渡り鳥とイルカの共通点。脳を半分ずつ眠らせて24時間フル稼働!/身近な科学
さまざまな生物のすぐれた能力。私たちの暮らす地球の驚くべき事実。メディアをにぎわせる「最新科学」のニュース。驚くべき速さで進歩するITの話題。世の中には、学校では教わらなかった現代科学の話題があふれています。
職場で、学校で、家庭で。明日の雑談のネタにピッタリな、知っておくと自慢できる「科学の雑学」をお届け!
※この記事は『[図解]身近な科学 信じられない本当の話』(涌井貞美/KADOKAWA)からの抜粋です。
脳を半分ずつ眠らせる「半球睡眠(はんきゅうすいみん)」
渡り鳥が長期間飛び続けられる謎
北ヨーロッパとサハラ砂漠の間を往復する渡り鳥のヨーロッパアマツバメは、10ヵ月間を一度も着地することなく飛行することが2016年に確かめられました。これほどまでの連続飛行がどうして可能なのでしょうか。

小さな鳥だと大きな検査装置がつけられないため、10ヵ月連続飛行の詳しい研究はこれからのようです。しかし、大きな動物についてはすでに研究が進められています。
そこで明らかになってきたのが、半球睡眠です。脊椎(せきつい)動物の大脳は右脳と左脳の半分ずつに分かれていますが、その左右の脳を交互に眠らせて休ませる睡眠法です。
この睡眠法をとる動物は意外に多く、たとえばイルカがよく知られています。水族館のイルカが片目を閉じたままゆっくりと泳いでいることがありますが、それは半球睡眠で眠っているときに見られる行動だといいます。こうすれば敵に対応でき、溺(おぼ)れる心配もありません。大型の渡り鳥も、この睡眠法を採用していることが知られています。

一方、人のようにぐっすり眠る睡眠を全球睡眠といいます。おもしろいことに、全球睡眠で渡る鳥もいるとの研究もあります。このとき鳥は、飛行機のように「自動飛行モード」で飛んでいるのでしょう。
涌井貞美(わくい さだみ)
1952年、東京都生まれ。東京大学理学系研究科修士課程修了後、富士通に就職。その後、神奈川県立高等学校教員を経て、サイエンスライターとして独立。現在は書籍や雑誌の執筆を中心に活動している。著書は、『図解 身近な科学 信じられない本当の話』『雑学科学読本 身のまわりのすごい技術大百科』(以上KADOKAWA)、『Excelでわかるディープラーニング超入門』『ディープラーニングがわかる数学入門』(以上、技術評論社)、『「物理・化学」の法則・原理・公式がまとめてわかる事典』(ベレ出版)、『図解・ベイズ統計「超」入門』(SBクリエイティブ)など多数。
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「早くやれって言った?」「自慢?」派遣で仕事を頑張ったら先輩が露骨に...!
