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松田聖子実母が不仲説を否定 初めて語る二世帯同居開始の今

2018年8月7日 00:00 女性自身

現在、全国ツアー真っ只中の松田聖子(56)。閑静な住宅街に佇む豪邸を、1人の女性が出入りしていた――。聖子の実母・一子さん(86)だ。

 

「ここ1年くらいはほぼ毎日、聖子さんのご自宅へお母さんが通われているようですね。つい先日も、お母さんと前後してリフォーム会社の業者さんが来ていました。それで『聖子さんはお母さんのためにお家をリフォームされるのかしら』って、ご近所では噂になっているんです」(近所に住む主婦)

 

聖子と一子さんとの関係に亀裂が走ったのは4年半前のこと。もともとは冒頭の自宅で娘の沙也加(31)と聖子、そして一子さんの3世代が同居していたが、“ある事件”が原因でそれぞれが離れて暮らすことに――。

 

「聖子さんと一子さんの不仲の原因は、聖子さんのマネージャーで愛人とも報じられたことのあるA氏の存在です。現在の夫との再婚を機にA氏との関係を清算するよう、一子さんは聖子さんを何度も説得したのですが、聖子さんは聞く耳を持たなかったのだとか。それどころか聖子さんは一子さんが役員を務めている事務所『ファンティック』を14年2月に飛び出し、A氏と新事務所を立ち上げたのです。それ以来、聖子さんと沙也加さんは断絶状態が続いており、一子さんも聖子さんの自宅を出て行ったといいます」(音楽関係者)

 

そして自宅から少し離れたところに、聖子が数年前に新築した一軒家で、一子さんは1人暮らしを始めたのだった。だが、そんな修復困難にも思えた関係に少しずつ変化が――。

 

「実は今年の3月、一子さんは事務所『ファンティック』の取締役を退任しました。86歳という年齢を考えて“生前整理”を始めたのだと聞いています。残りの人生を見つめ直しているお母さんを見て、聖子さんの気持ちもだんだん変わってきたのでしょう。いまは『私がお母さんを支えなきゃ!』と、聖子さんは一子さんの“終活”をサポートしているそうです」(別の音楽関係者)

 

高齢の母と過ごす時間を増やすなかで、聖子は“新たな決意”をしたという。

 

「聖子さんはもう一度お母さんを自宅に招き入れようと、二世帯同居の準備を進めているそうです。今回のリフォームも、準備の一環でしょう」(前出・音楽関係者)

 

4年半の“断絶”を乗り越え、2人は本当に和解したのだろうか。8月初旬の朝9時過ぎ、聖子の自宅近くで一子さんを直撃した。

 

――聖子さんと間もなく二世帯同居を始めると聞きましたが?

 

「娘とは一緒に住んでいますよ!」

 

関係が良好になっているとは聞いていたが、なんとすでに同居生活を始めていたようだ。

 

――親子関係が悪化して数年前から別居されていたと聞いています。いまはもう仲直りを?

 

「あはは、娘とはもともと仲悪くないですよ!」

 

長年の不仲説が嘘のように、笑い飛ばしてみせた一子さん。

 

最後に、一子さんの“終活”についても聞いてみた。

 

――3月に「ファンティック」の取締役を退任されましたよね。

 

「ええ、私ももう86歳なのでね。そんな私を娘(聖子)はいつも心配して『そばにいないと何があるか分からないから、1人でいたらダメ!』って言ってくれて。だから全然、大丈夫なんですよ」

 

娘の気遣いが嬉しくて仕方ないのだろう。一子さんは聖子そっくりの目を細めながら、優しく微笑んでいた――。

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cat_oa-jisin_issue_77dc9a0e25de oa-jisin_0_gewg8k06afib_明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」 gewg8k06afib gewg8k06afib 明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」 oa-jisin

明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」

2022年5月21日 11:00 女性自身

「今の人口減少や少子化は、日本にとって深刻な問題です。ずっと国に対して『ええ加減ちゃんとせなアカンで』という思いですから、明石市長としても真剣に取り組んできました。マスクさんのようにお金を持っていらっしゃる方は、言い換えると“未来を見る能力の高い人”。そんな方が危機感を表明しているタイミングで、国民規模で議論の提起をしたかったんです」

 

こう語ったのは、明石市の泉房穂市長(58)だ。

 

さかのぼること5月7日、電気自動車企業「テスラ」のCEOであるイーロン・マスク氏(50)が《当たり前のことだけど、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは、世界にとって大きな損失になる》とTwitterに投稿。すると泉市長はツイートに反応し、こう綴った。

 

《“世界の損失”うんぬんの前に、私たち自身の問題として、日本が消滅しないよう、日本の“政治の転換”を図りたい》

 

子育てをサポートするために、こども医療費の無料化や第二子以降の保育料の完全無料化など、所得制限や自己負担なしの“5つの無料化”を行なっている明石市。泉市長は全国的にも類を見ない手腕で“こどもを核としたまちづくり”を進めているため、今回のツイートも大きな話題となった。

 

そこで本誌は泉市長に取材をすることに。すると、冒頭のようにツイートの真意を明かした。さらに「国全体で、こども支援を本気でしなきゃダメなんです」と強く訴え、こう続ける。

 

「マスクさんは『世界の損になる』といいますが、日本国民にとっては“自分たちの問題”ですからね。損得関係なく、未来に関わること。命に関わる問題とも言えますね」

 

‘03年に国会議員となり、’11年4月の市長選で初当選となった泉市長。こども支援に一気に舵を切った結果、明石市の人口は9年連続で増加し、合計特殊出生率も’18年には1.70を記録。さらに8年で税収が32億円も増え、’10年度の市の貯金は70億円だったものの、’20年には112億円に。うち2億円は、コロナ禍にも関わらず上乗せとなった分だという。

 

明石市の生活満足度は関西で1位に輝き、全国戻りたい街ランキングでも1位に。さらに調査の結果、9割もの市民が「住みやすい」と感じているとも判明している。

 





 

■積極的な子育て支援に2つの理由

 

現在、12年目の泉市長。なぜ、こども支援にフォーカスしてきたのだろうか。そう尋ねると、泉市長は「理由は2つある」と明かす。

 

「一つ目は、“子供はすべからく支援対象であるから”です。子供が1人で社会を生き抜くことはできません。どうしたって支援が必要なんです。

 

それに親が子育てをしっかりやるとは限りません。何らかの理由で途中から、子供を大事に思うことができなくなる人だっています。なので、子供の貧困や虐待死があるわけです。人間は悲しい生き物ですからね。『子供を社会のみんなで支えていく』というのが私の大きなテーマです」

 

そして、二つ目の理由は「子供は日本の未来だから」と話す。

 

