白雪姫と7人の小人より、悪の女王
鏡よ鏡、この世で一番ひどい親なのは誰?悪の女王、あなたです。何故って?彼女はままこを醜く嫉妬し、ボロ切れをまとわせ、召使いのようにこき使ったのです。そして、白雪姫が「この世で一番美しい子」であることがわかると、刺客を差し向けたのです!その後、白雪姫がまだ生きていることがわかると、なんと自ら殺しに行くのです!彼女こそが、ひどい親でしょう。
クロード・フロロー、ノートルダムのせむし男より
この人はひどい男、そしてひどい父親です。まず、彼がカジモドを養子として引き取ったのは、カジモドの母親を殺すためだけ。その後、彼は赤ん坊をカジモド(意味はラテン語の「出来損ない」)と名付け、何の楽しみも与えずにノートルダム大聖堂に閉じ込めました。しかも、一人寂しい息子がつくった石像たちの「友達」に呆れたのです!そして最後には、カジモドを殺そうとするのです(それも、カジモドのお母さんを殺した事を白状した後に)。最低!
塔の上のラプンツェルより、マザー・ゴーテル
ある子供がサイコパスによって誘拐され、その後、隔離されて密かに育てられた恐ろしいニュースをご存知ですね?おそらく、誰もが知っているこの可愛らしい映画が基となっているのでしょうー。マザー・ゴーテルは極悪人であり、ラプンツェルは塔の外で生き残ることはできないと思い込まされています。繰り返しますが、これは、まさに誘拐事件でサイコパスが行うことです。彼女はまた、ラプンツェルのボーイフレンド、フリンを殺そうとするのです。本当にひどい!
シンデレラから、トレメイン夫人
うわー、こいつはどうかしています。彼女は、シンデレラを精神的に追い詰め、召使いとしてこき使うのです。彼女はまた、実の娘たちにも冷たく、自分の出世のための手段としか見ていません。そして、彼女はいつも恐ろしく感じされる鋼のような沈着さを維持しています。
ターザンから、カーチャック
カーチャックは実の息子を失い、自暴自棄になりましたが、同情はできません。だって、彼は最低の父親だから!彼は何年もの間、ターザンを軽蔑し、息子として受け入れませんでした。ターザンが彼の家族を救ったにも関わらず。けっ!後の祭りだよ、カーチャック!
バンビより、森の王様
彼が偉大な王子か何かだとは知りませんが、クソッタレと言ってやりましょう。彼は息子の人生に一切関わらず、バンビが彼を見た時、実の父親だと認識できなかったのです!(私はこれを思うたび、小さなバンビが父親がやってくるのをかがみこんで座りながらずっと待っているのを想像してしまうのです)彼はバンビの母親の死後になって今までの過ちを償いますが、それでも、間違いなくダッド・オブ・ザ・イヤーはもらえないでしょう。
ピーター・パンよりジョージ・ダーリング
彼は「意地悪」という言葉がぴったりの男。短気で、息子たちに暴言を吐き、ウェンディが彼の理想な「レディー」になることしか考えていないのです。結末では少し丸くなりますが。
アナと雪の女王アグナル王とイドゥナ王妃
(注釈:親達がサブキャラクターで、主に一体として描かれる場合、彼らについてひとまとめにしています。)
彼らは困難な状況にありましたが、エルサを世間から隔離しようと決めたのは、NGな選択でした。しかも、パワーを隠すのことを教えただけでなく、人々と接しないよう仕向けたのです。事実、彼女が初めて人々の前に立つこととなった自身の戴冠式で取り乱したことで、「雪の女王」として怖がられる存在になったのは、両親のせい。(また、子供に「持って生まれた特性を隠しなさい、感情は押し込めて」というのは、親の助言として最悪なもの。)エルサを世間から隔離したため、アナも孤立し、成長を妨げられたのです。ウインクしてきた最初の男性と結婚したくなったことに無理もないでしょう?
最後に、アグナル王とイドゥナ王妃に何かがあった場合、社会経験の乏しい娘達(圧倒的な力を持っていることも含めて)が突如として国そのものを背負うことになるのだから、おそらく、彼らは危険な海外訪問を避けるべきだったのではないでしょうか?
