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【ONE】青木真也、かく語りき「10年前、東南アジアの格闘技に息吹や気運を感じた。見立ては間違えていなかった」

2021年7月1日 07:44 ゴング格闘技

 2021年上半期、シンガポールで2試合を戦った青木真也。


 1月に1階級上で北米LFAで活躍するジェームズ・ナカシマに1R ネッククランクで一本勝ち。4月には、セージ・ノースカットから急遽変更されたエドゥアルド・フォラヤンと3度目の対戦に臨み、1R 腕十字で一本勝ちと、ONE2連勝・MMA4連勝を飾っている。


 試合後、フォラヤンに「いつかもう一度やろう」と伝えた青木は、今後戦いたい相手として、試合が流れたノースカット、秋山成勲の名前を挙げたが、同時に「実は若い選手とやっていきたい」と、レジェンド枠に収まることのない、枯渇しない格闘技への思いも表している。

 2021年、上半期を戦い抜いた青木が、ライト級戦線、試合後の発言の真意、そして10周年を迎えるONEについても、オフィシャル向けにコメントした。その文脈もあわせて全文を掲載する。

タイトルマッチは今の状態で都合良くやりたいとは言えない。オク・レユンとやって、勝てば説得力があると思う

【写真】ONE Championshipの公式向けにZOOMインタビューを行った青木真也。

──2021年の前半、ONEでは既に2試合をしました。振り返ってみていかがでしょうか。

「振り返ってみて、1月(ジェームズ・ナカシマ戦)が割と肝というか岐路というか。難しいところではあったけれど、そこを乗り越えたことによって開けて来たなという感じでした。あそこがもし転がっていたら、また違った話だったとは思うんですけど。 4月(エドゥアルド・フォラヤン)は相手が変わったりと色々あった中で、なんとか転がって来たというか。でもコロナのこの状況だから。何がどう起こるか分からないですよね。

 1月は相手的にも厳しい試合だったし、(ナカシマが)一個階級を下げてきたということもあって、不安な要素も多かったし。自分自身も久しぶりのONEの試合(1年3カ月ぶり)だったから。言い方は良くないかもしれないけれど、“ちょっと潰しに来ているのかな”と感じなかったわけでもないですね。そういう意味でちょっと敏感というか、神経質になった部分はありますね」

──4月のフォラヤン戦後にセージ・ノースカット選手とのTwitterでのやりとりが話題になりました。

「あれは、要は自分(ノースカット)が試合に穴を開けたわけじゃないですか。自分の都合で試合を欠場して、穴を開けて、それなのに『じゃあ、やってやるよ』って、何言っているんですかね? ということで、お前ちょっと都合良すぎるでしょという意味でした」

──セージ・ノースカット選手は、青木選手との対戦を怖がっていたと思いますか?

「全然、別に。何かどうでもよくて、話題になれば良い。面白ければ良いというのがあるから、あんまり考えていないなぁ。また組まれたらやるんだろうし、組まれなかったらやらないんだろうし」


──青木選手の方が長いキャリアを積んでいて、ライト級ランキング上位にもランクインしている。ノースカット選手に対して、もう少し試合を重ねてから挑んで来いよ、というような気持ちもありますか?

「彼は別に北米で名前があるし、UFCでやって来た部分があるから。ONEではまだキャリアが浅いかもしれないけれど、そんなにそこは気にしていないかな。

 やっぱりみんな、すぐにタイトルマッチをやりたいとか言うじゃないですか。でも、それって都合が良いというか、理屈が合ってないじゃんって思うんですよ。巡り合わせもあるけど、自分からやりたいっていうには、ある程度説得力のある成績を残さないと言えない。だから、僕はすぐタイトルマッチをやりたいっていうのは、図々しくて言えないですよ」

──すぐにタイトルマッチと言うと、少し前に、クリスチャン・リーとエディ・アルバレスの間で論争がありました。両選手と過去に対戦している青木選手は、何か意見はありますか。

「クリスチャン・リーはチャンピオンだし、若いし、これからまだまだ将来はあるんだけど。エディ・アルバレスからやりたいとは言えないと思う。だって勝っていないんだもん。でも、クリスチャン・リーからすると、エディ・アルバレスには名前があるから、やっつけて自分の価値を上げたいから『じゃあ、お前やってやるよ』っていうクリスチャン・リーからの言葉はOKでも、エディ・アルバレスからやりたい、というのは都合良いなって思いますね」

──ご自身のタイトルマッチに対する考えはいかがですか?

「やるからには上に行きたいっていうのが、選手というものだと思います。今の状態で(タイトルマッチを)やりたいって言うことは出来ると思うんですね。でも、そこでやりたいって言うと僕の中で説得力がないというか。だから、オク・レユン(マラット・ガフロフ、エディ・アルバレスに判定勝ちで3位)とかとやって、勝てば説得力があると思うけど、今の状態で都合良くやりたいとは図々しくて。そこまで僕は図々しくないかな」


──前回の試合後インタビューで「若い選手とやりたい」というコメントは、そのような意味も含めてのお話ですか?

「もう一回、ちゃんと説得力のある試合をして、それで選ばれてチャンピオンシップって言われるんであれば良いけど。何かとりあえず、ガチャガチャ回すというか、クジ回すみたいな感じでタイトルマッチっていうのは、あんまり好きなやり方じゃないんだよ。ズルいって思っちゃう」

──現状のONEライト級戦線についてはどう思いますか?

「現状は、クリスチャン・リーが飛び抜けているから。だって全員に勝っちゃったんだもん(※ザイード・フセイン・アサラナリエフに判定勝ち、青木真也にTKO勝ち、ユーリ・ラピクスにTKO勝ち、ティモフィ・ナシューヒンにTKO勝ち)。クリスチャンが抜けているから、挑戦者不在。だから、もしも上手くガチャガチャが回れば、誰に回ってくるか分からないからこそ、みんな(タイトルマッチを)やりたいって言うんじゃない?でも、クリスチャン・リー以外は横一線であることは確か。

 みんなぶっ飛ばされていて、よく(タイトルマッチやりたいって)言えるなって思っちゃう。だって、みんな負けてるじゃんって。僕も負けているんだけど、それでもちゃんと説得力あることをして、それで選ばれるんだったら良いけど。インパクトとか、説得力を残さないと話にならないなと思います」


「こういうやつ来たら俺たち日本人やられるよ」って言ってたら、まさか言ってた本人がやられるんだから。目は間違えていなかったなって思います

──以前発表されていたゴードン・ライアン選手とのグラップリングマッチは、相手が健康上の理由でしばらく競技から遠ざかることになりました。ONEで“グラップラー”と呼ばれる他の選手の中で、グラップリングマッチで戦ってみたいと思う選手はいますか?

