伝記映画は俳優にとって大きな挑戦だ。ゼロからキャラクターを作り出す代わりに、彼らはスクリーン上に実在する人物像を描かなければならないから。誰かほかの人の物語に息を吹き込むのは大きな責任を伴うが、それは同時に、実在する人の物語が語り継がれるのを助けることでもある。31人の俳優たちが、映画やテレビで演じた実在の人物と一緒に登場した姿を見てみよう。
Translation: Natsuko Kadokura From Harper's BAZAAR.com
マーゴット・ロビー&トーニャ・ハーディング
マーゴット・ロビーは、2018年の映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』で、フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディングを演じた。ロビーはまた、その年、この役柄で初めてアカデミー賞にノミネートされた。
ジェシカ・チャスティン&モリー・ブルーム
ジェシカ・チャスティンは、ポーカーのプリンセス、モリー・ブルームを2017年の映画『モリーズ・ゲーム』で演じた。彼女の役柄について、チャスティンは、「Vulture」に「これは、伝統的に男性が支配していた業界で、力を握るために、知性と生来の競争心を使う女性の物語です。私にとって、それは伝えるべきとても興味深い物語」と語っている。
ゾーイ・カザン&エミリー・ゴードン
ゾーイ・カザンは、2017年の映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』で、パキスタン系アメリカ人で俳優/コメディアンのクメイル・ナンジアニ本人が演じる主人公のガールフレンド、エミリー・ゴードンを演じた。ゴードンは脚本を書き、彼女自身の人生の物語を劇場スクリーンに投影した。
デヴ・パテル&サルー・ブライアリー
デヴ・パテルは、2016年の映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』で、幼少時にインドで迷子になり、オーストラリアへ養子へ出された後、わずかな記憶とグーグルマップを頼りに肉親を探し出したサルー・ブライアリーを演じた。
マーク・ウォールバーグ&ヴィンス・パパーリ
マーク・ウォールバーグは、2006年のスポーツドラマ映画『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』で、30歳でNFLデビューを果たした遅咲きのアメリカンフットボール選手ヴィンス・パパーリを演じた。