2児の母「国仲涼子」、夫・向井理の定時帰りを心待ち

2人の子供たちと知人女性とともに、国仲涼子(39)は都内のカフェを訪れていた。ちょうどそのころ、夫の向井理(37)は、出演するドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の撮影中だった。
「向井は、撮影がない日には、国仲に代わって料理をするなど、家事には積極的だと聞く」(芸能プロ関係者)
国仲は、2015年に上の子、2018年に下の子を出産。故郷・沖縄でCMに出演するなど、タレントとしてもマイペースに活躍中だ。デキる夫の帰りを心待ちに、この日はママ業に専念!
(週刊FLASH 2019年5月28日号)
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プーチン大統領、日本出資のガス田を “強奪” …岸田首相お膝元の広島ガスが大ピンチの皮肉
6月30日、ロシアのプーチン大統領が、日本の商社が出資する石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の権利を、ロシアの新会社に「無料で」引き渡すよう命じる大統領令に署名した。
「サハリン2」は、北海道の北、ロシアのサハリン州で進められているプロジェクトで、三井物産が12.5%、三菱商事が10%の権益を保有している。
「都市ガスの原料になる液化天然ガス(LNG)ですが、日本が輸入しているLNGのうち、約9%がサハリン2からのものです。数年前からLNGは世界的に不足し、価格が高騰していましたが、ウクライナ危機により、さらに深刻化しています。
三井物産や三菱商事は、権利を新会社に譲渡したあと、その会社の株式取得についてロシアと協議することになりますが、今の出資比率を維持できるかはわかりません。最悪の場合、出資もできず、LNGの調達契約も打ち切られることになります。それは “強奪” と言っても過言ではないでしょう。
日本が、代替のLNGを確保できるがどうかは不透明で、仮にできたとしても、数兆円規模の追加負担が見込まれます。今後、電気料金やガス料金への影響が懸念されています」(経済部記者)
ロシアによる暴挙としか言いようがないが、ネットでも怒りの声が渦巻いている。「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏は、
《技術だけ取られて追い出されるという中国が民間でやる話を、大統領がやる国。「話し合いで北方領土が返ってくる」と、言っていた人がどれくらい頭が悪いのかが、お分かりいただけますかね?》
と、自身のTwitterに投稿した。
この件に関し、岸田文雄首相は7月1日に「すぐにLNGが止まるものではない。大統領令に基づき、契約内容でどのようなものを求められるか注視しなければならない」と発言。
これについても、
《この国の舵取りを担うべき人間が、他人事のように一般論しか言えないという悲劇。「決断と実行」が聞いて呆れる》
《じっくり注視し、じっくり聞いて、じっくり検討し、ゆっくり決断し、先送りを実行》
と、ネットには厳しいコメントが並んだ。
だが、仮に「サハリン2」からのLNG供給が止まれば、その影響をモロに受けるのが、岸田首相の選挙区の広島だという。
「サハリン2のLNGは国内の電力・ガス会社の多くが調達していますが、なかでも広島ガスは調達量の約5割を占めています。ウクライナ危機以来、サハリン2への高い依存度が危惧されていましたが、広島ガスは日本政府の方針にのっとり、ロシアからの調達を続けていたのです」(同)
4月4日には、広島ガス・松藤研介社長が「エネルギー安全保障上の観点から、当社は当面はサハリンからのLNG調達を継続する」と発表、政府の方針が変わらない限り、現状を維持する姿勢を明らかにしていた。
広島ガスでは、ほかの契約先から調達を増やすなどの対策を取る見込みだが、事態は深刻だ。首相のお膝元が大ピンチ――なんとも皮肉な話ではないか。
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佐々木朗希「マメ降板」は一流の証し…大谷翔平も悩んだ末に「入浴術」にたどり着いた!
