cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_5d964287d563_台風被害で続出した「ヒッチハイク」は違法? 思わぬトラブルの可能性も 5d964287d563

台風被害で続出した「ヒッチハイク」は違法? 思わぬトラブルの可能性も

2019年9月15日 07:30 くるまのニュース

台風15号の影響で「ヒッチハイク」をする人が出現 違法性は?


 2019年9月8日から9日にかけて、関東地方を襲った台風15号。とくに千葉県や神奈川県では停電や断水などが起こり、首都圏では公共交通機関のダイヤが乱れるなど、大きなパニックとなりました。

 混乱に見舞われたなか、「ヒッチハイクで家へ帰った/目的地へ行った」という投稿がSNSで見られましたが、ヒッチハイクをおこなうことは違法ではないのでしょうか。

ヒッチハイクはトラブルの元となるのか

 千葉県成田市にある「成田国際空港(以下、成田空港)」は、日本の空の玄関口として国内外問わず多くの人々が訪れます。それは台風の被害があった9日も同様でした。

 多くの人が世界各国から訪れるなか、電車や高速バスなどは台風の影響により運休。そのため、到着した人々が成田空港から出ることができなくなり、「陸の孤島」と化したのです。

 タクシーやレンタカーの乗り場には多くの列ができ、なかには京成成田駅まで2時間近くかけて歩く人も。夜になっても混雑は解消されず、1万人以上の人が成田空港で一夜を明かすこととなりました。

 成田空港から出られずに困る人もいれば、成田空港へ行けずに困る人も多くいました。公共交通機関が麻痺したため成田空港へアクセスできず、タクシーも台風の影響により利用者が多く混雑し、なかなか乗車できないという状態だったのです。

 成田空港へ行きたい人、成田空港から帰りたい人のなかには、目的地まで「ヒッチハイク」をするという人も現れました。

 ツイッターでは、「成田空港へヒッチハイクで行った」、「成田空港からヒッチハイクで帰ってきた」、「ヒッチハイクしている人を送った」という投稿を多数確認できました。

 今回のようなイレギュラーな事態でないと、普段あまりおこなう機会がない「ヒッチハイク」。ですが、ヒッチハイクを指南するサイトや書籍、また「ヒッチハイクをしてみた」という動画などもアップロードされ、気軽にヒッチハイクへ挑戦できる環境となりました。

 最近では「人脈を広げたい」「普段はできない経験をしたい」といった理由から、学生や若者がヒッチハイクをしSNSなどでその姿を発信しています。

 身近なものへと感じられつつあるヒッチハイクですが、国内における適法性という観点から見ると、ヒッチハイクを禁止する法律は日本にはありません。

 しかし、海外ではヒッチハイクを装った強盗事件などの犯罪が多いため、国や州によってはヒッチハイクを禁止しているところもあります。

 安全といわれる日本でも、犯罪に巻き込まれるリスクがゼロとはいえないため、ヒッチハイクをするにはある程度のリスクがあるということを考えておきたいところです。

ヒッチハイクで違法性が出る場合とは?


 ヒッチハイクをする側は法律上問題はありませんが、ヒッチハイクされる側には問題が起きることがあります。それはヒッチハイクにより金銭の授受があった場合です。

ヒッチハイクをおこなう際に気をつけたいこととは

 道路運送法の第四条では、「一般旅客自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない」となっており、人を送迎して金銭の授受をする場合には国土交通大臣の許可が必要となるのです。

 これに違反した場合、同法第九十六条では「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処す」と記載されていることから、ヒッチハイクした人を送り届けて、謝礼に金銭を渡された場合には、受け取ってはいけません。

 逆にいえば、ヒッチハイクをして金銭を要求された際には、拒否をすることができるのです。

※ ※ ※

 ヒッチハイクをするときには、基本的なルールは守らなければいけません。それは「歩行者進入禁止のエリアに入らない」や、「駐停車禁止の場所に駐車させない」などです。

 自分が注意されるだけならまだしも、協力してくれる相手がいて成り立つ行為なので、基本的な交通ルール等を把握することが必要です。

 また、マナーとして相手が運転しているときには寝ないことや、相手の迷惑になる行為はしないといった配慮もするべきでしょう。

 映画やドラマなどでは、ヒッチハイクをすると心優しいトラックが止まってくれるというシーンがよく見られますが、実際はそうとはいえません。

 運送会社によっては同乗禁止という規則があったり、もし事故を起こした場合の責任が取れないためです。

 また、複数でヒッチハイクをしている場合、乗車定員の関係で断られることもあります。

 ヒッチハイクをおこなわなければならない場合は、これらの最低限のルールとマナーを守り、相手に迷惑をかけないようにしましょう。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_1ef19f7f0eff_お手ごろ価格で走りも楽しい! 100万円台の最新MT車5選 1ef19f7f0eff

お手ごろ価格で走りも楽しい! 100万円台の最新MT車5選

2019年9月15日 06:30 くるまのニュース

普段使いにもピッタリなMT車がまだまだあった!


 ここ数年、新車販売におけるMT車のシェアは2%未満となってしまいました。スポーツモデルなど特定の車種なら、もっとMT比率が高いですが、概ね低いのが現状です。

操る楽しさを味わうなら、やっぱりMT車

 一方で、マツダやスズキのように、MT車を積極的に販売しているメーカーもあり、比較的安価なモデルもあります。

 いまや燃費や加速性能はATのほうが優れているといわれていますが、やはり操る楽しさという点でMT
車の存在価値はあるのではないでしょうか。

 そこで、100万円台で販売しているMT車を5車種ピックアップして紹介します。

●ホンダ「S660」

「S660」はギリギリ100万円台だが本格的なスポーツカーなら安い?