ピノキオのゼペット
ゼペットは良い人で、とても心優しくて(たとえ人形を作って、息子であると思おうとしている不思議な人物だとしても)、ピノキオに本当の男の子になれるという夢を与えます。
しかし、話は急激に悪い方向へ進み、ピノキオは父親を救い、反対に生き絶えるのです。ゼペットは、子育てに向いてないかも。
アラジンよりサルタン
サルタンは根は優しいのですが、ちょっとドジで騙されやすく、決して賢くありません。彼はまた、守りの固い父親としての素質がゼロ。通常、父親はジャファーのような危ない男を嗅ぎつけたら、すぐさま遠くに娘を遠ざけるでしょうが、愚かなサルタンはそうしませんでした。立場を置き換えて考えてみてください:もしあなたの子供をこんな男に預けるとなったら、安心できます?絶対無理!
美女と野獣よりモーリス
モーリスは変り者でそそっかしい人ですが、ベルは彼を心から愛しており、彼を救うためなら喜んで生涯野獣と共に城にとどまるほどでした。そして彼も解放された直後、ベルを救いだそうと試みます。だけどやっぱり、アラジンのサルタンのように、彼に自分の子供をベビーシットしてほしいとは思いませんよね。
リトル・マーメードよりトリトン王
確かに、「海の王」として、陸に向かって泳ぎ続ける娘がいることは、おそらく、いやかなり恥ずかしいことです... が、彼は決してアリエルの目線に合わせ、父親と娘として話し合おうとしません。代わりに、彼は完全な権威を振りかざし、彼女のものを壊してしまうことも!最後には和解し、お互いを理解し合うのですが、まあ、ディズニー映画ではよくあるシチュエーションですよね。
インサイド・ヘッドより、アンダーソン氏
彼はひょうきんで明るいパパですが、仕事がいっぱいいっぱいで、ライリーと過ごす時間がありませんでした。もちろん、家族で新しい街への引越し、慣れない仕事の毎日にストレスが溜まりますが、彼はライリーに起こっていることやその影響について、全く気づいていない様子です。後半で、ちょっと改善されますが。
ボブ・パー、Mr.インクレディブルより
ボブは、スーパーヒーローでいる夢を追い続けることができなくなり、夢が打ち砕かれた気持ちでいました。しかし、彼はその複雑な気持ちに折り合いを付けようとしなかった結果、大変な過ちを犯し、家族を危険に晒します。全てが解決した後、彼は家族に謝罪し「ダメな父親で、今自分が持っている大切なものが見えていなかった」と言います。ボブは最初はダメな父親だったかもしれませんが、最終的に素晴らしい父親になることができてよかったですね。
メリダとおそろしの森よりファーガス王
ファーガス王は、子供達と一緒に笑ったり、おふざけしたりするのが好きな「楽しい父親」ですが、しつけや育児という重荷を全て王妃に押し付けています。それに、息子達に対してとても短気でした(もちろん、彼らがやんちゃな三つ子であることを思えばもっともですが)。彼は、自分の子供達を愛していますが、特にメリダがお気に入りです。
メアリー・ダーリング、ピーター・パンより
メアリーは子供達の世話を焼き、やんちゃなジョージをなだめるのも上手です。けれど、彼女はちょっと「つまらない人」という感じです。もしメアリー(とジョージ)が子供達と楽しく接することができたら、子供達が冒険や空想の世界にハマることはなかったでしょうに!
