【ポップな心霊論】「事故物件、気にしないと言ったのに……」
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(27)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【続・不動産屋さんに聞いた、世にも怖~い話】
先週、不動産屋さんに聞いた事故物件にまつわる怖い話を紹介しましたよね。実は、あの話には続きがあるんです。
事故物件だということがわかってすぐ、申し込みをしたお客さんには、謝罪の連絡を入れたそう。事情も説明したので、当然申し込みはキャンセルだろうと思っていたのですが、お客さんの返事は「ぜんぜん気にならないから大丈夫!」というものだったとか。
お客さんがいいと言っている以上、断る理由もなく……。結局、その事故物件でお店を始めることになったそうです。
そんな話をしながら、不動産屋さんは「事故物件、気にしない人もいるんですよね」なんて笑っていたんですが、僕にはちょっと気になることがあって。そのときちょうど、ほかの霊感芸人も同席していたんですが、彼にも同じものが見えているようでした。
それで「そのお客さん、30代くらいでホリ深い男性ですか?」と聞くと「そうです! 霊感でそんなことまでわかるんですね」と。
実は、その不動産屋さんの背中に男性の幽霊がずっとしがみついてたんですよね。ものすごく怖い顔をして。自分が大丈夫って言ったのに……。恨まれちゃった不動産屋さんはお気の毒です。
【お知らせ】
はやともさんへのファンレター・心霊相談は、
〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6
光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
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【大谷翔平28歳に!】熱狂的ファンが見たバースデースチールとスタジアムの熱気
7月5日で28歳となった大谷翔平。バースデー当日の試合では快音を響かせることはなかったが、今季9個目の盗塁を決めるなど、駆けつけた「#ShoBae」こと大谷の熱いファンたちを大いに沸かせた。
今やエンゼルスの看板選手となり、その名が書かれたバナーは球場で無数に見られる。だがメジャー移籍1年目は現地での期待感は薄く、「本人の誕生日でも、バナーを掲げるファンは私含め4、5人くらいでした」と、2018年当時を振り返るのがKAORUさんだ。
現在アナハイムで暮らす彼女は、日本ハム時代から大谷を応援し、昨年と今年は大谷出場の全試合観戦にもチャレンジ。「#ShoBae」間で有名な、古参にして最前線をゆく大谷ファンである。
そんなKAORUさんは、もちろん今年の誕生日も現地で観戦! ゲーム終了直後に、さっそく感想をうかがった。
「大谷は昨年の誕生日をホームで迎えました。全米で爆発した人気ぶりもさることながら、やはり地元にこそ固定ファンは多いもの。
今年の誕生日は敵地でのゲームとなりました。さすがに昨年よりは球場の熱気は落ち着いていたものの、バースデーバナーを持っているファンはばっちりいましたよ!」
メジャーデビュー当初の現地では、“二刀流”に疑念を持つ人が多かったのが事実である一方、期待の声が皆無だったわけではもちろんない。
しかし2018年の誕生日では、バナーを掲げるKAORUさんは前述の通りレアな存在で、日本の報道各社がそろってKAORUさんの姿を写したほどだ。
なぜ、当時はこうもバナーを持つ人がいなかったのだろうか。
「そもそもバナーを持参すること自体、日本人以外のファンはあまりやらないようなんです。
なので、今はバナーを持つ人が数え切れないほど増えていますが、熱心なファンの実数はもっと多いはずです。
その人気ぶりをとくに実感できるのがグッズ売り場。ほかの選手の商品は潤沢に在庫があるのに、大谷選手のアイテムのみ売り切れていることもザラなんですよ」
現在のファンの心配事といえば、「オールスター選出」についてだろう。ホームランの本数も、昨年の同時期と比べるとやや少ない状況となっている。KAORUさんから見た、大谷の調子は。
「6月は投手としての活躍がめざましかったですが、その背景には大谷選手自身の積極性がより高まっていることがありそうです。
たとえば6勝目を達成した日、7回で降りると監督含めみんなが思っていました。そうしたなか8回まで自ら投げる選択をし、しっかり好投を続けて勝ちきったのが印象的でしたね。
