cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_d78583987b89_中国の都市への警告か、放置されたシェア自転車の山々 d78583987b89

中国の都市への警告か、放置されたシェア自転車の山々

2018年4月19日 05:45 Getty Images

修理場に積み重ねられた、壊れたofoのシェア自転車。北京、2017年3月29日。
Getty Images

ここ数年、中国ではシェア自転車のスタートアップがいくつも生まれた。スタートアップは「自転車版ウーバー」と呼ばれ、ユーザーはGPSを搭載した自転車のロックをスマートフォンで解錠し、乗り終わったら好きな場所に乗り捨てることができる。

だがスタートアップの数は多すぎ、需要は不足した。英ガーディアンは、2017年11月に第3位の規模のBluegogoが破綻した直後に、中国の都市でシェア自転車が山積みに放置されている様子を伝えた。無数の自転車の山の中には、大手のモバイク、ofo、そして破綻したBleugogoの自転車もあった。

その様子はまるで自転車の墓場。シェア自転車に多額の投資をしようとする中国の都市への警告のようだ。

ここ数年、中国の都市ではシェア自転車が急拡大した。

都市近郊に集められた各社のシェア自転車。浙江省杭州市、2017年9月7日。
Reuters


料金は30分あたり数円、他の国々の同様のサービスに比べると非常に安価。例えば、ニューヨークでは30分あたり3ドル(約320円)。

空き地に集められた自転車のロープをほどく作業員。福建省廈門市、2017年12月13日。
Reuters


いつでも利用できるよう、各社は都市に何千台もの自転車を配置した。

シェア自転車の山の前をシェア自転車に乗って通り過ぎる男性。福建省廈門市、2017年12月13日。
Reuters


だが、主に需要不足により、複数のスタートアップが破綻した。

放置された各社のシェア自転車。上海、2017年11月21日。
Reuters

Bluegogoは破綻後に声明を発表、同社CEOは拡大を急ぎすぎたことを謝罪し、「傲慢だった」と認めた。


放置された自転車が山積みに。中国のシェア自転車ブームと破綻の犠牲者たち。

空き地に山積みにされたシェア自転車。湖北省武漢市、2018年4月7日。
Reuters


業界の失速は、中国のシェア自転車の未来に疑問を投げかけた。

ラッシュアワーにシェア自転車で通勤する人々。北京、2017年3月27日。
Getty Images


最近まで、自転車は中国の一般的な移動手段だった。

文化大革命の頃の広東省、建物の壁一面に壁新聞が貼られている。1966年頃。
Getty Images


1990年代中頃には、中国の自転車保有者は5億2300万人に達した。特に北京では人気が高く、保有率は100人あたり72台となった。

交通渋滞がひどい上海では、自転車は効率的な移動手段だった。1993年10月。
Getty Images

出典:CityLab


だが21世紀を迎えると車がステータスシンボルとなり、反自転車政策が始まった。広州市では自転車レーンが車用に変更され、大連市は「自転車ゼロ都市」を宣言した。

空き地に山積みにされたofoのシェア自転車。福建省廈門市、2017年12月13日。
Reuters


自転車は急激に減った。個人使用の車が増え、二酸化炭素の排出量も増えた。

放置された各社のシェア自転車。2017年11月21日。
Reuters


自転車人気を取り戻そうと、ここ数年で約30社のシェア自転車スタートアップが生まれた。成功の程度には差がある。

ラッシュアワーに新しいシェア自転車をトラックから降ろすofoの作業員。北京、2017年3月28日。
Getty Images


シェア自転車はどこでも乗り捨てできるため、ユーザーは時に住宅地、公園、店舗など便利な場所に乗り捨てる。ショッピングモールの前には乗り捨てられた自転車が約3メートルの山になっている。

ショッピングモールの前の自転車の山。
Getty Images


2017年3月、中国政府はシェア自転車200台に1人のメンテナンス要員を雇うよう義務づけた。つまり、業界全体で1万5000人を新たに雇わなければならない。収益の圧迫につながる。

各社のシェア自転車。上海、2017年11月21日。
Reuters


自転車の山は、急速に成長し、衰退した業界の思い出……。

修理のために路上に並べられた自転車を動かすofoの作業員。北京。2017年3月29日。
Getty Images


[原文:These photos of dockless bike graveyards should serve as omens for Chinese cities]

(翻訳:山口玲子、編集:増田隆幸)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_0fc9629f24e7_アインシュタインの手紙や論文38件競売、数百万円の値打ちも 0fc9629f24e7

アインシュタインの手紙や論文38件競売、数百万円の値打ちも

相対性理論を説いたアインシュタイン。今回、生前の文献、論文が出品され高額に。
写真:sutterstock

相対性理論などで知られるドイツ出身のユダヤ系物理学者、アルバート・アインシュタインが生前に書いた手紙や物理に関する論文など、38件が10月末から11月上旬にかけて、競売大手のクリスティーズを通じて出品された。

第1次、第2次と2つの世界大戦でナチスに翻弄された半生と苦悩、ユダヤ教と平和に対する考え方、知人の訃報に際しての弔意などをつづった内容で、おおむねドイツ語で書かれている。アインシュタインの博学さとともに人物像が浮かび上がる一級の資料だ。

