cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_e367691abe61_“日本ナンバー”で結束を呼びかけ。カーベルが全国7駅に広告を掲出 e367691abe61 e367691abe61 “日本ナンバー”で結束を呼びかけ。カーベルが全国7駅に広告を掲出 oa-carwatch

“日本ナンバー”で結束を呼びかけ。カーベルが全国7駅に広告を掲出

2020年7月28日 07:00 Car Watch

2020年7月27日から順次掲出


「100円レンタカー」の全国チェーン展開などを行なうカーベルは、札幌・仙台・大宮・品川・名古屋・大阪・博多の全国7駅に、“日本ナンバー”のナンバープレートをデザインした広告を7月27日から順次掲出している。

 この広告は、夏休み期間に再び懸念される“県外ナンバーへの過剰反応”に対して呼び掛けようと企画されたもの。新型コロナウイルス感染拡大による移動の自粛期間に、他の都道府県のナンバープレートを付けたクルマがあおり運転を受けたり、落書きをされたり、ナンバープレートが県外であるという理由だけで過剰な反応が起こる「県外ナンバー狩り」が話題となったことを受け、新型コロナウイルス第二波・第三波への不安、心の余裕のなさから起こる他人への差別や誹謗中傷などに対して、「今一度日本国民として結束し、不確実な問題に対し多様性を受け入れながら乗り越えていこう」というメッセージが込められている。




 メッセージは「車には、品川ナンバー、心には、日本ナンバーを」(掲出される地域によって品川や名古屋、大阪などナンバーの地域も異なる)から始まり、「新型コロナウイルスの影響で、県外ナンバーへの差別が起きた」「生活は大きく変わった。次は、私たちの心が変わるとき。今、私たちは試されているんだ。バラバラになるか、“日本というワンチーム”で乗り越えられるのかを。誰かが悪いなんてない。私たちは1つに繋がっている」と、一丸となっていこうという想いが込められたメッセージが続く。











 この広告を企画したのは、カーベル 代表取締役 伊藤一正氏。「カーベルだからできるメッセージを伝えたい」として、下記のとおりコメントをしている。


カーベル 代表取締役 伊藤一正氏のコメント全文


 クルマを通じて、お客さまに幸せを届けたい。「お客さまがハッピー×スタッフがハッピー×経営者がハッピー=ハッピートルネード」これがカーベルの目指す姿です。

 今回、クルマに関わる会社として身近に感じる「県外ナンバー狩り」問題をきっかけに「ナンバープレート」という形でメッセージを発信しました。カーベルには、「好きか、大好きか」という社訓があります。嫌い=敵を作らないポリシーで、生き方においても、ビジネスにおいてもライバルや競争は必要だが敵はいらないと思っています。

 新型コロナウイルスの拡大と同時に、見えないウイルスへの不安からか、不当な差別や誹謗中傷、いじめなど「心のウイルス」に感染している人を見聞きします。

 今、子供から大人までがやるべきことは、確かな情報を共有し、冷静な判断で“日本というワンチーム”になって前進することだと思います。

 今回のメッセージは、カーベルとしてだけではなく、みんなをハッピーにしたい、プロレスラーでもある私個人の思いでもあります。今回のメッセージを1人でも多くの人に見ていただき、県外ナンバー狩りに限らず、心のウイルスから「快復」し、1人ひとりが「日本ナンバー」の気持ちを持って、困難な状況を乗り越えていけたらいいなと思います。

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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_ebdaf81ca047_下肢障がい者用MX-30 EVモデル ebdaf81ca047 ebdaf81ca047 下肢障がい者用MX-30 EVモデル oa-carwatch

下肢障がい者用MX-30 EVモデル

2021年3月8日 00:00 Car Watch


 マツダ初のフルEVモデルとして話題のMX-30だが、もう1つのニュースは自操車と呼ばれる下肢障がい者も乗れるEVでもあることだ。マツダでは「Self-empowerment Driving Vehicle」と呼んでいる。上肢だけでドライブできるクルマだが、EVとの相性は優れており、慣れれば動きは滑らかだ。

 従来の下肢障がい者用の福祉車両との違いはアクセルの操作方法だ。日本で主流なのは、ブレーキとアクセル操作が一体型となったシフトレバーのように出ているスティックを左手で前後に操作し、右手でハンドル操作をするタイプだ。今回のMX-30 EVモデルでは左手はブレーキレバーに専念し、右手でハンドル内のリングを押すことでアクセル操作することができるタイプで、欧州で広く使われている。

 ハンドルは送りハンドルのように操作するのがポイントだ。常に両手が塞がる緊張感からは解放されるのも安心感がある。マツダは運転する楽しみを標榜しており、そのタグラインに則って下肢障がい者用車両にも積極的に訴求する。