「結局僕は、MMAの中のグラップラーだから。グラップリングって言ったらまだ専門家じゃないと思う。今回みたいにやる人がいなければやるけど、別に(グラップリングマッチを)進んでやりたいと思うことじゃないですね。だって寿司屋なのにラーメン屋やる必要ないじゃないですか」

──青木選手はONEに所属して9年目。ONEは今年10周年を迎えます。10周年記念イベントの話がありますが、どんなカードが相応しいと思いますか?

「ONEの第1回大会のメインは、フォラヤンが背負っているんですよね(※クオン・アソルに判定勝ち)。レアンドロ・イッサも出ていたのかな(※キム・スーチョルに判定勝ち)。その中で、10周年とかやるんだったら、(ONEが)大きくなってから来たスターもいると思うんだけど、最初からやって来た人、この時代を背負って来た人達、この時に看板背負って来た選手で、意味のある、歴史のあるものが出来たら良いんじゃないかなって思います。

 このスーパースターと、このスーパースターがやったら美味いだろうみたいな。トロとステーキとウニを一気に食べるってことじゃなくて、もうちょっと意味がある、強弱がある、緩急がある、侘び寂びがあることがやれたら良いんじゃないのって思います。もちろん、これが黄金カードだ! っていうのもあって良いと思うけど、その場面でキーポイントになった試合、選手がいると思うから、そういう選手を入れたら良いと思いますけどね」


──ご自身は、ONEで試合をして9年目。これまでを振り返っていかがですか?

「やっぱり、僕、第1回大会を会場で生で観ているんですけど。その時に、東南アジアの格闘技に息吹や気運、期待感みたいなものを感じて、『これ、案外面白いじゃん』って思ったんですよね。まだ整備もされていなくて、模索しているような段階のあのONEが。もっと会場が小さい所でやってたりと、紆余曲折があって、大きくなって来て。そういうのは、10年前に見ていた時は全然想像が付かなかったけれど。10年前の最初の大会はやっぱり息吹がありましたよ。それは未だに忘れていないです。


 第1回目の大会は、ゾロバベル・モレイラのサポートで行った。メインマッチは、ライト級でエドゥアルド・フォラヤンとクォン・アソルがメインだった。第1回大会でフォラヤンの試合を見ていた時に、もしかしたらこういうフィリピンの選手とか強くなって来るのかなというのを(当時受けたインタビューで)コメントで言っていたんですよ。フィリピンとか台頭して来るよって言っていて。それを言っていた奴が3年後、4年後にぶっ飛ばされる訳だから。そういう意味で、自分の見立ては間違えていなかったって思いますよ。だって、第1回大会で言ってるんだもん。こういうやつ来たら俺たち日本人やられるよって言ってたら、まさか言ってたやつがやられるんだから。目は間違えていなかったなって思います。それが印象に残っているかな」

──秋山成勲選手との試合は?

「秋山とは、トムとジェリー的に、お互いにきゃっきゃやっていると、話題になる。その意味で、お互いにきゃっきゃやっていたいというのはある。国内でやってみたいなって思います。シンガポール大会のワンシーンと言うよりも、日本で最初から作ってやりたいなって思います。でも、2人にとって良いことだと思いますよ。

 この(青木と秋山の)ストーリーラインって(海外のファンには)伝わりづらいかもしれない。物語は、2005年、2006年くらいまでに遡るし。昔から(秋山選手に対戦呼びかけを)していたし。日本の格闘技の歴史上で言うと、桜庭×秋山まで遡るし、海外のファンに分かってもらおうと思うと、難しいかもしれない。

 その意味では、秋山も僕もこの試合で活路があると思う。お互いに好きでも嫌いでもないし、あのヤローと思っているわけでもないし、でも試合になったらきゃっきゃするというのは、今の格闘技選手にはない感覚なのかもしれないし、何がプロかと言うと難しいけれど、お互いにプロっぽさがあると思う。会った時はお互いに挨拶し合うし。でも、ちょっとやる時はバチバチやるっていうのもいいんじゃないかな」

──青木選手はプロレスでも活躍されていますが、MMAとどう行き来していますか?

「プロレスってすごく面白くて、最後のゴールが決まっているんですよ。そのゴールに向かってどう逆算していくか。それって、格闘技も同じだけど、最後はノックアウトする、首を絞めるというのがある。それをどう逆算していくか。もっと言えば、試合に向けてプロモーションや練習をするのも、どう試合に向けて逆算していくか。

 当然その中にこうしたらいけない、こうなったら相手とおかしくなる、という約束事がいっぱいあって、それを守ってやっていくのが単純にゲームとして面白いんですよね。だから、ゴルフに近いと思う。ゴルフって自分の飛距離とか、正確さとか、何個か柵を作って、積み上げて組み立てていく。それにちょっと似た面白さかと思う。だから、プロレスは好奇の目で見られるけど、ゴルフと一緒。文章を書くのも一緒で、理屈を詰めていくというもの。

 特に、選手として年齢を重ねてきたので、格闘技では試合における制限が多い。分かりやすく言うと、打たれ弱くなっているとか。どこを汚しているとか、疲れやすくなっているとか。若い時よりも伸びないから、制限がつく。プロレスで言うと、技が使えなくなるのと一緒。この技が使えないという制限がつくと、より面白くなる。 だから、チェスというかRPGゲームのようなものだと思ってもらえると分かりやすいかなと思いますね」

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_6f2425771f58_【K-1】ムエタイを相手に「朝久空手と朝久泰央の強さを見せる」そして「僕の独壇場にしたい」 6f2425771f58 6f2425771f58 【K-1】ムエタイを相手に「朝久空手と朝久泰央の強さを見せる」そして「僕の独壇場にしたい」 oa-gonkaku

【K-1】ムエタイを相手に「朝久空手と朝久泰央の強さを見せる」そして「僕の独壇場にしたい」

2021年6月30日 23:44 ゴング格闘技

 2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ライト級タイトルマッチ』にて、K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rで王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に挑戦する朝久泰央(朝久道場)が公開練習を行った。