ロッテの佐々木朗希投手(20)が、7月2日、出場選手登録から外れた。
佐々木は1日、ZOZOマリンスタジアムでの楽天戦に先発登板し、4回2安打10奪三振の無失点投球と快調だったが、右手指のマメが潰れて出血したため、降板していた。
「佐々木朗希は、長年マメに悩まされてきました。大船渡高校3年のとき、高校日本代表と大学日本代表戦で先発を務めましたが、マメの影響で初回わずか12球で降板しています。
また、同年、U18W杯の韓国戦でも先発を務めましたが、こちらも同じくマメの影響で、初回19球で降板しています」(スポーツ紙記者)
今後は、回復の様子を見ながら登板を判断していくという。
「同じくマメに悩まされてきたのが、エンゼルスの大谷翔平(27)です。大谷はこれまで、日ハム時代に3回、メジャーでも4回、登板中にマメがつぶれ、降板した経験があります。
しかし、風呂に入っても指がふやけないように、指だけは湯船に入れないようにしたり、クリームを塗ったり、ときには手袋をしたりと対策を講じたところ、大躍進につながったのです。
今回の佐々木のマメ降板は残念ですが、これも一流の証しだと思い、上手に対処していけば、いずれ問題はなくなるでしょう」(現地紙記者)
マメの克服が、佐々木の投手としての格を一段押し上げるはずだ。
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【参院選】生稲晃子、今井絵理子を音楽団体が支持表明…SNSに渦巻いた「なぜ三原じゅん子は呼ばれない?」の声
7月10日に投開票日を迎える参院選。自民党公認で出馬している今井絵理子氏と生稲晃子氏の決起集会が6月30日、自民党本部で開催された。
元「SPEED」メンバーで2期めを目指す今井氏と、「おニャン子クラブ」元メンバーで初出馬の生稲氏の両氏を支援するために集まったのは、音楽事業者4団体だった。
今井氏は、「エンタメ業界市場は2019年に約6300億円あったが、コロナ禍で約1100億円にまで落ち込んだ。アーティスト1人1人の力になりたい」と語り、生稲氏も「コロナで疲弊した業界のために、恩返ししたい」と話した。
両者への支援の意向を示した音楽4団体とは、日本音楽事業者協会(音事協)、日本音楽制作者連盟(音制連)、コンサートプロモーターズ協会、日本音楽出版社協会だ。一般的にはあまり馴染みがないが、いったいどのような団体なのか?
「中心的存在の音事協は、芸能界最大の業界団体で、渡辺プロダクション、ホリプロ、吉本興業、エイベックスなど、有名どころの事務所はほとんど加盟しています。タレントの引き抜きなど、事務所間のトラブルや著作権・肖像権に関わるさまざまな問題を改善する目的で発足しました。
音制連も、やはり芸能事務所で構成され、アミューズなどが所属しています。コンサートプロモーターズ協会は、文字どおりコンサートを主催する興行社、日本音楽出版社協会は音源を管理する事務所の集まりです」(芸能ジャーナリスト)
音事協の瀧藤雅朝会長は、決起集会で「現場の声を政界に反映させていただく太いパイプ役に」と語っていたが、実際、政治への影響力もかなりあるのだという。
「テレビ各局や広告代理店なども関わっており、メディアへの影響力は非常に強いといえます。基本的には自民党と密接な関係にありますが、ロビー活動も盛んです。
コロナ禍の2021年には音楽4団体の連名で『緊急事態宣言の延長に際しての声明文』を出し、イベントの無観客開催を要請する政府に対し、撤廃を申し入れています」(芸能ジャーナリスト)
となれば、自民党のタレント議員を支援するのも納得なのだが、ここで一つの疑問が。3選を目指し立候補している三原じゅん子氏は、なぜ呼ばれなかったのか?
ネットでも、
《音事協その他音楽団体によれば、「セクシー・ナイト」などのヒット曲を持つ三原じゅん子先生には音楽的な功績は何もないと…》
などと疑問を呈する書き込みがみられる。
「三原さんといえば『3年B組金八先生』(TBS系)のツッパリ役とデビュー曲『セクシー・ナイト』ですが、今井さんや生稲さんと比べると、芸能界の活躍度という意味では物足りないかもしれません。まさか、それで呼ばれなかったわけではないでしょうが……。
前回(6年前)の参院選では神奈川県選挙区でおよそ100万票を獲得してトップ当選、今回も安泰とみられているので、わざわざ決起集会に出る必要はないということでしょう」(同)
菅義偉内閣で厚労副大臣、岸田文雄内閣で内閣府大臣補佐官を務めるなど、政治家の階段を順調に昇っている三原氏。今井氏、生稲氏とは「格が違う」ということなのかもしれない。
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高畑充希は長そで奔走、本田翼は回し蹴り、倉科カナはセリフ地獄…女優たちが乗り越えた真夏の灼熱ロケ現場
