ケネディ家はスポットライトがあたるようになってからずっと、世界中を虜にしてきた。ルックス、王室のようなゴージャスな生活、約束された政治的地位、そのすべてが魅力的だった。だがその実体は? あまり知られていない彼らの話を50お届けしよう。
Translation:Naoko Sugiyama From: Marie Claire US
ケネディ家の子供たちは泣くことを許されていなかった
ローズ・ケネディは非常に厳しい規則を毎日子供たちに課した。泣いてはいけない。(ローズは子供たちを太らせたく無かったので)食べるものにも規制があった。遅刻は厳禁。そして毎日のようにリサーチを必要とする課題を与えられ、夕食時に発表することを強いられていた。
ローズ・ケネディは女伯爵だった
熱心なカトリック教徒だったローズはカトリック系の学校で育ち、教会への多大な貢献が認められ、女伯爵の称号を得た。
ボビー・ケネディが母親の一番のお気に入りだった
ボビー・ケネディは大きくなっても兄弟と一緒にセーリングに行ったり踊りに行ったりするより、家にいる方を好んだ。兄弟たちはボビーのことを非常に内気で信仰心が深く、社交不安障害を抱え、学問においても苦労していたと言う。そのため、ローズはボビーには特別優しく接しており、二人の間には大変強い絆があった。
ジョーとローズの第三子ローズマリーの出産時に、出産のスピードを抑えた看護婦がいた
第三子の出産を迎えたローズの元に産科医が呼ばれた。だが、ボストンで肺炎が大流行していたため、医師の到着が遅れた。医師の到着まで出産させないよう、看護婦はローズの脚を閉じたのだが、それは失敗に終わった。更に看護婦は産道まで降りてきた子供の頭を、外に出てこないように2時間もの間押さえつけていたのだ。このような行為は将来的に脳や身体の障害の原因となることがあるという。
ローズマリーは一人で外出を許されていなかった
ローズはローズマリーを一人にしておくことを恐れていた。誰も付き添いがいない状態で外出することをローズマリーには禁止した。その結果、ローズマリーは頻繁に家出をしていた。