映画の「スター・ウォーズ」シリーズにさほど詳しくない人でも、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、ダース・ベイダー、ハン・ソロ…という名前は聞き覚えがあることでしょう。
ですがE-3P0はどうですか? ベン・クワディナロスは? GA-87にパオ(Paodok’Draba’Takat Sap’De’Rekti Nik’Linke’Ti’ Ki’Vef’Nik’NeSevef’Li’Kek)は? …彼らの名前を聞いてすぐに顔を思い出すことはできますか? それができる、カルトなファンも無論いるでしょうが…。ここは一般的な皆さんに対して、再発見したいただく場にしましょう。
それでは、「スター・ウォーズ」シリーズに登場する、マイナーなキャラ50選をご覧ください。かなり濃い顔ぶれなので、これを機会に顔と名前を一致させておいてください。それがこの先、どんなことに役立つかはわかりませんが(笑)。
>>>「スター・ウォーズ」のマイナーだけど気になるキャラクターをチェック!
サレシャス・B・クラム
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
スター・ウォーズ史上もっとも「なんだこれ?!」と思ってしまうような、猿とトカゲを合わせたような奇妙な生き物ではないでしょうか。この生き物はジャバ・ザ・ハットにつく道化です。『エピソード6/ジェダイの帰還』の見どころでもある反重カリパルサーリフトを利用した乗り物「スッキフ」が爆発するとき、この奇妙な生き物の笑い声が消える瞬間があります。そこに爽快感を得た人も、実際少なくないはずです。
パパノイダ男爵
『エピソード3/シスの復讐』より
これは、ブルーマンになったジョージ・ルーカスとも言えるでしょう(笑)。
ヤドル
『エピソード1/ファントム・メナス』より
マスター・ヨーダと同じ種族の女性になります。残念ながら、ヨーダの種族の名前はまだ明かされていません…。
カーベ
『エピソード4/新たなる希望』より
この小さな生き物カーペは、アウター・リム・テリトリーの惑星チャド出身のヒューマノイド型齧歯類知覚種族「チャドラ=ファン」の女性で、砂漠の惑星タトゥイーンで人気のカンティーナ(酒場)である「チャルマン」の常連客です。0 BBY、オビ=ワン・ケノービとルーク・スカイウォーカーがこの酒場でハン・ソロやチューバッカと出会った日も、カーベは店内に居合わせていました。小さいながらも彼女は、なぜかとても印象的で覚えている人も多いかと思います。
テミリ・ブラッグ(ブルーム・ボーイ)
『エピソード8/最後のジェダイ』より
『エピソード8/最後のジェダイ』で最後に登場するのが、このテミリ・ブラッグです。彼は一生懸命に掃除をする、頑張り屋さんではありません。ですが、それはチェックすべき項目ではないようです。彼はフォースの力を使って、ほうきを引き寄せます。そして、そのあと星を眺めています。まるで、「次回作も、皆さんの期待を超える作品だから観てね!」と言わんばかりに。彼がもう一度登場してくるかは謎です。が、「彼こそ”最後のジェダイ”だ」と言わんばかりの展開にも思えるのです。なので、今後のキーマンのように感じ、脳裏に焼きつけた人も多いことでしょう。きっとそれが製作側の狙いであり、次回作ではブラッグが成長したジェダイ・マスターが暴れ回る可能性も…。そして、そのジェダイ・マスターが死を迎える瞬間に、ここでの映像が回想シーンとしてインサートされるような予感もするのでした。
ブレン・ダーリン大佐
『エピソード5/帝国の逆襲』より
氷の惑星ホスで、行方不明になったハン・ソロとルーク・スカイウォーカーを心配し、基地の扉で待つレイア姫。そんなレイア姫に対し、渋々ながら基地の安全を考慮しながら扉の封鎖を言い渡した、あの男性になります。
ログレイ
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
偵察兵として物語の進行役でもあったイウォークのウィケット。ですので、一般的にはウィケット派の人のほうが多いでしょう。ですが、筆者は断然ログレイ派なのです。ログレイは帝国時代に衛星エンドアのブライト・ツリー村に住んでいたシャーマン(祈祷師)であり、イウォークのボス的存在。エンドアの森の精霊と調和するため、部族のために儀式を執り行ったりしています。なので、チュリ鳥の頭蓋骨から作った大きな頭飾りをかぶっているので、とっても印象的なのです。