 ホンダ「S660」は2015年に発売された、ミッドシップ・オープン2シーターの軽スポーツです。

 同社の軽自動車「Nシリーズ」に搭載された660cc直列3気筒DOHCエンジンに、新設計のターボチャージャーを組み合わせ、優れたアクセルレスポンスを実現。

 それを、リアミッドシップのシャシに搭載し、前後重量配分が45:55というスポーツカーとして理想的な重量バランスで仕立てられています。

 軽自動車でありながら本格的なスポーツカーの走りが楽しめるよう、トランスミッションは1速から5速をクロスレシオ化した6速MTと、CVT(7スピードモード付)が選択できます。

 また、車体の動きをブレーキ制御でコントロールし、コーナーリング時にスムーズな挙動を実現する「アジャイルハンドリングアシスト」をホンダの軽自動車で初めて採用するなど、爽快なドライブが可能です。

 価格は、ベーシックグレードの「β」なら6MT/CVTともに198万720円(消費税込、以下同様)ですので、内容を考えると納得できる価格でしょう。

●日産「マーチNISMO S」

NISMOのレーシングテクノロジーが注ぎ込まれた「マーチNISMO S」

 日産「マーチ」には初代に「マーチ スーパーターボ」、3代目は「マーチ 12SR」とスポーティなモデルがありました。

 そして、現行の4代目では2013年に「NISMO S」という待望のスポーティモデルが発売。NISMO Sには専用の1.5リッター直列4気筒エンジンと5速MTが組み合わされ、116馬力と決して高出力ではありませんが1010kgと軽量なボディに十分なパワーを発揮しています。

 また、NISMOのレーシングテクノロジーによって剛性アップされたシャシに、専用にセッティングされたサスペンションとパワーステアリング、エアロパーツなどが装備されるなど、NISMOの名に恥じない構成となっています。

 内装もスポーツシートや、本革とアルカンターラを組み合わせた小径ハンドルが採用され、レーシーな雰囲気を演出。

 なによりも、ベースは使い勝手のよいコンパクトカーですから、週末には走りを楽しみながら、日常の足としても最適です。

 マーチ NISMO Sの価格は184万2480円です。

●スズキ「スイフト」

ベーシックカーながらもスポーティな味付けの「スイフト」

 コンパクトカーのなかでも、走りの評価が高いのがスズキ「スイフト」です。

 その走りを実現しているのはスズキが誇る軽量化技術で、全車1トン未満となっており、もっとも軽量なモデルでは860kgと軽自動車に匹敵する軽さですから、多少パワーが低くてもまったく問題ありません。

 MTは5速ですが、ハイブリッドやターボを除く3グレードで選択できます。また、通常モデルとは別にスポーツモデルの「スイフトスポーツ」が用意され、こちらは6速MTが採用されています。

 通常の1.2リッターエンジン搭載モデルで最廉価なのは「XG Limited」の5速MTで135万円ですが、先進安全装備を装備すると145万6920円となります。

 また、よりパワーが欲しいなら、140馬力を発揮する1.4リッターターボのスイフトスポーツが183万6000円からで、こちらもギリギリ100万円台に収まります。

 ただし、スイフトスポーツだとパワフルな反面リラックスして乗るタイプのクルマではないので、肩に力を入れず乗りたい人には欧州モデルと同等なサスペンションのスポーティグレード「RS」が向いていて、価格は168万5800円からです。

MT車といえばマツダとスズキ


●「マツダ2」

全グレードで6速MTが選べる「マツダ2」

 2019年7月のマイナーチェンジで、日本国内向けの車名が「デミオ」から「マツダ2」に変更されましたが、基本的な部分は2014年に発売された4代目デミオを踏襲しています。

 目に見えてわかる変更はフロントフェイスとリアのデザインで、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」によって、より上位機種に近いフロントフェイスに変化しています。

 内装についても大きな変更はないものの、上質な心地よさを目指して色と素材のコーディネーションに、新たなバリエーションが加わっています。

 搭載されるエンジンは、従来どおり最高出力110馬力の1.5リッター直列4気筒ガソリンと、最高出力105馬力の1.5リッター直列4気筒ディーゼルの2種類が用意されており、トランスミッションは福祉車両を除く全グレードで6速MTと6速ATが選択できます。

 マツダ2の価格はガソリンエンジン搭載車が154万4400円から、ディーゼルエンジン搭載車が195万4800円からです。

 また、モータースポーツベース車の「15MB」も引き続きラインナップされており、6速MTのみで162万円となっています。

●スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」

「ジムニー」を手足のように操るならMT一択

 2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジがおこなわれ、大いに話題となったスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」は、クロスオーバーSUVとは一線を画するオフロード性能を持つクロスカントリーSUVです。

 ジムニーのエンジンは660ccの直列3気筒ターボで64馬力を発揮し、登録車のジムニーシエラは102馬力の1.5リッター直列4気筒ですから、高速道路を頻繁に走行するなら出力に余裕のあるジムニーシエラがおすすめです。