 実際に横浜R&Dの構内でそのプロトタイプに乗せてもらった。最高速は30km/hだが乗せてもらえることが嬉しい。

 いきなり走り出せるわけではなく、最初に簡単なレクチャーを受けないと「???」マークがつくばかりだ。しかし広報の町田さんの説明でなんとなく要領が分かった。

 慣れた右足をフロアに固定封印して、パーキングブレーキを解除して、恐る恐るリングのアクセルを押してみる。オー! ウゴイタ! これだけでも感激だ。最初のUターンやタイトターンでドタバタとハンドルを送るように緊張の頂点で操作する。気が付けば操舵力も軽い。

 やっと直進路に来てグイグイとアクセルリングを押す。スーと加速が伸びる。EVならではの滑らかさだ。レスポンスとその後のスムーズな加速性能はなじみやすく、速度コントロールもしやすい。アクセルリングはストロークもあって親指で押し込む感じだ。ハンドルは手のひらで送るように回す。ハンドルとアクセルリングの位置関係はさらに検証していくようだ。

 下肢障がい者がモータースポーツに挑戦しているケースも少なくない。使いやすい位置などヒアリングしながら開発されていると思われるが、発売までにはさらにチューニングされるだろう。

 ただ現状でも慣れると予想以上に緊張感が和らぐ。

 さらにブレーキレバーは左肘を乗せるアームレストがあり、ここを支点にすることで一定のリズムでブレーキ操作ができる。

 ブレーキに関しては右足でブレーキペダルを踏むのを一生懸命抑えてのことで、気が付くとブレーキペダルを踏みそうになっている自分がいた。あたふたしながら、ブレーキレバーだけで減速する。こちらも慣れてくると運転を楽しめる。

 ブレーキレバーの最初のストロークは減速Gはもう少し鈍くして、車庫入れなどでジワリとした動きができるといいと感じたが、こちらは完全なド素人、慣れてしまうと自在に操作できるのかもしれない。


 2つの操作がリンクして反射的に動かせるようになるのはもう少し時間が必要だがなかなか得難い経験だ。

 このクルマは健常者も普通に運転できるようになっているので、フットブレーキを踏んでイグニッションをONにするとアクセルペダルの操作ができ、普通のクルマになる。もともと下肢障がい者用でもブレーキペダルは操作可能なので、交替はいつでもできるのだ。

 1つ感じたのは自動駐車が欲しいと思ったことだったが、すでに実験的に装備されていた。

 MX-30は観音開きのドアで、このメリットを活かしてリアドアは運転席にある自動ドアスイッチで開閉できるため、乗車の際は車いすからシート横に出せる補助シートに移動して、車いすを自分で畳んで後席に収納することができる。従来はウィンチを使ってルーフに上げるなど大掛かりだったのが、シンプルなメカニズムで済んでいる。


 車いすは折り畳みができれば汎用品でも収納できるが、マツダでは6kgしかないカーボン、アルミを多用した軽量車いすも開発している。重量のあるものを上体だけで収納するのはそれなりに力が必要で大変だが、車いすの軽量化はさらに行動的になれるに違いない。

 またEVのメリットで自宅で給電できるので、障がい者がガソリンスタンドで給油する苦労からも解放される。

cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_d6186fea5a6d_有観客で行なわれたSUPER GT岡山公式テスト、2日目は39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supraが1分18秒181の最速タイム d6186fea5a6d d6186fea5a6d 有観客で行なわれたSUPER GT岡山公式テスト、2日目は39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supraが1分18秒181の最速タイム oa-carwatch

有観客で行なわれたSUPER GT岡山公式テスト、2日目は39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supraが1分18秒181の最速タイム

2021年3月7日 16:28 Car Watch


有観客で行なわれたSUPER GT岡山公式テスト


 2021年3月6日~7日の2日間にわたり、岡山国際サーキット(岡山県美作市)でSUPER GT公式テストが始まった。このGT公式テストは、事前前売りのみと限定された形・枚数でありながら、有観客で行なわれた。ただし、観客席とパドックの行き来は不可となっており、ゾーンを分けてテストを行なっていた。

 4月の開幕戦岡山が有観客で行なわれるかどうか未発表だが、このGT公式テストで観客の導線などを確認。どのようにすれば密を避けつつ観戦ができるのかなど、GTを開催する岡山国際サーキットにとってもテストのイベントとなっている。この公式テストで問題点を洗い出し、無事有観客での開幕戦が行なわれることを願いたい。

