって、たとえなんとなく考えていることがあっても「みんなにどう思われるかな」「反対されたらどうしよう」と口に出すのをためらうことがあると思うんです。だけどアメリカでは“反対”も意見の1つとしてきちんと受け止めてもらえる。真っ向から否定するのではなく「ではなぜあなたはそう思うの?」と対話が生まれることには、特に衝撃を受けました。

多様性が必要とされている以上、アメリカでは自分の考えをしっかり持っていないと、生きづらさを感じるかもしれません。私自身も議論の時間には、自分が何も持っていないことに気付かされて。でも「自分なりの意見がある人って素敵だな」と思えましたし、しっかりと“自分”を持てる人になりたいなと今でも思っています。

縁がつながって出場した「ミュージカルのど自慢」

──高校卒業後は琉球大学法文学部に進学し、国際言語文化学科で英語文化を専攻されました。大学2年生のときには「フットルース」を英語で上演し、ヒロイン役を務めています。

大学では英語の成り立ちや、英文法、構造などを勉強しました。英米文学や英語圏の文化、アメリカの歴史、児童文学などにも触れましたね。「フットルース」は大学のカリキュラムの一環として取り組んだのですが、これは私が「ミュージカルを仕事にしたい」と思った大きなきっかけの1つです。舞台で歌って踊ること自体も楽しかったですし、みんなで1つの世界を作り上げてお客様にお届けすることって良いなと、改めて感じて。だからその後も大学に通いながら、ミュージカル「H12」などいくつかの舞台に参加しました。

──沖縄と東京で上演された「H12」に出演したのは、「フットルース」に携わった大学の先生に背中を押されたからだそうですね。さらにその後は「H12」のプロデューサーの勧めで、2016年の「集まれ!ミュージカルのど自慢」に出場します。勝負の1曲に「ミス・サイゴン」の「命をあげよう」を選んだのはなぜですか?

「H12」のあとにご縁があって、あるオムニバス形式のショーに参加しました。その中で「命をあげよう」を歌っていたので、当時自分が最も練習を重ねていて、一番身体にしみ込んでいる曲だったんです。歌いこなすだけの力があるかどうかは置いておいて(笑)、せっかく練習したし、大舞台で披露できる機会があるのならやってみたいと思いました。それに曲自体が持っているメッセージがすごく強いので、「曲に助けてもらおう」という気持ちもありましたね。

「モアナと伝説の海」はこれからも立ち返りたい作品

──帝国劇場で行われた「ミュージカルのど自慢」グランドファイナルで見事に最優秀賞に輝き、パフォーマンスを観ていた現在の事務所のプロデューサーからスカウトされます。当時、現役大学生だった屋比久さんは、バレエや英語についても高いスキルをお持ちでしたが、進路を決めることへの迷いはなかったのですか?

やはり迷いはありました。英語を使う仕事に興味があったので、スキルアップのために海外の大学に進学することも考えていて。そのためにはお金や語学力が必要ですし、「就職してお金を貯めながら勉強しようかな」と思っていました。でも私は昔からブロードウェイが好きで、「いつかあの舞台に立ってみたい」という憧れもあった。そんなときにスカウトしていただいたので、家族とも話し合って「こんなチャンスは二度とない。海外に行って英語のお仕事を始めることはあとからでもできる。だけど舞台の世界に飛び込むチャンスは今しかないのだし、きっとこのタイミングでお話をいただいたことに意味やご縁があるはず」と、決断に至りました。実はバレエの世界でプロになることは、中高生くらいの頃に諦めていたんです。でもミュージカルの世界を目指す私にとって、バレエのスキルは“宝物”。だから子供の頃からバレエを続けてきて良かったなと思いました。

──デビュー作となった2017年公開のディズニー・アニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語版では、吹替と主題歌の歌唱を務めます。デビュー作でヒロインという大役を見事に務め、同作は屋比久さんの代名詞とも言うべき作品になりました。大海原に旅立つモアナを演じた経験は、ご自身にどんな影響を与えましたか?

モアナにはすごく勇気をもらいました。この映画は、人間が歴史や土地、自然、家族愛といった大きなものに包まれていることを実感できる作品です。沖縄から東京に出てきた私は足元がグラついている気がしていましたし、ワクワク感と同時に恐怖や緊張、不安を抱えていて。だけどモアナを演じながら良い意味で自分自身の“小ささ”を感じましたし、「モアナもこんな感覚だったんだろうな」と思えました。モアナは冒険の中で失敗したり傷付いたりしますが、彼女はそれすらも受け入れて、「私はここからどうしていきたいか」と考えて立ち上がれる人です。初めてのアフレコでは悔しい思いもしましたが、モアナのおかげで乗り越えられたと思っています。今でも気分が落ち込んだときにモアナの映画を観たり、音楽を聴いたりするんですよ。そうすると当時の自分を思い出したり、「あの経験を乗り越えられたんだから」という自信が湧いてきたりして。折に触れて立ち返りたい作品になりましたし、これからもそうあり続けると思います。