 また、ジムニー/ジムニーシエラは副変速機を昔ながらのレバーで操作し、2WDと4WDの切り替える「パートタイム4WD」を採用していますが、タイヤがスリップしたときの脱出性能を高める「ブレーキLSDトラクションコントロール」や、急な下り坂でブレーキを自動制御する「ヒルディセントコントロール」を新たに装備。

 衝突被害軽減ブレーキに代表される先進安全技術も装備できるなど、現代のクルマとして進化を遂げています。

 トランスミッションはジムニー/ジムニーシエラともに全グレードで5速MTと4速ATがあり、本格的なクロスカントリーを楽しみたい人から、普段の足としてジムニーに乗りたいという人のニーズまで対応しています。

 ジムニーの価格は145万8000円(5速MT)から、ジムニーシエラの価格は176万400円(5速MT)からです。

※ ※ ※

 MT車は世界的にも数を減らしています。日本よりMT比率が遥かに高い欧州でも、MTが減ってきていますが、ATの性能的な進化が理由のひとつです。

 そんな状況でも、100万円台から200万円台のクルマでは、まだまだMT車が多く存在し、さまざまな用途によって選ぶことができます。

 それよりも深刻なのが高額なクルマで、1000万円を超えるようなスポーツカーではMT車がほとんどありません。性能を突き詰めるとATのほうが優れているのは理解できますが、MTならではの楽しさがあるのも確かなので、選択肢は残してほしいところです。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_b69bb9106987_打倒日産「リーフ」!? 本気のフォルクスワーゲンが「ID.3」で仕掛けるEV戦略とは b69bb9106987

打倒日産「リーフ」!? 本気のフォルクスワーゲンが「ID.3」で仕掛けるEV戦略とは

2019年9月14日 18:10 くるまのニュース

「ID.3」一色に染まった発表会場


 まさか、ここまでやるとは思いませんでした。フォルクスワーゲンのお膝元、ドイツでおこなわれたフランクフルトモーターショー2019で、フォルクスワーゲンの発表ブースがEV(電気自動車)の「ID.3」で埋め尽くされました。

 発表現場では集まった世界中のメディア関係者が「近未来のゴルフがすべて、EVになってもおかしくはない」と感じたほど、大々的なデビューです。ID.3とは、いったいどんなクルマなのでしょうか。

フォルクスワーゲン新型「ID.3」

 量産型ID.3のボディサイズは、全長4261mmx全幅1809mmx全高1552mm。全長では日産のEV「リーフ」より若干短いですが、実車を見た感覚ではリーフとほぼ同じ大きさ感です。

 そして、外観デザインは次期「ゴルフ」といわれてもおかしくないほど、フォルクスワーゲンの王道デザインに感じます。

 ベースグレードでは19インチタイヤ、そして上級グレードには20インチタイヤを装着。足元を見ているだけで、走りの良さを予感させます。

 運転席に座ってみると、ここでも次期「ゴルフ」を感じさせるようなフォルクスワーゲンの伝統デザインのモチーフがあります。その上で、EVらしいデジタルなディスプレイが並びます。

 リーフが技術的な先端性をモチーフとしているのに比べて、ID.3はファッショナブル系のデザインです。

 こうしたデザインコンセプトは、内装だけではなく、発表ブース全体の演出でも感じます。20代の若者にもアピールできるブランド戦略として、ファッショナブルだと感じるのです。その意味でも、フォルクスワーゲンのID.3に対する本気度が高さが分かります。
 
 EVとして気になるのが、満充電での航続距離。今回発表された、発売記念モデル「ID.3 1st (フォースト)」は58kWhのバッテリーを搭載して420km走行することができます。

 車両本体価格は、3万ユーロ(約356万円)。今後、エントリーモデルとして45kWhバッテリー搭載モデル(航続距離330km)と長距離に対応した77kWhバッテリー搭載モデル(航続距離550km)の発売も決まっています。

 フォルクスワーゲンは、今後10年間に合計20モデル以上のEVで合計1000万台以上を発売すること明らかにしています。そのなかでは当然、先陣を切った「ID.3」が大黒柱になることは間違いありません。

 つまり近未来には、ID.3が現在の主力モデルであるゴルフにとって代わり、フォルクスワーゲンの主役になる日が来るのだと思います。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_73490de34cc4_高速道路で降りるはずの出口を通り過ぎちゃった! そんな時どうすれば? 73490de34cc4

高速道路で降りるはずの出口を通り過ぎちゃった! そんな時どうすれば?

2019年9月14日 16:10 くるまのニュース

高速道路での逆走の3割は故意によるもの


 土地勘のない場所などでクルマを運転していると、曲がるはずの交差点をうっかり通り過ぎてしまうことがあると思います。

 一般道ではそれほど大きなロスにはなりませんが、高速道路で目的の出口を通り過ぎてしまったら、お金も時間もかなりのロスを生じてしまいます。

高速道路の料金所のイメージ

「次の出口までの距離はどのぐらいだろう」とか、「高速料金が無駄に加算されてしまう」などの不安から、Uターンやバックで戻ろうと考える人も少なくはなく、NEXCO東日本の2017年のデータによると高速道路上での事故原因のひとつである逆走の約3割は故意によるものだといいます。

 しかし、高速道路などを管理しているNEXCO各社のHPによると高速道路で目的の出口を通り過ぎてしまった場合、次のICの一般レーンで係員に申し出ると、目的のICに戻れるように案内をしてくれるそうです。