東京都心は35℃以上を観測する猛暑日が続いている。だが、うだるような暑さのなかでも、女優たちは笑顔を絶やさず撮影に励んでいる――。本誌が捉えてきた、旬な女優の「灼熱ロケ模様」をお届けしよう。
まずは高畑充希(30)。2018年10月スタートの主演ドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京系)の撮影に臨んでいた彼女は、かわいらしい長そでのワンピース姿。
さすがに暑そうだが、そんなそぶりを見せることなく、スタッフと談笑していた。
このドラマは、結婚式の日に新郎に逃げられたアラサー女性編集者が、心の痛みを隠すために旨いものを探し求めるという筋書きだ。食べっぷりのよさが、夏バテしない秘訣か。
次は本田翼(30)。ある夏の日の成田空港に姿を現した彼女は、ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査』(フジテレビ系)のロケに臨んでいた。
本田が演じるのは、犯罪を未然に防ぐために潜入捜査をおこなう人物。武術の心得があるという設定で、回し蹴りのシーンもあるため、体幹から鍛えたのだという。
この日のロケでは回し蹴りは見られなかったが、暑さも吹き飛ばす豪快な蹴りだったに違いない。
最後は倉科カナ(34)。白手袋にビニールシューズカバー、左腕には「捜査」の腕章……。まさに刑事そのものの出で立ちの彼女は、『刑事7人』(テレビ朝日系)の撮影で、都内の公園を訪れていた。
同作はテレビ朝日が得意とする「刑事もの」のドラマ。セットから脚本、演技まで、高い完成度が要求される。
当時、本誌の取材に制作会社関係者はこう語っていた。
「倉科さんが演じた刑事・水田環は、細かいセリフが多い。新しい台本が次から次に上がってくるので、休憩時間でも熱心に台本を読み込んで準備していました」
夏に負けないストイックさが眩しい。
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かまいたち山内・驚くべき大物芸能人との交流 木村拓哉からサングラス、あゆから50万円のバックパックをプレゼント
かまいたち・山内健司が6月30日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、人気芸能人との交流を語った。
山内は木村拓哉と、マクドナルドのCMで共演した際にLINEを交換。
木村からサングラスももらい、それをかけてディズニーランドに行った写真を連続で20枚送ったところ、木村から「いや多くね?」とすぐに返信が来た。
また、テレビ朝日で朝6時にロケをしていると、たまたま木村の楽屋を見つけた山内が「僕らはこれからロケです」とLINE。木村から、またもすぐに「いや早くね?」と返ってきた。
山内は「端的にすごい速度で返してくれる」と喜んでいた。
また、山内は「フジテレビの番組で、浜崎あゆみさんが好きな芸人4人のうちのひとりに、僕を入れてくれて。楽屋でLINE交換をさせてもらった」と、浜崎あゆみの連絡先まで入手していることを明かした。
さらに「僕の今年の誕生日のときに、あゆがルイ・ヴィトンの50万円のバックパックを誕生日プレゼントで家に送ってくれました」と、もらった現物をスタジオで披露していた。
山内の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《かまいたち山内さんとキムタクのLINEのやりとりウケるww 多くね?早くね?ww》
《キムタクさん、そしてあゆさんとLINE交換…。山内さんスゲーなぁ…》
《山内さんのVUITTONのリュック山内さんの誕生日にあゆが送ったんだーーー!!!!!しかもそれ50万!!!!!ええええええええええすごすぎやんね》
「山内さんは、1月18日のInstagramでは、浜崎さんからもらったバックパックを背負った写真を投稿。
『あゆから誕生日プレゼントでもらったLVの新作のバックパック カッコよすぎ あゆさんからもらった言うたら濱家が飲み物、噴き出してた ありがとーあゆー!アリーナー!』と、喜びを爆発させていました」(芸能ライター)
大物芸能人と交流の輪を広げられるのは、山内の“才能”なのかもしれない。
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ハライチ澤部、疲労困憊の新幹線でファンから受けた“珍助言”に内心「うるせぇな」
ハライチ・澤部佑が、6月30日放送の『ハライチのターン』(TBSラジオほか)で、ロケで疲労困憊のときに新幹線で男性から言われたひとことを語った。
澤部は「1日ロケして、ヘトヘトで新幹線に乗ったら、スーツ着た50代の男性が『応援してます』って来た」と、その男性がファンとだと知ったという。