 ゴンナパーとの大一番に向けて、父であり朝久道場の朝久篤館長と5分間の練習を公開した朝久。ほとんどの選手はミット打ちやスパーリングを公開練習として行うのだが、朝久はオープンフィンガーグローブ式のグローブを着用した朝久館長と組み・投げも解禁した対人練習を披露。


 K-1ルールで組み・投げは禁止されているが、朝久は「普通は取っ組み合いを想定した動きはしないと思うんですけど、試合では(距離が詰まって)膠着した状態になることもある。その状態における捌きやいなし、そこから攻撃につなげる動き…そういったスムーズな移り変わりが朝久流の動きです。朝久流の捌き・いなしの技術は(組み・投げが禁止の)K-1ルールでも反則にならないように使うことができるし、もし膠着する場面があったら使おうと思います」と練習の意図を説明。
「柔道のような投げもあったと思いますが、朝久流はグローブをつけた状態で相手を掴まずに崩したり、いなしたりすることができる」という言葉通り、自分より15kg近く体重の重い朝久館長のバランスを巧みに崩して何度もマットに転倒させ、朝久空手・朝久流格闘術の妙技を見せた。


 今回のタイトルマッチは朝久空手とゴンナパーのバックボーンであるムエタイという見方もある一戦だ。朝久はあくまで「空手vsムエタイはそこまで意識していない。朝久泰央とゴンナパーの1vs1のやりとり」と位置づけているが、“泰央”という名前の由来が「立ち技最強と言われているムエタイ=タイの中央に立つ」であることにも触れ「この試合で朝久空手と自分の強さを見せる」と語る。
「ゴンナパー選手と試合が決まって、最近のゴンナパー選手の試合を見て良いチャンピオンだなと思いました。ただ朝久流は相手の攻略法ではなく自分の動きを磨く練習をします。試合映像を見たといってもゴンナパー選手の攻略法がどうではなく、格闘技ファン目線で客観的に見て『朝久とゴンナパーの試合だったら面白い試合になる』と思いました。

(ムエタイスタイルは相性がいい?)試合を分析する方たちであれば、朝久流の方が相性がいいという意見が多いかもしれませんが、ゴンナパー選手も勝ち続けている=進化しているし、試合で対応力もあると思っています。なのでゴンナパー選手以上に自分が進化して、朝久流の強さを見せることを主に考えてやっています。


(名前の由来にもなっているvsムエタイについて)子供の時はあまり名前の由来も分かっていなかったんですけど、名前の由来が分かるようになってからは、その意味を考えるようになりました。立ち技最強=ムエタイという認識があるかもしれませんが、僕はK-1が一番強い団体だと思っているし、自分の強さを証明するのあればそう思っているK-1で一番になりたい。今そのK-1のチャンピオンがタイ人というのは、タイミング的にはばっちりだと思うし、ここでゴンナパー選手に勝てば“泰央”という名前に対する恩返しができると思います。
(空手vsムエタイという見方があることについて)今日の動きを見てもらっても分かる通り、他の空手をやっている人たちからすると、僕たちの空手は『自分たちとやっていることが違う』と思われていると思います。でも空手という部分でファンの方が増えたり、応援してもらえることは心強いし、励みにもなってうれしいです。空手vsムエタイという通り名(キャッチコピー)の分かりやすさはあると思いますが、僕自身はそこまで意識していません。あくまで朝久空手vsムエタイ、言うならば朝久泰央とゴンナパーの1vs1のやりとりだと思います」


 そして今回の一戦は朝久にとって待望のK-1王座初挑戦となる。「K-1は世界で誰もが知っている団体で、そこでベルトを巻くことができるのは誇らしい」という朝久は「僕はずっとベルトを目標にしてきたし、ベルトを獲ってからがスタートというぬるい話じゃなくて、ベルトを獲って価値を高めるチャンピオンになりたい。『朝久だったらどこの誰とやっても勝つ』と思われたいので、自分が必ずベルトを獲らなきゃいけないという使命を感じています」とK-1王者になることへの使命感を言葉にした。
 今回の王座挑戦が決まり、地元・九州の新聞にも取り上げられるなど注目度は増している。朝久自身「買い物にいったときに声をかけてもらったり、雑誌や新聞を見たよと言ってもらえて、試合の反響は大きいです。試合が決まった時点で気持ちは高まっていましたが、さらに高まっていて絶好調です」と周囲の期待は力になっている。

 最後に「僕は朝久空手が一番強いと思っているし、朝久空手と朝久泰央の強さをお見せできるようにしっかりトレーニングして、試合では圧倒的な強さをお見せしたいと思います。ここまで遠回りや紆余曲折があったかもしれませんが、みなさんの応援があったからこそ、ここまで来ました。あとは僕が試合で勝つだけ。大会当日は大暴れして、僕の独壇場にしたいと思います」と意気込みを語った。

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_b2f5da610bec_【RISE】親友・三浦春馬さんの命日にトーナメント1回戦迎える江幡睦「何かを感じないって言ったら嘘になる」 b2f5da610bec b2f5da610bec 【RISE】親友・三浦春馬さんの命日にトーナメント1回戦迎える江幡睦「何かを感じないって言ったら嘘になる」 oa-gonkaku

【RISE】親友・三浦春馬さんの命日にトーナメント1回戦迎える江幡睦「何かを感じないって言ったら嘘になる」

2021年6月30日 23:22 ゴング格闘技

 2021年7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』で開幕する「DEAD OR ALIVE -53kg トーナメント」。その一回戦で風音(TEAM TEPPEN)と対戦する新日本キックボクシング協会のエース・江幡睦(伊原道場)の公開練習が6月29日(月)都内所属ジムにて行われた。

 江幡はキレのあるシャドーを3分2Rで公開したあと、伊原信一会長が持つミットに2R全力で攻撃をぶつけ快音を響かせた。以下、江幡との一問一答。

――試合が近づいてきていますが気持ちはいかがですか?

「体調も良くコンディションも上手く整えられているのですごく調子はいいです」

――RISE は初登場となりますがそこはいかがでしょうか?

「初登場なんですけど弟の塁が2試合出ていたので何だか初登場の気分じゃなく、最初の会見が終わった後に『俺初登場だった』と思った感じです」

――今までセコンドから見ていたRISEのビッグマッチはどんな感じでしたか?

「そうですね弟のトーナメントでセコンドに付いてるんですが本当に良い会場で、良い雰囲気だと思います。活気もありますし、物凄いと思いましたね」

――今回の試合は昨年9月以来 10カ月ぶりになります。この10カ月はプラスに捉えてどんな充電期間となりましたか?