 では目的の出口を通りすぎてしまったことにより、無駄にかかってしまった料金はどうなるのでしょうか。

 NEXCO中日本 広報室は、次のように説明します。

「目的のICを通り過ぎてしまった場合は、次のICでETCレーンではなく、一般レーンの料金所スタッフに申し出ていただくか、料金精算機の『係員呼出ボタン(レバー)』から精算前に料金所スタッフに申し出てください。

 料金所スタッフが、目的のICまで戻れるように案内します。

 なお、料金所スタッフがUターンをご案内する際に、車両番号等のお客様情報を聞く場合もあるので、了承ください」

 では、Uターンをして戻る分の高速料金はどうなるのでしょうか。

「通り過ぎた次のIC料金所の一般レーンでETCカードを車載器から外して、係員にその旨を申し出てください。

 そうするとUターンの方法が案内されるので、折り返しのICでもETCカードを車載器に挿入しないまま一般レーンのゲートを通ってください。

 その後、目的のICを通過する際はETCカードを車載器に戻し、ETCレーンを通過してもらえれば当初の目的地までの料金で本来のICをご利用頂けます。」(NEXCO中日本 広報室)

 なお、例外として高速道路上にある『本線料金所』など、Uターンができない場所は対応が困難で、その場合は当該ICまでの料金を支払うことになるそうです。

 ※ ※ ※

 高速道路を走行中にうっかり目的の出口を通りすぎてしまうと、どうしても時間的なロスは発生してしまいます。

 しかし、次のICで係員に申し出ることで料金が加算されることは回避できるので、逆走やバックなどの違反行為をおこなわず、安全に戻るようにしてください。

 また、高速道路に間違えて入ってしまった場合も、入口料金所の通行券を受け取る機械にインターホンがあるので、料金所スタッフに申し出ると戻ることができます。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_dd7de462b23f_秋口にチェックしたい! 酷暑でダメージを受けたクルマのトラブルとは dd7de462b23f

秋口にチェックしたい! 酷暑でダメージを受けたクルマのトラブルとは

2019年9月14日 14:10 くるまのニュース

 夏の厳しい暑さを過ごしたクルマは、人と同じように夏バテ気味になります。夏バテしたクルマは一度メンテナンスをおこない、秋口に疲れを残さないようにするのが大切です。

 では、クルマにはどのようなトラブルが発生するのでしょうか。

メンテナンス方法がわからない場合は、専門店などに任せるのが良い!

 2019年7月のJAFのロードサービス出動理由を見てみると、「過放電バッテリー」による出動が多く、全体の約3割を占めています。

 過放電バッテリーとは、バッテリー上がりのことを指し、夏はエアコンの使用量が増加するため、それによりバッテリーが生み出す電気よりも、使用する電気の量が多くなってしまうので、バッテリーが上がってしまうのです。

 では、実際に夏場にどのようなトラブルを抱えてメンテナンスに来るクルマが多いのでしょうか。カー用品店「オートバックス」を運営する株式会社オートバックスセブン広報部は次のように話します。

――炎天下のなか、運転・駐車していたらどんな不具合が起きるのでしょうか。

 最近のクルマは、炎天下のなかで運転や駐車をする程度でしたら、タイヤやエンジンなどには不具合は起こりにくくなっています。

 車内に関しては、炎天下で車内温度が高温になるので、スマホなどの精密機械を置きっぱなしにしていると、バッテリーを損傷するケースがあり、車内には高温に弱いものは置かないようにしてください。

 また、日差しにより熱がこもったハンドルやダッシュボードに触れると、火傷をする危険性があるため、サンシェードをして直射日光を防ぐのがおすすめです。

――夏の暑さが原因と思われる不具合で、メンテナンスに来る人はいますか。

 バッテリーの不具合によりメンテナンスに来る人はいらっしゃいます。夏はクルマのエアコン使用が高まるので、バッテリーの不具合が起こりやすくなります。

 また、昔ほどではないですが、直射日光のもとで長時間駐車していると、塗装が色あせてしまうというケースもあります。そのため、タッチペンなどで傷を修復すると、色の差が出てしまうので注意が必要です。

――秋口に向けてのメンテナンスはどのようなことをしたらいいでしょうか。

 前述の通り、バッテリーに不具合がないか確認するようにしてください。また、ワイパーのゴムに問題がないかも確認するといいでしょう。

 ワイパーは雨が降らない場合、長い時間ガラスに吸着したままになります。すると、ゴムが暑さで劣化して効きが悪くなる可能性もあります。秋は長雨になるので、効きが悪いと視界が不良になり事故になる危険性もあるので確認してください。

 エンジンやタイヤは一度の軽い運転では、そこまで大きな負担にはなりません。しかし、暑い夏に運転する機会が多かった場合、知らず知らずのうちに負担は大きくなっているのです。

 エンジンでいえば、気温が高いことにより発熱が増え、エンジンオイルへの負担が増加します。タイヤは高速道路を走行すると、温度が上がることによりタイヤの空気圧が増加。高圧になることで、バーストする危険性が増すのです。

※ ※ ※

 秋や冬に備えて、バッテリーやエンジン、タイヤなどをメンテナンスした方がいいということはわかりました。しかし、具体的にはどのような内容をチェックしたらいいのでしょうか。

 まずバッテリーの場合、液面の高さやバッテリー液の比重、接続端子に問題がないか見ます。エンジンオイルの場合には、エンジンオイルの量やオイルの劣化具合などを確認しましょう。