リメンバー・ミーよりルイサ・リヴェラとエンリケ・リヴェラ
悲しみと苦労が積み重なった、劇的な家族の過去が見られますが─ ミゲルの両親は、息子の持つ夢をサポートできていません。また、彼らはアブエリータ(エレナおばあちゃん)にミゲルの人生を彼女に託していて、責任を感じたアブエリータは、ミゲルの大切なギターを壊してしまうのです!ルイサとエンリケはミゲルを愛しているのには変わりないですが、決していい親とは言い難いでしょう。
インサイド・ヘッドより、アンダーソン夫人
彼女は夫よりもライリーに起こっている事について理解があり、力を尽くして彼女に手を差し伸べます。しかしながら、彼女は少し悲観的なところがあり、またストレスを抱えているでしょう(アンダーソン氏の代わりに、ブラジル人パイロットと結婚したかったというような想像もしていましたね)。これは、子育てが難しいと感じさせる理由の1つです─ どんなに理想な両親であっても、常に子育てに従事していることがしんどくなることが一度や二度ありますね。けれど、あなたの子供はそれを知りません。彼らからすると、まるで見放されたような悲しい思いになるだけです。
モアナと伝説の海よりシーナ
シーナは愛情豊かな子育てママで、断固な父親から娘を守り、サポートするために最善を尽くしています。それでも、16歳の娘が危険な海に冒険に行くのを許したことを忘れるわけにはいきません─ 夫の友人だって、海での事故で亡くなっているのですから!これはすべてディズニー映画だからでしょうけど、娘の安全を重視して!シーナ!
ファ・リー、ムーランより
私たちはあまり映画の中で彼女を見かけませんが、彼女は娘を愛しており、娘の幸せを大いに願っていることが見取れます。彼女は非常に伝統的で、やはりムーランがなりたいものではなく、世間が求めるような「女性」にしたいと考えています。けれど、これは超大昔の話。彼女をそんなに非難することはできませんよね。
ズートピアよりボニー・ホップスとスチュー・ホップス
映画の大半で、ジュディの両親は、週末の食卓で政治問題を持ち出してこないよう祈るような親のようです。彼らはまた、警察官になるというジュディの夢にそれほど協力的ではありません(危険な職業に就くために子どもが大都市へと引っ越すことに不安になる気持ちも分からなくはないですが)。けれど、彼らは明らかにジュディを深く愛しており、映画の後半ではもっと理想的な両親になっています。
モアナと伝説の海よりトゥイ村長
彼はトラウマを抱えている(海で友人が死ぬのを見て)愛情深いお父さんですから、モアナを海に出させたくないと思うのは以ての外です。しかし、彼は頑固で、少し気性が荒くて、彼女がどうするかよりも、自身の気持ちや考えに基づいて娘のための選択をしてしまう傾向があります。
たとえ話で言えば、彼女の旅行なのに、スーツケースに全て自分のものを詰めて持って行かせる、みたいな。
でも大丈夫。最終的にはいいお父さんになりますよ。
ファ・ズー、ムーランより
妻のファ・リーと同じく、彼もとても伝統を重んじる人です(おそらく妻以上に)。彼は熱い男ですが、娘を落ち着かせ、良いアドバイスを与えます。そして、彼のプライドが邪魔してムーランを完全にサポートできない中、ムーランは世間の期待に背きます。彼女が犠牲を払って戦いに行き、父を救った事実が、彼の「父親としてのあり方」を物語っていると思いませんか?
レミーのおいしいレストランよりジャンゴ
彼はシェフになりたいという息子の夢を応援してくれないかもしれませんが、無理もありません。だって彼はおそらく、何年もの間ネズミ捕りでひどい殺され方をされた友人や家族を見てきたのですから!彼は厳しいこともありますが、レミーを愛し、最後には彼の夢を受け入れています。さらに、たとえ子供との関係が崩れてしまっても、正しいことを突き通すのは親として大切なことです。
ファインディング・ドリーよりチャーリーとジェニー
チャーリーとジェニーはドリーを深く愛し、記憶できる時間が短いながら、うまく生き残れるように知恵を授けようとします。彼女が迷子になったとき、彼らは決して彼女を忘れませんでした─ 何年も貝殻を並べて、ドリーが彼らの元に帰ってくるのを待ち望みました。素晴らしい両親です。たとえ彼らがドリーを追いかけなかったとしても。マーリンはニモを必死に追いかけましたけどね。