「試合は予定していたりしたのでトレーニングもしてましたし、弟の試合も研究していました。一緒に良い対策ができているんじゃないかなと思います」

――先日の記者会見で一回戦の対戦相手が風音選手に決まりました。記者会見に比べて風音選手に対してのイメージの膨らみ方はどうですか?

「イメージは変わらずにありますね。ずっと僕自身の本当に自分に向けての挑戦をしているので、誰かという意識はあまりないんですが、僕の全力を風音選手にぶつけるつもりです。彼へのイメージと言うか自分の全力を 7月18日にぶつけて全力で倒すということにフォーカスしています」

――100%以上の自分を風音選手にぶつけるという形ですかね?

「もちろんです。全てをぶつけるつもりです 。僕自身がこの7月18日に100%をぶつけて、9月23日にまたその自分を超えるような挑戦をしていきたいと思います。今回の7月18日は全力で行くつもりです」

――RISEルールというのはいかがでしょうか?

「弟の時からやってきているので、対策はずっとやっているので出来ています」

――ヒザ蹴りが制限されたりヒジ打ちが禁止されたりというのは?

「弟と共にトレーニングをもう2年ぐらいやって来てるんじゃないですかね」

――では全然問題はないと?

「そこに対しての不安はあまりないですね」

――いつもは東京での試合ですが、今回は大阪になります。大阪の舞台というのはいかがでしょうか?

「前回、弟のDoAトーナメントに行った時に物凄く良い雰囲気でしたし、活気もありました。コロナの中でお客さんも制限されていたんですけど大阪という活気がある所。そして新しい舞台なのでものすごく楽しみにしているところですね。

――RISEファンの中で弟の塁選手のイメージはできていると思いますが、睦選手のイメージが出来てないファンもいるかもしれません。今回どんなところをアピールしたいでしょうか?

「打倒ムエタイで戦ってきて、新日本キックボクシングという歴史、そして伊原ジムという伝統のあるところで戦ってきているのでその強さを思う存分発揮したいなと思っていますね」

――公開練習のシャドーの時にハイキックをかなり出されていたように見えましたが今回カギになったりするのでしょうか?

「下もハイキックも蹴るんですけどあんまり意識したつもりはないです。僕と背が同じくらいの選手が多いので上下に振って戦って行こうとは思ってますね」

――Twitterか何かで今回の階級に身体があってきたみたいなことを書いてあったと思うんですけど。

「そうですね元々53.5kgでやっていて、それがある選手とやりたくて55kgで戦っていた時期もあったんですけど、その中で身体を作ってきてました。今回53kg に決めるにあたって身体を2ヵ月半前ぐらいから整えていたので、それが物凄くフィットしてきて動きやすくなってきている感覚はありますね」

――スピードが増したという感じでしょうか?

「体重が純粋に落ちてきているのに動きの質が落ちてないと言うか。体重のことは早めから気をつけていて動きのパフォーマンスが落ちないように、あとパワーが落ちないのを意識していたので。筋肉量が落ちないように53kgを目標にしていたので、そこのコンディションですかね。動きやすさだったりスピードだったりですね」

――状態の良いまま53kgに持ち込んだ感じですか?

「はい、本当に体重だけは気をつけて、53kgのベストパフォーマンスで倒しに行けるスタイルを貫き通すつ
もりですね」

――今回はやはり倒しに行くのが目標ですか?

「必然的にそうなるんじゃないかと思っています。今回の選手みんな見ても気合いが入っているメンバーですし、逃げる相手もいないと思うので、しっかりお互い倒し会える試合になるんじゃないかなと思います」

――先ほど風音選手のイメージよりも自分と言っていましたが相手のことで特に警戒する所とかはあったりしますか?

「出入りの部分とかパンチで行き過ぎた時のカウンターだったりとか気をつけていますね」

――志朗選手戦えたらアツイということも言っていましたが、そこに対する想いと言うのは?

「もともと志郎選手も新日本キックボクシング出身ですし、そこから凄く頑張っているのでそれも面白いなと思っていますね」

――上がってきて欲しい感じですか?

「そうですね。石井一成選手も良い選手ですし、二人ともどっちが上がってきても良いかなと思っていますね」

――今回の試合の日付が7月18日ということで特別な日だと思うんですけど、それに関してどんな気持ちで臨みたいとか伝えたいとかありますか?

「僕自身一番輝けるところを皆さんに見て頂きたいなと思っていますね。1年前、自分自身も色々考えることがありましたし、自分が夢を追ってきて幼い頃に弟と自分の親友と3人で立てた夢が目の前にあって、それを目の前にして自分が何ができるか考えたら、やはり自分自身が大きな挑戦をして輝く、その一つに限ると思っています。今回の開幕戦が18日に決まって僕自身本当に何かを感じないって言ったら嘘になりますし、その気持ちも全部背負って今回思いっきり戦っていこうと決めました」

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_a62e032c1ea6_【RISE GP】18歳の新女王・宮崎小雪がAyakaとのリベンジマッチを熱望、村上悠佳は「打ち合ってくれる相手と」YAYAは「格上の選手とやりたい」 a62e032c1ea6 a62e032c1ea6 【RISE GP】18歳の新女王・宮崎小雪がAyakaとのリベンジマッチを熱望、村上悠佳は「打ち合ってくれる相手と」YAYAは「格上の選手とやりたい」 oa-gonkaku

【RISE GP】18歳の新女王・宮崎小雪がAyakaとのリベンジマッチを熱望、村上悠佳は「打ち合ってくれる相手と」YAYAは「格上の選手とやりたい」

2021年6月30日 22:37 ゴング格闘技

 2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の記者会見が、6月30日(火)都内にて行われた。

 後楽園ホールで女子のみのキックボクシング大会が開催されるのは、実に26年ぶり。出場決定選手として、RISE QUEENアトム級王者・宮崎小雪(TRY HARD GYM)、J-GIRLSスーパーフライ級王者でRISEフライ級2位のYAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)、村上悠佳(TEAM TEPEEN)が会見に出席した。