 タイヤは、空気圧やスリップサインが出ていないか、またひび割れがないかなどを見ます。最後にワイパーのゴムは、拭き取りにムラがないかや、ガラスと引っ掛かっていないかなどをチェックすると、一通りの項目は確認できます。

 慣れない人は、販売店やカー用品専門店、整備士のいるガソリンスタンドなど、点検してもらうことでトラブルを未然に防ぐことが可能です。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_35129875fd6f_停電でペットと車中避難!? 安全に過ごすために気を付けたいこととは 35129875fd6f

停電でペットと車中避難!? 安全に過ごすために気を付けたいこととは

2019年9月14日 10:10 くるまのニュース

ペットと一緒におこなう車中避難はどのようにおこなうべきか


 残暑が厳しい今の時期、長時間にわたる停電は冷蔵庫やエアコン等の家電製品が使えないだけではなく、携帯電話やスマホの充電も不可能となります。しかし、クルマがあれば車内でシガーソケットなどの電源を使うことができ、エアコンを使って涼しく過ごすことも可能です。

 そして、暑い時期は人間もエアコンがないとつらいのですが、ペットたちはさらに厳しい状況となります。災害などでペットと車中避難をする場合には、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

ペットとの同行避難で気を付けるべき点とは

 2018年に、環境省はペットの飼い主向け災害対策ガイドライン「災害、あなたとペットは大丈夫?」を公開しました。そのなかで、ペットを守るためには飼い主と一緒に避難する「同行避難」が重要だと呼びかけています。

 環境省の方針に沿って、各地方自治体はそれぞれ「避難所におけるペット対応の手引き」などを作成し、避難所で人とペットが極力ストレスのないよう安全第一に、飼い主がおこなうべき準備や、守るべきルールなどを紹介しています。

 同行避難とは、ペットも家族と一緒に指定された避難所で避難生活を送ることですが、原則として盲導犬などを除き、動物(主に犬と猫)と人は生活エリアが完全に分離されています。

 そして、そこでは飼い主が責任をもってペットの面倒を見ることが決められています。

 しかし、政府主導でペットとの同行避難が推奨されていても、実際には避難所ごとにそれぞれ受け入れ態勢が異なるようです。

 環境省のガイドライン以前の話になりますが、東日本大震災後の仙台市内の避難所では、屋内で飼育が認められている所や、ペット専用係留場が設置されている所、人とペットが一緒に入れるテントの設置があった所、そして車中生活が推奨される避難所もありました。

 また、人とペットが一緒に避難できたとしても、そこにはペットが苦手な人や動物アレルギーを持っている人がいるかもしれません。狭い避難所での生活もあいまって肩身の狭い思いをしたり、ペットも飼い主も大きなストレスをため込んでしまったりする可能性もあります。

 そこで、災害時にペットと避難する人達のなかには、充電もできてエアコンも使え、プライバシーも確保できる「車中避難」を実践する人が以前よりも増加傾向にあるようです。

 筆者(加藤久美子)の友人である横須賀市在住のYさんは、ペットのための「究極の避難ツール」として、数年前にキャンピングカーを買いました。

 2019年9月の台風15号による被害で、約40時間近い停電の間ずっと、キャンピングカーのなかで4匹の犬(パピヨン12才、ミックス11才、ボルゾイ雌10才、ボルゾイ雄8才)と家族と共に避難生活を送ったそうです。

 飼育歴が長く、多くのペット仲間を持つYさんは、ペットと共にクルマで避難する場合の注意点について次のように話します。

「実際、停電していたこの2日間は、クルマに犬を乗せている人をたくさん見かけました。停電の間はずっと車内にいましたが、あの暑さではクルマのエアコンも停まっていると効きませんね。

 日陰になる場所に移動しましたが、日差しをカットするための遮光シートなども有効でした。

 うちは大型犬が3頭いるので、なにかあっても避難所には行きにくいですね。キャンピングカーは『究極の避難ツール』なので、フードもいつもストックしていますし、水も物置に入っています。犬用のテントも備えていますよ。

 犬は、寒さにはそこそこ強くても、暑さにはとても弱い生き物です。犬を飼っている人ならわかっているとは思いますが、人間が耐えられる暑さでも犬にとっては命に関わります。

 ペットと人が一緒に避難するのがベストだと思いますが、なかには仕事に出かけるなど常に一緒というわけにはいかない場合もあるでしょう。そんな時のためにペットを預かってくれる避難所を、あらかじめ調べておく必要もありますね。

 横浜のようにゴルフ場がペット専用の避難所になっているところもあるようです。でもそこはあくまでも『ペット専用』なので、飼い主は一緒に避難できません。なお、避難所でスムーズに預かってもらうためにはトレーニングも必要です」

JAFが呼びかける「ペットとの避難で注意すべきこと」とは


 ペットと一緒の車内避難に関して、JAFも公式サイトでとくに「熱中症」への注意を次のように呼び掛けています。

避難時にはペットだけでなく飼い主の体調管理にも注意が必要

「自家用車の車内にペットと避難するときは熱中症に注意しましょう。たとえ曇っていても、日中の車内は想像以上に温度が上昇することがあります。頻繁に窓を開けて換気し、ペットには十分な水分を与えてください。