エンゼルスの中継ぎ陣が頼りないからというのもあるでしょうけど(笑)。自分の手で“勝ち”にいく姿勢が、ますます強くなっていると思います」
残念ながら今年はバースデーアーチの快音は響かなかったが、今シーズンは昨年達成できなかった10勝がすでに射程圏内だろう。
メジャー5年目、28歳の“SHO TIME”に今から期待が高まるーー。
【プロフィール】
KAORU
大谷翔平の試合全通を目指す、ファンの代表的人物。YouTube「『Shohei Ohtani Fan Club(非公式)』カオルチャンネル」にて、現地から大谷の様子を配信中。
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生稲晃子氏 他候補とアンケート回答が酷似で波紋…問い合わせてみた
《NHK「第26回参議院選挙 候補者アンケート」への私の回答に不備があり申し訳ありませんでした。》
6月28日、自身のツイッターに動画をアップしてこのように謝罪したのは、7月10日に投開票が行われる参院選で、自民党から出馬している元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏(54)。
生稲氏のNHKの候補者向けアンケートのほとんどが無回答だったこと対し、ネット上で批判が殺到。謝罪する事態となったのだ。
生稲氏の選対広報担当を務める自民党の川松真一朗都議によると、アンケートへの「無回答」は事務局責任者の処理ミスで本人は回答を出していたという。
そうした騒動も冷めやらぬなか、生稲氏の別のアンケートに新たな疑惑が。今度は他候補と回答が酷似していると波紋を呼んでいるのだ。
疑惑が生じたのは、7月5日の東京新聞朝刊に掲載された「コロナ対応の緩和」についての質問に対する生稲氏の回答。その内容は以下の通り。
《新型コロナは致死率や重症化率が高く、さらなる変異の可能性もあり、5類にすると、入院措置をはじめ健康状態の報告・把握、外出自粛等の要請ができなくなります。今後の状況等を踏まえつつ、適切に対応していきます》
実は、この内容が同じ紙面に掲載されていた、自民党候補者の朝日健太郎氏(46)のものと酷似しているというのだ。朝日氏の回答は以下。
《新型コロナは致死率や重症化率が高く、さらなる変異の可能性もあり5類にすると入院措置をはじめ健康状態の報告・把握・外出自粛等の要請ができなくなってしまう。今後の状況等を踏まえつつ適切な対応をすべきだ》
確かに見比べてみると、語尾や句読点の個数が違うほかは一字一句同じだ。
紙面に二つの酷似した回答が並んだことに対し、SNS上では“ほぼほぼコピペ”、“いくらなんでも同じすぎ”と批判が相次いだ。
一体なぜ、生稲氏と朝日氏の回答が酷似しているのだろうか? 生稲氏の選挙事務所に問い合わせたところ、担当者より以下のような返答を得た。
「回答を作成する上で、間違いがあってはいけないので党の専門的な部分に確認しました。朝日先生のことはわからないので推測ですが、同じように確認をされたのかもしれません」
所属する自民党に確認しながら回答を作った結果、似た内容になったという。また、酷似していることについての見解を求めたところ、回答は得られなかった。
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IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法
「今から21年前の11月20日のこと。その日は朝から体調が優れなかったけど、なんとか担当の女優さんにメークをして、スタジオに送り出したんです。
その後、ますます気持ちが悪くなって……。これはおかしい、と思ってタクシーを飛ばして病院に到着したときには脈拍も血圧も跳ね上がり、血圧は230に。息苦しさと気持ち悪さで立つこともできない状態でした」
初めてパニック障害を発症したときのことをこう語るのは美容家でタレントのIKKOさん(60)。実は、パニック障害に悩む人は、年々増加傾向にある。厚生労働省の統計によると、この20年で患者数は約27倍にも増えているのだ。
パニック障害の鍼灸治療に定評のある、「鎌倉ひまわり鍼灸院」院長の影森佳代子先生が解説する。
「症状としては、突然襲ってくる激しい動悸や心拍数の増加、発汗、震え、息切れや息苦しさ、のどのつかえやめまい、ほてりや悪寒、死への恐怖感などさまざま。立っていられなくなり、救急車で運ばれる方も少なくありません」