 このGT公式テストでは、スタート練習やFCY(フルコースイエロー)のテストも行なわれており、まさにテストというイベント開催であった。




2日目のベストラップは、


 2日目のテストは多くの周回数を刻むロングのテストを行なっているように見えるチームが多かった。多くの燃料を積み、燃料の減り方によるバランスの変化を見る、タイヤの消耗によるラップタイムの変化を見る、開幕戦までに行なうべきテストは多い。

 そんな中、2日目のセッション3でベストラップをマークしたのは、39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一、BS)の1分18秒181。これは1日目のセッション2に記録された16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹、DL)の1分18秒121に6/100秒遅れるだけというもの。

 一方、GT300では1日目のセッション2でベストラップをマークした52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰、BS)の1分26秒185を、87号車 グランシード ランボルギーニ GT3(松浦孝亮/坂口夏月、YH)が1分26秒138と縮めた。

 最終となる2日目のセッション4でベストラップを出したのは、37号車 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/阪口晴南、BS)の1分19秒224。午後の走行は気温が下がったためか1分19秒台~20秒台でGT500マシンは周回を行なっていた。

 GT300は、60号車 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑、DL)が1分26秒934のベストラップを刻んだ。結果、GT300のテスト2日間におけるベストラップは、1分26秒138の87号車 グランシード ランボルギーニ GT3(松浦孝亮/坂口夏月、YH)となった。


 ちなみに、岡山国際サーキットのSUPER GTマシンによるコースレコードは2019年4月13日に行なわれたSUPER GT開幕戦岡山で記録されており、GT500が1分16秒602(ロニー・クインタレッリ/NISSAN GT-R NISMO)、GT300が1分24秒889(福住仁嶺/Honda NSX GT3)。温度や気象条件が違うとはいえ、どのチームもベストタイムだけを狙って走っているわけではなく、何らかのテストを行ないながら走っていたのが分かる。

 SUPER GT開幕戦岡山の開催日は4月10日~11日が予定されている。サーキットに熱い戦いと声援が再び戻ってくるのを楽しみに待ちたい。












SUPER GT 岡山公式テスト 1日目 セッション1 タイム


SUPER GT 岡山公式テスト 1日目 セッション2 タイム


SUPER GT 岡山公式テスト 2日目 セッション3 タイム


SUPER GT 岡山公式テスト 2日目 セッション4 タイム

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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_20fe714e24f4_豊田章男オーナーのもと、ROOKIE Racingが14号車 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)でSUPER GT参戦 岡山公式テストで走行 20fe714e24f4 20fe714e24f4 豊田章男オーナーのもと、ROOKIE Racingが14号車 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)でSUPER GT参戦 岡山公式テストで走行 oa-carwatch

豊田章男オーナーのもと、ROOKIE Racingが14号車 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)でSUPER GT参戦 岡山公式テストで走行

2021年3月7日 10:47 Car Watch


ROOKIE Racingに込めた豊田章男氏の“想い”


 ROOKIE Racingといえば、トヨタ自動車の社長であり自動車工業会の会長である豊田章男氏がモリゾウ選手としてレースに参加しているチームとして知られている。2020年はGRヤリスで富士24時間レースに参加、見事クラストップで優勝するなど、近年は積極的な活動が目立っている。

 そのROOKIE Racingは、ファウンダーでありチームオーナーでもある豊田章男氏のもと、2020年5月に新たな会社組織「株式会社ルーキーレーシング」設立した。

「モータースポーツを心から愛し、モータースポーツをもっともっと盛り上げたいと強く願う」

「そのために持てるチカラの全てをかけて素晴らしいレースやラリーをしたいと動く」

「やるからには勝ちにいく。勝とうとする努力が、もっといいクルマづくりにつながっていく」

「そんな姿を見ていただくことで、ファンの皆さまに笑顔になってもらいたい」

「参戦する立場だからこそ得られる技術や技能があり、知ることのできる事実や課題がある」

「クルマが好きでクルマに育てられた“恩返し”のために、得られたことの全ては自動車産業にフィードバックしていく」

 ROOKIE Racingはオーナーである豊田章男氏の上記のような“想い”に共感したメンバーが集まり、その“想い”を実現する場として、2021年シーズンは「SUPER GT」「全日本スーパーフォーミュラ選手権」「スーパー耐久シリーズ」「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2021」に参戦することを、3月5日に発表した。

富士24時間レース、モリゾウ選手こと豊田章男社長も駆るGRヤリスはクラス優勝でデビューウィン


https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1275264.html

SUPER GT岡山公式テストに登場




 ROOKIE Racingが参戦するSUPER GTは、日本で最も人気のあるモータースポーツとして海外での試合も行なっている。2020年、2021年はコロナ禍のため国内のみのシリーズとなっているが、本質的にはグローバルに発展していこうとしているチャンピオンシップ。