「子供の数が増え、無事に育っていくというのは日本の未来にも繋がります。いま現役の人だって、必ず世代交代しますからね。老いた時に支えてくれるのは、今の子供たちですよ。それなのに日本は子供に冷たい。私は大学時代、教育哲学を専攻していました。『子供に冷たい社会に未来はない』と論文に書きましたが、悲しいことに、その冷たさは加速しているように感じます」

 

日本全体の問題を解決するための道のりは長い。しかし、「市長ならひとまず、明石の街を変えることはできる」という。

 

「市民の皆さんから預かった税金で施策を行うことで、街のみんなで子供を支援する。すると子供だけでなくて、街のみんなもハッピーになるんです。

 

俗っぽい言い方になりますが、地域経済も回りますからね。今の子育て世帯は大体が共働きです。家を買えばローンを組むことになり、自ずと住み着いてくれます。すると、夫婦の両方で市民税が増えます。

 

人気が高まると地価も上がる。建設業界の利益も上がって、法人市民税も上がる。『子供施策をやったら何かと得でっせ。国も自治体もちゃんとしなさいよ』と思います」

 

泉市長は「明石市では子育てにかかる経済的な負担を軽減したことで、人口増加と出生率の上昇に繋がっています」といい、「国の少子高齢化対策は本気じゃない」と主張する。

 

「子育てをしている層がどんどん貧しくなっているんですよ。収入が増えていないのに、負担ばかり増えているから。以前に比べると、子供に使える家庭内のお金が減っているということです。それでも、本気で変えようという意思が国から伝わってこないんですね。『そんなんで国民が子供なんて産めるかいな』って思いますよ」

 





 

■“子供は親の持ち物”という考えが日本に及ぼす悪影響

 

こども家庭庁は’23年4月に創設される見通し。子供をめぐる問題に対して、縦割り行政に阻まれることなく、一体的に取り組む組織とされている。虐待やいじめの対策、ヤングケアラー支援などを例に挙げているが、具体的な政策の内容や安定した財源を確保する手段は明らかになっていない。

 

そんななか、こども家庭庁という名前も物議を醸している。もともとは“こども庁”という呼び方だったものの、岸田政権になってから自民党内の議論で「子どもの基盤は家庭」との声が相次いだため“家庭”の2文字を付け加えることになったのだ。

 

野田聖子子ども政策担当大臣(61)は’21年12月の会見で、「そもそも名称は仮置きだった」と述べた。しかし「“子供のことは家庭で”という考えが広がるのでは。大変懸念しています」と泉市長は苦言を呈す。

 

「日本は世界でも類を見ない価値観の国で、“子供は親の持ち物”という考えが非常に強い。親に責任があり、権限もある。言ってしまうと、“生かすも殺すも親の自由”なんです。その責任感が、結果的に親を苦しめる一つの原因にもなっています。しかも、“子供は親の持ち物”という考えがあるから、国は子供にお金を使おうとしない。大問題です」

 

5月10日、岸田文雄首相(64)は政府の教育未来創造会議で「現在、世帯年収約380万円以下の学生を対象に実施されている授業料の減免、給付型奨学金支給といった制度を拡充する」と提言。続けて、「約380万円を超える中間所得層についても、子が3人以上の世帯と理工系や農学系の学生に対して支援する」と述べた。

 

泉市長は「条件をやたらつけて、『大変貧しい人にしか手を貸しません。他は親がやってくださいよ』と。『それほどしたくないわけ?』って思いますよ。国民のことを考えていたら、これほど冷たい政治はしないと思います」といい、呆れ顔を見せる。

 

「政府の施策の大半は『子供を産むな』というマイナスのメッセージに繋がっています。『産んだら自分で責任取れよ』という国で、産めるわけがありません。逆に『産んでくれてありがとう。みんなで応援するよ』と言うことが大事。メッセージ性のマイナスからプラスへの転換も課題です」

 

さらに泉市長は、OECD(ヨーロッパ諸国を中心に日本やアメリカなど38ヵ国の先進国が加盟する国際的な経済協力開発機構)を例に挙げる。

 

「OECD諸国の中で、日本は公共事業費が平均の倍。にも関わらず、子供予算は平均の半分です。私が大学生だった40年以上前から、ずっとそうなんです。公共事業で経済を回してきたけれど、もはや経済成長はしていない。なぜかというと、そういう時代ではないから。それなのに、ずっと同じままなんです。

 

他の国と同じように公共事業を半分に抑えることがまず必要。それにプラスして、子供予算を2倍どころか3倍にしないとダメです。それほど日本は少子高齢化の面で、危機的な状況にあります」

 





 

■「やるならちゃんとやりましょうよ」

 

実は当初、こども庁に対して賛成の立場をとっていた泉市長。「先頭を切って応援団をやっていましたよ」という。

 

「でも、途中から『えー!』ってなってきてね。今は子ども基本法案も子ども・子育て法案も両方反対。むしろ、“しない方がいい”とすら思っています。

 

まず文科省含めて、組織改変をしないと意味がありません。しかもこども家庭庁は方針も不明確で、財源も不十分。ちゃんとお金を使ってやりましょう。そうでないと人は動きませんから。

 

先々のことを思うと『このタイミング逃すともったいないよ』と言いたい。単に“家庭”って文字を入れても、何も変わりませんよ」

 

泉市長が就任する前、明石市の子供に関連する予算は約100億円だった。ところが、泉市長は倍の200億円以上を注ぎ込むことに。こども部門の職員数も39人から135人に増やした。泉市長はこう明かす。

 

「子供を守るためにはお金が必要です。こども家庭庁は“金は増やさん人も増やさん”ですから、うまく機能するわけないんですよ。これでは国民も冷めてしまいますよね」

 

本誌の取材直前、日本記者クラブでこども家庭庁に関する講演を行ない、「縦割り行政が残ったままなら、むしろつくらない方がいい」と強く非難していた泉市長。「さっきも言ってきたんですけど、やるならちゃんとやりましょうよ。もったいないから」と訴える。

 

「未就学児には4つの種類があります。保育所や幼稚園、こども園に行っているか。もしくは在宅しているか。そしてこれらの管轄は、みんなバラバラなんです。保育所と在宅は厚労省が担当で、幼稚園は文科省。こども園は内閣府と。3省庁に分かれたまま、ずっと解決されて来なかったんです。そして、こども家庭庁に文科省はほとんど関わっていません。

 

省庁の縦割りによって現場も混乱しているのに、利権という“しがらみ”もあります。保育園は保育協会、幼稚園は幼稚園協会。それに属する国会議員もいる。既得権益が蔓延して、改善しようにもどうしたって動かないわけです。『いつまで、そんなことやってまんねん』っていうのが本音です」

 

【第二章】泉房穂市長 出生率アップのキーワード語る「二つの不安を取り除くこと」 へ続く

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泉市長 コロナ禍でも冴える手腕、地元のコープで感謝されたことも