このような発作が繰り返し起こったり、1回発作が起きた後、1カ月以上にわたって「また発作が起こるのではないか」という“予期不安”を感じて外出できない、電車に乗れないなど、生活に支障が生じた場合に、パニック障害と診断されるという。
発作は、特に電車や渋滞中の車の中、エレベーター、スーパーのレジに並んでいるときなど「逃げ場がない」と感じる場所で起こりやすい。影森先生自身も、30代のときにパニック障害を発症した。
「山手線に乗っていたら高田馬場の手前で急に息苦しくなり、死んでしまうのではないかという恐怖に襲われたんです。当時はカウンセラーとして働きながら、月曜から土曜まで夜にはりの専門学校に通っていて、心身ともにストレスと疲労でいっぱいでした。でも、気づかないふりをしていたんです」
IKKOさんの場合も、疲労とストレスが重なっての発症だった。30歳で「アトリエIKKO」を設立。みずからの仕事と弟子を育てる重圧を一身に背負い、体は悲鳴を上げていたのだ。軽い吐き気や動悸、めまいなどの“前兆”はあったが、多忙な日々にそれらをやり過ごしていたという。
冒頭の出来事によって1週間入院したものの、退院して仕事に戻ると再び重荷にさらされた。
「電話のコールが鳴ると体の震えが起こるようになってしまったんです。夜も、彼がいるときは大丈夫なんですが、一人だと不安になってめまいや息苦しさが押し寄せ、救急病院に駆け込むと治る。それを繰り返すような日々でした」
■40〜50代の更年期世代は特に注意が必要
統計的には20〜30代の発症率がもっとも高いパニック障害だが、影森先生の元には、40〜50代の患者も多く駆け込む。
「この世代の女性は女性ホルモンの減少により自律神経のバランスが崩れやすくなるうえ、さまざまなストレスにさらされやすいんです。仕事では責任が重くなり、私生活でも親の介護や子どもの巣立ちなどの変化が訪れます」
さらに、コロナ禍も追い打ちをかけているという。
「最近相談を受けた50代の女性の場合、1年ほど前から更年期症状があるなかで、お子さんが中学受験を控え、コロナの感染対策に気を使う日々でした。受験が終わった後、それまでのストレスからパニック障害を発症してしまったんです」
真面目で完璧主義な人や責任感が強いがんばり屋さんがなりやすいというパニック障害。発症しないためには、“前兆”に気づくことも大切だと影森先生。
「ふだんから漠然とした不安があり心身ともにスッキリしない、緊張すると下痢をする、人混みに出るのがおっくうになった、などいつもと違う状態がひとつでもある方は“パニック障害予備群”の可能性があります。早めに休息をとったり、睡眠を十分にとって食生活を見直す、気分転換をする、などを心がけましょう」
■信頼できる医師を見つけることが大切
発症してしまった場合、まずは精神科や心療内科を受診し、自分に合った治療法を見つけることが肝心だ。
IKKOさんの場合は、自分と相性のよい医師がいる心療内科に通うほか、自律神経を整えるはり治療に3年間毎日通ったという。自分に合う医師を見つけることが特に大切だとIKKOさん。
「私が話す前にいろいろ言ってくる先生よりも、まずじっくり話を聞いてくれる先生のほうがよかったですね。
仕事のやり方も変えました。弟子に任せられるものは任せて、1日働いたら1日か2日休んで頭を無にするようにしたんです。焦って中途半端に治療しても時は流れていくから。焦っちゃダメ、と何度も自分に言い聞かせてね」
みずからこんな工夫もした。
「発作が起きそうになると、韓流ドラマを見たり、音楽を聴いたり、“大好きなこと”に集中すると症状が少し和らぐんです」
“笑門来福”などの文字を書いて家中に貼ることで、自己暗示をかける方法も効果的だったという。
「食事と一緒に福を取り込めるように、キッチンには“福”の文字を。災いはすべて水に流してたくさん笑えるように、トイレには“笑門”。穏やかに、焦らずいられるように“川の流れのように”の書を階段に。信頼する主治医にも“大丈夫”と書いてもらって、その紙を持ち歩いていました」
手の震えなど、発作が出そうになったら、そのメモを見て心を落ち着かせていたという。
このように“パニック障害が起きても大丈夫”と安心できる、“お守り”があることは不安を解消するのに効果的だ。
影森先生も、発症はしていないが不安で仕方ないというときや、パニック障害の発作が起きそうだという場合には、上の図のような“お守りツボ”や“おもち呼吸法”などのセルフケアを行うことを推奨している。