 宮崎は“宮崎姉妹”の妹で、小学3年生から空手を学び、2019年8月のKAMINARIMON全日本女子トーナメントで優勝。アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳で2019年11月にプロデビュー。デビュー戦は松谷綺とドローだったが、KARENと小林愛理奈に連勝。その試合で新人離れしたテクニックを見せて関係者から高い評価を受けたが、11月のAyaka戦では判定2-0で惜敗。そして今年1月「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で佐藤レイナ、小林愛理奈に勝利して優勝した。3月にはRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑戦し、判定2-0で破り第2代王座に就いた18歳。戦績は5勝1敗1分。
 会見に出席した宮崎は「王者として初の試合になります。今まで以上に試合内容や勝ち方にこだわっていかないといけない。誰が見ても勝ちと思われる試合をするのが大事。それが一番。その方法は一つしかないので、それを追及して倒して勝って私が一番いい試合をしたいと思います」との意気込み。


 3月に王者となり、自覚は芽生えてきたかとの質問には「自覚も自信もあるし、王者だから練習も気を抜かずにやらないといけない。最近はアクセサリーもシルバーじゃなくてゴールドがいいと、小さいことだけれどこだわりができるようになりました。しっかり仕上げて自分が一番いい試合をしたいと思っています」と、王者としての誇りを持つ。
 まだ対戦相手は決まっていないが、どんな相手がいいかと聞かれると「私は一度負けているAyaka選手とやりたいです。Ayaka選手に勝たない限りこのベルトに価値があるのかと思うので、Ayaka選手に勝って。自信を持ってチャンピオンを名乗れる選手になりたいです」と、2020年11月に判定で敗れている(唯一の黒星)ミネルヴァ・ピン級王者Ayaka(健心塾)を指名した。

「宮崎選手は上手くて若くて勘も良い選手。勝負論のある強い相手をぶつけたい」としていた伊藤隆RISE代表は、その言葉を受けて「前向きに検討します」とした。

 さらに、「見ていて面白いのは打ち合いですが、私は進化しているので。半年で進化した姿を見せたいので、打ち合う前に倒します」と打ち合いよりもワンランク上の試合を見せると宣言した。


 YAYAはタイでプロデビューし、7勝1敗の戦績を残して帰国後は5戦負けなし。2019年10月に初代J-GIRLSスーパーフライ級王座決定戦を制し、王座に就いた。力強い右ローと右ストレートが得意で、手数も多い。2020年はNJKFの「S1レディース バンタム級ジャパントーナメント」に参戦し、11月の決勝へ進出するも☆SAHO☆に敗れて準優勝に終わった。RISEには今年5月に初参戦し、ミネルヴァ・スーパーフライ級王者の聖愛を前に出続ける戦い方で攻略し、判定勝ちを収めた。
「女子初の後楽園ホール大会ということで、女子だけの華やかな試合が出来たらと思いますが、このトップのメンバーの中で試合ができるのが嬉しいと思います。前回見ていただけて、そこでもインパクトを残せたと思うのでさらにステップアップできるようにひとつひとつ階段を昇っていく試合をしたいと思います。盛り上げる一員になれれば」とYAYAは挨拶。


「私はアマチュア経験がない分、タイで試合経験を積んできました。アウェイも知っているし、日本で戦うことによって日本のベルトの重みや責任感を持って戦えています。タイで学んだアウェイの気持ちも背負って、タイでは自由に楽しんで試合ができていたので、その気持ちは日本では違いますが、目指すものはあるのでタイとは違う想いで試合をしています」と、タイでのキャリアとは別の気持ちで戦っているとした。
 そこで戦いたい相手は「もちろん目指すところはひとつなので、ステップアップできる相手。格上の選手、必ず勝って上に行ける試合をさせて欲しい」と、タイトル挑戦につながる相手がいいと希望。伊藤隆RISE代表は「アグレッシブな戦いがバッファローって感じでした。ムエタイジムですがRISEに適している気持ちのこもった戦いをしてくれました。相性のいい相手を用意したい」とした。


 村上は極真空手をバックボーンに持ち、破壊力抜群の蹴りを武器にアマチュアキックでは1年弱で11戦全勝6KOの戦績をあげてプロに転向。デビュー戦ではダウンを奪って勝利したが、2戦目でいきなりJ-GIRLSフェザー級王者・空手こまちと対戦して判定負け。その後はQueenマオ、カン・イェジン、ウー・ユティン、MAYAに4連勝したが、2020年9月に鈴木と同じ浅井春香に判定3-0で敗れた。今年4月には『HEAT』に乗り込み、“流血のマドンナ”こと鈴木万李弥と対戦。女子キックの年間ベストバウト候補にあがる熱闘を繰り広げて勝利した。戦績は6勝(1KO)2敗。
 会見に出席した村上は「後楽園ホールで女子の大会が初ということで、出場できるのは嬉しい気持ちでいっぱいです。前回いい試合だったと言われましたが、それを上回る試合をしたいと思っています」との意気込み。


 初めてアウェイで戦った感想を聞かれると「断然相手の方が応援が多かったんですが、私を応援してくれた人もいたので、アウェイですが気持ち的にはそこまで何も感じなかったです」と、強心臓ぶりを発揮。今回戦いたい相手には「誰というのはありませんが、打ち合ってくれる選手がいいです」と好戦的な相手を用意して欲しいと話した。
 また、会見では神村エリカRISE GIRLS POWERアンバサダーから「みんなに肝に銘じて欲しいのはRISEとはRISEであり、キックボクシングだけれどRISEです。RISEの選手がどういう試合をしたらいいのかを肝に銘じて、勝ちに徹すればいい? そうじゃない。バチバチ打ち合えば負けてもまた試合を組みたいです。命を懸けた打ち合いをこの興行で見せて欲しいと思います」と、選手たちにメッセージが送られた。

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【RISE GP】平岡琴と奥脇奈々の連敗を懸けた対決、両者早くも火花散らす「逃げなげれば面白い試合になる」(平岡)「逃げた試合は一度もない」(奥脇)

2021年6月30日 21:13 ゴング格闘技

 2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の記者会見が、6月30日(火)都内にて行われた。

 対戦カード第一弾として発表されたのは、アトム級(-46kg)3分3R延長1R、同級2位・平岡琴(TRY HARD GYM)vs同級7位・奥脇奈々(エイワスポーツジム)。


 平岡は極真会館の『全日本女子ウェイト制空手道選手権』軽量級優勝の実績を持ち、多彩な蹴り技が持ち味の選手。昨年2月には3連勝でRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑み、ダウンの応酬の末に判定で敗れると、同年8月にerika(※名前の後にハートマーク)、10月にはsasoriに判定負け、今年4月には小林愛理奈に判定2-0で惜敗と泥沼の4連敗中。しかし、小林との試合は両者一歩も退かない打ち合いとなり、早くも女子の年間ベストバウトとの声もあがったほど。歯に衣着せぬ発言で話題を呼ぶ“怖いお姉さん”だ。戦績は9勝(3KO)7敗1分。