軒並み1万ドル超え
想定されていた落札額は数千ドルから数万ドルで、案件ごとに異なるが、実際の落札額は想定を上回るものが多く、1万ドルを超える応札も相次いだ。

特に相対性理論などに関する論考は高額に及び、例えば「アインシュタイン、重力による光の屈折を初めて予見」(Einstein first predictsthe bending of light by gravity)と題したものは、1911年の論文の抜き刷りに1万6250ドルの値が付いた。

アラブとユダヤの融和を説く

実際に出品されたアインシュタインの文献。
写真:CHRISTIE'Ş

こうした学術的価値のある資料もさることながら、出品されているものの大半が、アインシュタインの思想や人柄がうかがえる手紙だ。特にアインシュタインの生きた時代背景から、ユダヤ教やナチス・ドイツに関するものが目立つ。

「シオニズムに関するアインシュタインの発展的ビジョン」(Einstein's evolvingvision of Zionism)と題されたものは、 1万3750ドルで落札された1枚の手紙。

ユダヤ人哲学者フーゴ・ベルクマンに宛てたもので、イスラエル建国以前の1930年6月、ユダヤ人による国家樹立を目指す「シオニズム」をめぐる自説を述べている。出品の説明文によると、アインシュタインはその手紙で、

「アラブ人との直接的な協力だけが、理にかなった安全な共存をつくり出す(Only direct cooperation with the Arabs can create a worthy and secure existence.)」
とユダヤ人とアラブ人の融和の必要性を説き、

「もしユダヤ人がこれを認識しなければ、アラブ地域におけるユダヤ人の地位は徐々に、完全に維持できなくなるだろう(If the Jews do not recognize this, the entire Jewish position in the Arab region will gradually become completely untenable.)」
と指摘していた。その数年前から起こっていたユダヤとアラブの暴力的衝突を踏まえ、シオニズムの在り方に対する見解を示したとされる。

ナチス台頭を予期できず

敬礼するヒトラー(右)。アインシュタインがファシズムに言及した手紙は、これまでにも見つかっている。
写真:shutterstock

一方で、その2年後の1932年11月につづった別の知人への手紙は、「ナチズムの台頭を見通せなかった」(Failing to foresee the rise of Nazism)とのタイトルで出品されている。

アインシュタインは、1932年にあったアメリカ大統領選とドイツの国会選挙に触れ、

「選挙が終わり、何も大きな変化は起きていないようだ。少なくとも現状として、真のファシズムは蔓延しないと書き留めておくことができよう(The elections are over and nothing much seems to have changed. Over here we can at least record as progress that it seems as though no real fascism will prevail. )」
と記した。

この年の米大統領選は、後にマンハッタン計画を推し進めることとなるフランクリン・ルーズベルトが勝利 。一方のドイツの選挙ではナチスの国家社会主義ドイツ労働者党が躍進して第1党となった。

こうした史実を背景に、クリスティーズのウェブサイトでは、「アインシュタインの『何も大した変化はない』との見方は、明らかな政治的洞察力に欠ける」(Einstein's observation that 'nothing much seems to have changed' shows are markable lack of political astuteness)との指摘がなされている。

この手紙を出した時、アインシュタインにとってはドイツで過ごす最後の数週間だった。その後、ナチスによる迫害を恐れてアメリカへ移住、ドイツへ戻ることはなかった。アインシュタインがユダヤ教やファシズムに言及した手紙は、これまでにも見つかっており、たびたび競りにかけられてきた。それらの文中では、ナチスを率いたアドルフ・ヒトラーへの批判、嫌悪感をあらわにしていた。

科学の発展がもたらす副産物

アインシュタインはしばしば自身の苦悩を、友人や知人に手紙で書き送っていた。
写真:shutterstock

第2次大戦後もアインシュタインの苦悩は続いた。「常に手に負えない問題の圧力にさらされている」(Constantly under the pressure of intractable problems)とのタイトルの競売には、終戦間もない1946年4月に友人の精神科医オットー・ジュリアスバーガーへ宛てた手紙が出品されている。

出品の説明によると、アインシュタインはしばしば、手紙をもっと早く書けばよかったと負い目を感じていることから書き始めるそうだ。その言い分として、文字がびっしりと書き込まれた肉筆の手紙の中で、

「 常に手に負えない 問題の圧力にさらされているために、落ち着いて友人に手紙を書く気分になれない」(I am constantly under the pressure of intractable problems, so that I can not bring myself into the contemplative attitude which is necessary for writing letters to friends.)
と釈明したている。

手に負えない問題の1つとして、人間の倫理的行動の退廃を、機械化とその結果としての個性非人格化と結び付けて考えていたとされるアインシュタイン。手紙では、その問題を

「科学技術の精神の発展がもたらした悲惨な副産物(a disastrous by-product of the development of the scientific-technical spirit)」
とした上で、ラテン語で「私たちのせいだ !(Nostra culpa!)」と述べている。ここに科学者としての苦悶がうかがえる。