最後にIKKOさんが、パニック障害に悩む読者にこうアドバイスしてくれた。
「無理していると感じたら、頭を空っぽにして休むことが大切。体を温めて、深呼吸をして、好きなものに囲まれてリラックスしてください。
少しよくなったらウオーキングなどの運動をするのもいいですよ。これまでがんばってきたんだから、いまは休憩のとき。大丈夫、大丈夫。必ず、また歩み出せますから!」
【図解】パニック障害を防ぐお守りツボ押し
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冨樫義博氏 腰痛で2年に椅子に座れない状態を告白…「もう続き書けって言わない」と広がる同情
人気漫画『幽☆遊☆白書』『HUNTER×HUNTER』の作者で知られる漫画家・冨樫義博氏の画業35周年を記念した展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」が都内で開催されるにあたり、富樫氏が寄せた壮絶な直筆メッセージがファンの間を騒がせている。
「冨樫義博展」は、漫画の原稿やカラーイラスト、合計350点以上にも及ぶ原画など日本の漫画史においても貴重な資料が公開されるという内容だ。ファンが注目したのは、公式Twitterに投稿された冨樫氏のメッセージだった。
《私自身思っておりますよ。「いや話の続き描けよ。」って思われてんだろうなと。確かに2年ほど椅子に座れない状態で描けませんでしたが、従来のやり方をあきらめることで現在は何とか執筆を再開しております。
皆さま、くれぐれも腰は大切に。これを書いている2週間前までお尻をふく姿勢がとれず、ウンコするたびシャワー浴びてました。あらゆる動作が常人の3~5倍時間がかかります。腰大事》
「1998年から現在にわたって、『週刊少年ジャンプ』にて『HUNTER×HUNTER』の連載は続いていますが、2018年11月から長期休載に入り、現在も休載が続いています。何度も休載することから、ネット上では“冨樫仕事しろ”とネタにされてきましたが、以前から腰痛に悩まされていて、なかなか筆をとれない状態になっているのではと囁かれていました」(マンガライター)
今年5月に冨樫氏はTwitterアカウントを開設し、連載再開に向けたファンの声も高まっていた中で、冨樫氏が腰の不具合に悩まされてきたことが明らかにされた。SNS上にはファンから同情と納得の声が続々と上がっている。
《もう二度と「富樫はよ続き描け」なんて言わない》
《今まで稼いだお金で十分余生を送れるはずなのに、続きを書いてくれるのはありがたい》
《こんな腰を痛めてまで、休載しても先生がまだ描く気があるならそれでいいと思う》
《私も腰痛持ちだけど、本当に腰って大切》
《これは相当な重症…無理せず何とか折り合いをつけてもらって、完結を見たい》
壮絶な腰の痛みと闘いながら生み出されていた「H×H」。冨樫氏が必死に描き続ける物語の続きは、きっとファンも納得できる輝きを放っているだろうーー。
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葛城ユキさん 死期悟り自ら救急車呼んで段取りを…友人歌手が絶賛する理想の最期
「ユキさんは信念のブレないカッコいい女性でした。闘病中も『私は歌うために生まれてきた。だから命の限りステージに立ち続けたい』と、ずっと言っていました」
6月27日に腹膜がんで亡くなった歌手の葛城ユキさん(享年73)。“最後の勇姿”となったコンサートで、同じステージに立っていた友人のロザンナ(72)はそう力強く語ってくれた。
葛城さんは高校時代、バレーボールのエースアタッカーとして国体とインターハイに2回出場。卒業後、実業団に入るも、セッターへの転向を拒否して退社し、音楽の道を目指した。’74年に歌手デビュー後、’83年に『ボヘミアン』が40万枚以上を売り上げる大ヒットを記録した。以来、“ロックの女王”として熱い音楽魂と飾らない人柄で後輩たちに慕われた。
「私生活をほとんど明かさない方でしたが、20代後半で一般男性と結婚するも数年後に離婚。その後はずっと独り身を貫いていました。近年も積極的にコンサートを行っていましたが、昨年4月にステージ4の腹膜がんを公表。同年5月からは活動を休止し、治療に専念していました」(音楽関係者)
今年5月、葛城さんは千葉県内で行われた夢グループ主催のコンサートで約1年ぶりにステージ復帰を果たしていた。