 やむを得ずペットを車内に残すときは、たっぷりの飲み水を置き、車内温度の上昇に注意しましょう。

 動物の熱中症の主な症状には、意識がない、意識はあるが倒れて動かない、息が荒い、身体が熱い、舌が異常に赤いなどがあります。

 また、ペットへの注意ももちろんですが長く車内で生活すると、飼い主はエコノミークラス症候群になる危険があります。定期的に車外へ出て運動をしたり、水分をこまめに摂ったりして血液の巡りをよくしましょう」

※ ※ ※

 確かに、狭い車内では体を動かしにくく、また、トイレに行くのが大変という理由で水分を控える人も多いでしょう。ペットはもちろん、人も水分補給と体を動かすことを忘れないようにするのも重要です。

 ところで、車内避難におけるライフラインといえるのがガソリンです。冷暖房が必要な時期の車内避難では、エンジンを掛けたままエアコンを使うケースがほとんどだと思います。

 前出のYさんの話によると、「避難場所として使ったキャンピングカーはトヨタ『グランドハイエース』(3.4リッターガソリン)がベースですが、丸1日エンジンをかけっぱなしでエアコンを使っていたら、50kmくらいの走行で60Lのガソリンタンクが空っぽになりました」とのことでした。

 いまだに千葉県南部などでは、ガソリンを入れるのに数時間待ちとのことで、ガソリンをセーブしている人も多いようです。

 なにかあったら車中避難を考えている人は、なにをおいてもガソリンが最重要です。有事の際に備えて、ガソリンが半分以下になったら満タンにする習慣をつけておくとよさそうです。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_56033700fde2_なぜ必要?「貼りたくない」声多い、車の「車庫証明ステッカー」 貼らないと違反の可能性も 56033700fde2

なぜ必要?「貼りたくない」声多い、車の「車庫証明ステッカー」 貼らないと違反の可能性も

2019年9月14日 07:30 くるまのニュース

車庫証明ステッカーの未装着は違反か


 クルマに貼られるステッカーにはさまざまな種類がありますが、そのなかのひとつに「車庫証明ステッカー」があります。

 クルマの外観への影響から「貼りたくない」という声が聞かれるほか、街では車庫証明ステッカーが貼られていないクルマも見かけます。はたして車庫証明ステッカーは貼るべきなのでしょうか。

車庫証明ステッカーはなくても問題ないのか

 車庫証明ステッカーは「格好悪いから貼らない」と、故意に貼らない状態にする人もなかには存在します。

 車庫証明ステッカーの貼り付けに関する基準は「自動車の保管場所の確保等に関する法律(以下、車庫法)」で決められていますが、車庫法第6条2項によると「前項の規定により保管場所標章の交付を受けた者は、国家公安委員会規則で定めるところにより、当該自動車に保管場所標章を表示しなければならない」と定められています。

 そのため、車庫証明ステッカーを貼らないことは、法律違反にあたる行為です。車庫証明ステッカーを貼らないことによる罰則は定められていませんが、貼り付けるべきだといえます。

 貼り付ける位置は、車庫法施行規則第7条でクルマの後面ガラスと定められています。

 ちなみに、地域によっては車庫証明が不要な場合もあり、その場合はそもそも車庫証明ステッカーが交付されません。車庫証明ステッカーが貼られていないクルマには、そういった事情が存在することもあるようです。

※ ※ ※

 人の好みによっては「貼りたくない」と避けられることもある車庫証明ステッカーですが、海外では人気を博している地域もあります。

 アメリカでは、純粋な日本仕様のクルマに近い改造が施されたクルマを格好良いとする「JDM(Japanese Domestic Market)カスタム」という自動車カスタムが人気で、車庫証明ステッカー風のステッカーが数多く流通しています。

 日本でクルマに乗っているとあまり意識することもない装備が、海外では熱狂的な人気を得ていることもあるのです。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_9fe1ec97df3e_GT-Rだけじゃない! 記憶に残る日産の高性能車5選 9fe1ec97df3e

GT-Rだけじゃない! 記憶に残る日産の高性能車5選

2019年9月14日 06:30 くるまのニュース

スカイラインGT-Rにも通じる高性能車があった!


 かつて、日産を代表する高性能車といえば「スカイラインGT-R」や「フェアレディZ」でしたが、1980年代の終わり頃から日産は数多くの高性能車を販売していました。

日産の高性能車はバラエティに富んでいた

 1980年代に入ると各メーカーによるパワー競争が始まり、日産も次々と高性能車を開発。その集大成が「スカイラインGT-R」と「フェアレディZ」ということになります。

 そこで、かつて販売していた日産の高性能車を5車種ピックアップして紹介します。 一方で、馬力規制が始まる前の1980年代初頭には、メーカー間による馬力競争が始まります。とくにターボ車の登場によって、飛躍的にエンジン性能が向上していきます。

 そこで、この馬力競争のなかで誕生したスポーツモデル5車種をピックアップして紹介します。

●「マーチ スーパーターボ」

日本初のツインチャージャーが搭載された「マーチスーパーターボ」

 初代「マーチ」は1982年に発売され、世界戦略車として国内のみならず欧州でもヒットしたコンパクトカーです。イタリア人デザイナーのジウジアーロによるデザインはシンプルな造形で、多くのユーザーに受け入れられました。
 
 また、初代マーチをベースにした「Be-1」「パオ」「フィガロ」といった派生車が登場しています。

 1988年には、モータースポーツベース車の「マーチR」を発売。エンジンは1リッター直列4気筒SOHCで、ターボに加えスーパーチャージャーも装着され、最高出力は110馬力を誇りました。