充実した人生は朽ちない
精神科医のジュリアスバーガーとは、アインシュタインがベルリンで過ごしていた1910年代からの長い付き合いだという。1930年代にアインシュタインが渡米して離れ離れとなっていたが、ジュリアスバーガーが1941年にニューヨークへ移住すると、再び交流が始まった。

そのジュリアスバーガーが亡くなったとの訃報に接した際の手紙には、

「まっとうし、充実した人生は永遠に朽ちないものです(The completed and fulfilled life is something incorruptible)」
との格言めいた言葉が直筆でつづられ、それが入札の件名になっている。1952年6月、故人の家族に宛てた。

その中で、ジュリアスバーガーを、

「自分の信念に忠実であり、ほとんどの人が真実で本質的なものが分からないような時代にも、荒野で孤独な預言者であることから決して逃げませんでした(He remained faithful like few others to his principles and never shied away from being a lonely prophet in the wilderness when most people failed to grasp what is true and essential.)」
とたたえ、

「こうした人生について考えると、終わりは始まりよりも悲しくないように思えます(If we consider such a life, the end seems no sadder than the beginning.)」
と偲んだ。

なお、アインシュタインの最晩年、 亡くなる直前の1954年に神や宗教観を記した手紙も、クリスティーズによって2018年に取引され、289万2500ドルの高額で落札されている。


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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_ecb43e5dfcc5_フロントガラスもサイドウィンドウもなし…2億円のスーパーカーは空気が乗員を包み込む ecb43e5dfcc5

フロントガラスもサイドウィンドウもなし…2億円のスーパーカーは空気が乗員を包み込む

2019年11月20日 15:30 McLaren

マクラーレンのロードスター「エルバ」。
McLaren

・マクラーレンは最新のスーパーカー「エルバ・ロードスター」を発表した。
・エルバ・ロードスターは168万ドル。ルーフやフロントガラス、窓がない、マクラーレンで初のタイプだ。その代わりアクティブ・エア・マネジメント・システムによって、空気の流れが乗員を包み込む。
・エルバは、マクラーレンの創業者でチャンピオンレーサー、ブルース・マクラーレン(Bruce McLaren)氏がデザインした、1960年代の代表車M1Aのオマージュだ。
・わずか399台のみの限定生産となる。
マクラーレンは最新のスーパーカー、168万ドル(約1億8000万円)の「エルバ」を発表した。

「新しいマクラーレン・アルティメット・シリーズのロードスターは、ドライバーに今までにない運転の喜びをもたらす唯一無二のモダンな車だ。エルバという名は、我々が受け継いできた豊かな歴史を表している」と、マクラーレンCEOのマイク・フルーウィット(Mike Flewitt)氏は述べた。

アルティメット・シリーズは、マクラーレンで最高級の製品ラインで、エルバは、セナ、セナGTR、スピードテールなどのシリーズに加わる。

マクラーレンで初めてのオープンコックピットデザインのモデルはユニークだ。ルーフもフロントガラスもサイドウインドウもない(オプションで固定型フロントガラスを付けられる)。同社はこのオープンコックピットタイプが「信じられないほど夢中になり心を奪う体験」をもたらすと述べた。この車は、わずか399台の限定生産で、価格は168万ドルだ。

エルバは特注のカーボンファイバーを車台やボディ、シートに使用している。「マクラーレンで製造された中で最も軽い車」と、製造責任者のアンディ・パーマー(Andy Palmer)氏はリリースで述べた。

エルバは、マクラーレン創業者のブルース・マクラーレン(Bruce McLaren)氏がデザインした、1960年代のレースカー「M1A」をリスペクトし、オマージュしている。M1Aは強力なV8エンジンと独特の軽量樹脂塗装が施されていた。顧客が公道向けのM1Aを熱望したため、小規模経営のマクラーレンはイギリスのエルバ社と提携し、マクラーレン・エルバM1A、M1B、M1Cの3モデルを製造した。

メーカーは、インパネにもイノベーションがあり、「車の形状は有機的かつ自然」と述べている。

車の内部と外部には明確な区切りがないと、同社は述べている。「不鮮明な境界」のデザインが。ドアやシートの後部のCピラーは、内部に流れこむようなデザインだ。フロントは1枚のパネルで覆われ、すっきりとした外観を実現している。同様にボディパネルがフロントタイヤからリアスポイラーまでのエリアをカバーしている。

安全性の面では、キャビンが乗員を囲んでいるためヘルメットの装着は必要ない。またアクティブ・エア・マネジメント・システム(AAMS)は、空気の流れを変え、風をドライバーや乗員の頭上を通り抜けるようにし、「静かなバブル」を作る。車の前方から空気を取り込み、排気口から排出させる仕組みだ。AAMSは、車がスピードを上げると自動的に作動する。

この、魔法使いのような驚くべき最新テクノロジーを搭載した車を見てみよう。

エルバは2シートのロードスターで、写真はフロントガラスを付けたタイプ。マクラーレンの最高級ライン、アルティメット・シリーズの最新モデルだ

McLaren


パワーユニットはミッドシップで720S、セナ、セナGTRと同じ4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、815馬力、最大トルク81.6kgm、0-200km/h加速は6.7秒