 ROOKIE Racingは、ここに大嶋和也選手、山下健太選手という2019年のチャンピオンペアとともに最高峰のGT500クラスに参戦。マシンはトヨタ GRスープラをベースとしたENEOS X PRIME GR Supraで、車体にはENEOSカラーと、同社のモーターオイル「ENEOS X PRIME」のイメージカラーであるゴールドがあしらわれ、華やかなものとなっている。

 ドライバーはチャンピオン経験のある超一流で伸び盛り、マシンも2020年シーズンに安定した強さを見せたGRスープラというパッケージは活躍が期待できるもの。2021年のSUPER GTシーズンを盛り上げてくれる1台になるだろう。

チーム体制


・チーム体制

チームオーナー:豊田章男

チームオーナー代行:豊田大輔

チーム代表/工場長:武田敏明

チームオーナー代行/副工場長:山中繁

COO(Chief Oyaji Officer):北川文雄

CKO(Chief Kuruma Officer):後藤修

エンジニア:阿部和也(SUPER GTチーフエンジニア)、松田久(スーパーフォーミュラチーフエンジニア)、木谷彬彦、小野寺冬真、茶谷圭佑

メカニック:大本 寛之(メカニック統括)、寺尾由貴(SUPER GTチーフメカニック)、錦織健(スーパーフォーミュラチーフメカニック)、蓑島信介、薄井隆洋、篠原亮子、関谷利之、菊池巧、茂木寿昭、黒宮裕介、原田城正、前田沢応、佐藤和紀、岡村陽、篠原輝雄

マネージャー/スタッフ:芹澤菜維、村上翼、柚山あづさ、荒木拓也、菅村壮太郎、山村豊

・SUPER GT

クラス:GT500

チーム名:TGR TEAM ENEOS ROOKIE

車両名:ENEOS X PRIME GR Supra

車番:14

タイヤ:ブリヂストン

ドライバー:大嶋和也、山下健太

監督:高木虎之介

エンジニア:阿部和也

メカニック:寺尾由貴、蓑島信介、菊池巧、茂木寿昭、黒宮裕介、原田城正、佐藤和紀、篠原亮子、篠原輝雄

レースクイーン:今井みどり、日南まみ

スタッフ・マネージャー:芹澤菜維、村上翼

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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_9c9f6c5d2d37_SUPER GT岡山公式テスト、ダンロップに変更した16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTが初日のトップタイム 1分18秒121 9c9f6c5d2d37 9c9f6c5d2d37 SUPER GT岡山公式テスト、ダンロップに変更した16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTが初日のトップタイム 1分18秒121 oa-carwatch

SUPER GT岡山公式テスト、ダンロップに変更した16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTが初日のトップタイム 1分18秒121

2021年3月6日 16:20 Car Watch


スペシャルカラーの16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT


 2021年3月6日~7日の2日間にわたり、岡山国際サーキット(岡山県美作市)でSUPER GT公式テストが始まった。4月10日の開幕戦岡山に向けたこのテストで大きな話題となっているのは、テストの前日にダンロップ(住友ゴム工業)がSUPER GTへのタイヤサポートを強化したこと。2020年シーズンに比べ2チーム3台増やし、6チーム7台に供給していく。

 GT500では、新たに16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)に供給。16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTは、開幕戦までをダンロップカラーである黄色が目立つようなスペシャルカラーで走るとしており、ダンロップタイヤ装着を大きくアピールする。



 GT500におけるダンロップタイヤ装着車は、64号車 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)と合わせて2台。いずれもホンダのNSX-GTだが、同じ車種に複数台供給することはテストメニューなどがこなしやすくなり、開発速度が上がることが予想される。一方、その車種へ向けた専用開発がやりづらくなる面もあるが、いずれもNSX-GTであることから、その辺りの懸念は抑えることができるだろう。

 2020年シーズンのダンロップ装着NSX-GTは、第3戦鈴鹿、第7戦もてぎと2度の予選でポールポジションを獲得するなどこれまでにない速さを見せた。優勝こそなかったものの表彰台に立つこともあり、決勝での性能も確実に進化している。64号車 Modulo NSX-GTのさらなる活躍が期待されていたのが2021年シーズンだ。

 とはいえ、GT500のタイヤ開発競争は非常に厳しいものがあるので、この岡山テストなどは非常に重要になってくる部分がある。16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTは、岡山公式テストの1日目第2セッションで大湯都史樹選手が1分18秒121を記録してトップタイム、1日目のベストタイムを記録した。レッドブルの限定カラーを楽しみつつ、開幕戦の仕上がりに期待したい。

SUPER GT 岡山公式テスト 1日目 タイム


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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_bb743d597459_日立アステモのSUPER GT参戦車、17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)岡山GTテストを走る bb743d597459 bb743d597459 日立アステモのSUPER GT参戦車、17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)岡山GTテストを走る oa-carwatch