「葛城さんは車いす姿で登場。ベット・ミドラーの『ローズ』を歌い、『水を得た魚のよう。歌えることは幸せです』と挨拶しました。翌月の17日が最後のステージとなりました」(前出・音楽関係者)
ファンや仲間を前に、最後まで歌い切った葛城さん。実は“人生の幕引き”にも一抹の後悔がないようにしていたという。
「ラストステージではファンや共演者に『私の人生は感謝、感謝です』と伝えていました。その後、『数日しか生きることができない』と悟ったといい、恩師らに電話で別れの挨拶をしていったそうです。さらに亡くなる当日の朝には、親しい関係者に『救急車を呼びました。今までありがとうございました』とお礼の言葉も述べたといいます。
葛城さんは喪主を務めたお姉さんやマネージャーなど、親しい人たちに見守られながら息を引き取りました。声を振り絞りながら『ありがとう』としきりに伝えていたそうです」(前出・音楽関係者)
ロザンナと同様、“最後のステージ”に立っていた友人の桑江知子(62)は言う。
「1年間、おそらく本当に辛い闘病生活を送っていたと思うのですが、ユキさんは『生きるために私は耐えていたわけじゃない。どうしてもステージに立つために頑張っているんだ』とよく口にされていました。
ユキさんは最後のコンサートでは、お世話になった方々に『お体を大事にしてくださいね』って言葉も残されていたそうです。私は『いつまでもその声で歌ってね!』と言われました。『これからもユキさんの代わりに歌うからね』と返したら『ありがとう!』って……」
■「自分の人生に悔いはない。幸せでした」
コンサートは昼と夜の2部制で、葛城さんは体調を考慮して当初昼の部にだけ参加する予定だった。だが、「もう一度ステージに上がりたい」と急きょ夜の部にも登場し、トークコーナーだけ参加した。
「そのとき『自分の人生に悔いはない。幸せでした!』と言い切ってくれたんです。その言葉に、周りは本当に救われましたね。ユキさんは、ステージではロックをガンガン歌うカッコいい女性でした。いっぽう、楽屋では別人。いつでも優しくてチャーミングな方でした」(桑江)
同じく友人の石井明美(56)も、こんなエピソードを明かす。
「『足は開いていないほうが絶対に格好いいから』と、ステージの立ち方など、プロとしてあるべき姿をよく教えていただきました。一方で、ユキさんはみんなと共演するとき、朝早くに起きて、おすしを振る舞ってくれたんです。夜中にお米をといでいたんですって。尋常じゃない量のゆで卵を用意してくれたり……。唯一無二の声を持ったロッカーでありながら、かつ常に周囲を温かい雰囲気にしてくれる方でしたね」
ロザンナは改めてこう振り返る。
「ユキさんはかわいいんだけど、すごく強くて。でも弱さも備えていて。すべてを持った人でした。全部自分で段取りをつけて去っていくなんて。なかなか、そうできる人はいません。誰に対しても思いやりの塊のような人でした」
ロザンナ、桑江、石井は密葬で、葛城さんへの感謝を示すべくメッセージカードを棺に納めたという。1年2カ月もの闘病生活を経て、動じることなく天へ飛び立った葛城さん。そのカーテンコールに、万雷の拍手が鳴りやまないーー。
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肥満の原因にも…腸内環境を壊す食品添加物
「健康のため、ダイエットのためなどと思って食べているものが、反対に腸にダメージを与えてしまうケースが増えています」
そう警鐘を鳴らすのは、漢方薬店kampo’sの薬剤師で薬学博士の鹿島絵里さんだ。
近年、腸内細菌の働きに関しては急速に解明が進んでいる。ダイエットを含む代謝機能、アレルギー疾患を含む免疫機能、情緒や精神分野などの働きなどがあり、腸は私たちの体調と密接に関わっているのだ。
「“第二の脳”とも呼ばれる腸ですが、ここ数年で、食品添加物によって腸内環境が悪化してしまうことがわかってきたのです」(鹿島さん・以下同)
食品添加物は数多くあるが、なかでも鹿島さんが特に注意を促すのが「人工甘味料」「乳化剤」「保存料」の3つ。 まず人工甘味料。私たちが大好きな“甘み”を作り出す添加物だ。
「人工甘味料は、『カロリーオフ』や『カロリー0』などとうたった飲料や食品に使われています。さらには、ヨーグルトやキムチなどのいわゆる“腸活によい”というイメージのある食品にこうした人工甘味料が使われていることも少なくありません」