<この体験記を書いた人>
ペンネーム:むらまゆ
性別:女性
年齢:45
プロフィール:私は45歳、息子は18歳の専門学校生、夫は47歳の会社員です。
高校卒業後から21年間正社員で働いていましたが、体調を崩して退職。
5年ほど専業主婦をした後、問題だった体調も大分落ち着きました。
息子の進学も決まって成人になったのを機に、2021年から派遣社員として短期で1カ月、長くても2カ月単位で、扶養内でポツポツと働き始めました。
初めての配属先は、派遣会社の人が勧めてくれた3週間程度の短期派遣。
書類整理や入力の仕事、残業はなし、休みもとりやすい上に、軽作業だから大丈夫とのこと でした。
しかし、現実は違いました。
入力作業はなく、ひたすら書類整理。
ただ、正社員時代にしていた仕事だったので、そこまで苦にはなりませんでした。
重い荷物を持つこともありましたが、まだ大丈夫。
一番の問題は人間関係でした。
派遣元の正社員1人以外は全員女性で、派遣のリーダーや副リーダーもそう。
その中で正社員歴が長かった私は異色の存在だったようで、同僚たちはあからさまに私の存在を嫌がっていました。
私は、仕事をしっかりやれば認めてもらえると思って働いていました。
しかし、同僚たちは「仕事をいっぱいこなしても給料は変わらないのに、頑張るのはおかしい」と考えていたようです。
もしかすると仕事を頑張ること自体が「私はすごく仕事ができる」と、マウントをとっているように見えたのかもしれません。
その後、仕事は単純作業のみしか与えられず、グループでやる仕事からは意図的に外されて心身ともに疲れました。
リーダーや副リーダーの周りにいるのは、言われたことだけをやる人、自分たちに意見しない人だけ。
外された私はイライラを全て仕事にぶつけました。
期限がある仕事なので、どうすれば早くできるか「こうすればいいのではないか 」「この仕事は無駄では」など、良かれと思って意見していましたが、全くの逆効果でした。
社員から「あなたが一番できるし早い、今後も来てほしい」とみんなの前で言われ、「これは本当に嫌われるかもしれない」と内心ビクビクしていました。
予感は的中し、その後は単純作業からも外され、契約最後の3日間は一日中書類の枚数を数える仕事を7時間半ひたすらさせられました。
仕事が終わってリーダーに報告すると 「早くやれとは言っていない」とか「自慢?」など言われました。
最後の日のメモに「贔屓はやめてください。仕事は平等に与えてください」と書き、社員には渡さずゴミ箱に捨てました。
あくまでも気持ちを紙に吐き出したかっただけで、特別な意図はありませんでした。
しかし、ゴミ箱に捨てたはずのメモはなぜかリーダーから社員へ渡り、 「リーダーの悪口を書いている人がいる」 と派遣元からNGが入り、「今後の更新はなくなった」と後日、派遣会社の営業から話をもらいました。
私を担当していた営業の方には申し訳なかったと思います。
自分は正社員時代の経験から、仕事は効率よく期限前に、早く的確に行うことを大事にしていましたが、この現場は少し違いました。
与えられたこと以上の仕事はしないこと、仕事内容に疑問をもたないこと、それが大切でした。
良かれと思って意見をすれば、マウントをとったと思われてしまいます。
この経験を忘れず、今後も派遣社員として頑張っていこうと思います。
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「彼女イナイ暦=年齢」の31歳息子。見た目は悪くないはずなんだけど...母を安心させて!
<この体験記を書いた人>
ペンネーム:文月奈津
性別:女性
年齢:65
プロフィール:この前、花屋さんでジューンブライドという名に魅かれ、ピンクのアジサイを買いました。
朝、次男(31歳)の椅子の上にカーキグレーの見慣れぬトートバックが置かれていました。
「また、買い物をしたんだ。お給料をもらったら、すぐ貯金をして残ったお金で生活しなさいって何度も言っているのに」
そんなことを思いつつよく見ると、デニム地のバッグにはシルバーのキーと金具がついていてなかなかステキです。
「よく見るといいバッグだね。洋服に合わせやすいかも」
そう言うと、次男はうれしそうにバッグの説明を始めました。
それを聞きながら私は、1週間前にした次男との会話を思い出しました。
「U君のおかあさんが、『次男君はきっときれいな子が好きなんだよ』って言っていたよ。あなた、きれいな子がいいと思っているわけ?」
昔のママ友との会話がきっかけで、次男に好みの女性について聞いてみました。
「容姿じゃないよ。服の趣味というか、感覚が似ている子がいいんだよ」
次男の好みが「服の趣味が合う子」と聞いて私はショックを受けました。
ますます縁遠く感じたからです。
次男はまあまあのイケメンで、ほんのたまにですが、「モテるでしょ」と言ってくれる人もいます。
