cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_6e52ab485e97_解明・宇宙のしくみ「死をもたらす星〜Vol1〜」 6e52ab485e97 6e52ab485e97 解明・宇宙のしくみ「死をもたらす星〜Vol1〜」 oa-dnews

解明・宇宙のしくみ「死をもたらす星〜Vol1〜」

2019年6月17日 19:00 Discovery編集部


近年、宇宙でとてつもない規模の破壊をもたらす天体があるとわかってきました。


2015年に南米チリで超新星爆発が観測され、当初は比較的近くの超新星爆発かと思われたが、光の分析の結果、およそ40億後年も先から発せられた光だと判明したのです。


この「超高輝度新星爆発」はASASSN-15LHと名付けられました。

光のエネルギーは「光子」と呼ばれるエネルギーの粒子でできていますが、この超高輝度新星爆発は太陽の数千億倍だと考えられます。


では、どのように生まれたのでしょうか?

もととなるのは短命で一万年程で燃え尽きてしまう、「青色超巨星」という恒星です。この天体が寿命尽きていく時、恒星の核は「中性子星」という超高密度の天体となります。


中性子星は高速で自転し、強い磁場を持ち始め、特に強い磁場を持つ中性子星は「マグネクター」と呼ばれます。この「マグネクター」の中でも特別強いものが、強烈な光の放出を引き起こし、超高輝度新星爆発を起こしたのです。


この爆発の範囲は半径500光年から、1千光年に及ぶと考えられます。

その中には、何億もの恒星があり、生命のいる天体が何十億あったとしても、一切の生命は絶たれたでしょう。


 

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_0fc6365b096a_たくさんの小さな穴にゾッとするのはナゼ?謎の不安感「トライポフォビア」の正体 0fc6365b096a 0fc6365b096a たくさんの小さな穴にゾッとするのはナゼ?謎の不安感「トライポフォビア」の正体 oa-dnews

たくさんの小さな穴にゾッとするのはナゼ?謎の不安感「トライポフォビア」の正体

2019年6月17日 19:00 Daisuke Sato

「トライポフォビア」とは、不規則かつ密集した穴や近い形状に対する恐怖症のことだ。

たとえば蓮の実や蜂の巣といった穴が集合した形状のものを見た時に、ゾッとする感覚をおぼえたことはないだろうか。

こういった症状は正式には病気に分類されてはいないが、調査データでは、最大で10%の人が不安な感情に陥ったり、吐き気やゾッとする感覚を経験しているという。

一体、この感覚の正体は何なのだろうか。

トライポフォビアという名称は、2005年にオンラインフォーラムに投稿された造語であるが、命名者は不明とされる。だが、2005年よりも以前からこういった心理状態はあったと研究者たちは説明している。


英国立エセックス大学の心理学者であるアーノルド・ウィルキンズ氏は、人は自分を傷つける可能性があるものを本能的に避ける傾向があり、それが作用しているのではないかという。Psychological Scienceに掲載された、ウィルキンズらによるトライポフォビアに関する論文では、症状を誘発する画像と、有毒動物の類似性を指摘している。トライポフォビアを抱くものと同様の形状やコントラストを持つ有毒動物が存在することから、人が進化の段階で得た有毒動物への危機回避能力なのではないかと推測した。

だが、2018年にCognition and Emotionに発表された研究では、有毒動物への反応ではなく、伝染病を回避する反応ではないかとしている。穴の集合体のような形状は、天然痘の感染などによって皮膚に現れる膿疱に似ているからだ。論文では、人の進化の中で、感染症を持つ者を避ける能力が進化的優位を与えていたのではないかとしている。

この研究者たちはトライポフォビアを引き起こす画像に関し、多くの人が「恐怖」ではなく「嫌悪感」を引き起こしていることを指摘。例えば毒ヘビと出会った場合、人は交感神経系による「戦うか逃げるか反応」に移行し、「恐怖」という感情が生まれる。一方で、病気や腐敗している食べ物を見た際は、副交感神経系の作用によって「嫌悪感」を引き起こすのである。