日立アステモのSUPER GT参戦車、17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)岡山GTテストを走る

2021年3月6日 13:24 Car Watch


岡山公式テストは有観客で開催


 2021年3月6日~7日の2日間にわたり、岡山国際サーキット(岡山県美作市)でSUPER GT公式テストが始まった。例年この時期に岡山で開催されるSUPER GT公式テストは、昨年はコロナ禍による延期発表の後に中止となった。2021年は前売り券のみによる有観客テストを実施できており、各種イベントはないながら、テスト走行がしっかりと行なわれている。

 SUPER GTの2021年シーズンから新たにGT500に登場するのが、Astemo REAL RACING(アステモ・リアルレーシング)から参戦する17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)。チーム代表および監督は金石勝智氏で、リアルレーシングの新体制になる。


 リアルレーシングは、これまで12年間ホンダ系サプライヤーであるケーヒンとパートナーシップを組んでSUPER GTに参戦。2020年シーズンもチャンピオン争いに絡む活躍を見せていた。

 そのケーヒンが、日立オートモティブシステムズ、ショーワ、日信工と統合会社を作り、日立Astemo(アステモ)として2021年1月6日に営業開始。リアルレーシングもアステモ・リアルレーシングとして1月15日に参戦体制を発表、カラーリングイメージも公開されていた。

日立アステモ事業戦略説明会、xEVやADASなど成長市場へ優先投資し2025年度に売上高約2兆円


https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1300933.html

初日午前中は2位となったAstemo NSX-GT



 これまで17号車は、ケーヒンの青を基調にカラーリングされていたが、17号車 Astemo NSX-GTではアステモのイメージカラーである赤をを基調としたカラーリングに変更。ボディ下部はシルバーカラーとなっており、岡山テストでも非常に目立つ1台となっていた。

 1日目の午前中はベルトラン・バゲット選手が走行。1分18秒637のタイムを記録し2位を記録している。各車さまざまなテストをしているため、このタイムの意味を見いだすのは難しいが、17号車は岡山国際サーキットでツノが生えて優勝するなど印象的な活躍をしている。今シーズンの活躍が楽しみな1台だ。

【SUPER GT開幕戦 岡山】ツノが生えても17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)がGT500を優勝


https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1115902.html

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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_3fc04cd21436_フィアット、黄色いミモザの花をイメージした「500」「500C」の限定車「ミモザ2」 3fc04cd21436 3fc04cd21436 フィアット、黄色いミモザの花をイメージした「500」「500C」の限定車「ミモザ2」 oa-carwatch

フィアット、黄色いミモザの花をイメージした「500」「500C」の限定車「ミモザ2」

2021年3月6日 11:41 Car Watch

2021年3月20日 発売

500 ミモザ2:208万円(限定200台)

500C ミモザ2:274万円(限定50台)


日本専用ボディカラーの限定車「ミモザ2」


 フィアット(FCAジャパン)は3月20日、コンパクトカー「500(チンクエチェント)」および「500C(チンクエチェント・シー)」に、専用ボディカラーを採用した限定車「Mimosa 2(ミモザ 2)」を合計250台限定で発売する。価格は3ドアハッチバックモデルの「500 ミモザ2」が208万円(限定200台)、屋根の開くカブリオレモデルの「500Cミモザ2」が274万円(限定50台)となる。

 フィアットの故郷イタリアでは、女性の社会での活躍を祝う国際女性デー(毎年3月8日)に、男性が大切な女性にミモザの花を贈る習わしがあり、今回限定発売される「ミモザ2」は、そのミモザの花をイメージした日本向けの限定車。ボディカラーに採用している「ハッピーイエロー」は専用色で、チンクエチェントの愛らしいスタイルを引き立てつつ、同じく専用のブラックのミラーハウジングがエクステリアを引き締めている。




 また、カブリオレタイプには、ボディカラーに合った明るいベージュのキャンバストップが組み合わされ、リアビューを華麗に飾り立てている。さらにインテリアは、ボディとコーディネートしたハッピーイエローのインストルメントパネルが採用され、ポップな車内を明るく彩る。





 ミモザ2のベースは、START&STOPシステム(アイドリングストップシステム機能)付きの1.2リッターエンジンを搭載した「1.2 ポップ」で、Apple CarPlayおよびAndroid Auto対応のオーディオプレーヤーやアイボリーのレザー調ステアリングホイール、キーレスエントリーなどを装備したモデル。


ミモザ2成約キャンペーン実施中


 3月5日~4月30日に「500 ミモザ2」または「500C ミモザ2」を成約・登録した人の中から抽選で50人にフィアット公式キャラクター“TOPO”を描いた「オリジナル TOPOこけし」がもらえるキャンペーンを実施中。