2022年5月21日 11:00 女性自身

【第三章】泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」 から続く

 

批判に向き合い、「全国的にもっと子供支援に取り組んでほしい」と訴えた明石市の泉房穂市長(58)。他の自治体も真似するようになったその手腕は、コロナ禍でも注目を集めた。

 

’20年1月に新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから約2年半。泉市長は、改めてコロナ対策を振り返った(インタビューは全4回中の4回目)。

 

「コロナ禍になったので、市民は神戸や大阪でお金を落とす機会が減りました。もともと人口が増えて街が活性化されていたのもあり、もっと地元でお金に落としてもらおうと考えました。

 

そこで明石は17億円を使って、市民全員に商店街で使える5,000円の商品券を配ったんです。『明石市サポート利用券』というもので、これは市民生活の負担軽減だけでなく事業者支援の意味もあります。さらに商品券のおかげで、お店が新規顧客を掴むことにも成功。今は商品券がなくても、商店街を利用する人が増えたと聞いています。

 

コロナ禍にも関わらず、明石駅前にあるショッピングモール「アスピア」は過去最高の売り上げになりました。

 

市の貯金も2億円増えました。もちろん『ああすれば上手くいくだろう』と考えながら政治を行なっていますが、それでも思わず『何で貯金が増えてるんや!』と驚きましたよ(笑)」

 

明石市はコロナ禍で、17もの独自支援策を行なっている。そのうち7つが未成年の子供を対象にしたもの。児童扶養手当を5万円上乗せして支給したり、返済不要の奨学金を給付したりといったサポートを行なっている。

 

市に住む親子からの反響は大きいといい、泉市長はこんなエピソードを話してくれた。

 

「地元のコープで買い物をしていたら、お母さん方が来てくれて『市長さん会えてよかった! 本当に暮らしやすいと、お伝えしたかったんです』とおっしゃってくれました。別の日に駅前を歩いていた時も『一言お礼が言いたかったんです!』と言って、お母さんが隣にいた小さいお子さんに『お礼言いなさい!』なんて頭を下げさせたりね。

 

ちょっと、ビックリでしたが(笑)。みなさんに、明石市の本気度が伝わっているのかなと嬉しく思いましたよ」

 





 

■「私も含めて、関わる人みんなが本気だからできる」

 

泉市長はたびたび「本気」という言葉使う。「悪いけど、他の政治家のみなさんは本気のフリにしか見えません」といい、こう続ける。

 

「例えば5つの無料化のうちの一つは、おむつの無料宅配です。子育て家庭の孤立化を防止するために、研修を積んだ、子育て経験のある方々に毎月お願いしています。

 

私が子育てをしていたとき、子供の夜泣きに妻が悩んでいました。そこで週に1回、妻の代わりに、私が一晩中、子供につきっきりになる日を作りました。でも、たった1日だけの当番なのに大変しんどかった。これを連日すると、誰でも参ってしまいます。ひとり親の方なら尚更でしょう。

 

ですから、おむつを届けた方に子育て家庭の相談に乗っていただくようお願いしています。オムツを渡すだけではダメで、きちんと支援につながることが大事。『チェーンロックを外してもらって、家に入って、お子さんの調子などをちゃんと聞いてください。それから、おむつを渡してください』と伝えています。これができるのは私も含めて、関わる人みんなが本気だからです」

 





 

■みんなに優しい街・明石の「光と影の問題」

 

泉市長はこどもだけでなく、「みんなに優しい街・明石」を目指している。例えば’11年4月、犯罪被害者等の支援に関する条例を施行。’16年4月には障害者支援の一環で、点字メニュー作成や手すり設置などを行った飲食店への費用助成を開始。さらに’20年4月にはLGBTQ+をサポートするべく専門職員を全国で初めて採用している。

 

そんな泉市長に、今後の目標について尋ねると「明石が住みやすいと答えた市民は全体の91.2%。これを100にしたい」と話した。

 

「正直、『8.8%はまだあかんのか?』とも思いますよ(笑)。でも出生率や税収ということより、“住みやすい”というのが何よりものキーワードだと思います。子ども支援に力を入れている分、子育てしていない方々は“住みやすさ”を実感する機会が少ないのかもしれません。その不満をきちんと解決するにはどうすればいいのか。このことを考え続けます」

 

自信に満ちた表情で、自身の政治と明石の未来を語ってきた泉市長。いっぽう、「光と影の問題もある」と明かす。

 

「子供が増えたため、教室が足りなくなりました。学校を急ピッチでもう一つ作る必要があります。あとこの5、6年で保育所の数が2.5倍になり、待機児童対策1位とも評価していただいているのですが、待機児童の数もワースト1位なんですね。

 

家が増えた影響で、渋滞も増えています。物には限度がありますから、たくさん増えた分、都市基盤整備を含めた部分に問題が出てきました。

 

それから、明石市の人口や出生率が上がったのは地価や物価が安いというのもあるでしょう。今の勢いが永遠に続くわけではないとは思っています。ただ軌道に乗っている今だからこそ、他の自治体にもいい影響を与えやすいので、明石市から始まったこども支援の波をもっと繋げていきたいんです」

 





 

■明石から始めて、全国に広げる。みんなが幸せになればいい

 

泉市長は「実は市長ってね、すごいんですよ。いや、私がすごいということではなくてね(笑)」と語る。

 

「市長は市の方針を決めるのとお金のこと、この二つに関連する権限が非常に強いんです。『それにお金を使うのは無駄やから止めにしましょう』といえば、一発です。まぁ、やり方によっては、関係者から怒られるのですが(笑)。でも怒られる覚悟でやれば、なんぼでもできるんですよ。言い換えると、既得権益に気を遣ったりしていると何もできません。

 

人事に関しても、市長に権限があります。ですから、私はこども支援の予算を2倍にして担当職員を3倍に増やしました。ただ、これが国レベルの話になると簡単ではないんでしょうね。例えば『厚労省の職員数を3倍にしましょう』なんて、なかなかできません」

 

泉市長は「言ってしまえば、市長は大統領と同じなんですね」といい、こう結ぶ。

 

「市長になることにしたのは、自分の持っているエネルギーや能力、そして人生の残り時間を考えたからです。市長ならば一部とはいえ、日本を変えられるという自信がありました。寿命が200年あるのなら、別の選択肢もあったのかもしれません。

 

今もなお、人生のタイムリミットを考えながら市長をやっている状況です。ですから、明石から日本に変化の波を起こしたい。他の市町村や県、国レベルでこども支援に真剣に取り組んでもらいたい。明石から始めて、全国に広げて。そして、日本に住む全ての人が幸せになればいいなと本気で思っているんです」

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上島竜兵さん『家政婦のミタゾノ』へのサプライズ出演に感動相次ぐ