だが「そうしたら、俺の隣に座ろうとするの。『ちょっと5分だけ』って」と、男性が自分の席でもないのに、無理やり座ろうとしてきたという。
澤部の置いていた荷物の上に座ろうとしてきただけに、「ちょっと!」と言うと、相手は「すみません」と自分の本来の席に戻ろうとしたという。
それでも、澤部は「どうしました?」と声をかけた。
相手の男性は「澤部さん、面白くて好感度高くて、本当にファンなんです。ただ、それだと(あと)10年じゃないですか。なので、洞察力身につけましょう」と言ってきたという。
澤部は「うるせぇな」と思いつつも「半ばキレながら『ありがとうございます』って」と返したことを話していた。
澤部の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《新幹線の洞察力おじさん超ウザいな》
《新幹線でもし疲れてなかったら、怒りよりもこわさで話入ってこなかったと思う》
「澤部さんを新幹線で見かけた際のことをTwitterに投稿した一般ユーザーに、相方の岩井勇気さんは、2021年11月29日にTwitterで反論したことがあります。
そのユーザーは『澤部さんを新幹線で見かけて“あれ?”って言っただけなのに物凄いガン見して睨まれました』などと投稿。
これに岩井さんは『他人に普段の愛想の良さを強要するって、かなり傲慢ですね。有名人のプライベートはあなたの旅の余韻を保たせる為にある時間ではありません』と返していました」(芸能ライター)
つねに注目されるのも、人気者のつらいところだ。
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18号特大アーチも “空砲”、大谷翔平トレードは不可避か…エンゼルスを悩ませる「史上最悪の契約」
7月2日(日本時間)、アストロズ戦で18号本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平。ライトスタンドの2階席に飛び込む特大の先制弾だったが、その直後にエ軍先発投手が大炎上。終わってみればエンゼルスの得点はこの1点のみ。わずか2安打、8−1でアストロズに大敗した。
6月の大谷は6本塁打、打率2割9分8厘。投げては4勝をあげ、防御率は1.52。月間MVPに選出されてもおかしくないほどの大活躍をみせており、7月に入っても好調を維持できているとみてもよさそうだ。
だが、大谷が活躍すればするほど大きくなってくるのが、トレードの噂だ。
「現地6月30日付で、歴史ある米メディア『スポーティング・ニュース』に『エンゼルスはトラウトか大谷をトレードすべきかもしれない』と題する記事が掲載されました。単なる噂ではなく、客観的な分析による記事で、説得力があります」(スポーツライター)
この記事の前半部分はマイク・トラウトについて書かれており、2030年まで契約が残っているトラウトのトレードの可能性は低いとした上で、「では、大谷翔平はどうか」と続く。
「エンゼルスにとって大きな問題となっているのが、アンソニー・レンドンです。2019年オフにエンゼルスと7年総額2億4500万ドル(当時レートで約266億円)という巨額の契約を結びましたが、ケガが多くほとんど戦力となっていない。2021年は出場がわずか58試合で6本塁打、34打点。2022年は45試合で5本塁打、24打点。しかも右手首の手術を受け、今季絶望となっています。
2023年から2026年までの4年間、エンゼルスはトラウトとレンドンの2選手だけで、毎年7250万ドル(約98億円)を払い続ける必要がある。2023年オフにFAとなる大谷が、もし1年あたり3500万ドル(約47億円)で契約すれば、3選手で1億750万ドル(145億円)になる。
記事では、もし2人の選手を残し、それがトラウトとレンドンの場合、大谷をフリーエージェントで放出するわけにはいかず、その可能性はゼロだと書いています。つまり2023年オフの前にトレードに出すということです。
また、トラウトと大谷の両方をトレードする可能性もゼロではないとしていますが、いずれにしても問題はレンドンとの契約で、レンドンが復帰できなければ『史上最悪の契約として語り継がれる』と書いています」(同)
大谷の18号本塁打の動画をアップしたエンゼルスの公式Twitterにも、ファンたちの辛辣なコメントが並んでいる。
《残酷だ。大谷はチームを離れる日を指折り数えているに違いない。エンゼルスは彼の才能を無駄にしている》
《彼をトレードしてくれ。ゴミみたいなチームでスターを無駄にしている》
今季、ナショナル・リーグでも指名打者制度が導入されたことで、トレード先となるチームが増えたという背景もある。その日はいつか——。