どちらの説もまだまだ研究を重ねないと答えはでないようだ。どちらにしろ、あのゾッとする感覚は、人が進化の段階で手に入れた危険回避能力であることは間違いなさそうだ。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_38a3c9640462_文明を避けて生きる、知られざる部族たち 38a3c9640462 38a3c9640462 文明を避けて生きる、知られざる部族たち oa-dnews

文明を避けて生きる、知られざる部族たち

2019年6月14日 19:00 Daisuke Sato

世界中には、文明から離れて生活する「未接触部族(Uncontacted peoples)」と呼ばれる人たちが存在する。

先住民の保護活動を行なっているNGO「サバイバルインターナショナル」のデータによると、同じような部族は世界中に100以上存在しているという。地理的な要因などで人里から遠く離れているため、その独立性は現在でも保たれているのだ。

だが、彼らの平穏な生活は、森林伐採などによって奪われつつある。


2018年、ブラジル・ロンダニア州のアマゾンで、非接触部族の最後の一人とみられる男性が映像に捉えられた。映像を撮影したFUNAI(ブラジルの国立先住民保護財団)は、この男性を外敵脅威から守るため、過去22年間見守ってきていた団体だ。男性は、オノで木を削ったり、動物を捕まえるために穴を掘るなどして生活している。

ここでは、1980年代に違法に森林伐採や土地を略奪する者たちによって、先住民たちが追放されたり殺害された事件が起こっている。男性は、こうして一人残されてしまったと考えられている。


サバイバルインターナショナルは、アマゾン川流域だけでも80以上の非接触部族が生活していると説明している。こういった外界と接点を持たない先住民のコミュニティは、インフルエンザなどの伝染病に対する免疫が弱いとされる。同団体は、外界との接触は彼らの命に関わる行為であるため保護する活動を続けている。保護といっても、実際には直接接触はせずに、上空からの撮影などで密猟者や違法な採掘者から見守るという形だ。

文明に生きる私たちが知らないだけで、世界中にはそういったコミュニティがまだまだ多く存在する。そして私たちの多くは、そういった人たちへ行われている侵略行為も知らないままなのである。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_ffad75dd8cdd_トラがこの100年間で4%まで減少していること、ご存知でしたか? ffad75dd8cdd ffad75dd8cdd トラがこの100年間で4%まで減少していること、ご存知でしたか? oa-dnews

トラがこの100年間で4%まで減少していること、ご存知でしたか?

2019年6月14日 13:00 Discovery編集部

私たち日本人にとっても馴染み深い動物であるトラ、実は絶滅の危機に瀕していることをご存知でしょうか。

WWF(世界自然保護基金)によると、20世紀初頭にはおよそ10万頭いたとされるトラですが、現在はわずか4000頭ほどしか存在していないということです。この100年間でその数はわずか4パーセント程度まで減少しているのです。

原因としてあげられるのが、ハンティングや生息地の減少です。特に第二次大戦以前、イギリスの植民地統治下にあったインドでは、トラのハンティングがイギリス人や上流階級の人々によって盛んに行われました。これらの狩猟は主にトラの頭の剥製、いわゆるトロフィーを競うスポーツのような感覚で行われ、4万頭いたとされるトラは現在わずか2300頭ほどに減少してしまったのです。

それでも現在それなりの個体数を維持できているのは、とあるインド人の活躍がありました。その名はカイラシュ・サンカラ。デリー動物園の園長であった彼は世界で最も早くトラの保護の必要性を訴えた人物でもあり、後年その活動を称えて政府から表彰されています。

「自然だけが、彼の尊敬する唯一のものだった」と語られるカイラシュ。当時は国立公園のような野生動物を保護する場所も、法律もなかったため初期の活動は困難を極めたものでした。そして、努力の甲斐あって国立公園、法的な規制が出来ましたが、密猟者たちとの戦いは今なお終わっていません。そんな彼の努力を支えたのが、インド独立の父、マハトマ・ガンディー。長期にわたる政治的な援助がその苦闘を支え、インドのトラが絶滅することを防ぐのに大きく貢献しました。