 東北の伝統工芸品である「こけし」は、元来心身回復と五穀豊穣(ほうじょう)の縁起物。今回、山形県にて100年以上の歴史がある「蔵王高湯系こけし」を制作するこけし工人・梅木直美氏とのコラボレーションが実現。フィアット公式キャラクターTOPOをモチーフに、オリジナルこけしを制作したという。

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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_44a67f0e888c_カワサキ、スーパーネイキッド「Z H2 SE」 最高出力200PSで217万8000円 44a67f0e888c 44a67f0e888c カワサキ、スーパーネイキッド「Z H2 SE」 最高出力200PSで217万8000円 oa-carwatch

カワサキ、スーパーネイキッド「Z H2 SE」 最高出力200PSで217万8000円

2021年3月6日 08:00 Car Watch

2021年4月1日 発売

217万8000円


 カワサキモータースジャパンは、スーパーチャージドエンジンを搭載するZシリーズのニューモデルとして、スーパーネイキッドモデル「Z H2 SE」を4月1日に発売する。電子制御サスペンションなどハイグレードなコンポーネントを採用して、価格は217万8000円。

 Z H2 SEは、バランス型スーパーチャージドエンジンを搭載する「Z H2」に新たなラインアップするモデル。最高出力147kW(200PS)/11000rpm、最大トルク137Nm(14.0kgfm)/8500rpmを発生する水冷4ストロークの並列4気筒DOHC 4バルブ 998cm

3

エンジンを搭載。トランスミッションは常噛6段リターンを採用。

 燃費性能では60km/h定地燃費値で22.5km/L(2名乗車時)、WMTCモード値で16.9㎞/L(クラス3-2、1名乗車時)を実現する。




 Z H2からの変更点としては、KECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)を採用して、0.001秒という非常に速い反応速度で、路面や走行状況にリアルタイムで適応し理想的な減衰力を提供。また、ショーワのスカイフックEERA(電子制御ライドアジャスト)テクノロジーを採用して、レインモードでの走行安定性を向上させた。




 そのほか、ブレンボ製Stylemaモノブロックキャリパーとブレンボフロントマスターシリンダーを装備したフロントブレーキパッケージによって、より強力な制動性能と高いコントロール性を生み出した。

 カラーは「メタリックディアブロブラック×ゴールデンブレイズドグリーン」の1色展開となる。


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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_b4b1e14ea21a_ランドローバー、ブランドアンバサダーのプロゴルファー原英莉花選手がディフェンダーでオフロード走行に挑戦する動画を公開 b4b1e14ea21a b4b1e14ea21a ランドローバー、ブランドアンバサダーのプロゴルファー原英莉花選手がディフェンダーでオフロード走行に挑戦する動画を公開 oa-carwatch

ランドローバー、ブランドアンバサダーのプロゴルファー原英莉花選手がディフェンダーでオフロード走行に挑戦する動画を公開

2021年3月6日 00:00 Car Watch

2021年3月4日 発表


プロゴルファーの原選手がオフロード走行に挑戦


 ランドローバー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は3月4日、ランドローバーのブランド・アンバサダーを務めるプロゴルファー原英莉花選手に新型「ディフェンダー(DEFENDER)」を贈呈し、スペシャルムービーを公開した。

 今回新たに公開された映像は、原選手が新型ディフェンダーを自ら運転し、オフロードコースで、ヒルクライムや池の中の走行にチャレンジする様子をまとめ、ディフェンダーの走破性能と原選手のドライブを楽しむ素顔が収められている。




 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ゴルフツアーの協賛やオーナー向けゴルフ・トーナメントの開催など、ゴルフに注力した活動を積極的に展開。2017年から上田桃子選手、木戸愛選手、藤田寛之選手とブランド・アンバサダー契約を交わしている。

 そして今回契約した原選手は、2020年の日本女子オープンでメジャー初優勝を果たし、続いてJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップでも優勝を遂げるなど、いま注目されているプロゴルファーのひとり。2020年5月にランドローバーのブランド・アンバサダーに就任。2021年シーズンも原選手などのプレイをサポートする。


原選手のコメント


「引き続き、ランドローバーのブランド・アンバサダーとして活動することができ、大変うれしく思います。私は白が大好きなので、フジホワイトの新型『DEFENDER』をご用意してくださったことに感謝していますし、試合会場までの移動時間が楽しい時間になりそうです。初めてオフロードコースでの走行を体験しましたが、かっこいいデザインだけでなく、パフォーマンスやタフさ、すべてにおいて傑出した1台であることがわかり、頼りになるパートナーです。ランドローバーとともにさらなる高みを目指し、女子ゴルフ界を引っ張っていけるような存在になりたいと思います」