McLaren


おなじみのカーボンモノコック構造に加えて、エルバを象徴するバタフライドアからカーボンセラミックブレーキまで、カーボンファイバーを豊富に使用している

McLaren


メーカーによると、エルバのボディラインは空気の流れを誘導し、空気抵抗を減らす

McLaren


エキゾーストシステムは軽量チタニウムと耐熱・耐蝕合金のインコネル製。2つのマフラーは上部に設置されている

McLaren


カーボンファイバー製アームに取り付けられている8インチのタッチスクリーンモニターはさりげなく設置されているが最新仕様で、ナビゲーションやバックカメラ、冷暖房コントロールもある

McLaren


エルバのインテリアはカスタマイズ可能で、オプションの中には4層「ウルトラファブリック」がある。 外側は耐久性や耐湿性があり、内部の層は強化レーヨンファイバーとクッション素材が使われている。これがドライバーや乗員の快適さの鍵のようだ

McLaren


「エルバは、純粋に運転を楽しむために存在し、車とドライバーをつなぎ、夢中になって心を奪われる体験をもたらす」と、マクラーレンのアンディ・パルマー氏は語った

McLaren


エルバはわずか399台の限定生産だ

McLaren


エルバの価格は169万ドル(約1億8000円)から。最終価格は、購入者がマクラーレン・スペシャル・オペレーションへ出す追加のリクエスト次第だ

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[原文:McLaren's newest supercar, the $1.69 million Elva roadster, has no windshield, roof, or windows]

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_9d93359a7ab8_【更新】マイクロソフトOfficeオンライン、Teamsなどで大規模障害。「19日のメール障害との関係性は確認中」 9d93359a7ab8

【更新】マイクロソフトOfficeオンライン、Teamsなどで大規模障害。「19日のメール障害との関係性は確認中」

Microsoft365の障害情報ページ。複数のサービスで障害があることを報告している。
Microsoft

現在はすべての障害が復旧し、通常運用に戻っています 

・Microsoft365の障害情報ページがアップデート、大規模障害の様相
・障害が発生しているのはMicrosoft 365 admin center、Exchange Online、SharePoint Online、Office Online、Microsoft Teams、Skype for Business、Yammer
・OneDriveは一時接続しづらい状態が発生
・次の公式情報アップデートは13時の予定
以上、11月20日12時10分更新

マイクロソフト365サービスの公式アカウント。障害の確認と、復旧に向けたアクションをはじめていることを報告している。
Twitter

マイクロソフトのOffice 365サービスのうちの1つ、OneDriveなどで障害が発生している模様。

Business Insider Japan編集部でも、OneDriveのファイル共有が使用できない症状を確認した。

Twitterでは、OneDriveにアクセスできなかったり、ファイルが開けない、ビジネスチャットのTeamsに障害があるといった報告が相次いでいる。

なお、Office 365サービスは11月19日にも一時電子メールを受信できないなどの障害が発生。19日夜には復旧したとしていた。

マイクロソフト広報は、Business Insider Japanの問い合わせに対して「OneDriveなどの障害報告は把握している。19日に発生した電子メール障害は回復済みだが、OneDriveや、それ以外の障害との関係性も含めて調査中」と回答している。

(文・伊藤有)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_3be6307ecc3f_Airbnb Japanトップを直撃。東京五輪は“日本型民泊”復権の最大のチャンスか 3be6307ecc3f

Airbnb Japanトップを直撃。東京五輪は“日本型民泊”復権の最大のチャンスか

Airbnb Japan代表取締役の田邉泰之氏は11月19日、Business Insider Japanの単独インタビューに答えた。
撮影:西山里緒

「(Airbnb共同創業者兼CEOの)ブライアン(・チェスキー)に五輪の関係者が話を持っていった時、彼は『こんなん考えんでもやらなあかんよ(This is no brainer)』と言ったそうなんですよ」
Business Insider Japanの単独インタビューで、Airbnb Japan代表取締役の田邉泰之氏は関西弁を飛ばしながら、そう豪快に笑った。

民泊仲介サイトAirbnbは11月18日(日本時間)、国際オリンピック委員会(IOC)とのパートナーシップを締結し、2028年までの五輪の最上位(TOP)スポンサーとなったことを正式発表した。

田邉氏の話から見えてくるのは、一般の人による「民泊」というビジネスを復権させたい、というAirbnbの悲願だ。

「安く泊まれる」からの転換

11月19日の会見では、レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さんらも登壇した。

2008年にサンフランシスコで創業したAirbnbは、シェアリングエコノミーの潮流に乗り、日本でもその市場を拡大させていった。

しかし日本では、2018年6月15日に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行。民泊ホストになるためには政府への届け出が必要となり、その手続きの煩雑さから、一時期は物件数が激減。報道によると8割方の物件数がサイトから削除されたという。

こうした背景から、Airbnbは日本戦略の転換を余儀なくされた。ソフトバンクなどの国内企業らと「Airbnb Partners」と名付けたプラットフォームを立ち上げ、企業をホストにすることで物件数の拡大を狙った。

同時に、グローバルでは体験やラグジュアリーといったキーワードに焦点を定め「テクノロジーを駆使して安く手軽に泊まれる」から「特別でユニークな体験ができる」というイメージへ、Airbnbの打ち出し方をシフトさせていった。