でも、今まで彼女がいたことがありません。
高校は男子より女子が2倍も多いクラスでした。
彼女ができそうなものだと思っていましたが、縁がなかったようです。
次男のモテ期は幼稚園。
今とは全く異なり、かわいかったので女の子にモテていました。
私なりの分析だと、運動が苦手で走るのが遅かったこと、コミュニケーションが苦手で自分に自信がないこと、それが彼女ができなかった原因でしょうか。
しかし、社会人になって紆余曲折はありましたが、アパレル関係の仕事についてからずいぶん変わったと感じます。
職場で信頼されて仕事もいろいろと任されているらしく、自分の仕事にプライドと熱意をもって取り組んでいるようです。
友人もたくさんできましたが、どうも男性ばかり。
「洋服の趣味や感覚が合う人」なんているのでしょうか。
実は2021年、女性とのお付き合いに消極的な次男を心配して、友人のお母さんが仕事関係で知り合った女性を紹介してくれたことがありました。
とても人柄の良いお嬢さんで、次男より2つ上の会社員でした。
次男の小学校の恩師も彼女のことを知っていて、「いいお嬢さん」と言っていたそう。
ところが、次男は写真を見ただけで断ったというのです。
写真は、彼女が京都旅行の際に太秦にあるテーマパークで撮ったもの。
彼女は時代劇のお姫様の格好をしていたそうです。
写真を見るなり、次男は「こいつ、絶対やばい奴だ」と言って、会いもしないで断ったとか。
ちなみに次男からこの話については一切聞いておらず、「きれいな子が好き」説を唱えていたU君のお母さんがこっそり教えてくれたもの。
よさそうなお話だったのに、私は本当にがっかりしました。
私も65歳。
夫は69歳になりました。
長寿社会になっていますが、いつどうなるかは分からない年齢です。
孫の顔を見せてとは言いませんが、せめて伴侶を見つけて安心させてほしいのです。
次男が小学生の頃、ときどき国語の教科書に載っていた詩を読んでいました。
1本の縄が校庭で誰かを待っている...というものだったと記憶しています。
当時、友人とうまく付き合えなかった次男の孤独な姿がこの縄と重なり、なんだか悲しくなってしまいます。
次男、誰かを待っているだけではだめだよ。
洋服の趣味より、気持ちが通じて一緒にいると楽しい人がいいんじゃない?
金のわらじはないけれど、母は次男のために動きます。
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「うちのお吸い物は...」義母の小言とため息/夫がいても誰かを好きになっていいですか? アヤの選択
結婚とは、これから先は1人の人だけを愛して、生涯を共にすると誓うこと。でも、結婚した後に夫よりも惹かれる人が現れたら、あなたならどうしますか? 『夫がいても誰かを好きになっていいですか? アヤの選択』(KADOKAWA)は、平凡な主婦・アヤに訪れたときめきと葛藤を描いたコミックです。結婚生活について改めて考えさせられる、リアルなエピソードを厳選してお届けします。
夫の転勤を機に義実家近くの土地にマイホームを建て、専業主婦として暮らすアヤ。夫婦で妊活をがんばってはいるけれど、「夫にとって妊活はお義母さんのため?」とモヤモヤした気持ちになってしまいます。そんなある日...。
※本記事はただっち著の書籍『夫がいても誰かを好きになっていいですか? アヤの選択』から一部抜粋・編集しました。
アヤが感じるアウェイ感。義実家で居心地の悪い思いをした経験がある方なら、思わず共感してしまうエピソードですね。
ただっち
東京大学大学院に在学しながら、イラストレーター、漫画家として活躍中。著書に『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』(KADOKAWA)他多数。 ブログ/http://tadanotodai.blog.jp/
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「同じカロリーですよね!?」人気のチョコケーキをレンチンしてみた結果.../気づいたら独身のプロでした
一人でいると、ふと寂しいと思うことはありませんか? 特にコロナ禍では孤独を感じることが増えたかもしれません。そんな、なんとなく心細さを感じる人に元気をくれるのは、一人暮らしの日々がバズりまくりのベテランおひとりさま・カマタミワさん。その愛すべき独身ライフをまとめた『気づいたら独身のプロでした』(KADOKAWA)から厳選エピソードをお届けします。
※本記事はカマタミワ著の書籍『気づいたら独身のプロでした』から一部抜粋・編集しました。
※本記事に登場する商品の情報は出版当時のものです。
大人気商品に不満を感じた訳
理由もなく寂しい、元気がない...。そんな時は、独身のプロ・カマタミワさんの充実した独身ライフ、参考にしてみませんか?