メリダとおそろしの森よりエリノア王妃
エリノアは周りの意見を聞かない(しかし、彼女は “世話の焼けるパパ”の夫のせいでこのようにしなければならないのです)頑固なお母さんです。彼女は自分の意見を曲げず、メリダが彼女に背いた時、大切な弓を囲炉裏に投げ込んでしまいます。それでも、エリノールは子供たちを愛し、彼らのためなら地の果てでも行くでしょう。彼女は間違いなく親として成長し、後に名誉挽回します。
ポウハタン族酋長ポカホンタスより
ポウハタンは、娘を愛し尊敬する良いお父さんです。彼女は憎しみに屈して部族を叱責した時、ポウハタンは彼女の言葉を心に留め、ジョン・スミスを解放します。(そして戦士達の戦いを止めます)。このように理解があるにも関わらず、彼は部族の伝統と文化に傾倒しており、時にはポカホンタスの間に溝ができることもありました。その結果、おばあさんが彼女の事実上の相談相手になります。
ライオン・キングよりサラビ
彼女はシンバを溺愛し、彼が文句を言っても怒ることはありません。しかし、正直言って、彼女は最高のお母さんとしての本能をもちあわせていないのかもしれません。シンバとナラがウォーターホールに行きたがったとき、ナラの母親はサラビよりも(まあまあ)疑いの気持ちを持っているように思えます。時には言うべきです、 「ここで遊びなさい!何かいたずらしようとしてるでしょ。ハイエナに殺されるようなことは絶対させないわよ!」と。
塔の上のラプンツェルよりフレデリック王とアリアナ王妃
ラプンツェルを失ったことに対する彼らの悲しみは想像もつきません。毎年無数のランタンを流して、彼女を讃えていることが、どれほどラプンツェルを深く愛しているかを物語っています。さらに、彼らがラプンツェルと再会した後、フリンも歓迎します。私たちはそれ以上のことは知り得ませんが、おそらくラプンツェルにとっては非常に良い両親なのでしょう。
ファインディング・ニモよりマーリン
マーリンはかなりのお馬鹿さんです。妻と399個の子供を失ったのですから。その体験が彼の人格、いや、魚格を変えてしまい、過保護な心配性になるのはもっともです。しかし、マーリンは全身全霊でニモを愛しており、喜んで地の果て、いや、海の果てまで彼を救いに行ったのです。彼はまだ不完全な親かもしれませんが、本当にいいやつです。
バンビの母親、バンビより
バンビの母親のことはあまり知りませんが、間違いなくとても愛情深く、息子に森での生き方を教え守る母です。悲劇的な事に、彼女は子供のために命を捧げます。もし彼女のことをもっと知っていたなら、ランク上位に相応しかったでしょう。
101匹わんちゃんよりポンゴとパーディタ
彼らが子供たちを救うために命がけの精一杯の努力をしただけでなく、84匹のダルメシアンをクルエラが殺すかもしれないと知った時にも、すぐ駆けつけました!もっとも、99匹の子供を育てようとしている両親は誰でもかなり印象的です!
プリンセスと魔法のキスよりジェームス
ジェームスは、彼の生きてきた今までの人生で挫折してしまった夢が沢山ありましたが、とっても献身的な父親です。彼は娘に料理を教え、人生で欲しい物のために働くということの大切さを教えます。彼らはレストランをオープンするという共通の夢を持ち─ それは彼が亡くなった後でも、ティアナは決して忘れません。ジェームスを手本に、彼女は彼の名誉のため、憧れのレストランを開くまで何年も頑張っています。彼女の絶え間ない愛と感謝は、彼が一流の父親であることを示しています。
Mr.インクレディブルよりヘレン・パー
彼女の夫、ボブ・パーのように、ヘレンもスーパーヒーローの夢をあきらめなければならなかったが、ボブとは違ってぐちゃぐちゃ言わずに、必要なことをするのです。彼女はちょっと厳しいけれど、それはボブの緩さをフォローしているからです。
家族にヘレンがいてよかった!
アーロと少年よりヘンリー・パパ
彼は、アーロが生きるために強くならなければならないことを十分にわかっており、様々な方法で彼を準備させるために最善を尽くしています。また、彼はアーロが何かをできるようになるまで時間がかかっても決して諦めません。実際に、彼は息子を救って死ぬのです!
そして、その後彼は、霊となって息子にアドバイスするのです!あなたはムファサ好きでしょ?じゃなくて、ヘンリー・パパ好きでしょ?