その結果、2019年6月時点では民泊新法による落ち込みから回復し、過去最高の室数をマークしているという。

さらに日本にとって追い風となったのは、営業許可がなくても一時的に宿泊サービスができる「イベント民泊」制度だ。

Airbnbと自治体が協力することで、ホストの届け出手続きを簡素化。11月2日に閉幕したラグビーワールドカップも各自治体がこの制度を活用したといい、開催期間中に全国での宿泊者数が前年同期比約1.5倍の65万人になったという。

活用方法は未知数か
オリンピックという、最高峰に有名な国際的なスポーツの祭典に「イベント民泊」を活用しない手はない —— 。

東京五輪まですでに1年を切ったタイミングでスポンサーを“ねじ込ませた”背景には、民泊新法の煽りでくじかれてしまった「気軽に誰でも民泊ビジネスができる」という本来のコンセプトを復活させたい、Airbnb Japanの思いも透けて見える。

プロの事業者でなくても、ホストとして民泊ビジネスの担い手になれる。それこそが、Airbnbのようなシェアリングエコノミーサービスの真髄だからだ。

一方で、どのように五輪と提携し、どのようにスポンサーとしての肩書きを活用していくのか?という質問に対しては、具体的な回答は得られなかった。「イベント民泊」を活用する自治体とも交渉が続いているというが、11月20日の時点で発表している自治体はまだゼロだ。

それでも、イベントを通じた“日本型民泊”への光明が見えた田邉氏は自信にあふれていた。

「スタートアップですからね、毎年、いや毎日、突貫工事ですよ(笑)」
(文・写真、西山里緒)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_14a4dfe9c64d_ニューヨークで出会った美味しい寿司は、スーパーマーケットにあった! 14a4dfe9c64d

ニューヨークで出会った美味しい寿司は、スーパーマーケットにあった!

Irene Jiang / Business Insider

スーパーで買う寿司にあまり期待はできない?

生魚のクオリティーという意味では、アメリカではガソリンスタンドやコンビニ同様、スーパーマーケットにもあまり希望は持てない。

だが、ウェグマンズ(Wegmans) は、いい意味でこうした期待を裏切ってくれた。筆者は寿司のエキスパートではないし、最高級の寿司にはまだ手が届かない。これは、それでも寿司が大好きな人間が書くレビューだ。




Irene Jiang / Business Insider


選んだのは、21ドル(約2300円)の「デラックスセット」。普段、わたしがスーパーで買う寿司セットよりもかなり高い。


Irene Jiang / Business Insider


だが、ウニといった高価なネタがいくつか入っていた。


Irene Jiang / Business Insider


ネタのクオリティーも高そうだ。どのネタもとても新鮮そうだ。

Irene Jiang / Business Insider


本物のワサビはものすごく高価なので、アメリカの寿司店ではほとんど提供されていない。本物のワサビを使っているところにウェグマンズのプライドを感じる。


Irene Jiang / Business Insider

アメリカの寿司店の大半では、「ワサビ」は日本のワサビから作られたものではない。安価なホースラディッシュを緑色に着色して作られることが多い。


ウェグマンズは「ローカル」と「サステイナブル」にこだわるスーパーだ。寿司も例外ではない。


Irene Jiang / Business Insider

Source: Wegmans website


味も違う。イクラは全く生臭くない。新鮮だ。

Irene Jiang / Business Insider


ウニは一度、日本食レストランで食べたことがあったが、ひどい味だった。しかし、このウニは繊細な味わいで、あっという間に口の中で溶けた。


Irene Jiang / Business Insider


ネタはどれも新鮮で、口当たりもなめらかだった。シャリもコンパクトで美味しい。

Irene Jiang / Business Insider


トロ、赤身のマグロ、天然サーモン、養殖サーモン、イカ…… どれも全て素晴らしかった。


Irene Jiang / Business Insider


完食! 21ドルは安くないが、その価値は十分すぎるほどあった。今度、生魚が食べたくなったら、わたしはレストランへ行かず、近所のウェグマンズに行くかもしれない。


Irene Jiang / Business Insider


[原文:I just ate some of the best sushi I've had in New York, and it came from a supermarket fridge]

(翻訳、編集:山口佳美)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_2b7025b8ea93_女性だけメガネ禁止・パンプス強制はハラスメント。厚労相「均等法に合わない」と言及 2b7025b8ea93

女性だけメガネ禁止・パンプス強制はハラスメント。厚労相「均等法に合わない」と言及

女性たちが職場でヒールを強制されたり、メガネを禁止されていることについて、加藤勝信厚生労働相が初めて言及した。

「個々のケースについては一概には言い難い」と留保をつけながらも、「男女が同じ仕事内容の場合、男性はよくて女性はダメだというのは男女雇用機会均等法の趣旨に合っていない」とした。

政府がここまで踏み込んだ発言をしたのは初めてだと専門家は評価する。

同じ仕事で女性のみの身だしなみルールはNG?