ティオン・メイドン
『エピソード3/シスの復讐』より
ティオン・メイドンは、ダース・モールとパルパティーン皇帝(ダース・シディアス)をまとめたような悪物の雰囲気がただよっています。監督ジョージ・ルーカスに策略で、メイドンの外見はまるで死人のよう。それでわれわれはまんまと騙されたのです。実はメイドン、すばらしい人(?)格者なのです。『エピソード3/シスの復讐』でオビ=ワン・ケノービが探すグリーヴァス将軍の居場所について、秘密裏に情報を与えてくれました。それによって、独立星系連合を滅ぼすことにも成功したのです。
E-3P0(イー・スリーピーオー)
『エピソード5/帝国の逆襲』より
このC-3P0にそっくりのドロイドは、「E chu ta」と言ってすぐに消えてしまうのです。 この謎のフレーズはフット族のものであることはわかりますが、その意味はよく知られていません。ですが、サウンドデザイナーのベン・バート氏著書である『Galactic Phrase Book and Travel Guide』よれば、その言葉はかなりわいせつな意味なのだとか…。
ダイアノーガ
『エピソード4/新たなる希望』より
体長10メートル大にまでおよぶ、巨大な頭足類のクリーチャーであるダイアノーガ。その恐ろしさが頭に焼きつき、この季節に海に入ると、「もしかしたら、下からダイアノーガが襲ってきたらどうしよう…」と、恐怖を感じてしまう人も少なくないはずです。波打ち際で立ちすくんでいる人がいたら、きっと、その瞬間だと思いますよ(笑)。
ヤレアル・プーフ
『エピソード1/ファントム・メナス』より
これこそ、首長族といったイメージを主張するヤレアル・プーフ。彼はケルミア出身のケルミアンで、銀河共和国後期のジェダイ・マスターです。
ラブリア
『エピソード4/新たなる希望』
モス・アイズリーにあるチャルマンのカンティーナにいた、この悪魔のような外見の男を知っていますか? ちなみに赤い皮膚、尖った耳、2本の黒い角をもち、頭髪を含めた体毛は一切生えていません。かつてデヴァロン軍の冷酷非情な大尉だったラブリアは、その名をカーデュサイマロックとし、部隊の中でも3番目の地位に就いていたのでした。のちに彼は、 "モンテリアン・セラットの屠殺者"と呼ばれるほど非道な人(?)物として知られます。モンテリアン・セラットの戦いの際には帝国軍に協力し、700人の捕虜の処刑を行った可能性があるとして反乱同盟軍からその首に懸賞がかけられていました。そして、ヤヴィンの戦いから19年後、賞金稼ぎのボバ・フェットによって捉えられ、生きたまま飢えたクオラの群れの中に投げ込まれます。そして、食べられてしまったのでした。
MSE-6 マウス・ドロイド
『エピソード4/新たなる希望』より
デス・スターが保有しているこのドロイドに関して、実際の使用方法についてはしばらく疑問を抱いていました。物を運んだり、修理することができるとは思うのですが、いずれにしても、それに適さないデザインなのです…。私が思うに、「MSE-6」に興味をもつこと自体が、危険ではないか?と思うのでした。
TT-8L/Y7ゲートキーパー・ドロイド
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
このゲートキーパーが、C-3P0やR2-D2に向かって何を言っているのかはわかりません。ですが、このドロイドが生意気であることだけは理解できました。
レッド5
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』より
デス・スターを攻撃するレッド中隊の5番目の隊員が、ルーク・スカイウォーカーであることは皆さんご存知のことでしょう。そして、ここから「エピソード4/新たなる希望」のオープニングシーンが始まるわけです。コールサインの「レッド5、スタンバイ」は有名なセリフのうちの一つです。なので、まだ覚えていない人は、このチャンスに覚えておいてください。
GA-97
『エピソード7/フォースの覚醒』より