 奥脇はジュニアキック出身で、2017年1月にプロデビュー。アグレッシブな打ち合いを好む“バチバチ打ち合い娘”。2019年12月に世界三冠王・伊藤紗弥に挑むも判定で敗れ、2020年12月にはRISEの「アトム級(-46kg) NEXT QUEEN トーナメント 2021」の1回戦で小林愛理奈に敗れた。前回の試合は6月27日のNJKFでミネルヴァ・ピン級王者Ayakaと対戦するも敗れ、平岡と同じく泥沼の4連敗中。戦績は4勝11敗。

 ステージに登場するなり、早くもバチバチのにらみ合いを展開した両者。伊藤隆RISE代表は「平岡選手の試合は毎回ハズレがない。素晴らしい。神村エリカGIRLS POWERアンバサダーが求めているものに近いものが出来ているのではないかと思います。また平岡選手はしきりにオープンフィンガーグローブでやらせてくれと言ってきています。奥脇選手もパンチの選手なので今大会の起爆剤のようなカードになると思っています」と、会場が爆発する好試合を期待。
 奥脇は「このように女子の大会を後楽園後楽園ホールで開催していただき、私は負け続けていますが抜擢していただきありがとうございます。平岡選手とは絶対に噛み合うし、私は守りに入る試合はしないので、一番盛り上がる試合をして絶対に勝ちを掴みに行きたいと思います」と意気込む。


 平岡も「今回後楽園ホールで大会ができることは、女子が盛り上がっている証拠なので嬉しく思います。しかし、まだまだ女子の試合はつまらない、興味がないと言われているのも事実なので、そういう人たちに届く面白い大会にしないと思っていますし、奥脇選手が逃げなげればバチバチの面白い試合になります。女子に興味がない人ほど見に来てもらいたいと思います」と、女子キックボクシングに興味がない人も振り向かせる試合にすると言い放った。
 その言葉を受けて奥脇は「私は今度で15戦目になりますが、逃げた試合は一度もない。逃げることはないので必ず行きます」と宣言。

 平岡は「私はオープンフィンガーグローブしかやりたくないってくらい希望していますが、安全面でOKがでない状況です。でも男子はやっているので、女子だから危険なので辞めようというのは違うと思っています。そんな中途半端な覚悟ではやっていないので、今すぐにでもやりたいです」と、今回からでもOFG戦をやりたいとアピール。

 奥脇も「自分もOFGのキックボクシングができてから、ずっとやりたいと言っていたので構いません」と受けて立つとした。

 しかし、伊藤代表は「今の平岡選手の発言を聞いてまさしく彼女の考え方はGIRLS POWERのテーマにあっていると思いました。しかし、女子に関してはすぐにOFGをやる予定はありません。ただ7月から50kg以下の試合は4オンスグローブにします。ですから今回の試合も4オンスで行います。安全面が確保できるならOFGも検討したい。女子はお嫁に行かないといけないし、彼氏や親御さんに怒られることもある。気持ちは嬉しいですが、ドクターや審判団も女子がOFGでやるのはまだ早いと言っています」と、OFGは現段階ではやらせられないが、4オンスグローブを使用することを発表した。かなり小さくなる4オンスのグローブは完成し次第公開されるという。

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【RISE GP】初黒星喫したAKARIが再起戦「特別扱いされていると言われているので、そういう人たちを黙らせる試合をしたい」

2021年6月30日 20:31 ゴング格闘技

 2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の記者会見が、6月30日(火)都内にて行われた。

 これまで新宿FACEで開催されてきた女子大会『RISE GIRLS POWER』は今回が後楽園ホール初進出。女子のみのキックボクシング大会が同会場で開催されるのは、1995年4月に全日本キックボクシング連盟が開催した『闘色兼備』以来実に26年ぶりとなる。


 伊藤隆RISE代表は「女子が盛り上がっていて強い選手が集まってきている。後楽園ホールでは久しぶりの女子大会で私も気合いが入っています。選手共々大いに盛り上げて後楽園ホールで年2~3回できるGIRLS POWERにしていきたい」と話し、「このカードを組むのかっていうカードもあります。参戦予定選手でまだあげられない選手もいますが魅力的なカードが組めると思う」と、隠し玉があるとも予告。
 神村エリカRISE GIRLS POWERアンバサダーは「私が現役の時は新宿FACEでメインをとるのも大変でした。女子だけで後楽園ホールでできるのは嬉しい。私たち運営だけでなく、選手たちの成果のたまものだと思って嬉しく思っています」と感慨深そうだった。


 参戦選手にはその神村の弟子であるAKARI(TARGET)の名も発表された。AKARIはジュニア時代から第2代RISE QUEENなど5冠王の神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ女子高生ファイターで、2019年9月大会にてプロデビューを飾り判定勝ち、その後も宮崎若菜、RANとの女子高生対決、ベテランの後藤まきに勝利して7戦全勝。3月大会の「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント 2021」で宮崎若菜、大倉萌を破って優勝。寺山への挑戦権を獲得し、5月の『RISEonABEMA』メインイベントで挑戦したが、判定3-0(49-48×3)で敗れた。今回が再起戦。
“8頭身”の長い手足を利した攻撃を得意とし、特に神村ゆずりのミドルキックを得意としていることから“美脚炸裂シンデレラ”のキャッチフレーズを持つ。戦績は7勝1敗。


 会見に出席したAKARIは「前回タイトルマッチで負けてしまったにもかかわらず、後楽園ホールで女子だけでやる大会に呼んでくださった意味をたくさん考えて、私らしさ全開で前回の試合よりももっと私らしさを出して大会を盛り上げられたらと思います」と挨拶。

 タイトルマッチで初黒星を経験し、「前回の敗北から学んだことは、負けて悔しかったのもありますが、協力してくれた周りの方々が悔しいと言ってくれたり、悲しい思いをさせてしまったので、それが心に響きました。心の大事さを感じました」と精神的に強くなれたとするAKARI。
 対戦相手はまだ決まっていないが「最近SNSで私が特別扱いされていると言われているので、負けるんじゃないかと言われるリスクの高い選手とやって、そういうことを言っている人たちを黙らせる試合をしたい」と、強敵を用意して欲しいと意気込んだ。