2022年5月21日 11:00 女性自身

5月20日に放送されたドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)に、上島竜兵さん(享年61)が登場した。その在りし日の姿が、ネットで反響を呼んでいる。

 

上島さんが亡くなったのは、今月11日のこと。早すぎる死を悼む声がいまだに止まないなか、20日の『ミタゾノ』には生前の上島さんの姿があった。

 

劇中で上島さんが演じたのは、「両親がいない」という理由で結婚を断られることを懸念した男性の用意した“レンタルお父さん”。TOKIOの松岡昌宏(45)演じる、主人公の家政婦・三田園薫に「お早いお戻りでしたね」と声をかけられると、持ち芸の“くるりんぱ”を披露するという一幕もあった。

 

そして、ドラマの最後には「本作にご出演頂いた上島竜兵さんが 5月11日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますと共に 心よりご冥福をお祈りいたします」と上島さんへの追悼コメントも流れた。

 

上島さんの“サプライズ出演”は、瞬く間にネットで大きな話題に。Twitterでは「上島竜兵」がトレンド入りし、さらにこんな声が上がっている。

 

《ふいに登場した上島さんに感情を持っていかれてしまった。演技をしてるんだけど「くるりんぱ」もしてくれて…最後のテロップでしんみりしてしまった》
《元気な上島さんが見れてちょっと嬉しいのともう見れない寂しさで感情がぐちゃぐちゃになってる》
《家政夫のミタゾノで上島さん見れて、笑いもあって良かった》

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泉房穂市長 出生率アップのキーワード語る「二つの不安を取り除くこと」

2022年5月21日 11:00 女性自身

【第一章】明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」 から続く

 

電気自動車企業「テスラ」のCEOであるイーロン・マスク氏(50)の《出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう》というツイートに《“世界の損失”うんぬんの前に、私たち自身の問題として、日本が消滅しないよう、日本の“政治の転換”を図りたい》と反応した明石市の泉房穂市長(58)。

 

泉市長は前章で「国は少子高齢化対策に本気を出していない」といい、政府が進めるこども家庭庁について「ちゃんとするべき」と苦言を呈している。そこで本誌はこども家庭庁の問題点について、深く聞くことに。すると「改善点は5点セット」と泉市長は答える(インタビューは全4回中の2回目)。

 

「1つ目は『子供は社会で見る』と発想の転換をすべきということで、2つ目はその考えに基づく組織の再編が必要だということ。3つ目と4つ目はカネとヒトを動かすことのできるような仕組みづくりを徹底するべきということで、最後の5つ目は『国民の期待が高まるような機運に持っていけるんですか?』ということ。今回のこども家庭庁は2つ目ですが、発想の転換もないまま、ちょっとだけ取り組んでいる程度です」

 

泉市長が国会議員だった当時から、こども家庭庁の話はあったという。

 

「その時はこども家庭省という名称でしたが、『子供も家庭も支援しましょう』という考えが案を通して含まれていました。家庭は支援すべきものだから、子供を応援するなら家族もセットで応援しましょうと。

 

でも今回のは、予算も人も用意していない形だけ。これでは『子供の面倒は家庭がやるべき庁』なわけです。応援対象だった『家庭』が、責任を押し付けられるための『家庭』に意味が変わったんです」

 





 

■出産前の面談や、母子検診にも一工夫する理由

 

泉市長は不必要な責任感を親に与えることが、出生率の低下に繋がると考えている。そのため「2つの不安を取り除く必要がある」という。

 

「1つ目はお金の不安で、もう一つは“もしもの不安”です。つまり『子供は欲しいけどお金がないから、やっていけないだろうなぁ』と『病気やリストラで働けなくなったらどうしよう』などの不安です。明石市は5つの無料化を筆頭に、この2つに向き合っています。

 

他にも養育費が支払われず困っている家庭に、市が金銭的に支援しています。また親御さんが病気になった時のために、明石の駅前で預かり保育もしています。ここまでするのは『明石市は市民の親戚です』というイメージを私が持っているからです」

 

泉市長は「誰1人見放したくないと、真面目に思っているんですよ」といい、こう続ける。

 

「例えば明石市では、“無戸籍の子供ゼロ”を目指しています。そこで出産前の面談に参加してくれたら、帰りに5,000円のタクシー券を渡しています。もし『5,000円いらないから母子手帳も必要ない』という人は、逆に心配ですよね。この対策をとったことで全ての赤ちゃんをいち早く把握し、その結果、お子さん9人の戸籍取得にも繋がりました」

 

また、母子検診にも一工夫しているようだ。

 

「明石市は母子検診の際、生まれた子供、一人一人の顔を全て確認しています。顔を見せてくれないならば、児童扶養手当を止めることにしていて。これは『実は子供が死んでいました』というケースをなくすためです。厚労省に掛け合って実現しました。

 

他にも保健指導を担当する保健師の数も、国の基準は1名のところを4名にしました。検診に来ない家には保健師が行き、スーパーの前で見張って待っていることもあります。というか、私が行くこともあります(笑)。そこまでしてでも、寄り添いたいんです」

 





 

■“明石の子はみんな自分の子”というイメージ

 

コロナ禍で収入が激減し、大学や専門学校への学費を払うことができなくなった学生たちの代わりに、明石市は学費の前期分を大学側に直接支払うことにした。総額約6,100万円の学費支援は大きな話題を呼んだ。

 

泉市長は「大学に電話して、『滞納しとるけど明石市が払うから。やめさせんといてな!』と伝えたんです(笑)」と話す。

 

「施策が決定するまで、まだ18歳は未成年という扱いでした。法律上は親の同意が必要でしたが、明石市は“同意なしでOK”にしました。例えば親が子供に『働け』と思っていても、本人には『勉強したい』という意思があるかもしれない。子供の気持ちをまず一番に考えました」

 

「子供のことは社会で」という泉市長の方針は、言い換えると「政治が積極的に、家庭に介入している」ということだ。長らく小さな政府を目標としてきた自民党政権とは、対極の位置にある。

 

「本気で“明石の子はみんな自分の子”というイメージなんです。どこかで子供が泣いていたら、自分の子供が泣いてるような気持ちになるんです。どんな子供の涙も見たくないんで……。自分で言いながら、『結構クサいな』とは思いますがね(笑)」

 

【第三章】泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」 へ続く

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泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」

2022年5月21日 11:00 女性自身

【第二章】泉房穂市長 出生率アップのキーワード語る「二つの不安を取り除くこと」 から続く

 

明石市の子供支援について、力強く語ってきた泉房穂市長(58)。そんな泉市長だが、“暴言パワハラ”で議員を辞職したことがある。

 

’17年6月、明石駅付近にある国道2号線の拡幅工事に立ち退きが必要だったものの、計画通りに進行することができなかった。そこで、泉市長は「火付けて捕まってこい。燃やしてまえ。損害賠償を個人で負え」などの暴言を担当職員に吐いていたのだ。