人工甘味料は、腸内での酪酸の産生を減少させることがわかっているという。
「酪酸は腸内で抗肥満の働きをしてくれる物質。よって“カロリーゼロ食品”を取り続けて酪酸が減少すると、ダイエットどころか、かえって肥満を招くことにつながりかねないのです」
次に乳化剤。これは油と水を混ざりやすくする働きをする添加物で、チョコレート、マーガリン、アイスクリーム、菓子類など多くの食品に使われている。乳化剤のうち、カルボキシメチルセルロースとポリソルベートという物質が特に要注意の成分だが、食品のパッケージには、多くの場合「乳化剤」とだけ表記されている。
「私たちの腸内は薄い油でできた粘膜で保護されていて、この粘膜は腸を外的な刺激から守るバリアの役割を果たしています。ところが、乳化剤によって腸内細菌叢がダメージを受けてしまうのです。すると、腸の炎症が起こりやすくなり、免疫力が弱くなる、アレルギー症状などの炎症反応が出やすくなる、といったトラブルの原因になります」
ごほうびスイーツが、腸にはつらい刺激になりうることを頭に入れておこう。最後が保存料。安息香酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウムなどがある。食材の見た目を鮮やかにする「発色剤」として、ハム、ベーコン、たらこなどに使われる添加物だ。
「これらはカビや細菌などを増殖させない保存料としての役割もある合成物質です。しかし、腸に必要な細菌までも抑制してしまうことがあり、腸内環境のバランスを乱してしまう恐れも」
抗炎症作用が抑制された結果、免疫力の低下を招き、アレルギー疾患などを誘発しやすくするのだという。 現代においてはすべての食品添加物を避けるというのは現実的ではない。だからこそ、鹿島さんは、「食品成分表示」をきちんとチェックする習慣をつけるべきと話す。
「まずは意識するところから。それが体に入れる食品添加物を減らすことの第一歩です。リストにあるような添加物の“取りすぎ”に気をつけてください」
健康志向があだになってしまうことのないよう、自分の体内に取り込む食品について気を配ろう。
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蛙亭イワクラは貢ぎ告白、オズワルド伊藤はヒモ気質…熱愛報道の2人の対照的な恋愛スタンス
7月5日、オズワルドの伊藤俊介(32)と蛙亭イワクラ(32)の熱愛が「Smart FLASH」によって報じられた。
報道によると、2人は6月の猛暑日の夜、代々木八幡の居酒屋で2時間ほど食事をしたのち、約30分の”お散歩デート”を楽しみながらイワクラの家に帰宅。その間、手を繋いだり、顔や体を寄せ合ったりと終始ラブラブな様子だったという。
そんな2人は昨年まで芸人仲間でルームシェアをしていた仲として知られている。
「2人は’21年1月まで”男3人女1人”の芸人仲間と一緒に暮らしていました。同世代の売れっ子芸人同士、イワクラさんが落ち込んで泣いたときは伊藤さんが慰めていたそうです」(芸能誌記者)
今回熱愛が報じられた2人だが、恋愛に対するスタンスは対照的なようだ。
蛙亭イワクラは、「付き合った男性に貢いでしまう」性格だという。
「昨年10月放送の『「踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、過去に付き合った男性に対してすごく貢いでいたことを告白。当時、長渕剛(65)の大ファンだった彼氏には誕生日など特別な機会に限らず、普通の日でもCDやグッズをプレゼントしていたそうです」(前出・芸能誌記者)
『さんま御殿』で、芸人としての稼ぎが少ないときは「誰にも貢ぐお金がなかったのでセーブできてた」というイワクラだったが、最近売れ始めてきたことで「お金もらい始めたことで、これ誰に使おうかなって」とも話していた。
いっぽう、オズワルドの伊藤はというと……。
彼は’20年7月まで、妹であり女優の伊藤沙莉(28)と同居。当時の生活費のほとんどは妹が払っていたという。
「仲良し兄弟として知られているオズワルドの伊藤と妹の沙莉さんですが、同棲時の家賃は兄のオズワルド伊藤が4万円、妹の伊藤沙莉が12万円と約3倍の家賃を支払っていたそうですす。また、“自分の衣類以外で僕が用意したものは1つもない”と家具や生活雑貨のほどんどは妹が用意したものであることも明かしていました。そんな伊藤さんに対し、同期の空気階段・水川かたまりさん(31)は19年にTwitterで《ヒモ舌!妹のヒモのくせに生意気言うな!》と、冗談交じりに非難していました」(前出・芸能誌記者)