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_9cbe047cb738_【RISE GP】寺山日葵vs小林愛三の女王頂上対決が実現、キックでは26年ぶり女子のみの大会で4オンスグローブで激突 9cbe047cb738 9cbe047cb738 【RISE GP】寺山日葵vs小林愛三の女王頂上対決が実現、キックでは26年ぶり女子のみの大会で4オンスグローブで激突 oa-gonkaku

【RISE GP】寺山日葵vs小林愛三の女王頂上対決が実現、キックでは26年ぶり女子のみの大会で4オンスグローブで激突

2021年6月30日 19:52 ゴング格闘技

 2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の記者会見が、6月30日(火)都内にて行われた。

 これまで新宿FACEで開催されてきた女子大会『RISE GIRLS POWER』は今回が後楽園ホール初進出。女子のみのキックボクシング大会が同会場で開催されるのは、1995年4月に全日本キックボクシング連盟が開催した『闘色兼備』以来実に26年ぶりとなる。

 そのメインイベントとなるのが、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TRY HARD GYM)vs同フライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)の“女王対決”。Super Fight!の-49.5kg契約3分3R延長1Rで行われる。


 伊藤隆RISE代表は「(フェイスオフで)愛三選手の顔が見えて、眼光が鋭くてすでに顔が出来上がっていて体重もコントロールできているのかなと思いました。50kg前後の女子最強決定戦だと思います。勝者には次のステップに進んで欲しい。歴史に残る試合をしてほしい。この試合がメインになると思います。愛三選手は-52kgの王者ですが49kgがちょうどよかったということで、フライ級を獲りましたが-49kgも視野に入れていくと。寺山選手の牙城を崩す危険な一人だと思う。見どころある一戦になると思います」と、この試合への期待を語る。

 神村エリカRISE GIRLS POWERアンバサダーは「この2人は2年半前くらいに決定していて実現できなかったので(※正確には2019年7月のRISE QUEENミニフライ級王座決定トーナメントの1回戦にそれぞれが出場、小林が計量オーバーのため失格となり決勝で実現が期待されていた対決が実現しなかった)、お互いベルトを持っている状態で2度目のチャンスが来たのは楽しみです。もちろんレベルアップしているのでメインにふさわしい。愛三選手が52kg、寺山選手が49kg、体重的には下なのでパワー的に愛三選手が勝ちそうですが、AKARIが寺山選手と対戦した時に『こんな強さもあるんだ』と間近で見ているので勝てるチャンスはあると思います。今の技術で倒せる選手になりたいとの想いが伝わってくるので、寺山選手の進化に期待したい」と話した。

 小林は「今回この一戦で、私は国内最強を証明したい。その言葉に尽きる」、寺山は「愛三選手とはいつかやるだろうと思っていたし、紅絹選手とキャッチウェイトでやったように愛三選手とも間の体重でやると思っていましたし、やりたいと思っていました。契約体重は私寄りになりましたが、実現できて嬉しいです。女子単体で後楽園ホールで試合ができる、そのメインを務めさせていただくのは嬉しいし、それに相応しい試合をして勝って、国内最強を証明したいと思います」と、両選手とも国内頂上決戦に意気込んだ。

 一度-49.0kgで計量オーバーしていることから、小林には体重に関する質問がされたが、小林は「基本はベスト体重に近い体重なので、寺山選手に寄っているというよりは自分のベストです。強い寺山選手とやることでワクワクしています。体重に関してはやるべきことは分かっているので、それを遂行する形です。減量よりかは、とにかくしっかり動くことを目標にしています」と、特に問題はないとした。寺山もこの言葉を受けて「愛三選手がベストな体重でやれるということは、お互いベストでやれるのかなと感じます」と答えた。
 小林は続けて「今はやるべきことが明確にあるので大丈夫です。朝計って55kg。食事は栄養士に相談していて毎日過ごしています。練習とか生活とか全て含めて自分自身の曖昧さをなくすことが自分のテーマ。そこを乗り越えたいのがあるので、乗り越えて結果を出したいと思います」と万全の体勢で減量にも臨むとする。


 着ているシャツが、ジムの先輩であり先日引退した紅絹のコスチュームと同じ牛柄っぽかったことから、それと関係あるのかと聞かれると「紅絹さんはちょっと関係ないです(笑)。でも気合い入っているし、人間と人間との戦いですが、本能的な部分でも戦いたい。会見から戦いが始まっているのでそのひとつの現れです」と、気合いの表れだと考えて欲しいという。
 また「私は世界を見据えて戦っていきたいと思っているので、RISEの舞台から言葉が通じない人たちにも、格闘技を通して身体で表現していきたい。世界の人からも見られる戦いの一つになると思うので、気合いを入れて試合までの過程を過ごしていきたいと思います」との志も口にした。


 寺山には当日の体重差についての質問が飛び、「そんなに体重に関してはあまり考えていません。でも最近、試合の期間が空いてフィジカルを鍛えていて、筋肉がついてきた気がするのでそこでも負けないようにしたい」と、フィジカルがアップしているのでパワーでも負けたくないとする。「愛三選手は凄く気持ちが強いというか、迫力やパワーは強いですし、パンチもキックも強い選手だと思っているので、気持ちでも技術でも上回っていきたい」と全てにおいて上回りたいとした。
 また、7月大会より50kg以下の試合は4オンスのグローブが今後採用されることも発表され、この試合もその対象に。小林は「使ったことがないので楽しみです。チャンスが増えた感じですね」と、4オンスグローブは自分に有利とする。寺山は「ジムに4オンスのグローブがあって見たけれど、子供のグローブみたいでかわいらしい。こんなんで殴り合うのかって笑いましたね。それこそ愛三選手が言ったみたいに(KOの)チャンスが出てくると思います。6オンスとは違う戦い方になると思います」と、試合に大きく影響してくるだろうと声を揃えた。

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_293761c044d4_【BOM】正当派美人スターの本庄鈴とショートカット美女の夏目響が初ラウンドガール、ムエタイ大会に起用したその理由 293761c044d4 293761c044d4 【BOM】正当派美人スターの本庄鈴とショートカット美女の夏目響が初ラウンドガール、ムエタイ大会に起用したその理由 oa-gonkaku

【BOM】正当派美人スターの本庄鈴とショートカット美女の夏目響が初ラウンドガール、ムエタイ大会に起用したその理由

2021年6月30日 19:17 ゴング格闘技

 2021年7月4日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『BOM WAVE05 - Get Over The COVID-19』にて、SODスターの夏目響と本庄鈴が初ラウンドガールを務めることが発表された。