質問に答える加藤勝信・厚生労働相。
出典:参議院ホームページ

11月19日、参議院の厚生労働委員会で福島瑞穂議員(社民党)の質問に答えたかたちだ。

福島議員は百貨店の受け付け、化粧品会社の美容部員、日本の航空会社の客室乗務員などの例をあげ、「職場で女性にだけメガネ禁止令を出しているところがあります。外国のエアラインは禁止をしていないんですね。大臣これどう思われますか」と質問。

加藤厚労相は「一部の企業で女性にのみメガネを禁止している、そうした報道がなされたことは承知している」とし、次のように答えた。

「なかなか個々のケースについて一概には言い難いと思います。安全上メガネをかけてはいけないとか。ただそうであれば男性女性問われないということになるんだろうと思いますので、男女雇用機会均等法(均等法)の趣旨に照らせば、同じ職務に従事して、同じ状況で、同じ仕事をして(いる場合は)、少なくとも男女において、男性は良くて女性はダメだというのは、これは趣旨に合っていないと思います」

「明らかに変」から「社会通念」まで

「メガネを禁止されている女性への連帯」として、メガネを着用して質問する福島みずほ議員(社民党)。
出典:参議院ホームページ

続けて福島議員は「これは個人の問題ではない。職場で女性が見た目で判断され、強制をされている」と指摘。

メガネ禁止に関する海外での報道や反響、また連合の調査で、女性の履くパンプスについて約2割(19%)がヒールの高さに「決まりがある」と回答していること、女性は化粧をしなければならないという決まりがあることなどを紹介し、次のようにたずねた。

「これは明確にジェンダー差別、性差別です。均等法6条は性別を理由として差別的取り扱いをしてはならないとしていますが、服装規定はありません。はっきりジェンダー差別を禁止することを明記するべきではないですか。イギリスもアメリカも諸外国もそうしています。いかがですか」(福島議員)
これに対し、加藤厚労相は以下のように答えている。

「『明らかに変だよね』というものから『社会的通念からみてそういうこともあるよね』というものまで、いろいろあるんじゃないかと。なので一律に制限をしていくのはなかなか難しいんじゃないかと思っております。
それぞれの現場でおかしいものは是正をしていただき、そうした積み重ねの中で出てきたものを我々も受け止めさせていただくことが大事じゃないかなと」(加藤厚労相)
例えば靴については「女性にパンプス、男性に黒の革靴というのがあるところもあると承知をしておりますので、それぞれの状況を見ながら判断していく必要がある」とした。

これに対し、福島議員が「パンプスを強制することはパワハラにあたりうるとした根本前厚労大臣より後退している。女性にだけパンプスを強制したりメガネを禁止することは、ハラスメントじゃないですか」と問うと、

「確か根本大臣は同じトーンでお話をされていたんじゃないかなという風に思いますけれども。例えばあまりにも極端な強制であればおかしいということになりますけれども、それが社会通念に照らして業務上必要があるかどうかで判断をしていくと。
ただ先ほども申し上げたように、明らかに同じ仕事を男女が同じようにしている場合は、やっぱりおかしい。それはそう(ハラスメント)だと思います」(加藤厚労相)
と答えた。

「国がここまで述べたのは初めて」と専門家

GettyImages/JGI/Jamie Grill

労働法制、特に職場のハラスメントに詳しい労働政策研究・研修機構の内藤忍副主任研究員は言う。

「職場におけるパンプス強制やメガネ禁止については、
・個々のケースについては一概には言いがたい
・業務上必要か否かで考える
としながらも、女性のみにそれが指示されているのは、男女雇用機会均等法の趣旨に反したり、ハラスメントにあたりうると答弁したということです。
国が、一方の性別への服装の指示について、どのような場合に均等法の趣旨に反するかについて述べたのは初めてであり、意義があります」(内藤さん)
6月、根本匠前厚労相がパンプスやヒールの強制を「社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲か」によって判断するとした答弁が話題になった。

内藤さんは根本前厚労相の答弁は「ハイヒールやパンプスの着用指示が許されるかどうかはパワハラの判断基準に沿って判断する、つまりこうした強制はパワハラに当たりうるという内容」と指摘。

今国会で企業にパワハラ防止策を義務づけるよう法改正されたが、職場のパワハラの定義は、

・優越的な関係に基づく
・業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
・労働者の就業環境を害すること(身体的若しくは精神的な苦痛を与え ること)
となっている。

今回の加藤厚労相の答弁は、パンプスやヒールの強制、メガネの着用禁止がハラスメントにあたりうるというのは根本前厚労相と同じだが、ハラスメントに該当する例が根本前厚労相の場合は「ケガをした労働者にパンプスを強制する場合」だったのに対し、加藤厚労相は「男女が同じ仕事をしているのに、女性のみに強制したり禁止したりする場合」に変化したという違いがある。

「加藤大臣の言うように、今後は少なくとも、男女が同じ仕事をしているにもかかわらず、一方の性別のみにパンプスを指示したりメガネを禁止したりすることは避けなければならないということです。こうした点は、これから施行されるパワーハラスメントの措置義務を事業主が履行する際にも十分注意する必要があるでしょう」(内藤さん)
(文・竹下郁子)

※「職場のハイヒール・パンプス着用、緊急アンケート」には、これまで2700人以上から回答をいただきました。ありがとうございます。靴以外についてもおたずねしていますので、引き続きご協力をお願いします。