レジスタンスの使用人ドロイドであり、口もとがマイクになっているのが特徴です。なので、彼の笑顔を見た人はいないでしょう。BBユニットがレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンの所有物であることに気づき、「情報網を通じてレジスタンスに報告した」というナイスなひと仕事もしています。
ジョビン
『エピソード5/帝国の逆襲』より
スター・ウォーズの劇中で、ジョビンを見たことはないでしょう。ですが、彼の声は聞いたことがあるはずです。ミレニアム・ファルコン号のシールド発生装置を破壊され、修理をしている最中に帝国軍の追撃に襲われます。そこで彼は、「帝国軍が基地に侵入した」と言うのです。実のところ、彼は反乱軍の指導者であるモン・モスマの息子です。ですが残念ながら、氷の惑星ホスでの帝国軍からの攻撃中に、ベイダーによって殺されてしまうのでした…。
ティードー
『エピソード7/フォースの覚醒』より
彼らは、爬虫類のごみ漁り(廃品回収業者)です。砂漠の惑星ジャク―でレイとBB-8が出会ったのも、このティードーがBB-8を回収しようとしていたからです。彼が乗っているのはラガビーストという半分機械のクリーチャーですが、彼はこれを荷物運搬用に使っていたのです。
コーネリアス・エヴァザンとポンダ・バーバ
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、
『エピソード4/新たなる希望』より
この殺人者のコンビが、ライトセーバーの壊滅的な瞬間を目の当たりにしたときが印象的です。それは彼らが酒場でルーク・スカイウォーカーと口論になり、ポンダ・バーバがブラスターを手に取った瞬間です。オビ=ワン・ケノービは彼の腕を切り落としたのですから…。
パオ(Paodok’Draba’Takat Sap’De’Rekti Nik’Linke’Ti’ Ki’Vef’Nik’NeSevef’Li’Kek)
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』より
彼の名前は、もしかすると一番長いかもしれません。ですが、彼は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するスカリフの帝国基地を襲うチームで、唯一の人間ではないキャラクターになります。
トゥルーパーズ
『エピソード7/フォースの覚醒』より
これまでのシリーズでは、ストームトゥルーパーは知性が高いようには見えませんでした。ですがこのシーン、カイロ・レンがコンソールで激怒し、コンピュータを破壊しているところに遭遇したトゥルーパーたちは、こっそりと元来た道を戻っていきました。これは良い選択ですね。
ベン・クワディナロス
『エピソード1/ファントム・メナス』より
ポッドレースの出場者には、さまざまな種類のクレイジーキャラクターが集結しています。その中でも印象深いキャラの一人が、このベン・クワディナロスです。自分のクルマが上手く作動せず、仕事に遅れそうになったらあなたはどうしますか? おそらく、その不満をぶつけるようにハンドルを叩くでしょう。彼もそうしたのです。でも、彼の場合は爆発してしまったのですが…。
ガリンダン・エズ・ゼイヴァー
『エピソード4/新たなる希望』より
熱帯魚のロングスナウトのような見た目の帝国軍のスパイは、スター・ウォーズシリーズのなかでも、かなり邪悪なキャラクターの一つになります。彼の後釜とも言える帝国軍のスパイは、『エピソード7/フォースの覚醒』に登場するバジン・ネタルになるでしょう。
ロボト
『エピソード5/帝国の逆襲』
彼はストイックで有名ですが、このスキンヘッドに「サイボーグ・コンストラクト装置」を移植した人間とロボのハーフなのです。彼の裏話はかなり豊富で、それだけで3部作ができてしまうほど。なので、ここでは割愛しましょう。
キット・フィスト―
『エピソード2/クローンの攻撃』、『エピソード3/シスの復讐』より
彼はジェダイ・マスターの1人ですが、スクリーン上に出てくる時間はそう長くありません。ですが、彼はライトセーバーの名手であり、とてもユーモアのあるキャラクターなのです。
ロア・サン・テッカ