カイラシュは1994年に69歳でその生涯を終えましたが、その活動は息子へと受け継がれています。

アニマルプラネットではトラの保護を目的として7月29日と定められた「世界トラの日」にあわせて、トラに関する特別編成をお届けします。カイラシュの奮闘を描いた『タイガーランド』をはじめ様々な番組をお届けしますので、ぜひお見逃しなく。
放送日時:7月29日(月)20:00スタート『トラの日特集』はアニマルプラネットにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_e35f831fe223_宇宙に初めて行ったのはイヌ!?米ソ宇宙開発の舞台裏で起こっていたこととは e35f831fe223 e35f831fe223 宇宙に初めて行ったのはイヌ!?米ソ宇宙開発の舞台裏で起こっていたこととは oa-dnews

宇宙に初めて行ったのはイヌ!?米ソ宇宙開発の舞台裏で起こっていたこととは

2019年6月14日 12:00 Discovery編集部

アメリカの宇宙飛行士で初めて宇宙に行ったのは誰かご存知でしょうか?

その名前は「ハム」。そう、アメリカの宇宙飛行士で初めて宇宙飛行を体験したのはカメルーン生まれのチンパンジーだったのです。

ちなみにハム、何十匹という候補生の中から選抜されたエリートなのです。ハムは機器のライトが点滅すると反応してボタンを押すように訓練されており、成功すればバナナをもらい、失敗すれば電気ショックを受けていました。ちょっと可哀想な気もしますが、ハムが乗ったロケットは無事地球に生還することに成功します。

これはアメリカのマーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)の一環として行われた実験で、後に後輩となるエノスというチンパンジーが宇宙飛行に成功しています。余談ですが、ハムはその後動物園で十数年間、静かに余生を過ごしています。

一方、アメリカとの熾烈な宇宙開発競争を戦い、常に有利な立場にあってソ連が宇宙に初めて送り込んだ生き物はイヌでした。「ライカ」と呼ばれたそのイヌは世界で初めて宇宙飛行を遂げたイヌとなりましたが、当時は大気圏に再突入する技術がまだなかったため、再突入前に毒入りの餌で安楽死させる方針でした。

しかし、後に明らかにされたことですがライカは登場していたカプセルの断熱材の不具合により、大気圏再突入前に亡くなっていました。この後も何度かイヌを用いた実験が行われましたが、その多くが無事生還しています。そのうち、初めて宇宙飛行から生還したベルカとストレルカは特に有名で、ストレルカの子犬の1匹はケネディ大統領に贈られています。

動物たちを可哀想と感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、今の宇宙開発には知られてはいない開発秘話があり、多くの努力によって人類は宇宙へと踏み出してきました。

ディスカバリーチャンネルではこの熾烈を極めた米ソの宇宙開発競争『月へ!米ソ宇宙開発の舞台裏』を初め、月面着陸50週年を記念した特別編成をお届けします。ぜひご期待ください。

放送日時:7月20日(土)15:00スタート 9日間連続『月面着陸50周年記念 特集:宇宙への挑戦』はディスカバリーチャンネルにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。
放送日時:7月20日(土)15:00スタート 9日間連続『月面着陸50周年記念 特集:宇宙への挑戦』はディスカバリーチャンネルにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_e65adf9915ff_アーバンモンスターズ・街中の巨大魚 第11回 首都圏の大型エイリアンフィッシュ『ハクレン』の奇妙な生態 e65adf9915ff e65adf9915ff アーバンモンスターズ・街中の巨大魚 第11回 首都圏の大型エイリアンフィッシュ『ハクレン』の奇妙な生態 oa-dnews

アーバンモンスターズ・街中の巨大魚 第11回 首都圏の大型エイリアンフィッシュ『ハクレン』の奇妙な生態

2019年6月13日 14:00 平坂寛

=

利根川水系にのみ定着した外来巨大魚

=
日本最大の流域面積を誇る利根川水系と、それに連なる荒川水系。
首都圏を流れるこれらの大河には体長1メートルを超える巨大魚が密かに、しかし大量に生息している。
その名は『ハクレン』。…どこかエキゾチックな響きである。
それもそのはず。ハクレンはもともと関東に分布していた魚ではなく、中国大陸の大河を原産とする外来のコイ科魚類なのだ。