 

一年半後となる’19年1月に問題が発覚し、泉市長は会見で「怒りに任せた発言でパワハラだった」と認めて謝罪。そして、辞表を提出した。ところが、子育て中の母親たちが中心となり市長選に立候補するよう求める約5,000人の署名を泉市長に手渡した。そこで立候補の決意を固めた結果、再び市長の座に返り咲いたのだ。泉市長は、こう話す(インタビューは全4回中の3回目)。

 

「再選挙のとき、有権者の7割から票を得ることができました。しかも、子育て層である30代では9割が支持してくれたんです。暴言の直後ですから、他の地域からすると『どういうこと?』と思われたでしょうね。暴言については今でも反省しています。そのいっぽうで、施策の効果にリアリティがあったから本気度を信じてもらったのかなと思いました」

 

泉市長は、「政治にはリアリティが大切」と語る。

 

「市長としての11年間を振りかえると、最初の5年間は『変わり者が何いうてるねん』と市民は総スカン。他の自治体の人からもボコボコに叩かれましたよ。実は就任3年目から人口も税収も増えていましたが、それだけでは市民がリアリティを体感し辛かった。

 

でも次第に商店街が潤い出したり市民の負担が軽減されたり、駅前に図書館ができたり。5年目で、駅前に開発ビルもできました。目に見える形で、リアリティが生まれ出したんです。すると、市民からの支持率がぐんと上がりました。

 

当初、商売をしている人からは『子供のことより商店街振興を』と厳しく言われました。でも、子供が増えたおかげで街が活気付いて、彼らも儲かり始めた。今は『子供のためにもっとやれ』なんてね(笑)。公共事業費を削ったので建設業界も怒っていたのに、『マンションで儲かりました』と。キッカケはお金でも、子供も大人もみんなハッピーならそれでいいのではと思います」

 





 

■泉市長が批判に答える「半分正解で半分誤解」

 

変わり者と批判されながらも、「子供は社会のもの」という哲学で突き進んできた泉市長。「厳しい声に心が折れることは?」と問うと、こう答えた。

 

「子供の頃から批判ばっかりされ続ける人生で、昔からずっと少数派。自慢じゃないですけど、メンタルは半端ないんですよ(笑)。世間では“鋼メンタル”というみたいですが、私は自分のことを“スポンジメンタル”やと思っています。批判されると『なるほど、そう言う切り口か!』と吸収するんでね。

 

そもそも、批判って悪いことではないんですよ。何をしても批判する方というのももちろんいます。ただ批判には、その人の立場が関係していることや誤解しているケースが多い。『そういう批判があるなら前もって説明する必要があるな』と気づくこともありますし、批判そのものはむしろ栄養分ですね」

 

実際、ネットでは泉市長の少子化対策を批判する声が上がっている。例えば、こういったものだ。

 

《明石市は子育て世代が転入してきているだけでは?周辺の自治体が出生率低下してたら意味ない》
《単に子育てしやすいところに周辺から人が集まってるだけで国を挙げて真似しても国全体の総量としては変わらないっていう可能性もあるんじゃないの》
《他県からの流入が多い以上、明石生まれの女性に限定して出生率を調べなければ、少子化対策として成功しているとは言えないのでは?》

 

これらの声に対して、泉市長は「半分当たって、半分誤解があるかなと思います」といい、さらにこう回答する。

 

「日本の少子化は2つの点で、しんどいんです。1つ目は完全に少子化が始まっているということ。そしてもう一つは、出生率を上げても人の数自体が減っているということです。

 

国は特殊合計出生率2.08を目標にしており、明石市は’18年度で1.70です。’11年の1.50から0.2上げることはできましたが……。つまり相当なレベルで、市だけでなく県や国も参加して総合的に施策をしないと2.08は難しいと思われます。明石市だけが頑張っても、どうにもなりません。日本全体の出生率を上げるなら尚更です。

 

ただ大事なのは、“いかにソフトランディングするか”です。人口が減るにしても、減り方の程度を変えることはできます。そこで、明石市がひとまずの可能性を示すことはできると思います」

 

そして、こう続ける。

 

「『他の自治体から明石市に流入している』という指摘は当たっています。実際に『今の町で産めなくても、明石なら産める』と思った方が移住しているんですから。ただ大事なのは、移住してきた人たちが明石に定住しているということ。そして5つの無料化の影響で、明石で2人目以降のお子さんを産んで育てているということです。

 

『他の地域から人を取っている』という言い方も理解できます。ただ、『他の自治体が子供のことを大切にする施策をしていないから流れている』とも言えるのではないでしょうか。実は明石市の隣にある播磨町は、明石の施策を取り入れているんです。そして兵庫県にある41の市町村で、出生率が増えているのは明石市と播磨町だけ。近隣の町でも効果が出ているんです。

 

明石市の取り組みを国全体でやれば、産むのを躊躇していた層が『産もう』と傾くはず。そうすることで、日本全体で出生率の底上げができると考えています」

 





 

■「明石だけハッピーならいい」とは考えていない

 

明石市の施策を取り入れているのは播磨町だけではない。全国の市町村にも波及し始めていると泉市長は話す。

 

「昨年あたりから約10の自治体が明石のマネを始めたんです。誰でもできる、普遍性のある政治だと気づいたのでしょう。まぁ、『みんなできるやん。早よやっとけよ』とも思いましたけどね(笑)。

 

今年3月、大変驚いたことがありました。関西エリアの『住みたい町ランキング』で3年連続1位に輝いている西宮市の市長選挙で、所属政党もバラバラの候補者3人が明石市の施策同様に『18歳まで所得制限なしの医療費無償化』を公約に掲げたんです。

 

数字が語り始めたから、他の自治体にもリアリティを持って受け止められたのでしょう。『波がきたな!』と12年目にして思いましたね」

 

そして、泉市長は「『明石だけハッピーならいい』なんて考えていないんですよ。明石市の子供支援を全国の自治体も、県も国も取り入れてほしい。そして日本全体がいい方向に向かってほしいと、真剣にそう考えています」と語る。

 

「明石市の施策で日本全国、全ての問題が一瞬で解決するとは思っていません。でも、明石市はこれまで成功事例を示してきました。ですから、施策を取り入れる価値はあるのではないでしょうか。

 

また明石市は早い段階で第二子以降の保育料の無料化を行いました。すると、国も幼児教育・保育の無償化を’19年10月から始めました。明石市はその分、財源負担が軽減され、そのお金で’20年4月から中学校給食の無償化を実現することができました。今後、国や県がこども医療費の無償化に舵を切れば、明石市は小学生の学費無料化もできるのではと考えています。

 

つまり国が制度化して財源が国や県に置き換わると、明石市はさらに進んだ市民サービスを提供することが可能になるということ。明石市が、もっと住みやすくなるんです」

 

【第四章】泉市長 コロナ禍でも冴える手腕、地元のコープで感謝されたことも へ続く

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【BTS独占告白】デビュー時に本誌で語っていた不安と希望

2022年5月21日 06:00 女性自身

「デビューしたばかりの未熟者ですが、一生懸命頑張ります!」と深々と頭を下げたのは、当時19歳のラップモンスター(現在のRM)。’13年6月に韓国デビューしたBTSは、同年10月、プロモーションのために初来日。『女性自身』編集部にも訪れていた。

 

9周年を間近に控えた今回は、まだ「防弾少年団」のグループ名で活動していた7人の初々しいインタビューをお届け!