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_c6bbcb890531_中国でiPhone 11好調、9、10月の出荷1000万台突破。高価格路線見直しと新色奏功 c6bbcb890531

中国でiPhone 11好調、9、10月の出荷1000万台突破。高価格路線見直しと新色奏功

iPhone 11は中国で好調をキープしている。
REUTERS/Stephen Lam

iPhoneの中国での出荷台数が、9、10月の2カ月で1000万台になった。アメリカ政府のデータから、ブルームバーグが算出して報道した。

中国情報通信研究院によると、同期間の中国のスマホ出荷台数は6930万台で、前年同期比5%減少したが、iPhoneは6%伸ばした。市場調査会社のCanalysによると、2019年7-9月の中国でのスマホマーケットシェアはファーウェイが42.4%で圧倒し、アップルは5位の5.2%だった。だが、9、10月はiPhoneが約15%のシェアを獲得した計算となり、その好調ぶりが鮮明となった。

アップルにとって中国はアメリカに次ぐ重要市場で、会社の業績を左右する。

中国でiPhone 11が発売された9月20日、北京のアップルストアで開店を待つ人々。
. REUTERS/Jason Lee

2018年9月に発売されたiPhone XSシリーズは中国市場で「これといったイノベーションがないのに高すぎる」と酷評され、米調査会社IDCによると10〜12月の中国でのiPhone出荷台数は前年同期比2割近く減少した。

2019年年明けには中国での不振を理由として、2019年10〜12月の業績を下方修正。アップルが四半期決算発表前に売上高見通しを下方修正するのは2007年のiPhone発表以来初めてで、市場に「アップルショック」を引き起こした。

iPhoneを製造する世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)企業、鴻海(ホンハイ)精密工業(台湾)も業績不振に陥り、大規模リストラを余儀なくされた。

iPhone 7と8のユーザーが買い替えに動く
2019年に入っても、米中貿易摩擦でアメリカの規制を受けたファーウェイに同情が集まり、iPhoneからファーウェイに乗り換えるユーザーが続出するなど、中国市場でアップルへの逆風は続いた。





だが、9月に発表したiPhone11シリーズは2018年発売のiPhone XSシリーズと価格が同水準かむしろ割安で、中国のアップルユーザーにとって、買い替えの絶好機と映った。

北京の会社員男性(24)は、「自分の周りでは、iPhone XSには手が出なかったiPhone 7とiPhone 8シリーズのユーザーが一気に動いた」と話した。

特に新色となったiPhone 11 Proのミッドナイトグリーンは予約段階から人気が殺到し、在庫切れが起きるほどだった。

11月11日の独身の日セールでもiPhone 11シリーズの人気は持続し、アリババのECサイト天猫(Tmall)のアップル公式ストアによると、開始10分で前年の1日分の7倍が売れたという。

Canalysは10月30日に公表したレポートで、「アップルはこの数年の中国での不振を経験し、より真摯に市場ニーズに対応するようになった。中国人ユーザーが重視するカメラ機能の特色を打ち出し、何よりも値ごろ感を訴える作戦に切り替えた」と分析している。

iPhone 11シリーズは5G非対応であることが販売の足かせになるとも懸念されたが、実際にはまだ5Gが使えるエリアはごく一部であり、さして問題にならなかった。

(文・浦上早苗)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_70815665ee4c_シリコンバレーのカルチャーに変化?…グーグルが全社員参加会議を減らす理由 70815665ee4c

シリコンバレーのカルチャーに変化?…グーグルが全社員参加会議を減らす理由

2019年11月20日 04:45 REUTERS:Hannibal Hanschke.JPG

グーグルのCEO、サンダー・ピチャイ。
REUTERS:Hannibal Hanschke.JPG

・The Vergeが入手した電子メールによると、GoogleのCEO、サンダー・ピチャイは従業員に対し、全社員参加のミーティングの回数を減らす予定だと述べたという。
・ピチャイによると、今回の動きは、社外での会話を共有する「組織的な取り組み」への対応と、時間を有効に活用したいという従業員の要望に応えたものだという。
・タウンホールスタイルのフォーラムは、グーグルの透明性の高い企業文化の例としてよく引き合いに出される。
・しかし、最近の情報漏洩を受けて、グーグルは情報管理を厳しくするようになった。
The Vergeが入手した電子メールによると、Googleの最高経営責任者 (CEO) 、サンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)は11月16日(現地時間)、従業員に対し、TGIF(一般にはThank God It's Fridayの略で、今日は金曜日でよかった、などの意味を持つ)として知られる全社会議を縮小する計画だと述べたという。

メールの中でピチャイは、TGIFの後に社外でその内容を共有する組織的な取り組みを目にしており、そのため、当面、全員参加のミーティングは月一回にして、その構成を見直すと述べた。

TGIF会議を縮小する動きは、グーグルの伝統に対する注目すべき変化だ。この会議は20年近く前から行われていて、通常は異なるタイムゾーンのスタッフのために木曜日(現地時間)に開催している。