前編では、沖縄で音楽やバレエに囲まれて育った幼少期、アメリカ留学で受けた衝撃、大学時代の舞台出演をきっかけとして、本格的に走り出したミュージカルへの“道”について語ってもらった。後編では、プロとしてキャリアを歩み始めた屋比久の代表作を振り返る。

プロフィール

1994年、沖縄県生まれ。2016年に開催された「集まれ!ミュージカルのど自慢」で最優秀賞を受賞。2017年に日本公開されたディズニー・アニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語版でヒロイン・モアナ役の吹替と主題歌の歌唱を務め、プロデビューを果たした。近年の出演舞台にオフィス3〇〇 40周年記念公演「肉の海」、ミュージカル「タイタニック」、リーディングドラマ「シスター」、ミュージカル「レ・ミゼラブル」、ミュージカル「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」、ミュージカル「NINE」、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」がある。今年10月から12月までミュージカル「GREASE」、来年7・8月からはミュージカル「ミス・サイゴン」が控える。

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_9e4e417798c2_範宙遊泳「心の声など聞こえるか」出演者決定、音楽は鈴木光介 9e4e417798c2 9e4e417798c2 範宙遊泳「心の声など聞こえるか」出演者決定、音楽は鈴木光介 oa-natalie-stage

範宙遊泳「心の声など聞こえるか」出演者決定、音楽は鈴木光介

2021年10月28日 18:00 ステージナタリー

山本卓卓が作、川口智子が演出を手がける範宙遊泳「心の声など聞こえるか」の出演者が発表された。

このたび出演が明らかになったのは、井神沙恵、滝本直子、武谷公雄、埜本幸良、李そじん、そして鈴木光介。なお鈴木は音楽も担当する。

「心の声など聞こえるか」は、劇団でこれまで作・演出を兼任してきた山本が、脚本執筆のみに専念する創作シリーズの第1弾。公演は12月17日から19日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて。チケットの一般販売は11月中旬を予定している。

範宙遊泳「心の声など聞こえるか」

2021年12月17日(金)~19日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

作:山本卓卓
演出:川口智子
音楽:鈴木光介
出演:井神沙恵、滝本直子、武谷公雄 / 埜本幸良、李そじん / 鈴木光介

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cat_oa-natalie-stage_issue_ab6793aa53fa oa-natalie-stage_0_d22fca946df9_舞台「プレイタの傷」仲田博喜・菊池修司らメインキャストのキャラクタービジュアル解禁 d22fca946df9 d22fca946df9 舞台「プレイタの傷」仲田博喜・菊池修司らメインキャストのキャラクタービジュアル解禁 oa-natalie-stage

舞台「プレイタの傷」仲田博喜・菊池修司らメインキャストのキャラクタービジュアル解禁

2021年10月28日 18:00 ステージナタリー

舞台「プレイタの傷」のキャラクタービジュアルが解禁された。

このたびお披露目されたのは、仲田博喜扮する嵐柴エイジ、菊池修司扮する甲斐ヤマト、TAKA(CUBERS)扮する嵐柴カズマ、正木郁扮する茶木縞カガミら、メインキャスト12人のキャラクタービジュアル。併せて、12人のビジュアルで構成されたメインビジュアルも公開された。

「プレイタの傷」は、今年1月から4月まで放送されたテレビアニメ。東京の無法地帯・暁特区を舞台に、“ディヴァイン・タトゥー”と呼ばれる神獣の力を宿す者たち、“スカード”の活躍が描かれる。舞台版では脚本・演出を企画演劇集団ボクラ団義・久保田唱が担当。出演者には仲田、菊池、TAKA、正木のほか、平賀勇成、田淵累生、小波津亜廉、山上佳之介、三原大樹、斉藤瑞季、佐織迅、佐藤たかみちが名を連ねた。公演は11月12日から14日まで京都・京都劇場、18日から21日まで東京・ヒューリックホール東京にて。

舞台「プレイタの傷」

2021年11月12日(金)~14日(日)
京都府 京都劇場

2021年11月18日(木)~21日(日)
東京都 ヒューリックホール東京

原作:テレビアニメ「プレイタの傷」
脚本・演出:久保田唱

キャスト

嵐柴エイジ:仲田博喜

甲斐ヤマト:菊池修司
嵐柴カズマ:TAKA(CUBERS)
茶木縞カガミ:正木郁

鷲峰ラン:平賀勇成
烏末ジン:田淵累生

龍眞コウガ:小波津亜廉
虎尊イツキ:山上佳之介

甲斐ミナト:三原大樹
由岐アズサ:斉藤瑞季
三門バンリ:佐織迅
鞍馬ホクト:佐藤たかみち

アンサンブル(五十音順):和泉學人、兼田玲菜、高田紋吉、竹田直央、土屋翔、橋本直也、湊竜也、渡辺誠也

(c)PROJECT SCARD (c)GoHands,Frontier Works/Praeter The Stage

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