 翌年、このマーチRをベースに公道走行に適した仕様とした「マーチスーパーターボ」が発売されます。

 出力は110馬力とマーチRから変わらず、スーパーチャージャーによる低速域のパワーと、ターボによる高速域のパワーを両立しており、全域にわたって高い性能を発揮。

 770kg(5速MT)と軽量なボディでしたから、動力性能はほかのリッターカーを大きく凌駕していました。

 しかし、パワーステアリングなどは装備しておらず、ハイパワーなFF車にありがちな「じゃじゃ馬」的なハンドリングで、速く走るにはドライバーの腕が要求されるクルマでした。

●ブルーバードSSSアテーサリミテッド

乗り心地も上質かつ高性能だった「ブルーバードSSSアテーサリミテッド」

 1987年に発売された8代目「ブルーバード」はスポーツセダンとして一気に進化したモデルです。ブルーバード初となるビスカスカップリング付きセンターデフ方式を採用した4WDシステム「ATTESA(アテーサ)」を採用し、「技術の日産」を強くアピールしました。

 8代目のトップグレードである「1800ツインカムターボSSSアテーサリミテッド」に搭載されたエンジンは、1.8リッター直列4気筒DOHCターボで、最高出力175馬力を発揮。

 アテーサに加え、4輪操舵システム「HICAS」と「STC-Sus」(スーパー・トー・コントロール・サスペンション)による高い旋回性能と安定性を誇りました。

 さらに、オーテックジャパンがモータースポーツベース車として開発した「SSS-R」は、専用のピストンやカムシャフト、ターボチャージャーの採用によるパワーアップや、トランスミッションのクロスレシオ化にロールケージが標準装備されるなど、すぐにでも競技に使える仕様でした。

 1988年には、全日本ラリー選手権でドライバーズチャンピオンを獲得するなど、高性能なブルーバードの復権を果たします。

●サニー VZ-R

おじさんのクルマと思わせて凄いエンジンを搭載していた「サニー VZ-R」

 2004年まで販売していた「サニー」は、日産の大衆車として長い間愛されたクルマです。最後のモデルは1998年に発売された9代目で、どちらかというと年配の人が乗るイメージでした。

 この9代目サニーに「VZ-R」というスポーツモデルがラインナップされていたのです。

 VZ-Rに搭載されたエンジンは1.6リッター直列4気筒DOHCで、最高出力175馬力を発揮。組み合わされるトランスミッションは5速MTのみでした。

 外観は他グレードとほとんど変わりなく、VZ-Rの識別方法はリアのエンブレムくらいで、まさに「羊の皮をかぶった狼」という表現がピッタリのクルマです。

 2000年のマイナーチェンジでグレードの整理がおこなわれ、VZ-Rの販売は終了してしまい、わずか2年の販売だったため、いまでは非常に希少なクルマとなってしまいました。

後継車なく日産最後となったハイパワーコンパクト


●エクストレイル GT

SUVでありながらも280馬力のエンジンを搭載した「エクストレイル GT」(画像はSグレード)

 2000年に発売された初代「エクストレイル」は、オフロード走行もこなせるミドルクラスのSUVです。

 全長4445mm×全幅1765mm×全高1675mmと日本の道でも手ごろなサイズで、価格は約200万円からと比較的安価だったので、ヒット作になりました。

 発売の翌年には「GT」グレードが追加されますが、かなりインパクトのあるモデルでした。

 GTに搭載されたエンジンは2リッター直列4気筒DOHCターボで、最高出力280馬力を発揮。トランスミッションは4速ATのみでしたが、それでもSUVらしからぬ怒涛の加速力を誇っていました。

 このエンジンは「シルビア」などに搭載されていた「SR20型」をベースにチューニングされた「SR20VET型」で、SRシリーズでは唯一280馬力を達成した記念すべきエンジンです。

 なお、このエンジンはエクストレイルのみに搭載されただけで、当時のシルビアなどスポーツモデルには搭載されませんでした。

●パルサーGTI-R

コンパクトな車体にハイパワーなエンジンを搭載した生粋のホットハッチ「パルサーGTI-R」

 かつて日産は国内外のラリーへ積極的に参加していました。1958年の豪州ラリーでのクラス優勝から始まり、世界ラリー選手権ではサファリラリーなど数々の優勝を重ねてきました。

 その世界ラリー選手権(以下、WRC)の出場において、最後のベース車両だったのが1990年に発売された「パルサーGTI-R」です。

 GTI-Rは4代目「パルサー」の高性能モデルとして、当初からWRCへの参戦をにらんで開発されました。

 エンジンは2リッター直列4気筒DOHCターボの「SR20DET型」を搭載し、最高出力は230馬力を発揮。トランスミッションは5速MTのみで、駆動はフルタイム4WDシステム「アテーサ」が採用されています。

 ボンネット上にはインタークーラーへ走行風を導入するダクトと、巨大なリアルーフスポイラーを装備して、ほかのグレードとは明確に異なる外観に仕立てられていました。

 前出のブルーバードに比べコンパクトな車体に強力なエンジンを搭載しており、ラリーカーとしてのポテンシャルを秘めていましたが、主戦場であるグループAでのラリーでは最高位が総合3位と結果を残せませんでした。