『BOM』はご当地アイドルやミスFLASH2017グランプリのグラビアアイドルをラウンドガールに起用するなど、そのクオリティの高さには定評がある。ラウンドガールの美ボディが強調されるコスチュームも男性客から好評だ。

 今回、ラウンドガールとして登場する夏目響は「アニメと漫画をこよなく愛すショートカット美女」で「抜群のボディと溢れ出る色香で人気急上昇」の2000年5月にデビューした新人女優。本庄鈴は「圧倒的な美貌で舞台・映画等各方面で活躍」する「サウナを愛する顔を持つ、正当派美人スター」で2018年4月にデビュー、2018年8月には「an・an」のグラビアに登場したこともある。

(写真)起用する女性やコスチュームに定評のあるBOMのラウンドガール

 今回、なぜアイドルやグラビアアイドルではなくセクシー女優をラウンドガールに起用したのかと『BOM』を主催する中川夏生会長に話を聞くと、「日本ではセクシー女優というと、差別的な見方がされるじゃないですか。職業蔑視されがちというか。でも、かつてのWWEではいろいろなジャンルの女性を出して、差別なくスターにしていましたよね。僕はそういう差別的な見方がされているのが嫌だったので、今回ラウンドガールをやってもらおうと思いました。彼女たちとアイドルやグラドルの何が違うのかと。今後は希望者がいればトランスジェンダーも起用したいと考えています」と、職業差別が少しでもなくなるようにアピールしていきたいとの考えから起用したという。

 また「ABEMAの番組で『NewsBAR橋下』という番組があるのですが、以前MCにセクシー女優の方が出演していました。その時に社会に貢献している一つの立派な職業だなぁーと思いました。格闘技だって根も葉もない噂で悪いイメージにされ会場が使用出来なくなったりします。どこの業界も一部の心ない人の行動によって迷惑を受けていると思います。今回の女優さんはとても綺麗なお二人です。リングに花を咲かせくれると思っています」とその理由を語った。

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_1da3f7f8b25e_【シュートボクシング】女子格闘技真夏の祭典を2年ぶり開催、未奈とMISAKIが出場 1da3f7f8b25e 1da3f7f8b25e 【シュートボクシング】女子格闘技真夏の祭典を2年ぶり開催、未奈とMISAKIが出場 oa-gonkaku

【シュートボクシング】女子格闘技真夏の祭典を2年ぶり開催、未奈とMISAKIが出場

2021年6月30日 14:46 ゴング格闘技

 2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき内の浅草花劇場にて『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』の開催が決定した。

『Girls S-cup』は“女子格闘技の真夏の祭典”として2009年から毎年夏に開催。主役のRENAがトーナメントで2009・2010・2012・2014と優勝を果たすなど話題となった。


 昨年はコロナ禍のため開催中止となり、今年は2年ぶりの開催。当初は『Girls S-Cup』として世界トーナメントを行う予定だったが、まだコロナが世界的に落ち着かず海外選手の招聘が困難なために延期、トーナメントを開催できるようになるまで邁進する意味も含めて「road to tournament」と大会サブタイトルが付いた。

 昨年11月にSB日本女子ライト級初代王者に輝いた未奈(秀晃道場)、6月20日のシリーズ第三戦でRISE QUEENミニフライ級5位・ERIKOに圧勝したばかりのSB日本女子ミニマム級1位・MISAKI(TEAM FOREST)が出場、コロナ禍もあり全5試合を予定。対戦相手は決定次第、発表となる。

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cat_oa-gonkaku_issue_14bdfb7c788a oa-gonkaku_0_5f9af419f1e2_【RIZIN】金太郎、激闘でGP1回戦突破の陰で「試合の1カ月半前に左足が折れてギプスを巻いていた」ことを告白 5f9af419f1e2 5f9af419f1e2 【RIZIN】金太郎、激闘でGP1回戦突破の陰で「試合の1カ月半前に左足が折れてギプスを巻いていた」ことを告白 oa-gonkaku

【RIZIN】金太郎、激闘でGP1回戦突破の陰で「試合の1カ月半前に左足が折れてギプスを巻いていた」ことを告白

2021年6月30日 12:28 ゴング格闘技

 2021年6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.29』のバンタム級トーナメント1回戦で、伊藤空也(BRAVE)に激戦の末勝利した金太郎(パンクラス大阪稲垣組)が、自身のYouTubeチャンネルにて試合を振り返った。

「伊藤選手が強かった」と相手を称え、「恐れずに前へ出て来るから、俺は普段逆にプレッシャーかけるほうやからリズムがとられた」と、プレッシャーをかけられたことが苦戦した一因だったと話す。さらに「2Rの最初の方に右目が見えなくなった。パンチをもらって。2Rは見えなくて、インターバル中に見えるようになって3Rは見えていた」と2Rは右目が見えていなかったとも明かす。「それのおかげで試合の中で成長することできたんじゃないかな」と、苦しい局面を経て成長できた、とも。


 試合後のインタビューでは「(相手を)舐めてたというか、ちょっと練習できない期間が多すぎて。いろいろ怪我とかが多くて。そこで、やれることはやってたんですけど、あんまり練習してなかったんで」と話していたが、それについて「試合の1カ月半前から左足が折れてギプスを巻いていて、3週間くらい練習していなくて。3週間経ってからも筋トレくらいしかできなくてモチベーション的にいろいろ不安やったな。試合が始まってからは痛くなかったけれど、終わってからはけっこうダメージがあった。自分の蹴った足が痛かった」と、実は試合前に左足を骨折していたことを告白した。
「試合前はいろいろあったやん。勝ってよかったけれど怪我が多すぎて水泳やってた。水泳だけやってた」と、身体に負担のかからない水泳をして試合ができるまでに整えていたという。そのため試合では「25パーセントくらいしか出してない」と、苦しい試合だったと話した。

 また、試合後のインタビューで2回戦で戦いたい相手を聞かれると「次に戦いたい相手は大塚選手とか。前なんか喧嘩売って来てたと思うんで、それは、売られた喧嘩は買いたいなと思っています」と答えていたことについて、「大塚選手とやりたいというか。言われるだけ言われたから。俺はあまり言われることがなかったから、それで(2回戦は大塚と)言っているだけで絶対にやりたいというわけではないというか。ラクな相手だみたいなこと言われたから、ラクな相手じゃないことを証明したい」と、絶対に9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで行われる2nd ROUNDで戦いたい相手というわけではないが“分からせてやりたい”との思いから名前を出したことを説明した。

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