「“第二のあいみょん”と呼ばれている彼女が来るとは思わなかったので、最初はびっくりしたんですよ……」
そう語るのは、音楽関係の仕事をしている男性(35)。そして彼のいう“第二のあいみょん”とは、シンガーソングライターのカネコアヤノ(27)だ。2014年にメジャーデビューし、バンドスタイルのほか、弾き語りでも音楽活動を展開。FM番組でトークコーナーを担当するなど、いま音楽界で注目される存在だ。
そんな彼女が姿を見せたのは、11月6日(金)の深夜だった。男性は、男性の仲間3人と東京・新宿区内の飲食店で飲んでいるうち、せっかくだから女性も呼んで一緒に飲もうという話になったという。
仲間の1人が「この近くで、よく遅くまで飲んでいる友だちの女のコがいるから、連絡してみるよ」と電話をかけてみると、女性は店に行くことを快諾。そして「今、一緒にいる女のコも連れて行っていい?」と知らせてきたという。
待つこと数十分。お店に女性2人が入ってきた。1人は、男性が電話をかけて誘った女性。そしてもう一人の女性が、カネコアヤノだった。
「男たちはみんな、彼女を見て『カネコさんだ!』とすぐ気づきました。ところが、1人だけ気づかない知人がいて。失礼にも『何のお仕事をされてる方ですか?』と彼女に聞いたんです。すると、カネコさんはサッと表情が変わって、『無職です! ニートです!』とキレぎみに答えてきました」
明らかに気分を害した様子の彼女を見て、質問した男性は「あ、そうなんですか……」とバツが悪そうに返事をした。だが彼女の機嫌はおさまらず、「私は2匹のねこと平和に暮らしてます。職業で人を判断するのはやめてください!」と、男性に食ってかかったという。当然ながら、酒の席は険悪な雰囲気に……。
「彼女が自分のことを知らない人間がいることに怒っているのは、全員すぐにわかりました。怒らせてしまった知人があまりにしょげているので、会計を済ませて僕たちだけで店を出ました。そこで、彼女がいかにすごい人かをレクチャーして『ミュージシャンは今、新型コロナウイルスの影響でライブができない状態が続いたりして、ピリピリしているんだろうね』と、慰め合ったんですが……。ただ、『自分のことは知っていて当然』という彼女の態度も、正直どうなのかとは思っています」
彼女の所属事務所に確認を求めたが、「とくにコメントはありません」とのことだった。
コロナ禍によるストレスはわかるけれど、周囲を巻き込むのはほどほどに。
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