 

ーー韓国では寮で共同生活をしているそうですが、それぞれの役割を教えてください。

 

ジェイホープ(19・ラップ、ダンス)希望担当:シュガさんは“お父さん”で、ラップモンスターさんは何でも壊してしまう破壊能力を持っています(笑)。僕自身は、メンバーからお母さんみたいだと言われるけれど、実際はどうなのかな?

 

ラップモンスター(19・ラップ、リーダー)破壊担当:ジェイホープは、説教や文句が多いんです(笑)。よくみんなの間違いを指摘するし、僕が散らかしていると、いつも片付けるよう言ってくれます。

 

シュガ(20・ラップ)お父さん、作曲担当:僕がお父さんと言われる理由は、ラップモンスターが壊したものを修理したり、電球を替えたりしているからかなあ(笑)。陰ながらメンバーを支えています。

 

ジョングク(16・ボーカル)掃除・ビジュアル担当:末っ子らしく、言われたことやこまごました用事を全て担当しています。

 

ジミン(17・ボーカル、ダンス)魅力担当:僕は、寒~い担当です! グループの雰囲気が悪いとき、僕が寒い言葉を冗談っぽく投げかけると、しらけつつも、場の空気が和らいでいい感じになるんですよ。

 

ブイ(17・ボーカル)イタズラ担当:僕は誰よりもイタズラすることに熱心なので、イタズラ担当です(笑)。

 

ジン(20・ボーカル)食欲、切り盛り担当:僕は、寮の買い出しをほとんどやっていて、生活必需品やメンバーが必要とするものがどこにあるか全て把握しています。

 

ーーデビューまでに大変だったことは?

 

ラップモンスター:いつも不安を抱いていたことです。僕らが海外に進出したとき、いい反応をいただけるのだろうか? という不安がありましたし、こんなふうに日本に来られるかどうかもわからなくて。先のわからない将来に対していつも不安でした。

 

ーー防弾少年団がほかのアイドルグループに負けないところは?

 

ラップモンスター:楽曲づくりやパフォーマンスに関して、メンバー一人ひとりの意見や考えを、きちんと反映させているところです。なので、自分たちの経験や心の内にあるストーリーを、よりリアルに、偽りなく、伝えられているのではないかと思います。

 
※プロフィールはインタビュー当時(2013年10月)のものです。

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伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」

2022年5月21日 06:00 女性自身

「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関し、4月15日に否定的な見解を示したBPO青少年委員会。

 

この見解では「刺激の強い薬品を付着させた下着を、若いお笑い芸人に着替えさせ、股間の刺激で痛がる様子を、他の出演者が笑う番組」や「深い落とし穴に芸人を落とし(ここまではドッキリ番組の定番であるが)、その後最長で6時間そのまま放置するというドッキリ番組」について言及。

 

これらの事例に対し、同委員会は「人間を徒らに弄ぶような画面が不断に彼ら(青少年)の日常に横行して、彼らの深層に忍び込むことで、形成途上の人間観・価値観の根底が侵食され変容する危険性」を憂慮。また「苦しんでいる人を助けずに嘲笑する」シーンは、発達心理学と脳科学の研究に基づき「子どもの中に芽生えた共感性の発達を阻害する可能性があることは否めない」としている。

 

同委員会は見解について、あくまで「番組制作者に対してバラエティ番組の基準やルールを提示することを目的として本見解を出すものではない」という。しかし、バラエティ番組にとっては、今回の声明が一つの転換点となりそうだ。

 

BPOの見解に対し、笑いのエキスパートは何を思うのだろうか? 30年以上にわたってNSC(吉本総合芸能学院)で講師を務め、かつてナインティナインにも指導していたという“伝説の講師”本多正識氏に取材をした。

 

■昔のお笑いは、現在ほど“痛く”なかった

 

「個人的には、今回の見解にあったような“痛みを伴う笑い”は嫌いですね。笑いをとるためにわざわざ痛い目や怖い目をさせる必要はありませんし、他のやり方でいくらでも笑いをとることはできますから。

 

芸人が苦痛を感じている姿を見て、周りが嘲笑するというのはイジメの構図そのものです。子供がそれを見たことで、実際のイジメに繋がってしまう可能性は大いにあるでしょう。

 

そもそも、『人が痛い目に遭うようなことは止めましょう』というのは、家庭や学校で大人がしっかり教えるべきことだとも思います」

 

続けて本多氏は、「苦しむ芸人を笑う風潮が年々ひどくなっている」と苦言を呈す。

 

「かつてザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』(TBS系)やビートたけしさん(75)らの『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)は“子供に見せたくない番組”の常連でした。しかし、当時の“痛みを伴う笑い”は今ほどひどくはなかったように思います。

 

例えばドリフでは、上から落ちてきたタライが頭に当たってズッコケるというお決まりのシーンがありました。一度私も舞台のリハーサルでやってみたのですが、実はあまり痛くないんですよ(笑)。一瞬のことで、苦しみが長時間続くわけでもありません。でも、ビジュアル的にはしっかりと笑いがとれるわけです」

 

いっぽう、BPOが指摘している例は長時間の痛みや苦痛が想像できる。

 

「『全員集合』も『ひょうきん族』も、やることがもっと単純で、見ていて“滑稽”なんです。現在テレビで放映されているような、苦しい状況を助けることなく放置し、さらに嘲笑するのは“教育に良くない”という次元を超えた悪質さを感じます」

 





 

■テレビ局と制作側の連携がうまくいかず、あわや大惨事

 

さらに本多氏は近年気になった、バラエティでの“悪質な笑い”のケースを3つ挙げた。まず1つ目は’18年6月に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)での、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル(37)を“突然車で連れ去る”という企画だ。

 

東京のJR恵比寿駅西側にあるロータリー付近でロケが行われたが、目撃した人たちが「男性が連れ去られた」と相次いで110番通報したことで、警視庁渋谷署が番組担当者を厳重注意したという騒動にまで発展している。本多氏は、こう述べる。

 