ハクレンはかつてソウギョ、アオウオ、コクレンらを含めたコイ科の大型食用魚『四大家魚』の一角として日本各地へ導入された経緯を持つ。水産資源としての価値を大いに期待されていたのである。
しかしながら、ハクレンを含む四大家魚は関東平野を流れる利根川水系でしか繁殖・定着するには至らなかった。
この事態はハクレンたちの特殊な繁殖形態に起因する。彼らの故郷は大陸特有の長大な河川であり、繁殖期に産み落とされた卵は流れに押されて川底を転がり続け、およそ2日後にはるか下流の止水域で孵化するのである。
そのため流程が短く傾斜も急な日本の河川では、ほとんどのケースで孵化する前に海へ流れ出てしまう、あるいは激流の中で孵化して死亡してしまったりという運命を辿る。
その点で長い流程と霞ヶ浦のような大きな止水域を誇る利根川水系は奇跡的に条件が整っているのである。
たしかに東京やその近郊にこれほど大きな外来魚が生息しているのは一見すると似つかわしくないように思える。しかし大河あってこそ栄えた首都圏に大河ありきのライフサイクルを持った巨大魚というのは、なかなかどうして必然的な取り合わせと言えるのかもしれない。
=

マッシュポテトで釣れる!!

=
そんな導入失敗の経緯ゆえか、ハクレンは当初の目的であった水産資源としてもついに日本では定着しなかった。
だが今日では意外な形で人々に親しまれている。一部の釣り人の間で首都圏で狙える巨大魚としてコアな人気を集めているのである。
ハクレンはある水系に一匹しかいないような、いわゆる「川のぬし」的にレアな存在ではなく「デカイのにたくさんいる」手頃な大物であるのもポイント。巨大なハクレンが大群で一斉に飛び跳ねる「ハクレンジャンプ」の壮観は埼玉県久喜市の密かな名物にもなっているほどだ。


ハクレン釣りのもっともユニークな点は釣り餌だろう。
なんとマッシュポテトや米ぬか、あるいはそれらを混ぜたものをダンゴにして使用する。
なぜならハクレンはその巨体に似合わず水中を漂う植物プランクトンを食物としているためだ。
そのため、ミミズやエビには食いつかない。水中でハラハラと溶けて漂うマッシュポテトや米ぬかでプランクトンを再現するのである。それらを夢中で食べているうちにうっかり釣り針まで吸い込んでしまう…という寸法だ。


流線型の身体に大きな二叉型の尾鰭。こうしたハクレンの身体的特徴は長距離の遊泳に特化していることの証左であり、針にかかると強力かつスタミナに溢れた引きを見せつける。
なるほど。魚との駆け引きを求める釣り人が目をつけたのもうなずける。



激しい抵抗をいなし続けることしばし、でっぷりと太ったハクレンが水面に姿を現した。
しかし…。よくもまあ植物プランクトンだけでここまで立派に育つものだなぁ。
いや、実際には植物プランクトンを食べているからこそ大型化できるのである。
魚や甲殻類を主食とする肉食魚であれば、大型になるほど肉体の維持に大きなコストがかかる。ある水域において捕食できる小動物は有限な資源だからだ。
一方で流域の都市から生活排水が流れ込み常に豊栄養気味の利根川水系では無限とも思えるほど大量の植物プランクトンが生育している。食べても食べても無くならない。



もちろん、大きいだけあってハクレンは驚くほどの大食漢。泳ぎながら常に水中を漂う大量のプランクトンを口で受け止め、エラで濾しとって体内へ取り込み続ける。「質より量だぜ!」とばかりに食い続ける。
だからこそハクレンは、ハクレンだけは利根川水系でこの巨体を大量生産&維持することができるのだ。その有様はさながら「泳ぐ浄水施設」である。


実際に彼らの濾過能力の高さを利用し、富栄養化した池や河川を浄化する目的で放流するケースは日本はおろか海外でもしばしば見られる。
特に長大な河川の多いアメリカ合衆国では気軽に各地へ導入したところ、多くの水域で大繁殖してしまった。結果、漁網に絡んでナマズ漁を妨げる、エンジン音に驚いた群れがボートに飛び込み乗員が怪我をするなどの被害が発生し問題となっている。