『エピソード7/フォースの覚醒』より
カイロ・レン率いる帝国軍の襲撃により、村人の前で冷酷にも殺されてしまうロア・サン・テッカ。彼の出演時間は短いものでしたが、『エピソード7/フォースの覚醒』をより魅力的にしたシーンのひとつでした。そんな彼を演じることができるのは、このマックス・フォン・シドーにしか考えられないほどハマり役でした。
コナン・アントニオ・モッティ
『エピソード4/新たなる希望』より
彼は、ベイダーを怒らせた人間のうちの一人です。
ペイジ・ティコ
『エピソード8/最後のジェダイ』より
彼女の妹であるローズを通して、姉のペイジ・ティコに関して多くのことが学べます。彼女は「最後のジェダイ」の冒頭シーンで、全滅寸前の反乱軍の最後の頼み綱であったMG-100スターフォートレスSF-17に乗船しており、命がけでファーストオーダーのフルミナトリックスに爆撃を行ったヒーローです。ちなみにペイジ・ティコを演じたゴー・タイン・バンさんは、ベトナム出身の歌手と女優。「すぐに死んじゃったけど、この美人は誰だ?」と思った人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、彼女は「2013年世界美女ランキング」でTOP10入りも果たしたほど、世界的な美女なのです。
サイドン・イサノ
『エピソード7/フォースの覚醒』より
彼のシーンはほとんどありませんが、彼はとてもクールです。「赤い襲撃者」「緋色の海賊」「血の海賊」など、さまざまななあだ名をもち、彼のヘルメットはグリーヴァス将軍(サイボーグになる前)と同じ人種のものなのです。ですが実のところ、スター・ウォーズファンの間でもサイドンと同じ人種はいまだ見つけられていないとのことです…。
エクソゴーズ
『エピソード5/帝国の逆襲』より
『エピソード5/帝国の逆襲』でエクソゴーズは、非常に大きな存在でした。ですが、その正体となる姿はほんの数秒しか見ることができません。なぜなら、あの大きなミレニアム・ファルコンが、小バエに見えてしまうほど大きいからです。宇宙に存在するこの巨大な虫は、スター・ウォーズシリーズ全体において、多くの異世界があるということを証明した瞬間だったのです。
ダク・ラルター
『エピソード5/帝国の逆襲』より
反乱同盟軍のローグ中隊に所属する宇宙戦闘機パイロットであり、砲手でもある彼。ホスの戦いでは、ルーク・スカイウォーカーの砲手を務めました。そして、「今すぐ帝国ごと相手してやりたい気分ですよ」ですよ。そんな彼も帝国軍の地上部隊による攻撃を受け、死を遂げます。ちょっと悲しい記憶が蘇る人も少なくないでしょう。
プロ・クーン
『エピソード2/クローンの攻撃』、『エピソード3/シスの復讐』より
ジェダイ・マスターの1人である彼。出身の惑星であるドーリンの空気成分が他の惑星とは異なっていたため、彼はマスクを常に装着していなければならなかったのです。「シスの復讐」で死を迎えたプロは英雄として讃えられます。ですが、クローン戦争での勝利は、彼の活躍も含め多くのジェダイの活躍のもと成功したものではないでしょうか。
モーダル・ノーズ・バンドのフィグリン・ダン
『エピソード4/新たなる希望』より
彼らの演奏は、ちょっと耳に残りますね。
ジェック・トーノ・ポーキンス
『エピソード4/新たなる希望』より
『エピソード4/新たなる希望』の冒頭に出るデススターへの攻撃で、「レッド6」として戦いに参加していたポーキンスは、大きな体で小さなコックピットの中に詰め込まれてる様子がファンのあいだで人気になりました。戦いが始まってすぐに、彼が飛行するXウィングの機械類が故障してしまい、ターボレーザーにより撃墜されてしまいます。ですが、彼の名は英雄として称されていると言っていいでしょう。
EV-9D9
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
スター・ウォーズのファンは、このドロイドをジャバの宮殿のサディスティックなタスクマスターとして認知していることでしょう。EV-9D9のストーリーは、実ははるかに複雑なのです。彼女は元々従順に振る舞い、平和を愛する水分凝結機の整備士として誕生しましたが、プログラミングの誤りによって生物や他のドロイドにまで嫌悪感を抱くようになってしまったのです。それゆえ、同じ属種であるドロイドにでも、拷問ができたわけです。