 結局、1992年のシーズンをもって日産はラリーから撤退を発表。GTI-Rは後継車もなく悲運のマシンとなってしまいました。

※ ※ ※

 いまよりも高性能車が多く販売されていたころは、モータースポーツと密接に直結していた印象があります。

 実際に、今回紹介した5車種のうち3車種はモータースポーツに参戦していました。やはり、競技に参加することで、クルマの高性能化が促されたということでしょう。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_bc03c31413d2_海外で大人気! 三菱の小型ミニバン「エクスパンダー」がベトナムで生産へ bc03c31413d2

海外で大人気! 三菱の小型ミニバン「エクスパンダー」がベトナムで生産へ

2019年9月13日 20:30 くるまのニュース

ベトナムでは年間1万4000台が販売される三菱「エクスパンダー」


 三菱は、海外で販売されているコンパクトミニバン「エクスパンダー」を、2020年よりベトナムのミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(MMV)で生産すると発表しました。

三菱「エクスパンダー」

 エクスパンダーは、スタイリッシュなMPV(マルチパーパスビークル)と、タフでダイナミックなSUVを融合させた、次世代クロスオーバーMPVです。三菱を代表するSUVである「パジェロスポーツ」の持つ力強さや存在感、上質感を受け継ぎ、従来の小型MPVクラスにはないスタイリングを目指しました。

 従来の小型MPVクラスよりひと回り大きくワイドなボディサイズとすることで、クラストップレベルの室内空間と多人数乗車に適した乗員レイアウトを実現。乗員間の距離と幅、ヘッドクリアランスを十分に確保しました。3列目では、良好な居住性と乗降性を実現する工夫を凝らしています。

 1.5リッターDOHC16バルブMIVECエンジンを、静粛性向上など細部にわたって改良して搭載。トランスミッションは5速MT・4速ATと組み合わせ、高速走行時や渋滞時の燃費に配慮しながら、多人数乗車時や登坂時には頼もしい走りを発揮します。

 エクスパンダーは、2017年秋よりインドネシアで生産・販売を始め、東南アジア各国で堅調に売り上げを伸ばしており、ベトナムでは2018年10月より販売が開始されました。

 エクスパンダーを中心とした2018年度のベトナムにおける三菱車の販売実績は約1万4000台と、2017年度の約2倍を達成。2019年度の販売も好調に推移しています。

 現在MMVでは、「アウトランダー」のノックダウン生産をおこなっていますが、エクスパンダーの生産開始にあせて、MMVの生産能力増強を検討しているといいます。

 三菱の益子修会長は2019年9月12日、MMVの事業開始から25周年を迎えた記念式典に出席し、「ベトナムで高品質なクルマを造り、より多くのお客さまにお届けするというこの新たな挑戦は、ベトナム事業の持続的な成長を可能にするとともに、雇用の増加、人材育成、投資、技術移転といった面でベトナム自動車産業および同国地域経済発展に貢献できると信じております」とコメントしました。

 三菱は、ベトナム経済の発展に貢献するため、ベトナムの自動車市場創生期にあたる1994年に、MMVの前身である生産・販売会社を三菱商事や現地パートナーと合同で設立してベトナム事業を開始しました。

 その後のベトナムの自動車市場拡大とともに、現在ではアセアンにおける成長戦略を支える重要な事業のひとつになっています。

外部リンク

cat_oa-kuruma-news_issue_5d964287d563 oa-kuruma-news_0_26c566ceafdf_フォルクスワーゲン「ID.3」公開! CO2フリーのモビリティ時代に突入 26c566ceafdf

フォルクスワーゲン「ID.3」公開! CO2フリーのモビリティ時代に突入

2019年9月13日 20:00 くるまのニュース

e-モビリティの新たな時代が到来


 フォルクスワーゲンはフランクフルトモーターショー2019で、環境に優しいモビリティの新たな時代に突入する電気自動車(EV)、「ID.3 (アイディ3)」を発表しました。

フランクフルトモーターショー2019で発表された、フォルクスワーゲン「ID.3」

 新開発のモジュラーエレクトリックツールキット(MEB)をベースに開発された初の電気自動車となるID.3は、バッテリーを継続的に再生可能エネルギーで充電することが可能なCO2ニュートラルなモビリティで、フォルクスワーゲンが定義した環境ビジョン、「goTOzero」を具現化したモデルです。

 ID.3の全長は、フォルクスワーゲン「ゴルフ」とほぼ同等ですが、オーバーハングが短いため、ホイールベースはCセグメントカテゴリーのどのモデルよりも長くなっており、広々とした室内空間を実現しました。

 ID.3のボディサイズは、全長4261mm×全幅1809mm×全高1552mm、ホイールベースは2765mmです。

 WLTPモード値での値航続距離は、容量45kWhのバッテリーで230~330km、容量58kWhのバッテリーで300~420km、容量77kWhのバッテリーで390~550kmを充電なしに走行することが可能。バッテリーは、最大出力11kW(AC)および100kW(DC)で充電することができ、DC充電を行った場合、30分以内の充電で最大290kmを走行することができます。

 さらにクルマの機能は、日常会話に対応したボイスコントロールによっても操作することが可能で、ドライバーまたは助手席乗員は、「ハローID.」と話しかけることでシステムを起動させることが可能です。

 ドイツにおける量産モデルのベース価格は3万ユーロ未満で、2020年半ばより販売される予定です。

外部リンク