「ナダル君は番組のドッキリだと知らなかったと聞いています。たとえ知っていたとしても突然繁華街で嫌がる人を拉致するなんて、通報が相次ぐのも当然です。

 

TBS側は謝罪していますが、あの時、ナダル君はどれほど恐怖心を抱いたでしょうか。これがキッカケで彼が心身の不調を来していたら、番組側はどう責任を取るつもりだったのかを問いたいです。企画を立案したスタッフや、それを許した編成サイドも一般常識についての感覚や思慮が相当欠如しているとしか思えません」

 

2つ目は’13年7月に行われた、『SHINPUU3 奇跡の確率』(関西テレビ)の収録現場での出来事だ。それは素人男女10名の中からくじ引きで選ばれた人が、目隠しをしたGAG少年楽団(現・GAG)とコマンダンテの芸人5名に平手打ちをし、芸人たちが“叩いたのは誰か”を推理するというものだった。

 

番組側は参加者に「強く叩かないように」と指導していたという。しかしGAG少年楽団の福井俊太郎(41)は首のねん挫、そして坂本純一(38)は左耳の鼓膜が損傷する事態に。コマンダンテの安田邦祐(38)も軽い脳しんとうとなり、それぞれが全治1〜2週間のケガを負うこととなった。当時、本多氏は怒りのあまり関西テレビの編成に連絡を入れたという。

 

「手加減のわからない素人に本気で芸人を殴らせるなんて、“やってはいけないこと”のレベルがわかっていないにも程があります。電話で『素人にビンタさせる企画を知っていたのか?』と編成に問いただしました。返事次第では訴訟を起こすことも想定していました。

 

すると調査の結果、編成が知らされていた企画と制作サイドが実際に行った企画が全く違っていたとわかったんです。編成も番組を見て驚いていました。このように、制作現場とテレビ局の編成との連携がうまく機能してない事例もありました。あわや大惨事なのに……。本当に怖いなと思いました」

 





 

■「怖くてやりたくないことは、仕事でもせんでええからな」

 

また本多氏は「かまいたちの2人が、大阪でロケ番組を中心に頑張っていた頃だと思うのですが……」と、3つ目の事例についてこう語った。

 

「ある番組で濱家隆一君(38)が事前に聞かされることなく、突然バンジージャンプをしなくてはならない状況になったそうです。でも、彼は極度の高所恐怖症。3時間、4時間経っても飛ぶことができず、日没で収録が不可能になってしまったといいます。結局、別の芸人が彼の代わりに飛び下りて、その場は何とかなったそうですが。

 

その後2人と会った時に、相方の山内健司君(41)が私にこう言ってきたんです。『先生、濱家に何か言ってやってくださいよ。みんなを何時間も待たせているのに“怖い”いうて、バンジージャンプを最後まで跳ばへんかったんです』と。“説教の一つでもしてくれ”と言わんばかりでした」

 

しかし、本多氏は濱家を責めなかったという。

 

「私は濱家君に言ったんです。『それで良かったやん。跳ぶ必要なんて何もない。怖くてやりたくないことは、たとえ仕事でもせんでええからな』と。てっきり濱家君を叱ってくれると思っていた山内君は、キョトーンとしてましたけどね(笑)。

 

でも、言ったことは間違っていないと思います。自分が怖いと思っていることを、無理にやらされることで精神的なトラウマを負ってしまうこともある。その場合、誰が責任をとるのでしょうか? そもそも濱家君はバンジージャンプよりも、漫才やコントで何倍もの笑いをとることができる芸人です。『舞台を一生懸命頑張りや』と二人には伝えました」

 

その後、濱家に会ったところ「怖い仕事は、あれからずっと断っています」と彼は話していたという。

 

■「面白いからよろしいんやん」という制作側

 

「“笑い”のために必要以上の苦痛を与えていないか、テレビ局や番組制作サイドには細心の注意を払ってほしいんです。特に新人の芸人は、立場上、なかなか断ることができない子もいます。本人が『怖い、イヤだ』と言ったら、それ以上は無理強いしないでほしい。これは局側のコンプライアンスとして徹底してほしいですね」

 

と、本多氏は語った上で……。

 

「実は私は昔からこのようなことを言ってきましたが、『そんなこと言わんでも、面白いからよろしいんやん』というようなテレビ局のスタッフや構成作家が数多くいました。いまでもいるようです。“芸人には何をさせてもいい”という考えが根強いのでしょうがバラエティ番組に携わる人間は、一度自分たちで試してその痛みや苦しみを味わってみてから芸人に依頼すればいいと思っています。

 

ですから芸人には『“痛い、怖い、イヤだ”と思うような仕事の依頼は勇気をもって断りや』と指導しています。自己防衛というと大袈裟かもしれません。ですが、取り返しのつかない事故が起きてからでは遅いんですよ」

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「皇室と沖縄」本土復帰50年で振り返るちゅら交流史写真

2022年5月21日 06:00 女性自身

太平洋戦争で国内唯一の地上戦が行われ、戦後はアメリカ統治下にあった沖縄。5月15日、’72年に本土復帰を果たしてから50年を迎えた。

 

苦しんできた沖縄の人々に心を寄せ、訪問を望まれていた昭和天皇はご訪問直前に体調を崩され、その思いを遂げることはできなかった。昭和天皇のお気持ちを継承されたのが上皇陛下と美智子さまだ。

 

上皇ご夫妻が初めて沖縄を訪問されたのは、本土復帰の3年後。皇太子ご夫妻として沖縄国際海洋博覧会に出席されるためだった。この訪問中、沖縄戦で犠牲になった女子学生をまつるひめゆりの塔へ拝礼された際に、潜んでいた過激派から火炎瓶が投げられるという事件が起きている。上皇ご夫妻はそれでも日程を変更なさらずご公務を完遂された。

 

その後も、上皇ご夫妻はさまざまな形で沖縄に心を寄せられ、ご訪問は11回を数える。ご在位中、最後のご訪問となった’18年には、多くの県民がご夫妻を笑顔で迎え、感謝の気持ちを表した。

 

上皇ご夫妻の沖縄へのお心は、天皇皇后両陛下と愛子さま、秋篠宮ご一家に引き継がれている。

 

そんな、皇室と沖縄の“ちゅら”交流史を写真で振り返る。

 

【’75年】

ひめゆりの塔を訪問された上皇ご夫妻。供花のあと、過激派が火炎瓶を投じ、ご夫妻の前に炎が上がった。

 

【’82年】

上皇ご夫妻は’63年から沖縄の小中学生の「豆記者」を招かれ、ご一家で交流を続けてこられた。この行事は、平成は天皇皇后両陛下と愛子さま、令和になってからは秋篠宮ご一家が担われている。

 

