「悪質タックル」「奈良判定」が流行語大賞にノミネートされるなど、体育会パワハラが世間を賑わせた2018年。しかし、ひと昔前には、体育会は「理不尽」が日常だった。
「コートの端のラインに立たされ、9メートル離れたネット近くに、先生がボールを投げる。取れるわけがないけど、追わないなんて許されない。取れるボールだけ練習してたら、試合で勝てるわけない。
「最初は怖くて飛び込めない。腰から背中までアザだらけで、座布団を腰に巻いてね。先生は『俺はせんでもできる』と言ってやらない(笑)。みんな文句言いながら練習してました」
「戻ってきたら、女子バレーが東京五輪の種目に選ばれていた。出るか出ないか、10日間ぐらい、大松先生と選手で話し合って決めたんです。
(週刊FLASH 2018年11月13日号)