川商フーズは1月15日、「ノザキのコンビーフ」をはじめとした「枕缶」商品を新パッケージにリニューアルすると発表した。3月16日から新パッケージで販売する。
【大切なお知らせ】
— ノザキ(ノザキのコンビーフ)【公式】 (@nozaki1948) January 15, 2020
この春、台形の枕缶に入ったコンビーフの販売を終了いたします。
枕缶での販売開始から70年、製缶等製造ラインが限界に来ており、
このような決断となりました。
長年のご愛顧、
誠にありがとうございました。
あと少しの間
枕缶をどうぞよろしくお願いします。
【1/3】 pic.twitter.com/dMHtvfK5zB
ネットでは高値での転売が相次いでいる。
「売り切れ次第手に入らない貴重な物になります」と謳い、転売
現在、「ノザキのコンビーフ」のメーカー希望小売価格は410円(税別)。
「この枕缶モデルは製造終了となりますので 売り切れ次第手に入らない貴重な物になります」というコメントともに転売されている品(写真)は、送料込みで10個7,000円。一つあたり700円の計算で、メーカー希望小売価格(410円)より割高だ。
他にもメルカリで出品されている「ノザキのコンビーフ」は、
5個で3,980円(一つあたり796円)
36個で18,900円(一つあたり525円)
など、いずれも高値で転売されている。
また、楽天が運営しているフリマアプリ「ラクマ」でも5個で3,980円(一つあたり796円)の出品が確認できた。
ノザキの公式Twitterでは転売品を買わないように注意を呼びかけた。
私より、親愛なるフォロワーさまにお願いです。
— ノザキ(ノザキのコンビーフ)【公式】 (@nozaki1948) January 16, 2020
枕缶のコンビーフはまだ在庫があります。少なくても、一週間や二週間で売り切れるような量ではありません。悪意のある人が買い占められる量でもありません。
それなので、焦ってアプリ等の転売品を買われないようにしてください。お願いします🙇♂️
私より、親愛なるフォロワーさまにお願いです。
枕缶のコンビーフはまだ在庫があります。少なくても、一週間や二週間で売り切れるような量ではありません。悪意のある人が買い占められる量でもありません。
それなので、焦ってアプリ等の転売品を買われないようにしてください。お願いします♂️
と転売品をネットで購入しないようにと注意を呼びかけた。
リニューアルの理由は「製造ラインに限界がきた」こと
ノザキの公式Twitterは、枕缶をやめる理由として「製造開始から70年たち、製造ラインに限界がきており、変更せざるを得なくなりました」と、リニューアルの経緯を述べた。
また今回のリニューアルで、「内容量は従来の100グラムから80グラムに減らす。希望小売価格は税別410円から同395円になる」という。
公式Twitterでは、他の質問にも以下のように答えている。
Q.いまの枕缶はいつまで販売されるのか
A.製造はすでに終了しており、在庫がなくなり次第終売となります。
Q.缶じゃなくなるから保存性が心配。大丈夫なのか
A.新容器アルミック缶®はバリア性に優れており、賞味期限も3年から3年6ヵ月に延長します。
Q.なぜプラスチックカップではなく、アルミック缶®を採用したのか
A.長期間保存することを想定し、よりバリア性に優れていると判断いたしました。