◆ 「伊藤コーチ」の名前も…
「SMBC日本シリーズ2021」の第6戦が27日にほっともっとフィールド神戸で行われ、ヤクルトが2-1で勝利。
延長12回までもつれる激闘を制し、2001年以来で20年ぶりの日本一を達成した。
両リーグとも前年最下位チームがペナントレースを制し、クライマックスシリーズも勝ち上がって激突した今年の頂上決戦。
連日の接戦を乗り越えて、第6戦では延長12回の死闘を勝ち切って、20年ぶりに日本一の栄冠を手にしたのがヤクルトだった。
27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は、「今季のヤクルトのMVPは?」の問いに「高津監督でしょう」と答えた。
辛口コメントでも知られる江本氏だが、「シーズン中は評論をチクリチクリとやっていますけどね。成果が出た時は褒めないと。ミスもありましたけど、最後に勝つというのは監督の力が大きかった」と、今季の戦いぶりを高く評価。
つづけて、「2年連続最下位のチームが優勝・日本一になるというのは、やはり監督の力が大きい。高津監督のやり方にみんながついてきた。チームの一体感みたいなものがありましたね」と、頂点を獲るまでに至ったチーム作りについて讃えた。
また、同じく番組に出演した齊藤明雄氏も、「高津監督かなと思うんですが」と同調しつつ、「私は投手陣を立て直した伊藤智仁投手コーチも」と、陰の立役者の名前も挙げる。
主に投手の運用などに携わった伊藤コーチについて、齊藤氏は「高津監督といろいろ相談をしながら、投手を我慢強く使ったのかなと」と、今季の投手起用を思い返しながら言及。「うまく話し合いながら投手陣を立て直したんじゃないかなと思う」と、苦しんできた投手陣の再建に成功したことが、最下位からの逆襲につながったと解説した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』
【動画】延長12回の死闘の末に…20年ぶり!歓喜の瞬間