そんな“ヒモ気質”であるオズワルドの伊藤。‘20年7月、妹との同居を解消する際、自身のSNSではこんなコメントを残していた。
《鬼引っ越しが完了しました。バキバキです。同時に、長年に渡った妹の扶養を外れることとなりました》
“貢ぎ癖”のある蛙亭イワクラと、“ヒモ気質”のオズワルド伊藤。対照的な2人の今後が楽しみだーー。
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氷川きよし活動休止後の演歌界を支える!SNSにも強い“演歌第7世代”とは
「氷川きよし君は演歌界に自然体をもたらしましたよね。それまでも五木ひろしさんや、森進一さんのような大御所歌手がいらっしゃって演歌の元を築いてくれていました。そして、氷川君が出てきて“身近な演歌アイドル”という新しい型ができたのです。
その氷川君が活動休止するのは、演歌界にとってダメージが大きいとは思います。でも今、新しい世代が次から次へと出てきてくれているのです」
そう話すのは、長年、数々の演歌のコンサートを手がけてきた演出家の宮下康仁さんだ。氷川きよし(44)が年内で活動休止をすることが契機の一つとなって、いま、演歌界では新しいスターたちが台頭しつつあるという。“演歌第7世代”と呼ばれる彼らを、宮下さんが解説してくれた。
「お笑いが“第7世代”と言われていますよね。それに対して、演歌にもフレッシュなアーティストがたくさん出てきたという意味で、昨年ぐらいから、“演歌第7世代”と呼ばれるようになってきました。細川たかしさんの弟子の彩青(りゅうせい)君が最年少で19歳。ほかもみんな20代です。デビューして3年~4年くらいの子たちが集まって、一緒にコンサートをやったりしています」
演歌第7世代の特徴はというと…。
「最大のポイントは、現代に即したアプローチをしていること。ファンとの距離感が近いSNSで積極的に発信し、YouTubeなども活用しているのが特徴です。また、若くて爽やかなルックスに加え、みんな歌唱力も確かです」
宮下さんは、彼らがまた、演歌ブームを起こしてくれると期待しているという。
「いま、演歌のお客様の層というのは、70代くらいの方が多いです。それが彼ら第7世代が活躍することで、若い世代を含め、幅広い世代が来てくれることも期待できると思っています。新しい演歌の風が吹くんじゃないかなと思ってますね。氷川君のああいう華やかな面も引き継いでもらって、どんどん、どんどん、新しい演歌の時代を作って欲しいなと思います」
7月7日には、宮下さんも演出にかかわる「我ら演歌第7世代!スペシャルコンサート」が新歌舞伎座(大阪)で開催される。
「“演歌界のアイドルを目指そう”というのが大きなコンセプト。昭和のアイドルたちの歌をみんなで歌おうというコーナーもあります。今はもうとにかく、こういう時代なので“元気運ぼうよ”という感じで、楽しみ満載。とにかく“演歌も新しい時代になったよ”ということを伝えたいですね」
最後に宮下さんに、演歌第7世代の面々を紹介してもらった。
【辰巳ゆうと…氷川きよしの後輩で、超イケメン!】
「最も注目度が高いのが、辰巳ゆうと君(24)。氷川君と同じ事務所ということもあり、後輩として、今ぐんぐん人気が出てきています。彼の魅力は、非常にイケメンであることと、歌もしっかりしていること。最近では、ミュージカルの第一線の方たちとコンサートをやったりと、幅広い活躍をしています」
【新浜レオン…B'zの事務所初の演歌歌謡歌手】
「新浜レオン君(26)のところはB'zの事務所です。事務所が初めて送りだした演歌歌謡歌手ですので、演歌に新風を吹き込んでくれると期待しています。明るくムードメーカーで、キャラクターもいいので、五木ひろしさんなんかもすごい可愛がっているんですよ(笑)。お父さんが『伯方の塩』CM曲で知られる歌手の高城康雄さんだそうです」
【二見颯一…20代前半にしてアイドルは三橋美智也!】
「二見颯一君(23)も、この若さなのに自分のアイドルが三橋美智也さんだそうです。“あの時代の歌が一番好き”だと。もともと九州で民謡をやっていた子でして、“作られてきた”というよりは、もともとそういう歌が大好きという面白い子です」
【彩青…11歳で細川たかしに弟子入り!】