【’97年】

天皇皇后両陛下は’97年にご夫妻そろってご訪問。沖縄戦没者墓苑や平和の礎を巡られ、戦争犠牲者を悼まれた。また、全国農業青年交換大会にご臨席。農業生産団地ではゴーヤやクルクマの花などを興味深くご覧になっていた。

 

【’16年】

両陛下、中学3年生の愛子さまでお招きになった豆記者とご歓談。

 

【’18年】

沖縄ご訪問時には必ず最初に糸満市の国立沖縄戦没者墓苑に供花される。ご拝礼を終え、遺族にお声がけを。ご訪問中、日帰りで与那国島へ。日本最西端の碑をご覧に。

 

【’19年】

皇嗣となられた秋篠宮さまは、紀子さま・悠仁さまと赤坂東邸でご交流を。

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叩きツッコミ 錦鯉はOKでカミナリはNG?伝説の講師語る「痛くても笑える」境界線

2022年5月21日 06:00 女性自身

BPO青少年委員会は4月15日、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関する見解を発表した。この見解では、芸人に苦痛を与える“笑いの取り方”に警告をしている。

 

同委員会はあくまでも「番組制作者に対してバラエティ番組の基準やルールを提示することを目的として本見解を出すものではない」という。しかし、バラエティ番組にとって一つの転換点となりそうだ。

 

そこで本誌は30年以上NSC(吉本総合芸能学院)で講師を務め、かつてナインティナインにも指導していたという“伝説の講師”本多正識氏に取材。痛みを伴う笑いの代表格ともいえる“叩いてツッコミを入れる”という笑いの取り方は今後どうなるのかについて考えを聞いた。

 

すると本多氏は「非常に難しい問題」と切り出し、こう続ける。

 

「例えば錦鯉・長谷川雅紀君(50)の頭を強く叩くツッコミを『面白い』と感じる人もいれば、『強く叩きすぎていて不快だ』という人もいるはず。人によって感じ方はそれぞれですから、線引きが本当に難しいんです。とはいえ『やってはいけない』と禁止すると、笑いが成立しづらくなると思います。

 

ただ、“観ている方がどう感じるか”は一つの基準だと思います。相方がバカなことを言うから叩いて、それで笑いが大きくなるのは確か。とはいえ『痛そう』と思わせた瞬間にお客さんはひいてしまい、笑いは消えてしまいます。それどころか嫌悪感や恐怖感といったものしか伝わらなくなるでしょう」

 

実際、’17年の『M-1グランプリ』で審査員の上沼恵美子(67)がカミナリの叩きツッコミに対して「叩いて笑いが来ない。あのドツキはいるんやろか」「これ(ドツキ)なしで突っ込んでも笑いは来ます」と述べたこともあった。

 





 

■「笑いしか起きないような技術を身につけてほしい」

 

本多氏は「上沼さんはカミナリの漫才を観て『せっかく面白いネタなのに、頭を思いっきり叩くツッコミはお客さんが恐怖感を覚えるのではないか。笑いが消えてしまいかねない』と指摘されたのでしょう。そういう意味では、この当時のカミナリの叩きツッコミは厳しかったのかもしれません」という。そのいっぽう、上方漫才の巨匠であるオール阪神・巨人の漫才を例に挙げた。

 

「巨人さんが阪神さんの頭と肩を前後から思いっきり叩くツッコミがあるんです。すると、劇場中に大きな『バーン!』という音が響き渡ります。これも『痛そう』とひいてしまいそうですが、実際はそういう反応になりません。それどころか爆笑が起きます」

 

それは何故か。実は阪神巨人のこのツッコミには、様々な工夫が凝らされているというのだ。

 

「『バーン!』という大きな音は、巨人さんが阪神さんのスーツの肩パッドを叩いた音なんです。頭を叩くのも、実際には阪神さんの頭をスレスレに擦り上げているだけ。手の動きが速いものの、実際には強く叩いていないと客席からでも何となくわかります。

 

そして、叩かれた直後の阪神さんのリアクションがユーモアたっぷりなんですね。それこそカミナリにでも打たれたみたいに体をピクピク。そして、酔っ払いのようにフラフラ。お客も笑うしかありません。

 

頭を強く叩いていると見せかけて、演出されたものなんです。それで、しっかり爆笑をとっています。これが本当の“芸”だと思います。」

 

そして本多氏は、こう続ける。

 

「錦鯉の長谷川君は頭を強く叩かれているように見えます。でも本人の表情を見ると、目をキョロキョロさせて、ちょっと嬉しそうにしています。おそらくですが、叩かれている姿を笑ってもらえることが“おいしい”と思っているのでしょう。

 

観ている側に嫌な思いをさせず、叩かれた方がニコニコしているのならひとまずセーフかもしれませんね。頭を叩いたツッコミには、笑いしか起きないような技術を身につけてほしいです」

 





 

■笑いのニューウェーブのつもりが、原点回帰に?

 

BPOの見解には「気持ちの良い笑いが脳を活性化させてリラクゼーション効果をもたらし、ストレスを解放して、円滑な人間関係にもつながることは多くの人が実感するところである」とも綴られている。しかし、痛みを伴う笑いに対する受け取り方は人それぞれであるため“快か不快か”は判別することが難しいといえる。では、本多氏の考える“気持ちの良い笑い”とは何だろうか?

 

「人を傷つけない、嘲笑しない。そういう笑いですね。阪神巨人さんの漫才に人を傷つけるような類のものはありませんし、それより前の夢路いとし・喜味こいし先生や中田ダイマル・ラケット先生の漫才にも人を嘲笑うような笑いはほとんどありません。

 

古い漫才だけではありませんよ。ミルクボーイの漫才は誰を傷つけることなく面白い。しかも、世代問わずみんなが笑える。にもかかわらず、 一部の“お笑い”には人を攻撃したり侮辱するような方法で勝負しようとするものがいまだに多くあります。

 

ミルクボーイが、叩くことも動き回ったりすることもせずに、決まりきった形であれだけ笑わせることができるのは、ネタ作りがしっかりしているからです。他の芸人たちもそこを目指してほしいですし、そのためには先人の漫才などを見て勉強する必要があるでしょうね」

 

実は本多氏によると“気持ちの良い笑い”の萌芽は、若い芸人たちの間で少しずつ産まれているというのだ。そして、不思議な潮流も生まれているのだそう。

 

「今のNSCの若い子達は『どこにもない新しい笑いだ』といって、ネタを作ってきます。そのなかに、一昔前のいとしこいし先生やダイマルラケット先生がやっていた手法に近いものを見かける機会が近年増えましたね。『50年前にダイラケ先生や、いとこい先生がやってたよー』と言うと、本人たちはビックリしています(笑)。

 

ある意味、原点回帰みたいな現象が自然に今、起こっているのかもしれません。『BPOの見解に関係なく、お笑いが自然にいい方向へと流れて行っているのかな?』とちょっと安心もしています」

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