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cat_oa-carwatch_issue_e367691abe61 oa-carwatch_0_3e1a2cd534e4_豊田通商、大型トラックで実現した「高速道路 後続無人隊列技術」オンライン説明会 3e1a2cd534e4 3e1a2cd534e4 豊田通商、大型トラックで実現した「高速道路 後続無人隊列技術」オンライン説明会 oa-carwatch

豊田通商、大型トラックで実現した「高速道路 後続無人隊列技術」オンライン説明会

2021年3月5日 19:46 Car Watch

2021年3月5日 開催


 豊田通商は3月5日、経済産業省と国土交通省から受託して取り組んでいるプロジェクト「トラックの隊列走行の社会実装に向けた実証」の成果として、2月22日に新東名高速道路の遠州森町PA(パーキングエリア)~浜松SA(サービスエリア)の約15kmで、後続車の運転席を無人化した状態でのトラックの後続車無人隊列走行を実施したことを発表。この内容について紹介するオンライン説明会を開催した。

 2016年9月にスタートした同プロジェクトでは、高速道路における「後続車無人隊列走行技術」の実現に関する研究開発を進めており、今回の実証走行では3台の大型トラックが約9mの車間距離で隊列を組み、80km/hで隊列走行。2台目以降の大型トラックは無人状態(助手席には保安要員が乗車)のまま、車間距離を維持しつつ先頭車両の追従を実現した。















 オンライン説明会では、経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室長の植木健司氏、国土交通省 自動車局 技術・環境政策課 自動運転戦略官の多田善隆氏がそれぞれあいさつしたほか、プロジェクトで実際の車両開発などを担当する先進モビリティ 代表取締役社長の青木啓二氏が動画を使って技術説明を行なった。

 国交省の多田氏は、交通事故の削減、高齢者の移動の確保、物流分野の生産性向上といった社会課題の解決に向け、国として自動運転技術の導入に向けて注力しており、さらに政府の成長戦略で2020年度内の実現を目標に同プロジェクトを進めてきたと説明。今回の実現が物流サービスに自動運転を導入する大きな節目になると語った。

 経産省の植木氏は、今回の後続車無人隊列走行の実現が、燃費の改善、トラックドライバー不足、人材の高齢化といった物流事業者が抱える課題解決に向けた大きな成果であると評価。これまでに4万km以上の公道走行を行なったほか、テストコース走行やシミュレーションでの考察を重ねてきたことにより、高く設定された信頼性、安全性のハードルを越えることができたと紹介しつつ、商業化に向けては割り込みなどの対応が課題になると説明。隊列が途切れてしまっても自動運転に切り替えて走行を続けられるよう、今後はレベル4の自動運転を搭載するトラックを実現する新プロジェクトを、2021年度以降に検討していく姿勢を示した。



 先進モビリティの青木氏が登場する動画では、後続車無人隊列走行の概要や実現するために利用している技術について解説。技術的には「先頭車両の走行軌跡を後続車が自動で追従する機能」「隊列内に一般車両が容易に割り込めないよう、車間距離を5~10mで制御する機能」の2点を中心に構成しているという。



 後続車が追従していく「先頭車トラッキング制御」では、後続車両のフロント部分に設置した3D-LiDARやステレオカメラ、RTK-GPS(リアルタイムキネマティックGPS)などを使って先頭車両を認識。ステアリング制御を行なって先頭車両との横ズレ量を左右±50cm以内に維持する。



「車間距離制御」では、既存の車間距離センサーだけでは急制動時にトラック同士が衝突する可能性があるため、トラック同士を通信で接続。先頭車両のアクセル、ブレーキといった操作が後続車にも即座に伝えられ、車速を制御している。動画内では80km/hからのフルブレーキでも車間距離が2mしか縮まらないというテストシーンが紹介された。




 これらのほか、3台の大型トラックが隊列を組むと全長が約60mにおよぶことから、先頭車両を運転するドライバーを支援する「後続車の後方画像伝送」「後続車画像のモニター」といった技術も用意。後続車両の側方にカメラ、後方にミリ波レーダーを設置して、車線変更などの際に危険があると判断した場合、先頭車両のドライバーに対して警報音で通知する。



 信頼性と安全性の確保では、「自然環境の変化への対応」「装置故障への対応」「割り込みへの対応」が求められる。「自然環境の変化への対応」では、3D-LiDARやステレオカメラ、ミリ波レーダーといった複数のセンサーを組み合わせて雨天、夜間などに対応。しかし、降雪時や濃霧といった厳しいコンディションでは走行不能になることから、今後の課題になっているとした。