ピエット提督
『エピソード5/帝国の逆襲』、『エピソード6/ジェダイの帰還』より
ピエット提督は、彼の上司で1人また1人と、ベイダーの底なしの怒りの犠牲者になる様子を目の当たりにしてきた人物です。しかし、ピエット提督はエンドアの戦いで死に至るまで、ベイダーに仕えて生き残ってきた人物のなのです。3部作の終わりごろでは、息子の存在を知って優しさを取り戻しつつあったベイダーでしたが、そのときは彼にとっては救いであったことでしょう。そして、ベイダーの意向に逆らわず仕えた彼は、「かなりスマートだ」とも言えるでしょう。
ベルー・ホワイトサン・ラーズ
『エピソード2/クローンの攻撃』、『エピソード3/シスの復讐』、『エピソード4/新たなる希望』より
ルークを養子に引き取って育てたベルー叔母さん。彼女の夫、オーウェンおじさんは、ルークに農民の生活をさせようとしていましたが、それは間違った選択でした。
FN-2199(TR-8R)
『エピソード7/フォースの覚醒』より
帝国軍から脱走したフィンと対決する際、「Traitor(裏切り者)!」というセリフを発したことから、それをモジって「TR-8R」というあだ名がついたわけなのです。彼にとどめを刺されそうになったフィンですが、寸前にハン・ソロによって助けられました。
https://www.youtube.com/watch?v=hODJV5YcxhM&feature=youtu.be
GNKシリーズ・パワー・ドロイド(ゴンク・ドロイド)
『エピソード4/新たなる希望』、『エピソード5/帝国の逆襲』、『エピソード6/ジェダイの帰還』より
指示された場所へと移動する、歩くバッテリーです。現代にも存在したら、かなり便利ですね。
モモ―・ネイドン(ハンマーヘッド)
『エピソード4/新たなる希望』より
チャルマンのカンティーナ(酒場)でのシーンは、このリストに名前の挙がった多くのキャラクターが居合わせていましたが、彼もその1人です。見た目の通り、「ハンマーヘッド」として知られているモモ―・ネイドンも、ファンの間では人気のキャラクターとなっています。なぜ人気なのかというと、ネイドンは映画上ではほとんど気づかれないほどの役割だったにも関わらず、1977年にケナー社からアクションフィギュアの一つとして販売されたのです! 現在はフィギュア専門店や中古品店で、500~9000円ほど(!)の価格で販売されているようです。
ビドロ・クワーヴの頭蓋骨
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
ビドロ・クワーヴは、ジャバの誕生日にランコアをプレゼント。そんな彼は、「さらに大きな名誉」をもらえることを期待したのが悪かったのです。この恐ろしい怪物ランコアの、最初の餌食となる”名誉”をもらったのです。数年後、ルーク・スカイウォーカーがランコアと対決する事態に陥ったとき、ビドロの頭蓋骨で窮地を逃れたのです。彼は、死後に自分の命を食いつぶしたランコアに、復讐を果たすことができたわけですね。
ヘッド・バンキングするストームトゥルーパー
『エピソード4/新たなる希望』より
ストームトゥルーパーも、時にはタフになるのです。
ビッグス・ダークライター
『エピソード4/新たなる希望』より
ビッグスは、このリストの他のキャラクターと比べると、スクリーン上にいる時間は少し長いです。が、彼がベイダーの襲撃により命を絶つまでの時間は、そう長くはありませんでした。『エピソード4/新たなる希望』でカットされてしまったシーンでは、彼の親友であるルーク・スカイウォーカーに反乱同盟のパイロットになるつもりである計画を告げています。彼はルークの人生において、大きな役割をもたらしているのです。
ウィロー・フード
『エピソード5/帝国の逆襲』より
おそらくスター・ウォーズ3部作のなかでも、トップに入るほどお気に入りのシーンだと思います。フードは、惑星ホスへの避難中にもわずか1〜2回しか見られません。さらに彼が必死にアイスクリームメーカーを抱き、駆けている姿はほんの一瞬なのです。あ、すみません。実際に彼が持っているのはアイスクリームメーカーではなく、反乱軍スパイのコードネームや所在が含まれていたコンピュータのHDです。帝国の手に落ちる前に、これを破棄するために走る彼は英雄の一人なのです。…と、知ってはいるのですが、何回観ても彼が持っているものはアイスクリームメーカーにしか見えないのです。