「彩青君(19)は細川たかし一門で、デビューが16歳。三味線、尺八はプロ並みです。師匠のような歌手になりたいと頑張っているそう。彼が歌うJ-POPもすごく面白くて、Official髭男dismの歌なんかを歌わせたりすると非常にウケる。演歌風にして歌ったりするんです」
【青山新…八代亜紀LOVEの爽やかイケメン】
「青山新君(22)のアイドルは、八代亜紀さん。もう八代さんが大好きで大好きで。変わった子でね(笑)。今度のコンサートでも八代さんの『舟唄』を歌うんです。まさかこんな爽やかな子が“えっ、八代亜紀さんが好きなの?”みたいな(笑)。そういう意味ではすごく面白いですよね」
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オズワルド伊藤&蛙亭イワクラに熱愛報道に「お似合いすぎ」と歓喜続々!ルームシェアで築いた“家族の絆”
7月5日、「Smart FLASH」に熱愛が報じられたオズワルドの伊藤俊介(32)と蛙亭のイワクラ(32)。
記事によると6月のある猛暑日の夜、2人は2時間ほど食事を楽しんだ後、約30分かけて徒歩でイワクラの家に帰宅。その間、顔や体を寄せ合ったり手を、繋いだりするなど始終ラブラブな様子だったという。さらには、2人が「来年結婚する予定」とも報じている。
一方で「FLASH」の直撃取材を受けたイワクラは、「おつき合いはされていない?」との質問に「ふふふふ(笑)、そうですね」と笑みを浮かべながら否定したという。
オズワルドは’21年開催の『M-1グランプリ』で準優勝し、蛙亭は同年の『キングオブコント』で6位の結果を残した実力派。以降はどちらもテレビ出演が増え、人気芸人として活躍中だ。そんなビッグカップルの交際報道に、SNSでは歓喜の声が上がっている。
《え…幸せそうで嬉しい二人とも可愛い》
《お似合いすぎて2人とも大好きだから朝からハッピー》
《イワクラさんのYouTubeチャンネルに伊藤さん出てた時の雰囲気がすごく和やかでお互い楽しそうで「この二人お似合いだわ」って思ってたから納得だわなぁ♪》
そんな伊藤とイワクラといえば、’22年1月までルームシェアをしていた仲でも知られている。
「きっかけは伊藤さんの相方・畠中悠さん(34)の同居人オーディションに、イワクラさんと森本サイダー(33)さんが応募したこと。2人は落選しましたが、ルームシェアに憧れていた伊藤さんが『せっかくだから一緒に住もう』と誘ったのです。その後、オーディションでママタルトの大鶴肥満さん(30)が選ばれ、’20年7月から“男3人女1人”のルームシェアが始まりました」(芸能関係者)
異色のルームシェアは話題を呼んだが、約1年半でイワクラが“卒業”することに。彼女が引っ越した当時の今年1月、伊藤はこうツイートしていた。
《蛙亭岩倉が我が家を正式に卒業しました。今までありがとう岩倉先生。元気でやれよ。新居徒歩5分だけど。なんかめっちゃ晩飯食いにくるけど》
■ルームシェアを通じて育んだ“家族愛”
イワクラは今年1月に出演した『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で、“部屋が狭く感じたから”と引っ越した理由を語っていた。だが、芸人仲間と同居していた家には愛着があり、“実家”として今でも頻繁に帰っていると明かしていた。
そんなイワクラは、伊藤とはルームシェアを通じて“家族愛”を育んでいた。
’21年2月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、「仲良し同居芸人」として登場した2人。
番組の放送前、伊藤はTwitterで《本日!アメトーークに仲良し同居芸人として蛙亭岩倉と家族代表で出演させて頂いてます!》とイワクラとの2ショットを添えて告知。すると妹で女優の伊藤沙莉(28)も、《岩倉さんは 大好きな東京のお姉ちゃん》と引用リツイートしていた。
「同居当初はルームメイト同士、互いに距離感があったといいます。女性であるイワクラさんは風呂上がりにあえて下着姿でリビングに現れ、“見慣れさせる”工夫もしていたそうです。一方で、伊藤さんはイワクラさんについて『掃除も料理もしてくれる』と感謝していました。また、彼女が落ち込んで泣いてしまったときは、静かに話に耳を傾けて慰めてあげたそうです。
4人の中でルームシェアが初めてだったという伊藤さんは、ルームメイトを“家族”と呼んでいました。いつかは同じメンバーで『さらに家賃が高いところに住みたい』と張り切っていたといいます」(前出・芸能関係者)
本当の家族になる日は果たして……。