日本メンズファッション協会が「第48回 ベストドレッサー賞」を11月27日に発表し、都内で授賞式を開催した。芸能部門では女優の杏や俳優のムロツヨシが受賞。また、若手クリエイターを支援する「第16回ベストデビュタント賞」の授賞式を併催し、モードストリートブランド「アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)」を手掛けるデザイナー李燦雨らが選ばれた。
>>昨年の「ベストドレッサー賞」は高橋一生や有村架純らがベストドレッサー賞受賞
1972年にスタートしたベストドレッサー賞は「自主性・時代性・流行性・人間性・国際性」を選考基準に、各界で時代をリードする人々を表彰。48回目を迎える今年は杏とムロのほか、経済部門から楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長、政治部門から参議院自由民主党幹事長の世耕弘成参議院議員、学術・文化部門から現代アーティストの小松美羽と横笛奏者・作曲家の藤舎貴生、スポーツ部門からカヌースラローム選手の羽根田卓也が選ばれ、特別賞にはピアニストの西川悟平が受賞した。なお、2020年春夏シーズンから東京ファッションウィークの冠スポンサーを務めるなどファッション事業を強化する楽天の三木谷社長は2004年以来15年ぶりの受賞で、同賞の経済部門で同じ人物が選出されるのは史上初となる。
授賞式で杏はグリーンを基調にイエローのフラワーモチーフをあしらったワンピース、ムロはグレーのセットアップ姿で登壇。"今年最も活躍した男"を表彰する「GQ MAN OF THE YEAR 2019」にも選出されたムロは、ベストドレッサー賞の受賞について「人前に立つ時はほとんど自分で服を選ぶことは無く、11年間一緒にやってきているスタイリストの森川雅代さんにテレビや紙面で着る衣装を選んでもらっているので、僕よりも雅代さんが頂いた賞だと思っています。雅代さん、おめでとうございます」と話し、受賞の喜びと感謝の言葉を述べた。
このほか、授賞式には特別ゲストとしてラグビー日本代表の稲垣啓太選手が登壇した。
【あわせて読みたい】GQが"今年最も活躍した男"に賀来賢人や横浜流星ら選出、キンプリがジャニーズグループ初の受賞
外部リンク