外来生物というのは「肉食でない=無害」なんて単純な問題でもないのだ。


ところで、食用として持ち込まれたのなら味はさぞ良いと思われることだろう。
…これはイエスでありノーだ。
多量の水をろ過して餌を摂るハクレンは生息する水域の水質を食味に色濃く反映してしまうのである。
つまり清浄な水で育ったものはもちろん美味しい。だがその一方で淀んだ流域で暮らし、汚れた水を取り込み続けた個体は非常に泥臭く……否、ドブ臭くなる。
こうなってしまうと調理の工夫で臭いを消し去ることはほぼ不可能で食用魚としては失格の烙印を押さざるを得なくなる。
捕獲後に清水で蓄養すれば改善も見込めるが、この激しく泳ぎ回る巨体を生かしたまま輸送、ストックするのはあまり現実的ではない。
この辺りも本種が日本やアメリカで水産資源として受け入れられていない理由の一つかもしれない。


平坂寛

*Discovery認定コントリビューター

生物ライター。五感で生物を知り、広く人々へ伝えることがポリシー。「情熱大陸」などテレビ番組への出演や水族館の展示監修などもつとめる。著書に「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社)
「外来魚のレシピ: 捕って、さばいて、食ってみた」「深海魚のレシピ: 釣って、拾って、食ってみた」(ともに地人書館)がある。
ブログ:

平坂寛のフィールドノート

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_b679077a2d70_ティラノサウルス、実は走れた!最新研究からその声から姿までを徹底再現してみた b679077a2d70 b679077a2d70 ティラノサウルス、実は走れた!最新研究からその声から姿までを徹底再現してみた oa-dnews

ティラノサウルス、実は走れた!最新研究からその声から姿までを徹底再現してみた

2019年6月13日 13:00 Discovery編集部

ティラノサウルス、恐竜と言ったらまず一番先に名前があがるぐらい人気のある恐竜ですよね。

様々な映画やアニメ、小説などのコンテンツに登場してきたティラノサウルス。その姿についての今まで何度も通説が覆るなど、研究者の間でも非常にホットなテーマとして扱われてきました。そんなティラノサウルスの姿を最新研究に基づいてCGで本当の姿を復元するのがアニマルプラネットの『新説!Tレックス再発見』です。

映画『ジュラシック・パーク』で描かれたように、かつての研究ではティラノサウルスの知能については低いと考えられていました。しかし、最新の医療技術を駆使して行われた研究では彼らが極めて高い思考能力や認知能力、さらにライオンのような社会性を持っていたことが明らかとなりました。

また、ティラノサウルスは走ることが出来ず、腐食性(死体の肉を食べること)であったという説についても、誤りであるようです。先程の述べたように高い社会性持っていた彼らは共同で狩りを行ったり、あるいはティラノサウルス同士で激しく争った傷が骨から見つかるなど、生きた動物に対しても積極的に攻撃していたとされる根拠が多く発見されたためです。

さらに、気になるその容姿についても驚くべき事実が判明します。鳥類とも比較的近縁であることから、爬虫類のような変温動物ではなく、毛が生えた恒温動物であったとされる説が有力視されているのです。そして、後ろ足に比較して貧弱な前足に関しても、ある衝撃的な事実が明らかに…。

アニマルプラネットでは夏休みスペシャルとして、他にも戦車やヘリコプターなど現代兵器と恐竜の対決やマンモスなど氷河期の生物と絶滅の秘密、魚竜、翼竜に至るまでありとあらゆる恐竜に関するコンテンツをお届けします。
放送日時:7月20日(土)20:00スタート『恐竜と古代生物:夏休みSP』はアニマルプラネットにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_84b03d7ad0eb_世界最大級の消防艇、その驚きの性能とは 84b03d7ad0eb 84b03d7ad0eb 世界最大級の消防艇、その驚きの性能とは oa-dnews

世界最大級の消防艇、その驚きの性能とは

2019年6月13日 12:00 Discovery編集部

 

船での火災なんて滅多に起こらない、なんて思ってはいませんか?