IG-88
『エピソード5/帝国の逆襲』より
ベイダーの支持により、ミレニアム・ファルコンと反乱軍のメンバーを捕えるために集まった賞金稼ぎ。そこに揃ったキャラクターはすべて、かなり濃い面子ばかりです。ボバ・フェット以外のキャラクターは、ほとんどスクリーン上の時間がわずかですが…。そのうちの一人(体)であるIG-88は、ドロイドでありながらも主人をもたず、独立して行動するようプログラムされていた他のドロイドとは一線を画した存在でした。
ナイン・ナン
『エピソード6/ジェダイの帰還』、『エピソード7/フォースの覚醒』、『エピソード8/最後のジェダイ』より
ナイン・ナンは、スターウォーズのなかで最も愛されているマイナーなキャラクターの1人です。彼は『エピソード6/ジェダイの帰還』で突如現れましたが、反乱軍のランド・カルリジアン将軍の副操縦士として歓迎されています。ナイン・ナンの悪い部分は、彼が約30年後経ったのちでも未だに戦いに参加しているということです。 彼はスターキラー基地を奪い取り、『エピソード8/最後のジェダイ』では惑星クレイトから脱出する手助けもしています。このままだと、彼の物語は主人公と同じくらい壮大なものになってしまうかもしれません。
R5-D4(スキッピー)
『エピソード4/新たなる希望』より
壊れたモチベーターをもっていることで有名なR5-D4は、実は銀河系の救世主ともいえるかもしれないキャラクターなのです。なぜなら、オーウェンとルークが水分農場でドロイドの購入を決めた際、初めに選ばれたのはR5-D4でした。ですが、タイムリーな誤作動によりR2-D2が引き取られる結果となったのです。彼はR2-D2の任務を知り、「自ら故障したのではないか?」と言われてもいますが、もし故障がかったらR2-D2とC-3P0は永遠に分離されてしまい、銀河の歴史が大きく変わっていたことでしょう。
ウェッジ・アンティリーズ
『エピソード4/新たなる希望』、『エピソード5/帝国の逆襲』、『エピソード6/ジェダイの帰還』より
おそらく、銀河系全体で最も有名なパイロットであるウェッジ・アンティリーズは、決して諦めることのないX-ウィングのパイロットです。彼はデス・スターとルークの初めての戦いで、ルークのサポート役となりますい。そしてホスの戦いでは「AT-AT」を倒し、最終的には第2デス・スターを爆破する引き金となった最初のショットを撃った人物なのです。常に死と隣り合わせにいることを拒まない、非常に貴重なパイロットの1人なのです。
マラキリ
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
どう猛なランコアの調教師であったマラキリ。「ジェダイの帰還」でランコアが扉に挟まれ死別するまで、このどう猛なランコアは血に飢えた殺人的な獣としてみなされていました。ですが、ランコアが死別したあとのマラキリの表情や涙であふれた目を見ると、「この恐ろしい獣は本当はいい奴だったのでは?」と思ってしまうのです。
マックス・レボとジズ=ウェイラーズ
『エピソード6/ジェダイの帰還』より
ジズ=ウェイラーズと呼ばれるバンドのミュージシャンである青いエイリアンのリーダー、マックス・レボ。彼はジャバの奇妙な宮殿の中で、最もカラフルなモンスターです。悪者でも善人でもなく、ただ音楽を愛する不思議なキャラクター。それにしても、彼のキーボードは奇妙です。
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【インタビュー】マーク・ハミル、ルーク・スカイウォーカー復帰の裏側とは
「スター・ウォーズ」のデイジー・リドリーがSNSを再開しない理由
POPULAR MECHANICS(原文:English)
By Darren Orf
May 4, 2018
Translation by Mirei Uchihori
※この翻訳は抄訳です。
Edit / Kaz OGAWA,Mirei Uchihori