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梅沢富美男「富澤」に名前間違えられ激怒…過去には紅白でも大事件が
7月1日放送の『人志松本のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演した梅沢富美男が、名前に関するトークを繰り広げた。
千鳥・大悟に「富澤さん」と名前を間違えられたことから、話が展開。「最近、富澤と呼ばれても全然怒らなくなったんだよ」と言いつつ、事前打ち合わせで事務所に来た番組スタッフがずっと「富澤さん」と呼んでいたことに「バカヤロー、梅沢だ!」とブチ切れたことを明かした。
さらに、最初に名前を間違えたのはNHKだったと続ける梅沢。1983年の紅白歌合戦に出場が決まり、お昼の番組に出たとき、司会の女優に「富澤富美男さんです」と紹介されたという。
「女優に『お前、いい加減にしろよコラ。お前も俳優なんだろ。俳優だったら俳優さんの名前ちゃんと憶えて紹介しろよ。俺は梅沢だよ。富澤じゃねえよ。どうせカンペ見てしゃべってんだろ』って、カンペ見たら『富澤富美男』って書いてあった」
このエピソードには、松本人志はじめ出演者が大爆笑。
《梅沢富美男を富澤さんて呼んでるくだりでむちゃくちゃ腹痛いwww 久々声も出ないくらい笑ってる》
《オチがあるから面白い》
と、ネット上でも梅沢のキレッキレトークは大好評だった。
名前の間違いは誰でもあるもの。とはいえそれがテレビの場合、大ごとになることもある。1984年のNHK『紅白歌合戦』では、名前の言い間違いで大騒動に。
「この年の紅白で、最大の注目は都はるみでした。流行語にもなった『普通のおばさんになりたい』で、突如、引退宣言。紅白がラストステージだったのです。
都はるみの歌唱が終わったところで事件は起きました。総合司会の生方恵一アナウンサーが『もっともっとさくさんの拍手を、ミソラ……ミヤコさんにお送りしたいところですが』と、やってしまったのです。
よりによって間違えた相手が美空ひばりだったことが災いしました。しかもこの年の紅白の平均視聴率は78.1%、都はるみ登場時は84.4%ですからね。
この件は『ミソラ事件』と呼ばれ、大いに世間を騒がせました。生方アナは、この翌年、大阪局に異動、その直後にNHKを退職したことも、事件の影響ではないかと噂されました」(芸能ジャーナリスト)
視聴率が80%を超える紅白など、今の時代には想像もできないが、当時は本当の意味での「国民的番組」だったのだ。その一番大事なところでの間違いとなれば、ひと一人の人生を大きく変えることになる。
やはり、名前の間違いには気をつけたい。
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フェンシング日本代表、東京五輪直前にも“沖縄観光合宿”が! 剣すら持ち込まず、ヘッドコーチはビーチバレーで骨折
6月30日、タレントの武井壮(49)が会長を務める日本フェンシング協会は、公式ホームページに「男女エペ沖縄合宿についての週刊誌報道に関するお詫びとご報告」と題した謝罪文書を掲載した。
発端は6月29日の「文春オンライン」による報道だ。
フェンシング・エペの日本代表チームが、日本オリンピック委員会(JOC)の助成金から費用の補助を受ける予定があった沖縄合宿で、当初の予定とは異なる“観光レジャー”をおこなっていた、というものだった。
記事では、代表選手たちがバナナボートに乗ったり、男性選手に女性コーチが水着姿でサンオイルを塗ったりしている様子などが、写真つきで報じられている。
これに対し、日本フェンシング協会は冒頭の文書で、
《男女エペ沖縄合宿につきましては、当協会に対する信用を大きく毀損する可能性のある重大な事案であると認識しており、このような事態に至ったことを深くお詫び申し上げます》
と事実を認め、謝罪した。
2021年6月、前会長でフェンシングの五輪銀メダリスト・太田雄貴氏(36)から会長を引き継いだのが、武井だ。
7月1日に自身のTwitterを更新し、合宿内容に対して 《印象としてはフリーが多い》 と個人的な印象を述べ、今後の対応については 《まずは今回の合宿の妥当性、過去に遡り、適切な合宿の運用ができていたのか? その辺りを明らかにしていく所存です》 としていた。
だが、本誌はこの「文春オンライン」に報道された合宿とは別の、まだ明らかになっていない“観光合宿”の情報をキャッチしている。
今回、問題となったのは、東京五輪にも出場した「女子フルーレ」日本代表チームの合宿だ。2021年4月25日に代表内定選手の発表があったが、問題の合宿は、4月13日から4月19日までおこなわれていた。場所はまたしても沖縄だ。