ところが、海上保安庁の発表によると、平成22年から平成26年までの5年間に限っても年間80隻前後の船舶火災が発生しているのです。4,5日に1回は起きていると考えると案外多いですよね。

さらに船舶での火災はその性質上、消火活動は困難を極めます。それはそれぞれの船舶が複雑で多層の構造で有ることに加え、運んでいるものが異なることによります。例えば、近年はスクラップを積んだ貨物船の火災が増えています。これは、スクラップの中にバッテリーなどの発火する可能性のあるものが含まれているためであるそうです。

そして、そんなときに活躍する消防艇。日本で最大のものは東京消防庁に所属する「みやこどり」です。全長43メートル、放水量は毎分7万リットルで消防車なんと35台分に当たり、負傷者の搬送も想定し最大100人まで乗れるといいます。

10分とかからずに一般的な25メートルプールを満杯にするすさまじい放水量なのですが、その倍以上の放水量を持つ消防艇がアメリカには存在します。「Warner L Lawrence」は、西海岸の主要な荷揚港であるロサンゼルス港に配備されている消防艇で、8個の放水銃を装備しています。これらを組み合わせると、1分あたり144,000リットルもの放水が可能です。

さらに、同消防艇は放射能や化学物質など、様々なものから乗員を保護できるように設計されているという、まるで軍艦のような防護性能まで有しています。ディスカバリーチャンネルの『海洋メガマシン』では、そんな同消防艇の乗員やエンジニアに密着、詳しい構造や日々の活動に迫ります。どうぞお見逃しなく。
放送日時:7月16日(火)21:00スタート『海洋メガマシン』はディスカバリーチャンネルにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_05d6d8cdc0b2_血液型占いを作ったのは大学教授、血液型占いの意外な事実 05d6d8cdc0b2 05d6d8cdc0b2 血液型占いを作ったのは大学教授、血液型占いの意外な事実 oa-dnews

血液型占いを作ったのは大学教授、血液型占いの意外な事実

2019年6月12日 21:00 Discovery編集部

 


 

「A型は几帳面」「B型はマイペース」「AB型は天才肌」「O型は大雑把」…。

血液型占いではこういわれることが多いのではないだろうか。「全く信じていない」という方も多いかもしれないが、実はこの占い、日本の大学教授が作ったということを知ると驚くのではないだろうか。

基礎を築いたのは東京女子高等師範学校の教育学者・古川竹二(ふるかわ たけじ)教授だ。入試の責任者でもあった古川教授は、テストの点数ばかりが重要視される傾向に違和感を持ち、性格的な面も考慮すべきだと考え、公平に性格を判断する方法を模索した。

そうして1927年に発表された論文「血液型による気質の研究」は”古川学説”と呼ばれ、心理学だけでなく医学、教育など多くの分野で注目され、調査が行われることとなった。

そして、現在のように血液型占いを一般的にしたのが文筆家の能見正比古(のみ まさひこ)氏。古川学説に影響を受け、1971年に「血液型でわかる相性」、1973年に「血液型人間学」など、一般人向けの著作を発表。これをきっかけに血液型占いが広く知られることになった。

さらにテレビ番組で取り上げられると血液型占いは空前のブームになる。血液型を題材にした歌や血液型別のCMも放送され、ブームはお隣、韓国や台湾にまで影響を与えるまでになった。

一方こうしたブームの裏でアメリカのニューヨークタイムズは「日本独特の奇妙な科学」さらにウォール・ストリートジャーナルには「強迫観念に近い」と報じられた。

実際海外の人は自分の血液型すら知らないという人がほとんどで、血液型占いは奇妙に見えるという。では実際のところ、科学的な根拠はあるのだろうか。

これまで数々の研究がされてきたが、そのほとんどが「血液型と性格に関連性は無い」というものだ。

例えば古川学説の場合、注目度の高さから教育、医学、産業、軍事など、少なく見積もっても300以上の追試が行われたというが、血液型と性格の明らかな相関関係は確認できず、1933年には学会によって否定されている。