カマタミワ
東京都在住のイラストレーター。忘れられない人や出来事をマンガにしたブログ『ひとりぐらしカマタミワの半径3メートルのカオス』が大人気。Ameba公式トップブロガー。著作に『ひとりぐらしもプロの域』『ひとりぐらしも神レベル』『ひとりぐらしも極まれり』『半径3メートルのカオス』(いずれもKADOKAWA)がある。
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脈拍や血圧の数値が気になって仕方ない義父。なのに「ソレ」は気にならないの!?/山田あしゅら
こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
義父は病院大好き。おくすり大好き。
ただ、超神経質な性格のため、ちょっと数値が悪かったりすると居ても立ってもいられなくなります。
特に毎回行われるデイサービスのバイタルチェックは悩みの種でした。
義父の取り越し苦労と思いつつもかかりつけ医に検査してもらうと結果はいつも「特に問題なし」。
それでも義父は『数値』が気になって仕方がない...そんなことの繰り返しでした。
脈拍に限らず血圧や体重も然り。
「高い」だの「減った」だのとまぁうるさい、うるさい。
これも義父の『かまってアピール』だとは分かっていますが、スルーすると後で面倒なことになるので、デイサービスの連絡帳で本人が気に病んでいることを伝え、スタッフに上手くフォローしてもらったり
私もさりげなくヨイショしてその気にさせたり...。
一つ気がかりなことが生じるとそればかりに囚われてしまうのは、私たち世代にもあることです。
しかし年を取ると尚更その傾向が強くなるように思います。
ところが一方、こんなこともありました。
デイサービスへ送り出した朝の事
この日は絶好のお天気だったので、義父の布団を干しに2階へ行きベッドの掛け布団をめくった途端...
何かがポロっと落ちたのです。
よく見ると『メガネのレンズ』じゃありませんか。
転倒が多い義父は幸い怪我こそ少ないものの転ぶ度によくメガネを壊します。
今掛けているメガネも何度か修理を重ねていました。
そんなことからおそらくリム(メガネ枠)が緩んでいたのでしょう。
何かのはずみでレンズが外れ、布団の上に落ちたんだと思います。
しかしデイサービスへ出かけるまで義父からはそんなこと一言もなかったですし、私も義父の顔をまじまじと見ることはないので、レンズがないことなど全く気が付きませんでした。
(イラストには描いていませんが義父は常時メガネをかけています。)
夕方になりデイサービスから義父が帰って来ました。
さっそく
と聞いたのですが、本人ナゼか怪訝な顔。
なんとまぁ私に言われるまで義父自身、片方のレンズがないことに全く気が付かずデイサービスで1日そのまま過ごしていたというのです。
気になることはとことん気になるけど、気にならないことは気づきもしない。
高齢義父の不思議はその後もずっと続くのでした。
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山田あしゅら
60代主婦。3人の息子は巣立ち、孫が2人いるおばあちゃん。 義父・太郎を平成31年4月(享年90歳)、義母・はな子を令和2年11(享年95歳)をそれぞれ見送り、現在は夫と二人暮らしをしている。 13年間にわたり義父母の介護の奮闘を綴ったAmebaブログ 「13番さんのあなー介護家庭の日常(現・13番さんのつぼ)」をもとに 平成29年7月『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を出版。
※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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自分の元から逃げた認知症の母を執拗に探し回るDV父。ついに病院にまでやってきて.../ワフウフ
みなさんこんにちは!ワフウフです。
アルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんと2人でしています。