ちなみにこの時期、東京には新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されており、沖縄には「まん延防止重点措置」が適用されていた。
フェンシング関係者はこう話す。
「報道陣などにはまったく公開されていないものです。合宿先は沖縄本島北部にある、知る人ぞ知る“隠れ家風リゾートホテル”でした。そこに女子フルーレの選手ら、10数人が集まり、約1週間の合宿が実施されました」
この関係者いわく「文春オンライン」に報じられた合宿よりも「遊びの色が強かった」という。関係者が続ける。
「午前中はバスケなどの軽い運動をし、午後からの練習内容はフリー。そのため、コーチを筆頭に毎日、ホテルのプライベートビーチで海水浴やビーチバレーに明け暮れ、あきれたことに、選手は競技に使う『剣』すら持ち込んでいなかったそうです。
しかし、この合宿の約3カ月後には東京五輪開幕が控えており、こうした合宿内容に疑問を持つ選手もいました。『なぜ今、沖縄でこんな合宿をさせられているのか、理解できない。早くNTC(ナショナルトレーニングセンター)に戻って、練習を再開したい』という嘆きの声も上がっていました」
百歩譲って、五輪直前の国際大会や代表選考レースなど、ストレスのかかる場面を多く経験してきた選手たちの息抜きとして “フリー” の多い合宿が計画された、と考えることもできるかもしれない。しかし、そのことで五輪本番に影響が出ていたのだとしたら、笑えない事態だ。
「その『まさか』が起きたんです。合宿からの帰京前日、フランス人ヘッドコーチ(HC)のフランク・ボアダン氏が、ビーチバレー中に左足親指を骨折し、車椅子で帰京したのです。
大切な時期にボアダンHCが負傷したため、帰京後、五輪直前の練習に臨む代表チームは混乱しました。これだけの事態を引き起こした沖縄合宿にも関わらず、協会内では、まだきちんとした説明はなされていません。
合宿ごとの助成率はまちまちでも、代表チームの合宿や遠征の費用は、JOCや日本スポーツ振興センター(JSC)の助成金や、支援企業の負担金によって賄われています。そうしたお金がこういった合宿に費やされているのは、いかがなものでしょうか」(同前)
本誌は日本フェンシング協会に、この沖縄合宿について尋ねたところ、ボアダンHCの骨折を認め、以下のような回答があった。
東京五輪フェンシング・女子フルーレ団体準々決勝で選手たちに声をかけるフランク・ボアダンHC(写真・YUTAKA/アフロスポーツ)
ボアダンHCの骨折は「ビーチバレートレーニングで」
「(当該合宿には)スタッフ5名、選手11名、計16名が参加しております。
本合宿はオリンピックレース最終戦となるグランプリドーハ大会から帰国後、新型コロナウイルス感染予防措置の2週間隔離を経て、低下した体力を戻すためのフィジカル合宿と位置付けられており、フットワーク以外のフェンシング練習はおこなわれておらず、参加メンバーもその認識をもって参加したことが確認されております。
急激なトレーニングによる怪我を防ぐため、トレーニングは午前のみに設定され、フットワークやサーキットトレーニング、ダッシュ、ボールエクササイズ、ヨガなどを実施し、それ以外の時間は個々人で休養、トレーナーによるケア、散歩、サイクリング、海に入るなど、それぞれの方法でリカバリーに努めていましたが、天候の悪い日が多く室内で過ごした選手が多かったことも報告されています。
帰京日前日の午前にはトレーニングの一環として砂浜でビーチバレーをおこなったこと、もともとフリーの予定であった帰京日前日の午後には、参加者のうち、希望者のみ自己負担でマリンアクティビティをおこなったことも確認されています。
ビーチバレートレーニングの際、ボアダン氏が帰京日前日に左足親指を負傷しましたが、スケジュールに変更はなく、帰京日に車椅子で帰京しました。帰京後、骨折であると判明したと認識しております」
また、合宿に助成金などが費やされていることについて見解を求めると、
「合宿の時期や目的によって、また合宿中のオフの日にフェンシング以外の活動をおこなうことは多々ありますが、本合宿においては、合宿の目的に照らし合わせて問題となる行動はなかったことを確認しております。
引き続き助成金の申請にあたってはその意義を十分に理解し、申請するにふさわしい目的・内容であることの精査を徹底してまいります」
との回答だった。
武井は7月1日の“文春砲”に対する一連のツイートの最後に、本誌が合宿について問い合わせたことについて触れ、
《就任前の出来事でもあり、究明に時間を要しますが、これを機に、内在する問題を積極的に調査、洗い出し、改善し、再発防止、不適切な活動の抑止を徹底致します》
と、つぶやいていた。
もしこの投稿のとおり、本誌の取材がきっかけで、現会長が2021年4月の合宿の存在を知ったとすれば、協会の “自浄作用” は極めて低いと言わざるをえない。