「装置故障への対応」では、各種センサーや制御用のコンピューター、ステアリングモーターといった重要な部品が故障してもバックアップできる体制を確保。また、通常の制御モードに加え、故障の深刻度を自己診断して、車速を50km/hに減速して走行を続ける「縮退運転モード」、隊列走行を維持できずに車両を安全に停止させる「MRM(ミニマル リスク マヌーバー)モード」の2つを使い分ける。


「割り込みへの対応」では、停車中に人がトラック間に立ち入った場合、トラック後方にあるLED表示器で「割込危険」と点滅表示。また、先頭車両のドライバーにもHMI表示で注意喚起しつつ発信不可能に制御する。

 走行中はサイドパネルの文字とイラストなどで周囲にアピールするほか、割り込み車両を検知した場合にはトラック後方のLED表示器を点滅表示して割り込みを抑制。車両に割り込まれてしまったときはMRMモードに制御が切り替わって後続車両を停止させる。







 3氏によるプレゼンテーション後には質疑応答を実施。商業化の時期について質問され、経産省の植木氏は「2021年に有人による隊列走行の商業化を目指しております。また、2019年までに出された成長戦略では2022年度以降に無人の隊列走行を商業化する期待を持っていましたが、実際に取り組みを進めていくなかで検討を行なって、無人隊列走行の技術だけではなかなか対応しきれない部分もあることが分かって、レベル4(自動運転)の技術と組み合わせて商業化を図っていく必要があるのではないかと考えています。そのため、レベル4に向けた新たなプロジェクトを立ち上げる予定で、2025年以降にレベル4のトラックを商業化すべく今後取り組んでいきたいと思っており、そのレベル4に隊列の技術も組み込んで実証していきたいと考えております」と答えた。

 商業化における具体的な方向性についての質問では、まず経産省の植木氏が「商業化の具体的な出口は現時点では決まっていないと思っておりますが、いろいろな形態がありうると考えます。トラックメーカーさんとも連携しながら、この隊列走行の技術開発を行なっており、トラックメーカーさんから車両に技術を組み込んで販売していただくやりかたもあるでしょうし、車両を先進モビリティさんなどの第三者が改造して販売することもあるかと思います。どんな形が物流事業者の皆さんに使っていただきやすいかをプロジェクトの中で検討していきたいと考えております」と回答。

 また、先進モビリティの青木氏は「今回の技術開発は基本的に国からの委託を受けてのものです。まだ技術開発の段階で、コストや部品の小型化といった技術課題がいろいろと残っております。今後の商業化を目指すには、部品メーカーさん、トラックメーカーさんと一緒にやって今のレベルから上げていかないと実用化とはなりません。先進モビリティ単独での商業化は難しいかなと思いますので、技術開発を部品メーカーさん、トラックメーカーさんと一緒に進めていくプロセスが必要になるかなと思います」と述べた。


 商用化に向けて法規や規制などの面で課題があるのかについての質問には国交省の多田氏が回答。「今回の技術開発では『電子牽引』という技術を使っております。この電子牽引の安全性については国土交通省でガイドラインを策定しており、これに沿うように先進モビリティさんに開発していただいております。ただ、今回は安全面で万全を期するため、保安要員を車両に乗せて対応しております。ずっと保安要員を乗せた形では商業化で非常に難しい部分があるので、ガイドラインを見直して保安要員なしでもできる方向で策定する必要があると思います」と述べた。

 実用化にあたって先頭車両のドライバーは専用の資格やトレーニングなどが求められるのか、という問いかけに対して国交省の多田氏は「大型トラックを運転するという意味では現状ととくに変わらないです」と返答。

 また、実際に実証実験を行なった先進モビリティの青木氏は「先行車両のドライバーに求められる一番大きなスキルとしては、60mあるという全長の長さの対応です。一般車両と混在する状況で、接近したりクロスしたりという場面で非常に注意する必要があり、あるいはその状況下で自分の運転行動を決めることになるので、ある程度しっかりトレーニングをしなければまずいのではないかと思います。具体的に今回の実証実験では、専門に行なっている会社に委託する形で、約2年間トレーニングを続けて後続無人隊列の先頭車両ドライバーをお願いしております」と説明した。

 このほか、海上輸送用のコンテナを積載するトレーラーなど、大型トラック以外は今回のプロジェクトで想定しているのかという質問では、経産省の植木氏が「今回はコンテナをあつかうトラックは想定していないので、大型トラック以外に展開していくためにはさらなる技術開発が必要になると思います」と回答。

 先進モビリティの青木氏も「トラックでも小型、大型、トレーラーなどいろいろあると思いますが、今回の隊列走行を使う場合、トレーラーだとやりにくい面があります。技術的にできないというわけではありませんが、おそらく新たな開発要素が必要になると思います」と述べている。

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