生活費を母に渡さず年金を全て自分だけで使ってしまう上に母の預金を取り上げようとし、更には母の介護には全く協力しないDV男の父・たんたんから逃げて、母は今、老人ホームで暮らしています。
父の目を盗んで母を老人ホームに引っ越しさせ、母の携帯電話から「管理のためしばらく入院します」と父にメールを送り、母は父から行方をくらませたのですが、もちろんそれで父が大人しく何もせずに母の帰りを待っているわけはありませんでした。
母が老人ホームへ引越しをした時、いつもと違う周期で認知症の病院の予約を入れた関係で薬が足りなくなってしまいました。
それで、病院に電話をして足りない分の薬だけを取りに行くことにしていたのですが...。
支度が遅くなり、まだ家でもたもたと準備をしているワフウフに、慌てた様子の姉から電話がかかって来ました。
すると、
なんと、母の認知症の病院を父がひとりで訪ねたというのです。
事情をよく知っている認知症の病院はまた、
「お父様がいらしてますけどどう対応しましょうか?」
とわざわざ電話をくださったのでした。
姉は
と、お願いしました。
母が黙って老人ホームに引越しをしたのは金曜日、家にあった母の弟の入院先のメモを見つけて、母がそこにいると思い込んだ父がその病院まで母を探しに行ったのが土曜日です。
日曜日は何をしていたのか知りませんが、月曜日には父は認知症の病院へ現れました。
「管理のために入院」と伝えたので、父が母のかかりつけの病院を訪ねるにしても糖尿病の病院が先かと思いましたが、意外にも認知症の病院に来ました。
月曜日が通院曜日だと知っていたからかもしれませんし、以前、母の診察について来たときに塩対応をされたことで認知症の先生が母の失踪に一枚噛んでいると踏んだのかもしれません。
母を失うと母のお金も手に入らなくなるため、父も必死です。
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※記事に使用している画像はイメージです。
ワフウフ
アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。
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「誰でも自分が一番かわいいだろ?」家族に対して不誠実な浮気夫の言い分は.../オキガネ
これは今から約10年程前、脱サラして居酒屋を始めた大将とその妻である女将に起こった出来事です。
現在の私は離婚して一人暮らし。近くに住む孫たちと楽しい日々を過ごしております。
居酒屋をやるまでは旦那はごく普通のサラリーマンでした。
日曜日だけがお休みで毎日朝早くから夜はそれこそ終電なんてザラでした。
数年間くらいは単身赴任をしていた時期もあります。
知らなかっただけで、もしかしたらその頃から浮気してたかもしれませんね~。
朝から深夜までお仕事ご苦労様なんて感謝してた私を尻目にね。
むしろこの頃のように何も知らなかった方が幸せだったかしら?
旦那がリストラされて居酒屋を始めたから、大学進学を諦めて家業を手伝ってくれた長女。
高校受験が迫っているのに、小学生だった弟のご飯作ってくれた二女。
中学生のお姉ちゃんと2人で留守番してくれた当時小学校高学年だった長男。
そんな家族に支えられて、建て売りだけど家も買える程に居酒屋を繁盛させたのに。
居酒屋を始めて10年程経って子ども達も成長し、私が乳ガンの手術を終えた頃の事でした。
しかし、なんと旦那は真っ先に自分がやりたい事をやりました。
それは...不倫です(笑)。
水商売とはよく言ったもので、そういつまでも良い時期が続く訳ではありません。
近所に大型チェーン店の飲食店が乱立し、業績不振だった時期もありました。
その頃も私は勿論のこと長女にも給料を払わないのに、自分の為に高価なダイエット食品を買うような人でした。
ダイエットするなとは言わないけど、長女にバイト代も出さずに自分の為のダイエット食品を買うくらいなら、お金を使わずにジョギングでもしろよって思ってました。
「子どもがかわいくないの? 」って聞いた事があるんです。
そしたら、何と返ってきたと思いますか?