また、古川学説はたった11人の親族のデータからB型とO型は外交的、A型とAB型は内向的という仮説を出し検証されたもので、現在の統計学からすると有効なデータでは無いという意見もある。

さらに2014年には、社会心理学者の縄田健悟(なわたけんご)教授による「血液型と性格の無関連性」という論文が発表された。この研究では日本人だけでなくアメリカ人も対象に1万人以上にアンケート調査が行われ、血液型によって回答に違いがあるか検証を行った。

結果、「個人の好み」「将来の計画」「宗教」「ギャンブル」「恋愛」など68項目のうち、65項目において、血液型による特定のパターンは観察されなかったという。

ではなぜここまで血液型占いが人々の心をとらえたのだろうか。

キーワードは「確証バイアス」と「バーナム効果」の2つだ。

確証バイアスとは「自分に都合のいい情報だけ取り入れて都合の悪い情報は無視してしまう」という心理的な偏りのことだ

例えば「A型で几帳面な人」と「B型で几帳面な人」がいたとすると、A型の人は「やっぱりA型は几帳面」と思うが、B型の人は「B型なのにA型っぽい」と思わるというわけだ。

このように「A型=几帳面」という図式は変わらず、「B型なのに几帳面」という都合の悪い情報は切り捨ててしまうのだ。

「科学的根拠がない」と何度も科学者が発表しているのに信じてしまうのも、まさに確証バイアスの影響だ。

もう一つのバーナム効果は「曖昧で誰にでも当てはまることを、さも自分のことだと認識してしまう」心理効果のことだ。

「A型は几帳面」「B型はマイペース」「O型は大雑把」「AB型は二面性がある」…。これらを見て当たってると思ったなら、他の選択肢の性格も当てはまるのではないだろうか。

「つまらない…」と思われたかもしれないし、実際そう思われるのも当然かもしれない。ただ、科学的に裏付けがなくても「今日のあなたはツイてる」と言われると悪い気はしないだろう。一種のエンターテインメントを楽しめていると考えると、提唱者の古川教授に感謝してもいいかもしれない。

外部リンク

cat_oa-dnews_issue_6e52ab485e97 oa-dnews_0_7431f8c85770_イギリスで海に沈んだ古代遺跡発見!まるでアトランティスのようだと話題に 7431f8c85770 7431f8c85770 イギリスで海に沈んだ古代遺跡発見!まるでアトランティスのようだと話題に oa-dnews

イギリスで海に沈んだ古代遺跡発見!まるでアトランティスのようだと話題に

2019年6月12日 19:00 Daisuke Sato

2019年5月、イギリスとベルギーの研究者らが、石器時代のものとみられる遺跡の一部を発見した。しかも発見されたのは、イギリスの北海の底だという。

6000年以上前のものと思われる2つの石造りの遺跡の一部は、かつて川であったと思われる地形から発見された。考古学の調査で、ここまで陸から離れた場所で遺跡を発見したのは初めてのこととなる。

以前から、漁師や石油調査団が北海で遺跡のようなものを偶然発見していたことは知られていたが、考古学的に価値がないものとみられていた。

今年5月、イギリスとベルギーの考古学チームはこれまで価値がないとされていた情報を頼りに、ノーフォークの村から北へ40kmの海で、30センチほどの大きさの石で作られた人工物を採取した。

それは、海底に沈んでしまった集落の重要な証拠だと考えられ、この石器時代の集落は紀元前6000年前に海に飲み込まれたことなどがわかった。


発見された堆積物のサンプルから、この地域には、動植物が生息する広大な景観があったことが推測されている。さらに、河口の反対側には、紀元前8200年から7000年頃のものとみられる集落も発見されており、ハンマーとして使われてであろう石器なども見つかっている。

この集落の人々は、鹿や野生の牛、アザラシや魚などを狩猟しながら生活をしていたようだ。ナッツのような食用の実から、矢を作るのに適した木など、石器時代を生きる人間にとって完璧と思われる環境がその地域にはあったようだ。だが、氷河期の氷が溶け、北海が形成された際に海の底に沈んだとみられている。

調査の次の段階では無人の小型潜水艦を使用し、さらに詳しく海底を調査する予定だ。

外部リンク