世代を越えて憧れる、いつの時代も色褪せない往年アイコンのスタイルからおしゃれのヒントをピックアップ! 第30回目は夏に欠かせないショートパンツを、大人シックに着こなす方法をレクチャー。伝説のおしゃれ達人たちの’50~’90年代のコーディネートは、時代ごとに特徴があって見どころ満点。あなたはどの時代の、どのアイコンのスタイルがお好み?
オードリー・ヘップバーンは上品な肌見せでショートパンツを攻略
1951年のフランス映画『モンテカルロへ行こう』での撮影シーンで魅せたのは、クロップド丈トップス×ストライプショーツという上品な肌見せが光るフレンチ・シックなスタイリング。すらっと伸びた脚に白のフラットシューズが抜け感たっぷり。オードリーが演じたのはアメリカのスター女優の役。グラマラスな体型がもてはやされていた1950年代、それとは正反対のスリムな体型だったオードリー。人気を博していくのはこの後間もなくのこと。
オードリー・ヘップバーンの “麗しの” ショートパンツ姿
1954年、映画『麗しのサブリナ』の頃のオードリー。持ち前の脚線美を存分に活かしたショートパンツルックには、チェックのシャツを合わせてトラッドなエッセンスをブレンド。オードリー流のショートパンツ着こなし術は、トップスにメンズライクなアイテムを合わせてヘルシーに仕上げることにあり! クラシカルかつ天真爛漫な彼女のキャラクターにぴったりな装いは、今見てもスタイリッシュ。
ジェーン・バーキンのフレンチなショートパンツルック
ビーチやプールで今すぐ取り入れたいショーツコーデがこれ! サイドレース使いのぴったりとしたショートパンツはよく見るとタイダイ柄。ピンクのTシャツをさらりとあわせるあたり、さすがフレンチアイコンを代表するジェーンらしいエスプリ感あふれる着こなし。ジェーン・バーキンのシグネチャー、定番のカゴバッグでコーディネートを仕上げて。
ジャクリーン・ケネディのハイウエストショーツ術
おしゃれなファーストレディとして注目を集め、一世を風靡したジャクリーン・ケネディ。1953年の新婚当時、マサチューセッツのハイニアスポートにある、ケネディ家のお屋敷にてバカンス中のジャッキーは、チェックのノースリーブシャツを合わせた、レトロ・ガーリーなショートパンツスタイルを披露。今年のトレンド、ハイウエストショーツは、ジャッキーのようにシャツをウエストインして着こなすのがオススメ。
ツィッギー流 ヘルシーな’70sアスレジャースタイル
1977年、NBCのテレビ番組「U.S. Against The World」に出演したときのツィッギー(左)。みんな揃って「フィラ」のレトロスポーツなショートパンツを着用。ソックス&スニーカーのちょっぴり野暮ったいバランスが今見るととっても新鮮!
「エル・ガール・オンライン」の元記事はこちら