「誰でも自分が一番かわいいだろ?」 ですって。
開いた口が塞がらなかったです。
同じ質問をされたら、被せ気味に私は言いますよ。
「子どもが一番かわいい!」ってね。
あら大変! 今は孫が2人いるから、大事なものが有り過ぎて一番が付けられないわ(笑)
そういえばこんな事もあったなぁ。
「あなたはそんなに自分の事が大事なの? 自分が一番なの?」と質問したら、「お前は違うのか?」と言われました。
家族が出来て自分の血を分けた子どもまでありながら旦那の最優先は自分だそうです。
それじゃあと私は質問しました。
「舟が転覆して家族皆で転覆した舟に掴まっている。でもその舟は皆掴まっていられるほど永くはもたない。あなたならどうする? 私は一番に手を離すよ? 自分が大事なあなたは最後まで手を離さず最後の一人になるつもり?」
そんな例え話なんかあり得ない、とはぐらかす旦那。
ん? 例え嘘でも俺だって子ども達は舟に残して自分は手を離すよって言わないのね?
そんな考え方だから私の気持ちより自分の気持ちいい事が一番大事だったのね?
誰でもあんたみたいに自分が一番だと思ったら大間違いよ!
本当にこんな考え方しか持てない旦那と別れて正解だったと今は思ってます。
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okigane(オキガネ)
サラリーマンだった旦那がリストラされたのを機に始めた居酒屋で約20年女将を勤める。 3人の子ども達も成人してさあこれからという10年前にまさかの旦那のW不倫発覚! すったもんだの挙げ句約40年連れ添った旦那とこの度めでたく離婚して、今はパートしながら気ままな独り暮らしを満喫中。
※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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「完全に義母の小間使い」妊活のために仕事を辞めたけど、これで良かったの?/長男の嫁ってなんなの?
愛する人と結婚したものの、嫁姑問題に頭を悩ませている人や、なかなか子どもを授からずにプレッシャーを感じている人は少なくないのではないでしょうか。長男の嫁として夫の実家で敷地内同居をすることになったツムママさんも、そんな悩みを抱えるひとり。義母との関係や妊活の様子を赤裸々に語る『長男の嫁ってなんなの?』(KADOKAWA)から厳選エピソードをお届けします。
義妹の妊娠をきっかけに、仕事を辞めて妊活に専念することを求められたツムママさん。「仕事を捨ててでも夫の家族になりたい」と決断しましたが、義母への不満やストレスはますます溜まっていきます。
※本記事はツムママ著の書籍『長男の嫁ってなんなの?』から一部抜粋・編集しました。
※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
根が深く、解決が難しい嫁姑問題。ツムママさんは、姑の言いなりになってでも「愛する夫の家族になりたい」と頑張ります。あなたならどう乗り越えますか?
ツムママ
ツムママ 家族との日常を描いた漫画をブログやインスタグラムに連載中。
ブログ:https://tumutumuo.nbblog.jp/
Instagram:@tumutumuo
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「これで仕事も育児もがんばれる」心の支え。でもめんどくさいオタクなので.../腐女医の医者道2
現役医師・三児の母・オタクでもある、さーたりさんが描くコミックエッセイ『腐女医の医者道! 外科医でオタクで、3人子育て大変だ!編』(KADOKAWA)。第3子が誕生し、今まで以上に仕事&子育てに多忙を極めるさーたりさん。激務でキツイけど、時に楽しく、時に泣ける...あまり知られないお医者さんの世界をのぞいてみませんか。
オタ活にいそしむさーたりさん。ある日、推しアニメの映画化のビッグニュースが届いたのですが...。
※本記事はさーたり著の書籍『腐女医の医者道! 外科医でオタクで、3人子育て大変だ!編』から一部抜粋・編集しました。
オタクならではの右往左往を見せてくれたさーたりさん。忙しい日々を過ごすのに必要な心のよりどころ、あなたは何がありますか?
さーたり
医学部を卒業後、外科医を志し早数年。現在の専門は、消化器外科、時に肝臓・胆道・膵臓、移植外科。同期の夫と結婚し出産。只今、3人目が生まれて絶賛子育て中。『聖闘士星矢』『幽遊白書』『忍たま乱太郎』などを愛してやまない。アメブロ公式のトップブロガー。