会社の誰もがCEOや創設者に直接質問できる会議は、フェイスブックやツイッターなど他の会社にも受け継がれ、今ではシリコンバレーの伝統と考えられている。

何年もの間、TGIF会議での議論の内容は、従業員の間では神聖なものだった。何万人もの従業員がリアルタイムで、あるいはリプレイで会議を聞いていたにもかかわらず、従業員が経営陣の率直さに感謝していたからか、会議の内容が漏れることはなかった。

しかし近年、男女平等、性的不正、軍事契約などをめぐる従業員の行動が社内に混乱をもたらし、状況は一変した。今ではグーグルの社内ポリシー、ビジネス上の意思決定や提携関係に不満を持つ従業員からの情報漏洩が頻繁に発生している。

最近グーグルは、メディアへのリークに関係した従業員1人を解雇し、不適切な情報アクセスがあったとして2人を休職処分にし、社内での情報共有を減らしていた。

ピチャイは規模縮小の別の理由として、TGIF会議への出席が減少していることや、会議に対する従業員の期待の変化を挙げた。ピチャイによるとグーグルは「今後も定期的にソーシャルなTGFを開催し、 重要な問題については引き続き全員参加の会議を開いていく」という。

グーグルはこの件についてコメントすることを拒否した。

[原文:Google is cutting back on its popular TGIF all-hands meetings as it reels from unprecedented leaks and unrest (GOOG, GOOGL)]

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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cat_oa-businessinsider_issue_d78583987b89 oa-businessinsider_0_3024f2e1a47d_ネット販売で重要なことは何か…ジェフ・ベゾスが20年前のビデオで語っていた 3024f2e1a47d

ネット販売で重要なことは何か…ジェフ・ベゾスが20年前のビデオで語っていた

2019年11月20日 04:30 Brian Roemmele/YouTube

1997年のジェフ・ベゾス。
Brian Roemmele/YouTube

・ツイッターで拡散した1997年のジェフ・ベゾスの映像で、彼は初期のアマゾンをどのように構築したかについて話している。
・ベゾスはアマゾンで販売される最初の商品として本を選んだ理由を説明している。 彼はまず、オンラインで販売できる20の商品カテゴリをリスト化し、どのカテゴリーよりも商品の選択肢が多かったため、本を選んだ。
・もはやアマゾンは本だけを売るサービスではなく、時価総額1兆ドルに迫る小売帝国になった。
・この映像は、ベゾスがいかにインターネットをよく理解していたか、そして顧客が望むものを正確に提供することがいかに重要かを示している。
ジェフ・ベゾスが20年前に撮影した動画が、ツイッター上で120万回以上再生され、話題を呼んでいる。

このビデオは、アマゾン設立から3年後の1997年6月に開催された専門図書館カンファレンスで撮影されたもので、アナリストのブライアン・ロームメル(Brian Roemmele)氏が拡散した。

このビデオが広く共有されたのは、ベゾスが、時価総額8000億ドルを超える小売帝国をゼロから構築した方法が見られるためだ。また、彼がいかにインターネットをよく理解していたか、そして顧客が望むものを正確に提供することがいかに重要かを示している。

ビデオが撮影された1997年に、アマゾンは株式を公開した。1997年に1株18ドルで公開し、現在の株価は1778ドルだ。

ビデオの冒頭では、若きベゾスが、自分が何者なのかを説明している。そしてインタビュアーからアマゾンのアイデアをどこから得たのかと尋ねられ、次のように答えた。

「3年前、ニューヨークでヘッジファンドの仕事をしていたとき、ウェブの利用率が年に2300%増加しているという驚くべき統計に出会い、その成長の文脈でよいビジネスプランを考えようと思い、最初にオンラインで販売する最良の商品として本を選んだ」

ベゾスが本を選んだのは、無限の品揃えがあったから
ベゾスは、やがてオンライン・ショッピング帝国の第一歩を書籍販売に決めた理由を説明した。

「オンラインで販売できる20種類の商品カテゴリをリストにした。そして最初に販売する最良の商品である本を選んだ」と彼は言った。

「本はある観点で信じられないほど特徴的なものだ。本には他のものに比べてはるかに多くの種類がある。だから、本は最初に売るものとしてベストだった」

CDよりも本のほうが多かった、と彼は言った。

「音楽は第2位で、常時約20万枚の音楽CDが販売されている。しかし、書籍は、世界中のあらゆる言語で300万冊以上が出版されており、英語だけでも150万冊以上ある。これだけ多くの商品があれば、文字通り、他には存在し得ないオンラインストアを構築することができる」

その後のインタビューでベゾスは、彼とアマゾンのモットーになったフレーズも言った。「すばらしいのはこれが初日であるということ。これが始まり」と彼は言った。

20年後、アマゾンの倉庫には「まだ(創業)初日」と書かれた看板が掲げられた。

アマゾンの創設者はインタビューの最後にこう言った。

「今から千年後、人々は振り返ってこう言うだろう。『20世紀後半はこの惑星の歴史の中で、本当に素晴らしい時代だった!』と」

記事執筆の時点で1110億ドルの純資産を持ち、世界一の富豪になったベゾスにとっては、それは間違いないだろう。

この映像は以下から:

[原文:An unearthed video from 1997 shows a young Jeff Bezos explaining why he built Amazon's empire on books]

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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