プリンセスと魔法のキスよりユードラ
ユードラは優しく母性があり、素晴らしい子供を育てました(ジェームズの死後ほとんど女手一つで)。そして一生懸命仕事することは大切だというジェームズの教えはティアナの人格を形成した重要なものでしたが、ユードラは勤勉な仕立て屋のお手本でした。彼女はたまにうるさく、ティアナに働きすぎないように言い、「私の孫はまだかしら?」と言うのが日常ですが、いい母親であることに違いはありません。
ママ、アーロと少年より
イダはとっても危険な世界でやんちゃな子供達を育てています。バックとリビーはおしゃべりしていたずらをするし、アーロはもっと注意が必要です。けれど、彼女は子供達の面倒を見続け、夫が死を迎えても、決してへこたれません。家族を第一優先し、常に子供達の事を想っているのです。
ダンボよりジャンボ
彼女は見るからに素晴らしい母さんだということがわかります。ダンボが人間の子供にいじめられた時、彼女は「そうはさせない!」と言い、応戦します─ そしてそのせいで鎖に繋がれてしまいます。それでも、彼女は涙を誘う歌「ベビー・マイン」を歌い、孤独な檻から息子を慰めようとします。
彼女とダンボは最後には再会します。ああ、良かった!
ターザンよりカーラ
カーラは素晴らしい母親です。彼女は子どもを失った絶望の最中でも、ターザンを助けるため危険を冒し、その後一人で独りで育てました。これは決して簡単な選択ではなく、彼女はターザンのためにみんなと、夫とさえ闘わなければなりませんでした。エンディングで、ターザンは母のそばに残ることを決心しました。もし彼女が最高の母親でなかったら、彼はきっとジャングルを出て、都会に逃げ去っていたことでしょう。
ライオン・キングよりムファサ
彼が上位なのはご存知でしたよね?なぜ第一位でなかったのでしょう?彼はシンバにとって最初の力の象徴であり、この世界での地位と、全ての生きとし生けるもの(「這い回る蟻から跳躍する昆虫まで」)の大切さを知らしめます。
本当に、彼は素晴らしい父親として、シンバに無限のアドバイスを与えます(「四六時中、勇敢である必要はない。勇敢であるイコール、面倒を招くということではないのだ。」)後に彼は息子を救って死にますが、それでもあの世から戻り、引き続きシンバのためにより良い助言するのです!いいパパでしょ。
トイ・ストーリーよりデイビス夫人
トイストーリーはおもちゃの物語ですが、物語の背景には常にデイヴィス夫人がいます。
彼女は、2人の子供を育てるのに苦労している母子家庭の母親である、ということ以外に、彼女の人生についてほとんど知りませんが、いつも子供たちに付き添ういいママでした。私たちは彼女がアンディの誕生日パーティーを開いたり、ピザ・プラネットへの旅行で大変な思いをしたり、子供をキャンプに連れて行ったり、モリーを抱いたりアンディーに部屋をきれいにするようにガミガミ言ったり... こういった日常的な子育ての仕事をしているのが見られます。シリーズ最後の映画ー Toy Story 3ーでは、最初の作品から十二年後の様子が描かれていますが、ここでもデイビス夫人は十代の子供たちを育てるという重大な任務を忠実に果たしています。
映画の終わりには、おもちゃ達にとってのシリーズ最高の見せ場があります:それは、アンディが近所の子供であるボニーにおもちゃたちを贈るとき。その瞬間はデイヴィス夫人にとってもクライマックスの出来事でした。大学に行く前、アンディは優しく寛大に大好きなおもちゃたちを贈り、彼女の教育が行き届いていることをあらわします。私たちは彼女のプライベートでの戦いは全く知らないかもしれませんが、一つ確かなのは、多くのリアルライフの母親、父親のように、年を重ねて自分の子供を「立派な大人」に育てるために自分自身を犠牲にしたことです。
デイヴィス夫人は、通常のディズニー映画に比べ、実際に近い世界に住んでいるので、ムファサのように息子を救うために劇的に死ぬことは決してありません。また、魔女によってクマに変身させられた後、娘に勇気を証明することもありません。 デイヴィス夫人がすることは、ただ時間を置くことだけ。ありったけの愛情をたっぷりこめて。
この記事は英語から翻訳されました。